日土東小学校（児童数１０名）が平成２６年４月1日に日土小学校（児童数５３名）と統合することになり、３月１日（金）、保内庁舎で統合合意書の調印式が行われました。
　この日の調印式には、関係者１６名が出席し、大城市長、教育委員長、日土東小ＰＴＡ会長、日土東小再編地域協議会長、日土小ＰＴＡ会長、日土地区公民館長の６名が合意書に署名しました。
　大城市長は、「今年度、長谷小学校、舌田小学校に続き３校目の調印式となります。子どもたちにとってよりよい教育環境を整えてやりたいという保護者や地域の皆さんの願いであると思いますが、大変つらい決断であったものと推察します。日土東の子どもたちが重要文化財の指定を受けた日土小学校においても、これまでと同様に伸び伸びと学校生活が送れるものと確信しています。」とあいさつ。
　地域の代表組織である日土東小再編地域協議会の中野会長は、「地域文化の拠点となる学校がなくなるのは残念です。地域一体となって今後の施設のことを考えていきたい。」、また、日土東小の萩森ＰＴＡ会長は、「母校がなくなるのは大変寂しいですが、子どもたちのことを考えると致し方ないことです。保護者の皆さんも大勢の中で学ばせたいという意見で一致しました。」と式後に話をされました。
　八幡浜市教育委員会では、昨年１２月に決定した八幡浜市学校再編整備実施計画に基づき、子どもたちにとってよりよい教育環境を目指して引続き学校の統廃合計画を進めていきます。