平成17年 八幡浜市議会12月定例会会議録第3号

公開日 2014年09月17日

 

議事日程 第3

平成171212() 午前10時開議

1

会議録署名議員の指名

2

認定第 6号 平成16年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算(平成1641日から平成17327日まで)の認定について

認定第 7号 平成16年度保内町一般会計及び特別会計歳入歳出決算(平成1641日から平成17327日まで)の認定について

認定第 8号 平成16年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について

認定第 9号 平成16年度八幡浜市保内町共立青石中学校組合一般会計歳入歳出決算の認定について

       (質疑、委員会付託)

3

諮問第 3号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて

       (質疑、討論、採決)

4

議案第47号 新たに生じた土地の確認について

議案第48号 字の区域の変更について

議案第49号 新たに生じた土地の確認について

議案第50号 字の区域の変更について

議案第51号 市道路線の廃止について

議案第52号 市道路線の認定について

議案第53号 愛媛地方税滞納整理機構の設立について

議案第54号 「八幡浜港緑地護岸築造工事請負契約の締結について」の議決変更について

議案第55号 八幡浜市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例の制定について

議案第56号 八幡浜市立幼稚園条例の一部を改正する条例の制定について

議案第57号 八幡浜市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例の制定について

議案第58号 八幡浜市養護老人ホーム設置条例の一部を改正する条例の制定について

議案第59号 八幡浜市知的障害者授産施設条例の一部を改正する条例の制定について

議案第60号 八幡浜市身体障害者デイサービスセンター条例の一部を改正する条例の制定について

議案第61号 八幡浜市水産廃棄物処理施設設置条例の一部を改正する条例の制定について

議案第62号 八幡浜市戸別合併処理浄化槽の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第63号 八幡浜市中小企業振興資金融資条例の一部を改正する条例の制定について

議案第64号 八幡浜市企業等誘致促進条例の一部を改正する条例の制定について

議案第65号 八幡浜市駐車場条例の一部を改正する条例の制定について

議案第66号 八幡浜市下水道条例の一部を改正する条例の制定について

議案第67号 八幡浜市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第68号 八幡浜市カルチャーアイランド21条例の一部を改正する条例の制定について

議案第69号 平成17年度八幡浜市一般会計補正予算(5)

議案第70号 平成17年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(2)

議案第71号 平成17年度八幡浜市老人保健特別会計補正予算(1)

議案第72号 平成17年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(2)

議案第73号 平成17年度八幡浜市介護サービス事業特別会計補正予算(1)

議案第74号 平成17年度八幡浜市駐車場事業特別会計補正予算(1)

議案第75号 平成17年度八幡浜市簡易水道事業特別会計補正予算(2)

議案第76号 平成17年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(2)

議案第77号 平成17年度八幡浜市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計補正予算(1)

議案第78号 平成17年度八幡浜市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(1)

議案第79号 平成17年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(1)

       (質疑、委員会付託)

5

請願第 1号 最低保障年金制度の創設を求める請願書

(紹介議員の説明、質疑、委員会付託)

6

請願第 2号 安心して受けられる医療を求める請願書

       (紹介議員の説明、質疑、委員会付託)

7

請願第 3号 応益負担による過重な負担を避け、障害者雇用改善を求める請願書

       (紹介議員の説明、質疑、委員会付託)

8

議員提出議案第16号 真の地方分権改革の確実な実現を求める意見書の提出について

       (提案者の説明、質疑、討論、採決)

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本日の会議に付した事件

日程第1

会議録署名議員の指名

日程第2

認定第 6号 平成16年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算(平成1641日から平成17327日まで)の認定について

認定第 7号 平成16年度保内町一般会計及び特別会計歳入歳出決算(平成1641日から平成17327日まで)の認定について

認定第 8号 平成16年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について

認定第 9号 平成16年度八幡浜市保内町共立青石中学校組合一般会計歳入歳出決算の認定について

       (質疑、委員会付託)

日程第3

諮問第 3号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて

       (質疑、討論、採決)

日程第4

議案第47号 新たに生じた土地の確認について

議案第48号 字の区域の変更について

議案第49号 新たに生じた土地の確認について

議案第50号 字の区域の変更について

議案第51号 市道路線の廃止について

議案第52号 市道路線の認定について

議案第53号 愛媛地方税滞納整理機構の設立について

議案第54号 「八幡浜港緑地護岸築造工事請負契約の締結について」の議決変更について

議案第55号 八幡浜市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例の制定について

議案第56号 八幡浜市立幼稚園条例の一部を改正する条例の制定について

議案第57号 八幡浜市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例の制定について

議案第58号 八幡浜市養護老人ホーム設置条例の一部を改正する条例の制定について

議案第59号 八幡浜市知的障害者授産施設条例の一部を改正する条例の制定について

議案第60号 八幡浜市身体障害者デイサービスセンター条例の一部を改正する条例の制定について

議案第61号 八幡浜市水産廃棄物処理施設設置条例の一部を改正する条例の制定について

議案第62号 八幡浜市戸別合併処理浄化槽の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第63号 八幡浜市中小企業振興資金融資条例の一部を改正する条例の制定について

議案第64号 八幡浜市企業等誘致促進条例の一部を改正する条例の制定について

議案第65号 八幡浜市駐車場条例の一部を改正する条例の制定について

議案第66号 八幡浜市下水道条例の一部を改正する条例の制定について

議案第67号 八幡浜市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第68号 八幡浜市カルチャーアイランド21条例の一部を改正する条例の制定について

議案第69号 平成17年度八幡浜市一般会計補正予算(5)

議案第70号 平成17年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(2)

議案第71号 平成17年度八幡浜市老人保健特別会計補正予算(1)

議案第72号 平成17年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(2)

議案第73号 平成17年度八幡浜市介護サービス事業特別会計補正予算(1)

議案第74号 平成17年度八幡浜市駐車場事業特別会計補正予算(1)

議案第75号 平成17年度八幡浜市簡易水道事業特別会計補正予算(2)

議案第76号 平成17年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(2)

議案第77号 平成17年度八幡浜市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計補正予算(1)

議案第78号 平成17年度八幡浜市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(1)

議案第79号 平成17年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(1)

       (質疑、委員会付託)

日程第5

請願第 1号 最低保障年金制度の創設を求める請願書

       (紹介議員の説明、質疑、委員会付託)

日程第6

請願第 2号 安心して受けられる医療を求める請願書

       (紹介議員の説明、質疑、委員会付託)

日程第7

請願第 3号 応益負担による過重な負担を避け、障害者雇用改善を求める請願書

       (紹介議員の説明、質疑、委員会付託)

日程第8

議員提出議案第16号 真の地方分権改革の確実な実現を求める意見書の提出について

       (提案者の説明、質疑、討論、採決)

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出席議員(23)

  1番  新  宮  康  史  君

  2番  上  田  浩  志  君

  3番  大  城  一  郎  君

  4番  井  上  和  浩  君

  5番  上  脇  和  代  君

  6番  魚  崎  清  則  君

  7番  山  中  隆  徳  君

  8番  二  宮  雅  男  君

  9番  遠  藤  素  子  君

 10番  武  田  成  幸  君

 11番  清  水  正  治  君

 12番  宇宮  富  夫  君

 13番  兵  頭  孝  健  君

 14番  上  田  竹  則  君

 15番  松  本  昭  子  君

 16番  都  築     旦  君

 17番  住     和  信  君

 18番  中  岡  庸  治  君

 19番  宮  本  明  裕  君

 20番  大  山  政  司  君

 21番  萩  森  良  房  君

 22番  舛  田  尚  鶴  君

 23番  山  本  儀  夫  君

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欠席議員(なし)

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説明のため出席した者の職氏名

 市長            高 橋 英 吾 君

 助役            谷 口 治 正 君

 収入役           長 島   峻 君

 政策推進課長        田 中 正 憲 君

 総務課長          柏 木 幸 雄 君

 財政課長          山 本 一 夫 君

 税務課長          市 川 芳 和 君

 市民課長          清 水   浩 君

 生活環境課長        坂 田 秀 雄 君

 福祉事務所長        小 西 宇佐男 君

 保健センター所長      永 井 俊 明 君

 人権啓発課長        田 中 良 三 君

 水産港湾課長        上 甲 眞 喜 君

 建設課長          石 田   修 君

 監理開発課長        國 本   進 君

 農林課長          菊 池 敏 和 君

 商工観光課長        中 榮 忠 敏 君

 下水道課長         河 野 裕 保 君

 保内庁舎管理課長      竹 内   茂 君

 水道課長          松 本 俊 一 君

 市立病院事務局長      高 田 圭 一 君

 会計課長          横 田 昌 弘 君

 教育委員会委員長職務代理者 井 上   守 君

 教育長           井 上 傳一郎 君

 学校教育課長        清 水 義 明 君

 生涯学習課長        谷 口 光 一 君

 文化振興課長        水 野 省 三 君

 代表監査委員        久保田 哲 弘 君

 監査事務局長        菅 原 茂 雄 君

 農業委員会事務局長     上 甲 康 薫 君

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会議に出席した議会事務局職員

 事務局長          谷   明 則 君

 事務局次長兼議事係長    山 本 健 二 君

 調査係長          田 本 憲一郎 君

 書記            脇 野 和 仁 君

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   午前1000分 開議

○議長(宮本明裕君)  会議に先立ち、去る1024日から1111日までの間、各常任委員が実施いたしました行政視察について、それぞれ委員会から報告を行いたいとの申し出がありますので、この際これを許します。

 まず、総務委員会から報告願います。

 大城一郎君。

〔総務副委員長 大城一郎君登壇〕

○総務副委員長(大城一郎君)  皆さん、おはようございます。

 私たち総務委員会は、去る1026日から28日にかけて茨城県水戸市、埼玉県蕨市へと行政視察に行ってまいりました。

 まず、水戸市では、茨城県水戸合同庁舎において租税債権管理機構を視察いたしました。

 この機構は、愛媛県においても平成18年度から立ち上げが予定されており、非常に関心の高い視察となりました。機構の設立趣旨は、長引く景気低迷の影響を受けて税収が減少する一方で、平成10年度の市町村税の収入未済額は約410億円(見込み)、県税の収入未済額は約123億円(見込み)に上っていました。このうち県税の未済額の約4割、約54億円が税法上市町村に賦課徴収権限がある個人県民税となっており、未済額の縮減は市町村、県ともに緊急の課題となっておりました。

 そこで、収入未済額を効率的に縮減していくために、市町村、県が連携して未済額の徴収業務を行う一部事務組合を設立、運営していくことが最も効果的であると考えられ、平成134月に組合が設立されています。

 処理業務としては、全市町村税、個人県民税の滞納整理、滞納処分の執行停止、不納欠損処分の適否判定、共同購買、共同広報、滞納整理に係る実務研修等であり、その効果として市町村単独では処理困難な事案を処理できるということ、つまり確実な納税方法として差し押さえた物件を公売して回収することが容易にできるようになったということです。いろいろな物件の中には、ヤフーオークションに出展されている物件もあると紹介されていました。

 そんな機構の徴収実績は、引受滞納額に対する徴収額は、14年度で21.22%15年度で32.15%という成績が上がっています。租税債権管理機構の機構設立効果としては、事前予告効果額が最も著しくあらわれています。これは、滞納原因としてトップに上げられている「納税意識が低い」ということに対して、機構側が差し押さえなど強制的な滞納整理まで踏み込むため、納税者に「その前に払える分は払ってしまおう」という心理が働いてのアナウンス効果であると説明されました。

 そして、何より納税に関しては、税に対して子供のときからの正しい教育が大切だということにも言及されていました。

 続いて、蕨市において、行政経営戦略プランについて研修いたしました。

 蕨市においては、平成14年から川口市、鳩ヶ谷市との3市合併協議が進んでいましたが、平成169月をもって協議会が解散し、合併協議が白紙となったことから、単独市としての行財政基盤を確立し、市民と行政が協同しながら自立した自治体を目指して、町の将来像である「歓びあふれる交流のまち、わらび」の実現に向け努力されています。

 そのため、前例踏襲主義からの転換を図り、行政を「経営」する姿勢に立って行財政システムの効率化を進め、現下の厳しい財政状況を乗り越えて「基本構想が目指すビジョン・目標」を達成するための行動指針として蕨市行財政経営戦略プランが策定されました。

 今後5年間の財政見通しは、平成17年度から平成21年度までの5年間で41億円の財源不足が生じることが予測されており、その状況を打開するために、改革の柱を健全な財政基盤の確立、行政経営システムの転換、分権時代に輝く職員への新生、つまりカネ、モノ、ヒトの多方面からとらえ、取り組んでおられます。

 この行政システムの真髄は、行政と市民との情報の提供、共有が図られ、意見交換を行い、現状に沿った施策になっているところです。中でも人件費の削減では、市長、助役、収入役、教育長の期末手当をそれぞれ50%40%30%削減するのを手始めに、一般職(管理職)手当を10%削減、各種行政委員会などの委員報酬を見直し、月5%、日10%削減と細かく決められておりますし、議会側としても議員定数を法定定数30名のところ、現在23名、2年後の選挙では、定数18名にすることが既に決定されています。

 そして、限られた資源を効果的に配分し、質の高いサービスを持続的に提供していくために、経営的視点を導入し、効率的で効果的な戦略、市の施策や事務事業を必要性、有効性、効率性等のさまざまな視点で評価する行政評価システムの導入が考えられています。

 いろいろな施策の末、平成17年度から平成21年度までの5年間で歳入の確保分として約269,000万円、歳出の削減分として156,000万円、合わせて425,000万円の財政的効果が見込まれています。行政と市民が文字どおり一体となったすばらしいまちづくりの指針が示され、現在既に実行段階であるところ等、見習うべき点が大変あると痛感いたしました。

 以上、報告いたしまして、総務委員会の行政視察報告とさせていただきます。

○議長(宮本明裕君)  次、民生文教委員会の報告を願います。

 井上和浩君。

〔民生文教副委員長 井上和浩君登壇〕

○民生文教副委員長(井上和浩君)  民生文教委員会より報告をいたします。

 当委員会では、委員8名と事務局1名の参加を得て、去る119日から23日の日程で、埼玉県行田市においては30人以下学級と2学期制の導入について、群馬県伊勢崎市ではAEDの導入につき視察研修をいたしましたので、その概要について報告をいたします。

 最初の訪問地行田市は、北に利根川、南は荒川に接し、あたりに山を見ることのない広大な地でありながら、水に浮く城、忍城があり、忍藩の藩校を中心とした教育が昔から熱心な地域として、また埼玉県名発祥の地として知られるところであります。

 ここでは、30人以下学級、2学期制の導入について視察研修をいたしました。

 市長の「まちづくりは人づくりから」との熱い理念のもと、全国に先駆けて、未来を担う子供たちに行き届いた教育を推進するため、構造改革特区認定を受け、小学校15校の第1、第2学年と中学校第1学年において30人以下学級制度が実施されていて、これに対する研修を受けることができました。

 30人以下学級におけるその成果は、子供に気配り、保護者との連携、個々に応じた支援、不登校生がいなくなったなど多くのプラス成果が生まれた一方で、学級数の増加に相当する学級の担任ができる常勤教員の確保が求められ、市が独自に市費負担の常勤の教員を任用することのできる特別区域認定制度を活用する必要が生じてきた。

 同時期に英語教育特区の認定も認可され、市内15の小学校で英語の授業を実施している。教科書を使わずに聞いて話す力を伸ばすことに主眼を置き、海外移住の経験者や英国を初めとした多くの国のネイティブ講師による英会話のやりとりを通じ、英語を体感することにより国際社会に貢献できる人材の育成を目標として取り組んでいるとの報告でありました。

 次に、2学期制の導入についてですが、基本的な考えやねらいは、ゆとり教育の中で確かな学力の定着をつけることであり、近年の学校週5日制の実施により、保護者から従来の3学期制では授業時数の確保と学力低下の問題が懸念されている現状で、社会や保護者のニーズに合った学校生活や学習リズムを探る目的で、研究指定小学校1校で1年間という短い期間でしたが、子供たち優先の研究がなされたものでした。

 1年間という短い期間であったために、2ないし3年を過ぎてみないと真のよさや成果、課題は感じ取れないが、今回の実践を通して教職員の意識改革が図られ、新たな学びの創造を生み、それが子供たちの学習や意欲を高め、自信と安心を生み出す教育の実現につながったと報告を受けました。

 翌日、群馬県伊勢崎市において自動体外式除細動器(AED)の設置の現状、導入計画、使用に当たっての実技講習を研修することができました。本市は、121村が本年1月に合併して発足、人口約13万人から21万人の市となった首都圏から100キロ圏に位置し、冬場はからっ風が名物となっている地域です。

 消防長から、市長の安心安全、元気なまちづくり方針と昨年AEDが一般の人にも使用できるようになったことが導入に向けての大きなきっかけとなった経緯の説明を聞き、後救急救命士のデモンストレーションを見ることができた。応急手当の普及啓発を年間130回実施、17年から2年間で開かれた公共施設50カ所に設置が予定され、本年度設置25台分の納入費用は840万円と説明がありました。

 実技説明の後、AEDの設置現場へ移動して設置の状況を見学、機器が軽量のため盗難予防に警報ブザーが設置されていることや、日常のメンテナンスの説明を受けることができました。

 参考までに、伊勢崎市において、導入後これまでにAEDを使用して人命を救った例はないとの説明の後、つけ加えて全国的にもほとんどの県が導入に向けて検討されているとの報告がありましたことを申し述べ、民生文教委員会の研修報告を終わります。

○議長(宮本明裕君)  次、産業建設委員会の報告を願います。

 新宮康史君。

〔産業建設副委員長 新宮康史君登壇〕

○産業建設副委員長(新宮康史君)  それでは、ただいまから産業建設委員会の平成17年度行政視察報告について報告させていただきます。

 私たちは、平成171024日から26日の3日間、松本委員長を代表に委員7名全員と事務局1名、計8名にて、富山県魚津市の高度衛生管理型魚市場、いわゆるHACCP対応市場と富山県氷見市フィッシャーマンズワーフ事業についての2カ所を、八幡浜港振興ビジョンの先進地として行政視察してまいりました。以下、その内容を簡潔に報告させていただきます。

 まず、1番目の魚津市の魚津漁業協同組合水産物荷さばき施設でございますが、魚津市の概要は、富山県の東側に位置しまして、富山湾から立山連峰に向かって細長く、標高差2,400メートル、海岸線8キロ、海が急に深くなっているというそういう環境のところで、蜃気楼が見える町、それから埋没林、ホタルイカを中心にした魚の、この3つの軸を中心に発展させたい、人口47,0001次産業が4.4%、ちなみに八幡浜は20.8%でございます、面積200キロ平方キロメートル、議員数条例が21人、予算歳出、大体170億円、面積で言うと多少八幡浜より大きな町でございます。

 この荷さばき施設でございますけども、漁獲から消費者に渡るまで一貫した高度衛生品質管理、先ほど申しましたHACCP、ハサップと申しますけども、これはもともとNASAで開発された食品の管理システムでございますが、その対応が整ってございまして、漁業者の収入安定や漁協の指導力強化を図ることを目的として設立されております。

 総工費96,000万円、これは国が4.2億円、県、市が1.5億円、漁協が3.9億円で、平成162月に完成してございます。荷さばき場とか仕分けゾーン、鮮度保持施設、低温荷さばき等いろんな施設がございます。

 対応者の主な説明でございますが、これは魚津漁協組合の浜住参事という方のお話でございましたが、これからの水産業はランニングコストがかかるということで、衛生面優先として最初から取り組んで、むだはやめてある程度完全なものにしようというコンセプトで取り組んだということでございます。

 それと、同時に港の工事が一緒になってましたんで、ネックの取水ということに対しましては、富山湾は先ほど言いましたようにすぐ深くなってございますので、護岸工事の際に導水管を一緒に埋設していただいて、港外からの取水、これほとんど無菌の状態ですけど、それから排水システムをつくることに成功したそうでございます。工事費は約10分の1で済んだそうです。

 説明時の主な質疑応答ですけども、荷さばき場は完全にシャットアウトできるものかということに対しましては、遮断できる構造になってると。

 それから、鳥、ネズミ、害虫の侵入対策はということに対しましては、寄せつけないためにはえさをなくすことということで、大きなごみ専用の大型冷蔵庫があったことにはちょっと驚きました。ハエや蚊はいるそうでございます。

 室温を一定に保つための構造にはということは、大方の部屋は断熱構造になってるということでございます。

 コスト削減はということは、これは余り珍しくなかったんですけど、夜間の電気を使用してるということで、月に電気代が大体40万円、水道代が9万円ぐらいかかると。

 それから、使用している海水は殺菌しているのかということに対しましては、紫外線にて殺菌してると。

 それから、入場者に対する義務はといったことで、関係者以外立入禁止で、入場許可制にして許可証を発行して、場内にての加工は禁止してると、全員長靴使用ということになってるそうでございます。

 現在の課題でございますが、今回国からの補助対象の漁業経営構造改善事業は、範囲が生産物の荷さばき場までで、市場機能までは入ってないそうで、したがいましてせっかくの高度衛生管理が荷さばき場から出たとこでもう一度一般の環境に戻ると、これが問題であるということを言っておりました。

 それと、あと密閉式な構造でございますので、循環ができにくく、どうしても建屋内にカビが発生しやすいということを申されておりました。

 私の所感でございますが、最も大きな違いは、八幡浜は行政主導で成立していることと、魚津の場合は漁協組合が主導で、要求を上げてここまでつくってきた点だと思います。

 あと、荷さばき場を見学したときに感じたことは、まず全員長靴でないと入れないと。それから、体はエアカーテン、それから手洗い、長靴洗浄と徹底した衛生面にしてると。においがほとんどない。毎日掃除が徹底しているので、魚市場の中にうろこ一枚落ちてないことなどがちょっとびっくりしました。最後は真水で洗い流しているとのことでございました。

 一言で申しますと、多分食品工場に行かれたことがあると思うんですけども、らくれん工場の牛乳工場がありますよね。あの中で魚の荷さばきをしているような、そんな感じを受けました。

 このシステムにて、やっぱり付加価値をつけたまま出そうとするのには、制度の制約で出荷段階に入るとやっぱり一般の状態に戻るので、やはりその辺の工夫は必要ではないかと思いました。

 あと、個人的には魚は調理するときにきれいにすればよいのであって、大根や白菜、それから牛や豚、鳥でも加工されるまでは管理されているわけでもなく、ここまで本当にやっていく意味があるのかなと、少々オーバークオリティーではないかと正直思いました。

 ただし、たばこやいろんな汚いものが荷さばき場の中にないのは、だれが見ても気持ちのよいもので、八幡浜の魚市場の方々も常識の範囲のことはやってほしいと、そういうに正直思いました。

 八幡浜振興ビジョンの中にHACCP対応という水産卸売市場整備が入ってますけども、ただ単に高度衛生管理にすればよいということではなく、やはり魚はその場で見て買って食べるのが私は一番だと思います。視察の課題として、今後の勉強になりました。

 2番目の氷見市フィッシャーマンズワーフ事業の施設に関してでございますが、これは第三セクター氷見浜観光株式会社の営業の堀川さんに伺いました。

 氷見市の概要でございますが、富山県の西北側に位置しまして、能登半島の東側、豊かな海、それから大地からの豊富な資源ということで、特に冬の寒ブリ、氷見イワシ等が広辞苑に掲載されるほど有名なところでございます。人口が56,000人、それから1次産業の比率が6.5%、議員数の条例が22、先ほど申しましたけども、これも努力して平成1811月には18人にすると申されておりました。予算歳出は207億円ぐらいで、八幡浜市より面積で言うたら約3割ぐらい大きな町でありますけども、そういうとこでございました。

 氷見フィッシャーマンズワーフ海鮮館についてですけども、設立に至った背景につきましては、能登観光による年間100万人もの観光客がございまして、もともとその持ってるポテンシャルというものが高いということと、地域振興と市民の憩いの場の確保ということ、それと水産庁の氷見地区マリノベーション総合整備事業がちょうどコラボレーションといいますか、マッチしましての認定を受けて設立されたということでございます。

 設立及び施設の概要でございますが、魚市場跡を利用しまして、第三セクター方式を利用してますけども、第三セクター管理会社は民間主導の組織とするということになってます。資本金28,000万円、その持ち株比率が、市が18%、水産が25、経済観光が22等々でございまして、株主総計244にて氷見浜観光株式会社として、販売、飲食部門はテナント方式、第三セクターは管理、誘客活動、情報提供とするということになってます。

 これは総工費24,000万円でつくられておりまして、平成124月に完成、開業しております。敷地は1,000坪、建築は600坪で駐車場は8,500平米ということでございます。

 この氷見浜観光というところは、代表取締役が1名、役員が8名で、その中の常勤が1名、社員が3名、結局4名で運営しているような会社でございました。その中の2名が女性で、すべて一般人で市の職員ではないということでございました。

 テナントの状況でございますけども、鮮魚とか海産物、そのほか、5店、4店、3店ということで、全部で12店。飲食部門が、レストランが200席、うどんが40席、ファーストフードが3店で合計15店ということになってございます。

 これの家賃ですけども、固定分が1平米当たり1,800円、それから歩合でございますけども、売り上げの大体1.5%ということになってございます。

 営業の実績でございますけども、テナントの売り上げ実績は平成12年から平成16年度、少しずつ落ちてるんですけども、95,000万円を皮切りに98,000万円、93,000万円、94,000万円、92,000万円と、大体9億円ちょっとぐらいをいってるようでございます。

 氷見浜観光株式会社の年度決算ですけども、平成16年度を例にとりますと、大体1億円の売り上げで、経常利益が1,000万円、来館者の実績は大体平成12年から16年で660万人ぐらい、平均で六百四、五十ぐらいが平均でございます。

 私の所感は、八幡浜市と環境的にはよく似たところにありまして、八幡浜港振興ビジョンの中で集客力のあるにぎわいの空間をつくるとか、観光魚市場の整備、関連施設整備の参考になると思いました。

 八幡浜の場合は、現在は完全に通過型地方都市になってございますが、九州への交通玄関になっており、通過人数は相当数あると推定され、集客マーケットのポテンシャルは高いと判断されてます。この施設は、ちょうどどうや市場と1カ月に1度開かれる海鮮市場が毎日開かれて、それにレストランがくっついた、そういう感じでございます。

 八幡浜の場合、これにクアハウスやカルチャーセンターが付加されるわけですけども、フェリーターミナルとのアクセス、それからこの施設と市中心街とのアクセス、動線をしっかり観光空間として設計すれば、将来型のニーズを見込んだ施設として、八幡浜の場合もかなりの精度で期待できると思いました。そんな意味で、観光市場の先進地視察として参考になりました。

 以上、簡単でございますけども、平成17年度八幡浜市議会産業建設委員会の行政視察2カ所の報告とさせていただきます。どうもありがとうございました。

○議長(宮本明裕君)  以上で各常任委員会の行政視察報告は終わりました。

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○議長(宮本明裕君)  これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。

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○議長(宮本明裕君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、議長において10番 武田成幸君、21番 萩森良房君を指名いたします。

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○議長(宮本明裕君)  日程第2 認定第6号 平成16年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算(平成1641日から平成17327日まで)の認定についてないし認定第9号 平成16年度八幡浜市保内町共立青石中学校組合一般会計歳入歳出決算の認定について、以上4件を一括議題といたします。

 これより質疑に入ります。

 質疑は議案つづりの順序に従い、適宜区切って行います。

 まず、認定第6号 平成16年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算(平成1641日から平成17327日まで)の認定について、議案書1ページ及び別冊の平成16年度八幡浜市歳入歳出決算(平成1641日から平成17327日まで)、質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、認定第7号 平成16年度保内町一般会計及び特別会計歳入歳出決算(平成1641日から平成17327日まで)の認定について、議案書3ページ及び別冊の平成16年度保内町歳入歳出決算書(平成1641日から平成17327日まで)、質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、認定第8号 平成16年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について、議案書5ページ及び別冊の平成16年度八幡浜市歳入歳出決算書、質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、認定第9号 平成16年度八幡浜市保内町共立青石中学校組合一般会計歳入歳出決算の認定について、議案書7ページ及び別冊の平成16年度八幡浜市保内町共立青石中学校組合歳入歳出決算書、質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 本件については、9人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査とすることにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  御異議なしと認めます。よって、本件については、9人の委員をもって構成する決算審査特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続審査とすることに決しました。

 お諮りいたします。

 ただいま設置されました決算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、新宮康史君、上田浩志君、大城一郎君、井上和浩君、上脇和代君、魚崎清則君、二宮雅男君、遠藤素子君、上田竹則君、以上9名を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました9人の諸君を決算審査特別委員会の委員に選任することに決しました。

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○議長(宮本明裕君)  日程第3 諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。

 議案書9ページであります。

 これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております諮問第3号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  御異議なしと認めます。よって、諮問第3号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより諮問第3号を採決いたします。

 本件について異議のない旨答申することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(宮本明裕君)  御着席願います。

 起立全員であります。よって、諮問第3号について異議のない旨答申することに可決されました。

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○議長(宮本明裕君)  日程第4 議案第47号 新たに生じた土地の確認についてないし議案第79号 平成17年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(1)、以上33件を一括議題といたします。

 これより質疑に入ります。

 質疑は議案つづりの順序に従い、適宜区切って行います。

 まず、議案第47号 新たに生じた土地の確認について及び議案第48号 字の区域の変更について、11ページから17ページまで。

 11ページから17ページまで質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、議案第49号 新たに生じた土地の確認について及び議案第50号 字の区域の変更について、19ページから25ページまで。

 19ページから25ページまで質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、議案第51号 市道路線の廃止について及び議案第52号 市道路線の認定について、27ページから33ページまで。

 27ページから33ページまで質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、議案第53号 愛媛地方税滞納整理機構の設立について、35ページから40ページまで。

 35ページから40ページまで質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、議案第54号 「八幡浜港緑地護岸築造工事請負契約の締結について」の議決変更について、41ページであります。

 41ページであります。質疑はありませんか。

 遠藤議員。

○遠藤素子君  9月議会で決まったことが今議会でまた変更になるということですが、その理由をもう少し詳しくお聞かせ願いたいと思います。

○議長(宮本明裕君)  水産港湾課長。

○水産港湾課長(上甲眞喜君)  議案の説明でも申し上げましたけども、入札剰余金が生じてございますので、事業進捗を図るために工事費に充用するものでございます。

(遠藤素子君「もう一遍ちょっとお願いします。もう一回お願いします」と呼ぶ)

○議長(宮本明裕君)  水産港湾課長。

○水産港湾課長(上甲眞喜君)  入札したことによりまして、入札剰余金、いわゆる設計金額、安い金額で入札、落札金額がなっておりますよね。その差額を工事費に充当するものでございます。

○議長(宮本明裕君)  次、議案第55号 八幡浜市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する条例の制定について、43ページから46ページまで。

 43ページから46ページまで質疑ありませんか。

 宇都宮富夫君。

○宇都宮富夫君  この議案に関連して、監査委員にちょっと質問したいと思いますが、この指定管理者に対する監査、これは監査が及ぶのかどうか、確認の意味でお伺いをしたいと思います。

○議長(宮本明裕君)  休憩いたします。

   午前1035分 休憩

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   午前1036分 再開

○議長(宮本明裕君)  再開いたします。

 代表監査委員。

○代表監査委員(久保田哲弘君)  今の宇都宮議員の質問にお答えいたします。

 各課のその事業については監査いたしますので、そのときの監査によって、こういう指定管理者に対してのどういうような指定をやって管理をされとるかというのも監査の対象になると思います。

○議長(宮本明裕君)  井上和浩君。

○井上和浩君  関連してですけども、事業報告書の提出というのがあるわけですけども、これ事業報告書を作成し、市長等に提出することというふうになっておりますが、実施状況や利用状況、料金の収入の実績などのそういったものの議会への報告というのはあるのかないのか、お尋ねします。

○議長(宮本明裕君)  政策推進課長。

○政策推進課長(田中正憲君)  書いてるとおり市長への報告でございまして、議会への報告はうたっておりません。

 以上であります。

○議長(宮本明裕君)  井上和浩君。

○井上和浩君  そうしますと、考え過ぎかもしれませんが、不正や腐敗の温床というふうなことになりかねないという危惧があるんですけども、それはどのようにお考えでしょうか。

○議長(宮本明裕君)  政策推進課長。

○政策推進課長(田中正憲君)  先に不正ありきみたいな御発言でございましたが、先に選定するときにそれなりの業者を選定して、信頼ある関係で協定を結んでやるわけですから、当然その内容についても精査し、宇都宮議員の一般質問にもお答えしましたけど、住民サービスが低下しないよう、また内容のそごがないような形できっちりと審査はしてまいります。

 以上であります。

○議長(宮本明裕君)  次、議案第56号 八幡浜市立幼稚園条例の一部を改正する条例の制定について、47ページであります。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、議案第57号 八幡浜市デイサービスセンター条例の一部を改正する条例の制定について、49ページから50ページまで。

 49ページから50ページまで質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、議案第58号 八幡浜市養護老人ホーム設置条例の一部を改正する条例の制定について、51ページから52ページまで。

 51ページから52ページまで質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、議案第59号 八幡浜市知的障害者授産施設条例の一部を改正する条例の制定について、53ページから54ページまで。

 53ページから54ページまで質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、議案第60号 八幡浜市身体障害者デイサービスセンター条例の一部を改正する条例の制定について、55ページから56ページまで。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、議案第61号 八幡浜市水産廃棄物処理施設設置条例の一部を改正する条例の制定について、57ページから58ページまで。

 57ページから58ページまで質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、議案第62号 八幡浜市戸別合併処理浄化槽の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について、59ページから60ページまで。

 59ページから60ページまで質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、議案第63号 八幡浜市中小企業振興資金融資条例の一部を改正する条例の制定について、61ページから62ページまで。

 61ページから62ページまで質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、議案第64号 八幡浜市企業等誘致促進条例の一部を改正する条例の制定について、63ページから64ページまで。

 63ページから64ページまで質疑ありませんか。

 上脇和代君。

○上脇和代君  1つ確認させていただきたいのですが、移転の場合、今までの工場の雇用人数よりも同等の場合あるいは減る場合も起こると思うんですが、そのときも適用されるのでしょうか。

○議長(宮本明裕君)  商工観光課長。

○商工観光課長(中榮忠敏君)  上脇議員の質問にお答えをいたします。

 雇用人数が減った場合、同等等の場合という御質問でございますが、適用はされます。

 ただし、雇用促進奨励金につきましては、実際に増加した分を対象と考えますので、実質的には減った場合については雇用促進奨励金は対象にならずに、固定資産税の3カ年免除だけ対象になるということでございます。

○議長(宮本明裕君)  次、議案第65号 八幡浜市駐車場条例の一部を改正する条例の制定について、65ページから66ページまで。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、議案第66号 八幡浜市下水道条例の一部を改正する条例の制定について、67ページから68ページまで。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、議案第67号 八幡浜市公共下水道事業受益者負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について、69ページであります。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、議案第68号 八幡浜市カルチャーアイランド21条例の一部を改正する条例の制定について、71ページから72ページまで。

 71ページから72ページまで、質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、議案第69号 平成17年度八幡浜市一般会計補正予算(5)1条のうち、まず歳出の1款議会費及び2款総務費、97ページから105ページまで。

 97ページから105ページまで質疑ありませんか。

 宇都宮富夫君。

○宇都宮富夫君  99ページ、株式会社愛媛FCの出資金に関連して質疑をしたいと思います。

 この株式会社愛媛FCという会社のまず概要、どういう会社なのか、御説明をいただきたいと思います。

 それから、公的資金を出資という形で投入するということですが、その必要性について、どういう公益性等があるのか。

 それから、投資効果といいますか、出資による効果、特に八幡浜市にとってどういう効果が見込まれるのかと。

 それから、この際愛媛県下の出資状況、町村の、これについてもお伺いいたします。

 それから、他県、全国的に見て、このサッカーチームの株式会社に出資をするというような例、もし把握されているようでしたらお伺いしたいと思います。

○議長(宮本明裕君)  政策推進課長。

○政策推進課長(田中正憲君)  たくさんあるので一遍に忘れる場合もありますが、忘れた場合は再度お願いします。

 まず1点目ですが、株式会社愛媛FCの概要ですが、会社としての設立は平成151119日ということに資料をいただいてなっております。

 ただ、その前提として、フットボールクラブという形で四国リーグなんかに参加して、Jリーグを目指すという形でこういう株式会社を立ち上げております。会社の拠点の活動はもう県の総合運動公園で、クラブハウスは南海放送サンパーク内にございます。資本金は12,300万円です。株主の構成としては、愛媛県、松山市あるいは愛媛県サッカー協会、県内のあいテレビ、愛媛朝日テレビ、伊予銀行、愛媛銀行、その他県内の大手の企業がなっております。顧問としては、愛媛県知事の加戸守行知事、松山市長の中村時広市長、代表取締役社長が亀井鐵鋼代表取締役の亀井文雄さんでございます。以下、そういう出資した企業の社長さんがその取締役になっておられます。

 2点目のなぜ愛媛FCに市も出資するかということですが、御存じのとおり、Jリーグが平成5年、1993年に地域、企業、行政とこの三位一体を掲げる理念のもとで発足されたのは議員御存じのとおりだと思いますが、サッカーを通じてスポーツの文化の振興を図って、人々が交流を深め、地域が元気になることを目的として発足されております。

 先ほど言いましたように、愛媛FCはアマチュアリーグのことしの日本フットボールリーグで最終戦に勝利して、こないだの新聞等で理事会で来年度のJ2昇格が決定されておりますが、先ほどJリーグの三位一体の理念に基づいて、県あるいは県内の企業が支える、行政もその一端を担うという形で、当市としても822日に愛媛FCから要望が上がりましたんで、種々県内の近隣の行政とも連絡を取りながら、出資の方向に固めるという形で今回計上させていただいております。

 また、愛媛県が「スポーツ立県えひめ」という形をキャッチフレーズにスポーツに親しみ、地域が元気になるということを目指して「スポーツ立県えひめ」というキャッチフレーズでスポーツ振興に積極的に取り組んでおられることはもうマスコミ等で御承知のことと思いますが、愛媛からプロのサッカーチームを育てていくことを基本の姿勢にして、Jリーグの入会を目指す愛媛FCに対して総合的な支援を行っており、ことしの8月に3,000万円を出資して筆頭株主になっておられます。

 ことしの111日に開催されました愛媛トップミーティングでも、その協議題としてこの問題が上げられて、各市町の意見も積極的に支援するという御意見でございました。

 そのような状況を踏まえまして、当市においても愛媛FCに沿った要望にこたえるという形で計上をさせていただいております。

 県下の状況、詳しいとこは、今のところ正確なもんは今ないんですが、ただ要望書の中で、これ全部要るでしょうか、ちょっと要望の中で、決定云々はまだ決まっておりませんが、全県下の各市、また第2弾としては町にもお願いするということで、その現時点での詳しい状況、精査までは今いたしておりませんので、後で資料を報告させていただきたいと思います。

 それと、先ほど全国的に見てどんなんかということですが、全国の状況も調査しておりませんので、わかり次第報告させていただきます。

 以上であります。

○議長(宮本明裕君)  宇都宮富夫君。

○宇都宮富夫君  スポーツ振興というのが出資の根拠といいますか、そこに着目して公的資金を投入するということだと理解しましたけれども、これと同じようなケースで四国アイランドリーグですか、もありますね、野球も。そういうことで、公的資金、財政の余裕があれば結構なことなんですが、民間の企業に公的資金をやはり出資という形にしろ補助金という形にしろ支出する場合は、やはりその出資基準といいますか、支出の基準というものが大事だと思うんですよね。これに類似する野球の四国アイランドリーグですか、あれも株式会社ですが、それの出資の要請が来た場合、どうするか。あるいはまだスポーツ、ほかの分野のスポーツも随分ありますが、結構なことではあるんですけども、やはり公費の投入ということについては、なぜそこに支出するか、支出の基準、特に公益性、それからもう一つ、答弁が抜けておりましたが、出資の効果、それがどういうふうな形で八幡浜市に返ってくるのか、これについて説明をいただきたいと思います。

○議長(宮本明裕君)  政策推進課長。

○政策推進課長(田中正憲君)  八幡浜市だけでどんだけ効果が上がるかというと、数字的にはなかなかはじき出すのが難しいと思っております。ただ、八幡浜市も、これ愛媛県全体で支えるということですが、八幡浜市にも八幡浜サッカージュニアクラブとか、全国大会も行っていろいろサッカーに親しむスポーツ少年団、たくさんおられます。そういう人にもやっぱり子供たちにも夢を与えれるんじゃないかというのが効果だというふうに、効果と言えばそういうふうに考えられます。

 具体的に金銭的にどんだけ八幡浜市の経済が潤うとか、そういうとこはなかなか難しいかと思いますが、やはり愛媛県全体でそのプロサッカーチームを支えていくというみんなの、先ほど言いましたように地域、企業、行政というJリーグの理念に沿った形でこたえていきたいというふうなことでございます。

 それともう一つ、出資の基準、先ほど議員が言われたようにいろんなもんがございます。スポーツ、サッカーだけじゃございませんが、こういうもんについては、今御指摘いただきましたように、出資の基準については内規的に今後詰めていかなければいかないというふうに思っております。

 以上であります。

○議長(宮本明裕君)  宇都宮富夫君。

○宇都宮富夫君  私の指摘したいのは、結構なことなんですが、公費の投入についてはそういうふうに全県で盛り上げよるから、それに右へ倣えして八幡浜市も出資すると、そういうこともあると思いますが、やはり公費の支出については、ほかの民間会社もスポーツ振興に随分貢献しておる民間の団体でも会社でもあると思うんです。それに全部出資せんといかんようになるんですよね、理屈づけによっては。ですから、そこら辺の基準をやっぱりきちっとする必要があるんではないかと、こういう指摘なんです。

 ちょっとかみ合いませんが、その点公費の支出ということになると、やはりそういう基準というものを明確にして支出をしなければ、特にこの財政状況が厳しい中、特定の企業、特定の株式会社に出資することについてのやはり合理性的な説明をした場合、今の説明では少し納得できかねると、このことを指摘して終わりたいと思います。

○議長(宮本明裕君)  二宮雅男君。

○二宮雅男君  98ページ、2目人事管理費の中の時間外勤務手当についてお尋ねしたいと思いますが、この数字とかはどういうことをもとに予算計上されておるのかということと、日ごろ時間外勤務の指示とか、あとチェック管理みたいなのがどのようになっとるのかお知らせ願いたいと思います。

○議長(宮本明裕君)  総務課長。

○総務課長(柏木幸雄君)  人事管理費で今回時間外を手当としまして1,600万円計上をいたしております。全体では、今回で約9,400万円の時間外手当の額になってまいります。その要因といたしましては、合併後の事務をすり合わせをしました。その後の本来的な合併後市町村動いておりますから、それに対するいろんなシステム調整、それからその後の選挙経費であるとか、そういったものが非常に多くなってございます。そういう中で、今回9,400万円という形になっております。通年でありますと、約五、六千万円がこの時間外の手当でございました。

 それから、これに対する指示につきましては各課長の管理にしております。各課長が必要であると認めた場合に時間外勤務命令書を提出をすると、そういうことにいたしております。その後の管理につきましては、私ども総務課の方に時間外勤務命令書が参ってきます。それについて私どもでは管理をいたしておりますけど、今現在、合併後非常に多くなっておると、いわゆる健康面も害するおそれがあると、そういうことで、この縮減については各課長を通じながら、いわゆる指示命令系統を明確にして対応していくと、そういうふうに考えております。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  休憩いたします。

   午前1058分 休憩

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   午前1115分 再開

○議長(宮本明裕君)  再開いたします。

 水産港湾課長。

○水産港湾課長(上甲眞喜君)  遠藤議員にお答えしましたけれども、私の説明不足があったようでございますので、再度答弁をさせていただきます。

 入札剰余金を、工事の進捗を図るために工事費に充当することによりまして設計金額を変更するものでございます。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  次、3款民生費、106ページから113ページまで。

 106ページから113ページまで質疑ありませんか。

 兵頭孝健君。

○兵頭孝健君  民生費の遊具修繕料並びに遊具撤去手数料についてお尋ねします。

 420万円という撤去手数料が出ておりますが、これ大変な金額なんですけども、何カ所ぐらいなものなのか。

 また、修繕料についてお尋ねしておきます。修繕してからまた設置するのか、その場で設置するのかはわかりませんが、その遊具について、設置した当時と月日がたち、その地域の年代層が変わっている、子供たちの少なくなった地域もあります。そこで、同じ遊具を設置しても意味がない地域もありますので、そういった部分の精査をこれからしていくのかどうか、お尋ねしておきたいと思います。

○議長(宮本明裕君)  福祉事務所長。

○福祉事務所長(小西宇佐男君)  兵頭議員の御質問にお答えをいたします。

 まず、遊具の需用費、修繕料が6934,000円、これは32カ所の児童遊園の39アイテムの修繕料でございます。次の12節の役務費、遊具の撤去手数料でございますけれども、これは25カ所の43アイテムの撤去の手数料でございます。修繕料におきましては、大体1カ所当たり4万円から高い物では90万円でございます。撤去につきましては、3万円から30万円ということで、撤去につきましてもどうしても産業廃棄物の扱いになりますので、後の関係もありまして、金額的に個数が多ございますので金額が張っておるような状況でございます。

 もう一点、修繕につきまして、児童遊園の利用者の年齢層によって遊具の好みとかも変わっておるのではということでございますけれども、今回の補正につきましては、現有の遊具の修繕ということでございます。今後もその辺につきましては、十分検討いたしていきたいと考えております。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  魚崎清則君。

○魚崎清則君  同じく111ページ、役務費の関係でございますが、撤去は25カ所ということでございますが、その後補充されるのかどうか。そしてまた、補充されないということになりますと、公園自体を閉鎖するのかどうか、お聞きいたしたいと思います。

○議長(宮本明裕君)  福祉事務所長。

○福祉事務所長(小西宇佐男君)  最近マスコミ等でも報道されておりますように、遊具につきまして事故が起きました場合に、非常に行政側としても対応が難しいかなと考えております。

 今回の遊具の撤去につきましては、今回の撤去によって遊園地に遊具が一カ所も、一つもなくなるというような遊園地はございませんので、今回の撤去によって遊園地を閉鎖するような考えは持っておりませんけれども、遊具の撤去に伴います後のいわゆる補充といいますか、その辺につきましては、遊具を撤去した後に地元の方から要望が出てまいりたいと思いますけれども、財政的な状況も考慮しながら、その辺の補充の遊具については今後検討させていただきたいと思います。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  魚崎清則君。

○魚崎清則君  遊具が幾らかあって、その1つだけを撤去するということでございますが、市営住宅全般的に言えるわけでございますが、当初建設した場合は、子供たちも多く、そしてにぎわったわけでございますが、年がたつにつれまして、そして年代層も変わってくるというふうなことで、余り遊具を使用しないという実例もあろうかというふうに思いますので、そこらあたりの精査といいますか、していただきたいというふうに思います。

 そしてまた、要望でございますが、跡地利用といたしましては、最近駐輪場でバイクが多くなって、自転車自体がはみ出るというふうなことでございますので、有効利用の手段としてそういった駐輪場の考え方も検討をしていただきたいというふうに思っております。

○議長(宮本明裕君)  次、4款衛生費、114ページから118ページまで。

 114ページから118ページまで質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、6款農林水産業費及び7款商工費、119ページから124ページまで。

 質疑ありませんか。

 大山政司君。

○大山政司君  124ページ、商工振興費の中の負担金補助及び交付金ですが、企業等立地促進奨励金で2,391万円あるんですが、これ事業所名、複数の場合はそれぞれ幾らになるのか。

 さらに、雇用促進の関係についても、事業所名と人数。

 それから、がんばる商店街支援事業補助金、これはどういうものに補助金として出すのか、具体的に御説明をお願いいたします。

 さらに、企業等立地促進奨励金については、今議会で新たに条例改正がのっていますが、その関係と今回のこの2,391万円との関係はどのようになっているのか、あわせてお尋ねをいたします。

○議長(宮本明裕君)  商工観光課長。

○商工観光課長(中榮忠敏君)  大山議員の御質問にお答えをいたします。

 まず、今回の企業等立地促進奨励金につきましては、平成158月に操業いたしました新愛商事分が1,201万円でございます。3カ年の分割でございまして、15年度から17年度までの3カ年で分割をいたしまして、総合計が3,603万円のうち今年度1,201万円を支出するものでございます。

 それともう一件、株式会社ベルワイド、先般オープンしたばかりでございますが、3年間の合計金額が3,560万円で、今年度分で1,190万円ということでございます。合計2カ所分合わせまして2,391万円でございます。

 それと、今回条例改正も加えておりますが、今回の条例改正案はあくまで施行後に申請があった事業所に対して規定を適用するということでございまして、従前の分については現在までの条例で対応するということでございます。

 続きまして、雇用促進奨励金につきましては、新愛商事さんの分でございまして、1人当たり30万円の交付でございまして、今回対象者が5名ございましたので、150万円助成をするものでございます。

 続きまして、がんばる商店街支援事業補助金についてでございますが、補助金200万円でございます。八幡浜商店連合会協同組合の方が来年の28日から38日まで、これは8日市から8日市までの間1カ月間、商店街のにぎわいを取り戻し、町の振興、活性化を図るために連合会が行います、仮称ではございますが、春の連合大売り出しイベントに対して助成を行うものでございます。

 現在のところ、申請内容としましては、対象経費が442万円ということでございまして、2分の1以内、上限の200万円を補助するものでございます。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  大山政司君。

○大山政司君  ベルワイドはわかっとるんですが、新愛商事というのはどういう事業をされているのかお伺いします。

 さらに、今回それぞれに2,391万円ということですが、これを今回改正の条例に合わすと、大体どの程度の金額になるのか、大体の金額でいいですのでお教え願いたいと、こういうふうに思います。

 以上です。

○議長(宮本明裕君)  商工観光課長。

○商工観光課長(中榮忠敏君)  新愛商事さんでございますが、五反田の元四国ソーイング跡地で老人福祉業を展開しておる会社でございまして、平成1581日に操業いたしております。採用者数が18人と伺っております。

 それと、改正後の条例で計算をしかえた場合に、促進奨励金がどのような形になるかという御質問でございます。

 新愛商事さんにつきましては、土地の実際の売買価格が対象額としまして9,0094,000円でございます。そのうち、それに適用の率を掛けまして3,603万円という数字になっております。

 一方、今回新たに加えております、どちらかいずれか低い方ということで、固定資産評価額を算定の基礎としておりますが、その場合として計算した場合には、12,700万円程度になりまして、評価額で算定をした場合の方が5,100万円程度になりまして、約1,500万円土地の実際の売買価格よりも奨励金額が高いという数字でございます。

 もう一方、ベルワイドにつきましては、実際の売買価格が1141万円でございまして、それに適用の率を掛けてはじき出しをしますと3,560万円となります。

 一方、固定資産評価額でございますが、5,000万円程度になりまして、3年分で合わせますと1,756万円ということで、1,800万円程度実際の売買とした価格で基準として算定した場合とは土地の評価額で行った方が1,800万円程度低くなるというものでございます。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  大山政司君。

○大山政司君  わかりやすくひとつ答弁していただいたらと思うんですが、今回改正の条例を適用したのと、今までの条例を適用したのと、どちらが補助金として高くなるのか、それを端的にお答え願いたいと思います。

○議長(宮本明裕君)  商工観光課長。

○商工観光課長(中榮忠敏君)  新愛商事さんにつきましては、ちょっと私説明不足かもしれませんが、実際の売買価格の方で算定をいたしますので、低い方ということで3,603万円となります。ベルワイドさんの方は、いずれか低い方でなりますので、仮に今回改正後の案で示しますと、実際の売買価格よりも評価額の低い方でなりますので、1,800万円程度の差額が出るものでございます。

○議長(宮本明裕君)  都築 旦君。

○都築 旦君  120ページの農林水産業費の中で、11目の特定農山村総合支援事業費ということで、これ特定農山村振興基金を9095,000円取り崩して、こういう形の補助事業がされるとなってるんですが、1点目はこの特定農山村総合支援事業補助金というのは、どういう事業に使われるのか説明がなかったように思いますので、この点をまずお聞かせ願いたいのが1点。

 2点目として、9095,000円ということを取り崩すということになると、恐らくこの基金が0になると思うんです。その辺の経過についても若干説明をお願いしたいと思います。

○議長(宮本明裕君)  農林課長。

○農林課長(菊池敏和君)  都築議員さんの御質問でございます特定農山村総合支援事業費でございますが、この事業につきましては、御指摘のとおり基金の取り崩しを考えておるわけでございますが、この基金につきましては平成13年度から17年度までの5年間ということで基金を設立をさせていただいておりますが、国、県、市、それぞれ725万円でございまして、総合計が2,175万円でございます。その中で、先ほど申しましたが、5年間の中で八幡浜市の農業の環境保全、それからまたミカンの里促進事業、そういった特色ある事業に対しまして、その基金で行っていこうというものでございます。

 なお、今年度9095,000円の補足財源が基金でございますが、今年度の事業でございます。若干触れさせていただいたらと思いますが、まず目的でございます。御承知のとおり、西宇和のかんきつ栽培等でございますが、その中核を担ってきております伊予カン等が消費者の嗜好の変化等に伴いまして大変価格が下落をして久しいわけでございます。それ以来、国、県、そしてまた農業関係者等によりまして新品種が次々と開発をされて発表をされてきたところでございますが、しかしながらどの品種においてもこの地域に合ったものがないといいますか、そういったことでJA、農家もその果実の内容とか性質の確認ができてないというのもまた一つの現状でなかろうかと思っています。

 そういった中で、今回この基金を利用いたしまして、温室施設を設置をいたしまして、新品種を高接ぎ、また苗木を植栽をすると。それから、そういったものを早期に育成いたしまして、その品種の特性を確認をした。さらには、できた果実を農家の方々に試食等していただきまして、有望品種が確定いたしましたんであれば、西宇和の奨励品種として確定、普及、啓蒙を図っていくことを目的とするわけでございますが、今申しましたとおり、補助金につきましては、事業費約1,100万円ということでございますが、上限を950万円として市から補助をしたいと思っておりまして、内容でございますが、ハウス施設、鉄骨フィルムハウスというものでございますが、700平米程度のものを予定をしてございます。

 そういったことで、今後この事業にあわせましては、市それから県、西宇和農協で協議をしてきたわけでございますが、そういったことで、小規模な規模ではございますが、今後の八幡浜市のかんきつ農業振興施策の一環としてとらえておりますので、よろしくお願いしたいと思います。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  都築 旦君。

○都築 旦君  今課長の説明で大体わかるんですが、ただ1点だけ私思うのは、この特定農山村振興基金の必要性といいますか、重要性というのは、確かに国、県の関係では13年から17年という5カ年という期限の切った形での基金の問題であったと思うんですが、ただこの愛媛県の中の八幡浜の現状を考えますと、農業振興というのは、私は今まで以上にさらに重要な施策じゃないかと思うんです。そういう面で、国、県がこういう形で基金はもう取り崩しといいますか、なくしますよということなら、じゃあ八幡浜もそういう形でこの基金についてはもう廃止にするというような形は、私は市なら市の独自のやっぱり農業施策を考えていく上にとってはマイナスの要因になるんじゃないかと思うんです。だから、そういう面から見たら、これにかわる形の基金ということについて何かお考えがあったらお聞かせ願いたいと思います。

 以上です。

○議長(宮本明裕君)  農林課長。

○農林課長(菊池敏和君)  大変農業振興施策というのは重要だと私どもも認識をしてございます。先ほども御説明したとおりでございまして、今回のこの特定農山村総合支援事業費につきましては、5年間という期限がついておったわけでございます。その中で、今後も一般財源化等によりまして農業振興を図っていくことは本当に重要であると思いますが、今のところそれにかわる基金というのの新設は考えてございません。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  次、8款土木費及び9款消防費、125ページから130ページまで。

 125ページから130ページまで質疑ありませんか。

 大山政司君。

○大山政司君  130ページ、消防費の中の水防費、臨時ヘリポート整備工事費についてですが、大体想像はできるんですが、ある意味じゃ心配も実はしているわけなんです。

 そこで、どういう場合にこの臨時ヘリポートを利用する予定であるのか、設置目的等もあわせてお尋ねをいたします。

○議長(宮本明裕君)  総務課長。

○総務課長(柏木幸雄君)  大山議員にお答えをいたします。

 今回の臨時ヘリポート整備事業につきましては、2カ所を予定をいたしております。まず1カ所目につきましては、川之内の古薮地区でございます。それからもう一点は、高野地古谷地区でございます。

 その中で、今回の目的につきましては、災害時に孤立するおそれがある地域ということでございまして、当然道路とかそういったものが寸断された場合にその地域の住民の方々を安全な場所にと、そういう目的でいたしてございます。今回2カ所でありますけども、それぞれの地元の提供の中で、自主防災組織とあわせましてそれを推進をしていくということでございます。

○議長(宮本明裕君)  大山政司君。

○大山政司君  目的はわかったんですが、課長、肝心なヘリコプターはどうされるんですか、購入の予定があるんでしょうか。

○議長(宮本明裕君)  総務課長。

○総務課長(柏木幸雄君)  このヘリコプターにつきましては、市が独自で購入するということではなくって、県の防災ヘリあるいは自衛隊のヘリ、そういったものを活用するということでございます。

○議長(宮本明裕君)  大山政司君。

○大山政司君  課長も千丈におられますので、両地域よく御存じだと思います。災害時、例えば古谷にしてみれば、道路が津羽井から1線と入寺から1線、そして松尾から1線があるわけなんです。それから、古薮にしても、夜昼の頂上線からと川之内の方からある。これら3線が寸断されるという状況であれば、恐らくや八幡浜市内、それから西予市、大洲あたりもかなりの災害が発生している状況に私は想定をいたします。

 そういう中で、愛媛県の県警にあるヘリコプター1台で、さて古薮や高野地で道路が寸断されて、ぜひ人命のために要請をしても、ヘリコプターが本当に古谷なり古薮に来ていただくような状況になるのか、私は大変疑問に思います。もっと八幡浜市内やったら、道路の寸断どころかかなりの被害が出て、何十人、何百人、あるいはJRの汽車であれば、脱線でもすれば大変な状況になると思うんですが、そこら辺はどのようにお考えなんですか。

○議長(宮本明裕君)  総務課長。

○総務課長(柏木幸雄君)  今議員御指摘の、当然大規模災害になってまいりますと、そういったことも想定をされるでしょうと。しかし、現実にそういった地域において万全を期していくというのも、これ行政の本来のものだろうと、そういうふうに思っております。

 それから、当然市内全域に入っていくわけですけども、行政、消防だけではそういった活動自体もできないということも事実出ております。そういった中で、行政として今自主防災組織づくりということで、各地域において、地域においての災害については地域みずから守っていこうと、そういうスタイルで進めておりまして、現在平成17年度までで自主防災組織としては15組織が立っておるということでございます。今後、全地域においてこういった組織づくりを進めていきたいと考えております。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  大山政司君。

○大山政司君  自主防災組織、これは自分らの地域の、何かあったときは自分たちでというの、それはわかるんです。それとこの臨時ヘリコプターの整備工事とは全然違うやないですか。私が先ほど言ったのは、道路が古谷であれば寸断されるような状況の中で、本当にヘリコプターというのを要請して、この整備しても来るような状況になるんですかということを聞いてるんです。自主防災組織の充実と私の質問とは別なんです、そこら辺を私は心配している。実際はつくるが、本当に利用するような状況になるのかどうか、ヘリコプターが来るような実態になるのかどうか、それを聞いてるんです。

○議長(宮本明裕君)  総務課長。

○総務課長(柏木幸雄君)  ヘリについて、愛媛県警じゃなくて県の防災ヘリ、それから自衛隊等がありますけども、直ちに来るとは限らんと思います。いずれにしても、地域地域、八幡浜市だけではない、大規模災害になりますと県下全域になってまいります。当然そういった中で、いわゆるそういった基地ができておるということについては、順次そういったところに計画の中で、いわゆる防災の中で計画づくりをされて、計画といいますか、そのときの対応状況によってされてくるもんですから、そういった基地がないと、いつまでたってもそれは入ってこないということになりますから、万全を期していきたいと、そういうことでございます。

○議長(宮本明裕君)  宇都宮富夫君。

○宇都宮富夫君  130ページ、消防費に関連して質問したいと思います。

 1の常備消防費でございますが、ちなみに八幡浜市の消防の基準財政需要額、幾らになっておるのか。それから、これは広域分、それから市の単独分が予算としてはありますが、その一般財源の支出額、これをお聞きしたらと思います。

 それから、事務組合なんで消防行政についての質疑はなかなか適当でないかもわかりませんが、ちなみに、特にやはり南海地震等のそういう関連もありますので、こういう防災行政というのは非常に大事だと思うんでこの場でお聞きしますけれども、消防力の基準に対する充足率、例えば人員とか設備等についても市の現状をお聞きしたいと思います。従来でしたら消防長が出席して、消防長の答弁が聞けるわけですが、消防長の理事者席がございませんので、総務課長ということになりますが、答えられる範囲で総務課長構いませんので、わかる範囲でひとつお願いしたらと思います。

○議長(宮本明裕君)  総務課長。

○総務課長(柏木幸雄君)  まず、今回の予算についての中でのいわゆる消防の基準財政需要額ということがございました。これにつきましては、八幡浜側、約44,000万円、保内側、旧保内ですけども、約17,000万円が基準財政需要額として算定をされてございます。

 それから、一般財源の話がございましたけども、これについては把握をいたしておりません。

 それからもう一つ、消防のいわゆる基準でありますけども、これにつきましても消防団という形の方は持っておりますが、基準につきましては消防の方でまた確認をしましてお答えをしたいと思います。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  次、10款教育費、131ページから139ページまで。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、11款災害復旧費等、140ページから150ページまで。

 140ページから150ページまで質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、第2条地方債の補正並びに歳入の全部、81ページから95ページまで。

 81ページから95ページまで質疑ありませんか。

 都築 旦君。

○都築 旦君  歳入の関係で2点ほどお尋ねをしたいんですが、1点目は県の支出金の関係で、これ75ページにも出ておりますが、県の補助金が補正前が61,3658,000円と、今回補正で32,000万円余りが補正をされまして、県の補助金としては93,4788,000円という形で今回補正されたわけなんですけども、これに関連をしまして、恐らく課長さんらも十分検討されておると思うんですが、県の財政構造改革基本方針案という形でことしの1021日に発表されまして、県の補助金については大幅に削減をしていくんだと、来年度予算からは大幅に削減をしていく、特に県単の継ぎ足し、裁量分についてはかなり抑えるんだというような形での発表がされたと思うんです。この点について来年度以降、来年といいますか平成18年度の予算についての県の補助金がどの程度考えておられるのか、この点が1点目。

 それと、2点目として基金の繰入金の関係でございますが、この基金の繰入金について、私先ほど特定農山村の振興基金についてお尋ねをしたんですが、もうちょっと幅を広げて考えてみますとき、県の方もこういう形でかなり財政的に厳しい状況にあるということから、緊急的な形の対策をされたわけですので、八幡浜市としても一応この財源の問題を含めて、その基金の活用については私は十分これから考えていく必要があると思うんですが、八幡浜市における財源対策用の基金と言われるもの、これは財政調整基金と恐らく減債基金のことだろうと思うんですが、これらについての今現状はどのくらい残が残っているのか、この点をまずお聞かせ願いたいと思います。

○議長(宮本明裕君)  財政課長。

○財政課長(山本一夫君)  それではまず、1点目でございます。18年度から県の財政状況によりまして県補助金が削減されるというようなことが新聞報道等でも報道をされております。全体の額としては、まだ編成の段階なんではっきりした額は確定はしておりません。ただ、一事業で例に上げますと、事業費全体で3分の1程度県補助金が削減することによって八幡浜市の事業、これ国県補助事業ですが、県費が削減されることによって事業費そのものが3分の1に減少するというような例もございます。

 ただ、市といたしましても、今後県補助金が削減されて、そうすると一般財源で対応せざるを得ないと。ただ、それも限度がございます。その件につきましては、県の動向を見きわめまして、予算編成の段階で検討をしていきたいと考えております。

 それから、基金の活用についてでございますが、現在財調におきましては16年度末、119,200万円、それから減債が66,100万円程度、合計で185,000万円程度ございます。これで計算しますと、これは旧の八幡浜市の例でございますけれども、中期財政計画で17年度以降、三位一体改革の影響とか、そういうことで恒久的に8億円から10億円の財源不足が予測されます。そういう関係から、18年度については予算編成はどうにかという状況でございますけれども、これ19年度以降につきましてはなかなか厳しいと、そういう状況でございます。

 以上であります。

○議長(宮本明裕君)  都築 旦君。

○都築 旦君  1点目の形、1点目の私の質問に対してのお答えが、何とか県の補助金の削減については考えていくというお話でしたが、一般財源でもって対応するにしても、やっぱり住民サービスを低下する形でその事業というものを考えると、できるだけやっぱり一般財源を、財源を捻出していく、このような形のひとつ平成18年度予算の組み方でお願いをしたいというのが1点。

 2点目の財源対策用の基金の関係で、先ほど財政調整基金が119,000万円、減債基金が66,000万円という形での説明があり、今年度の当初で約7億円と4億円を組んでおりますから、11億円ぐらい実際的には取り崩しているわけなんですよね。それで、今年度末の現在恐らく7億円ちょっとになるんじゃないかと思うんです。そういう面で何とか財政課長は平成18年度の予算についてはクリアできるけれども、19年度の財源対策用の基金ということはほとんどもう0に等しいんじゃないかと思うんです。そういう面で、私は市長が今議会の総括の説明の中でも述べられておりますが、やはりこの際思い切って事業の優先順位というのを考えていただいて、やっぱりそれとあわせていろんな形での事業の中で聖域と言われる部分もあると思うんです。ただしかし、それも思い切った形でやはり国、県に準じた形でのひとつ切り込みということをぜひお願いをしていただいて、名実ともにやっぱり八幡浜市の将来的に明るい展望が持てるような形のひとつ財政運営というのをお願いしたいというふうに思います。

 以上です。

○議長(宮本明裕君)  次、議案第70号 平成17年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(2)151ページから167ページまで。

 151ページから167ページまで質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、議案第71号 平成17年度八幡浜市老人保健特別会計補正予算(1)169ページから179ページまで。

 169ページから179ページまで質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、議案第72号 平成17年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(2)181ページから193ページまで。

 181ページから193ページまで質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、議案第73号 平成17年度八幡浜市介護サービス事業特別会計補正予算(1)195ページから207ページまで。

 195ページから207ページまで質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、議案第74号 平成17年度八幡浜市駐車場事業特別会計補正予算(1)209ページから217ページまで。

 209ページから217ページまで質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、議案第75号 平成17年度八幡浜市簡易水道事業特別会計補正予算(2)219ページから231ページまで。

 219ページから231ページまで質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、議案第76号 平成17年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(2)233ページから253ページまで。

 233ページから253ページまで質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、議案第77号 平成17年度八幡浜市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計補正予算(1)255ページから267ページまで。

 255ページから267ページまで質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、議案第78号 平成17年度八幡浜市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(1)269ページから278ページまで。

 269ページから278ページまで質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  次、議案第79号 平成17年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(1)279ページから299ページまで。

 279ページから299ページまで質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております33件については、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。

 休憩いたします。

   午前1155分 休憩

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   午前1155分 再開

○議長(宮本明裕君)  再開いたします。

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○議長(宮本明裕君)  日程第5 請願第1号 最低保障年金制度の創設を求める請願書を議題といたします。

 紹介議員の説明を求めます。

 遠藤素子君。

〔遠藤素子君登壇〕

○遠藤素子君  最低保障年金制度の創設を求める請願書が出ております。読み上げまして紹介にかえさせていただきたいと思います。

 請願の趣旨。社会保険庁の発表によると、2004年度の国民年金保険料の納付率が、前年をわずかに0.2%上回る63.6%にとどまったことを明らかにしています。これは、04年「年金改革」が前提とする04年度の計画65.7%を大きく下回るものです。

 また、保険料未納者は、03年度445万人となり、免除者447万人と未加入者の百数十万人を加えると1,000万人をはるかに超える数になります。この状態をこのまま放置すれば、現在でも60万人を超えると言われる無年金者がますます増大します。こうした人たちは、満額でも66,000円、平均で46,000円という低額で、医療介護の負担も加わり、高齢期の暮らしを維持していくことが困難になっています。

 こうした状況の中で、政令指定都市市長会は、「生活保護制度の抜本改革に向けての提案」(05727)の中で、「高齢者に対する生活保障制度の創設」が必要なことを提案しました。まさに時宜を得た提案であり、私たちは心から歓迎しています。

 また、国連の社会権規約委員会は、20018月、日本国政府に対して「国民年金制度の中に最低年金を導入する」ことを勧告しています。

 すべての国民に老後の生活を保障する年金制度にするために、全額国庫負担の最低保障年金制度をつくることは、今や緊急の課題になっています。

 よって、次のような意見書を採択し、関係方面に送付されるよう請願いたします。

 請願事項。1、全額国庫負担の最低保障年金制度を創設すること。

 2、基礎年金の国庫負担を直ちに2分の1にすること。

 3、基礎年金の国庫負担に見合う給付を無年金者・低年金者に給付すること。

 以上、全日本年金者組合愛媛県本部委員長柳沼穣治、全日本年金者組合八幡浜支部委員長高橋宜一の両名から請願が出ております。よろしく御理解の上、御賛同のほどお願いいたします。

○議長(宮本明裕君)  これより質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております請願第1号については、総務委員会に付託いたします。

 なお、請願第1号の付託は、先ほどの議案付託表の総務委員会関係分の末尾に記載しております。

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○議長(宮本明裕君)  日程第6 請願第2号 安心して受けられる医療を求める請願書を議題といたします。

 紹介議員の説明を求めます。

 都築 旦君。

〔都築 旦君登壇〕

○都築 旦君  安心して受けられる医療を求める請願書について提案をいたします。

 請願の趣旨は、お金がなければ医療を受けられないという社会は、もろく冷たいものになっていかざるを得ません。人命尊重の取り扱いを貫いてください。健康保険証など何も持っていない「未交付世帯」は深刻な健康状況にあることも危惧されます。医療機関の協力を得て健康実態調査を行ってください。

 我が国の皆保険制度はWHOも認めるとおり世界的にもすぐれた仕組みですが、今これを各県ごとに分割し、格差を導入しようとする動きが出ています。また、保険の使えない部分を拡大して自己負担をふやす混合診療に道をつけようとしています。新たな医療技術や薬のみならず、現在保険適用されている診療分野までも保険適用外にされていくおそれがあります。国民皆保険制度の形骸化につながる方向と言わざるを得ません。

 医療を受けにくいものにする方向ではなく、住民だれもが安心して医療を受けられるよう、以下の点を請願します。

 請願事項。1、健康保険証未交付世帯の健康実態調査を医療機関の協力を得て行ってください。

 2、以下の点について意見書を決議し、国の関係機関に送付をしてください。

 (1)医療保険制度再編による分割化・格差導入をしないよう、また混合診療に道を開かないこと。

 (2)'06年診療報酬改定を「マイナス改定」ではなく、「安全・安心の医療」が確保できるように改善すること。

 以上。請願者は愛媛県社会保障推進協議会の会長であります向井康雄さんでございます。よろしくお願いいたします。

○議長(宮本明裕君)  これより質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております請願第2号については、総務委員会に付託いたします。

 なお、請願第2号の付託は、先ほどの議案付託表の総務委員会関係分の末尾に記載しております。

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○議長(宮本明裕君)  日程第7 請願第3号 応益負担による過重な負担を避け、障害者雇用改善を求める請願書を議題といたします。

 紹介議員の説明を求めます。

 遠藤素子君。

〔遠藤素子君登壇〕

○遠藤素子君  同じく愛媛県社会保障推進協議会会長向井康雄さんより、応益負担による過重な負担を避け、障害者雇用改善を求める請願書で出ております。読み上げまして御紹介にかえたいと思います。

 請願趣旨。政府は、障害者と家族の悲痛な願いにもかかわらず、応益負担を持ち込む方向です。社会福祉サービスを「お金で商品を買うもの、お金がなければ我慢しろ」というものに変えてしまうことは、福祉の原理を壊してしまうものです。障害の重い人ほどお金がかかることになってしまいます。現在、政省令化の作業が行われていますが、障害者と家族の負担を重くすることのないよう、また国際障害者年で確認された完全参加と平等の方向に逆行しないよう国に意見書を送付してください。

 また、不況のもと、障害者の雇用状況は深刻です。働く力を持ちながら生かせない、あるいは障害への配慮が薄くて職場に定着できない実態があります。公発注の場面においても、障害者の雇用状況改善の啓発・促進の機会とするなどの努力が求められています。

 ついては、下記の点を請願いたします。

 請願事項。1、障害の重い人の働く場を創出するとともに、公発注の入札参加要件に障害者雇用状況を含めるなど、市内事業所における雇用機会の改善を進めてください。

 2、以下の点につき意見書を採択し、国の関係機関に送付してください。

 (1)応益負担によって障害者と家族の負担を加重にしないこと。

 (2)障害者の公費負担医療制度を後退させないこと。

 (3)国際障害者年で確認された「完全参加と平等」の観点から障害者福祉における負担のあり方をもう一度検討すること。

 以上です。ぜひとも御理解の上、御賛同のほどよろしくお願いいたします。

○議長(宮本明裕君)  これより質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております請願第3号については、民生文教委員会に付託いたします。

 なお、請願第3号の付託は、先ほどの議案付託表の民生文教委員会関係分の末尾に記載しております。

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○議長(宮本明裕君)  日程第8 議員提出議案第16号 真の地方分権改革の確実な実現を求める意見書の提出についてを議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 山中隆徳君。

〔山中隆徳君登壇〕

○山中隆徳君  ただいま提案されました議員提出議案第16号 真の地方分権改革の確実な実現を求める意見書の提出について提案説明させていただきます。

 お手元に配付しております意見書の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。

 真の地方分権改革の確実な実現を求める意見書。

 「三位一体の改革」は、小泉内閣総理大臣が進める「国から地方へ」の構造改革の最大の柱であり、全国一律・画一的な施策を転換し、地方の自由度を高め、効率的な行財政運営を確立することにある。

 地方六団体は、平成18年度までの第1期改革において、3兆円の税源移譲を確実に実施するため、昨年の3.2兆円の国庫補助負担金改革案の提出に続き、政府からの再度の要請により、去る720日に残り6,000億円の確実な税源移譲を目指して、「国庫補助負担金等に関する改革案(2)」を取りまとめ、改めて小泉内閣総理大臣に提出したところである。

 政府・与党においては、去る1130日、「三位一体の改革について」決定され、地方への3兆円の税源移譲、施設整備費国庫補助負担金の一部について税源移譲の対象とされ、また生活保護費負担金の地方への負担転嫁を行わなかったことは評価するものであるが、「地方の改革案」になかった児童扶養手当や児童手当、義務教育費国庫負担金の負担率の引き下げなど、真の地方分権改革の理念に沿わない内容や課題も多く含まれ、今後「真の地方分権改革の確実な実現」に向け、「地方の改革案」に沿って平成19年度以降も「第2期改革」としてさらなる改革を強力に推進する必要がある。

 よって、国においては、平成18年度の地方税財政対策において真の地方分権改革を実現するよう、下記事項の実現を強く求める。

 記。1、地方交付税の所要総額の確保。

 平成18年度の地方交付税については、「基本方針2005」の閣議決定を踏まえ、地方公共団体の安定的財政運営に支障を来すことのないよう、地方交付税の所要総額を確保すること。

 また、税源移譲が行われても、税源移譲額が国庫補助負担金廃止に伴い財源措置すべき額に満たない地方公共団体については、地方交付税の算定等を通じて確実に財源措置を行うこと。

 23兆円規模の確実な税源移譲。

 3兆円規模の税源移譲に当たっては、所得税から個人住民税への10%比例税率化により実現すること。

 また、個人所得課税全体では実質的な増税とならないよう適切な負担調整措置を講ずること。

 3、都市税源の充実確保。

 個人住民税は、負担分任の性格を有するとともに、福祉等の対人サービスを安定的に支えていく上で極めて重要な税であり、市町村への配分割合を高めること。

 4、真の地方分権改革のための「第2期改革」の実施。

 政府においては、「三位一体の改革」を平成18年度までの第1期改革にとどめることなく、「真の地方分権改革の確実な実現」に向け、平成19年度以降も「第2期改革」として「地方の改革案」に沿ったさらなる改革を引き続き強力に推進すること。

 5、義務教育費国庫補助負担金について。

 地方が創意と工夫に満ちた教育行政を展開するため、「地方の改革案」に沿った税源移譲を実現すること。

 6、施設整備費国庫補助負担金について。

 施設整備費国庫補助負担金の一部について税源移譲割合が50%とされ、税源移譲の対象とされたところではあるが、地方の裁量を高めるため、「第2期改革」において、「地方の改革案」に沿った施設整備費国庫補助負担金の税源移譲を実現すること。

 7、法定率分の引き上げ等の確実な財源措置。

 税源移譲に伴う地方財源不足に対する補てんについては、地方交付税法の原則に従い、法定率分の引き上げで対応すること。

 8、地方財政計画における決算乖離の同時一体的な是正。

 地方財政計画と決算との乖離については、平成18年度以降についても引き続き同時一体的に規模是正を行うこと。

 9、「国と地方の協議の場」の制度化。

 「真の地方分権改革の確実な実現」を推進するため、「国と地方の協議の場」を定期的に開催し、これを制度化すること。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 なお、提出先は記載のとおりであります。よろしく御賛同のほどお願いを申し上げ、提案理由の説明といたします。

○議長(宮本明裕君)  これより質疑に入ります。

 質疑ありませんか。

 遠藤素子君。

○遠藤素子君  項目のうちの456について疑問、それから矛盾を感じます。

 4番については、この三位一体の改革が地方に及ぼしているマイナスの影響というのは非常に大きいと思いますが、それをさらに進めるような文言になっているという点で。

 それから、5番の義務教育の国庫補助負担金、これは国の制度で、国が責任を持ってやってくださいという意見書を私たちは既に出したはずです。それと矛盾すると思います。

 それから、6番について、ちょっとよく意味が私自身わからないんですが。

 そういう意味で、これは意見書を即上げるということが非常に問題があると思うんですが、その456について矛盾はないのか、ちょっとお聞きしたいと思います。

○議長(宮本明裕君)  山中隆徳君。

○山中隆徳君  お答えいたします。

 4番につきましては、遠藤議員の御意見ももっともですけれども、私も一言一句このように自信を持って提案させていただきますので、よろしく御理解をお願いいたします。

 5番についても大体同じですが、これは愛媛の知事も知事会で発言なされたように伺っておりますが、知事会全体として合意に達してはおります。そういったことで、私もこういう意見書を提出に一言一句をこのような形で提案しております。御理解のほど、御協力のほどよろしくお願いします。

 6にしても同じようなことでございますが、よろしくお願い申し上げます。

○議長(宮本明裕君)  これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議員提出議案第16号は、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  御異議がありますので、お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議員提出議案第16号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(宮本明裕君)  御着席願います。

 起立多数であります。よって、ただいま議題となっております議員提出議案第16号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。

(遠藤素子君「異議を聞かないんですか」と呼ぶ)

(「異議の内容を問わないけない」と呼ぶ者あり)

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議員提出議案第16号を採決いたします。

 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(宮本明裕君)  御着席願います。

 起立多数であります。よって、議員提出議案第16号は提出することに決しました。

 この後、休憩いたしまして、先ほど設置いたしました決算審査特別委員会を開催し、正・副委員長の互選を行います。決算審査特別委員会の方は第1委員会室へ御参集願います。

 休憩いたします。

   午後 零時17分 休憩

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   午後 零時30分 再開

○議長(宮本明裕君)  再開いたします。

 ただいま開催いたしました決算審査特別委員会で互選の結果、委員長に上田竹則君、副委員長に上脇和代君が当選されましたので、御報告いたします。

 議事の都合により、明13日から20日までの8日間は休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  御異議なしと認めます。よって、明13日から20日までの8日間は休会することに決しました。

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○議長(宮本明裕君)  これにて本日の会議を閉じます。

 以上で本日の日程は全部終了をいたしました。

 明13日から20日までの8日間は休会であります。この休会中に各常任委員会及び特別委員会を開き、先ほど付託いたしました案件の審査を行うことになっております。

 各常任委員会及び特別委員会の開催時期と場所をお知らせいたします。

 総務委員会は13日午前10時から第1委員会室、民生文教委員会は13日午前10時から第2委員会室、産業建設委員会は13日午前10時から第3委員会室。

 次に、八幡浜市公共下水道特別委員会は14日午後130分から第1委員会室。

 21日は午前10時から会議を開き、委員長報告、報告に対する質疑、討論、採決等を行うことになっております。

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○議長(宮本明裕君)  本日はこれにて散会をいたします。

   午後 零時32分 散会

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地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

 

 八幡浜市議会 議長 宮 本 明 裕

 

        議員 武 田 成 幸

 

        議員 萩 森 良 房

 

 

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