一般質問(総括方式) H25. 12 竹内秀明 議員

2014年9月3日
 

 

 


 

 

〔竹内秀明君登壇〕

 

○竹内秀明君 
 私は今回初めて一般質問を行います。大変緊張しておりますが、頑張ってまいります。

 

 それでは、一般質問通告書に従いまして、大綱4点について市長並びに関係理事者の皆さんに質問をいたします。

 

 大綱1、技術者の雇用とすぐやる土木に関してであります。

 

 1点目、技術者の雇用、配置について。

 

 25年度の技術者の雇用は1名であったが、今後技術者の雇用の予定はあるのでしょうか。最近、県下でも全体的に技術職の人材が減ってきているが、八幡浜市でもこれから先技術者の養成も必要だろうと思います。現在、建設課、水道課、他の課との全体の技術者配置のバランスは適当であるのでしょうか。私は偏り過ぎているように思えるのですが、いかがでしょうか。

 

 若い技術者を雇用して、各課へ出向き、専門的な技術を習得することで視野も広くなり、オールマイティーな使い方ができるのではないでしょうか。今後の技術者の雇用と適正な配置の方向性について伺いたいと思います。よろしくお願いします。

 

 次、2点目です。

 

 すぐやる土木費の予算増とすぐやる係の設置検討についてであります。平成24年度に施工したすぐやる土木、単独災害、道路維持費等は344件で6,000万円弱であり、25年度もこれを上回るようであります。そこで、すぐやる土木関係の予算増を検討してもらいたいものです。最近、異常気象やインフラの老朽化によりすぐやる土木範囲内の工事、修繕等増加の傾向にあると思われます。今年9月の大雨にも多くの災害があり、建設課の職員は毎日のように現場に出むき、対応に追われ、一生懸命頑張っておられました。職員は自分担当の現場を数カ所受け持ち、なおかつすぐやる土木に関して電話があればそれにも対処しなければならないため、負担がかかり過ぎではないでしょうか。すぐやる土木と言っても、現実は今業者が忙しくてすぐやることができないのよと、ちょっと待ってや土木になっているようです。

 

 そこで、すぐやる土木の係を設置し、技術者OBとか建設関係の仕事に従事したことのある人材を雇用し、すぐやれる修繕等はこの係の職員が対応し、施工するようにすればよいのではないでしょうか。特殊な工事は業者が対応し、小さなことであれば職員が対応し、早急に実施することが市民の安全・安心な暮らしにつながると思います。また、この係を設置することで現場を担当している職員は自分の仕事に集中でき、時間外勤務も削減できるのではないでしょうか、理事者の考えを伺いたいと思います。よろしくお願いします。

 

 次、大綱2、新しい公共交通のあり方について、現在公共交通が運行されていない地域で、住民の交通手段の確保として実証実験運行を取り組んでおられる双岩地区のタクシーを利用したデマンド型タクシー、予約制乗り合いタクシーの実証実験運行が始まり、既に1カ月が過ぎようとしておりますが、まず利用状況の内容は現在どのようになっているのかをお教え願いたい。現在市内の山間部など公共交通の空白区が多くなってきているのが現実です。これらの地域の多くの住民が高齢者の交通弱者で、今後ますますふえてくるであろうと考えられます。通院や買い物などの交通手段の確保の必要性がますます高まり続けるだろうと心配しております。このための新しい公共交通のあり方を今まさに模索されておられるのだと痛感いたしております。

 

 その中で、私の住む日土町においては、いち早く危機感を覚えられ、住民が主体となり、地域は地域住民で守ろうと全国でも例のない取り組みとしてNPO法人を立ち上げ、過疎地有償運送事業に取り組み、既に5年が過ぎ、今年新たに更新手続を5月に行われ、努力を重ねての運行経営がなされております。地域住民は非常に助かっているところです。そのことについて、市長初め多くの方々が認められていると承知しております。全てが地域住民、ドライバーさんも当然地元の方々です。この日土町が取り組んでいる地域公共交通こそが地域に望ましい交通手段だと私は確信しており、他の地域も見習うべきだと考えます。

 

 もし仮に今取り組んでおられます予約制乗り合いタクシーが成功、つまり今後この交通手段がよいという結果が出たならば、ぜひ新しい公共交通として取り組んでもらいたいと考えるところでございます。当然日土地区にもいち早く新しい公共交通のあり方をお示ししていただくだろうと思っております。

 

 日土地区の住民は、利用していなくてもNPO法人にこにこ日土に入会金、また年会費をみんなが出し合い、一部費用に充てているのです。しかし、黒字の経営と言いながら、運転をしていただいている皆様は、多少の対価はいただいておりますが、それもわずかであります。本当に頭の下がる思いであります。利用者の方々がよく手を合わせ、ありがとうという気持ちがよくわかります。

 

 そこで、改めて申しますが、市民の交通弱者が少しでもなくなる、そんな新しい公共交通のあり方を実現して行ってもらいたいと考えるところです、どうでしょう。市長のお考えを伺いたいと思います。

 

 続きまして、大綱3、明るい八幡浜市役所のあり方について。

 

 率直に申し上げます。この八幡浜庁舎に入りますと非常に暗い。この環境をどうか明るくしてほしいと願うものであります。私だけではないと思います。多くの市民、特に周辺部から来られた皆様からよく聞く言葉で、玄関を入ってどこへ行ってよいのかわからない、エレベーターさえもどこにあるかわからないなど、庁舎内の案内システムがまるで機能していないのが現状です。多くの他市役所庁舎は、玄関を入ればそこにはすぐ案内コーナーがあり、声をかけてくれます。確かに市民課の片隅に総合案内所がございますが、機能しているようには私には思えません。

 

 そこで、市長にお願いです。

 

 速やかに玄関すぐ脇に新たに総合案内所を設置することで速やかな対応ができ、市長がよく言われます市民目線での優しい市政運営ができるのではないでしょうか。市民のための庁舎管理をするべきと考えます。ぜひ大城市長らしい市民に優しい思いが伝わるような市民のための庁舎管理をするべきと思いますが、いかがでしょうか。市長のお考えを伺いたいと思います。

 

 続きまして、大綱4、八西CATVの加入状況です。

 

 現在の八西CATVの加入状況をお教え願いたい。私の住む日土東地区の一部において八西CATVを見ることができませんでしたが、先般の工事において我々の地域全てにケーブルを新設していただき、見ることができ、新しい情報を知ることが幸せに思っております。

 

 しかし、いまだに見ることができない地域があるのを、今回の選挙戦を通して知ったのです。既に市長は御存じとは思いますが、大島地区でございます。住民多くの方々が望んでおられます。工事を行うには億単位になるとも聞いております。また、CATVに加入してもらえなければ、採算がとれないとも聞いておりますが、いま一度大島地区の皆様にアンケートをとるなり、前向きに検討をお願いしたいと考えます。市長のお考えを伺いたいと思います。

 

 以上です。

 

○議長(大山政司君)  休憩します。

 

午後 303分 休憩

 

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午後 314分 再開

 

○議長(大山政司君)  再開いたします。

 

 市長。

 

○市長(大城一郎君) 
 竹内議員の大綱
1、技術者の雇用とすぐやる土木に関してのすぐやる土木費の予算増についてお答えをいたします。

 

 いわゆるすぐやる土木費は、予算費目上での道路維持費がこれにあたります。身の回りの小規模な修繕等に活用されており、市政懇談会等の場においても、市民から増額を求める要望が多く寄せられております。市民の安全・安心を守る予算として大きく寄与していると認識しており、補助も起債もない恒常的な経費で財政的には大変厳しいところでありますが、来年度何とか増額をしたいと思っております。

 

 続きまして、大綱2の新しい公共交通のあり方について、新しい公共交通のあり方に関する考えについて答弁をいたします。

 

 公共交通空白地区における生活交通確保については、本市のみならず全国共通の課題となっており、全国各地で地域の特性や利用者ニーズを踏まえたコミュニティーバスやデマンド交通などが運行をされております。

 

 そのような中、日土地区においては平成206月から地域住民主導による過疎地有償運送事業に取り組んでいただいているところであります。この事業は県内でも他に例がなく、全国的に見ても先進的な事例であり、高齢者等の通院手段の確保を初めとして地域の皆さんの利便の向上が図られており、まさに地域が一体となって地域の公共交通の確保、維持を図っていただいているところであります。

 

 生活交通確保の観点からは、日土地区のように地域みずからが運営主体となる取り組みが最も望ましい形であると思っております。市といたしまして、同様の取り組みが他地域においても実現できるよう、立ち上げに要する費用の負担、成功のノウハウの紹介など、必要な支援を行ってまいりたいと考えております。

 

 地域に合った公共交通は、地域に応じたそれぞれの取り組みが可能であり、決まった処方箋というものはありません。日土地区の取り組みや今回の乗り合いタクシーの実証実験運行の検証結果を踏まえて、地域にとって持続可能な公共交通の最適な組み合わせを地域や交通事業者と一体となって模索していきたいと考えております。

 

 なお、現在取り組んでいただいている過疎地有償運送事業につきましては、車両購入費の補助など市としてできる限りの支援をしていきたいと考えております。

 

 その他の質問に対しましては、副市長並びに担当の部課長から答弁をさせます。

 

○議長(大山政司君)  副市長。

 

○副市長(橋本顯治君)  
 それでは、竹内議員御質問のうち、大綱
4、八西CATVに関する分についてお答えさせていただきます。
 1点目の八西CATVの加入状況ということですけれども、ことし11月末現在で、八幡浜市、伊方町合わせて13,984、約14,000世帯、加入率は64.1%になっております。内訳としましては、八幡浜市が9,126世帯の54.1%、それから伊方町が4,858世帯の98.1%ということになっております。今のはテレビなんですけれども、インターネットにつきましては、これも全体で4,462世帯の20.4%、全体で。内訳として、八幡浜市が3,060世帯で18.1%、伊方町が1,402世帯で28.3%ということになっております。また、これがCATVの中で、インターネットの加入をまた促進していきたいというふうに思っています。

 

 2点目の大島地区のCATVの視聴についてですけれども、議員御質問のとおり、現在大島地区は光ケーブルでの視聴はできない地区となっております。光ケーブルによる伝送路システムは、市が国の補助金により整備を行い、運営管理を八西CATVが行っているという状況です。大島地区へどういう格好でしたら光ケーブルは送れるんかみたいなことで、例えば海底をはわすとか、もしくは思いっきり光で大島までこっちから空中を送るとかいろんなことを考えたんですけども、その実現の可能性を含めてやっぱり億単位以上のお金が必要になって、年間も何百万円もの保守費用がかかるということで、大島から要望はありましたけれども、これはなかなか苦しいかなと検討した結果があります。

 

 大島地区においては、現在共聴施設の改修を行い、地上デジタル放送、それから衛星放送、これいずれも受信可能となっております。八西CTAVを通して地域の情報を取得できることは非常に大切なことであり、八幡浜市においても重要な情報発信源と認識していますけれども、CATVの大島地区エリアの拡張につきましては、経費面からちょっと困難かなという認識を持っています。

 

 以上です。

 

○議長(大山政司君)  総務企画部長。

 

○総務企画部長(中榮忠敏君)
 大綱
11点目、今後の技術者の雇用と配置の方向性についてお答えをいたします。

 

 現在の土木、建築等の技術職員は31名で、その中には部長、課長が含まれており、実際の技術職員としての業務を行っている職員は28名で、今後10年間で12名が定年退職を迎えることとなります。技術職員は専門的なスキルを身につける必要があり、定期的な人事異動や研修などにより時間をかけてレベルアップを図っていくことが大事であります。

 

 今後の採用につきましては、新規の大事業がない限り、退職者の欠員補充という形になると考えておりますが、今年度末の退職者から再任用制度が導入されますので、早期に次年度以降の定員適正化計画を定め、適正な職員採用に努めてまいりたいというふうに考えております。

 

 次に、職員の配置につきましては、毎年人事ヒアリングを通し各課の状況を確認した上で、業務量、職員の年齢構成等のバランスを考慮し、配置を行っております。お話の点も踏まえ、各課の状況をしっかりと確認し、適正な配置に意を用いたいというふうに考えております。

 

 続きまして、すぐやる土木の係の設置についてお答えをいたします。

 

 現在すぐやる土木の業務は、建設課の工務係4名が担っております。この業務につきましては経験のある技術者が必要であり、今後再任用を希望する技術職員の能力が発揮できる場所であると考えております。御質問の係の新設につきましては、現在の業務内容等を十分精査の上、設置の必要性について検討してまいりたいと考えております。

 

○議長(大山政司君)  政策推進課長。

 

○政策推進課長(大本孝志君) 
 大綱
21点目の乗り合いタクシーの実証実験運行における利用状況についてお答えをいたします。

 

 乗り合いタクシーの利用状況につきましては、11月の運行可能便数100便に対しまして、運行した便が39便でございます。運行率は39%、1便当たりの利用者については1人から最大8名の乗車で、運賃収入は200円から最大で4,000円となっております。

 

 次に、利用者の状況ですが、全体で93人、内訳としまして、釜倉・若山地区の系統が21便の運行で47人、中津川地区の系統が18便の運行で46人となっており、1便当たりの平均乗車人数を見ますと、釜倉・若山地区が2.2人、中津川地区が2.6人、全体で見ると2.4人となっており、数値上は1台に2人以上が乗車されていることになりますので、効率的な利用に協力いただいていると考えております。

 

 運行経費につきましては、委託料に相当する実際にかかったメーター運賃の総額77,720円に対して、運賃収入は36,900円となっており、運行経費のおよそ2分の1が利用者の運賃収入で賄われております。この事業は、利用者の皆様の御協力、何よりも利用がなければ継続が難しいシステムであります。地域の皆様が乗って育てていただいてこそ持続可能な運行となりますので、効率的な利用をしていただけるよう、地域と協働で取り組んでまいりたいと考えております。

 

 以上です。

 

○議長(大山政司君)  市民課長。

 

○市民課長(菊池正康君)
 大綱
3、市民のために総合案内所を設置してはとの御質問に回答いたします。

 

 八幡浜庁舎では、新築後の昭和60年から数年間は総合案内を設置した経緯がございます。現在は来庁者に一番目につきやすい正面玄関を入った市民課カウンターに総合案内看板を掲げ、来庁目的の担当課への案内等のサービスを行っています。

 

 ただし、専任の職員を配置しておらず、市民課の複数の職員が本来の業務と兼務し御案内しているのが現状でございます。他市では専任職員を置いているところが多く、評判のよい事例もあり、当市としても最近のことになりますが、新たに専任で設置するよう検討を進めたところでございますが、諸事情で実現に至らなかった経緯がございます。

 

 今回、議員御提案の総合案内所を設置し、市民目線での優しい市政運営をしてはとの件につきましては、必要であると考えておりますので、担当課への案内や明るい挨拶のかけ声などはもちろんのこと、お年寄りや障害を持たれる方などへのより丁寧な対応や各課の行事等を把握して情報提供などができるような専任職員を配置した総合案内所の設置について、なお前向きに作業を進めてまいります。

 

 以上です。

 

○議長(大山政司君)  竹内秀明議員。

 

○竹内秀明君 
 全体として前向きな検討をいただけるということで大変うれしく思っております。

 

 1つだけちょっと再質問したいと思います。

 

 大綱2の新しい公共交通のあり方ですが、市長にお伺いいたします。

 

 今、私ども日土地区で行われておりますNPO法人にこにこ日土の運営方法が最もよいとさっき市長も言われましたが、双岩に今現在やられております実証実験運行ですけども、そういう日土のやり方というノウハウを今回なぜ双岩のほうにはお教えなかったのか、こういう方法がありますよということをしていたのか、1点だけお伺いいたします。

 

○議長(大山政司君)  市長。

 

○市長(大城一郎君) 
 御指摘のNPO法人にこにこ日土の件につきましては、今回双岩でデマンドバス、タクシー事業を始める上で検討もしていただきました。何より先ほど竹内議員が紹介されましたNPOのにこにこ日土では、地域の方々が運営主体となって献身的な努力をされているということを聞いております。じゃあ、今回その運営主体になるところがどこかといったところにおきまして、やはりそれぞれの地域でなれるところ、いまだにその組織はできてないけど、公共交通がないといった時点で早く事業を取り入れてもらいたいといった点からもいろいろ検討した結果、今回はデマンドタクシーを実証実験ということで取り入れてみて、地域の方々も協力を得ながら、なるべく市の負担が軽くて済むような方法を今実験中であります。最初から今回の実証実験ありきではなくって、いろんな形で、日土ではこういう事例がありますよというのも紹介した上で検討した結果、現在の実証実験になっております。

 

○議長(大山政司君)  竹内秀明議員。

 

○竹内秀明君 
 ありがとうございました。

 

 では、今回の実証実験運行が成功されますよう期待して、私の質問を終わりたいと思います。ありがとうございました。