平成22年八幡浜市議会12月定例会会議録第4号

公開日 2014年09月24日

 

議事日程 第4

平成221213() 午前10時開議

1

会議録署名議員の指名

2

議案第 89号 市道路線の変更について

議案第 90号 八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合の共同処理する事務の変更及び規約の変更について

議案第 91号 指定管理者の指定について

議案第 92号 八幡浜市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第 93号 平成22年度八幡浜市一般会計補正予算(4)

議案第 94号 平成22年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(2)

議案第 95号 平成22年度八幡浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(2)

議案第 96号 平成22年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(3)

議案第 97号 平成22年度八幡浜市介護サービス事業特別会計補正予算(1)

議案第 98号 平成22年度八幡浜市簡易水道事業特別会計補正予算(3)

議案第 99号 平成22年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(3)

議案第100号 平成22年度八幡浜市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計補正予算(1)

議案第101号 平成22年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(2)

議案第102号 八幡浜市学校給食センター建築主体工事請負契約の締結について

議案第103号 財産の取得について

議案第104号 「八西地域情報基盤整備推進事業センター施設設備整備工事請負契約の締結について」の議決変更について

        (質疑、委員会付託)

3

請願第  5号 食の安全・安心と食料自給率向上、農業の再生を求める請願書

        (紹介議員の説明、質疑、委員会付託)

4

請願第  6号 最低保障年金制度創設を求める意見書提出の請願書

        (紹介議員の説明、質疑、委員会付託)

5

請願第  7号 後期高齢者医療制度の廃止に関する意見書の提出を求める請願書

        (紹介議員の説明、質疑、委員会付託)

6

請願第  8号 八幡浜市指定のゴミ袋値上げに反対する請願

        (紹介議員の説明、質疑、委員会付託)

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本日の会議に付した事件

日程第1

会議録署名議員の指名

日程第2

議案第89号~議案第104

日程第3

請願第5

日程第4

請願第6

日程第5

請願第7

日程第6

請願第8

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出席議員(19)   

1番  岩 田 功 次  君

2番  石 崎 久 次  君

3番  樋 田   都  君

4番  新 宮 康 史  君

5番  上 田 浩 志  君

6番  井 上 和 浩  君

7番  魚 崎 清 則  君

8番  二 宮 雅 男  君

9番  遠 藤 素 子  君

10番  清 水 正 治  君

11番  宇都宮 富 夫  君

12番  兵 頭 孝 健  君

13番  上 田 竹 則  君

14番  松 本 昭 子  君

15番  住   和 信  君

16番  中 岡 庸 治  君

17番  宮 本 明 裕  君

18番  大 山 政 司  君

19番  萩 森 良 房  君

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欠席議員(なし)

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説明のため出席した者の職氏名

 市長        大 城 一 郎 君

 副市長       橋 本 顯 治 君

 政策推進課長    中 榮 忠 敏 君

 総務課長      都 築 眞 一 君

 財政課長      藤 原 賢 一 君

 税務課長      清 水 義 明 君

 市民課長      山 下   裕 君

 生活環境課長    大 森 幸 二 君

 福祉事務所長    横 田 昌 弘 君

 保健センター所長  松 本 常 美 君

 医療対策課長    河 野 謙 二 君

 人権啓発課長    山 本 数 道 君

 水産港湾課長    大 西   力 君

 建設課長      菊 池 賢 造 君

 監理開発課長    中 岡   勲 君

 農林課長()

農業委員会事務局長 二 宮 嘉 彦 君

 商工観光課長    菊 池 誠 一 君

 下水道課長     宮 本 雅 三 君

 保内庁舎管理課長  三 堂 嗣 夫 君

 水道課長      菊 池 正 康 君

 市立病院事務局長  田 中 正 憲 君

 会計管理者     元 田 博 之 君

 教育委員会委員長  井 上   守 君

 教育長       増 池 武 雄 君

 学校教育課長    若 宮 髙 治 君

 生涯学習課長    大 本 孝 志 君

 代表監査委員    市 川 芳 和 君

 監査事務局長    山 本 一 夫 君

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会議に出席した議会事務局職員

 事務局長       二 宮 貴 生 君

 事務局次長兼議事係長 菊 池 和 弥 君

 調査係長       髙 岡 哲 也 君

 書記         阿 部 真 士 君

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午前1000分 開議

○議長(萩森良房君)  これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。

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○議長(萩森良房君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、議長において8番 二宮雅男君、18番 大山政司君を指名いたします。

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○議長(萩森良房君)  日程第2 議案第89号 市道路線の変更についてないし議案第104号 「八西地域情報基盤整備推進事業センター施設設備整備工事請負契約の締結について」の議決変更について、以上16件を一括議題といたします。

 これより質疑に入ります。

 質疑は議案つづりの順序に従い、適宜区切って行います。

 まず、議案第89号 市道路線の変更について、1ページから5ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、議案第90号 八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合の共同処理する事務の変更及び規約の変更について、7ページから9ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、議案第91号 指定管理者の指定について、11ページであります。

 質疑はありませんか。

 大山政司君。

○大山政司君  議案第91号指定管理者制度についてですが、これ所管の議案ですが、基本的な部分でございますので、お尋ねをしたらと、こういうふうに思います。

 やすらぎは平成21年、恐らく9月から供用開始をされたと思うんですが、そのときの契約は指定管理者でないということは今日までどういう基本的な契約を結ばれていたのか。それから、今回指定管理者制度にした理由についてですが、そのことについて2点目をお伺いします。

 もう一点は、指定管理者制度にしたときの今回の金額の総額は幾らになるのか、お尋ねいたします。

○議長(萩森良房君)  生活環境課長。

○生活環境課長(大森幸二君)  まず、昨年の9月に供用開始をいたしました時点におきましては業務委託ということで契約を結んでおります。

 今回の理由でございますが、これは経費の削減とさらなる市民サービスということでございまして、経費は約200万円、委託よりかは下がるということでございます。

○議長(萩森良房君)  大山政司君。

○大山政司君  市が直接かかわらない項目について、今までも業務委託されたことはやすらぎ聖苑以外でもかなりあると思うんですが、もうちょっと詳しくお伺いしたいのは、経費の節減ということですが、この提案理由の中に運営を効率的かつ効果的にとするために、業務委託よりは指定管理者制度がいいということでありましたが、それだったら今市役所内に業務委託はかなりの項目があると思うんです、病院にしてもどこにしても。そうすると、すべて指定管理者制度にしたほど効率的かつ効果的に行われるというのであれば、業務委託のされとることの私は意味がなくなるんじゃなかろうかと、こういうふうに推測をせざるを得んですが、そこら辺はどのように考えられるんか。初めから、219月からなぜ指定管理者制度にされなかったんですか、そこが疑問に残るんですよ。お尋ねします。

○議長(萩森良房君)  政策推進課長。

○政策推進課長(中榮忠敏君)  大山議員の御質問にお答えをいたします。

 指定管理者制度の導入についての総合的な窓口という立場でお答えをさせていただきます。

 すべての業務委託を指定管理者制度にという話ですが、あくまで施設にかかわっておる市の公の施設、そこの部分を市が直営でやるんか、民間の力をいただいてやるかということなんで、一般的にすべてを、業務委託ということすべてを指定管理者にということでは決してございませんので、施設について、そこを直営でやるか、民間の力をいただくかということの御判断をした中での指定管理者制度の導入ということでございますので、御理解いただければと思います。

 それともう一点、219月からなぜしなかったかということでございますが、全く新しい施設でございますので、当然どれだけの経費がかかるか、ある程度のめどが立たない中では当初から導入するというのは、いろいろ内部でも議論はいたしましたが、やはり1年ぐらいの経過を見るべきかなということで、21年度の、それと22年度の上半期の状況も踏まえて、この金額であれば指定管理者の導入ができるであろうという、いろいろ検討した結果、今回23年度から導入をお願いしたいということでございます。

○議長(萩森良房君)  大山政司君。

○大山政司君  効率的かつ効果的というのは、役所から見れば施設のことだと思うんですが、一方経営するほうとしては、効率的、効果的にするということは、少ない人数で、少ない費用ですることが効率的、効果的なんですよ、指定管理者を受けたほうは。ということになると、八幡浜であれだけの施設をつくって、なぜ富山県の業者に頼まなきゃ、200万円も、わずかとは言いませんが、200万円といえども、やはり八幡浜市内の業者があれば、ある程度の金額の高さであれば当然市内の業者に任せ、それから市内から働いとる人については採用すると、これがひいては八幡浜市の市民の生活あるいは維持向上に結びつくと、私はそういうふうに思うんですよ。そのためにやっぱり役所として判断というのは、私はただ金額のみにやるべきではないと思うんですが、一体やすらぎ聖苑何名が働いておって、その中の何名が八幡浜市内の職員であるのかないのか、わかっていれば、この際明らかにしていただきたいと思います。

 以上です。

○議長(萩森良房君)  生活環境課長。

○生活環境課長(大森幸二君)  今現在4名でございまして、そのうちの3名が市内の在住をしている者でございます。

○議長(萩森良房君)  宇都宮富夫君。

○宇都宮富夫君  同僚議員の質問と関連あるんですが、率直に言いまして、委託から指定管理者に変わったと、それも富山の業者だということで、委託業者はあれ市内の業者だったと思うんですね。ちょっと勘違いしておりました。

 それで、経済効率性だけじゃなくって、同僚議員も指摘しましたが、やはり地元の雇用という観点で、なるべく指定管理者を導入するにしても、これまでの指定管理者の導入の経緯でもやはり事業所が八幡浜にあったり、地元で受注可能な業者があったりというふうな、やはりそういう業者選定における配慮も必要だったと思うんです。こういう点については、今回の指定管理者の導入についてどういう議論をされたんですか。

 それから、従業員については、先ほどの同僚議員の質問で人数等がわかりましたが、雇用の継続についてもちょっと心配なんですけど、その2点についてお伺いしたらと思います。

○議長(萩森良房君)  政策推進課長。

○政策推進課長(中榮忠敏君)  1点ちょっと、宇都宮議員、誤解があったらいけませんので。去年の9月に業務委託を始めたときに、市内の業者も含めて業務委託の募集をかけております。その入札をした結果、今回の五輪さんが業務委託を21年度9月から受けておるというのが前段にございますので、そのことをまず申し上げておきます。

 今のことも含めての議論ですが、今回指定管理者となる団体、富山県ということでございますが、八幡浜のほうに営業所がございますので、決して全然富山という全く初めてのところからの選定ではないということでございますので、そこも御理解いただきたいと思います。

 それと、先ほど雇用の件もございましたが、先ほど生活環境課長が答弁しましたように4人のうち3人が現在市内に在住をしておりますが、もう一名の方についても、来年4月以降はできれば市内に住居を構えていただきたいということも先般の選定委員会のプレゼンの席でも私どもの要請としてお伝えをしております。

 以上です。

○議長(萩森良房君)  宇都宮富夫君。

○宇都宮富夫君  入札で多分何業者かを選定してしたと思うんですが、その金額、委託と比べて200万円安くなったというのはわかりましたけども、これ一体指定管理者に幾らの金額でするのか、入札の結果をちょっとお知らせください。

○議長(萩森良房君)  政策推進課長。

○政策推進課長(中榮忠敏君)  今回予算のほうで、第2表の、21ページになりますけど、ちょっとごらんいただけますでしょうか。債務負担行為の補正というのを予算で上げております。そこの5つありますが、ど真ん中、八幡浜市火葬場やすらぎ聖苑指定管理料ということで、23年度から25年度までの期間で限度額8,3068,000円ということで、来年度以降、この3年間で8,3068,000円を今のところ予定をしておるということで、来年度の当初予算以降、この3年間の分割の金額をそれぞれ予算で計上いただきたいということに今のところしております。

○議長(萩森良房君)  宮本明裕君。

○宮本明裕君  私も前回の一般質問で、とにかく地元の会社、地元の企業を最優先で指定管理者に関して、そういうことも含めて検討すべきじゃないかということを質問したことがございますが、私たまたま宮本工業ですか、やすらぎ聖苑の建設される方と僕は話をする機会がございまして、以前そういった火葬場あたりを新設した場合に地元の業者の方に火葬場の運営についてできないんですかというお話をしたことがございます。そのときに、特殊な機械ですけれども、地元の業者の方にそういったノウハウを指導をしながら委託をすることができるんですよということを私は聞いたことがございます。いろいろ指定管理者もしくは入札業者の中で、地元の業者ではできないというようなことを言ったり、また他市の業者が指定されるケースがございますけれども、地元の業者を育成をするということの観点も含めて、やはりそういう姿勢がなければなかなか地元の業者は育たないと思います。

 地元の業者というのは、地元に会社の登記があり、従業員を使い、利益を市に還元をするというのが地元業者なんですよ。地産地消もそうでしょ。野菜を地元で使い、地元でいろいろな人の消費をしてもらうと、そういったことでしょ。ですから、ぜひそういったことを地元の企業を育成するために基本に置くか、置かないか、これは非常に大きな、いろんな管理者制度がございますし、僕もずっと今つぶさに見ておりますけども、そういった観点に今後やはり市は対応していかないと、疲弊する八幡浜市でございますから、そういった細かな配慮って僕は大切だと思うんです。そういった見解について、市長、お答えを願ったらと思います。

○議長(萩森良房君)  市長。

○市長(大城一郎君)  今回の指定管理者の選定につきましては、あくまで公募という形でやっております。そして、市内の業者を排除したわけでもございません。実際に市内からの参入もございました。その中で、応募された中から一番の適正な業者を選定委員会の方々に議論をしていただいた上で正式に決定したところでございます。

○議長(萩森良房君)  宮本明裕君。

○宮本明裕君  選定委員云々とございますけれども、すべてのそういう検討委員会だとか、どこどこにお願いをしたという方、答弁するケースが多いと思います、ごみ問題もそうでございますが。ではなしに、地元のそういった経済対策、いわゆる経済は、地元の企業をどういった形で使っていくかということを基本に考えながらそういうことを指導をしてもらって、五輪に指導をしてもらって、地元の企業がどういった形で対応するかということを基本に考えるのと、ただ火葬場をつくった会社だったら安心だからということではなしに、ぜひ今後いろんな指定管理者の問題が出てくると思います。私も今研究もしておりますけども、できるだけ地元に会社がある、地元に登記がある、そういう会社を最優先にすべきということを僕は大切なことではないかと思いまして、一応要望をしておきます。

○議長(萩森良房君)  次、議案第92号 八幡浜市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、13ページから14ページであります。

 質疑はありませんか。

 遠藤素子君。

○遠藤素子君  一般質問でもいろいろさせていただきましたが、この指定袋が値上がりするということで、検討委員会の方の中でも不法投棄がふえるんじゃないかということが出ておりました。そのことをどのように考えておられるか、伺いたいと思います。

○議長(萩森良房君)  生活環境課長。

○生活環境課長(大森幸二君)  確かに有料化とか改正によりまして、不法投棄ということにつきましては懸念される一つかなというふうに思いますけれども、不法投棄への対策といたしましては、不法投棄をされましたごみの撤去あるいは不法投棄対策への住民参加による地域活動、あるいは投棄者への指導、またはカメラなどによります監視、こういった対策が有効であろうというふうに考えております。

 それとまた、ごみのポイ捨て禁止条例につきましても、前の議会で2度ほど取り上げられましたけれども、今回私どもはそういうふうな条例の制定についても今検討をしているところでございまして、そういうふうなことに対策を講じて対応していきたいというふうに思っております。

○議長(萩森良房君)  遠藤素子君。

○遠藤素子君  前にも不法投棄があって、監視カメラを何台か設置して、そしてそれをあちこち回したりというふうなこと、それから不法投棄を撤去するためにまた費用がかかるというふうなことがありました。そうではなくて、不法投棄を事前に防ぐことがやっぱり大事だと思うんですね。だから、上げれば不法投棄がふえるということを心配しながら、条例までつくって罰を与えるということになるんだと思うんですが、逆さまじゃないでしょうか、どうでしょうか。

○議長(萩森良房君)  副市長。

○副市長(橋本顯治君)  今の遠藤議員のお話の趣旨は、ごみ袋料金を上げると不法投棄はふえるというストレートなお話でしたけれども、そもそも不法投棄問題そのものは、まずは不法投棄される方の個人のモラルの問題、実際にしてはいけないことをされてるわけですから、それと料金の問題っていうのは直接かかわってくるべきではない、かつ料金がただであっても、不法投棄をされる方はされると。そういう意味で、不法投棄をすることとごみ袋の値上げ、それはストレートに結びつくものではない。もし不法投棄をなくそうと、そういうことであれば、さっき生活環境課長が言いましたけれども、そちらの方面で対策をしていくことが本筋ではないかと。仮にごみ袋の値段を0にしても、不法投棄をされる方はされる、不法投棄の問題は残っていくと、そういうふうに思います。

○議長(萩森良房君)  遠藤素子君。

○遠藤素子君  もちろん直接結びつくわけではありません、モラルの問題が大事だと思うんですけども。少なくともそういうことをやって、啓発活動をやってということなら話は別なんですが、上げればさらにふえるだろうというのは、これは予測されることなので、そういうことをさせないということが大事だと思いますので、罰則をつくったりということには結びつかないように私は願っておりますが、意見だけです、はい。

○議長(萩森良房君)  宇都宮富夫君。

○宇都宮富夫君  この条例案に関して、基本的なことをまず議論したいと思うんですが、この清掃費、この処理費の負担の問題ですが、税で負担すべきか、基本的な議論をしなけりゃならんと思うんです。請願では、これは税で負担すべきだという請願が上がってますよね。だから、手数料を取ること自体がそもそも費用負担のあり方としては問題がある趣旨の請願が後で出ると思うんですが、基本的に市の理事者はこういう、これは一般廃棄物の処理だと思うんですが、それはやはり税で負担すべきなのか、あるいはこの条例の改正案のようにやはり手数料も取って負担をしていただくのが、税とこれは一緒にということですが、基本的な処理費用の負担のあり方、これについての見解をまずお聞きしたらと思います。

 ちなみに、平成21年度の衛生費の決算を見ますと、清掃費の支出済額、これは決算額と見ていいと思うんですが、87,8519,464円、これが清掃費の決算額ですね。税で負担すべきということになれば、これは財政的な財政課とも議論せんといかんのですが、答弁を聞いて議論したいと思います。まず、その点、税で負担すべきであればこういうごみ袋の値上げはもうこれはやるべきではないんですが、そういう基本的なことをまずお聞きしたらと思います。

○議長(萩森良房君)  生活環境課長。

○生活環境課長(大森幸二君)  ただいまの税で負担をすべきかどうかということでございますが、これは環境省が平成172月に出した指針によりますと、これは基本方針を一部改正をいたしまして、経済的インセンティブを活用した一般廃棄物の排出抑制、再生利用等を進めるために、一般廃棄物処理の有料化の推進を図るべきであるというふうな形での変更がございました。これを受けまして、今現在およそ7割の自治体が何らかの形で有料化をやっております。

 そして、今回のごみ問題検討委員会の中におきましても、まずは住民負担を求めるべきか、あるいは税で全額負担をするべきかということについて議論をいただきまして、その中で全会一致で一部負担を求めるということに決定をして、今回答申が出たものでございます。

○議長(萩森良房君)  宇都宮富夫君。

○宇都宮富夫君  まず、基本的にやはり費用負担のあり方をきちっと整理した上でこの問題を議論せんといかんと思うんですが。

 財政課長にお聞きしますけど、標準的な一般廃棄物の処理費用、これは基準財政需要額決まってますよね、基準財政需要額。でも、決算額と比べてどれぐらいの乖離があるのか。仮に決算額と乖離した場合、留保財源から持ち出して、そっちのほうに費用を食うということになると、あるいはほかの標準的な行政サービスの分まで充てるべき財源を廃棄物処理費に食うということになると、ほかのサービスを犠牲してごみ処理費用に投入するという財政構造になるわけですよね。当市の場合、そういう観点からどういうふうになっているのか。その標準的な一般廃棄物の処理費用と見込まれる基準財政需要額があるんですが、ぱっと言うてなかなか整理できないと思うんですが、それと比較して、多分実際の決算額はもっと多いと思うんです。だから、需要額と決算額が決算乖離をしていると思うんですよね。だから、そういう観点から一体どれぐらいの決算乖離があるのか、もしわかったら、今わからなかったら構いませんが、もしわかったらお知らせください。

 これはなぜかというと、やはり仮にそういう実態があるとすれば、税負担でするということになると、税金を上げるという議論もせんといかんわけですよね。そういう議論にもつながっていきますし、またそれができなければ手数料にやっぱり一定の負担をしていただくという費用負担の議論が出てくると思うんです。そういう観点から今お聞きしたんですが、請願にもそういう趣旨のことが、税負担でやるべきだと、原則的には、そういうふうに出てますので、後で構いませんので、もしそういうような数値がわかればお知らせいただきたいと思います。これは要望にとどめておきたいと思います。

○議長(萩森良房君)  次、議案第93号 平成22年度八幡浜市一般会計補正予算(4)1条のうち、まず歳出の1款議会費及び2款総務費、35ページから42ページまで。

 質疑はありませんか。

 宮本明裕君。

○宮本明裕君  36ページの一般管理費、給料でマイナスの6876,000円を計上されておりますが、人件費に関連しての質疑でございます。

 今議会におきまして、部長制導入という答弁を市長はされておりますけども、これ今まで市長は人件費の削減、行政改革、また行政のスリム化ということを唱えておられますが、それに全く逆行する政策ではないかなと思うわけでございます。その点についてお答えを願いたいのと。

 現在、平田市政当時、在職した議員は私と大山議員と萩森議長だと思いますが、そのときの課長制のときにおきまして、いろんな大きなプロジェクトが次々と完成をされ、名市長の名を今残しておられる平田市長の課制度での実績、その後我々は吉見市長のときに部制が敷かれました。そのときにいろんな実績がございますが、皆さん知っておらない方もおると思いますので、それ質問させていただきますが、そういったことの中で、平田市長のときは公共下水道、南予用水、新旧両港の埋め立て、市庁舎の建設、日本では初めてではないかという開閉式の温水プール、また図書館等も建設をされました。吉見市政当時、部長制を敷かれたときに、財政的に大きな問題を抱えましたごみ焼却場の建設、須田湾の現在未利用地の埋立工事、温泉掘削の問題、また全然使われていない第3可動橋の建設、現在一千四、五百万円の資金を投入しておりますが、釣り堀センターの建設、またここ最近問題に出ました残滓処理場、水産のかまぼこ業者の関係の残滓処理場が現在休止をしておりますが、部長制を敷かれたときの事業実績、課長制のときの事業実績、雲泥の差が僕は出てると思います。決して組織じゃないと思うんですよ、結果は。それは、強い市長と副市長のそのときはリーダーシップがありました。調整がちゃんとできとりました。ですから、そういったことも含めまして質疑をさせていただいたらと思います。

○議長(萩森良房君)  市長。

○市長(大城一郎君)  今回部長制を考えるに至った経緯でございますが、やはり今現在市長と副市長のもとに24人の課長さんがおられます。その市役所の仕事が本当に複雑、多様化してきておりまして、広範囲に及んでおります。内容をすべて把握し切れないところがあると思います。その段階で仕事を進めていく上でスリム化ということもありますが、効率的にいい仕事をしていく上ではやはりある程度範囲で取りまとめる人が必要だと思ってきたところでございます。そして、昔の部長制におきまして、やはりポストを優先したとか、そういったことがあったのではないかと思います。形にとらわれない機能的にもすばらしい組織になるように考えておりますし、この間の一般質問にもありましたが、今後八幡浜市の職員の人材育成というのが非常に重要なポイントになってくると思います。そういった観点からも、ある程度まとまったところで、部長以下、課長、職員が議論をしていただいて、仕事を遂行していただきたい、その議論の中で一生懸命お互いに議論を闘わすことで人材育成というのができてくると私は考えております。

 そういった観点からも、この組織改革というのは必要だと思いますし、先ほど宮本議員さんおっしゃられたように、すばらしい市長と副市長がおったら、それはトップダウンでいけると思います。でも、いないときも出てくるわけでございまして、そのときにはある程度機能する組織が必要でございます。だれが指揮をとられても変わらない、政策的にある程度の方向性を示したときに、その政策を遂行していくのはやはりそれだけの組織が必要だと思っておりますので、今回そういった方向性を示したというところでございます。

○議長(萩森良房君)  宮本明裕君。

○宮本明裕君  先ほど言いましたように、取りまとめは市長、副市長なんですよ。私、岡山県の高梁市に行ったことがございます。企画室っていうのは非常に重要なポストを占めておりまして、大きな事業はすべてその企画室でプラン・ドゥー・シー全部するって言うんですよ。企画を立て、いわゆる計画を立て、いろいろな実行をしていく、その後点検していく、これは全部企画調整課でやるということなんです。八幡浜市の場合は、各課にいろんな事業があれば、その各課で責任を持たせてやるんですけども、人材っていうのはやっぱり優秀な、みんな一生懸命やっておられますけども、部下はある面では信頼することも必要ですけども、民間なら必ず企画室っていうのが中心で動いていくんですよ。だから、平田市長当時は市長公室っていうのがあったんです、市長公室。そこがいろんな課を回りながらいろんな調整をし、そこで市長、副市長が決断をすると。そのとき、たまたま市長も助役も民間人でした。とにかく課長はつくらないんだと、行政コストのかかるのは一番人件費なんだということで徹底されたということを私は聞いております。

 そのときのもう一つの実例が、各市からも調査に来ている部署がございます。これは公民館の主事の委託です。これは、我々もいろいろなとこへ行きますけども、公務員の方が主事になってるとこございますが、平田市長は、あそこは委託職員でやってもらっていいんだと、地元の人でやってもらっていいんだという形、徹底的にそれを遂行されました。時には各市からその件について視察に来られた市もございます。徹底した信念で徹底した形でやらなかったら、これは部長制にする、これは経費化、これは削減する、そういった終始一貫したものがなければ大きな行政改革はできないと思います。

 ついでにもう一つ言いますが、八幡浜市議会も含めて特別職の給与は15年以上恐らく上がってないと思います。これは我々、吉見さん、高橋さんおられましたが、そういう方針を上げたらどうですかという話もございましたが、終始一貫我々はそういう社会情勢ではないということで、報酬審議会もゼロ答申をずっとしているはずです。議会も19人の議会は今いないはずです、そんなに。もう一つ、政務調査費もとってないんです、八幡浜市議会は。我々も努力してるわけですから、市長、助役も、特に今うわさされてるのは、副市長がとにかく市長にかわって運営してるんだということがうわさでなっとります。市内部でもそういう話を聞きます。そういったことでは、当然部長も要るでしょうし、参事も要るかもわかりません。そういった形の中でどういった形が一番効率的なのか、よく考えて答申をしてください。もしもいろんな部長制を敷かれた場合には、私なりにいろんな資料を集めて質問させていただきますので、一応私の要望もしくは提言とさせていただきます。

 以上です。

○議長(萩森良房君)  次、3款民生費、43ページから51ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、4款衛生費及び6款農林水産業費、52ページから61ページまで。

 質疑はありませんか。

 住 和信君。

○住 和信君  54ページの3目の南環境センター管理費の中で、需用費の8,967万円、修理費用が計上されておりますが、これにつきましてお伺いをいたしたいと思います。

 これは南環境センターの修理費ということでございますが、例年、19年が1120万円、それから20年度が12,800万円、21年度が13,700万円と、今回が13,800万円ですか、そういうふうな、毎年1億円を超える修繕料が計上されておりますが、これは毎回いろんな議論の対象になって、これは委託をしておりますタクマさんが修繕をやっておられるということを聞いております。どうも入札にはふさわしくないということでいつも随契でやっておられますが、今回ごみ袋の値上げでこのごみ処理代も一部負担を増ということになりましたので、例えばこの修繕費が毎年1億円かかる理由とそれから修繕の年次計画について、もしあるのでしたら皆さん方に提示をしていただきたい。

 それから、毎年同じようなところを修繕されておるのか、それとも毎年計画的にいろんなところを修繕されておるのか、それからもう一点は、これふさわしくないという入札でございますが、もしふさわしくない入札であっても、今後入札にかける計画ができるのではないかと私は思うんですが、この点についてもお伺いをいたしたいと思います。

○議長(萩森良房君)  生活環境課長。

○生活環境課長(大森幸二君)  年次計画があるかどうかということでございますが、これは今現在タクマに維持管理をしておりまして、その中で最低必要限の部分、例えば今回ですと2号炉の築炉設備、あるいは灰出し設備、そういったものを出していただきまして、その中で私どものほうで一定精査をしてやっております。

 それともう一点は、経費が多額に要るではないかということでございますが、本来ですと施設ができ上がってからは10年ぐらい経過をすれば、当然大規模な施設改修が必要となってきます。今回、そういった意味では今双岩地区との継続問題がございますので、その部分が整理をできなければ大規模な改修ができない、したがいまして一定今のところ修繕費用が多額にかかっている状況がございます。

 今後は、その25年度問題が整理ができれば、早い段階で延命化を含めた計画を立てることによりまして毎年の修繕費は下がってくるというふうに思っております。

 それと、入札の問題でございますが、今の段階では私ども県内の状況も調べてみましたけれども、入札にやっているところは1市だけでございます。それがふさわしいかどうかということは、今の段階では総合的な判断をして私どもは随意契約がいいというふうな判断をしております。ただ、その中におきましても、今どういうふうな形で精査ができるかというふうなものにつきまして研究をしておりますので、御理解賜りたいと思います。

○議長(萩森良房君)  住 和信君。

○住 和信君  今入札もふさわしくないというようなことを言われましたが、県内でも1市が入札で修繕を行っておるということでございまして、それから今内容を聞きましたら、ちょっと私もその内容については、なかなか修繕箇所についてはわからないわけですけど、これとこれとこれとこれとの修繕については例えば入札ができるんではないかと、1年間を通して13,000万円のお金が一遍に修繕をするわけじゃないと思いますので、この部分については入札にかけての修繕が可能ではないかというようなことが出てくると思うんですよ。それがもう一括して、委託業務契約をしておる会社にお願いをしているということになれば、やはり職員の方も行って一生懸命見ておられると思いますが、やはり何か我々としては不安になってくるというか、やはり経費的にそれが本当に正しいのかどうか、ちょっと理解に苦しむところがあるわけなんで、皆さん方に例えばこれとこれとこれとこれについての修繕をことしはやりますよということははっきりと提示して、これについては入札ができるのではないかというようなところも探し出してもろて、経費的に下げてくるというのが普通は、今課長さんの答弁の中では年が増せば修繕費はふえてくるのが当たり前やというような言葉が出てきましたが、我々としてはやはりそういうところでも少ない費用で最大のいろんな処理ができるような施設にしていただきたいと思うわけなんで、もう一回答弁お願いします。

○議長(萩森良房君)  生活環境課長。

○生活環境課長(大森幸二君)  私どもは今までもこの問題でお答えをしてきましたのは、いわゆる大きなプラント施設でございます。したがいまして、その中の一部分をどっかの業者にやらせて、その結果としてプラント全体に影響が出てきたとき、このときにはタクマさんの責任の範疇でないということになってくる、そこが今県内で随意契約がやられている大きな理由であろうというふうに思っております。

 それと同時に、随意契約でやっておりますけれども、私どものほうはタクマに対しまして、地元業者にできる部分、これについては地元業者を使ってくれというふうに指示をしております。したがいまして、業者の指示の中でやっているものについて、仮にどっか施設全体にふぐあいが出た場合にはそれはタクマの責任ということになりますから、今の段階ではそういうような形をとっております。

○議長(萩森良房君)  住 和信君。

○住 和信君  よくわかるわけですけど、これ例えばの話ですけど、エレベーターとかなんとかの委託契約についても、保守点検についても、そういうとこで安全性の面からどうしても入札ができないというようなことをよく言われます。でも、やはり職員の方がいろんな研究をして、例えばそういう入札ができる部分、入札にして上がるか下がるかわかりませんよ、でもやはり公正な競争をして初めて修繕料の価格というのは出てくると思うんですよ。だから、そういうところでしっかりと研究をしていただいて、もしできる部分があればぜひやっていただきたいということで、もう一回答弁をお願いいたします。

○議長(萩森良房君)  副市長。

○副市長(橋本顯治君)  それでは、今の分について答弁させていただきます。

 今エレベーターのお話が出ました。

私もこれまでの経験の中で、エレベーターはもともと設置したエレベーター会社でないとメンテができないということをよく言われてましたけれども、県内にエレベーターメンテ専門の会社ができた時期があって、それで競争入札したところ、すごく安い価格でエレベーターのメンテができるようになった、そんな経験をした記憶があります。言われるとおり、従来漫然と1社随契をしていたのでは、そういうことは起きていなかったということで、またそういう道も可能であれば見つける必要があるのではないかと。

 ただ、今回の場合はエレベーターとちょっと違って、全体が大きい機械設備になっていますので、その中でふぐあいが出たときの責任とか、大森課長もその辺言いよりましたけれども、またその辺のところも見ながらまたちょっと考えていきたい。基本的には1社随契はしたくないと、それは思っていますので、そういうのも見ながら考えていきたいと思います。

○議長(萩森良房君)  次、7款商工費及び8款土木費、62ページから67ページまで質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、9款消防費及び10款教育費等、68ページから90ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、第2条債務負担行為の補正及び第3条地方債の補正並びに歳入の全部、21ページから34ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、議案第94号 平成22年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(2)91ページから103ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、議案第95号 平成22年度八幡浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(2)105ページから117ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、議案第96号 平成22年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(3)119ページから139ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、議案第97号 平成22年度八幡浜市介護サービス事業特別会計補正予算(1)141ページから153ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、議案第98号 平成22年度八幡浜市簡易水道事業特別会計補正予算(3)155ページから167ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、議案第99号 平成22年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(3)169ページから187ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、議案第100号 平成22年度八幡浜市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計補正予算(1)189ページから201ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、議案第101号 平成22年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(2)203ページから217ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、別紙になります。

 議案第102号 八幡浜市学校給食センター建築主体工事請負契約の締結について。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、議案第103号 財産の取得について。

 質疑ありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、議案第104号 「八西地域情報基盤整備推進事業センター施設設備整備工事請負契約の締結について」の議決変更について。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております16件については、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。

 休憩いたします。

午前1052分 休憩

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午前1106分 再開

○議長(萩森良房君)  再開いたします。

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○議長(萩森良房君)  日程第3 請願第5号 食の安全・安心と食料自給率向上、農業の再生を求める請願書を議題といたします。

 紹介議員の説明を求めます。

 遠藤素子君。

〔遠藤素子君登壇〕

○遠藤素子君  請願第5号について御紹介いたします。

 請願書の朗読をもって御紹介にかえさせていただきます。

 食の安全・安心と食料自給率向上、農業の再生を求める請願書。

 請願の趣旨。

 今世界の食料事情は解決が待ったなしの状況です。飢餓人口が93,000万人を超える一方で、地球温暖化を含む異常気象による穀物生産の不安定化や食料まで使ったバイオ燃料の急増など、食料の需給はますます逼迫しています。

 このようなときに、日本では食料自給率を向上させることができないまま、農業就業者の減少や農地の荒廃が一層進んでいます。このような事態が続くならば、命の源である安全な食料の安定的な供給がおぼつかなくなることは言うまでもありません。また、地域農業の衰退は、地域経済の破壊をも招いています。今や地域農業と経済の振興は緊急の課題になっています。

 ところが、政府は、財界と呼応しながら成長戦略を進める柱の一つにFTA、自由貿易協定、EPA、経済連携協定の交渉を据え、この11月に首脳会議が開かれるAPEC、アジア太平洋経済協力会議をそのてこに利用しようとしています。

 また、農民だけでなく、消費者やお米屋さんまで心配している米価の下落についても、所得補償制度があるからそれ以上の対策はとらないとして、何ら手だてをとろうとしていません。このままでは国民の主食、お米の生産さえ破壊されかねません。

 私たちは国民の安全・安心な食料の安定供給のためにもこれ以上の自由化はやめ、日本の農林漁業を発展させる政策こそ必要だと考えています。このことが地域の振興にも役立ち、同時に世界の食料事情改善のためにも貢献するものと考えています。

 私たちは、この秋、このような政策転換の国民合意をつくり出し、地域の農林漁業発展の運動を広げていきたいと考えます。

 以上の趣旨から、貴議会が以下の事項について議会決議をもって政府に働きかけるよう請願いたします。

 請願事項。

 1、食の安全・安心・安定供給のため、国の責任で食料自給率を向上させること。農林漁業の生産を拡大し、地域経済を振興すること。

 2、生産者米価の大暴落に対し緊急対策をとること。お米の輸入はやめること。

 3、食品衛生監視員を増員するなど、食品検査体制はじめ食の安全行政を強化すること。輸入品を含め加工食品の原材料、原産国表示を徹底すること。

 4、ミカンの価格安定のため、加工仕向けを補てんする制度をつくること。

 5、日本農業を破壊するFTA、EPA、TPPなど貿易自由化交渉はやめること。

 平成221012日。八幡浜市議会議長萩森良房殿。

 請願団体、国民の食糧と健康を守る運動愛媛連絡会代表者会長村田 武。

 この村田先生は元愛大の教授でありまして、真穴のミカンをつくる青年たちとも研究交流をされております。

 以上で御紹介とさせていただきます。

○議長(萩森良房君)  これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております請願第5号については、産業建設委員会に付託いたします。

 なお、請願第5号の付託は、先ほどの議案付託表の産業建設委員会関係部分の末尾に記載しております。

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○議長(萩森良房君)  日程第4 請願第6号 最低保障年金制度創設を求める意見書提出の請願書を議題といたします。

 紹介議員の説明を求めます。

 遠藤素子君。

〔遠藤素子君登壇〕

○遠藤素子君  請願第6号について御紹介させていただきます。

 朗読をもって御紹介にかえさせていただきます。

 最低保障年金制度創設を求める意見書提出の請願書。

 高齢化が進む中で、お年寄りの年金はどんどん引き下げられ、安心して老後を送ることができなくなっています。

 無年金者は、現在100万人以上です。国民年金だけの人約900万人の年金は、平均月額48,000円にも届きません。老齢年金100万円未満が46.8%、女性では67.4%です。ひとり暮らし女性の生活は特に大変です。

 これらの人々に憲法で保障された最低生活を保障することは緊急の課題となっています。

 民主党政権が基本7項目を中心とした新年金制度構想を提起し、国民からの意見を求めています。しかし、政府の新年金制度に関する検討会の中間まとめでは、現在の無年金者や低年金者は制度の枠外に置くことや、財源を消費税増税に求めるなど多くの問題点を含んでいます。

 私たち高齢者は、所得の低い人に負担が重くなる消費税は、社会保障の財源として最もふさわしくありません。税と社会保障の原則は、能力に応じた負担です。税金の無駄遣いや軍事費などを削減し、大企業や大資産家に応分の負担を求めて財源を確保すべきです。

 そのため、以下の事項について、政府と関係省庁への意見書を提出していただきますよう、請願します。

 記。

 財源を消費税によらず、現在の無年金、低年金者に適用する最低保障年金を直ちに制定すること。

 以上。

 平成22111日。八幡浜市議会議長萩森良房殿。

 請願者、全日本年金者組合愛媛県本部執行委員長山内淳正です。

 ぜひ御理解をお願いいたします。

○議長(萩森良房君)  これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております請願第6号については、総務委員会に付託いたします。

 なお、請願第6号の付託は、先ほどの議案付託表の総務委員会関係部分の末尾に記載しております。

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○議長(萩森良房君)  日程第5 請願第7号 後期高齢者医療制度の廃止に関する意見書の提出を求める請願書を議題といたします。

 紹介議員の説明を求めます。

 遠藤素子君。

〔遠藤素子君登壇〕

○遠藤素子君  請願第7号について紹介させていただきます。

 これも朗読をもって紹介にかえさせていただきます。

 後期高齢者医療制度の廃止に関する意見書の提出を求める請願書。

 年齢によって差別する世界に例のない後期高齢者医療制度が、20084月から実施されました。

 後期高齢者医療制度については、医療内容の低下や保険料の引き上げ、年金からの天引き、保険料を払えない高齢者は保険証を取り上げられるなど、高齢者の健康と暮らしに重大な影響を及ぼしており、同制度に対する怒りが広がっています。

 もともと同制度は、自民・公明の連立政権のときに実施されたもので、これに対し、当時民主党を初め4野党一致で廃止することを国民に約束しました。

 しかし、民主党政権は同制度の廃止を2013年までに先送りし、保険料値上げを防ぐ手だてもとらず、二重の公約違反で高齢者に痛みを押しつけています。

 また、8月末に厚生労働省が新しい高齢者医療制度の中間取りまとめを発表しましたが、高齢者を国民健康保険に集めて別勘定の制度をつくるなど、国保に戻すと言いながら別枠を残す欺瞞的な内容です。これでは国民が安心できる医療制度とはなっていません。

 そのため、後期高齢者医療制度を速やかに廃止し、もとの老人保健制度を復活させ、将来の医療制度の設計については、いつでも、どこでも、だれでも、平等に受けられる持続可能な医療制度を改めてつくり直すことなど、下記意見書を政府へ提出されるよう強く要請します。

 1、後期高齢者医療制度は速やかに廃止し、もとの老人保健制度に戻すこと。

 2、保険料の負担増が生じないよう、国民健康保険への国庫負担金をふやすことなど、必要な財政措置を講ずること。

 370歳から74歳の高齢者の医療費窓口負担を、原則1割に戻すこと。

 4、国庫負担をふやし、75歳以上高齢者の医療費窓口負担をなくすこと。

 以上、平成22111日。八幡浜市議会議長萩森良房殿。

 請願者、全日本年金者組合愛媛県本部執行委員長山内淳正です。

 これをもって紹介にかえさせていただきます。

○議長(萩森良房君)  これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております請願第7号については、総務委員会に付託いたします。

 なお、請願第7号の付託は、先ほどの議案付託表の総務委員会関係部分の末尾に記載しております。

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○議長(萩森良房君)  日程第6 請願第8号 八幡浜市指定のゴミ袋値上げに反対する請願を議題といたします。

 紹介議員の説明を求めます。

 遠藤素子君。

〔遠藤素子君登壇〕

○遠藤素子君  請願第8号について御紹介させていただきます。

 朗読をいたします。

 八幡浜市指定のゴミ袋値上げに反対する請願。

 請願の趣旨。

 去る913日、ごみ問題検討委員会は市長に対して、ごみの減量化のため、またごみ処理の費用として現在の袋の値段は適当でないとして指定ごみ袋の値上げを容認する旨の答申を提出しました。それは、10枚入り大を95円から350円、中を75円から250円、小を65円から150円に値上げするという大幅なものです。

 この答申どおりに実施されると、今でも大変な市民の生活はさらに負担がふえ、困ります。不法投棄がふえるのではないかなど心配の声も高まっています。

 そもそもごみ処理は市の業務であり、当然税で賄われるべきものです。しかも、今ごみ袋の売り上げは約421万円の黒字であり、これがごみ処理の費用に充てられています。

 また、ごみの減量化は市民の努力だけでは限界があるものの、これまで市民はごみの分別や生ごみの減量などに協力してきました。これからも市民でできることは何でも協力を惜しまないものです。

 県内では無料の市が3市あります。未曾有の不況で市民が苦しんでいるこの時期に負担をふやすことはやめるべきです。

 よって、以下の事項を強く求めるものです。

 なお、111日から集めた署名、第1次分の2,132筆、本日第2次分を提出いたしましたが、4,200余りになっています、を添え請願します。

 請願事項。

 指定ごみ袋の値上げはやめること。

 平成221126日。八幡浜市議会議長萩森良房殿。

 請願者、市指定ゴミ袋の値上げに反対する市民の会世話人代表佐々木クミカ。

 先ほどの同僚議員の質問がありましたが、ごみの処理は地方自治法第2条によって市の住民の環境衛生が業務となっております。ですから、当然税で賄われるべきものということだと思います。

 先ほど環境課長から平成17年に通達が出たと言われましたが、この中身は適正な循環的利用や処分を進める上での必要性を踏まえ、広域的な取り組みを図るものとするということで、愛媛県でもブロックを5つに分けて大型の焼却炉をつくれという、そういう指導のもとで出されたものです。ところが、これはもう破綻して、実際には進まない状況になっていると思います。ですから、非常に……

(「議長、請願の」と呼ぶ者あり)

 いや、請願に関係があることですので、費用の問題ですので。そういう状況で出されたものということをつけ加えて説明させていただきました。どうぞよろしく御理解のほどお願い申し上げます。

○議長(萩森良房君)  これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております請願第8号については、民生文教委員会に付託いたします。

 なお、請願第8号の付託は、先ほどの議案付託表の民生文教委員会関係部分の末尾に記載しております。

 お諮りいたします。

 議事の都合により、明14日から20日までの7日間は休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  御異議なしと認めます。よって、明14日から20日までの7日間は休会することに決しました。

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○議長(萩森良房君)  これにて本日の会議を閉じます。

 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 明14日から20日までの7日間は休会であります。この休会中に各常任委員会を開き、先ほど付託いたしました案件の審査を行うことになっております。

 各常任委員会の開催日時と場所をお知らせいたします。

 総務委員会は14日午前10時から第1委員会室、民生文教委員会は14日午前10時から第2委員会室、産業建設委員会は14日午前10時から第3委員会室。

 21日は午前10時から会議を開き、委員長報告、報告に対する質疑、討論、採決等を行うことになっております。

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○議長(萩森良房君)  本日はこれにて散会いたします。

午前1126分 散会

お問い合わせ

議会事務局
住所:愛媛県八幡浜市北浜一丁目1番1号
TEL:0894-22-5998
FAX:0894-22-5963
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