平成27年八幡浜市議会12月定例会会議録第4号

公開日 2016年02月24日

 

議事日程 第4号

 平成2712月9日(水) 午前10時開議

 第1

  会議録署名議員の指名

 第2

  報告第27号 専決処分の報告について(市立江戸岡小学校横駐車場内において発生した車両破損事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)

  報告第28号 専決処分の報告について(愛宕山トンネル内において発生した追突事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)

  報告第29号 専決処分の報告について(愛宕山トンネル内において発生した追突事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)

 

       (質疑) 

第3

 議案第75号 第2次八幡浜市総合計画基本構想及び基本計画の策定について

  議案第76号 指定管理者の指定について

  議案第77号 八幡浜市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

  議案第78号 八幡浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について

  議案第79号 八幡浜市市税条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について

  議案第80号 八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について

  議案第81号 農業委員会等に関する法律の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について

  議案第82号 八幡浜市農業委員会の農地利用最適化推進委員の定数等に関する条例の制定について

  議案第83号 八幡浜市立勤労青少年ホーム条例を廃止する条例の制定について

  議案第84号 八幡浜市立公民館条例の一部を改正する条例の制定について

  議案第85号 平成27年度八幡浜市一般会計補正予算(第4号)

  議案第86号 平成27年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)

  議案第87号 平成27年度八幡浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)

  議案第88号 平成27年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第3号)

  議案第89号 平成27年度八幡浜市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)

  議案第90号 平成27年度八幡浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)

  議案第91号 平成27年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)

  議案第92号 平成27年度八幡浜市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1号)

  議案第93号 平成27年度八幡浜市港湾整備事業特別会計補正予算(第2号)

  議案第94号 平成27年度八幡浜市水道事業会計補正予算(第1号)

  議案第95号 平成27年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第1号)

 

       (質疑、委員会付託) 

第4

  報告第30号 専決処分の報告について(訴えの提起について)

  報告第31号 専決処分の報告について(訴えの提起について)

 

       (提出者の説明、質疑)

 第5

  請願第24号 政府による米価下落対策を求める請願書

  請願第26号 国民生活の安全・安心を支える国の行政機関等の体制・機能の充実を求める請願書

  請願第28号 安全・安心の医療・介護の実現と夜勤改善・大幅増員を求める請願書

  請願第29号 「介護従事者の勤務環境改善及び処遇改善の実現」を求める請願書

  請願第30号 「マクロ経済スライド」の廃止と最低保障年金制度の実現を求める請願

  請願第31号 TPP交渉「大筋合意」は撤回し、調印・批准しないことを求める請願書

 

       (委員会付託)

  

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本日の会議に付した事件

日程第1

  会議録署名議員の指名

日程第2

 報告第27号~報告第29号

日程第3

 議案第75号~議案第95号

日程第4

 報告第30号、報告第31号

日程第5

 請願第24号、請願第26号、請願第28号~請願第31号

 

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出席議員(16名)      

   1番  西 山 一 規  君

   2番  佐々木 加代子  君

   3番  竹 内 秀 明  君

   4番  岩 渕 治 樹  君

   5番  平 家 恭 治  君

   6番  河 野 裕 保  君

   7番  石 崎 久 次  君

   8番  樋 田   都  君

   9番  新 宮 康 史  君

  10番  上 田 浩 志  君

  11番  井 上 和 浩  君

  12番  遠 藤 素 子  君

  13番  宮 本 明 裕  君

  14番  山 本 儀 夫  君

  15番  大 山 政 司  君

  16番  萩 森 良 房  君

  

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欠席議員(なし)

 

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説明のため出席した者の職氏名

  市長          大 城 一 郎 君

  副市長         橋 本 顯 治 君

  総務企画部長      中 榮 忠 敏 君

  市民福祉部長      若 宮 髙 治 君

  産業建設部長      中 岡   勲 君

  政策推進課長      新 田 幸 一 君

  総務課長        舛 田 昭 彦 君

  財政課長        藤 堂 耕 治 君

  税務課長        大 森 幸 二 君

  市民課長        菊 池 正 康 君

  保内庁舎管理課長    坂 井 浩 二 君

  生活環境課長      山 本   真 君

  社会福祉課長      二 宮 貴 生 君

  保健センター所長    大 本 孝 志 君

  医療対策課長()

  立病院新病院整備課長  菊 池 敏 秀 君

  人権啓発課長      都 築 眞 一 君

  水産港湾課長      和 田 有 二 君

  建設課長        矢 野   武 君

  農林課長()

  業委員会事務局長    菊 池 誠 一 君

  商工観光課長      久保田 豊 人 君

  下水道課長       山 内 慎 一 君

  水道課長        山 本 健 二 君

  市立病院事務局長    菊 池 司 郎 君

  会計管理者       原 田 磯 志 君

  教育長         井 上   靖 君

  学校教育課長      藤 原 賢 一 君

  生涯学習課長      河 野 謙 二 君

  代表監査委員      中 島 和 久 君

  監査事務局長      阿 部   孝 君

 

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会議に出席した議会事務局職員

  事務局長        菊 池 和 弥 君

  事務局次長兼議事係長  田 本 憲一郎 君

  調査係長        松 本 克 之 君

  書記          堀 口 貴 史 君

 

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   午前10時00分 開議 

     

○議長(上田浩志君)  皆さん、おはようございます。

  これより本日の会議を開きます。

  本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。 

 

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 ○議長(上田浩志君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

  会議録署名議員は、議長において2番 佐々木加代子議員、11番 井上和浩議員を指名いたします。 

 

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○議長(上田浩志君)  日程第2 報告第27号 専決処分の報告について(市立江戸岡小学校横駐車場内において発生した車両破損事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)ないし報告第29号 専決処分の報告について(愛宕山トンネル内において発生した追突事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)、以上3件を一括議題といたします。

  これより質疑に入ります。

 質疑は議案つづりの順序に従い、適宜区切って行います。

まず、報告第27号 専決処分の報告について(市立江戸岡小学校横駐車場内において発生した車両破損事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)、議案書1ページから3ページまでであります。

  質疑はありませんか。

  岩渕治樹議員。

 ○岩渕治樹君  今回は人的被害がなかったことは非常によかったと思いますが、この後の修理、補修その他はどういうふうになっているか、ちょっと状況がわからないんで、教えていただきたいのと。

  それから、通常の点検とか見回り、そういったことは誰がどのように行っているか。

  また、こういった学校等の施設の老朽化はどのぐらい市が把握しているか。特にこういった外壁等ですから、なかなかふだん見られないと思うんですね、どういうふうにやっているか、把握しているか、それを教えてください。

 ○議長(上田浩志君)  学校教育課長。

 ○学校教育課長(藤原賢一君)  江戸岡小学校の事故の現況、状況等については、学校の周り、土地の境界確認困難地が多数ございまして、そういったところはなかなか手をつけれない、まずは境界の確定から話をしていきたいと思っております。

  今回の剥落の現場におきましては、市のほうの物件であるというふうに境界の相手方が言っておりますので、そこで境界が確認できたものと思っております。今回の場所については、現在の老朽化したブロック塀をフェンス等に切りかえていく予定でおります。

  また、校舎等の老朽化の点検状況についてですが、各学校の事務員さんとか用務員さんが日々の校内遵守の中で御確認をいただいております。そういった状況について、教育委員会のほうで学校訪問時等に予算要求に合わせて状況等の説明とか、緊急の場合は担当のほうに直接電話が入っているという状況でございます。

 ○議長(上田浩志君)  岩渕治樹議員。

 ○岩渕治樹君  やはり児童がいろいろ、特に行ってほしくないようなところに行って遊んだりすることがやっぱり多いんで、できるだけそういう目にとまらないところ、ぜひ強化して、見回りを行っていただきたいと思います。要望です。

 ○議長(上田浩志君)  ほかございませんか。 

 (「なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  次、報告第28号 専決処分の報告について(愛宕山トンネル内において発生した追突事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)、議案書5ページから7ページまでであります。  質疑はありませんか。

  

(「なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  次、別紙であります。報告第29号 専決処分の報告について(愛宕山トンネル内において発生した追突事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)、質疑はありませんか。

  

(「なし」と呼ぶ者あり)

 

 ○議長(上田浩志君)  これをもって質疑を終結いたします。

  この3件は承認を要しない報告でありますから、この程度で審議を終わります。

  

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○議長(上田浩志君)  日程第3 議案第75号 第2次八幡浜市総合計画基本構想及び基本計画の策定についてないし議案第95号 平成27年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第1号)、以上21件を一括議題とします。

  これより質疑に入ります。

  質疑は議案つづりの順序に従い、適宜区切って行います。

  まず、議案第75号 第2次八幡浜市総合計画基本構想及び基本計画の策定について、議案書9ページ及び別冊となっております第2次八幡浜市総合計画であります。

  質疑はありませんか。

  井上和浩議員。 

○井上和浩君  この第2次八幡浜市総合計画における実施計画の中の、トリアージとは言わないんでしょうけども、優先順位の決定方法につけてお伺いをしたいと思うんですけども、第2次総合計画においては非常に地域間競争の幕あけであるとか、あるいはこれまでの護送集団的なやり方ではだめだとかというふうなことがうたわれながら実施計画がなされております。第1次計画の中において、今現在非常に少子・高齢化がうたわれる中で、少子化対策等につけては松山市もここ二、三日テレビ等で放送されているようにその取り組みがなされており、また各自治体においてもばたばたとそういうことがなされておるんかなというふうな計画がいたしますもんで、非常に第2次計画の中においては各自治体間の競争ということを考えますと、できるだけ早どりをした、先どりをした計画が必要であろうかというふうに考えるわけなんですけども、この実施計画がうたわれている中で、今後やりやすいところから取り組むという形ではなく、八幡浜市独自の先取りをした考え方というのが必要ではないかというふうな考えがありましてお伺いをいたしますが、どのような形で実施計画の順序といいますか、取り組みの優先順位ですかね、どういう組織でもって、どういう形で決められるのか、お伺いをしたいと思います。 

○議長(上田浩志君)  総務企画部長。 

○総務企画部長(中榮忠敏君)  今回基本構想、基本計画について提案をいたしておりますが、本会議の初日の提案説明のときに申し上げましたように、基本構想、基本計画についてはおおむね今後10年間の考え方、それとその間で実施していく基本的な考え方を今回上げさせていただいており、実施計画については3年間の一応計画を初年度につくった以降、毎年ローリングをしていって、実施計画として3年ごとのローリング方式でやっていくということの考えを説明したところです。

  ということで、まず初年度に当たります平成28年度につきましては、当然3月に新年度予算を上程しますので、その段階を含めた282930年の計画をまず実施計画としてまとめて、当該年度の1年目に当たる28年度分についてはそのトップ査定を市長、副市長の考え方をまとめた中でやっていくという事業をまず予算の中で上げていくという形になろうかと思います。

  次年度以降は、当初で掲げておった2930の2カ年の計画をどういう熟度になっておるかという、必要性等も見きわめた中で、また予算の中で改めて計上していくという形のローリングスタイルになろうかと思います。

 ○議長(上田浩志君)  副市長。 

○副市長(橋本顯治君)  今井上議員が御質問いただいたのは、第2次八幡浜市総合計画がありまして、ここの中に総論があって、基本構想、それから基本計画とありまして、この基本計画の中でいろんな事業を上げておりますけれども、それをどういうふうな順番でやっていくかという趣旨としてはよろしいですよね。今中榮部長がお答えしたのは、この下に実施計画というのを3年ごとにつくってローリングしてやっていくんですよという趣旨なんですけれども、井上議員の御質問の趣旨からいくと、この基本計画のところに上げている具体的な対応策がさまざまあるんで、それをどういう順番でやっていくかということで理解してお答えしたらと思うんですけれども、ここに上げておるのはほとんど総花的にやらんといけんなと思うとることをそれぞれ原課にヒアリングして、その内容を上げております。そういうようなんで、もう抽象的になりますけれども、できるものからやっていくし、予算の問題もありますので、毎年一遍に全部やるというわけにはいきませんけれども、それと例えば用地問題があるようなものについてはその辺の熟度が上がってくるとか、地元の理解とか、もう抽象的になりますけれども、やりたいのは全部ですけれども、その辺の状況を踏まえながら少しずつやっていく。もちろん地元から強い要望があるとか、議員さんからすごい熱意のあるお話をいただくとか、いろんな地元の事情もあると思いますので、そんなことを踏まえながらやっていきたいと思います。

 ○議長(上田浩志君)  井上和浩議員。

 ○井上和浩君  私が申しましたのは、いわゆる八幡浜市がよその自治体と比較したときにできるだけ早どりした形で、特徴を出して取り組んでいただきたいということを申し上げたんでありまして、例えば今の少子化対策において、もう松山市と八幡浜市と比較してはどうしても勝ち目がないと思うんですよ、そういうことがありますので、できるだけ早い時期にやりやすいものからローリング方式でやるというんじゃなしに、そういう特徴を出してほしいということを要望しておきます。

  以上です。 

○議長(上田浩志君)  市長。 

○市長(大城一郎君)  今の井上議員の質問ですが、当然基本構想の将来像の中にも書いておりますが、八幡浜市の特徴、やはりミカン、魚、ちゃんぽん、また最近では愛媛県全体で自転車の新文化というようなことを言っておりますし、八幡浜にはマウンテンバイクもある、そういったところをこだわりながら、特徴を捉えて市政を推進していきたいと思います。

 ○議長(上田浩志君)  ほかございませんか。  

(「なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  次、議案第76号 指定管理者の指定について、議案書11ページであります。

  質疑はありませんか。

  

(「なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  次、議案第77号 八幡浜市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、議案書13ページから18ページまでであります。

  質疑はありませんか。  

(「なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  次、議案第78号 八幡浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について、議案書19ページから27ページまでであります。

  質疑はありませんか。 

(「なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  次、議案第79号 八幡浜市市税条例等の一部を改正する条例の一部を改正する条例の制定について、議案書29ページであります。

  質疑はありませんか。

 (「なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  次、議案第80号 八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、議案書31ページであります。

  質疑はありませんか。 

 (「なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  次、議案第81号 農業委員会等に関する法律の一部改正に伴う関係条例の整理に関する条例の制定について、議案書33ページから34ページまでであります。

  質疑はありませんか。 

(「なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  次、議案第82号 八幡浜市農業委員会の農地利用最適化推進委員の定数等に関する条例の制定について、議案書35ページから36ページまでであります。

  質疑はありませんか。 

(「なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  次、議案第83号 八幡浜市立勤労青少年ホーム条例を廃止する条例の制定について、議案書37ページであります。

  質疑はありませんか。

  西山一規議員。

 ○西山一規君  今回、勤労青少年ホーム条例を廃止するということで議案が上がっておりますが、この廃止の判断、これはどのように行われたのか、どのような組織で行ったか、そしてその廃止と判断するに至ったためにどのような内容を検討されたのか、伺います。

 ○議長(上田浩志君)  生涯学習課長。

 ○生涯学習課長(河野謙二君)  お答えをいたします。

  運営委員会がございます。まず、7月16日に運営委員会で諮りまして、その中でいろいろ御意見を出していただきましたが、廃止やむなしということで了解をいただいております。

  それから、11月8日には教育委員会のほうで、同じく報告をしております。この件についても、廃止ということについてしっかり周知して、後のフォローというか、中央公民館での講座の引き継ぎ等を十分やるようにという意見が出ております。

  以上です。 

○議長(上田浩志君)  西山一規議員。 

○西山一規君  勤労青少年ホーム条例のもととなるのが、勤労青少年福祉法だと思います。これが10月に改定されまして、青少年の雇用の促進等に関する法律というふうに名前がかわっております。その改正された法律の中に地域若者サポートステーションの整備を行いますという項目が入っております。これは法律の条文ではなくて、厚生労働省から出ているパンフレットのようなものに概要が書かれておりまして、それで読んでおりますが。そして、この地域若者サポートステーション、現在愛媛県では松山と新居浜の2カ所あります。これを国が整備しますということをうたわれてるわけですから、その前段階の法律、勤労青少年福祉法、これに関係する勤労青少年ホームが今回廃止されるということになりますと、この地域若者サポートステーションの整備という枠から八幡浜市は不利な方向になるんではないかと考えます。これは、いわゆるニートなどの青少年に対して特性に応じた相談機関の提供や職業生活における自立支援のための施設ということですから、これがある市町村に対しては、それに関係する方がいらっしゃって相談を受けるということになると思います。このサポートステーションがある地区で相談を受ければ、当然その地区で就職しようという可能性が高くなってくるんではないかと思います。 

 これが八幡浜市にできない場合、それとできた場合を考えると、八幡浜市にもこの地域若者サポートステーションがあったほうが将来的によい方向になるのではないかと思います。それが今回勤労青少年ホームを廃止することによってサポートステーションができにくくなるというふうに私は考えるのですが、そのような検討は廃止のときに考慮されてますでしょうか。

○議長(上田浩志君)  生涯学習課長。 

○生涯学習課長(河野謙二君)  今回の検討の中におきましては、勤労青少年、既に就職されとる方の相談事ですとかそういうこと、あるいは生涯学習教室等々につきましての検討はしております。

  ただ、雇用につきまして、ただいまの指摘いただきましたサポートステーションにつきましての検討については行っておりません。

  ただし、現実問題として他市町におきましても残っておるのがもう今治市さんと宇和島市さんしか残っていない、この勤労青少年ホームが残っていないという実情がございます、県下でも。

  以上でございます。

○議長(上田浩志君)  西山一規議員。 

○西山一規君  では、これが残っている市町、今治と宇和島ですかね、2カ所ですね、やはり単純に考えて、次にこのサポートステーションをつくるとしたらどこになるかというと、その2市に当たるのではないかというふうに流れ的にはできるんじゃないかと思います。そのためにこの八幡浜市にサポートステーションができにくくなる、この勤労青少年ホームを廃止したことによってできる可能性はますます低くなってくると思いますが、その点はいかがでしょうか。

○議長(上田浩志君)  生涯学習課長。

○生涯学習課長(河野謙二君)  申しわけございません。その点についての検討はできておりませんので、この場でのちょっと回答はできない状況でございます。 

○議長(上田浩志君)  副市長。 

○副市長(橋本顯治君)  今おっしゃられた地域若者サポートステーションは、これはできれば非常にいい施設だと思います。ただ、これと、今回廃止しようとしておる青少年ホームとは少し趣旨が違ったものでありまして、どういうふうにして地域若者サポートステーションが誘致できるかというのはこれから検討することになりますけれども、これを廃止することによって、これは廃止するにしても、議員御存じのとおり、中央公民館にその機能は引き継がれますので、これを廃止することによって地域若者サポートステーションが誘致できにくくなるということはないのかなと、そういうふうに考えております。

 なお、このサポートステーションがどうしたら誘致できるかというのは、これから少し検討させていただいたらと思います。

○議長(上田浩志君)  ほかございませんか。 

(「なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  次、議案第84号 八幡浜市立公民館条例の一部を改正する条例の制定について、議案書39ページであります。

  質疑はありませんか。 

(「なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  次、議案第85号 平成27年度八幡浜市一般会計補正予算(第4号)第1条のうち、まず歳出の1款議会費及び2款総務費、69ページから76ページまでであります。

   質疑はありませんか。

  石崎久次議員。 

○石崎久次君  71ページ、八幡浜みなっと案内サイン多言語化改修委託料、現在みなっとはにぎわっておられますし、ある程度外国人の方も見かけます。この案内板は今の表示から5カ国語ぐらいに変えられるかという説明があったと思いますが、これ今八幡浜市に来られている外国人の数とか、あと外国人のどこの国から来られてる、例えば英語圏なのか、フランス語圏、世界共通語、公用語っていったら英語とフランス語とかになってると思うんですが、中国語が2つとか、韓国語と言われたと思うんですね、ハングル、そういう来られている方に合わせてとか、これからこういう国をターゲットにしてみなっととか八幡浜市に呼ぼうという考えがあるのか、ターゲットを絞っているのか、それとも逆に今来られている人たちを把握しながらこういう案内板をつくろうとしているのか、その点お伺いしたいと思います。 

○議長(上田浩志君)  政策推進課長。 

○政策推進課長(新田幸一君)  お答えします。 

 みなっとのほうに確認をしましたら、外国人というのは大体1週間に10人ぐらいはみなっとに訪問してきていただいとるだろうというような状況はつかんでおるようです。ですけれども、外国人かどうかっていうところの確認というのがなかなか難しいので、今実際に来られてきておるのは欧米系の方がほとんどだということです。ですけれども、これまでにはバスで中国系、韓国系の方も来られたことはあるというようなことがございますので、今後のことを考えると、今各地で中国、韓国からのお客様は結構来られておるようです。九州のほうでも結構観光客が急増しておるというような状況ですので、今後将来的に八幡浜市のほうにもお見えになられて、みなっとにお寄りいただくというようなことがございますので、先ほどおっしゃられました英語、中国語、韓国語、それから日本語というような表記に変えたいなというふうに考えております。

 以上です。 

○議長(上田浩志君)  商工観光課長。

○商工観光課長(久保田豊人君)  現在の八幡浜市内のいわゆる外国人の観光客の数値についてはつかんでおりませんが、御案内のとおり、ことし9月末現在で全国で既に昨年の数値を超えまして1,448万人のいわゆる訪日外国人観光客の方がお見えになっております。その内訳でございますが、約1,450万人のうち韓国人の方が285万人、それから中国人の方が383万人、それから台湾が277万人、それから香港110万人というふうになっております。したがいまして、今回御提案申し上げております中国語の簡体字、繁体字、それから韓国語と英語につきまして、ほとんどいわゆるカバーできるのかなというふうには思っております。 

 以上でございます。 

○議長(上田浩志君)  石崎久次議員。 

○石崎久次君  外国の東南アジア系というか、こっちの我々と同じような顔をした人たちがよく来よるんはよく知っとるんですけれど、私がお伺いするのは、結局こういう看板をかけかえる、お金もかかるんだから、例えば商工観光課長今言われたけれど、どうやってそういう人たちを呼ぼうかと、呼ぶためにかえるんですよだったらよくわかるんですよ。そういう施策を先に打ち出してますと、今後旅行会社とか何かに八幡浜に来てもらう、そういう交渉もいろいろやってますと、その中で先んじて、今の状況がこうですから、看板を表記をかえてやっとくんですよという、そういう意図だったらわかるんですが、いつ来るかわかりませんと、よそのところには船で来てる人たちもいっぱいいますよね。安い飛行機で来てるけれど、今松山まで来てるけど、松山から八幡浜へ来る、どういう方法を使ってやっていくんだとか、そういう施策がなかったら、こういうところにお金を使う根本がやっぱりないと思うんですよ。本当にこういうものが必要なんだったら、そのためにこれに見合った経済効果を八幡浜市で生みますよという、そういう施策を一緒になって商工観光課のほうからこういうアイデアがありますから、その予算も認めてくださいよというぐらい前向きな、これだけにするんじゃなくて、将来的には八幡浜市に例えば10万人ぐらいの外国人を呼んできますよと、そういう発想を持ってこういうアイデアを出してほしいと、これから課長、期待しておりますので、よろしくお願いします。

 ○議長(上田浩志君)  ほか。 

 遠藤素子議員。 

○遠藤素子君  71ページです。1213節の男女共同参画計画策定業務委託料、これはポイントだけでいいんですけど、どういうふうに男女共同参画社会をつくろうという計画なのかというその内容、そしてどういうところへ委託されるのか、その2点について伺いたいと思います。

 ○議長(上田浩志君)  政策推進課長。

 ○政策推進課長(新田幸一君)  お答えいたします。 

 男女共同参画社会基本法というのが平成11年に制定をされておりますけれども、その中で職場あるいは育児、介護などの場でまだまだ問題が残っておるというような状況があります。そういった問題を解決をしていくというようなことで、策定をそのために取り組むべき計画をつくっていくというようなことでございます。基本的には人権の尊重であるとか、男女共同参画意識の向上であるとか、それから男女共同参画の取り組み、意思決定機関への女性の参画、市民力の向上というようなものが計画の中に、基本計画、基本目標というようなものがありますので、そういうふうな取り組みをしていきたいというふうに考えております。 

 委託先につきましては、この後、どこにということで考えていきますので、予算がついた後で決定をさせていきたいというふうに考えております。今の時点ではどこに委託というようなことは考えておりませんが、この分については計画策定の中でもアンケート調査を予定をしておりますけれども、そのアンケート調査の分を今年度中にまずアンケートの設計というようなものをして、来年度に負担行為でも今回出させていただいておりますけど、来年度アンケート調査をしていって、その調査分析をして、その計画の策定については政策推進課のほうで策定をしていくというようなことを考えております。 

 以上です。

 ○議長(上田浩志君)  ほかございませんか。  

(「なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  次、3款民生費及び4款衛生費、77ページから90ページであります。

  御質疑ございませんか。

  大山政司議員。 

○大山政司君  82ページ、保育所に関してお尋ねいたします。 

 12月1日、12月議会開会日の午後の全協の中で、総合児童福祉施設等の整備計画についてということについて説明があったわけなんですが、そのとき、例えば八幡浜であれば松蔭、愛宕保育所、それから神山、千丈保育所を一カ所に集中して園児を迎えるということに予定がされているということですが、同僚議員からはなるべく子供は家から近いところの保育所へやるのが親としては非常に助かるという質問もあったわけなんですが、そこで市長にお尋ねをいたしますが、ある御婦人が私に端的に直接言われたのは、言葉は適切ではありませんが、そのとおり言いますと、けさ、子供を保育所へ連れていったら、5分おくれたので100円罰金取られたのよと、こういうことを言われました。いや、連れていっただけやない、迎えに行くときも5分おくれるとまた100円出さないけんのよと、これどうなってるんですかというて聞かれて、私も初めてこれ耳にしたわけなんですが、市長、御存じですか、経過を。 

○議長(上田浩志君)  休憩いたします。  

   午前10時32分 休憩 

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   午前10時49分 再開 

 

○議長(上田浩志君)  再開いたします。 

 休憩いたします。

    午前10時49分 休憩 

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    午前10時50分 再開  

○議長(上田浩志君)  再開いたします。 

 社会福祉課長。 

○社会福祉課長(二宮貴生君)  それでは、お答えいたします。 

 今回の新制度によりまして、4月から保育時間は短時間と標準時間に、保育の必要性によって市が判断してそういうふうな扱いにしております。基本的に、短時間は8時から午後4時まで、標準時間は7時半から夜の6時半まで11時間ということです。ですから、議員おっしゃられるのは、恐らく短時間の方が8時前とか午後4時以降に迎えに来られる、あるいは送りに来られる、そうした場合に基本的には30100円が発生しますので、そのことをおっしゃられたのではないかと思います。

 このことに関しましては、基本的には保育所を通じて保護者の方にも十分周知しておりますし、あと広報等でも周知しております。

  以上でございます。 

○議長(上田浩志君)  大山政司議員。 

○大山政司君  時間のことですが、もう一点私直接耳にしたんですが、例えば8時半から入園するんだったら、8時25分に子供を連れていったら、あと5分早いから外で待っとってくださいって入れてもらえないということなんですよ、そういう事実は知ってますか。 

○議長(上田浩志君)  社会福祉課長。

○社会福祉課長(二宮貴生君)  基本的には各保育所のその園長あるいは保育士の判断に任せておりますので、多少の基本的な原則はそれ早う来られたり遅くこられたら、これは原則ですから、基本的には延長保育料をいただくということですので、はい、現場の対応で任せております。 

○議長(上田浩志君)  副市長。 

○副市長(橋本顯治君) はめてくれんということはいけませんので、基本的にはルールに従って、25分に入れば100円いただくと、それで入っていただくと、そういうふうなことで現場を決して門の外で閉め出すことのないように指導をしたいと思います。

 ○議長(上田浩志君)  大山政司議員。 

○大山政司君  もう一点、子供を見るのは保育所と幼稚園があるわけなんですが、保育所のことについては今お伺いしましたが、幼稚園も同じような扱いにしてるんですか、お尋ねをいたします。

 ○議長(上田浩志君)  学校教育課長。 

○学校教育課長(藤原賢一君)  幼稚園ではそういった追加料金は取っておりません。 

○議長(上田浩志君)  ほかございませんか。 

 山本儀夫議員。 

○山本儀夫君  私、同僚議員がただいま82ページで保育所に関連した賃金体系のことで御質疑をされましたので、先に手を挙げられましたので、少し中身が飛んでしまいましたけれども、そこでちょっと違った角度からしますと、恐らくこの保育所の加算といいますか、余計に1時間で100円、超過した場合にはいただくと、そして私も今好々爺になっておりまして、いささか毎日お務めをしておる状況でございますので、保育所の件については恐らくほかの誰よりも知っておるのじゃないかなと、幼稚園は御存じないですよ、保育所の件についてはそう思います。 

 そこで、市長にお尋ねをいたします。 

 今課長、所長のほうから答弁がございました。政府は非常に1億総云々というような華々しいタイトル、見出しが世の中うたっておるようでございます。住みにくい世の中、あるいは住みにくい八幡浜になりつつあるのかなあと実感をしておる、ちょっと感じるところでありますけれども、この保育所の加算といいますか、延長保育、いわゆる標準と短時間保育、これ両方がありました。副市長はうなずいておりますが、恐らく好々爺になっておられるんでよくわかっておられると思いますけれども、これ厚労省のほうが恐らく平成27年度から導入をしたようでございます。昨年までは時間に、8時から7時55分に行っても、今同僚議員が入らせてくれないと、まま聞きました、私も。これはいかがなものかなというのと。4時01分に行きました。そしたら、どなたかはわかりませんが、100円ちょうだいと、非常に世知辛いといいますか、先ほど申し上げましたように少子化をうたいながら高齢化も反面反比例しながら動いておる日本でありますけれども、八幡浜市におきまして、100円といえども、たかが100円、されど100円だと、そこのバランス感覚を担当課として所長さん、この延長というよりも短時間と標準の時間も詳しくは申し上げません、あなたも恐らく手元にこの用紙持っておられるでしょうから、1分過ぎても、1分足らなんでも100円というのが少し微妙な世界じゃないかなという、厚労省の国からのお達しやからという御父兄の意見が随分私も聞かせていただきました。この辺の解釈は市長、あなたどう思われますか、所感を伺いたいと思います。 

○議長(上田浩志君)  市長。 

○市長(大城一郎君)  これは先ほど所長も言っておりましたが、保育所の所長さんの裁量に任せているというところでもありますが、やはりおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、なるべく決まったルールがありますので、その時間に間に合うように行ってもらいたいなと思っております。これは私からもお願いをするところでありますが、さりとて保育が大事だということは私も認識をしているところであります。

 ○議長(上田浩志君)  山本儀夫議員。 

○山本儀夫君  今の市長の言葉を聞いて少し光が見えたかなという思いと、あえて要望をしておきたいと思いますが、厚労省からのお達しがあっても、八幡浜市は子育ては支援しておると、この部分について超加算は取りませんよというぐらいの施政方針を出していただければ、少し住みやすい八幡浜市につながるのではないかという感想を述べまして、私の質疑を終わります。 

○議長(上田浩志君)  ほか。

 石崎久次議員。 

○石崎久次君  87ページ、寄附金の欄、山口大学、広島大学に対する寄附金とあります。たしか市立病院に対する医者の派遣をいただいているところだと思います。いけないという話じゃないんですが、去年はたしかなかったと思うんですよ。なぜこういう寄附金が急に出てきたのか、目的というか、向こうが逆に欲しいなと言われたのか、そういう何らかの考えがあって出されたと思います、その考えをちょっとお伺いしたいと思います。 

○議長(上田浩志君)  市立病院新病院整備課長。 

○市立病院新病院整備課長(菊池敏秀君)  石崎議員の御質問にお答えいたします。 

 お話のありましたように、この予算は初めて計上いたしております。

 と申しますのが、議員おっしゃるように山口大学、広島大学からは本市の市立病院に多数の医師を派遣していただいております。そういった状況の中で、旧国立大学なんですが、現在大学運営に必要な資金の確保が非常に困難な状況になっているようでございます。そういう状況で、各大学とも大学の基金を設立される動きがございます。両大学とも、今年度基金を創設されまして、大学関係者等に協力を呼びかけているという状況でございます。そのような中で、本市に対しましても協力の依頼がございました。そういう経緯がございまして、今回計上いたしております。 

 以上でございます。 

○議長(上田浩志君)  石崎久次議員。 

○石崎久次君  内容はよくわかりました。私もそういうことであれば納得はしますけど、ただこの中に愛媛大学は入っておりません。結局一番お世話になっている愛媛大学に対して、愛媛大学は大学運営がいいんだろうかどうなのかわかりませんけれど、私からいえば、本来一番お世話になっている、また今後も一番お世話にならないけない大学に対して、これの10倍とは言いませんけれど、何らかの形で、逆にそういう形をすることによって、こっちもお世話になってるけど、八幡浜市からもお世話になってるなと、寄附金で、だから地域枠のある学生は一番先に八幡浜にあげないといけないなと思ってもらえるような、施策としてはこういうこともあり得るのかなと思います。その点についてお伺いしたいと思います。 

○議長(上田浩志君)  市長。 

○市長(大城一郎君)  石崎議員おっしゃるとおりであります。山口大学、広島大学は基金ができてお願いがありましたが、愛媛大学とは今協議中であります。今後こういった費用が発生する予定になるかもしれません、協議中です。 

 

   (「しっかりと上積みして出してあげてください」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  ほかございませんか。 

 

(「なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  休憩いたします。 

 

   午前11時00分 休憩 

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   午前11時15分 再開 

 

○議長(上田浩志君)  再開いたします。

  次、6款農林水産業費、7款商工費及び8款土木費、91ページから101ページまでであります。 

 質疑ありませんか。 

 

(「なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  次、9款消防費、10款教育費及び12款公債費等、102ページから122ページまでであります。

 質疑はありませんか。 

 石崎久次議員。 

○石崎久次君  12款公債費、111ページになります。今回公債費、1年間で補正を組まれ、減ってはおりますが、236,0936,000円が市債の返済に充てられるとは思いますけれど、この中で歳入の中も関係あるわけですけれど、市債を発行して市債の返還をする、自転車操業みたいなもんですけれど、今回1年間で今の時点で1億7,5296,000円市債残高がふえるわけでありますが、今のこの八幡浜市の現状を見ますと、10年合併が済みまして、合併特例も減ってくる、大体7割は補完されるであろうと言われますけれど、今までの中で6億円ぐらいあったものが、7割となりますと1億8,000万円減るとします。それと、国勢調査がなされまして、八幡浜市は多分3,000人ぐらい減っていると、そうなると1人当たり10万円ぐらい減ってくるんではないか、合計3億円、合計しますと4.8億円ぐらいの今後歳入見込みが減ってくるわけでありますけれど、この公債費の中で支払いと歳入、入ってくる分と出ていく分で、将来に負担をかけないということでありますが、どうしてもいろんな事業を行うと仕方ないのかなという気もありますけれど、やはり発行する市債残額を減して、今までどおりの毎年の払いをしていかないと、将来の人たちに禍根を残す、負担をさせるという形になってくると思いますが、その辺について今回も、今年度というかこの12月議会に出てますこの数字からどう判断されておられるのか、お伺いしたいと思います。

○議長(上田浩志君)  副市長。 

○副市長(橋本顯治君)  少し御質問の趣旨を整理したいんですけれども、ここの出ている公債費というのは、過去に借りた借金を返すための公債費ということでよろしいですね。それは、10年前、20年前に借りた分が現在ここに至って、その公債費を返すに当たっては7割なり、それなりの地方交付税の措置があると、その中でこの金額が出ているということで、それは御理解いただいてます。趣旨としては、今後、じゃあ合併特例債もありますけれども、これをふやさないようにするためにどうするのかと、そういう趣旨の答弁でよろしいですかね、はい、わかりました。

○議長(上田浩志君)  総務企画部長。 

○総務企画部長(中榮忠敏君)  今回の補正の原因でございますが、まず元金にそれぞれ増と減、トータルで1,0545,000円の減額となってますが、これは26年度に実際に借り入れましたが、それが本年の5月ぐらいが一番多く借りてます。ということで、当初予算を組んだ段階では見込みの率で組んでます。実際に借り入れた利率に基づいて今回見直しをしたというのがまず1件ございます。

 もう一点が、過去に借り入れておったものが、例えば10年経過した段階で利率を見直しますという契約がございます。それに基づいて見直した結果、率が下がったということで、それに基づいた利子の見直し等を行ったというのが今回の原因でございます。

 それと、借り入れの残高と当該年度に新たに借り入れを起こすその起債の考え方でございますが、これは先般の一般質問でもお答えしましたように、市の基本的な頭にあるものは当該年度に支払いをする元金の額を超えない額の借り入れを目指しておるというのが基本原則でございます。ただ、投資的事業、大きなものをやりましたら、どうしても補助金等がなければ合併債、過疎債等の起債の発行をせざるを得ませんので、年度によればどうしても借り入れる額のほうが多くなってしまうというのはいたし方ない部分はあろうかと思います。

  ただ、市全体の考え方ではそういうふうなことを念頭に置いた財政運営をこれまでもしており、今後もそれは外すことはないというふうなことで思っております。 

○議長(上田浩志君)  財政課長。

 ○財政課長(藤堂耕治君)  今部長からも答弁ありましたように、起債残高につきましてはなるべくふえないように、毎年の元金償還金と公債費の関係を整理しながらやっております。

 ただ、必要な事業については実施していかざるを得ないわけで、そのために市としては市の負担を極力少なくするように、例えば補助金であったり、過疎債、辺地債、合併特例債等優良起債を用いるように極力やっているつもりでございます。

 確かにその起債の残高をふやさないということであれば、今財調基金も30億円ぐらいありますので、その基金などを使っていけば当然起債残高はふえませんが、それはあくまで起債でも一般単独事業、いわゆる交付税措置のないものを借りる場合については基金を持つことによる受取利息と起債を借りることによる支払い利息、それを比べたら今財調基金は0.045%ぐらいで低い利息なんで、当然起債を借りたら公的資金でも0.4%から、高いもので1.2%ぐらい要りますので、仮に交付税措置のない一般単独の起債等借りるとしたら、そういう話にはなると思います。

 ただ、今八幡浜市では、過去には確かに交付税措置のない一般単独事業債等も借りておりましたけど、今はもう原則としてそれは借りておりません。ですので、簡単に言うと、過疎債であれば70%の後年度元利償還に対する交付税措置があります。辺地債であれば80%の元利償還に対する交付税措置がありますので、実質的には7割の補助金、8割の補助金、市の負担は30%、20%ということになりますので、やはり必要な事業については、補助金を取り、必要な優良債を使ってやっていくということで、確かに見た目の起債残高はふえますけれども、実質的な意味ではそんなにふえておりません。 

 例えば、ちょっと今数字出ませんけれども、一般会計、特別会計、企業会計合わせまして起債残高が400億円近くあったと思うんですけれども、その中には100%交付税措置される臨時財政対策債、減税補填債、それ以外にも今申し上げましたように過疎債や辺地債、合併特例債、過去の事例でしたら地域総合整備事業債など、70%であったり、50%であったり、80%であったりが将来元利償還金で交付税措置される起債の分も同じ起債残高に入っておりますので、実質的な意味ではもう200億円は切ると、400億円近くの起債残高ありますけれども、本来市が負担をしなければならない実質的な意味では200億円は切るというのが実情で、そういう方針でやっております。

 以上です。 

○議長(上田浩志君)  石崎久次議員。

○石崎久次君  今の説明で、昔はこういう補助がない部分を使ってたけれど、今はもう有利な起債を利用してやってるから、実際の見かけの数字は一緒ぐらいだけれど、内容は年々、例えば補助金が後で出てくるから少なくなっていきよるんですよという話を、ある程度のところで、いろんなところで言っていかないと、我々表面の数字しか見ていない人間はまたふえてるじゃないかという、そういう気になりますので、ある程度のところで、例えば毎年の決算のところで実際の基金残高が将来的にはこれぐらいになりますよと、今年度でと、そういうものも出していただければ、将来のある今の市民の方々に聞かれたときにでも市の財政はどないなってるんぞと言われたときにはっきりと答えることができますので、そういうものも出していただきたい。 

 ただ、今課長のほうから、じゃあ実質残高200億円ぐらいですよと言われましたけど、普通考えて年間運用する一般財源が200億円しかないのに、200億円借金があれば普通の会社であればまずだめなんですよね。借りかえ、借りかえをしよる状況でないと運営できない。やっぱり200億円の収入がある一般会計の中で起債を起こさずにそれで返還していく、これが本来は優良だと思います。ですから、これが普通の関係というか、会社で言えば普通に返しているから、銀行なんかもこういう地方公共団体だから認めてるんですけれど、一般の企業であれば200億円借金があって、200億円しか仕事がやってなくって、例えばその中で20億円返しながら20億円借りてたら、貸し付けは普通の企業であればしてくれません。 

 こういう考え方を行政の中にも持っていただいて、将来的に若い人たちにバトンタッチしていく上では、私たちの知恵と努力でこれぐらい減りましたよというものをきちっと行政としてはそういう方向に進んでいただけるように、なかなかそうなると事業が厳しいかなということもわかりますし、将来的に言うと先ほど言うたようなもうすぐわかってるだけでもお金が、歳入が減ってくるというのもありますんで、その辺は知恵の使いどころだと思いますが、努力をしていただくことを要望して、私の質問を終わります。

 議長(上田浩志君)  副市長。 

○副市長(橋本顯治君)  石崎議員と認識を共有する部分とそうでない部分があるんですけれども、後世、後の世代に何を残すかということですけれども、今現在フェリー桟橋の耐震工事やりますし、後の世代にある程度のインフラを残しておかないと、もちろん高速道路さえまだつながってない状況がありますので、このような中で国の財政が1,000兆円の赤字があるわけですから、国の今のような地方交付税の制度がいつまで続くかわからない。おまけに起債制度もそんなに戻りがいつまでもあるかどうかわからない。そのような中で、全体をよく見ながら、上手に起債を使って大事なインフラを後世に残すということが一つの考えですので、今石崎議員が言われた点も踏まえながら、バランスをとってやっていく必要があると思います。 

○議長(上田浩志君)  ほかございませんか。 

(「なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  次、第2条債務負担行為の補正及び第3条地方債の補正並びに歳入の全部、49ページから67ページまでであります。

 質疑はございませんか。

 石崎久次議員。 

○石崎久次君  67ページ、市債に関しまして、多分私たちには今回のときに初日に説明がなかったのでお伺いしますけれど、過疎債から合併特例債に切りかわっているのが結構あると思うんですが、本来両方とも有利な起債ではありますが、過疎債のほうが有利な起債であるというのは皆さん御存じのとおりだと思います。なぜこういう形で有利な起債から、有利な起債と言っても100%から95%ですけれど、そこにかわった要因は何であるのかをお伺いしたいと思います。 

○議長(上田浩志君)  財政課長。 

○財政課長(藤堂耕治君)  お答えします。過疎債から合併特例債へ予算を今回組み替えている理由についてお答えをします。

 過疎債については、毎年県内各市町から要望額がございます。そして、国から県に配分される額より県内各市町からの要望額のほうが上回っているため、毎年申請をしても10%程度は1次申請でカットされております。これは他の市町においても同じです。過疎債については、県から事業別ではなく、全体枠で配分されるため、カットされた分の財源を構えるために合併特例債で説明のつく事業については合併特例債に振りかえて、2次申請で起債の同意を得ようとするものです。 

 過疎債と合併特例債の違いは、今議員からも御説明ありましたが、交付税措置はともに70%で同じなんですが、起債充当率が過疎債は100%、合併特例債は95%であるため、過疎債のほうが若干ではありますが、有利であるため、市としてはまず過疎債を優先的に充当するようにしているところです。 

 以上です。

 

○議長(上田浩志君)  ほかございませんか。  

(「なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  次、議案第86号 平成27年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第2号)の全部、123ページから144ページまでであります。

  質疑はありませんか。  

(「なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  次、議案第87号 平成27年度八幡浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)の全部、145ページから160ページまでであります。

 

 質疑はありませんか。 

(「なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  次、議案第88号 平成27年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第3号)の全部、161ページから185ページまでであります。

  質疑はありませんか。  

(「なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  次、議案第89号 平成27年度八幡浜市介護サービス事業特別会計補正予算(第1号)の全部、187ページから201ページまでであります。

  質疑はありませんか。  

(「なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  次、議案第90号 平成27年度八幡浜市簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)の全部、203ページから221ページまでであります。

 質疑はありませんか。  

(「なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  次、議案第91号 平成27年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)の全部、223ページから243ページまでであります。 

 質疑はありませんか。  

(「なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  次、議案第92号 平成27年度八幡浜市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計補正予算(第1号)の全部、245ページから258ページまでであります。 

 質疑はありませんか。  

(「なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  次、議案第93号 平成27年度八幡浜市港湾整備事業特別会計補正予算(第2号)の全部、259ページから268ページまでであります。 

 質疑はありませんか。  

(「なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  次、議案第94号 平成27年度八幡浜市水道事業会計補正予算(第1号)の全部、269ページから281ページまでであります。

  質疑はありませんか。 

(「なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  次、議案第95号 平成27年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(第1号)の全部、283ページから302ページまでであります。 

 質疑はありませんか。  

(「なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  これをもって質疑を終結いたします。 

 ただいま議題となっております21件については、お手元に配付してあります議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 

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○議長(上田浩志君)  日程第4 報告第30号 専決処分の報告について(訴えの提起について)及び報告第31号 専決処分の報告について(訴えの提起について)、以上2件を一括議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

  総務企画部長。 

○総務企画部長(中榮忠敏君)  別紙で配付をいたしております、まず報告第30号 専決処分の報告について御説明をいたします。 

 市立八幡浜総合病院診療費等請求事件として裁判所に支払い督促の申し立てを行ったところ、相手方から督促異議の申し立てがあり、民事訴訟法の規定により訴訟に移行することから、地方自治法の規定により議会において指定されている事項について専決処分いたしましたので報告をするものです。

 次のページになります。

  専決第21号 訴えの提起についてであります。

  請求事件の相手方に対し、平成271113日に八幡浜簡易裁判所へ支払い督促の申し立てを行ったところ、1130日に督促異議の申し立てがあったことから、民事訴訟法第395条の規定により支払い督促の申し立て時に訴えの提起があったものとみなされ、地方自治法の規定に基づき12月4日に専決処分を行ったものであります。 

 相手方への請求内容は、市立八幡浜総合病院診療費等滞納金2万9,380円、それに伴う遅延損害金及び裁判所申し立て手続費用の支払いを求めるものでございます。 

 次に、これも別紙でございます。 

 報告第31号 専決処分の報告について御説明いたします。 

 市立八幡浜総合病院診療費請求事件として裁判所に支払い督促の申し立てを行ったところ、相手方から督促異議の申し立てがあり、民事訴訟法の規定により訴訟に移行することから、地方自治法の規定により議会において指定されている事項について専決処分いたしましたので報告をするものでございます。 

 専決第22号 訴えの提起についてであります。 

 請求事件の相手方に対し、平成271113日に大洲簡易裁判所へ支払い督促の申し立てを行ったところ、1130日に督促異議の申し立てがあったことから、民事訴訟法第395条の規定により支払い督促の申し立て時に訴えの提起があったものとみなされ、地方自治法の規定に基づき12月4日に専決処分を行ったものであります。

  相手方への請求内容は、市立八幡浜総合病院診療費滞納金4万4,020円、それに伴う遅延損害金及び裁判所申し立て手続費用の支払いを求めるものでございます。 

 なお、お二人とも督促異議の申し立ての内容でございますが、市のほうは一括で返済を求めておりますが、お二人とも分納でお願いをしたいという内容でございます。

  以上です。

 

○議長(上田浩志君)  これより質疑に入ります。

 質疑は適宜区切って行います。 

 まず、報告第30号 専決処分の報告について(訴えの提起について)、質疑はありませんか。 

 

(「なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  次、報告第31号 専決処分の報告について(訴えの提起について)、質疑はありませんか。 

 

(「なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  これをもって質疑を終結いたします。 

 この2件は承認を要しない報告でありますから、この程度で審議は終わります。

 ○議長(上田浩志君)  山本儀夫議員。

 ○山本儀夫君  ただいま報告第30号及び報告第31号が議事を進行されまして、この報告につきましては終了をした由でございます。 

 私だけかもしれませんけれども、最近特にこの専決処分、そしてまた訴えの提起が、何かしらこの別紙で配られてくるのが非常に多いような気がしてなりません、私だけかもしれませんけれども。あえてお尋ねをいたしたいと思いますので、お許しを、議長、お願いいたします。

 専決処分は専決処分で自治法で定められてのっとってやっておられますけれども、訴えの提起がここ数年で何件あったのかなというのをお尋ねをいたします。 

○議長(上田浩志君)  休憩いたします。  

   午前11時39分 休憩 

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   午前11時42分 再開

  

○議長(上田浩志君)  再開いたします。 

 総務企画部長。 

○総務企画部長(中榮忠敏君)  お答えをいたします。

  債権管理室が発足して以降、これまでで18件を訴えの提起として提案させていただいております。 

○議長(上田浩志君)  山本儀夫議員。 

○山本儀夫君  そこで、ちょっとお尋ねと私の苦言を呈しておきたいなと思いますのは、訴えの提起はそれぞれ権利、権限がそれぞれにございますので、それは万やむなしかなというふうには思います。 

 ただ、最近、職員の不祥事、いわゆる事故等が少し、交通事故等も含めてですけど、非常に何かしら私は随分多くなってきとるんじゃないかなあという感覚を受けましたもので、あえて質疑をさせていただきました。そのうち、今部長のほうから18件ですか、訴えの提起というのが、訴えの提起は訴えの提起で、そのうち事故処理等のいわゆる職員の事故等を含めたものが何件ありますか。

○議長(上田浩志君)  総務企画部長。 

○総務企画部長(中榮忠敏君)  今ほど申しましたのは債権管理室として取り扱っておる私債権に対してのことですんで、職員の交通事故云々の話はこの分とは全然別のことで、あれは損害賠償の額の確定と和解ということでの話ですんで、職員の交通事故を起こしたこととは今の話、訴えの提起の件とは別の部分でございます。 

○議長(上田浩志君)  山本儀夫議員。

 ○山本儀夫君  そこで、さらに部長にお尋ねしますが、私はこの時間をとらせていただいたのは、いささか職員の事故あるいは不祥事等が少し規範がたるんでいるのではないかな、緩んでおるのではないかなという感覚を受けましたもので、この時間をとらせていただきましたが、職員の不祥事という言葉は適切じゃないかもしれませんが、事故等が起きたのは何件でしょうか。 

○議長(上田浩志君)  休憩いたします。

 

   午前11時44分 休憩 

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   午前11時50分 再開 

 

○議長(上田浩志君)  再開いたします。 

 総務企画部長。

○総務企画部長(中榮忠敏君)  ここ数年の合計については後ほどまた御答弁させていただきたいと思います。 

 私の覚えている範囲では、ことしの愛宕山トンネル事故、5月にあった件と、去年、農業委員会の職員が大洲市で起こして損害賠償の額の確定等の報告をさせていただいたことがございます。

 それと、そういう事故を起こした職員に対する処分の考え方でございますが、市のほうでは市職員の起こした交通事故等に対する懲戒処分等の基準を定める規則と、この中身に基づきまして交通規則を違反しておったかどうか、それと相手方に物損だけではなしに人身等もあった場合には、それぞれの規則に定めるところによりまして処分を下しており、今回の愛宕山の事故を起こした職員につきましても、今回の議会での報告が終わりましたら、今年中には処分したいというふうに思っております。 

 それと、事故対策でございますが、公用、私用を問わず、正職員、臨時職員、嘱託職員全て含めて、何らかの軽微な事故であっても総務課のほうに報告せよというふうに周知をしておりまして、これにつきましてはほぼ100%に近い形であろうと思いますが、市長までその報告を決裁を仰いでおります。

  それと、職員に対する研修でございますが、やはりどうしても何らかの形の研修は必要であるということで、過去も警察署の交通課のほうから来ていただいて、交通法規等についての研修を行いましたが、今年度から新たな試みとして新規採用した職員と役所に採用して一定年数がたっておるということで、35歳の職員を対象に教習所のほうへ公費で行かせております。それが何をしておるかといいますと、運転技術の講習ということで、教習の先生を横に乗せて実際に運転をして、教習の先生から具体的にこういうところが直すべきところがあるみたいなことの問題点を提起をいただいており、本人からも参加した職員から感想としては自分の運転を見直すよい機会であったとか、ふだん意識をしていないことについての指摘があって、非常によかったというような声を聞いており、これは数年続ける必要が、これからも続ける必要があると思います。こういうことを契機に少しでもそういう自己防止啓発に努めることができればなというふうに思っております。 

 以上です。 

○議長(上田浩志君)  山本儀夫議員にお伝えします。

 4回目の質問ということでございますが、1回質問と答弁がかみ合わなかったということで、3回目として許します。 

○山本儀夫君  あえて御許可を賜りまして恐縮をいたします。ありがとうございました。 

 ただいま総務企画部長のほうから御答弁がございました。それに対しまして、私常日ごろ考えておりますのは、コンプライアンス、いわゆる法令遵守を持ちつつ、もう少し、もっと緊張感を持って市民に対して事に処していただきたいことを要望をしておきたいと思います。ありがとうございました。

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○議長(上田浩志君)  日程第5 請願第24号 政府による米価下落対策を求める請願書、請願第26号 国民生活の安全・安心を支える国の行政機関等の体制・機能の充実を求める請願書、請願第28号 安全・安心の医療・介護の実現と夜勤改善・大幅増員を求める請願書ないし請願第31号 TPP交渉「大筋合意」は撤回し、調印・批准しないことを求める請願書、以上6件を一括議題といたします。 

 ただいま議題となっております請願6件については、お手元に配付しております請願文書表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。 

 お諮りいたします。

 議事の都合により、明10日から17日までの8日間は休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

  

(「異議なし」と呼ぶ者あり) 

 

○議長(上田浩志君)  御異議なしと認めます。よって、明10日から17日までの8日間は休会することに決しました。

 

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○議長(上田浩志君)  これにて本日の会議を閉じます。 

 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 明10日から17日までの8日間は休会であります。 

 なお、本日及びこの休会中に各常任委員会を開き、先ほど付託いたしました案件の審査を行うことになっております。 

 各常任委員会の開催日時と場所をお知らせいたします。

 総務委員会は本日9日午後1時30分から、民生文教委員会は10日午前10時から、産業建設委員会は11日午前10時から、開催場所は全て第1委員会室で開催いたします。 

 1218日は午前10時から会議を開き、委員長報告、報告に対する質疑、討論、採決等を行うことになっております。 

 

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○議長(上田浩志君)  本日はこれにて散会いたします。 

 

午前11時56分 散会


 

 

 

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