平成19年八幡浜市議会3月定例会会議録第1号

公開日 2014年09月17日

 

議事日程 第1

 

平成1935() 午前10時開議

 

1

会議録署名議員の指名

2

会期の決定

3

同意案第1号 日土財産区管理委員の選任について

議案第 3号 「保内町公共下水道根幹的施設の建設工事委託に関する基本協定の締結について」の議決変更について

議案第 4号 八幡浜地区施設事務組合規約の変更について

議案第 5号 八幡浜市副市長定数条例の制定について

議案第 6地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について

議案第 7八幡浜市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第 8号 八幡浜市報酬及び費用弁償等支給条例の一部を改正する条例の制定について

議案第 9八幡浜市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第10八幡浜市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第11八幡浜市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第12号 八幡浜市職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第13号 八幡浜市立公民館条例の一部を改正する条例の制定について

議案第14号 八幡浜市交通傷害保障条例の一部を改正する条例の制定について

議案第15号 八幡浜市下水道条例の一部を改正する条例の制定について

議案第16号 市立八幡浜総合病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第17号 市立八幡浜総合病院職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第18号 市立八幡浜総合病院職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第19号 市立八幡浜総合病院使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について

議案第20号 八幡浜市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部を改正する条例の制定について

議案第21号 平成18年度八幡浜市一般会計補正予算(5)

議案第22号 平成18年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(3)

議案第23号 平成18年度八幡浜市老人保健特別会計補正予算(3)

議案第24号 平成18年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(3)

議案第25号 平成18年度八幡浜市簡易水道事業特別会計補正予算(3)

議案第26号 平成18年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(4)

議案第27号 平成18年度八幡浜市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(2)

議案第28号 平成18年度八幡浜市港湾整備事業特別会計補正予算(2)

議案第29号 平成18年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(3)

議案第30号 平成19年度八幡浜市一般会計予算

議案第31号 平成19年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計予算

議案第32号 平成19年度八幡浜市老人保健特別会計予算

議案第33号 平成19年度八幡浜市介護保険特別会計予算

議案第34号 平成19年度八幡浜市介護サービス事業特別会計予算

議案第35号 平成19年度八幡浜市日土財産区特別会計予算

議案第36号 平成19年度八幡浜市駐車場事業特別会計予算

議案第37号 平成19年度八幡浜市簡易水道事業特別会計予算

議案第38号 平成19年度八幡浜市公共下水道事業特別会計予算

議案第39号 平成19年度八幡浜市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計予算

議案第40号 平成19年度八幡浜市小規模下水道事業特別会計予算

議案第41号 平成19年度八幡浜市水産物地方卸売市場事業特別会計予算

議案第42号 平成19年度八幡浜市港湾整備事業特別会計予算

議案第43号 平成19年度八幡浜市水道事業会計予算

議案第44号 平成19年度市立八幡浜総合病院事業会計予算

       (提案者の説明)

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本日の会議に付した事件

日程第1

会議録署名議員の指名

日程第2

会期の決定

日程第3

同意案第1号 日土財産区管理委員の選任について

議案第 3号 「保内町公共下水道根幹的施設の建設工事委託に関する基本協定の締結について」の議決変更について

議案第 4号 八幡浜地区施設事務組合規約の変更について

議案第 5号 八幡浜市副市長定数条例の制定について

議案第 6地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について

議案第 7八幡浜市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第 8号 八幡浜市報酬及び費用弁償等支給条例の一部を改正する条例の制定について

議案第 9八幡浜市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第10八幡浜市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第11八幡浜市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第12号 八幡浜市職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第13号 八幡浜市立公民館条例の一部を改正する条例の制定について

議案第14号 八幡浜市交通傷害保障条例の一部を改正する条例の制定について

議案第15号 八幡浜市下水道条例の一部を改正する条例の制定について

議案第16号 市立八幡浜総合病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第17号 市立八幡浜総合病院職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第18号 市立八幡浜総合病院職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第19号 市立八幡浜総合病院使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定について

議案第20号 八幡浜市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部を改正する条例の制定について

議案第21号 平成18年度八幡浜市一般会計補正予算(5)

議案第22号 平成18年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(3)

議案第23号 平成18年度八幡浜市老人保健特別会計補正予算(3)

議案第24号 平成18年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(3)

議案第25号 平成18年度八幡浜市簡易水道事業特別会計補正予算(3)

議案第26号 平成18年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(4)

議案第27号 平成18年度八幡浜市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(2)

議案第28号 平成18年度八幡浜市港湾整備事業特別会計補正予算(2)

議案第29号 平成18年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(3)

議案第30号 平成19年度八幡浜市一般会計予算

議案第31号 平成19年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計予算

議案第32号 平成19年度八幡浜市老人保健特別会計予算

議案第33号 平成19年度八幡浜市介護保険特別会計予算

議案第34号 平成19年度八幡浜市介護サービス事業特別会計予算

議案第35号 平成19年度八幡浜市日土財産区特別会計予算

議案第36号 平成19年度八幡浜市駐車場事業特別会計予算

議案第37号 平成19年度八幡浜市簡易水道事業特別会計予算

議案第38号 平成19年度八幡浜市公共下水道事業特別会計予算

議案第39号 平成19年度八幡浜市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計予算

議案第40号 平成19年度八幡浜市小規模下水道事業特別会計予算

議案第41号 平成19年度八幡浜市水産物地方卸売市場事業特別会計予算

議案第42号 平成19年度八幡浜市港湾整備事業特別会計予算

議案第43号 平成19年度八幡浜市水道事業会計予算

議案第44号 平成19年度市立八幡浜総合病院事業会計予算

       (提案者の説明)

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出席議員(23)   

1番  新  宮  康  史  君

2番  上  田  浩  志  君

3番  大  城  一  郎  君

4番  井  上  和  浩  君

5番  上  脇  和  代  君

6番  魚  崎  清  則  君

7番  山  中  隆  徳  君

8番  二  宮  雅  男  君

9番  遠  藤  素  子  君

 10番  武  田  成  幸  君

 11番  清  水  正  治  君

 12番  宇宮  富  夫  君

 13番  兵  頭  孝  健  君

 14番  上  田  竹  則  君

 15番  松  本  昭  子  君

 16番  都  築     旦  君

 17番  住     和  信  君

 18番  中  岡  庸  治  君

 19番  宮  本  明  裕  君

 20番  大  山  政  司  君

 21番  萩  森  良  房  君

 22番  舛  田  尚  鶴  君

 23番  山  本  儀  夫  君

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欠席議員(なし)

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説明のため出席した者の職氏名

 市長        高 橋 英 吾 君

 助役        谷 口 治 正 君

 収入役       長 島   峻 君

 政策推進課長    田 中 正 憲 君

 危機管理室長    尾 﨑 政 利 君

 総務課長      山 本 一 夫 君

 財政課長      中 榮 忠 敏 君

 税務課長      市 川 芳 和 君

 市民課長      谷   明 則 君

 生活環境課長    清 水 義 明 君

 福祉事務所長    小 西 宇佐男 君

 保健センター所長  永 井 俊 明 君

 人権啓発課長    田 中 良 三 君

 水産港湾課長    上 甲 眞 喜 君

 建設課長      菊 池 賢 造 君

 監理開発課長    國 本   進 君

 農林課長      二 宮 嘉 彦 君

 商工観光課長    若 宮 髙 治 君

 下水道課長     石 田   修 君

 保内庁舎管理課長  竹 内   茂 君

 水道課長      松 本 俊 一 君

 市立病院事務局長  柏 木 幸 雄 君

 会計課長      横 田 昌 弘 君

 教育委員会委員長  井 上   守 君

 教育長       井 上 傳一郎 君

 学校教育課長    三 堂 嗣 夫 君

 生涯学習課長    谷 口 光 一 君

 文化振興課長    水 野 省 三 君

 代表監査委員    久保田 哲 弘 君

 監査事務局長    菅 原 茂 雄 君

 農業委員会事務局長 上 甲 康 薫 君

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会議に出席した議会事務局職員

 事務局長       菊 池 敏 和 君

 事務局次長兼議事係長 山 本 健 二 君

 調査係長       田 本 憲一郎 君

 書記         脇 野 和 仁 君

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午前1000分 開会

○議長(宮本明裕君)  ただいまより平成19年第2回八幡浜市議会定例会を開会いたします。

 市長から今議会招集のあいさつがあります。

 市長。

〔市長 高橋英吾君登壇〕

○市長(高橋英吾君)  開会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。

 本日、平成19年第2回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御多忙のところ御参集を賜り、厚くお礼を申し上げます。

 初めに、伊方発電所の異常時における通報連絡について御報告を申し上げます。

 御案内のとおり、伊方原子力発電所周辺の安全確保及び環境保全に関する協定書にかかわる愛媛県と八幡浜市の確認書につきましては、本市が伊方原子力発電所の隣接地域であることにかんがみ、昨年10月に愛媛県と締結したものでございますが、このたび愛媛県において、伊方発電所の異常時における八幡浜市への通報、連絡要領が制定され、今月1日に施行されました。

 これに伴い、本市におきましても安全協定の枠組みの中で、四国電力から通報連絡を受信するとともに立入調査への同行を愛媛県に要請することになります。

 市民の安全確保と環境保全を図るため、より迅速かつ的確に対応し、情報収集、公開の充実に努める所存でありますので、議員各位におかれましても御理解、御協力を賜りますようお願いを申し上げます。

 それでは、定例会について申し上げます。

 本定例会におきましては、同意案1件、条例案16件、予算案24件、その他2件、合わせまして43件の御審議をいただくものでございます。

 諸議案の内容等につきましては、後ほど御説明いたしますが、何とぞ慎重審議賜りまして、御賛同いただきますようお願いを申し上げます。

 なお、本日、本会議終了後、市議会協議会を開催いただきまして、八幡浜市国民保護計画外3件について御説明を申し上げます。議員各位の御理解を賜りたいと存じますので、よろしくお願いいたします。

 以上、申し述べまして、招集のごあいさつといたします。

○議長(宮本明裕君)  議長において、この際、諸般の報告を行います。

 2月臨時会閉会後における諸般の報告については、お手元に配付してあります報告書をもってこれにかえます。

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○議長(宮本明裕君)  これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。

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○議長(宮本明裕君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、議長において10番 武田成幸君、18番 中岡庸治君を指名いたします。

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○議長(宮本明裕君)  日程第2 会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、本日から320日までの16日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  御異議なしと認めます。よって、会期は16日間と決定いたしました。

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○議長(宮本明裕君)  日程第3 同意案第1号 日土財産区管理委員の選任について、議案第3号 「保内町公共下水道根幹的施設の建設工事委託に関する基本協定の締結について」の議決変更についてないし議案第44号 平成19年度市立八幡浜総合病院事業会計予算、以上43件を一括議題といたします。

 初めに、市長より総括説明を願います。

 市長。

〔市長 高橋英吾君登壇〕

○市長(高橋英吾君)  本日ここに第2回市議会定例会を招集いたしまして、平成19年度当初予算案を初め、当面する市政の重要案件の御審議をいただくわけでございます。

 各案件にわたります詳細な説明は、審議の過程で助役並びに各課長から申し上げることといたしまして、私は概要を申し上げ、議員各位の御理解と御協賛を賜りたいと存じます。

 さて、平成19年度の国の予算は、平成23年度における国と地方の基礎的財政収支を確実に黒字化するとともに、これまでの財政健全化の努力を継続し、歳出改革路線を強化するため、行革推進法に基づき行政のスリム化、効率化を一層徹底し、総人件費改革や特別会計改革、資産、債務改革等について適切に予算に反映させることとしております。

 また、歳出全般にわたる徹底した見直しを行い、一般歳出及び一般会計歳出について厳しく抑制をすることとしており、特に新規国債発行額について前年度の水準より大幅な減額に努めるとともに、予算の配分に当たっては、公共事業関係費の総額を対前年比マイナス3%、義務的経費については自然増を放置することなく、制度、施策の抜本的見直しを行い、引き続き予算執行実績を的確に踏まえた予算となっております。

 なお、地方財政については、国と地方の信頼関係を維持しつつ、国と歩調を合わせ、人件費、投資的経費、一般行政経費の各分野にわたり地方歳出を厳しく抑制するとともに、国、地方の財政状況を踏まえつつ、交付税、補助金の見直しと合わせ、税源移譲を含めた税源配分の見直しを行うなど一体的な検討を図るほか、地方の自己規律による財政健全化を促すため、新たな再生制度の整備に向けた取り組みを進めることや、地方行革新指針等を踏まえ、より一層積極的に地方行革に取り組むこと等を基本方針とされております。

 このような方針に基づいて編成された平成19年度の国の一般会計の予算の規模は829,088億円、対前年度比4%の増で、一般歳出は469,784億円、1.3%の増となっております。

 次に、平成19年度の地方財政対策についてでありますが、地方税収入や地方交付税の原資となる国税収入が大幅に増加するものの、公債費が高い水準で推移することや、社会保障関係費の自然増等により、依然として大幅な財源不足が生じるため、給与関係経費の抑制や地方単独事業費の抑制等を通じ、地方財政計画の規模縮小に努めることにより、財源不足の圧縮を図ることとする一方、地方交付税の現行法定率を堅持しつつ、安定的な財政運営に必要な地方税、地方交付税等の一般財源の総額を確保することを基本とした措置が講じられたところであります。あわせて、地方財政の健全化を図るため、交付税特別会計の新規借り入れを廃止するとともに、計画的な償還を開始することとしたところであります。

 このような極めて厳しい地方財政の状況、国、県を通ずる歳出、歳入一体改革の必要性を踏まえると、地方公共団体においては、地方分権の時代にふさわしい簡素で効率的な行政システムを確立するため、徹底した行政改革を推進するとともに、歳出の徹底した見直しによる抑制と重点化を進め、また歳入面では自主財源について積極的な確保策を講じるなど、効率的で持続可能な財政への転換を図ることが急務となっております。

 さて、本市の平成19年度財政見通しについてでありますが、歳入面では、地方分権推進のため所得税から市民税への税源移譲が実施されることで個人市民税は増収になるものの、一般財源ベースでは所得譲与税の廃止等で相殺される見込みであり、歳入に占める割合が最も大きい地方交付税は、地方財政計画で総額は前年度比4.4%の減少となっており、19年度から導入される新型交付税や、頑張る地方応援プログラムの影響額も懸念されるところであります。一方、歳出面では、義務的経費、人件費、扶助費、公債費の歳出総額に占める割合は依然として高く、予断を許さない状況にあると言えます。

 本市の財政状況は、経常収支比率を初めとした各種財政指標が示すとおり、非常に弾力性の乏しい財政構造で、地方交付税をベースとした依存財源の上に成り立っており、国の施策の影響は極めて大きいと言わざるを得ません。

 しかしながら、このような状況下においても、先般策定の市総合計画に掲げる諸施策、諸事業を着実に遂行するため、常にコスト意識を持って事務事業の検証を行いながら、事業の緊急性、必要性を熟慮した上で、効率的な執行に取り組み、最少の経費で最大の効果が導き出せるよう最善の努力を払いつつ、健全で安定的な財政基盤の確立を図ってまいりたいと存じておりますので、御理解と御協力をお願い申し上げます。

 それでは、今回提案いたします議案の主なものについて御説明をいたします。

 まず、地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う助役、収入役制度の見直しについてであります。

 これまでの助役にかえて新たに副市長を置くこと、定数については条例で定めることとされており、今議会において改正の趣旨、行政改革の観点等を踏まえ、定数を1人とすることを今議会に御提案申し上げるものであります。なお、収入役制度につきましては、その職を廃止し、会計管理者を置くこととされておりますが、経過措置により、その任期中に限り在職するものとなっておりますので、御理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 次に、市行政改革大綱推進計画集中改革プランへの取り組みについてでございます。

 まず、組織、機構の見直しについてでありますが、組織の簡素化、行政の効率化を図るため、現在一部事務組合として消防、急患センター等の事務を行う八幡浜地区施設事務組合と、し尿処理の事務を行う八西衛生事務組合の統合を前提に検討を進めてまいりましたが、関係市町との合意が調いました。平成19年度においては、八幡浜地区施設事務組合の事務所の位置を八西衛生事務組合に移し、事務局長は兼務とし、統合は平成20年度を予定しているものであります。今回、関連議案を御提案申し上げておりますので、よろしく御審議を賜りたいと存じます。

 次に、特殊勤務手当及び旅費の見直しについてであります。

 特殊勤務手当につきましては、社会情勢の変化、会計検査院からの指摘等もあり、廃止を含めた大幅な見直しを行うことといたしました。旅費につきましても、近隣市町の状況等を考慮し、日当の廃止を中心とした見直しを行うものであります。今議会に関係条例改正案を御提案申し上げておりますので、よろしく御審議をお願い申し上げます。

 以上、国の予算及び地方財政計画、当面する本市の基本的課題に基づき編成いたしました本年度予算案等につきまして、以下その概要を申し述べたいと存じます。

 最初に、地場産業の振興による町の活性化対策であります。

 まず、農林業の振興対策でありますが、平成18年産の温州ミカン等の出荷数量は、前年に比べ3割程度の落ち込みはあったものの、販売単価は前年比6割の伸びを示したことから、販売金額は前年を1割程度上回るものと見込まれておりますが、かんきつ農家の経営は依然として深刻な状況であります。産地間競争、消費者ニーズの変化などにより、厳しい環境下にある農業の再生、将来に展望の持てる農業の構築を図るための諸施策の着実な推進に努めるとともに、国営、県営かんがい排水事業、農道整備等の基盤整備事業に対する補助を継続していきます。

 また、林業では、木材生産から加工、流通、消費に至るまでの一体的な施策の推進により、木材の利用促進を図るためのモデル事業えひめ森林そ生プロジェクトに対する支援措置を新たに講じております。

 次に、八幡浜港港湾・漁港振興ビジョンについてでありますが、引き続き八幡浜港緑地護岸築造及び浮桟橋取付護岸築造工事に取り組むほか、新たに沖新田地区に貨物上屋兼事務所の建設及び現港湾ビルの取り壊し工事の予算措置を講じ、港湾機能の充実を図ることとしております。

 そのほか、水産業の振興関係では、大島の地域資源である漁場の生産力強化などを目的とした離島漁業再生支援事業の実施、やわたはま海鮮朝市協議会補助金等により、魚食普及支援に努めてまいります。

 次に、商工振興では、人口の減少、長引く景気低迷等の影響による地域経済の落ち込み、中心商店街の空き店舗の増加など、商工業経営は一段と厳しさを増しております。引き続き、中小企業振興資金預託金や完済の際の利子補給金、商工業振興資金利子補給金等の予算措置を講じ、関係団体と連携のもとで、各種事業、施策を通し、活力のあるまちづくりに努めてまいりたいと考えております。

 また、県の南予地域活性化対策事業の一つとして、地場産業振興の観点から、市物産協会が取り組んでおります八幡浜ブランド事業については、今回助成措置を講じ、八幡浜市全体のイメージアップを図ってまいりたいと存じます。

 観光振興の面では、八幡浜地域に定着しているちゃんぽん文化にスポットを当て全国的にPRし、ひいては市の活性化につなげていく取り組み、八幡浜ちゃんぽんメジャー化プロジェクトの活動に対し、支援をしてまいることとしております。

 続きまして、保健・福祉・医療の充実であります。

 少子・高齢化が進展する社会情勢のもと、市民の健康管理、増進、さらには高齢者、障害者、児童福祉など、市民にとって暮らしやすい町の創造に向けた諸施策、諸事業の一層の充実強化が求められておりますのは御案内のとおりであります。

 まず、障害者福祉対策としては、現在市障害者計画及び障害福祉計画を策定中でありますが、障害者自立支援法が昨年10月から施行され、新たなサービス体系への移行の円滑化を図ることを基本とし、今後とも地域でともに生きる社会の実現に向けて、きめ細やかな福祉サービスの提供に努めてまいりたいと考えております。

 次に、高齢者福祉対策として、高齢者が安心して生き生きと生活できるよう、特に独居高齢者への支援、生きがい対策等について、介護予防事業、介護者支援事業等との連携を密に諸施策に取り組んでまいります。

 児童福祉対策として、少子化対策を柱とした八幡浜市次世代育成支援地域行動計画による支援策の計画的な推進のほか、放課後児童健全育成事業の充実、出産祝い金、乳幼児医療市単独扶助費の継続、児童手当の拡充等の予算措置を講じております。

 さて、75歳以上の高齢者を対象に、平成204月から新たに始まる後期高齢者医療制度でありますが、先月の19日、財政運営などを担う広域連合の設立が許可されました。事務局を松山市の北条支所に置き、市町からの派遣職員により制度導入に向けた準備を進めることとなっており、今回広域連合への分担金を初め、医療システム構築委託料等の経費を計上しております。

 国民健康保険事業につきましては、高齢化、疾病構造の変化、医療技術の高度化等により医療費は増嵩傾向にあり、厳しい財政状況にあります。健康意識の啓発、保健事業等により長期的な視点に立って医療費の適正化に努めるとともに、国保財政の安定を図るため、保険基盤安定制度による財政措置を講ずるほか、利便性向上のため保険者証のカード化を進めることとしております。

 介護保険事業につきましては、制度の効果的な運営及び周知啓発に努め、高齢者の保健・福祉・介護予防の充実を図ってまいります。また、要支援者の要介護度の重度化を防止するため、利用者のためのケアプラン作成に努めてまいります。

 次に、八西地域の基幹的中核病院として重要な役割を担っております市立病院につきまして御説明をいたします。

 現在の医療環境は、国の医療費抑制策による診療報酬マイナス改定を初め、医療圏域人口の減少と少子・高齢化の進展、さらには新臨床研修制度の創設に伴う医師不足の影響を受け、入院、外来患者数が減少し、平成18年度決算で約9億円の累積欠損金が見込まれるなど、病院経営は非常に厳しい状況にあります。

 こうした状況の中、今回中核病院としての機能性と役割を継続的に担っていくためには、慢性的な赤字体質からの脱却を図るべく経営改善を行い、収支の均衡への目標と年次計画を定め、市立病院としての機能性の維持と役割を果たしていくため、市立八幡浜総合病院自主経営健全化計画を策定したところであります。この計画を目標の指針として実現性を高めるため、計画、実行、評価、改善のサイクルを実践し、医師、職員一丸となり、経営の健全化、収支の均衡に努めてまいる所存であります。本会議終了後の市議会協議会におきまして、詳細説明をすることとしておりますので、よろしくお願いをいたします。

 なお、昨年7月、病院改築に向けて諸問題を検討するため、助役を委員長、病院長を副委員長に整備計画検討委員会を立ち上げ、協議を進めておりましたが、今月末に委員からの報告を受けることとなっております。これを踏まえ、新年度には利用者、学識経験者等を交えた委員会を設置し、議論を深めてまいりたいと考えております。

 続きまして、安全で快適な生活環境、都市基盤整備であります。

 まず、新火葬場建設につきましては、これまで環境影響調査、基本計画策定等を実施してまいりましたが、新年度は建設に係る基本計画、実施計画のほか、火葬炉設計、調査業務を実施することとしており、補正対応にはなりますが造成工事に着手する予定であります。平成214月の供用開始を目指し、推進していく所存でありますので、よろしくお願いをいたします。

 次に、神越第2ポンプ場建設についてであります。

 懸案となっておりました神越地区浸水被害防止対策として、通称どんどん川中域沿いに用地を構え、新たにポンプ場を設置し、今年度末に市に移管予定の高規格道側道を利用し排水管を布設し喜木川に放流する計画であり、地区住民の長年の要望にこたえてまいりたいと考えております。

 公共下水道事業につきましては、認可区域に対し、平成18年度末の管渠整備率は八幡浜処理区で97.1%、保内処理区で49.6%の見込みであり、公共用水域の水質保全、健康で快適な生活環境の向上に今後とも努めてまいります。

 平成19年度は、八幡浜処理区では合田、須田地区の面整備、老朽管改築、さらには八幡浜浄化センターの機械、電気設備改築を、保内処理区においては宮内、喜須来地区の面整備、保内浄化センターの自家発電設備の建設に取り組んでまいります。

 また、戸別合併処理浄化槽整備事業でありますが、公共下水道事業等の整備計画区域以外の市内全域を対象地域とし、平成12年度から取り組みを進めており、新年度は双岩地区及び川上地区を中心に60基の整備を計画しております。

 次に、水道事業についてであります。

 水道事業を取り巻く環境は、人口減少による水需要の減少、節水意識の向上等により大きな変化の時代を迎え、給水収益の伸びが期待できない一方、費用面においては老朽化施設の更新、配水管布設工事、さらには企業債償還がピークを迎えるなど厳しい状況となっており、平成15年度からは繰越欠損金が生じる経営状況となっておりました。

 こうした中、昨年12月の市議会定例会におきまして、水道料金値上げの御決定をいただいたところでございます。新年度予算は、今回の料金改定により単年度黒字となり、健全な経営基盤が確保されるものと考えております。今後とも、経営の基本原則であります経済性の発揮と公共福祉の増進の調和を図りつつ、独立採算制の原則を維持し、経営体質の強化に努めてまいりたいと考えております。

 次に、道路整備につきましては、市道牛名線改良工事を初め、市内一円の道路網整備の市道舗装改良工事費、すぐやる土木費、私道整備工事費等の予算措置を講じ、地元の要望にこたえてまいりたいと思います。

 防災対策では、引き続き自主防災組織率の向上に努めるとともに、大規模災害時における救助、救出資機材の使用法など、訓練を通して学ぶことで防災知識の普及につながることから、自主防災組織結成地区への資機材購入費や防災士資格取得支援助成金の措置を講じたところであります。

 公営住宅につきましては、今回、公営住宅の建設や面的な居住環境整備に必要となります地域住宅計画策定経費を計上をしております。また、老朽化の進む既存公営住宅、改良住宅の補修についても順次行ってまいります。

 続きまして、教育、文化、スポーツの振興についてであります。

 まず、学校施設の面では、日土小学校校舎改修計画についてでありますが、日土小学校再生計画検討委員会からの報告書の趣旨を尊重しつつ、平成18年度において校舎の現況調査、基本計画の策定に取り組んでまいりました。現況調査の中で、50年を経過した木造建築であるものの良好な状況にあり、改修により耐震性等現代の学校に求められる機能確保が可能であるとの報告があったところであります。これを受け、基本計画策定に取りかかり、教育委員会の方針に基づき地元日土地区の要望を踏まえながら、今月末までに策定を終える予定であります。この結果を見ながら、平成19年度以降、児童の安全、安心な教育環境の整備のため実施設計等の作業に入っていく予定としておりますので、御理解を賜りたいと存じます。

 そのほか、愛宕中学校屋外トイレ改築工事、小・中学校耐震診断業務等の予算措置を講じる一方、教育面におきましては、子供と親の相談員設置事業、ハートなんでも相談員設置事業の継続及び学校生活への適応が困難な園児、児童・生徒が豊かな学校生活を過ごすことができるよう支援を行う学校生活支援員制度の大幅拡充を図ったところでございます。

 次に、生涯教育の面におきましては、新年度から旧市町で異なっておりました公民館活動、運営方法等を統一し、活動の均一化のため予算措置を講じたところであります。地域における生涯学習の拠点施設として、またコミュニティー形成の場となることを願っております。

 文化振興では、文化会館ゆめみかん自主文化事業の予算措置を講じるとともに、文化講演会等を通した芸術文化の振興、文化の発展を支える幅広い人材の育成及び交流促進に努めるほか、八幡浜市民図書館のトイレ改修工事、文化会館空調機修繕等により、利用者の利便性向上を図ってまいります。

 スポーツの振興では、昨年に引き続きマウンテンバイクジャパンシリーズ、クロスカントリー競技の開幕戦を421日から2日間、市民スポーツパークで実施いたします。今回は、国際自転車競技連合から公認いただき、四国で初めての国際公認マウンテンバイク大会となるもので、海外からの選手参加も見込まれ、熱戦が繰り広げられるものと期待をしております。あわせて、大会を盛り上げるための各種イベントも計画しておりますので、市民各位の御参加を心よりお待ちしております。

 また、市民スポーツセンターにおいては、プールの塗装工事を実施し、市民に愛され親しまれることで健康増進と生活文化の向上に貢献できる施設の維持管理に努めてまいります。

 人権教育につきましては、市民各位が人権問題に対する正しい認識を深めるため、学習の機会提供に努め、人権意識の確立と人権が尊重される社会の実現を図ってまいります。

 なお、平成18年度3月補正予算案につきましては、生活路線バス維持確保対策事業費補助金、情報通信関連企業誘致促進条例に基づく奨励金、市立八幡浜総合病院会計への追加繰出金の措置を初め、決算見通しを前提とする予算調製をいたしております。

 以上、主要施策の概要を申し上げましたが、平成19年度予算案として、一般会計1679,2219,000円、特別会計12会計で1745,3845,000円、企業会計2会計で656,8013,000円、合計4081,4077,000円を計上、御提案申し上げます。

 これらの財源といたしましては、市税、交付税を主とする一般財源を初め、国、県支出金、繰入金、市債等それぞれの事業施策に対応する額を計上いたしております。

 以上、当初予算案等について御説明申し上げましたが、慎重審議賜りまして、御賛同いただきますようお願いを申し上げます。

○議長(宮本明裕君)  これより順次説明を求めます。

 財政課長。

○財政課長(中榮忠敏君)  議案書の1ページをお願いをいたします。

 同意案第1号 日土財産区管理委員の選任について御説明をいたします。

 提案理由に記載しておりますように、日土財産区管理委員竹内仁志氏が、平成18419日に死亡したため、その後任といたしまして、日土地区区長会から推薦のございました八幡浜市日土町6番耕地2663番地竹田賢二氏を管理委員に選任いたしたく、日土財産区管理会条例第3条の規定により、議会の同意を求めるものでございます。

 以上、よろしくお願いいたします。

○議長(宮本明裕君)  下水道課長。

○下水道課長(石田 修君)  議案書の3ページをお願いいたします。

 議案第3号 保内町公共下水道根幹的施設の建設工事委託に関する基本協定の締結について御説明をいたします。

 この議案につきましては、旧保内町におきまして、平成159月議会、議案第24号で議決をいただいております協定金額28億円を3120万円減額し、249,880万円に変更するため、地方自治法の規定により、議会の議決を求めるものでございます。

 変更の内容でございますが、保内町浄化センター建設に伴う入札減少金、設計精査、機器等の単価の見直しによるコスト縮減及び上部緑地利用の取りとめによる減額でございます。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  総務課長。

○総務課長(山本一夫君)  それでは、議案書5ページをお願いいたします。

 議案第4号 八幡浜地区施設事務組合規約の変更について、地方自治法の規定により別紙のとおり同組合規約を変更することについて、同条の規定により、議会の議決を求めるものであります。

 7ページをお願いをいたします。

 今回の変更は、八幡浜地区施設事務組合の事務所の位置を八幡浜庁舎から八西衛生事務組合へ移転するためのもので、附則において、この規約は平成1941日から施行をするものであります。

 議案書9ページをお願いいたします。

 議案第5号 八幡浜市副市長定数条例の制定につきましては、地方自治法の一部改正による助役制度の見直しにより、助役を副市長に、その定数を条例で定めることとなっており、その定数を1とする条例を定めるものであります。

 附則について、この条例は平成1941日から施行するものであります。

 議案書11ページ、議案第6号 地方自治法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について御説明をいたします。

 主な改正として、助役制度の見直しによる副市長制の導入、収入役制度の見直し、吏員制度の廃止、監査委員制度の見直し等であります。

 まず、助役制度、収入役制度の見直し関係では、第1条、八幡浜市表彰条例、第2条、八幡浜市政治倫理条例、第4条、八幡浜市職員定数条例のうち、第1条中の改正、第5条、八幡浜市特別職報酬等審議会条例、次ページをお願いいたします、第6条、八幡浜市特別職の職員の給与に関する条例、第7条、八幡浜市職員退職手当支給条例中、それぞれ助役、収入役を副市長に改めるなど、所要の一部改正を行うものであります。

 吏員制度の廃止関係では、前ページに戻っていただき、11ページをお願いします。

 第4条、八幡浜市職員定数条例のうち、第2条第1号中の改正、12ページをお願いをいたします、第8条、八幡浜市市税条例、第9条、八幡浜市教育委員会事務局職員等定数条例、第10条、八幡浜市改良住宅条例、第11条、八幡浜市都市公園条例、第12条、八幡浜市公営企業上水道職員定数条例、次ページをお願いをいたします、第13条、市立八幡浜総合病院職員定数条例中「吏員」を「職員」に改めるなど、所要の一部改正を行うものであります。

 11ページに戻っていただきまして、監査委員制度の見直し関係では、今回の改正により25万人以下のその他の市の定数が法律上2人とされたため、第3条、八幡浜市監査委員条例中第2条、「市の監査委員の定数は2人とする」を削除するものであります。

 13ページをお願いをいたします。

 なお、附則においては、第1条において、この条例は平成1941日から施行するものとし、第2条以下において、今回の改正による法施行の際、現に在職する収入役は、その任期中に限りなお従前の例により在職するものとされるなどの経過措置を規定いたしております。

 議案書17ページをお願いをいたします。

 議案第7号 八幡浜市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定については、提案理由にありますとおり、人事院規則の改正に伴い、休息時間を廃止するものであります。

 附則において、この条例は平成1941日から施行するものであります。

 以上であります。

○議長(宮本明裕君)  保健センター所長。

○保健センター所長(永井俊明君)  議案書19ページをお願いいたします。

 議案第8号 八幡浜市報酬及び費用弁償等支給条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。

 八幡浜市障害程度区分判定審査会委員及び八幡浜市介護認定審査会委員の報酬改定に伴い、所要の改正を行うものでございます。

 現在、介護認定審査会出席委員に対して11万円を支給しております。1人当たり1万円を支給しております。しかしながら、西予市では平成16年度から、大洲市では平成17年度から12,000円に、伊方町及び内子町では平成19年度から12,000円に増額することを決定いたしております。この介護認定審査会の職務内容は、各市町とも同様であるため、八幡浜市においても近隣市町との均衡を図る必要があると考えており、今回改定を行うものでございます。

 なお、障害程度区分判定審査会——福祉事務所所管ですが——の委員報酬につきましても、介護認定審査会委員報酬と同様な取り扱いをしているため、今回一括して提出するものでございます。

 八幡浜市報酬及び費用弁償等支給条例の一部を次のように改正するもので、別表中、障害程度区分判定審査会委員及び介護認定審査会委員、日額「1万円」を「12,000円」に改めるもので、附則としまして、この条例は平成1941日から施行するものでございます。

 以上、よろしくお願いいたします。

○議長(宮本明裕君)  総務課長。

○総務課長(山本一夫君)  議案書21ページをお願いいたします。

 議案第9号 八幡浜市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定については、去る25日の市議会協議会におきまして報告いたしました元八幡浜市職員の不祥事に対し、理事者としての責任を明確にし、市長給与を一定期間減額するものであります。

 附則第3項において、4月分給料月額の100分の10を減額するものであります。

 なお、附則において、この条例は平成1941日から施行するものであります。

 議案書23ページをお願いいたします。

 議案第10号 八幡浜市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、昨年の人事院勧告及び国家公務員の給与に関する法律の改正に伴い、管理職手当及び扶養手当について所要の改正を行うものであります。

 第8条の32項中の改正では、管理職手当の上限を定めた上で、民間企業において役付手当が定額化されている実態も踏まえ、その額について社会情勢も考慮した上での定額化を図ろうとするものであります。

 第9条第3項中の改正では、扶養手当の同額化を図るもので、少子化対策等に対して3人目以降の子等の手当額を1,000円引き上げ、2人目までの子の手当額と同額の6,000円とするものであります。

 附則において、第1項で、この条例は平成1941日から施行するものとし、第2項以下で管理職手当に関する経過措置等を規定をいたしております。

 議案書25ページ、議案第11号 八幡浜市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定については、行政改革推進計画の給与適正化、手当の見直しによる人件費の削減の一環として、特殊勤務手当の廃止、見直しのため、所要の改正を行うものであります。

 第2条では、各号の手当を記載のとおり改め、第3条から次ページ第5条までは、手当の額及び「月額」を「日額」に、所要の改正を行うものであります。

 なお、今回の改正では、廃止9件、改正2件であります。

 お手元に配付しております資料で御説明をいたします。

 このカラーコピーの特殊勤務手当一覧表をごらんいただきたいと思います。

 まず、廃止の主なものにつきましては、税務職員手当、徴収従事手当のうち諸税徴収手当以外の手当、老人福祉施設職員手当のうち、入所者の処遇手当、一般廃棄物の処理、火葬業務等職員の手当の廃止などであります。

 改正につきましては、基本的に「月額」を「日額」に変更、生活保護業務手当について「月額6,200円」を「日額300円」に、徴収従事手当のうち諸税徴収手当を「月額3,300円」を「日額150円」に改正するなどであります。

 26ページをお願いをいたします。

 第1項において、この条例は平成1941日から施行するものとし、第2項においては、特殊勤務手当の支給に対する経過措置を規定をいたしております。

 次に、議案書27ページをお願いをいたします。

 議案第12号 八幡浜市職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定につきましては、行政改革推進計画の出張旅費の見直しによる経費の削減の一環として、所要の改正を行うものであります。

 第3条中の改正について日当の廃止に伴う改正。

 第6条中「別表第3」を「別表第2」に改め、日当廃止に伴い、別表第2の日当欄を削除したものであります。

 別表第1の改正では、日当の廃止及び宿泊料、食卓料を別表のとおり改正するものであります。

 今回の改正は、国の日当、宿泊料及び食卓料に関する基準の適用ランクをワンランク引き下げるもので、別表第1では日当の廃止に伴う日当欄の削除、1等級で、これは四役、議員等でありますけれども、宿泊料、甲地方、現行「14,800円」から記載の「13,100円」に、乙地方を「13,300円」から「11,800円」に、食卓料を「3,000円」から「2,600円」に、2等級、これは職員でありますけれども、宿泊料、甲地方を「13,100円」から「1900円」に、乙地方を「11,800円」から「9,800円」に、食卓料を「2,600円」から「2,200円」に、それぞれ改正するものであります。

 次ページをお願いをいたします。

 附則では、第1項において、この条例は平成1941日から施行するものとし、第2項においては、施行日前に出発した旅行については改正前の規定による、第3項では、今回の自治法の一部改正による法施行の際、現に在職する収入役は、その任期中に限りなお従前の例により在職するものとされ、改正後は副市長の例により支給する——の経過措置をそれぞれ規定をいたしております。

 以上であります。

○議長(宮本明裕君)  生涯学習課長。

○生涯学習課長(谷口光一君)  議案書29ページをお願いいたします。

 議案第13号 八幡浜市立公民館条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。

 公民館事務所の移転に伴いまして、所要の改正を行うものでございます。

 30ページをお願いいたします。

 八幡浜市公民館条例第1表、別表第1及び3132ページの別表2を改めるものでございます。

 改正の要点といたしましては、保内地区公民館の事務所の移転に伴い、位置を改めて、名称に地区を加えるものであります。

 2点目といたしまして、保内中央公民館を八幡浜中央公民館の別館とするものであります。

 3点目といたしまして、磯津公民館の使用規定を削除いたしております。

 4点目といたしましては、八幡浜市地区公民館の位置を現状の位置に改めております。

 5点目といたしまして、川之石公民館は教職員の研修所を廃止して設置をいたしております。

 32ページをお願いいたします。

 附則におきまして、この条例は平成1941日から施行するものであります。2項といたしまして、八幡浜市教職員研修所条例は廃止となります。

 以上です。

○議長(宮本明裕君)  市民課長。

○市民課長(谷 明則君)  議案書33ページをお願いいたします。

 議案第14号 八幡浜市交通傷害保障条例の一部を改正する条例の制定について御説明をいたします。

 今回の改正は、保険料について改正を行おうとするものでございます。保険料につきましては、過去3年間の損害率によって6段階で定められております。当初の過去3年間の損害率は115.56%となっておりまして、110%以上、130%未満の場合は、年額720円となってございます。したがいまして、平成19年度の保険料について、議案にありますように条例第4条第1項中「600円」を「720円」に、「50円」を「60円」に改めるものでございます。

 なお、この条例は平成1941日から施行しようとするものでございます。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  下水道課長。

○下水道課長(石田 修君)  議案書の35ページをお願いいたします。

 議案第15号 八幡浜市下水道条例の一部を改正する条例の制定について御説明をいたします。

 本条例の改正は、下水道法施行令の一部を改正する法律の施行に伴い、八幡浜市下水道条例の一部を改正するものでございます。改正の内容でございますが、下水道に排除される亜鉛及びその化合物に係る排出基準が、1リットルにつき5ミリグラムから2ミリグラムに強化されるための改正でございますが、それに伴いまして、今まで下水道施行令の第9条第11号から33号において規制されていた各物質について、八幡浜市条例でも同様に表記しておりましたが、101項の1号に表記しているように、下水道法施行令に準拠するように改めたものでございます。

 また、平成17年度に下水道法が改正され、12条の9が追加されたことにより、法の12条の10が、法の12条の11に変更になったものでございます。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  病院事務局長。

○市立病院事務局長(柏木幸雄君)  議案書37ページでございます。

 議案第16号 市立八幡浜総合病院事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明をいたします。

 今回の改正につきましては、平成186月成立の医療制度改革関連法などの改正による入所条件の変更等により、近隣市町の介護保険施設及び自宅等への転出などの影響により、当院の療養型病床への入院患者数が激減したことに伴い、病床の適正化を図るものでございます。

 具体的には、第3条第3項第1号中の一般病床数を「345床」から35床廃止し、「310床」に改めるものであります。

 なお、この条例は附則において平成1941日から施行するものであります。

 議案書39ページでございます。

 議案第17号 市立八幡浜総合病院職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。

 今回の改正につきましては、行政改革推進計画に基づき、病院職員の給与の適正化、手当の見直しといたしまして、人事院規則に基づく特殊勤務手当及び公立病院の特殊性と業務内容の再検討を行い、廃止を含めて見直しを行うものであります。

 主なものといたしましては、第2条第6号に救急医療当番に伴う待機手当を追加、第3条で夜間看護手当を人事院規則に準用し、各号の定める額に改め、第4条保健手当として、感染症、細菌、放射線被爆などの危険性、特殊性についての手当を支給することを定め、同条第2項でそれぞれ従事者の額を記載のとおり定めております。

 40ページでございます。

 第8条では、休日等の救急医療当番の待機手当の額を定め、第11条で委任規定を設けるなど、所要の改正を行うものでございます。

 今回の見直しによる変更状況につきましては、お手元に配付いたしておりますので、特殊勤務手当一覧表を御参照いただきたいと存じます。

 なお、附則において経過措置規定を定めるとともに、この条例は平成1941日から施行するものでございます。

 議案書43ページでございます。

 議案第18号 市立八幡浜総合病院職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。

 当院職員の旅費に関しましては、八幡浜市職員の旅費に関する条例を準用しておりますが、一部病院事業という中で、医師に関しての旅費について規定をいたしております。

 今回の改正につきましては、第2条において、準用の場合の適用職名で職名区分を設けておりまして、院長及び副院長及び医長及び医員に区別しておりますが、職名である科長を追加し、「科長、医長及び医員」に改めるものでございます。

 また、第3条において、県外を旅行する医師についての旅費の種類及び額を規定しておりますが、市職員の旅費条例第3条を準用するため第3条を廃止し、以下順次繰り上げるものでございます。

 なお、この条例は附則において平成1941日から施行するものでございます。

 議案書45ページでございます。

 議案第19号 市立八幡浜総合病院使用料及び手数料条例の一部を改正する条例の制定についてでございます。

 今回の改正は、第2条において、使用料及び手数料の額を健康保険法及び老人保健法の規定により定められておりまして、現条例では2つの法の適用を別々に規定しておりましたが、これをまとめ、さらに条文中の入院時の食事療養及び入院生活療養費の費用の額の算定に関する基準の変更を行うものでございます。

 同条第3項では、厚生労働大臣の定める規定に該当する者に消費税課税規定を追加、第4項では、入院患者で特別室または個室を使用する場合、使用料を徴収することを定めております。今回は、使用料の変更は行っておりませんが、治療上または病棟管理の必要性から当該病室を利用した者は除くとのただし書き規定を追加いたしております。

 46ページをお願いいたします。

 第5項で各診断書料を規定しており、既存分については変更いたしておりませんが、新たに第1号保険金診断書及び第6号特殊証明書の発行手数料を記載のとおり追加し、手数料の額を定めるものでございます。

 第6項では、駐車場使用料及び施設使用料と改め、駐車場使用料を47ページ別表第1のとおり、外来患者については従前どおり5時間までは無料とし、これを超え24時間以内の場合の上限を1,000円と定め、また24時間を超える場合も記載の割合で算出した額が1,000円を超える場合の上限規定を定めるものであります。

 第7項において、消費税及び端数整理規定を設けております。

 なお、附則において経過措置規定を定めるとともに、この条例は平成1941日から施行するものでございます。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  休憩いたします。

午前1100分 休憩

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午前1112分 再開

○議長(宮本明裕君)  再開いたします。

 危機管理室長。

○危機管理室長(尾﨑政利君)  議案書49ページをお願いいたします。

 議案第20号 八幡浜市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。

 非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正並びに非常勤消防団員等に係る損害補償の支給等に関する省令の施行に伴い、所要の改正を行ったものであります。

 今回の改正は、第3条第2号中、「障害の等級」を「障害等級」に、また別表中「障害の等級」を「障害等級」に改めるものであります。

 さらに、別表備考を次のように改めるものであります。

 備考1、「障害の等級は令別表第3に定める障害の等級による。」を「障害等級は令第6条第2項に規定する障害等級による。」に改正し、備考2を「障害の等級及び主金額の決定については、令第6条第2項から第6(3項第1号を除く。)までの規定による。」を「障害等級及び金額の決定については、令第6条第5項から第8(6項第1号を除く。)まで及び非常勤消防団員等に係る損害補償の支給等に関する省令(平成18年総務省令第110)3条第2項の規定の例による。」に改正するものでございます。

 なお、その他本条例の内容等については変更はございません。

 附則において、この条例は公布の日から施行し、改正後の八幡浜市消防賞じゅつ金及び殉職者特別賞じゅつ金条例の規定は、平成1841日から適用するものであります。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  財政課長。

○財政課長(中榮忠敏君)  議案書51ページから224ページの平成18年度一般会計及び特別会計補正予算案、議案第21号から議案第28号までを一括をしてお手元に配付をしております平成18年度3月補正予算資料で御説明をいたします。

 1ページをお開き願います。

 今回の補正は、一般会計では、今回補正額の欄のとおり36,9411,000円を減額補正し、予算総額を184281,000円とするものであり、前年度同期に比べ3.9%の減であります。

 次に、特別会計は、国民健康保険事業を初め7会計の補正で、小計欄にありますように41,5696,000円の減額で、累計では1723,508万円となり、前年度同期に比べ0.6%の増であります。

 一般会計、特別会計を合わせますと、今回補正額は78,5107,000円の減額となり、累計では3563,5361,000円、前年度同期に比べ1.8%の減であります。

 それでは、一般会計から概要について御説明をいたします。

 2ページをお願いいたします。

 今回の補正は、通年予算における3月補正計上予定分と、各経費の決算を見通した不用見込み額の減額及び財源振り替え措置を講じたものであります。

 具体的な経費の内訳でありますが、今回追加補正するものといたしましては、物件費のところ、下から2つ目、保内町地区公民館開設に係る机、いす等の備品購入費として1954,000円、維持補修費のところでは、庁舎の放送設備修繕料239,000円、補助費等の欄では生活路線バス維持費補助金2,475万円、市立八幡浜総合病院事業会計への繰出金12,7828,000円、えひめ農林水産物ブランドづくり推進事業費補助金、合わせまして624,000円、情報通信関連企業誘致促進条例に基づく奨励金2,500万円が主なものであります。

 次に、投資的事業17,9494,000円の減額は、入札減少金等による精算が主なものでございまして、事業内容につきましては、5ページから8ページにかけて記載をいたしておりますので、御参照いただきたいと思います。

 次に、積立金2074,000円は、財政調整基金、減債基金等の運用利子分を積み立てるものであります。

 そのほか人件費、扶助費、繰出金等につきましては、決算見通しによる減額措置を講じております。

 なお、歳入では、市税、地方交付税等を追加計上し、繰入金、市債等を減額措置しております。

 続きまして、3ページをお願いいたします。

 特別会計補正予算について御説明をいたします。

 まず、国民健康保険事業会計2463,000円は、高額医療費共同事業拠出金の見込み変更への対応が主なものであります。

 老人保健会計6,8181,000円の減額は、医療給付費の実績見込みによる措置が主なものであります。

 介護保険会計33,0166,000円の減額につきましては、追加計上するものとしましては、制度改正に伴う介護保険システム変更委託料567万円のほか、保険給付費等の実績見込みに対する減額措置が主なものであります。

 簡易水道事業会計1,4769,000円の減額は、営農飲雑用水事業単独分の事業費減への対応が主なものであります。

 次に、公共下水道事業会計7345,000円の減額は、測量設計委託料200万円及び長期債利子380万円等の減額であります。

 水産物地方卸売市場事業会計91,000円は、製氷貯氷施設大規模改修工事補助金2814,000円の追加計上及び魚市場製氷船積施設追加工事費2043,000円の減額が主なものであります。

 港湾整備事業会計2211,000円は、貨物上屋兼事務所等建設に伴う委託料40万円の減及び一般会計への繰出金290万円の追加が主なものであります。

 続きまして、4ページをお開き願います。

 繰越明許費の内訳を記載しております。

 一般会計では、防災行政無線移動系改修事業を初め10件で12,0191,000円を、特別会計では介護保険会計で介護保険システム変更事業1567万円を、公共下水道事業会計で下水道台帳整備事業を初め6件で33,7035,000円を、それぞれ平成19年度へ繰り越しの補正をいたしております。

 なお、10ページ以降に一般会計歳入歳出の状況を添付しておりますので、御参照いただきたいと存じます。

 以上であります。

○議長(宮本明裕君)  病院事務局長。

○市立病院事務局長(柏木幸雄君)  議案書の225ページをお願いいたします。

 議案第29号 平成18年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(3)について御説明いたします。

 今回の補正予算は、第2条で収益的収入及び支出の予定額を補正するものであり、具体的には医業外収益で12,6347,000円を補正し、第1款病院事業収益の合計額を491,6084,000円とし、一方支出額では医業費用で89万円、医業外費用で16,000円を補正し、第1款病院事業費用の合計額を527,0937,000円とするものであります。

 なお、単年度収支額は35,4853,000円の赤字予算となるものでございます。

 収益的収支補正の主なものといたしましては、一般会計からの特別繰入金として12,7828,000円を受け入れ、救急医療運営費及び退職給与金に充てるものであります。

 支出につきましては、決算見込みの中での退職給与金等の増額と材料費の減額補正を行っております。

 第3条では、資本的収入及び支出の予定額につきましては、次のページの第1款資本的収入で医師官舎民間敷金の解約収入81,000円を計上し、予算第4条の本文括弧書きを記載のとおり変更するものであります。

 第4条の議会の議決を経なければ流用できない経費から、第6条のたな卸資産購入限度額につきましては、記載のとおり補正するものでございます。

 なお、227ページ以降に予算実施計画、資金計画、予算明細書等を添付いたしておりますので、御参照いただきたいと存じます。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  財政課長。

○財政課長(中榮忠敏君)  平成19年度一般会計及び特別会計当初予算案、議案第30号から議案第42号までを一括をしてお手元に配付をしております平成19年度当初予算説明資料で御説明をいたします。

 資料の1ページをお開き願います。

 当初予算説明資料でございます。

 平成19年度当初予算規模は、一般会計では1679,2219,000円、前年度に比べ32,0423,000円、1.9%の増であります。

 次に、特別会計は、小計欄にありますように1745,3845,000円で、前年度に比べ0.1%の減であります。

 一般会計及び特別会計の合計額は、3424,6064,000円、前年度に比べ29,9262,000円、0.9%の増であります。

 企業会計を含めました全会計の予算規模は、一番下の総合計欄にありますように4081,4077,000円となり、前年度に比べ0.6%の増となっております。

 2ページをお開き願います。

 一般会計及び特別会計の具体的な当初予算の概要につきまして御説明をいたします。

 まず、投資的事業のうち、地場産業の振興による町の活性化対策でありますが、港湾・漁港振興ビジョン関係としまして、八幡浜港緑地護岸築造工事費2400万円、八幡浜港浮桟橋取付護岸築造工事費4,900万円、沖新田貨物上屋兼事務所建設及び港湾ビル取壊し工事費33,200万円を初め、農業基盤の改善、労働力の省力化等を図る団体営農道、県営かん排事業等に対する債務負担分16,9907,000円等であります。

 次に、安全で快適な生活環境、都市基盤整備でありますが、新火葬場建設設計等委託料4,200万円、不法投棄監視カメラ購入費1688,000円、市道舗装改良工事費3,2624,000円、神越第2ポンプ場建設工事費31,8275,000円等のほか、公共下水道整備事業補助、単独合わせまして87,400万円、戸別合併処理浄化槽設置事業として11,898万円ほかであります。

 次に、教育、文化、スポーツの振興としまして、小・中学校施設補修工事費2,2111,000円、小・中学校耐震診断業務委託料1,9279,000円、愛宕中学校トイレ改築工事費735万円、八幡浜市民図書館トイレ改修等工事費1167,000円ほかであります。

 次に、その他主要施策の概要でありますが、新規に計上するものといたしまして、市立病院改築検討委員会委員報償金26万円、人事評価システム構築委託料220万円、八幡浜ブランドづくり事業に係る市物産協会補助金100万円、保内地区公民館開設に係る経費2,4927,000円のほか自主防災組織資機材購入費6475,000円、放課後児童健全育成事業経費1,8037,000円、すぐやる土木費による市道維持補修費5,3645,000円、マウンテンバイク等スポーツイベント運営補助金390万円、文化会館自主文化事業委託料2,0991,000円等を計上いたしております。

 以上が歳出の主な概要であります。

 歳入では、市税、地方交付税、国、県支出金、市債等を充当し、不足額を基金繰入金で補てんいたしております。

 なお、3ページ以降に投資的事業実施計画、一般会計繰出金の内訳、公債費の概要、基金の状況、一般会計歳入歳出の状況を添付いたしておりますので、後ほど御参照いただきたいと存じます。

 以上であります。

○議長(宮本明裕君)  水道課長。

○水道課長(松本俊一君)  水道事業会計予算でございます。

 別冊になっております予算書をお開き願います。

 議案第43号 平成19年度八幡浜市水道事業会計予算について御説明をいたします。

 1ページでございます。

 第2条業務の予定量。1、給水戸数は15,589戸、年間総給水量4391,534立方メートル、1日平均給水量は11,999立方メートル、4、主な建設改良事業費は水源設備改良工事等8,850万円、配水設備改良工事等5,970万円、量水器設置等250万円を予定しております。

 次に、第3条収益的収入及び支出でございます。

 収入、水道事業収益は89,3458,000円、前年度と比べて12%の増でございます。内訳は、営業収益82,7841,000円、主に水道料金でございます。前年度と比べて10.4%の増。収入増の主な理由は、料金改定によるものでございます。営業外収益5,1652,000円、主な収入はごみ処理施設広域化等一般会計からの補助金でございます。特別利益1,3965,000円、これは水道事業会計に計上されておりました夢永簡易水道事業関係の資産、起債を簡易水道特別会計に移管することに伴いまして、特別利益と特別損失が発生をいたします。特別利益は、これまでの減価償却引当金を戻し入れするものでございます。

 次に、支出でございます。

 水道事業費用87,5575,000円、前年度に比べて0.2%の減でございます。内訳は、営業費用76,6315,000円、前年度に比べて2.6%の減、主な費用は南予水道企業団からの受水費25,900万円、減価償却費19,8933,000円等でございます。営業外費用8,781万円、主な支出は企業債利息及び消費税でございます。特別損失2,145万円で、主な支出は夢永簡易水道事業関係の固定資産譲渡損1,8945,000円でございます。

 以上、収支を差し引きしますと、1,7883,000円の単年度黒字となる見込みでございます。

 2ページです。

 第4条資本的収入及び支出でございます。

 収入、資本的収入は2,4094,000円、前年度に比べて2.5倍の増でございます。内訳は、補助金4473,000円、固定資産売却代金1,000円、短期貸付金返還金50万円、負担金1,912万円、負担金は昨年度に比べて4.3倍の増となっておりますが、これは主に下水道関連工事の増加によるものでございます。

 資本的支出28,273万円、昨年度に比べて3.9%の減でございます。内訳は、建設改良費15,070万円、前年度に比べて13.2%の減、企業債償還金13,153万円、前年度に比べて9.5%の増、短期貸付金50万円でございます。

 この結果、資本的収支は25,8636,000円の不足となりますが、この不足額は第4条の括弧書きにありますように、消費税資本的収支調整額及び過年度分損益勘定留保資金で補てんをするものでございます。

 第5条一時借入金の限度額は1億円でございます。

 第6条は予定支出経費の金額を流用することができる場合を定めております。

 3ページ、第7条議会の議決を経なければ流用することのできない経費は、職員給与費8,9099,000円でございます。

 第8条他会計からの補助金は、大島地区建設改良事業に伴う企業債償還金700万円、ごみ処理施設広域化に伴う上水道施設整備事業分3,0172,000円でございます。

 第9条はたな卸資産の購入限度額を定めております。

 なお、5ページ以降に附属書類としまして、平成19年度予算実施計画、平成19年度資金計画、給与費明細書等の書類を添付をしておりますので、御参照願います。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  病院事務局長。

○市立病院事務局長(柏木幸雄君)  議案書、議案第44号 平成19年度市立八幡浜総合病院事業会計予算について御説明をいたします。

 別冊でございます。

 まず最初に、現在の医療環境の変化について若干述べさせていただきたいと存じます。

 伸び続ける国の医療費抑制が急務として、昨年6月には医療制度改革関連法が成立、中でも高齢者の療養型病床の縮減を初め、長期入院の是正、高齢者負担の増加、診療報酬の過去最大のマイナス改定など、国の医療費負担削減対策が強く打ち出されております。

 また、社会的要因である人口の減少、超少子・高齢化の進展、さらに医師の診療科、都市型開業志向などへの偏在が著しく、特に大学医局離れが顕著で、当院でも医師不足は現実化となり、医療環境は予断を許さない厳しい状況となっております。

 この環境の中での平成19年度予算につきましては、八西地域の基幹的病院としての役割を果たすことを目標とした予算措置を講じております。

 それでは、第2条業務の予定量でありますが、まず病床数は312床で、うち一般病床が310床、感染症病床2床であります。年間患者数は、入院患者数を10650人、1日平均275人、外来患者数を168,315人、1日平均687人と予定数を見込んでおります。

 次に、主な建設改良事業といたしまして、医療機器整備で8,6825,000円を計上しております。

 第3条で収益的収入及び支出の予定額につきまして御説明いたします。

 まず、収入の第1款病院事業収益の予定額は494,829万円で、前年度に比べ1.5%の増であります。内訳といたしましては、入院収益、外来収益等の医業収益が468,9808,000円、一般会計補助金などの医業外収益で25,8482,000円を予定いたしております。

 事業収益の伸びにつきましては、医師の減少による患者の減少の反面、各診療科における患者数の目標設定と、18年度診療内容充実による実績単価見込み額の試算によるものと、一般会計からの繰入金計上額増額によるものでございます。

 次の支出の第1款病院事業費用は506,718万円を予定し、前年度に比べ3.1%の減であります。内訳では、職員給与費、材料費、経費等の医業費用に498,5588,000円、企業債償還利子等の医業外費用8,1592,000円を予定しております。

 事業費用の減の要因といたしましては、定年退職者の減少に伴う給与費の減額、患者数の減少による材料費、経費などの減によるものであります。

 その結果、収支を差し引きしますと11,889万円の赤字予算計上を余儀なくされております。

 次に、2ページの資本的収入及び支出についてであります。

 まず、資本的収入は、12,5255,000円を予定し、内訳では、第1項企業債5,000万円、第2項出資金5,9326,000円、第3項負担金1,500万円、第4項貸付金回収金ほかで929,000円を予定いたしております。

 次に、資本的支出では、34,2528,000円を予定し、第1項病院整備事業費8,6825,000円、第2項企業債償還金25,4753,000円、第3項短期貸付金などで95万円を予定しております。

 収支差し引きで21,7273,000円の財源不足となるわけでありますが、第4条括弧書きに記載のとおり、過年度分損益勘定留保資金などで補てんするものであります。

 次に、第5条は企業債発行の限度額を5,000万円と定め、起債の目的、方法、利率、償還の方法について定めております。

 次に、第6条で一時借入金の限度額は5億円と定めております。

 次の第7条は議会の議決を経なければ流用できない経費として、職員給与費及び交際費と定めております。

 第8条は他会計からの繰入金及び補助金についてであります。一般会計からの繰入金及び補助金を受ける額は、公営企業法に基づく繰入基準により(1)から企業債元金償還に充てるもの、(2)企業債利子に充てるものなど6項目で、合計24,0239,000円を計上いたしております。

 次に、第9条たな卸資産購入限度額につきましては、材料費等の購入限度額を121,3573,000円と定めるものであります。

 なお、4ページ以降に予算実施計画、資金計画、予算明細書等を添付いたしておりますので、御参照いただきたいと存じます。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  ただいま議題となっております43件についての本日の審議はこの程度にとどめます。

 お諮りいたします。

 議事の都合により、明6日及び7日の2日間は休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  御異議なしと認めます。よって、明6日及び7日の2日間は休会することに決しました。

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○議長(宮本明裕君)  これにて本日の会議を閉じます。

 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 明6日及び7日の2日間は休会であります。8日は午前10時から会議を開き、一般質問を行います。

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○議長(宮本明裕君)  本日はこれにて散会いたします。

午前1141分 散会

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地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

 

 八幡浜市議会 議長 宮 本 明 裕

        議員 武 田 成 幸

        議員 中 岡 庸 治

 

お問い合わせ

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