平成27年八幡浜市議会9月定例会会議録第5号

公開日 2015年12月15日

 

議事日程 第5号
 平成27年9月17日(木) 午前10時開議
第1
 会議録署名議員の指名
第2
 議案第63号 平成26年度八幡浜市水道事業剰余金の処分について
 議案第64号 八幡浜市公共下水道保内浄化センターの建設工事委託に関する協定について
 議案第65号 八幡浜市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定について
 議案第66号 被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について
 議案第67号 八幡浜市乗合タクシーの運行に関する条例の制定について
 議案第68号 八幡浜市手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について
 議案第69号 みかんの里宿泊・合宿施設の設置及び管理に関する条例の制定について
 議案第70号 八幡浜市下水道条例の一部を改正する条例の制定について
 議案第71号 平成27年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号)
 議案第72号 平成27年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
 議案第73号 平成27年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第2号)
 議案第74号 平成27年度八幡浜市港湾整備事業特別会計補正予算(第1号)
 請願第21号 集団的自衛権行使を具体化する「安全保障関連法案」の策定中止を求める意見書採択についての請願
  (委員長報告(質疑)、討論、採決)
第3
 報告第25号 専決処分の報告について(市営住宅滞納家賃の支払請求に係る和解について)
 報告第26号 専決処分の報告について(愛宕山トンネル内において発生した追突事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)
  (提出者の説明、質疑)
第4
 委員会提出議案第2号 八幡浜市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について
  (提出者の説明、質疑、討論、採決)
第5
 南予水道企業団議会議員の補欠選挙

第6
 八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合議会議員の補欠選挙

第7
 議会閉会中における継続審査について

第8
 所管事務調査について


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本日の会議に付した事件
日程第1
 会議録署名議員の指名
日程第2
 議案第63号~議案第74号、請願第21号
日程第3
 報告第25号、報告第26号
日程第4
 委員会提出議案第2号
日程第5
 南予水道企業団議会議員の補欠選挙
日程第6
 八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合議会議員の補欠選挙
日程追加
 議員提出議案第3号 四国電力伊方発電所3号機の早期再稼働を求める決議について
日程第7
 議会閉会中における継続審査について
日程第8
 所管事務調査について


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出席議員(16名)       
  1番  西 山 一 規  君
  2番  佐々木 加代子  君
  3番  竹 内 秀 明  君
  4番  岩 渕 治 樹  君
  5番  平 家 恭 治  君
  6番  河 野 裕 保  君
  7番  石 崎 久 次  君
  8番  樋 田   都  君
  9番  新 宮 康 史  君
 10番  上 田 浩 志  君
 11番  井 上 和 浩  君
 12番  遠 藤 素 子  君
 13番  宮 本 明 裕  君
 14番  山 本 儀 夫  君
 15番  大 山 政 司  君
 16番  萩 森 良 房  君


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欠席議員(なし)


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説明のため出席した者の職氏名
 市長          大 城 一 郎 君
 副市長         橋 本 顯 治 君
 総務企画部長      中 榮 忠 敏 君
 市民福祉部長      若 宮 髙 治 君
 産業建設部長      中 岡   勲 君
 政策推進課長      新 田 幸 一 君
 総務課長        舛 田 昭 彦 君
 財政課長        藤 堂 耕 治 君
 税務課長        大 森 幸 二 君
 市民課長        菊 池 正 康 君
 保内庁舎管理課長    坂 井 浩 二 君
 生活環境課長      山 本   真 君
 社会福祉課長      二 宮 貴 生 君
 保健センター所長    大 本 孝 志 君
 医療対策課長(兼)
 市立病院新病院整備課長 菊 池 敏 秀 君
 人権啓発課長      都 築 眞 一 君
 水産港湾課長      和 田 有 二 君
 建設課長        矢 野   武 君
 農林課長(併)
 農業委員会事務局長   菊 池 誠 一 君
 商工観光課長      久保田 豊 人 君
 下水道課長       山 内 慎 一 君
 水道課長        山 本 健 二 君
 市立病院事務局長    菊 池 司 郎 君
 会計管理者       原 田 磯 志 君
 教育長         井 上   靖 君
 学校教育課長      藤 原 賢 一 君
 生涯学習課長      河 野 謙 二 君
 代表監査委員      中 島 和 久 君
 監査事務局長      阿 部   孝 君


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会議に出席した議会事務局職員
 事務局長        菊 池 和 弥 君
 事務局次長兼議事係長  田 本 憲一郎 君
 調査係長        松 本 克 之 君
 書記          堀 口 貴 史 君


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   午前10時00分 開議       


○議長(上田浩志君)  これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。


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○議長(上田浩志君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、議長において5番 平家恭治議員、14番 山本儀夫議員を指名いたします。
 この際、報告いたします。
 9月10日開催の民生文教委員会において、石崎久次委員長が委員長を辞任されました。また、翌11日に開催の産業建設委員会では、遠藤素子委員長が委員長を辞任されました。両委員会とも後任を選出するため、委員長の互選を行っております。
 互選の結果、民生文教委員長には佐々木加代子議員が、産業建設委員長には平家恭治議員が当選されましたことを御報告いたします。
 当選をされました委員長に登壇していただき、挨拶をお願いいたします。
 まず、民生文教委員長、佐々木加代子議員。


〔民生文教委員長 佐々木加代子君登壇〕


○民生文教委員長(佐々木加代子君)  おはようございます。
 民生文教委員長の任命をいただきました佐々木加代子でございます。それぞれの諸先輩方の御指導をしっかりと受けながら、私自身委員長の責務を果たしていけますように研さん、努力を重ねてまいりたいと思いますので、どうかよろしくお願い申し上げます。


(拍 手)


○議長(上田浩志君)  次に、産業建設委員長、平家恭治議員。


〔産業建設委員長 平家恭治君登壇〕


○産業建設委員長(平家恭治君)  おはようございます。
 それでは、一言御挨拶申し上げます。
 このたび遠藤委員長の辞任となりまして、委員長就任ということで選考いただきました平家です。まだまだこの事の重大さがわかっておりませんが、責任の重大さを感じております。産建委員会の委員の皆さんの助けをいただきながら職責を全うしていきたいと思っておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
 簡単ですが、一言御挨拶を申し上げます。ありがとうございます。


(拍 手)


○議長(上田浩志君)  平家恭治議員が産業建設委員長に就任したことにより欠員となりました産業建設委員会副委員長に竹内秀明議員が当選されたこともあわせて御報告いたします。


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○議長(上田浩志君)  日程第2 議案第63号 平成26年度八幡浜市水道事業剰余金の処分についてないし議案第74号 平成27年度八幡浜市港湾整備事業特別会計補正予算(第1号)、請願第21号 集団的自衛権行使を具体化する「安全保障関連法案」の策定中止を求める意見書採択についての請願、以上13件を一括議題といたします。
 これらの案件に関し、順次各委員長の報告を求めます。
 まず、総務委員長、樋田 都議員。


〔総務委員長 樋田 都君登壇〕


○総務委員長(樋田 都君)  それでは、総務委員会の報告を申し上げます。
 当委員会に付託されました案件は、条例案3件、補正予算案1件、請願3件の計7件であります。これらの案件の審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりであり、請願第21号につきましては可否同数となり、委員長の裁決により不採択とし、そのほかの案件につきましてはいずれも全会一致で原案のとおり可決した次第であります。
 なお、請願第22号、請願第23号につきましては、閉会中の継続審査としております。
 以下、審査の過程において論議されました主な項目について、その概要を申し上げます。
 初めに、請願第21号 集団的自衛権行使を具体化する「安全保障関連法案」の策定中止を求める意見書採択についての請願について、この請願は不採択となりましたが、請願の審査において反対の意見としては、今の国際情勢では平和憲法を主張しているだけでは国は守れない。この安保法案は日本の平和が脅かされる場合に必要最低限の武力で守るということであり、決して戦争をするための法案ではない。日本の独立を守るためにも、主体性の保持のためにも、絶対この安保法制は必要であり、この請願には反対であるとの意見がありました。
 さらに、今日本は他国の脅威にさらされており、世界の動きから見れば現実論としてこの法案成立は正しいと思う。日本はこれまでもアメリカとの同盟により国が守られてきており、これを継続して平和を維持する抑制力としてこの法案は必要であり、この請願には反対であるとの意見がありました。
 また、賛成の意見としては、戦後70年、これまで日本が他国と戦争を行わなかったのは憲法第9条戦争の放棄によるものであり、これと非核三原則により日本の平和が守られてきた。この平和を80年、100年と続けていくべきであり、この安保法案の策定中止を求める請願については賛成であるとの意見がありました。
 さらに、この法案は憲法を無視した手順で強行採決を行おうとしていることが許せない。他国が攻めてくることを踏まえてこの法案を進めているが、具体的にどうなるかは誰にもわからない。攻めてくるから必要であるというならば、これはアメリカに追従する法案であり、アメリカのために危険なところまで足を踏み入れるのであれば、憲法改正をしていくべきであり、この請願には賛成であるとの意見がありました。
 続きまして、請願第22号 伊方原発を再稼働させないことを求める請願について、この問題は約1年半にわたり総務委員会で審査しており、6月議会で市民の意見を集約しないまま採決に至ったことを反省している。再度この請願を審査するに当たり、より慎重に審査していく必要があることから、閉会中の継続審査としたいという意見があり、委員会で賛否を諮ったところ、可否同数となり、委員長の裁決によりこの請願は閉会中の継続審査とすることにいたしました。
 請願の審査において賛成の主な意見としては、市長の判断は市民の意見を集約できておらず性急である。反対の意見も多くあり、そういった市民の声を消してしまうのは市議会議員として心苦しい。そういった声を届けたいという思いがあり、請願に賛成であるとの意見がありました。
 さらに、市長は知事に対して再稼働を了承したが、議会に対して承認は要らないとしても理解を求める努力をしていない。また、9月議会で市民の代弁者である議員の声を聞いてから判断すべきであった、議会軽視である。市民の安全・安心、財産を軽視した決定である。この請願には賛成であるとの意見がありました。
 さらに、この問題はとても重要かつ重大であり、委員会での判断は非常に重荷である。また、住民投票でという思いもあるが、市民が決断する材料も乏しい。こういったことから、市長は市長の立場で判断をされたと思うが、いささか拙速であったのではないか。議員は議員としてそれぞれが結論を出すわけであるが、現時点ではこの請願には賛成であるとの意見がありました。
 反対の主な意見としては、原子力規制委員会及び県の伊方原子力発電所環境安全管理委員会でも再稼働へ向けての結論が出ている。市長も再稼働を了承しており、6月議会でもこの請願は不採択としており、この請願には反対であるとの意見がありました。
 さらに、市長の判断は間違っていない、早く運転してほしいという意見も多く寄せられており、代替エネルギーの問題を含めて20%のベースロード電源として維持していく必要があり、この請願には反対であるとの意見がありました。
 さらに、伊方原発があったからこの地域はここまで発展してきた。地域への経済効果は大きいものがある。また、化石燃料の使用に伴う温暖化も問題視されている。こういったことも含めて、原子力エネルギーの問題は総合的に考えるべきであり、この請願に反対であるとの意見がありました。
 続きまして、議案第67号 八幡浜市乗合タクシーの運行に関する条例の制定について、理事者より、市ではバス路線がない地域などに住む市民、中でも高齢者等の交通弱者の日常生活を支え、効率的な公共交通体系を構築するため、双岩地区と市街地を結ぶ交通手段として乗り合いタクシー実証実験運行を行った。この実証実験の結果、地域住民の交通手段として効果的、効率的であると認められることから、実証実験を終了し本格運行へ移行すること、及び双岩地区に加え、津羽井、高野地、古谷地区を新たな運行区域とすることに伴い条例を制定するものであるとの説明がありました。
 委員より、この事業に補正予算で116万円計上されているが、この予算で運行できるのであれば、公共交通機関でなくて不便な地域はほかにもあるので、高齢者等の利便性向上のため、運行区域の拡大についても前向きに検討してはどうかとただしたのに対し、理事者より、今回の補正は新たに導入を予定している津羽井、高野地、古谷地区における11月から来年3月までの運行委託料と乗り場を表示するシール等の費用である。この事業の導入に当たっては、地元の多くの方に利用してもらう必要があるため、地元に御協力をいただきながら意向や需要を把握したいと考えている。今回導入する運行地域以外でも公共交通機関が整備されていない地域があることは承知しており、地元の要望があれば検討していきたいとの答弁でありました。
 続きまして、議案第71号 平成27年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号)、2款総務費、2項2目賦課徴収費、13節委託料のうち、市制10周年記念オリジナルナンバープレート製作委託料について、委員より、オリジナルナンバープレートを2種類作成して、来年度から原付等のナンバープレートとして交付するとの説明があったが、登録者はこの2種類の中から好きなほうを選択できるのかとただしたのに対し、理事者より、今回のオリジナルナンバープレートは10周年事業として特別に製作するものであり、デザインの募集によりミカンと魚のデザイン2点を採用することにした。そして、この原画をもとに合計1,000枚をミカンと魚にそれぞれ2分の1ずつ割り振って製作する。これは、新規に登録する方でオリジナルナンバープレートを希望される者が対象であり、この2種類のどちらでも選択できる。なお、希望しない場合は通常のナンバープレートを交付する。また、既に登録されている方が希望した場合は、廃車の手続が必要になるが、1回に限り無料で交付することも可能であるとの答弁でありました。
 そのほかの各案件につきましても種々論議した結果、原案のとおり可決した次第であります。
 以上、審査の主な概要を申し上げまして、総務委員会の報告を終わります。
○議長(上田浩志君)  次、民生文教委員長、佐々木加代子議員。


〔民生文教委員長 佐々木加代子君登壇〕


○民生文教委員長(佐々木加代子君)  それでは、民生文教委員会の報告を申し上げます。
 当委員会に付託されました議案の審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりであります。各案件とも全会一致で原案のとおり可決となりました。
 以下、審査の過程において論議されました主な事項について、その概要を申し上げます。
 まず、議案第71号 平成27年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号)歳出のうち、2款総務費、3項1目戸籍住民基本台帳費、18節備品購入費、個人番号カード用裏書システム購入費についてであります。
 委員より、この予算はプリンターの購入費用だと思うが、手書きで対応することはできないのかとただしたのに対して、理事者より、転入、転居、氏名変更の際に個人番号カードの裏面に印字するためのシステム一式の費用である。現在の窓口業務に加え、それら届け出時の裏書きを全て手書きで行うことは、事務量もかなり煩雑になり、お客様を長くお待たせすることにつながるため、導入を進めたいとの答弁でありました。
 さらに委員より、そのシステムを導入すれば手書きに比べどのようなメリットがあるのかとただしたのに対して、理事者より、手書きよりも小さな文字で記載できるため、記載欄を有効に使用でき、再交付するまでの期間を延ばすことができる。また、何よりこのシステムは住民基本台帳に登録した情報をそのままカードに転記できるものであるから、その膨大な情報の転記ミスを防ぐことができることが一番のメリットであるとの答弁でありました。
 次に、同じく歳出のうち、3款民生費、2項5目保育所費、13節委託料、白浜保育所民営化事業委託料について、理事者より、これは白浜保育所運営業務の民間委託について、優先交渉権者である社会福祉法人和泉蓮華会と8月25日に基本契約を締結したため、それに向けた引き継ぎ保育の事業費である。また、今後は来年4月からの運営開始に向け、10月から引き継ぎ保育を行い、市の保育方針や運営方法を習得して、子供たち自身にもなれ親しんでもらい、スムーズに移行できるようにしたいと考えているとの説明を受け、委員より、現在の白浜保育所の正規職員については市の別の保育所に移ると思うが、臨時職員についてはそのまま残ることは可能かどうかとただしたのに対して、理事者より、最終的には個人の選択になるが、事業者側もできるだけ事業者側の正規職員として雇用したいという考えであり、その処遇に関しても基本的には今の市と同等の条件を提示したいという説明を受けているとの答弁でありました。
 また、委員より、白浜保育所周辺は車が大変混雑する時間帯もあり、以前から事故を大変心配している。民営化に伴って想定外のことが起きるかもしれないため、隣接地に駐車場用地を確保できるよう努力してほしいと要望したのに対して、理事者より、この問題には以前から大変苦慮しているため、できるだけ早く確保できるよう進めていきたいとの答弁でありました。
 続きまして、議案第72号 平成27年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について、委員より、27年度決算で赤字にならないために運営協議会の答申を受けて国保税率を上げたが、今年度の国保の見込みはどうかとただしたのに対して、理事者より、今回の改正後、今現在7月診療分までしか請求は来ていないが、医療費的にはそれほど減ってはいない。決算の見通しですが、現時点では今後の状況によりますとの答弁でありました。
 また、関連して委員より、その医療費を抑えるために慢性疾患等の予備群の方に対して指導等の対応をしていると思うが、その効果はどうかとただしたのに対して、理事者より、今現在市立病院に受診されている国民健康保険の患者さんで人工透析間近であったり、早く指導に当たらないと深刻な事態になるおそれのある方に対しては、保健師、看護師が連絡をとり保健指導をしている。具体的には、食生活で塩分を控えてもらうことなどを御本人が理解して、納得して生活習慣を変えていただけるように指導している。また、その効果については、現時点では追求できてはいないが、そういった方々の人数を減らす取り組みをしているとの答弁でありました。
 さらに委員より、入院中であれば食事療法によりかなり改善が期待できるが、一度退院してしまうとまたもとの生活習慣に戻ってしまう可能性が高いため、今後は退院された方に対しても食事のアドバイスなどの指導を徹底してほしいとの要望がありました。
 その他につきましても種々論議された結果、原案のとおり可決決定された次第であります。
 以上、審査の主な概要を申し上げまして、民生文教委員会の報告を終わります。
○議長(上田浩志君)  次、産業建設委員長、平家恭治議員。


〔産業建設委員長 平家恭治君登壇〕


○産業建設委員長(平家恭治君)  産業建設委員会の報告を申し上げます。
 当委員会に付託されました議案の審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりであり、全ての議案について全会一致で原案のとおり可決された次第であります。
 以下、審査の過程において論議されました主な事項について、その概要を申し上げます。
 初めに、議案第69号 みかんの里宿泊・合宿施設の設置及び管理に関する条例の制定についてであります。
 理事者より、この条例は当市の基幹産業であるかんきつ産業の重要課題である収穫時期の労働力不足の解消、また後継者不足解消を図るため、ミカンアルバイターやこの地で農業を志し、1年、2年といった長期間の研修をする者が格安で利用できる宿泊施設を整備し、農家支援、農業振興を図り、またマウンテンバイク大会や大学女子ソフトボール大会等のスポーツイベント、国際交流事業や小・中学生の交流事業により交流人口を拡大させ、地域活性化を図るための宿泊・合宿施設として11月に供用開始予定のみかんの里宿泊・合宿施設の設置に伴い、その設置及び管理に関する事項について条例制定を行うものであるとの説明に対し、委員より、条例中にある利用者とは施設管理者のことを意味し、月額16万円の使用料とは施設管理者に対してのものかとただしたのに対し、理事者より、条例中の利用者とは施設管理者のことで、この施設の目的が農業支援と農家支援のため、JAにしうわに管理をお願いしたいと考えている。したがって、利用者とは管理者であるJAにしうわで、月額16万円の使用料も施設管理者に対するものであるとの答弁でありました。
 さらに委員より、学生等も施設を利用できるとのことだが、施設を利用したい場合にはJAにしうわに申し込みをすればいいのか。また、みかんの里宿泊・合宿施設という施設名ではなく、もっとスマートな施設名にならなかったのかとただしたのに対し、理事者より、利用したい場合はJAにしうわに申し込むことになる。しかし、使用目的が農業以外の場合には一度JAにしうわから相談いただくことにしたい。施設名については、親しみやすい愛称のような形にしてはどうかという意見もあるため、今後検討したいとの答弁でありました。
 また、委員より、何名の宿泊者を予定しているのか。また、施設が旧舌田小学校ということで現在もグラウンドは地元の方がスポーツ等で使用していると思うが、宿泊者の駐車場はどのように考えているのかとただしたのに対し、理事者より、ことし11月の第1期供用開始で32名、来年の第2期工事で52名、計84名の収容計画となっている。ただし、第2期工事については、第1期の宿泊利用者から意見を聞き、個室、大部屋、プライバシーの問題等、改善しながらいろいろなケースに対応していきたい。また、駐車場については車は控えてほしいとのアルバイター募集要項としているため、第1期は20台程度の正面駐車場だけで問題ないと考えている。しかし、第2期になると人数もふえるため、学校の利用状況を確認し、地元の方と相談しながら、グラウンド内の駐車を認めるか判断したいとの答弁でありました。
 続きまして、議案第71号 平成27年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号)についてであります。
 歳出のうち、6款農林水産業費、1項4目農業振興費、19節負担金、補助及び交付金、Iターン就農促進事業補助金について、理事者より、この補助金80万円は地元での担い手、後継者確保が困難となっている中、Iターン就農の支援チームを組織して就農希望者の育成に取り組みを行う地域に園地、宅地借り上げ、先進地視察やPR活動の旅費など、定着率を向上させる経費に対する補助金で、財源は地方創生交付金の上乗せ分を予定しているとの説明に対し、委員より、既に補助金の対象となるような取り組み実績はあるのかとただしたのに対し、理事者より、現在真穴地区で4名のIターン希望者が研修済みで、さらに11月にも移住して農業をやってみたいという夫婦が短期研修に来る予定となっているとの答弁でありました。
 さらに委員より、この事業には非常に期待しているが、今後の促進計画はどうなっているかとただしたのに対し、理事者より、Iターンの定着にはIターン希望者の農地と住居の確保が必要と考えている。支援チームを組織する地域で農地と住居のお世話もしていただきながら、みかんの里宿泊施設を使った研修など、受け入れ態勢を整備し、希望者がふえることを願っている。また、昨年、農協と愛媛県八幡浜支局が中心となって西宇和みかん支援隊を立ち上げ、年間5回程度、東京、大阪でPR活動を行っており、既に2組の実績も上げているとの答弁でありました。
 次に、同じく歳出のうち、8款土木費、5項5目公園管理費、15節工事請負費、市民スポーツパークCコート改修工事費について、委員より、市民スポーツパークにあるCコートにダッグアウトを新設するとのことだが、国体用に整備するのかとただしたのに対し、理事者より、国体のソフトボールでは3コートのうち、Aコート、Bコートの2コートを使用すると聞いている。Cコートについては面積が狭いため、主にスポーツ少年団が使用しており、現在Cコートだけダッグアウトがなく、仮設ベンチでその都度対応しているため、今回新設したいとの答弁でありました。
 また、理事者より、ソフトボールだけでなくマウンテンバイクの観覧席としても利用できるよう配慮し、周辺の緑になじむよう木造のダッグアウトにしたいと考えているとの説明もありました。
 その他の議案につきましても種々論議された結果、原案のとおり可決された次第であります。
 以上、審査の主な概要を申し上げまして、産業建設委員会の報告を終わります。
○議長(上田浩志君)  以上で各委員長の報告は終わりました。
 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。
 まず、総務委員長の報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。


(「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  次、民生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。


(「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  次、産業建設委員長の報告に対する質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
 石崎久次議員。
○石崎久次君  第69号、みかんの里宿泊・合宿施設についてでありますが、先ほど委員長の報告の中に主体契約者になりますか、利用者としてこの管理されますJAにしうわとされるということなんですが、JAにしうわさんの場合、結局年間の方がおられればわかるんですけれど、この時期だけ、11月、12月だけのことになりますと、ほかの期間は利用されなくてもこの全額16万円っていうのをいただくのか。
 もう一点、例えばマウンテンバイクであるとかいろんなことの行事で利用される方に対しても、窓口はJAさんですから、1人当たり幾らをいただくとか、団体が何日利用するからいただくとか、そういう取り決めはできているのか、そういう話し合いがあったのかどうかの質問をお伺いしたいと思います。


   (「休憩お願いします」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  休憩いたします。


   午前10時34分 休憩
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   午前10時35分 再開


○議長(上田浩志君)  再開いたします。
 平家恭治議員。
○産業建設委員長(平家恭治君)  そういう詳しい話はありませんでした。西宇和農協が管理するということで、月額16万円をいただくということしかありませんでした。
○議長(上田浩志君)  ほかございませんか。


(「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  これをもって委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
 これより適宜分割して討論、採決に入ります。
 念のため申し上げます。
 各委員会の審査結果は、お手元に配付しております委員会審査報告書のとおりであります。


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○議長(上田浩志君)  まず、議案第63号 平成26年度八幡浜市水道事業剰余金の処分についての討論に入ります。
 討論はありませんか。


(「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより議案第63号を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


(賛成者起立)


○議長(上田浩志君)  御着席ください。
 起立全員であります。よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。

 

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○議長(上田浩志君)  次、議案第64号 八幡浜市公共下水道保内浄化センターの建設工事委託に関する協定についての討論に入ります。
 討論はありませんか。


(「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより議案第64号を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

 

(賛成者起立)


○議長(上田浩志君)  御着席ください。
 起立全員であります。よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。


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○議長(上田浩志君)  次、議案第65号 八幡浜市個人情報保護条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。
 討論はありませんか。


(「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより議案第65号を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


(賛成者起立)


○議長(上田浩志君)  御着席ください。
 起立多数であります。よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。


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○議長(上田浩志君)  次、議案第66号 被用者年金制度の一元化等を図るための厚生年金保険法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整理に関する条例の制定についての討論に入ります。
 討論はありませんか。


(「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより議案第66号を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


(賛成者起立)


○議長(上田浩志君)  御着席ください。
 起立全員であります。よって、議案第66号は原案のとおり可決されました。


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○議長(上田浩志君)  次、議案第67号 八幡浜市乗合タクシーの運行に関する条例の制定についての討論に入ります。
 討論はありませんか。

 

(「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより議案第67号を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


(賛成者起立)


○議長(上田浩志君)  御着席ください。
 起立全員であります。よって、議案第67号は原案のとおり可決されました。


————————————————————————————————————————


○議長(上田浩志君)  次、議案第68号 八幡浜市手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。
 討論はありませんか。


(「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより議案第68号を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


(賛成者起立)


○議長(上田浩志君)  御着席ください。
 起立多数であります。よって、議案第68号は原案のとおり可決されました。


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○議長(上田浩志君)  次、議案第69号 みかんの里宿泊・合宿施設の設置及び管理に関する条例の制定についての討論に入ります。
 討論はありませんか。


(「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより議案第69号を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


(賛成者起立)


○議長(上田浩志君)  御着席ください。
 起立全員であります。よって、議案第69号は原案のとおり可決されました。


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○議長(上田浩志君)  次、議案第70号 八幡浜市下水道条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。
 討論はありませんか。


(「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより議案第70号を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


(賛成者起立)


○議長(上田浩志君)  御着席ください。
 起立全員であります。よって、議案第70号は原案のとおり可決されました。


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○議長(上田浩志君)  次、議案第71号 平成27年度八幡浜市一般会計補正予算(第3号)の討論に入ります。
 討論はありませんか。


(「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより議案第71号を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


(賛成者起立)


○議長(上田浩志君)  御着席ください。
 起立多数であります。よって、議案第71号は原案のとおり可決されました。


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○議長(上田浩志君)  次、議案第72号 平成27年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)の討論に入ります。
 討論はありませんか。


(「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより議案第72号を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


(賛成者起立)


○議長(上田浩志君)  御着席ください。
 起立全員であります。よって、議案第72号は原案のとおり可決されました。


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○議長(上田浩志君)  次、議案第73号 平成27年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第2号)の討論に入ります。
 討論はありませんか。


(「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより議案第73号を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


(賛成者起立)


○議長(上田浩志君)  御着席ください。
 起立全員であります。よって、議案第73号は原案のとおり可決されました。


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○議長(上田浩志君)  次、議案第74号 平成27年度八幡浜市港湾整備事業特別会計補正予算(第1号)の討論に入ります。
 討論はありませんか。


(「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより議案第74号を採決いたします。
 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


(賛成者起立)


○議長(上田浩志君)  御着席ください。
 起立全員であります。よって、議案第74号は原案のとおり可決されました。


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○議長(上田浩志君)  次、請願第21号 集団的自衛権行使を具体化する「安全保障関連法案」の策定中止を求める意見書採択についての請願の討論に入ります。
 討論はありませんか。
 遠藤素子議員。
○遠藤素子君  この法案について、衆参両議院の国会討論の中で、これらの法案がまず憲法違反であること、それからついに安倍政権は国民の理解を得ることができないままで、どの世論調査でも6割以上が反対しているということ、さらには自衛隊の中枢の暴走が明らかになりました。また、参議院の審議の中で100回以上も答弁不能あるいは答弁の矛盾などで審議が中断しており、もう議案そのものがぼろぼろになっている。こういう状況で、国会の内外で本当に多くの国民が反対してます。これまで戦争をしないできた日本を戦争ができる国にしてしまう、そういう内容ですので、請願をぜひ通していただきたいと思います。
○議長(上田浩志君)  ほか討論ありませんか。


(「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより請願第21号を採決いたします。
 起立しない議員は反対とみなします。
 本件に対する委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決をいたします。この請願を採択することに賛成の議員の起立を求めます。


(賛成者起立)


○議長(上田浩志君)  御着席ください。
 起立少数であります。よって、請願第21号は不採択となりました。


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○議長(上田浩志君)  日程第3 報告第25号 専決処分の報告について(市営住宅滞納家賃の支払請求に係る和解について)及び報告第26号 専決処分の報告について(愛宕山トンネル内において発生した追突事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)、以上2件を一括議題といたします。
 提出者の説明を求めます。
 総務企画部長。
○総務企画部長(中榮忠敏君)  本日別紙で配付をいたしております報告第25号 専決処分の報告について御説明をいたします。
 8月臨時会において専決第14号 訴えの提起として報告しました市営住宅賃料請求事件でありますが、相手方と和解が成立しましたので、地方自治法第180条第1項の規定により議会において指定されている事項について専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定により報告をするものでございます。
 次のページをごらんください。
 専決第16号 市営住宅滞納家賃の支払請求に係る和解についてであります。
 本案件は、平成27年7月8日に八幡浜簡易裁判所へ支払い督促の申し立てを行ったところ、7月23日に相手方より督促異議の申し立てがあったため、訴訟へ移行となりました。
 その後、9月2日の口頭弁論において和解が成立しましたので、地方自治法の規定に基づき、9月10日に専決処分を行ったものであります。
 和解の主な内容ですが、(1)相手方は市に対し市営住宅滞納家賃104万300円を支払うことを認め、分割して支払う。(2)相手方が分割金の支払いを怠ったときは、滞納家賃の残額を直ちに支払う。(3)相手方が分割金の支払いを2回分または現家賃の支払いを3回分怠った場合は、市営住宅を直ちに明け渡す。(4)双方は和解条項に定めるもののほか、何らの債権債務がないことを相互に確認する。(5)訴訟費用は各自の負担とするであります。
 以上です。
○議長(上田浩志君)  生涯学習課長。
○生涯学習課長(河野謙二君)  本日お手元に配付しております報告第26号 専決処分の報告について御説明をいたします。
 2ページ目をお願いいたします。
 専決第17号 愛宕山トンネル内において発生した追突事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について、地方自治法第180条第1項の規定により平成27年9月15日に専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定によりこれを報告するものでございます。
 今回の専決処分は、平成27年5月16日午前9時45分ごろ、愛宕山トンネル内において、市所有の車両を運転中に、前方不注意により、前方停止中の車両後部に追突し、運転手である相手方を負傷させ損害を与えたため、国家賠償法第1条第1項の規定に基づきその損害を賠償するもので、今回は人身損害部分の治療費など60万4,095円を全額市の負担として示談書の締結を行い、損害賠償額を決定したものでございます。
 この損害賠償は公益社団法人全国市有物件損害共済会で全額補填をされます。
 なお、この事故に係る物件損害の和解及び損害賠償の額の決定については、6月22日に専決処分をし、8月18日の第3回市議会臨時会において報告第16号として報告をいたしております。
 以上でございます。
○議長(上田浩志君)  これより質疑に入ります。
 質疑は適宜区切って行います。
 まず、報告第25号 専決処分の報告について(市営住宅滞納家賃の支払請求に係る和解について)、質疑はありませんか。


(「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  次、報告第26号 専決処分の報告について(愛宕山トンネル内において発生した追突事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)、質疑はありませんか。


(「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  これをもって質疑を終結いたします。
 この2件は承認を要しない報告でありますから、この程度で審議を終わります。


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○議長(上田浩志君)  日程第4 委員会提出議案第2号 八幡浜市議会会議規則の一部を改正する規則の制定についてを議題といたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております委員会提出議案第2号は、説明、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。


(「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  御異議なしと認めます。よって、ただいま議題となっております委員会提出議案第2号は、説明、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。
 これより委員会提出議案第2号を採決いたします。
 本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


(賛成者起立)


○議長(上田浩志君)  御着席ください。
 起立全員であります。よって、委員会提出議案第2号は原案のとおり可決されました。
 この際、南予水道企業団議会議員の辞職について報告いたします。
 南予水道企業団議会議員のうち遠藤素子議員が南予水道企業団議会議員を辞職されましたので、御報告いたします。


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○議長(上田浩志君)  日程第5 これより南予水道企業団議会議員の補欠選挙を行います。
 本選挙は、南予水道企業団議会議員のうち、遠藤素子議員の辞職に伴い1名が欠員となっておりますので、その後任者を選挙するものであります。
 お諮りいたします。
 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ございませんか。


(「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。
 お諮りいたします。
 指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


(「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。
 竹内秀明議員を指名いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議長において指名いたしました竹内秀明議員を当選人と決定することに御異議ありませんか。


(「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました竹内秀明議員が南予水道企業団議会議員に当選いたしました。
 ただいま当選されました竹内秀明議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項による告知をいたします。
 この際、八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合議会議員の辞職について報告いたします。
 八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合議会議員のうち遠藤素子議員が八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合議会議員を辞職されましたので、御報告いたします。


————————————————————————————————————————


○議長(上田浩志君)  日程第6 これより八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合議会議員の補欠選挙を行います。
 本選挙は、八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合議会議員のうち、遠藤素子議員の辞職に伴い1名が欠員となっておりますので、その後任者を選挙するものであります。
 お諮りいたします。
 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。


(「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。
 お諮りいたします。
 指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


(「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。
 平家恭治議員を指名いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議長において指名いたしました平家恭治議員を当選人と決定することに御異議ありませんか。


(「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました平家恭治議員が八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合議会議員に当選いたしました。
 ただいま当選されました平家恭治議員が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項による告知をいたします。


   (井上和浩君「議長」と呼ぶ)


 井上和浩議員。
○井上和浩君  動議があります。動議を述べたいと思います。


   (遠藤素子君「賛成者なし」と呼ぶ)


○議長(上田浩志君)  賛成者はおられませんか。


   (遠藤素子君「ありません」と呼ぶ)
   (「賛成」と呼ぶ者あり)


○井上和浩君  四国電力伊方発電所3号機の早期再稼働を求める決議について、表記のことについて次のとおり決議を提出することにつき動議を申し述べます。


   (「賛成」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  ただいま井上和浩議員から決議案提出の動議が提出されました。
 賛成者がありますので、動議は成立いたしました。
 休憩いたします。


   午前10時59分 休憩
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   午前11時16分 再開


○議長(上田浩志君)  再開いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま井上和浩議員外3名から議員提出議案第3号が提出されました。
 この際、これを日程に追加し、議題といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。


(「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  御異議なしと認めます。よって、この際、議員提出議案第3号を日程に追加し、議題とすることに決しました。
 議員提出議案第3号 四国電力伊方発電所3号機の早期再稼働を求める決議についてを議題といたします。
 提出者の説明を求めます。
 井上和浩議員。


〔井上和浩君登壇〕


○井上和浩君  議員提出議案第3号 四国電力伊方発電所3号機の早期再稼働を求める決議について。
 標記のことについて、次のとおり決議を提出する。
 平成27年9月17日提出。
 提出者、八幡浜市議会議員井上和浩、同河野裕保、同宮本明裕、同萩森良房。
 記。
 四国電力伊方発電所3号機の早期再稼働を求める決議。
 平成27年3月定例議会で、今議会と同様な内容の請願第19号 伊方原発を再稼働させないことを求める請願について、請願第20号 「南海トラフ大地震が起きても伊方原発の安全が保障されることが明らかになるまで伊方原発の再稼働をしない」ことを求める意見書採択を求める請願の2件が提出をされ、6月議会において2件とも賛成少数で不採択となった。
 我々は請願の内容から、伊方原発3号機再稼働容認のつもりで採決を行ったが、今議会一般質問で同僚の3議員から「この採決は請願に対する採決であり、再稼働の是非に対するものではない」との見解が出され、議員間でその解釈に乖離があることが判明した。
 市議会として、国のエネルギー政策、また、地域経済に深刻な影響を及ぼす重要な案件であり、議員間で解釈に差異があってはならない。
 そこで、この問題について是非を明確にするため、6月以降、7月の原子力規制委員会の新規制基準適合、8月の愛媛県・伊方原子力発電所環境安全管理委員会の「規制委員会審査」の妥当判断、8月5、6日開催の伊方発電所に関する説明会及びアンケート集約による市の総合的判断による県への再稼働承認回答をも鑑み、ここに改めて四国電力伊方発電所3号機の早期再稼働を求めることを決議する。
 平成27年9月17日。愛媛県八幡浜市議会。
 以上であります。
○議長(上田浩志君)  これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
 山本儀夫議員。
○山本儀夫君  ただいま議員提出議案第3号 四国電力伊方発電所3号機の早期再稼働を求める決議についてが提案、提出をされました。今御説明がありました井上議員以下3名、4名での決議を求めるものでございます。
 そこで、井上議員は議会運営委員長という重責も担っておると私は思っております。
 そこで、お尋ねをいたしますが、本会の四国電力伊方発電所3号機の早期再稼働につきましては、この事案を今提出をされて、私も今一生懸命解読をさせていただいたところでありますけれども、どうにも合点がいきません。
 と申しますのも、本議会におきまして総務委員会でいろいろと審議をされておる由でありまして、委員長報告のとおり本会の事案につきましては、どうも先ほど申し上げましたように一事不再議に属するものではないかと私は認識をいたしますが、その見解を委員長に説明を求めます。
○議長(上田浩志君)  井上和浩議員。
○井上和浩君  まず、1点目の動議の出す時期についてでありますけども、あくまで動議でありますので、いかなるときでも動議としては提出されるものというふうに解釈をしております。
 それからもう一点、私ども提出者間で協議をいたしました結果、政治的判断ということでこういうことをとらせていただいたということでございます。
○議長(上田浩志君)  山本儀夫議員。
○山本儀夫君  井上議員より説明がございました。私の質問は、地方自治法ではうたわれておりませんけれども、一事不再議に属するものではないかという質問をさせていただきました。


   (「一事不再議じゃないと言うたらいいんだよ」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  井上和浩議員。
○井上和浩君  一事不再議とは理解をしておりません。
○議長(上田浩志君)  休憩いたします。


   午前11時24分 休憩
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   午前11時24分 再開


○議長(上田浩志君)  再開いたします。
 ほかございませんか。
 石崎久次議員。
○石崎久次君  一事不再議に当たるのか当たらないかの判断をしなくちゃ進まないと思いますが、いかがでしょう。
○議長(上田浩志君)  休憩いたします。


   午前11時25分 休憩
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   午前11時25分 再開


○議長(上田浩志君)  再開いたします。
 遠藤素子議員。
○遠藤素子君  先日の規制委員長も原発が100%安全ではないということを言われました。もし事故が起こった場合、この提案者の方々、責任がとれるんでしょうか。苛酷事故が起こったような場合、責任がとれるんでしょうか。どのようにお考えでしょうか。
○議長(上田浩志君)  河野裕保議員。
○河野裕保君  ただいまの議員さんの質問でございますが、苛酷事故が起きた場合に提案者の我々にこれが返ってくるのか、責任の範囲が及ぶのかということでございますが、これは恐らく国のほうも昭和29年の原発の原子力行政をスタートさせるために予算化して、ある意味これは国策なんです。ですから、電力事業者も事故を起こした場合には当然とらないけませんが、フォローするのはこれはもう国もフォローしなければならないということでございます。我々個人が苛酷事故が起きたから提案者が責任とれというその道理といいますか、理解できないということであります。
○議長(上田浩志君)  遠藤素子議員。
○遠藤素子君  動かさなければ苛酷事故が起こる可能性は非常に低くなります。市民をその危険にさらさないためにとれる道があるにもかかわらず、改めてこれを再稼働を求めるということですから、責任は非常に重いと思うんですが、その点どうでしょうか。国は市長や県知事の要請にまともに応えていないと思います。責任をとるとは明言してないと思います。
○議長(上田浩志君)  河野裕保議員。
○河野裕保君  再稼働させなければ事故は起きません、再稼働させれば起きますというその根拠の薄弱といいますか、そこらもちょっと私は理解できない。
 恐らくこの後の賛成、反対討論も出てくると思いますが、この原発再稼働については、平成25年7月8日、新基準をこしらえて、それの施行して、同時に伊方の四国電力は認可申請書をこれ出しとるんです、当日に。さまざまな、これは恐らく後でもまた出るとは思いますが、障壁をクリアした、審議時間というのは約2年、正確には1年10カ月、土日休み、換算いたしますと500日のうちに400日がこの新基準に照らしたヒアリングを行っとるわけであります。このヒアリングというのは相当厳しかったと思います。原子力規制庁は相当な権威持っとるし、技術もあるし、そこら辺の見る目も相当ありますよ。電力が書類持っていきます。恐らく一つの例を挙げますが、今回挙げた基準地震動650ガル、最初ははるか下でしたよ、はるか下。それが、断層、プレート型、内陸の地殻、3つの要素を上げて650ガルに引き上げる、おまけに中央構造線の横の別府万年山断層帯も一緒に競合した場合の地震を想定した、そういう厳しい条件をクリアしとるんです。あり得ないことです、こういう地震は。南海トラフ、フィリピン海プレートがユーラシアに沈み込んではね返るプレート型の地震も、これはマグニチュード9を想定しております。マグニチュード9を想定した地震によっても、これは650ガルにははるかに及びませんよということに出ておるんです。そして、それに連れて、耐震性もしかり、炉を冷やす、とめる、閉じ込める、これもしっかりできております。
 私は何回も言いますが、伊方原発ぐらい原発の立地に適したところはないんです。つまり非常にかたい地盤、岩盤がある。これついでに申し上げておきますが、1Fの場合は山からどんどんどんどん地下水が来ますから常にくみ上げないと浮いてしまうんです、原子炉が。うちは何千万年からかかったあのかたい岩盤があるんですね。ですから、一番、学者も言うておりますよ、伊方ぐらい安全な地盤はない、そういう強固なとこに持ってきて、規制基準をクリアしておりますので、運転しても、これは大丈夫ですということで規制庁も出しとるわけです。
 以上です。
○議長(上田浩志君)  ほかございませんか。


(「なし」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議員提出議案第3号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。


(「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  御異議なしと認めます。よって、議員提出議案第3号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。
 これより討論に入ります。
 討論はありませんか。
 岩渕治樹議員。
○岩渕治樹君  9月2日に市長が県に意見書を出されました。それに対して非常に拙速だったのではないか、どこの自治体よりも早くイの一番に賛同の意を表明したことは非常に拙速であったと私は思いまして、質問をさせていただきました。
 今回のこの提出議案に関しましても、それを追認するかのような非常に議論もしっかりされていないこういった市民の安全に直接かかわる事案について、これをただの賛否を問おうという議案でありますから、私はこれを許すわけにはいきません。この提出議案についてはぜひ取り下げを希望いたします。
○議長(上田浩志君)  岩渕議員、これについては反対ということでよろしいですか。
○岩渕治樹君  反対でございます。
○議長(上田浩志君)  新宮康史議員。
○新宮康史君  私は賛成の立場で討論させていただきます。
 これは時期が早かったというようなお話でございますが、総務委員会で継続審議で1年数カ月に及ぶ審議、それなりにずっと積み重ねてきたわけであります。それで、6月の時点でもう機が熟したということで、その時点で一応賛否をとったと私は思ったんですけども、それは請願ということでありましたので、今回のことで6月からの、先ほど申しましたけども、原子力規制委員会の新規制基準の適合、それから県のほうの原子力発電所環境安全委員会の規制委員会の審査の妥当判断、それから8月5、6にやりました伊方発電所に関する説明会及びアンケートの集約、これは私は手法は間違ってないと思います。市民の方々の大半を代表するそういう方々のアンケートを集約して出した結論でありますので、広く市民の皆様の意見を集約された、そういう手法で間違ってはないと思います。そういうことを全部鑑みまして、私はこのたび、先ほど議員のほうから言われましたように、一般質問でそういう見解の相違がありましたので、今回それを熟したということでこういう案件を出したと思いますので、これについては賛成でございます。
 以上であります。
○議長(上田浩志君)  宮本明裕議員。
○宮本明裕君  時期が早いとか遅いとかというのは、政治的な判断なんですよ。八幡浜市は八幡浜市、議会は議会、これが我々に課せられた使命じゃないかと私は思っております。
 先ほど種々いろいろ反対の話もございます、賛否両論ございますけれども、三十数年前、原発が八幡浜市に誘致をされたとき、私は商工会議所職員でございました。そのときは商工会議所、本当に反対の街宣カーもございましたけれども、よく振り返ってみてください、原発がなかったら八幡浜はどうだったんですか、原発があって私はよかったと思いますし。いろんな規制委員会の許可も出ました。そういったことの中で、雇用の問題、この2,000人にも及ぶ雇用の場っていうのは八幡浜ではないんですよ。それこそ私は非常に大切だと思いますし。
 ここ最近の異常気象、台風の進路がここ数年非常に変わってきてると思います。東日本に直撃したり、また竜巻が起こったり、これ化石燃料をやはり、自動車のガソリンも含めてですけども、そういったことの中で温暖化は本当に進んでいるんじゃないかと私は思っておりますし。せんだって吉田町のミカンの研究所へ行きました。八幡浜市は二十数年前の鹿児島市の温度に変わってると、気候に変わってるんだという話も聞いております。
 そういったことの中で、いろいろなエネルギーをミックスしながら、新しいそういった政策展開をしなければならないと思いますし、私はこの伊方原子力発電所の早期稼働には賛成であります。
 以上です。
○議長(上田浩志君)  ほかございませんか。
 西山一規議員。
○西山一規君  この動議が出されてまだ1時間もたっておりません。この段階で、今討論ですが、討論した後は採決という形になろうかと思います。この短時間で賛否を問うような軽い問題ではないと私は考えております。
 ですから、こちらの採決に対しては私は加わりません。
 以上です。
○議長(上田浩志君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより議員提出議案第3号を採決いたします。
 起立しない議員は反対とみなします。
 本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。


(賛成者起立)


○議長(上田浩志君)  御着席ください。
 起立全員であります。よって、議員提出議案第3号は原案のとおり可決されました。
 休憩いたします。


   午前11時39分 休憩
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   午前11時49分 再開


○議長(上田浩志君)  再開いたします。


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○議長(上田浩志君)  日程第7 議会閉会中における継続審査についてを議題といたします。
 総務委員長から目下委員会において審査中の事案、請願第22号 伊方原発を再稼働させないことを求める請願及び請願第23号 避難計画の実効性が確保されるまで、伊方原発3号機の再稼働を行わないことを求める意見書採択を求める請願、以上2件につき、会議規則第111条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続審査の申し出がありました。
 これより適宜分割して採決に入ります。
 この採決は起立により行います。
 なお、起立しない議員は反対とみなします。


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○議長(上田浩志君)  お諮りいたします。
 請願第22号について、委員長の申し出のとおり閉会中における継続審査に付することに賛成の議員の起立を求めます。


(賛成者起立)


○議長(上田浩志君)  御着席ください。
 起立少数であります。よって、請願第22号は閉会中における継続審査に付することは否決されました。


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○議長(上田浩志君)  次、請願第23号について、委員長の申し出のとおり閉会中における継続審査に付することに賛成の議員の起立を求めます。


(賛成者起立)


○議長(上田浩志君)  御着席ください。
 起立少数であります。よって、請願第23号は閉会中における継続審査に付することは否決されました。


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○議長(上田浩志君)  日程第8 所管事務調査についてを議題といたします。
 本件については、各常任委員長及び議会運営委員長からお手元に配付しております所管事務調査表のとおりそれぞれ調査を行いたいとの申し出があります。
 お諮りいたします。
 本件は各常任委員長及び議会運営委員長の申し出のとおり決定することに御異議ありませんか。


(「異議なし」と呼ぶ者あり)


○議長(上田浩志君)  御異議なしと認めます。よって、各常任委員会及び議会運営委員会所管事務調査事項については、委員長の申し出のとおりに決しました。


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○議長(上田浩志君)  これにて本日の会議を閉じます。
 閉会に当たり、市長から挨拶があります。
 市長。


〔市長 大城一郎君登壇〕


○市長(大城一郎君)  閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 去る9月1日に開会をいたしました本議会におきまして、御提案申し上げました全議案に対し適切なる御決定、御承認をいただきまして、まことにありがとうございました。
 会期中に議員各位から賜りました御意見、御要望等につきましては、率直に受けとめ、予算の執行等には慎重を期してまいる所存であります。
 さて、当市では、去る8月30日に南海トラフ巨大地震が発生したことを想定した防災訓練を実施しました。各地区においては、自主防災会が主体となり、初期消火や応急手当てなどのミニ防災訓練、さらに職員においては参集訓練を実施し、防災教育の徹底と市全体の防災力の向上に努めたところです。また、今議会中には台風17、18号の影響により東海、関東、東北地方において道路の冠水や河川の氾濫、堤防の決壊といった甚大な被害が発生いたしました。この災害によりましてこれまでに8名のとうとい命が失われました。御冥福をお祈りするとともに、被害に遭われた方に心からお見舞いを申し上げます。
 このような災害を目の当たりにし、いざ災害が起きたときには訓練以上のことはできないという言葉を肝に銘じ、安全・安心なまちづくりに全力を尽くしてまいりたいと思います。
 次に、温泉掘削事業についてです。
 温泉については少し明る目に話をさせていただきます。
 本議会初日の市議会協議会で現況をお知らせいたしました。その後、新たに業者から報告がありました。
 まず、愛媛県による事前検査で温泉法に定める温泉成分の確認ができました。pH値は8.69のアルカリ性でナトリウムイオン、炭酸水素イオン、メタホウ酸など多くの成分が含まれております。温泉としては、一般的な火山性の温泉ではなく、植物等の堆積物由来のモール温泉、黒色温泉ではないかということです。仮にモール温泉であるとすれば、関東、東北、九州などでは見受けられますが、中四国地方では非常に珍しい温泉ということになります。黒色温泉、こういったものでありまして、振っても振ってもこの状態が続いております。このような温泉が出ております。湧出量につきましては、現在用途試験前の事前試験を行っておりますが、毎分30リットルは可能であるとの報告を受けています。
 なお、まだ事前検査の段階であり、今後成分、湯量の確定を待って事業主体である業者とも協議をしながら整備方針を定め、市民に愛される温泉をつくっていきたいと考えています。
 結びに、夏の終わりを告げるトロール船が先月末に出航し、海にも山にも素肌にも秋が感じられる季節となりました。八幡浜が誇る基幹産業である海の幸の豊漁、そしてミカンを初めとする山の幸の豊作を心から願うとともに、議員各位におかれましては、健康に御留意いただき、市政発展のため、なお一層の御尽力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。まことにありがとうございました。
○議長(上田浩志君)  以上をもって今議会の日程は全部終了いたしました。


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○議長(上田浩志君)  これをもって平成27年第4回八幡浜市議会定例会を閉会いたします。


   午前11時57分 閉会
 

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住所:愛媛県八幡浜市北浜一丁目1番1号
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