一般質問(一問一答方式) H26.6  西山一規 議員

2014年10月22日
質 問 事 項
CATVの有効活用について

 


 

〔西山一規君登壇〕


○西山一規君 

 私は、一般質問通告書に従いまして、CATVの有効活用について質問いたします。

 まず1つ目、放送内容についてです。

 

 現在、八西CATVが伊方町と八幡浜市にテレビ番組を提供しておりますが、どのようなチャンネルがあるのか、お尋ねいたします。

 

○議長(大山政司君)  総務課長。

 

○総務課長(菊池司郎君) 
 お答えします。

 

 八西CATVのチャンネル構成につきましては、地上波、BS、CS放送をアナログ番組として22チャンネル、デジタル放送として62チャンネルを放送しています。自主放送チャンネルは3チャンネルで構成し、そのうち2チャンネルはショップ系チャンネル、1チャンネルはウイットチャンネルの番組となっております。

 

 以上でございます。

 

○議長(大山政司君)  西山一規議員。

 

○西山一規君 
 今御回答いただいたとおり、私も調べておりましたが、ほとんどは地上デジタル放送、そしてBSやCSの再送信で、これらはほかの方法でも視聴可能な番組がほとんどでございます。八西CATVの独自チャンネルとしては
3チャンネル、ショップチャンネルが2つ、南海放送ラジオの連動している番組、これがありますが、その中で放送されてる独自番組、それはどういったものがあるのか、お尋ねいたします。

 

○議長(大山政司君)  総務課長。

 

○総務課長(菊池司郎君) 
 お答えいたします。

 

 八西CATV独自の自主制作番組として、平成25年度におきましては毎日1830分から30分程度の八西ニュースのほか、海鮮活しゃぶの宣伝のために八幡浜、伊方の料理店5軒の紹介、閉校予定小学校の年間記録、各地域の夏祭りと秋祭りの様子、原子力防災訓練の様子などの特集番組を制作し、放映しております。

 

 以上です。

 

○議長(大山政司君)  西山一規議員。

 

○西山一規君 
 私の自宅では、今まで電波状態がよくて普通のアンテナで問題なく受信しておりました。そのために、CATVの必要性を感じておりませんでした。そして、市議会議員になってから、地元の情報番組を見たいと思ってCATVに加入しました。

 

 ところが、独自番組が放送されるチャンネルではショップチャンネルが長時間流れており、八西ニュースなどの地元情報がとても少ないと感じました。同軸ケーブルから光ケーブルに変わり大量の情報が送れるようになったのに、番組は昔のままでよいのでしょうか。もっと市民に貢献できる番組を流すべきではないでしょうか。この点について理事者のお考えをお聞かせください。

 

○議長(大山政司君)  総務課長。

 

○総務課長(菊池司郎君) 
 お答えします。

 

 現在、ショップ系チャンネルでは2チャンネル合わせて年間約400万円の委託料収入があり、CATVにとって安定的な経常収入源となっております。ショップ系チャンネルを減らし、地域に密着した番組をふやすことは大変好ましいことと十分理解できますが、経営面での考慮も必要でありますので、今後CATVの理事会、評議員会の中で検討されるべきであると考えております。

 

 以上です。

 

○議長(大山政司君)  西山一規議員。

 

○西山一規君 
 ショップチャンネルで収入があるということは私も承知しておりますし、今までアナログチャンネルで放送していた場合は
12チャンネルあるうちの2つがショップチャンネルが流れてたということですので、現状の地上デジタルになってからも同じ構成でやられてるということになりますが、実は地上デジタルになってからはまだチャンネルがあいております。ですから、今までのショップチャンネルはそのまま流しつつ、八西地域の情報をもっと流すということも可能ではあります。

 そして、私からの提案をさせていただきたいと思います。

 生中継番組を行ってはどうでしょうか。いろんなイベントの生中継を行えば、おもしろそうだから行ってみようというような動機づけにもなり、せっかく行うイベントがもっと盛り上がるのではないでしょうか。生中継番組の実施について、理事者のお考えをお聞かせください。

 

○議長(大山政司君)  副市長。

 

○副市長(橋本顯治君) 
 CATVで生中継をもっとしてはというお話ですけれども、各種の催し物や行事など、生中継は多くの地域住民に周知ができることから、参加者や買い物客などの増加に大きな効果があるものと考えています。

 

 CATVでは現在生中継として、てやてやウェーブ、それからダンスコンテスト、それから八幡浜市、伊方町の市町議会の議員選挙の開票状況、これらを生中継しているわけですけれども、今年度からは愛媛マンダリンパイレーツのホームゲーム、これにスタッフの一部を派遣して、他のCATVと連携して生中継をしようかというようなことを予定をしております。生中継しますと、職員の体制とか、機器とか、その辺のところが出てくるわけですけれども、検討する課題はいろいろありますけれども、おもしろい案件があれば取り組んでみたいというふうに思っています。

 

○議長(大山政司君)  西山一規議員。

 

○西山一規君 
 過去の会議録を読んでみますと、平成
183月にも関連した一般質問がありまして、そのときは、新たな機材の設置は人的体制の整備、伝送路の老朽化によるノイズ混入があり、今後の検討課題にすべきという内容の答弁がありました。それから8年が経過し、八西CATVは光ファイバーになり、ノイズの心配はなくなっております。当時と比べて、映像配信に係るコストは大きく下がっており、インターネットを使った放送であれば個人でも、こういうスマートフォン一つあれば実現可能な時代になってます。そして、人的な人の配置とかの費用がかかるということですが、固定カメラを置いてイベントの風景を伝えるだけならカメラマンもナレーターも要りません。この8年前に検討課題であったことは簡単に解決できる時代になってます。まずはコストのかからない低コストなところからスタートしてはどうでしょうか。

 

 例えば、八幡浜みなっとに固定の生中継カメラを設置し、イベントの風景を放送する、こういったことであれば、大きな費用負担なくすぐに始めることができます。そして、うまくいくようになれば、各地の祭や催し物をどんどん生中継して、よく聞く話なんですが、合併したけれども、旧保内のことはよくわからない、旧八幡浜のことはよく知らない、こういった市民の隔たり、これをなくしていくためにもこういった活用は重要であるかと感じます。もちろん伊方町のことも含めて、地域の今を知るために八西CATVをもっと活用していきたい、私はそのように思っております。組織が異なるために、理事者側だけでは決定できないことは十分承知しておりますが、生中継番組をスタートして、もっとCATVを普及、活用してくださいますよう強く要望して、1つ目の質問を終わります。

 

○議長(大山政司君)  副市長。

 

○副市長(橋本顯治君) 
 要望ということでしたけど、ちょっとこちらも思いがありますので、答弁させていただいたらと思います。

 

 生中継といいますのは、今おっしゃられたように昔に比べれば非常に技術的なハードルは低くなっておるということは承知をしております。

 

 ただ、今お話しされた中で、地元の情報をもっとみんなに出すべきではないかと、ショップチャンネルじゃなしというのが1つと、それから生中継と2つの側面があったと思います。

 

 生中継はやはりその時間帯が昼に限られる。例えばこの間船が1隻、フェリーボートが1隻スタートしましたけれども、その処女航海、そのときのセレモニーは昼の時間帯ですね、生中継してもほとんどの方が見られないというようなこともありますので、内容によって生中継に適したものと適してないものがあるし、今言われたように単にナレーションなしで流すのがどうかというお話もあると思います、一案ですけれども。

 

 ほんな中で、もう一つはみんなが見れる夜の時間帯のCATVの地元放送の時間をもう少し長くしたらどうかと。職員は非常に長い時間帯で取材をしておりますので、ある程度カットして放送しておりますので、それも含めて、今お話しされたことをまた総合的に考えていきたいと思います。

 

○議長(大山政司君)  西山一規議員。

 

○西山一規君 
 夕方の八西ニュース、通常内容としては
15分から20分ぐらいの日が多いかと思います。取材の時間はもっと長い時間やってるはずです。それをあの番組の枠の中に縮めて放送してるというのが現状でありますし、その作業としては、カメラで撮って、いろんなインタビューをして、そして局に持ち帰って編集をして、テロップ、文字を入れて、そして原稿を書いて、アナウンサーの方が読みながら放送すると、そういった作業ですので、それをとてもたくさんしろというのはやはり人的に費用がかかることであるかと思います。簡単に時間枠を延ばすということであれば、内容を一つ一つを5分で済ますのではなくて、8分、10分にするというようなことであれば、副市長がおっしゃったとおりさほど苦労なくふやしていけるかと思いますので、ぜひそのようなことも早いうちに実現いただけるように要望させていただきます。

 

 それでは、2つ目の質問に移りたいと思います。

 

 双方向通信の活用についてであります。

 

 現在、八西CATVの光ケーブルを用いてインターネット接続サービスとひかり電話のサービスが提供されておりますが、八幡浜市、そして伊方町の加入者数と加入率はどれぐらいなのか、お尋ねいたします。

 

○議長(大山政司君)  総務企画部長。

 

○総務企画部長(中榮忠敏君) 
 お答えいたします。いずれも本年
5月末の数値でございます。

 

 まず、インターネットの加入者数は、八幡浜市が3,203世帯で加入率が19.2%、伊方町が1,414世帯で加入率が28.8%、全体で4,617世帯、21.4%となっております。

 

 また、ひかり電話の加入者は、八幡浜市が2,378世帯で14.2%、伊方町は951世帯で19.4%、全体で3,329世帯、加入率15.4%という数値になっております。

 

○議長(大山政司君)  西山一規議員。

 

○西山一規君 
 わかりました。

 

 現在このあたりの普及率ということでございますが、CATVのテレビ放送は局からの家庭へ向けての一方通行の流れなのでありますが、光ケーブルを用いたインターネット接続サービスとひかり電話は家庭からCATV局にも情報が送れる双方向のシステムとなっております。そういった光ケーブルの特徴を生かした事業展開について、理事者側のお考えをお聞かせください。

 

○議長(大山政司君)  総務企画部長。

 

○総務企画部長(中榮忠敏君) 
 お答えいたします。

 

 光回線を利用した双方向通信機能の活用は、今後高齢者等の福祉分野での活用とともに、CATV側の加入者の増加を見込む上で重要な課題であると考えております。

 

 八西CATVでは、以前からタブレット端末やIP告知システムなど、防災、高齢者等に対する買い物支援、見守りサービス分野でのネット活用を模索し、先進地視察も過去行っております。

 

 現在、具体化に至っていない理由としましては、双方向機能の活用には見守りまたは支援等を受ける対象者側に受信、送信端末が必要であり、その機器が高価であることや配布方法の問題もあることなどが上げられます。また、事業展開をするに当たっても一定程度の加入者が必要であるため、加入の勧誘も必要となるということで、現在のところ、八西CATVでは双方向通信の活用については具体的な導入は予定をされていないということでございます。

 

○議長(大山政司君)  西山一規議員。

 

○西山一規君 
 そこで、私からの提案ですが、今お話の中にもございましたけれども、高齢者の見守り、こちらを推進してはどうかと提案いたします。

 

 それは、現在民生委員の皆さんが定期的に見守りで訪問されておりますが、民間企業でもさまざまな見守りの支援システムが提案されております。そして、その中、例えばちょっと例を挙げますけれども、歩数計、万歩計ですね、これがついた専用の携帯電話を使ったもの、それで歩数がふえなければ何か異常があったんじゃないかということを通知するというものですとか、電気ポットのお湯の使用状況、ポットでお湯を全く使わなければ何か異常があったんじゃないかというような検出をするもの、あるいは電気やガスの使用量がいつもと違うと、例えばガスを全く使わなくなった、あるいはエアコンがつけっ放しになって電力がずっと多く使用されたままになっているというようなことがあると、異常だと判断していろんな通知をするというようなシステムが提案されております。ただ、どれもそれなりに高価なシステムです。

 

 こういう既存の企業が行っているシステムをそのまま導入しても構わないのですが、せっかく光ケーブルがあるわけですから、そういったものを活用して低コストで独自の支援サービスを行ってみてはいかがでしょうか。

 

 私もいろいろ調べましたが、その家庭の端末、これは比較的安価にできるものがあります。ただ、そのままは使えませんので工夫は必要ですが、数千円から1万円ぐらいでできそうなものがあります。その家庭で起きてることをCATV局のほうに伝える、それが双方向のやりとりなんですけれども、その中で最近いろんなセンサー関係の部品が非常に安く手に入るようになってます。例えば、夜中に人が近づくとぴかっと光るセンサーライトですね、そういったものは2,000円ぐらいから発売されてます。その中には、人の動きを感じるセンサーが入ってます。ですから、こういうものを家庭の中に入れれば、全く動きがないとか、いつ動いたというようなことは知ることができます。その他、ドアの開閉、床やテーブルの震動を拾うセンサー、テレビやエアコンのリモコン操作をしたことを知るセンサー、そういったものはどれも1,000円以下、非常に安い値段で手に入れることができます。そういった安いセンサー類を組み合わせて、正常な状態と異常な状態を判別してやれば、高齢者がいつもどおり生活してるかどうか、そういったことがCATV局のほうでわかります。何か異常が起きてるかもしれないという場合は、民生委員に携帯電話のメールで送るというシステムもパソコンが1台あれば可能なことです。そういった見守りシステムを導入すれば、早期発見に役立てることができて、より安心に暮らせるようになります。各種センサーだけではなくて、緊急ボタンのようなものも同じ仕組みでつけることができます。何かあったときにこのボタンを押せば、誰かに連絡がつくというようなことも可能です。

 

 高齢者は、まずインターネットを使わない方がほとんどだと思います。ですから、ここがネックなんですが、実はひかり電話のシステムはインターネットの仕組みを使ってます。ですから、ひかり電話に加入していただければ、同じことができます。そして、ひかり電話を使えば見守りサービスが受けられるということになれば、ひかり電話の加入者も増加して、市民のために役立つ光ケーブルネットワークとなります。ぜひこの見守り支援サービスについても前向きに御検討いただきますことを強く要望いたしまして、私の質問を終わりたいと思います。

 

○議長(大山政司君)  市長。

 

○市長(大城一郎君) 
 西山議員の質問ありました見守り支援、これを行うためには、議員も御指摘のとおりインターネット契約、もしくはテレビプラスひかり電話の契約が必要であります。私もCATVに入ってますが、実際にはインターネット契約、そしてテレビプラスのひかり電話のほうは契約しておりません。ここが
1つ大きなネックになるのではないかと考えております。また、CATV側としても新たなシステムの構築が必要であります。

 

 しかしながら、今後のサービス展開も想定し、どのようなシステムを導入すればよいのか、検討が必要でありますが、安価なシステムが導入できるのであれば、先ほど言われたとおり見守り支援にとっては大変有効な施策にもなるし、テレビプラスひかり電話の契約の促進にもなるかと思いますので、一度八西CATVのほうで十分研究をさせてもらったらと思います。

 

○議長(大山政司君)  西山一規議員。

 

○西山一規君 
 私も以前電気関係の仕事をしてまして、このような技術的なことはある程度わかっておりますので、協力させていただきながら、実現に向けて要望させていただきたいと思います。

 では、これで私の質問を終わります。ありがとうございました。