平成23年八幡浜市議会2月臨時会会議録第1号

公開日 2014年09月24日

 

議事日程 第1

平成23214() 午前10時開議

1

会議録署名議員の指名

2

会期の決定

3

議案第3号 「八西地域情報基盤整備推進事業センター施設設備整備工事請負契約の締結について」の議決変更について

議案第4号 「八西地域情報基盤整備推進事業伝送路幹線工事請負契約の締結について」の議決変更について

    (提案者の説明、質疑、討論、採決)

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本日の会議に付した事件

日程第1

会議録署名議員の指名

日程第2

会期の決定

日程第3

議案第3号、議案第4

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出席議員(17)   

1番  岩 田 功 次  君

2番  石 崎 久 次  君

3番  樋 田   都  君

4番  新 宮 康 史  君

5番  上 田 浩 志  君

6番  井 上 和 浩  君

7番  魚 崎 清 則  君

8番  二 宮 雅 男  君

9番  遠 藤 素 子  君

10番  清 水 正 治  君

11番  宇都宮 富 夫  君

12番  兵 頭 孝 健  君

14番  松 本 昭 子  君

15番  住   和 信  君

16番  中 岡 庸 治  君

17番  宮 本 明 裕  君

19番  萩 森 良 房  君

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欠席議員(2)

13番  上 田 竹 則  君

18番  大 山 政 司  君

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説明のため出席した者の職氏名

 市長     大 城 一 郎 君

 副市長    橋 本 顯 治 君

 政策推進課長 中 榮 忠 敏 君

 総務課長   都 築 眞 一 君

 財政課長   藤 原 賢 一 君

 監理開発課長 中 岡   勲 君

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会議に出席した議会事務局職員

 事務局長       二 宮 貴 生 君

 事務局次長兼議事係長 菊 池 和 弥 君

 調査係長       髙 岡 哲 也 君

 書記         阿 部 真 士 君

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午前1000分 開会

○議長(萩森良房君)  ただいまより平成23年第2回八幡浜市議会臨時会を開会いたします。

 市長から今議会招集のあいさつがあります。

 市長。

〔市長 大城一郎君登壇〕

○市長(大城一郎君)  おはようございます。

 開会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 本日、平成23年第2回市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御多忙のところ御参集賜り、厚くお礼を申し上げる次第であります。

 さて、本臨時会におきましては、八西地域情報基盤整備推進事業センター施設設備整備工事請負契約の締結について並びに八西地域情報基盤整備推進事業伝送路幹線工事請負契約の締結についての議決変更について御審議をいただくものでございます。

 諸議案の内容につきましては後ほど御説明させていただきますが、何とぞ慎重審議賜りまして、御賛同いただきますようお願いを申し上げます。

 以上、申し述べまして、招集のごあいさつといたします。

○議長(萩森良房君)  議長において、この際、諸般の報告を行います。

 1月臨時会閉会後における諸般の報告については、お手元に配付いたしております報告書をもってこれにかえます。

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○議長(萩森良房君)  これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。

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○議長(萩森良房君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、議長において3番 樋田 都君、12番 兵頭孝健君を指名いたします。

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○議長(萩森良房君)  日程第2 会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  御異議なしと認めます。よって、会期は本日1日と決定いたしました。

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○議長(萩森良房君)  日程第3 議案第3号 「八西地域情報基盤整備推進事業センター施設設備整備工事請負契約の締結について」の議決変更について及び議案第4号 「八西地域情報基盤整備推進事業伝送路幹線工事請負契約の締結について」の議決変更について、以上2件を一括議題といたします。

 提案者の説明を求めます。

 総務課長。

○総務課長(都築眞一君)  それでは、議案第3号、第4号につきまして提案理由を説明させていただきます。

 議案第3号 「八西地域情報基盤整備推進事業センター施設設備整備工事請負契約の締結について」の議決変更について御説明いたします。

 昨年12月定例市議会議案第104号で議決変更をいただいております八西地域情報基盤整備推進事業センター施設設備整備工事請負契約金額66,150万円を、2,5745,000円増額し68,7245,000円に変更するため、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものであります。

 主な変更の内容ですが、別紙資料を配付しておりますので、それに基づいて説明をいたします。

 まず、八西地域情報基盤整備推進事業のセンター施設設備整備工事についての変更であります。

 八西地域情報基盤整備推進事業におきましてセンター施設設備整備工事の施工を進めた結果、次の理由から契約金額が増額することとなりましたので、精算段階での施工実績がまとまり、契約金額の増額が必要になりました。契約の変更の議決をお願いするものであります。

 まず、第1点目といたしまして、局所的な加入契約者及び集合住宅の増加による光アンプ、光カプラ等の増加であります。昨年11月中旬以降の、12月補正以降です、の局地的な加入者の増が354軒増加と集合住宅12150戸の増加、取り扱いが変わったため、機器の許容範囲を超えることにより機器を追加しなければならなくなりました。この変更で約1,650万円の増が必要となりました。

 第2点目といたしまして、アナログ変換の機器、デジタルテレビ等を用意できていない視聴者の利便性のため、アナログ放送終了後も20153月末まで地上デジタル波のアナログ変換を行うこととなり、機器の追加が必要となりました。機器の導入のためにおよそ830万円の増となりました。デジアナ変換につきましては総務省からの要請によるものですが、実施設計以降であったため、当初の設計には組み込むことができませんでした。

 主に以上のことから、全体では2,5745,000円増額し、契約金額は68,7245,000円となりました。12月議会では3,885万円を増額した66,150万円へ変更するセンター施設設備整備工事の変更を議決していただいております。きょうはその後の11月中旬以降の変更をまとめた精算を見込んだ変更となります。

 続きまして、議案第4号 「八西地域情報基盤整備推進事業伝送路幹線工事請負契約の締結について」の議決変更について御説明いたします。

 昨年520日の臨時議会議案第52号で議決していただいております八西地域情報基盤整備推進事業伝送路幹線工事請負契約金額15675万円を、18,8446,000円減額し131,8304,000円に変更するため、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものであります。

 主な変更の内容ですが、別紙の資料に基づきまして説明を申し上げます。

 この部分の伝送路幹線工事の変更につきまして施工を進めた結果、精算段階での実施工事施工実績がまとまり、契約金額が大幅に減額となることがわかりましたので、最終の契約変更による議決変更をお願いするものであります。

 まず、第1点といたしまして、NTT・四国電力柱の電柱改造費の減であります。これが最も大きな減額の理由でありますが、NTT及び四国電力の柱の改造費の減額であります。当初電柱改造費には約26,000万円、改造本数は総本数の1割強の1,280本を見積もっておりましたが、精査した結果、2,600万円、193本の対象となりました。一般的に改造する電柱の本数は総本数の数%から20%と大きく幅があります。本事業では約10%強を見込んでおりました。

 2番目に、自営柱の数量の減であります。2つ目は自営柱の柱の数量が少なくなったことであります。自営柱とは、NTTや電力が建てたものではなくCATVが独自に建てた柱であります。自営柱の予算は1,200万円、198本を見込んでおりましたが、精査した結果、150万円、24本となったことによるものであります。

 3番目といたしまして、光ケーブルの減があります。ケーブル劣化の解消と工期の短縮のため、伊方地区において工区内の加入者宅行きケーブルと各センター間を結ぶ中継線を2本予定しておりましたが、1つにまとめたことにより全体としてケーブルの延長が短くなったことによる変更であります。

 次に、伐採費用の増額であります。幹線を張る障害となっておりました伐採範囲が予想以上に広かったため、伐採費用が3,700万円の増額となりました。

 5つ目に、局所的な新規加入契約者の増加と集合住宅の工法変更による増であります。局所的な新規加入者の増加と集合住宅の工法変更に伴い、クロージャと呼ばれる引き込み線の取り出し口が不足したため、クロージャを追加しなければならなくなりました。集合住宅は、当初は1棟につき1本の引き込みを計画しておりましたが、加入者の課金管理を行うため、全世帯の引き込みに変更いたしました。集合住宅は49棟、契約戸数706戸、クロージャは125個の追加ということで153万等の増額であります。

 以上のような要因で、全体では18,8446,000円を減額し、契約金額は131,8304,000円となりました。

 なお、この工事は繰越工事であり、そのため起債借り入れの手続が217日までであり、その日までに最終契約書を提出しなければならないため、本日の議決をお願いするものであります。

 資料の中にそれぞれ集合住宅の関係の従来1本線が戸数によっての引き込み線になっていくということと、局所的な増加によるクロージャ、分岐カプラ等の増加を図式しております。一番最後のページに全体の工事として今回のセンター設備関係、幹線設備関係の最終的な変更予算の金額、またそれぞれの引き込み工事等の精算段階での変更額というふうな形で総事業費が明らかになっておりますので、一番最後のページにつけております。

 以上です。よろしくお願いいたします。

○議長(萩森良房君)  これより質疑に入ります。

 質疑は適宜区切って行います。

 まず、議案第3号 「八西地域情報基盤整備推進事業センター施設設備整備工事請負契約の締結について」の議決変更について、1ページであります。

 質疑はありませんか。

 遠藤素子君。

○遠藤素子君  アナログ変換の機器が取りつけられるということで、これまで7月以降見れなくなるんじゃないかという心配をされていた方々にとっては非常に助かることだと思うんですが、そういうこともあって新規加入者がふえたんでしょうか。

 それからまた、これから後ふえるということはないんでしょうか。あるんじゃないかと思うんですが、このデジタルテレビに買いかえれない人たちが、見れるんだったらこれに入ろうというふうなことになったりしてまた追加工事をしないといけないというふうなこと、そういう心配はないんでしょうか。

 そして、これだけふえて実際の加入率がどれくらいになっているのか、ちょっとお聞きしたいと思います。

○議長(萩森良房君)  総務課長。

○総務課長(都築眞一君)  遠藤議員の御質問にお答えいたします。

 アナログ変換によって放送が20153月末までアナログ放送ができるというふうな形の中で、追加加入がふえるのではないかというふうな御質問であります。その部分については、確かに今後若干はふえてくるんじゃないかと思います。ただ、今回の事業につきましては事業対象として精いっぱい引っ張ってきておりますので、これ以上は事業対象としては引っ張れない状況になるんではないかと、引っ張れないというふうな形で最終的な変更となっております。今後の加入につきましては、またCATVのほうでの対応というふうな形でいく予定であります。 それで、加入率についてなんですけども、きょうちょっと手元に資料がないわけなんですけども、今現在はテレビ及びインターネットどっちかダブって入っている人も1と換算いたしまして、今現在の部分では14,054軒が加入というふうな形になっております。これは全体、伊方も含めての話です。テレビだけでいうと13,897件、インターネットでいうと3,296件というふうな形になっております。当初はテレビが14,258件、ネットが2,169件でありましたが、インターネットにつきましてはかなり伸びている、テレビにつきましてはやはりこの見直しの際に整理するというふうな形のことも行われたようです。その中でかなりの件数は減っておりますが、実質的には減った部分とふえた部分がありますが、相対的にはそういった形での多少の減というふうな形になっております。ネットにつきましては十分1,000軒ぐらいふえておりますので、率としてはちょっと把握はしてないんですけども、現状の加入がそういった状況になっているというふうなことです。

 以上です。

○議長(萩森良房君)  遠藤素子君。

○遠藤素子君  加入率についてはまた詳しいことは後でお聞きしたいと思いますが、工事が非常におくれていると思うんですが、終了の予定といいますか、工事全体の予定がどういうふうになってるんか。多分松柏地区は去年の秋には来られる予定だったと思うんですが、それが1月にずれ込んでおりますし、予定全体がどういうふうになっているのか、お聞きしたいと思います。

○議長(萩森良房君)  副市長。

○副市長(橋本顯治君)  先ほどお配りした資料のところで、一番最後のところにそれぞれの工事の一覧表をつけております。センター設備工事、幹線設備、それから引き込み工事とそれぞれ工事、いろんな形で発注をしております。確かに遠藤議員言われるとおりおくれております。ただし、これは繰越工事ですので、331日までには100%終わらんといかんという前提がありますので、今例えば3班で同時進行しているところを余分に4班入れて7班体制にするとか、これ例えですけれども、こんな格好でいろんなとこから応援を呼んで331日までには終わるということで作業を進めておると、そういう状況です。

○議長(萩森良房君)  次、議案第4号 「八西地域情報基盤整備推進事業伝送路幹線工事請負契約の締結について」の議決変更について、3ページであります。

 質疑はありませんか。

 新宮康史君。

○新宮康史君  3号とも関連あるんですけど、それぞれの工事についてはいろんなことで変更等々しょうがないと思うんですけど、最終的にこれ金額ですよね、最終的な工事金額で余ったら国に返すとかそういう部分も出てくると思うんですけど、トータルして市に有利なように調整というか精算は最終的にはできるんですか。

○議長(萩森良房君)  総務課長。

○総務課長(都築眞一君)  新宮議員の御質問にお答えいたします。

 この事業につきましては、補助対象の事業費というふうな部分が確定されます。その中の3分の1が国の補助金になります。その残り3分の2の九十何%が国の補助制度にのっかっておりますので、総体的には97%とか8%が総体でいうたら国庫補助の対象になってくるというふうなことになりますので、それ以上については対象にならないというふうな形と認識しております。

 以上です。

○議長(萩森良房君)  井上和浩君。

○井上和浩君  質問をそれぞれの方がされましたんで大体出てるんですけども、1点確認の意味でちょっと質問をしたいと思うんですけども、18,000万円というのは大きな数字でして、見積もり、入札の段階での先ほどの総務課長の答弁で1割あるいは2割というふうな幅を持っているというふうなことを言われたわけなんですが、その電柱の数等を見ましても、1,280本が193本に変更されたり、あるいは198本が24本に変更になるとかというふうなところを見ますと、どう見ても当初の入札の段階で甘い見方がされているんじゃないかなというふうな気がしてなりません。減額になったからそれでいいというふうな考え方もあるわけなんですけども、十分なチェックができておったのかというふうな心配がまず1点あるのと。

 もう一点は、同僚議員が先ほど言いましたように非常に改造工事がおくれておるというふうな感じをいたします。特に幹線の工事につけて非常におくれているために引き込み工事が残り本議会終了後1カ月余りの中でどういうふうな対応ができてやっていけるのかというふうな心配。3月いっぱいにこれはやらなければいけない補助事業であるというふうな形の中で、もしできなかった場合ということもあるわけなんですけども、今回議会等と申請されるわけですよね、これ、申請されて、検査があって許可がおりてきて、それからという形になるんだと思うんですけども、もし申請の中でふぐあいがあったとか、その電柱に改造に耐えられないとかというような問題があったとき、3月以後に工事がずれ込んでしまうという場合に、心配いたしますのは、確認をしておきたいと思いますのは、八西CATVが持ち出すというようなことはないのかと、その不足分、新しく工事に追加しなければいけないような事態が起きた場合、もう本当に迫っておりますので、行政が不足分を持ち出す、あるい八西CATVのほうから持ち出さなければいけないというようなことが起きないかどうかということにつけてまずちょっとお伺いをしておきます。

○議長(萩森良房君)  副市長。

○副市長(橋本顯治君)  今の井上議員の御質問のうち、後段のほうについてまずちょっとお答えをしたいと思います。

 この工事そのものは先ほどお話ししましたように繰越工事ということになっておりまして、331日までに終わらせ、これ以上の繰り越しはあり得ないという前提で仕事をしています。その中で、先ほどもお話しありましたけれども、工事が全体におくれぎみであると。これから現在もこの金額で精算をしてしまうわけです。これで最終的に財務省のほうに数字が上がっていって、起債もこれで確定するという手続になりますので、もし現在の金額の中で何らかの変更が、その後予期せぬ事態が起きたときにどうするのかというお話が1つあったと。これにつきましては、基本的にこれが最終の変更であるという前提でこの金額に合うような精算をするべきではないかというふうに思っております。331日までにこの工事が終わると、この金額で精算できるという前提でやるべきではないかと思ってます。もし万が一予想せんようなことができたら、例えばこれから加入者が急激にふえて、インターネットの加入者がふえるとか、そのときには基本的にCATVサイドでこれ以上の工事はやるべきかというふうに思っております。それはまた4月以降の話になるのかなというふうに理解をしております。

○議長(萩森良房君)  総務課長。

○総務課長(都築眞一君)  先ほどの井上議員の質問に対してお答えいたします。

 見積もりが甘かったのではないかというふうなところであります。説明の中にも申し上げましたように、電柱改造費については非常に枠取りというふうな形の予算としての位置づけになっております。一般的に改造する場合に、本当数%から20%、工事によっては50%ぐらいの電柱が改造の対象になったというふうな工事もあるようであります。そういった意味で、CATVのその電柱改造費につきましては全体で約10%を見込んどったらいいだろうというふうな形のもんを設計上にされていたというふうなとこであります。そういったことによって1,280本が193本になった、また自営柱については198本見込んどったのが24本になったというふうなことで、実績に基づくところの今回の変更になります。

 それで、多少枠取りの部分がありますので、場合によってはこの率が高くなったかもわからないし、今回はこの率で済んだというふうな形の中で、やっぱり枠取りとしてはある程度の形をとっとかなんだらいけんのかなというふうに思いますが、実際上こういうふうに大きな金額になると甘かったのかなというふうなことは指摘があるというのも一定理解いたします。どうも大変申しわけありませんでした。

○議長(萩森良房君)  井上和浩君。

○井上和浩君  少し甘かったんではないかというふうなことの返答もあったわけなんですが、これ2回目の変更ということで、これだけの大きな事業ですのである程度そういったことは想像もできますし、変更というのはあり得るだろうということは想定できるわけなんですが、確認の意味でというふうに手を挙げましたのはどういう意味かといいますと、この補助事業は、先ほど副市長の返答ありましたように3月いっぱいで終了しなければいけない事業、それがまた想定できなかったような事態があってまた工事が終了しない、あるいは終了後変更しなければいけない、そういうふうな問題が起きたときに、行政側から持ち出さなくても、CATVがその予算を持ち出さなくてもいいというような、いわゆるもう少しわかりやすくいうと設計業者あるいは請負業者の責任の範疇の中で処理できる形のものなのかどうなのか、そういう事態が起きた場合にということをちょっと聞いておきたいなと思います。

○議長(萩森良房君)  副市長。

○副市長(橋本顯治君)  もしもという仮定のお話ですので、非常にお答えしにくいところであります。基本的には現在最終の設計変更ですのでこの金額で精算すると、そういうふうに御理解いただきたいと思います。

 それから、想像できないようなことが起きたときにどうするかということですけども、そのときにはまた想像できるような形で現実に応じた対応をしたいと思います。

 なお、今後加入者がふえるとかそういうことも予想されますけれども、その合理的な説明がつく範囲においては、4月以降、八西CATVの工事費の中で4月以降について対応できる分があればしたいと思いますけれども、これもあくまで仮定の話でありまして、現在はこの金額で精算をしたいと、そういうふうに思っております。

 以上です。

○議長(萩森良房君)  石崎久次君。

○石崎久次君  今総務課長は大体電柱の10%から20%ぐらい見とけばええんじゃないかと、これは八幡浜市が考えたわけですか。お伺いしたのは、コンサルに多額のお金をお支払いしてやっていただいてるわけですから、こんなに変更になるっていうことはコンサル自体が本当に設計をきちっとしたのかっていうのがまず一番先に気になるわけですね。現地を調査したのか、そこができなかったらどっかに頼んだのかもしれませんけれど、本当に余りにひど過ぎる。前回も12月に補正を組んだわけですけど、今回もまた組まないかん。何のためのコンサルなのか。普通入札をしますと、その入札で大体終わるわけですよね。こんな大きい金額ですから若干のはわかりますけれど、余りにこの差が大き過ぎると思うんですよね。本当にきちっと設計することの重要性っていうのを市のほうから、STNetですかね、そういうところに本当に真剣にやってくれたんですかと、1回目の設計変更があったときにもう今度は大丈夫なんでしょうねっていう、そういうきちっとしたあれが本当に突っ込んだ打ち合わせができたのかどうか、もう一度ちょっとお伺いしたいんですが。

○議長(萩森良房君)  総務課長。

○総務課長(都築眞一君)  石崎議員の御質問にお答えいたします。

 今回伝送路関係が大幅な減額になりましたが、伝送路関係については初めての契約変更というふうな形でしております。伝送路関係につきましてはやはり精算部分、こういった電柱改造費とか総体の伝送路の距離とか、そういった部分の関係がありましたので、12月の段階での変更というのはまだ全然先が見えてないというふうな状況で、伝送路関係については12月では上げてないというふうな形になっております。

 そして、センター設備につきましては、12月に補正をお願いいたしまして変更契約をしていただいております。その後の増加、集合住宅の取り扱いの部分がまたふえてきたというふうなところでの変更になっておりますので、ぎりぎりまで受け付けをしてここまで以外はもう遅いのよというがやなしに、ぎりぎりこの補助事業の事業にのっかっていくというふうな対応をとってきた部分で若干の変更が出てきているというふうなことになります。

 STNetのほうと一生懸命詰めてきたわけなんですけども、この1割強の枠につきましては、やはり私どもではなかなかわからないんで、STNetのほうの設計の部分の中で率を決めていただいて、このぐらいあったら十分足りるであろうというふうな形の中で設定しております。それで、若干見積もり等の誤差がかなり大きく出てきたというふうな形になっております。基本的にはなるべく詰めた形で努力はしておりますが、現実こういうふうな形で出てきたものというふうに思っております。

 以上です。

○議長(萩森良房君)  石崎久次君。

○石崎久次君  もう一回確認したいんですけれど、普通設計される方も工事が進行してる状況にあわせて、こんなに変更があれば途中で電柱の変更があるんだなって見に来たり、きちっとそういうことを打ち合わせの中でやるなり、現地視察をしてもう一回するべきではなかったのかなあと。こんなに最後の最後になってきて9割は使えませんよというのを今になってわからないといけないという、これじゃあ本当に設計をお願いしたところと信用ができるのかと、私はそういうふうに思うんですけれど、お伺いします。

○議長(萩森良房君)  休憩いたします。

午前1036分 休憩

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午前1037分 再開

○議長(萩森良房君)  再開いたします。

 総務課長。

○総務課長(都築眞一君)  石崎議員の御質問の中で、電柱の改造がそんなに必要なものであれば現地を見たりというふうなことも御指摘いただいたわけなんですけども、電柱を変えなければならないとか、強化しなければならないというふうな部分につきましては、NTTとか四国電力が最終的な決断というか判断をされます。そのNTTの電柱とか四国電力の電柱をそこにケーブルをはわす、許可を得てそのケーブルをはわすことによってその電柱をもう少し大きな電柱に変えなければならないとか、強度計算とかいろんなもんはNTTとか四国電力がされて、この部分については変えてくれというふうなことがあった場合に変えていくというふうなとこになりますんで、実際上なかなか都度都度の判断というのは難しいところがあります。そういった意味で、どのぐらいの負荷がかかっているかによって変えていかなければならない電柱も変わってきますので、なかなか想定がしにくいというのが現状であります。数%から20%ぐらいの範囲の中で変わってくる場合があるというふうなとこでの枠取りというふうに聞いておりますので、よろしく御理解をお願いいたします。

○議長(萩森良房君)  岩田功次君。

○岩田功次君  331日までで完成ということでありますが、この大きな事業がきちんと仕上がったのか、どのような完成検査をするのかっていうのをお聞かせください。

(「済みません、休憩お願いします」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  休憩いたします。

午前1040分 休憩

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午前1041分 再開

○議長(萩森良房君)  再開いたします。

 監理開発課長。

○監理開発課長(中岡 勲君)  岩田議員の検査についてお答えいたします。

 基本的には八幡浜市のやり方では検査は監理開発課の検査員のほうで検査をいたしまして、評価をいたしまして、報告するというくくりになっております。

 以上です。

○議長(萩森良房君)  岩田功次君。

○岩田功次君  なかなか特殊な工事があります。監理開発だけでできるのかどうか、お伺いします。

○議長(萩森良房君)  監理開発課長。

○監理開発課長(中岡 勲君)  基本的に1万何千世帯の一戸一戸を見に行って電波が来とるかというのを確認するようにはできないと考えております。大まかに工事ごとで主要な部分にて検査を行うということになろうかと思います。まず、電波が来てなければ当然住民の方がCATVのほうに連絡をするわけですので、その辺でわかると思いますが、全体的な部分の各接続された電波が来とる状況をずっと見ていくと、それが全世帯にやるということはございません。

 以上です。

○議長(萩森良房君)  岩田功次君。

○岩田功次君  それは難しいことだろうなあと思っていました。しかしながら、主要な場所の検査も特殊な技術が要るのではないかと思われますが、例えば先ほどの設計に携わった人たちの協力を得ながらでもないときちんとした検査はできないのではないのでしょうか。その点に関してもう一度質問いたします。

○議長(萩森良房君)  監理開発課長。

○監理開発課長(中岡 勲君)  施工監理をしとる業者につきましては当然検査の段階で立ち会いをさせますし、施工者についても立ち会いをさせますし、そのような電波の状況というのは目で見えませんので、その辺については業者、施工監理したところがそういうような器具を持ってきてこういう状態であるというふうに説明されると思います。

 以上です。

○議長(萩森良房君)  これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議案第3号及び議案第4号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  御異議なしと認めます。よって、議案第3号及び議案第4号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。

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○議長(萩森良房君)  まず、議案第3号 「八西地域情報基盤整備推進事業センター施設設備整備工事請負契約の締結について」の議決変更についての討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第3号を採決いたします。

 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(萩森良房君)  御着席願います。

 起立全員であります。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。

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○議長(萩森良房君)  次、議案第4号 「八西地域情報基盤整備推進事業伝送路幹線工事請負契約の締結について」の議決変更についての討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第4号を採決いたします。

 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(萩森良房君)  御着席願います。

 起立全員であります。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。

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○議長(萩森良房君)  これにて本日の会議を閉じます。

 閉会に当たり、市長からあいさつがあります。

 市長。

〔市長 大城一郎君登壇〕

○市長(大城一郎君)  閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 御提案申し上げました議案に対しまして適切なる御決定をいただき、まことにありがとうございました。

 さて、来月には定例会が控えております。議員各位におかれましては大変忙しい日が続くと存じますが、健康には十分御留意をされ、さらなる御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げる次第であります。

 終わりに、本臨時会における慎重審議に対しまして重ねてお礼を申し上げ、閉会のごあいさつといたします。どうもありがとうございました。

○議長(萩森良房君)  以上をもって今議会の日程は全部終了いたしました。

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○議長(萩森良房君)  これをもって平成23年第2回八幡浜市議会臨時会を閉会いたします。

午前1047分 閉会

お問い合わせ

議会事務局
住所:愛媛県八幡浜市北浜一丁目1番1号
TEL:0894-22-5998
FAX:0894-22-5963
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