一般質問 H22. 9 宮本明裕 議員

公開日 2014年09月04日

(質問事項)
1 港湾振興ビジョンの見直しと進捗状況について
2 旧魚市場の1.8倍の敷地利用について
3 市・県工事の発注状況について

4 学校の統合問題について
5 医師確保の見通しについて
6 市長の酒場での醜態について


 

〔宮本明裕君登壇〕

○宮本明裕君 
 おはようございます。

 

 2日目のトップバッターです。

 

 民主党代表は菅 直人氏が選任をされ、きょう組閣が発表されるようですが、国政は二大政党化に向かいつつあるものの、ねじれ国会でどのような方向で国政が変化変容していくのか、我々の注目するところでございます。

 

 また、社会面におきましては殺人事件が毎日のように報道をされ、暗い世相を反映しております。また、100歳以上の高齢者の所在不明者が多数判明し、年金問題とともに役所仕事の信頼が崩れかけているところであります。

 

 私はこの数年、水産港湾課の事業実績を検証いたしますと、栗野浦における埋立地、6階建て北浜駐車場横の2,000坪の埋立地、須田湾の埋立地、利用されない第3可動橋、12年間毎年1,300万円を助成し、改善されない釣り堀センターなど、当初の目的に沿って利用されていない用地、施設はすべて水産港湾課の所管であります。当課の事業については決して丸のみで信用できないことを私は痛切に感じているところであります。

 

 現に私も指摘をいたしました。港湾振興ビジョンの広島のコンサルタント報告はおかしいと再三私は忠告をいたしました。その後、橋本副市長、政策推進課が中心となり、いろいろな経験者の意見を聞き、徐々に改正、修正をされたところでありますが、まだまだ検証にはほど遠い、精査するにはほど遠い結果が私は出ているように思います。

 

 当初の計画で芝生公園を国に申請をしたから、芝生公園は景観がよいから、補助金がつくからと2,000坪近くが芝生となる予定であり、コンサート会場に使うとか、イベントに使うとか、そういったもろもろの理由を挙げておられますが、新町ドームもあり、コンサートは、イベントは広い駐車場でも十分可能であります。2億円の予算があれば温浴施設が建設できるのではないでしょうか。もう一度産直市場、物産販売、飲食施設以外に必要な施設はできないのかどうか、専門のコンサルタントで競争コンペをする必要があるのではないか、なぜ急いでいるのか、現在どのような振興ビジョンが進捗しているのか、お伺いをいたします。

 

 大綱2は、新魚市場は旧魚市場の1.8倍の敷地利用等の問題であります。

 

 私はこの問題について、以前質疑で質問をしております。年度別取扱量を調べてみますと、平成元年、漁獲高約4500トン、取扱高128億円、平成10年度、漁獲高約290トン、取扱高93億円、平成15年漁獲高約13,000トン、取扱高57億円、平成21年度、漁獲高1200トン、取扱高46億円であります。20年間で漁獲高は4分の1であります。取扱高は3分の1になっております。旧市場と比較して、単純に考えますとなぜ1.8倍なのか。

 

 新魚市場では駐車場のスペースは以前と比較をして何台増加しているのか。

 

 2番目、新魚市場は旧市場と比較して市場と荷さばき所はどの程度増減をしているのか。

 

 旧魚市場と比較して賃貸料はどの程度増加しているのか。

 

 漁獲高が4分の1に減少して、なぜ1.8倍も土地利用面積が必要なのか、お伺いをいたします。

 

 大綱3点は、市、県工事の発注状況について地元企業の受注はどうなっているのかについてお伺いをいたします。

 

 最近気がつく市外業者の受注工事であります。県工事ではありますが、八幡浜工業高校の解体業者、新築している請負業者、法務局の解体業者、保内町宮内の税務署職員官舎の解体業者、栗野浦の下水処理場の工事業者、大島のし尿運搬船の落札業者の企業名と本店所在地についてお伺いをいたします。

 

 また、市長に地産地消の意味、内容についてお伺いをいたします。

 

 大綱4は、学校の統廃合についてであります。

 

 以前、議会において同僚議員が質問をしておりますが、どの程度教育委員会で進んでいるのか、お伺いをいたします。

 

 大綱5は、市立病院の医師確保の見通しと病院の改築についてお尋ねいたします。

 

 常駐の医師は、内科医、脳外科、循環器科の3名が確保され、経営内容も好転しているようですが、今後の医師確保の見通しについて、平成25年度には病院の改築の計画をしているようですが、医師の確保、財源の見通しは十分なのか、お伺いをいたします。

 

 大綱6は、市長の酒場での醜態についてであります。

 

 811日、午後830分から9時ごろ、あるスナックの店内で、市長は当市では要職にある経済人ほか2名の方と飲んでいたそうであります。私の友人は3名でスナックに入り飲んでいたところ、市長が友人に対して、振興ビジョンの話をしていたところ、突然市長が友人に対して表に出ろと大声を発し、店内でけんかになった。ある経済人とは、3年間で2,100万円の市の助成を申請し、1億円の無利子融資が決定している方で、また他の連れの2人は接待をしておりましたと友人に話しておりました。その方がけんかもとめたそうでございます。店内の客は多数あり、迷惑をかけたということでございます。私も市長が市議のとき、グラスを机にたたき大声を出したときのことを思い出しました。市長は酒癖が悪いという評判ではありましたが、市長たるもの年長者に対してどう対応すべきなのか、今後気をつけてほしいと思います。市政を預かるトップの市長として考えはどうでしょうか。

 

 以上、私の通告書を終了いたします。

 

○議長(萩森良房君)  市長。

○市長(大城一郎君) 
 宮本議員の御質問、大綱
6、市長の酒場での醜態について、これは一般質問の項目としてはふさわしくないと感じておりますが、私の考えを述べさせていただきます。

 

 市長として公職にある以上、いかなる場においても一定の節度ある行動、対応が求められることは言うまでもありません。御指摘の内容につきましては、大幅な事実誤認があり、個人として異論はあるところでありますが、公職にある者としてはこれまでどおり市民から誤解を招くことのないよう品位と節度ある行動、言動ができるよう、人生の先輩であります宮本議員の御訓戒も踏まえ、適切に対応してまいりたいと考えています。

 

 なお、このような伝聞、憶測による誹謗中傷に属する発言が神聖な議場で行われることが、名誉ある八幡浜市議会として適切であるか否かを議員各位に訴えたいと思います。

 

 以上です。

 

○議長(萩森良房君)  政策推進課長。

○政策推進課長(中榮忠敏君) 
 宮本議員の大綱
1、港湾振興ビジョンの見直しと進捗状況について、もう一度産直、物産、飲食等を包含した専門のコンサルタントに競争コンペをしてベストの方法を選択すべきではないかと、御質問にお答えをいたします。

 

 港湾振興ビジョンにつきましては、八幡浜港港湾振興ビジョン整備実行委員会からの答申を、昨年の1013日、市議会協議会において御報告をさせていただいたところでございます。その席上、議員各位からはコンサルタント任せだという御批判を初め、利益を出せる施設の発想がない、公設民営では業者の甘えが出るが、民営民設にすれば利益を出すために必死になる、物産館の中身に行政が口を出すべきでなく、経営者が議論すべき、安く仕上げる方法も検討すべきなどのさまざまな御意見をちょうだいをいたしております。

 

 このため、市におきましては同答申の内容について必要な検討を行うこととし、本年11日付で政策推進課内に担当職員が配置され、八幡浜港みなとまちづくり協議会の提言や同答申の内容を分析するとともに、仲買人組合、市内の主婦、生活研究協議会の会員さん、そして関係各課の職員など多くの関係者、市民の皆様の声を聞いてまいりました。今回それらの答申や要望をまとめ、交流拠点施設につきましては、公設部分と民設民営部分に区分をし、民設民営部分につきましてはコンペにより事業者を決定することとしたわけであります。

 

 コンペの実施に当たりましては、応募資格として市内に住所や事業所等を有する団体または個人という条件をつけておりますが、この資格を有する方が中心となり、コンサルタントあるいは建築業者などの専門家の意見を聞きながら応募してくるということは十分想定できることであります。また、産直、物産、飲食機能につきましては、最低限盛り込まなければならない要求事項でありまして、それ以外の施設の提案を排除するものではございません。市提示の配置案を見直した提案も可能でございまして、例えば市が要求する機能を1階に配置をし、2階部分に議員御要望の温浴施設をつくるという御提案も出る可能性が決してないわけではございません。

 

 これまで多くの団体や市民の皆様の意見を聞き、市としてベストの方法だと判断したのが今回の民設民営コンペ方式であります。民間のノウハウやアイデアにより、我々職員では思いもつかないような提案が出ることを期待をしましてこのような方法をとりましたので、御理解をいただきたいと思います。

 

 以上です。

 

○議長(萩森良房君)  水産港湾課長。

○水産港湾課長(大西 力君) 
 宮本議員御質問の大綱
2、旧魚市場の1.8倍の敷地利用について、1、新魚市場での駐車場スペースについて、2、新魚市場と旧魚市場との荷さばき所面積の比較について、3、新魚市場と旧魚市場の賃貸料についてお答えいたします。

 

 現在整備中の新魚市場の敷地面積は約26,000平方メートルでありますが、これは旧魚市場の敷地面積約14,000平方メートルの約1.8倍であります。この新魚市場の用地の利用といたしましては、荷さばき所用地、駐車場用地、道路用地、排水処理施設用地、荷さばき資材用地としており、この各用地面積の算定は補助事業として実施するに当たって適正であるとともに、魚市場整備実行委員会において市場関係者の要望を取り入れたものとなっております。

 

 1点目の駐車場の駐車台数の増加でございますが、旧魚市場の駐車場は計画駐車台数を定めたものではありませんでしたので、台数は定かではございませんが、その面積は約1,400平方メートルと狭小であったため、北浜の立体駐車場横等約2,600平方メートルや近隣の民間用地、さらに荷さばき作業終了後の荷さばき所内に駐車しておりました。また、仮設魚市場におきましては、駐車場約3,800平方メートル、北浜立体駐車場横等約2,600平方メートル、合計6,400平方メートルを確保しておりますが、実情は駐車スペースの不足により出島の岸壁にも駐車しております。新魚市場におきましては、衛生管理の観点から荷さばき所内への車両の進入を禁止しており、また駐車場につきましては市場作業の作業性、安全性のため、荷さばき所南側に集約しております。

 

 駐車場面積に関しましては、市場関係者の要望調査をもとに、駐車区画を基本として、その配列により、大型トラック約40台、普通車約200台が駐車できる用地面積として約8,100平方メートルとしております。旧魚市場は駐車場が狭小なため、前面の道路にも駐車せざるを得ず、大変混雑するとともに危険な状態でありましたが、新魚市場ではその問題も解消されるものと考えております。

 

 2点目の新魚市場、旧魚市場の荷さばき用のスペースでございますが、旧魚市場の荷さばきスペースは約7,500平方メートル、仮設魚市場4,500平方メートル、新魚市場4,900平方メートルであります。新魚市場では、この荷さばき所スペースのほかに、旧魚市場にはありませんでした活魚水槽用スペース、清浄海水供給設備スペース、給氷スペース、卸売業者資材倉庫附帯施設スペース等を設けることとしており、それらを含めますと約6,700平方メートルとなっております。

 

 3点目の荷さばき所の賃貸料、使用料でありますが、旧魚市場は年間1,0077,660円、仮設魚市場は年8736,150円であり、水揚げ量の増減にかかわらず定額制となっております。新魚市場におきましては、水揚げ量が年々減少していることから、定額制では負担が大きくなることが懸念されるため、定率制を採用し、できるだけ負担を軽減したいと考えております。

 

 以上でございます。

 

○議長(萩森良房君)  医療対策課長。

○医療対策課長(河野謙二君) 
 宮本議員の御質問の大綱
5、市立病院の医師確保の見通しと病院の改築についてお答えをいたします。

 

 まず、市立病院の医師確保についてでございますが、市長並びに病院長を初め職員一丸となって愛媛県、愛媛大学を初め関連大学や関連機関へ医師を派遣いただくよう精力的に要請をいたし、また市長の個人的なつて等も活用し医師確保に全力で取り組んでまいりました。関係各位の御理解、御尽力もございまして、ことしの4月には脳外科医師、愛媛県からは自治医科大卒の内科医師が着任され、初期臨床研修医1名にも着任いただきました。さらに、この4月に市立病院に設置されました愛媛大学の地域救急医療サテライトセンターに4人の先生方に着任いただき、市立病院への診療支援等をいただいております。

 

 ただし、内科や脳外科の医師はいまだに不足してございます。現時点での新たな医師確保の見通しは立ってございませんが、今後とも各方面に働きかけて医師確保に努めてまいりたいと考えております。

 

 なお、数年うちには愛媛大学の地域特別枠の医学生も卒業されます。現在市の広報紙や市立病院の情報等を発信し、地元出身の医学生との交流を図っております。将来市立病院を研修の場として選定していただき、またいずれは着任していただけるように働きかけてまいります。

 

 次に、病院の改築についてでございますが、ローコスト高価値の病院建築を目指し、診療科、病床数の見直し、用地の選定、建築費用の縮小など平成25年度の着工に向け作業を進めてございます。建てかえの財源につきましては、現段階ではプルサーマルの交付金66,000万円、それから地域医療再生基金、さらに過疎債、公営企業債等を予定してございます。

 

 以上でございます。

 

○議長(萩森良房君)  監理開発課長。

○監理開発課長(中岡 勲君) 
 宮本議員御質問の大綱
3、市、県工事の発注状況においてお答えいたします。

 

 1点目の八幡浜工業高校の解体業者などの落札者でありますが、八幡浜工業高校の解体業者は株式会社宮田建設で、本社は宇和島市でございます。新築業者は、松山市の株式会社岡崎工務店と宇和島市の株式会社宮田建設であります。給水工事は松山市の株式会社明成、電気工事は八幡浜市の株式会社デンカ、空調工事には大洲市の株式会社土居鉄工所となっております。ただ、落札につきましてはこのような結果でありますが、これらの八幡浜工業高校関連の入札はすべて一般競争入札でありまして、給水工事を除いて他の工事には地元業者が入札に参加されてることを確認しております。

 

 次に、法務局の解体業者は松山市の山本建設株式会社でございます。

 

 保内町宮内の税務署職員官舎の解体工事は、松山市の黒川建設株式会社でございます。

 

 栗野浦下水処理場の工事は、大阪府高槻市の株式会社酉島製作所でございます。

 

 最後に、大島し尿処理船の落札業者は、昨日の岩田議員の御質問にお答えいたしましたとおり、宇和島市の愛媛プラスチック造船株式会社であります。

 

 次に、2点目の地産地消の意味、内容でございますが、これは地元の生産物は地元で消費するということと理解しております。建設業界に例えるならば、地元の工事で地元業者で対応可能なものは地元業者に発注するということになろうかと思います。

 

 以上でございます。

 

○議長(萩森良房君)  教育長。

○教育長(増池武雄君) 
 宮本議員御質問の、大綱
4の学校の統合問題に関する教育委員会の検討状況についてお答えいたします。

 

 6月の市議会において、清水議員の一般質問でもお答えいたしましたが、全国的に少子化が進行する中で、本市においても児童・生徒数の減少により学校の小規模化が著しく進展しております。転入転出等の住民異動がないと仮定しまして、住民基本台帳のデータをもとに予測してみますと、昨日も申し上げましたが、小学校では6年後の平成28年度に4つの小学校で全児童の数が3人、4人、10人、11人となります。中学校では、12年後の平成34年度まで予測できますが、この年になりますと現在の1,083人が738人になります。そして、2つの中学校の生徒数が17名と22名になります。

 

 このような状況は、各学校間の教育条件や教育環境の不均衡の拡大を招くことになり、教育効果の影響が危惧されます。学校教育は本来的に集団を通して培われるものであり、児童・生徒の多様な考えに触れ切磋琢磨する中で、学力はもとより高い人間性や社会性を育成する環境が必要であると考えます。近隣の市においても同様な課題が生じており、合併後それぞれの市において検討委員会の答申等に基づいた学校統廃合計画を策定し、適正で望ましい学校規模、教育環境の実現を目指しているところでございます。

 

 八幡浜市教育委員会では、過度に小規模化が進み、複式学級を有する学校等については保護者や地域の意見を把握し、状況に応じて対処していくとともに、来年度より有識者等で組織する第三者委員会を設置し、次代を担う子供たちにとってどうすることが最善であるかを基本に据えて、学校の適正規模等に対する考え方とそれに基づく具体的な方策について審議、検討していただくことが肝要であろうと考えております。

 

 以上でございます。

 

○議長(萩森良房君)  宮本明裕君。

○宮本明裕君 
 まず、第
1点、大綱1でございますが、私もずっと議長当時からこの計画はおかしいなと再三再四言ってもおりました。コンサルタント自身がこういう商業施設関係の素人であるということは、私は途中でわかりましたし、そういったことも当時の市長にも進言もいたしました。当時の市長はわかったということで、一回一応コンサルタントに頼んでるわけだから、再度より商業施設専門のコンサルに頼もうと思うという話を僕は聞いてもおりました。

 

 例えば、そういうことをやれというんじゃないですよ、一つの例ですよ。大洲に今西田興産さんの土地4,000坪ですけども、あそこにコの字型の専門店群をずうっと張りつけをしてる商業施設がございますが、あれはあるコンサルタント会社が設計をして、いろんなこの地域に足らない必要な小売を配置をして、そういったものをやってるわけですね。行ってみてください。物すごく必ずいっぱいです。平日でもいっぱいです。僕はプロは違うなと、プロのコンサルタントはやはり違うなということを痛切に感じてもおります。

 

 もう一点は、6,000坪の土地ですから、八幡浜でこれ芝生が2,000坪って何ぼですか、何分の1ですか、6,000坪の2,000坪の芝生っていうのは。八幡浜にあれ坪単価幾らになるんですか、あの埋立地は。そういった高価で、そんなに八幡浜自体が土地のないところに、本当に基本的なところからやはり狂ってるんじゃないかな、狂ってたんじゃないかな、私は思います。

 

 先ほども言いましたように、港湾課の全部今までの事業を見てくださいよ。僕らも二十数年間議会やってますけども、理事者側が出した提案については皆さん全体で、全体予算が出るわけですから、一点一点否決もできないわけで、全部賛成みたいな形で通っていくわけですが。これは余談の話にはなりますけども、国も県も市も今見てください。国はめちゃくちゃ、県はめちゃくちゃ、市は、指導される立場の市が一番まじめなんですよ、財政、財政まじめにやってるんですよ、公債率も低いですし。県はめちゃくちゃになってる、国はめちゃくちゃになってる、そういうことも含めて我々議会人として本当に考えなければいけない時期なんじゃないかなと私自身は本当に思っております。

 

 と同時に、今我々もかなり大洲のそういった産直市場、西予市、宇和島にもできました。今そこの4,000坪の土地の利用は大洲市に類似した土地でもありますし、産直、物産館、レストラン、これ全く宇和島と同じ方式ですよ、内容見ますと同じですよ。こういった産直っていうのは、やはり農業全体、漁業全体、八幡浜にどういったサービス業、飲食店がないか、不足してるかということをやはりゆっくりじっくり精査をしながら進めていく性格の産直市場ではないかなと思うんです。ただ民間が利益を追求するだけでは、私はそういう立場の施設ではないと思うんです。ですから、農協がやったり、第三セクターがやったり、市がやったり、ほとんどの産直はそうですよ。その点はよくじっくり精査をして、一瀉千里走ることなく。

 

 物産館って言いますけど、以前、観光施設がありましたでしょ、フェリーボートのとこにありましたね、フェリーに新しい観光ビルありましたね。あそこにいろいろ物産館あったんですよ。最後に残ったのは、谷本蒲鉾さんとこと吉見のとうまんやったですよ。四国の物産いいますけど、1業者に頼んだら物産全部集めれるんですよ、四国の物産ぐらいやったら、問屋が集めてくれるんですよ。

 

 そういうことも含めて、この前、宇和島でお話みんな聞いたと思いますよ、行ったときに。あの北海道の姉妹都市を結んだチョコレートの売り上げが、あそこの物産館の売り上げと匹敵するんだということですよ。だから、物産館、言葉は、いろんな役所の方は一生懸命やっておられますし優秀な方がたくさんいるのは僕わかってるんだけども、実際の実体経済っていうのはわかってない方がやはりあると思うんですよ。

 

 そういったことの中で、地域に振興になるような、農協が今僕たちも個人的にいろんな話も聞いておりますけれども、野菜農家は八幡浜にありませんよ。それをこれからどうやって育成するか、農協が中心となって、これは八幡浜で大きな大きな事業転換なんですよ。かんきつだけが農家じゃないんですよ。私は、僕自身も農家の三男坊ですからよく知ってますが、野菜をつくらない農家にはお金が残らないという定説がありますよ。だから、そういうことを含めて、一度野菜農家をそういった育成していくにはやはり農家の力が必要でしょうし。

 

 先般も推進課の課長にも言いましたけども、漁協では冷凍食品を業務用で扱ってるんですよ、大々的に、扱ってるんです、冷凍食品を。カニだとか、僕あそこに行って驚いたんですけども、漁協にもそういう商品を扱ってもらう。なおかつ、私が下関に行ったときには、漁業者が直接売る売り場もあるんですよ、小さいトロで引いてきて、トロかどうか僕は知りませんが。そういったものを農協、漁協自体がそういう水産業者を育てていく、市場にかけないで直接売れるような施設も考える。例えば大島、非常に不便なとこですよ。磯崎かな、あそこに行って僕聞いたときに、あそこの商品は松山に行くときがあるそうですよ、松山の業者が買いに来るそうですよ。そういうことを含めましたら、やはり八幡浜に商品を預かっていわゆる委託販売してもらう、JAにしうわの委託販売と同じですよ。

 

 そういったことも含めてじっくり、民間企業の利益だけを扱うのは産直じゃないんですよ。だから、各地域は第三セクターでやったり農協がやったり、そういうところがやってるんですよ。民間でやるんだったら、民間の土地でやったらいいんですよ、私はそう思いますよ。そういう言葉に余り乗らないようにと私は思います。そりゃ簡単です、一番、坪何ぼで貸すぞと、あなた、それこういった産直市やってくれ、物産館やってくれ、レストランやってくれ、それはできますよ。産直市はそういうもんでないと私は思いますよ。その点を十分に検討されていただきたいと思います。

 

 もう一点は、大島航路、私はこれ言いましたよ、以前、大島の航路はなぜ2つ要るのか、桟橋が2つ要るのか。行政の方はお金がたくさんもうじゃぶじゃぶじゃぶじゃぶ国のほうに申請したら許可になるでしょうけども、民間はそういう使い方はしないんですよ。やはり1つあれば、それをどういった形で使っていくか、それをやっぱり考えていくんですよ。それが合理化なんですよ。ですから、なぜあそこが、いろいろ理由が、恐らく理由づけはされてると思いますが、そういうことも含めまして十分に検討していただきたいですし、その点についてどのようなお考えを持っておられるのか。

 

 もう一つは、温浴施設の件です。

 

 温浴施設は私がずうっとその会議に出とったら、途中でぱたっと切れたんですよ、温浴施設の項目がなくなったんですよ。おかしいなあ、何で温浴施設なくなったんかなと僕は不思議だったんだけども、またここ最近温浴施設、温浴施設ということで、時々市長も大洲のふろ場で会ったことありますけども、今とにかく八幡浜だけでしょ、温浴施設がないのは。産直市場もそうですよ、ないんですよ。そういったことも含めて、幾らグローバル化、広域化になったというても、一つの自治体ですから、自治体にそういったサービスは提供する必要が僕はあるんじゃなかろうかと思いますが、その点についてもお伺いをいたしたいと思います。

 

 大綱2ですが、細かい駐車場スペースの台数までは出てきませんでしたが、余った用地は柔軟に対応できる、柔軟に利用ができるということも検討していただいたらと思います。恐らく少し駐車場スペースが広くなるんじゃないかなと、私はしょっちゅう魚市場のほうを散歩しておりますのでそれを感じます。

 

 もう一点は、漁業関係者の車、トロ箱、この際その新しい新魚市場のところにすべて整理整頓できるように。そうしないと、あの近辺のあいた土地がうまく今後利用できないケースがあります。一度貸しますと、業者の方らはそれが便利ですから、既得権のような形で主張をされますので、この際その新しい魚市場の中ですべて整理整頓ができるように、その点について再度お伺いをいたしたいと思います。

 

 大綱3ですが、公共事業の地元発注の件でございます。

 

 私はこういういろんな地元の工事、県の工事であれ、特に県の工事が多いんですけども、市内各所に八幡浜市以外の業者が、解体業者も含めて、新築業者も含めて、こういう光景を見たことがないですよ、僕八幡浜にずっとおりましたけど。これはやはり地元の受注は地元で、そのかけ声はいいけど、そういうのは気づいたら県のほうにやはり要請に行くとか、要望に行くとか、それは市長、すべきだと私は思いますよ、できないんじゃないんだから。そりゃ競争入札という言葉は確かにありますけども、そういったことの中で、できるだけそういう努力をしてほしい。私はこういう光景初めてです。ぜひ理事者の方々、この点については県のほうに行きまして、もうひょっとしたら景気対策の予算がなくなってるからもう余りないかもわかりませんが、そういったことでぜひ要望をしていただきたいと、大綱3は思います。

 

 第4の教育委員会の件ですけども、確かに今合併問題はいろいろ八幡浜市の場合そういったことをやっておりませんので、市民については非常に抵抗があるかもわかりませんが、僕自身もスポーツ少年団のお世話をずっとさせていただいておりまして、非常にスポーツ少年団自体、江戸岡小学校ですら1学年で正選手が集まらないと、チームができないと、5年と6年ぐらいでやっていかないとだめだというようなことのようですし、年々少子化の中でそういった問題が出てきていると思いますが、まず地元の意見を尊重していただきたいと思いますのと。特に中学校の場合は一番体力、知力、社会性を非常にこれからいろんなことを知っていく上で中学っていうのは非常に大切な時期じゃないかと僕の経験でも思いますし、恐らく社会通念上そうだと思うんですよね。ですから、そういったことも含めまして、よく地元の意見を聞きながら、それは合併に向けて、できるところは進めていただくのがいいんじゃなかろうかなと私は思います。

 

 第5点ですが、自治体病院の件です。

 

 これは3年ぐらい前に私は東京で講習会がありました。東北大学の教授でしたが、その方が入って3年前の秋です、今ごろだったと思いますが、600以上のベッド数のあるところの公立病院は医師不足にはなりませんと、二、三百台のベッド数のところは医師不足になりますよという、3年前に僕お聞きしたんです。そのとき、まだ八幡浜は全然医師不足じゃなかったんですよ、それが春にかけて現在医師不足になってるわけですけども。我々も議員で研修に行き、うまく経営している自治体病院に行きますと、国や県のそういう制度、指導以外にその病院の自治体のトップもしくは事務局長あたりが汗をかいてますよ。僕は非常に残念だと思ったのは、医師確保のいろんな話をしている中で、我々は公務員ですから、土曜日、日曜日にはなかなか動かないんです、動けないんですということを聞いたことあったんだけど、その話を聞いたときにもうこれは医師は確保できないなと私は思いましたね。独自に、東京周辺の場合は私立の大学がたくさんありますから、私立の学校に、いわゆる県のそういった愛大の関係じゃない、そういった系列に入らないそういった医者をやはり私立の病院に駆け回って、これに八幡浜出身の方もいろいろいると思いますし、ぜひそういったことも含めまして、独自でやっぱり動いていかないと物事は解決できないんじゃないかと。人と同じにしとったら人と同じに悪くなるし、人より悪くならないと思ったら独自で努力する以外ないんですよ。僕ら同級生の子弟の方にもお願いもいたしましたけども、局長もそこら一生懸命当たってもらっておりましたが、まだ帰ってきておりませんが、愛大の先生の話ではやはり八幡浜出身の方をまず口説いてくださいと、そういう人が本当に了解をしていただくんであれば、愛大も八幡浜に帰って診療することはやぶさかじゃないんですよというお話も聞きましたし、僕は努力はしておられるんでしょうけども、そういった点の努力がまだ足らないんじゃないかと。これは結果が出ることですから、ぜひより努力をしていただけたらと思います。

 

 大綱第6の点でございますが、私はこれ誹謗中傷とは思っておりませんし、私は知人からもちゃんとそこらは話を聞いておりますし、ここ最近ちょっと話が、情報が入った中では、そのけんかの後、市長はスナックの中で寝とったというな話を僕ちょっと聞いてもおりますが。そういったことの中で、僕醜態という言葉を漢字で初めて書いたんですよ。酒という字に鬼という字を書いてるんですね。だから、僕らも若いときはそういうことがありましたが、市長ですから、八幡浜市の顔ですから、それは十二分に気をつけていただきたいと思います。

 

 その中で、けんかの仲裁に入っていた2人の方が何でここにおるのと、何でここに来てるんですかという話をしたら、私は接待をしておりますということで仲裁をされたということを聞きました。接待の、市長、その内容はどういうことなんですかね。私、市長たるものその点はよく気をつけないといけないんじゃないかなと私は思います。

 

 1次会はどこでしたのか、2次会だったのか、そしてだれがそのときの料金を払われたのか、それをお答え願いたいと思います。

 

 もう一点は、私、あなたと一緒に飲食をしてたという方ですが、ここ最近八幡浜市の助成金を3年間で2,100万円、無利子融資を1億円、従業員等の手当っていうんですか、130万円かな、それを何年間かいただくような申請をされ、決まっている方だと思います。ですから、なおかつそういう方と会食をするということは今後やはり控えるべきじゃなかろうかと。これは政治倫理条例に出てますが、第2条ですが、第2条を後で見とっていただいたらと思いますが、そういったことも含めまして第6綱のことにつきましてはお聞きをしたいなと思います。 以上です。

 

(「休憩とれや、休憩したほうがええことないか」と呼ぶ者あり)

 

○議長(萩森良房君)  市長。

○市長(大城一郎君) 
 宮本議員の再質問に対して答えます。

 

 大綱の6、先ほど申しましたとおり、市長としての品位と節度ある言動、行動を心がけ、身を律してまいりたいと思います。それ以上のことは私個人の私生活のことになりますので、この場で発言すべきことではないと考えております。

 

○議長(萩森良房君)  副市長。

○副市長(橋本顯治君) 
 宮本議員の再質問にお答えしたいと思います。

 

 話題が多岐にわたっておりますけれども、港湾振興ビジョンの分について聞き取りして、可能な限りでお答えしたいと思います。

 

 まず、宮本議員の言われた中で大洲のフレスポ、西田興産の経営しているフレスポのことが出ておりました。ここは民間施設でありまして、民間の大体は県内に本店のあるところがテナントとしてこちらへ出てきていると、少なくとも八幡浜の埋立地においてこういうものをつくるつもりは全くない、これ民間企業、宮本議員もこれを求めるものじゃないとお話がありましたけれども。今一番ここで大事なのは、市民の皆さんから声があってこういう施設が欲しいと、そういうものを私、政策推進課も一体になっていろんなお話を聞いてまいりました。その聞いた成果というものが現在の公募しておる施設に結実しておると、そういうふうに思っております。

 

 あと、野菜のことのお話がありましたけれども、現在野菜農家、ちゃんぽんの材料になるような野菜をつくりたいという農家もあらわれておりまして、この施設ができるということでいろんな方がこれを目標に野菜をつくろうという声も聞いております。野菜のことですね。

 

 それから、急ぐ必要はないというお話がありました。現在宮本議員の御質問にありましたように、大洲にあり、宇和島にあり、内子を初めとして、内子がスタートで西予市にもあります。八幡浜の人はみんなそこで買い物をしている、これ全協の席でも言いましたけれども、みんなそこへ行って八幡浜の人が出会うとか、何で八幡浜にそうな施設がないんだと、少なくとも今の段階で早過ぎることはない。かつ、今回の計画につきましては、市のお金を持ち出してつくるというのではなしに、民間の活力によってできるだけ安価なもので、なおかつ活力の出るものをやっていただきたい。もしいけなければまた新しいものを考えればいいと。かつ民間の方、もしこんなところでできないというのであれば、仮にですね、またいろんなことを考えんといけないと、そういう柔軟性は持ち合わせているつもりであります。

 

 こんなことで、ここの現在こういう施設を公募してやっていくということについては市民の皆さんの期待にこたえると、そういう方向で間違っていないと、そういうふうに思っております。

 

 それ以外のところの芝生の問題とそれから大島航路の関係につきましては、課長のほうから答えていただくことにしたいと思います。

 

 以上です。

 

○議長(萩森良房君)  水産港湾課長。

○水産港湾課長(大西 力君) 
 宮本議員の再質問の私どもの担当することにつきまして
1点目、芝生広場緑地整備の必要性についてお答えいたします。

 

 これにつきましては、まず緑地整備の経緯につきまして詳しく御説明したらと思います。

 

 平成143月に振興ビジョンの策定時、私ども担当課としての一番の悩みは、フェリーターミナル関連施設の建設用地の造成に必要な埋立閉め切り護岸工事の事業手法でございました。地盤の大変悪い八幡浜港は護岸工事費が多額でございまして、財政の厳しい八幡浜市にとり市単独では到底できないと考え、何とか補助事業により実施したいと考えておりました。そこで、どんな補助事業で実施できるのか、国のお知恵をおかりしまして、そこで着工年度平成16年度におきましては港湾環境整備事業による市負担9分の4の埋立地、護岸延長140メーターと港湾改修事業による市負担5分の2の浮き桟橋取りつけ護岸延長35メーターとして実施しております。

 

 しかし、緑地護岸の補助事業採択時に緑地面積をどのくらいにすればよいか国と協議しましたとき、国の指導は費用対効果の観点から約1万平方メートルにしなさいということでございました。しかし、粘り強く協議を重ねまして現在の面積約7,000平方メートルで実施することができた経緯がございます。そのため、緑地の整備や整備面積につきましては、補助事業採択の条件となっておりますので、この芝生広場、緑地整備をしなければなりません。

 

 この整備によりまして多大な費用がかかる埋立閉め切り護岸工事が実施することがございましたので、交流施設用地、この約15,000平方メートルの土地につきましては、土代だけ、ほとんど費用がかからずに市の財産となったとお考えいただきたいと考えております。

 

 続きまして、2番目の大島行き桟橋の設置についてでございます。

 

 この離島航路桟橋につきましては、第1種大島漁港と八幡浜港との連携により活性化を図る内閣府の認定を受けたみなとまち八幡浜再生計画に基づき、港整備交付金事業で実施しております。平成17年度より取りつけ護岸、延長35メーターを整備し、桟橋については既に去年、国費補助の交付決定を受け実施する工事であり、補助金返還が伴うため、離島航路用桟橋の位置変更はできないと考えております。また、現在使用している浮き桟橋の位置では、新しくできる魚市場岸壁の供用時における漁船の船回しに支障があり、移設が必要であることから計画変更は考えておりません。桟橋の新設につきましては、既設桟橋は昭和5年製作の浮き桟橋であり、80年が経過しており、大変老朽化しております。上部舗装も傷みが激しく、船舶の接岸時の防御を目的とする防舷材もなく、また連絡船の長さ22.8メーターに対し既設桟橋は21.8メーターしかなく、施設の延長が不足しており、船舶の安全係留に支障がある状況であるため、公共交通施設として利用するには安全性の問題があると考え、今回申請するものでございます。

 

 3点目、新魚市場の駐車場についてでございますが、先ほど御説明しましたように、仮設魚市場におきましては駐車場約6,400平方メートルを確保しておりますが、駐車スペースの不足から現在岸壁を利用している状況でございます。そこで、新魚市場におきましては、駐車場は約1.25倍の8,200平方メートルを確保するものでございます。

 

 続きまして、北浜立体駐車場横の市場関係施設資材置き場及びトラックの移動につきましては、今回の新魚市場内にすべて集約して移動する予定になっております。

 

 以上でございます。

 

○議長(萩森良房君)  病院事務局長。

○市立病院事務局長(田中正憲君) 
 今宮本明裕議員、大変手厳しい御批判で、ドクターが足らんのは事務局長に責任があると言われました。まことに申しわけありません。土曜日、日曜日、私休ませていただいて、そういう努力はしてないのは事実でございます。何をしたかかにをしたかというのはここでは言いません。確かに現実的には皆さんが御期待に沿うような医師確保はできてないのは事実でございます。紹介されましたように、自治体病院、特に
200床とか300床程度の中規模、ここがやっぱり無理がいくのでどうしても勤務医がつらい、それで開業等に去っていく、これは全国的な流れでそのとおりでございます。

 

 それと、宮本議員からも紹介いただいた先生のことも行きましたし、奥さんが私同級生ですので、お話も聞きましたが、なかなか事情があってできないです。

 

 あと、医師とかそういう看護師等も含めた病院スタッフの確保については確かに事務局長の責務は重いと思っております。私もあと半年ですので、今御指摘のあったものを肝に銘じて頑張っていきたい。4月以降は、そういう御指摘にかなう次の新しい人を人選していただきたいというふうに思っております。

 

○議長(萩森良房君)  教育長。

○教育長(増池武雄君) 
 学校の統廃合につきましては、宮本議員さんの御指摘のように、保護者や地域の意見をよく聞きながら、慎重に公正公平に進めてまいりたいと思っております。

 

○議長(萩森良房君)  市長。

○市長(大城一郎君) 
 先ほどの国、県に対して地元企業の要望ということで、国、県、水道事業団などにおきましてはそれぞれの入札、発注の規定に基づいて入札が執行されていると思っております。地元業者が入札に参加していないのか、参加する余地がないなのかを踏まえまして、お願いできる範囲、地元業者の活用について要望はしてまいりたいと考えております。

 

 一例としてですが、最近のことでありますが、下水道事業団に対しまして地元企業の優先的な入札参加ができるよう申し入れは行っております。

 

 以上です。

 

○議長(萩森良房君)  宮本明裕君。

○宮本明裕君 
 大綱
6の件ですが、市長は個人的なことですから回答しませんということでありますが、公人で、なおかつその場で、あなたを含めて4人の中の1人が、けんかの仲裁に入った方が接待をしておりましたということですから、今我々が市長に気をつけていただきたいのは、接待を受けるということはよくないことだと僕は思うんですよ、もしもそれがそういったことを言われたということですから。だれがお金を払ったのか。市長はあの場でその後スナックで寝ていたというようなことですから、相当お疲れになっていたか、泥酔状態であったか、わからなかったのか僕わかりませんけども、その点はしっかりしていただきたいのと。

 

 もう一つは、あなたと一緒に会食をしておられた経済人の方ですけども、町のうわさでは振興ビジョンの民設民営の施設の中にその経済人の方が参画をするのではなかろうかといううわさもたっておりますし、そういうことだからこそ、農協、漁協を中心としたような民営化を僕はやったほうがいいのではないかと。一企業が、一個人企業のような会社がもしも入ったとしたら、いろんな考え方ができるんです。しかし、民設民営化で個人でしたら、私は自分でやってますからわかるんだけども、ローコストの建物ができます、競争見積もりでできます。そういうことではなしに、地域全体の産業をどうするかということが第三セクター的な経営の一つのいいとこでもあるでしょうし、農協、漁協という民間であってもいわゆる公共性の高い民間と個人企業の民間とでは違うということを、副市長さん、市長さん、よく考えながら、各市の実態を見ながらその点は進めていただきたいと思います。

 

 その点についての御答弁と、先ほど接待ですとお客さんが言っておられましたが、その点についてどうなのか、お答えを願いたいと思います。

 

○議長(萩森良房君)  市長。

○市長(大城一郎君) 
 宮本議員の再々質問に対してお答えをいたします。

 

 今ほど議員が御指摘いただいたことは伝聞、それからうわさによるものであると思います。事実とは反しておりますので、これ以上の発言はこの場では控えさせていただきます。

 

○議長(萩森良房君)  副市長。

○副市長(橋本顯治君) 
 宮本議員から港湾振興ビジョンの施設について、民設民営と公設民営、そのことについて、あるいは農協、漁協といった半公的な役割を担った機関の参入についてということで意見がありました。

 

 このことにつきましては、常に選択肢の中でどちらがいいかということは比較考慮をいたしました。確かに公設民営のメリットはありますし、民設民営のメリットもあります。どちらについてもかじを切ることは可能です。ただ、私どもがいろいろ中で検討した結果、民間活力を導入して、なおかつコンペの中で公的役割を担えるような方向誘導をして、もちろんその中では契約書上の規制もあります。これこれこういう形でしなくてはいけない、こういうことでやらなくてはいけない、そういう要求事項などもあります。そういうふうでやっていくことが一番、仮にできた会社が赤字を出して倒産してしまったら何にもならない、それから赤字を出して市に負担をかけたのではどうしようもない、そういう心配もあります。そういう意味で、民間企業がその創意と活力と投下した資本を回収しようと、そういう力と熱意でもってやっていただく、それも一つの選択肢であります。どちらの選択肢によるかということは常に議論の余地はありますけれども、そういう民間企業の活力を利用して、なおかつ公共性が保たれるようなそういう形で事業をしたいと、そういうふうに思っております。

 

 以上です。

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