「八幡浜市学校再編整備第二次実施計画(案)」に対するパブリックコメントの回答

2018年2月26日

 去る平成29年9月27日から10月27日にかけて、市民に対しパブリックコメントを募集し、3名の方が意見を寄せられました。意見の内容と回答は下記の通りとなっております。ご意見を寄せられた皆様に対し、御礼申し上げます。

 

寄せられた意見・質問の要旨 市の考え方

 ○市内中心部小学校2校の統合について

(1) 2校の距離を考えると多くの子どもたちは徒歩での通学になると推測しますが、校区外からの通学は多くの負担を子どもたちに6年間背負わすことになります。(特に低学年には過酷)市街道路状況の安全面や防犯面からも小学生の通学距離は短くあるべきだと思います。

 

 

 

(2) 「八幡浜市が目指すべき現実的な学校の規模」については賛成できますが、理想に近い児童数の学校がなぜ統合しなければいけないのでしょうか。
小規模校のメリット以上にデメリットを主張されるのであれば、近距離校のメリットを生かして連携を強化し、合同学習・合同行事等を行い、交流を深めていけばよいのではないでしょうか。これからの地域の子ども達のためにも可能な限り学校数を減らさないですむ方法を考え、統合は最後の手段とすべきだと思います。

 

 

 

 

(3) 今回の市内中心部2校の統合は、子どもたちのより良い教育環境を考えた合併というよりは、幼稚園・保育所問題解消のための急ぎ過ぎている合併に思えてなりません。

 

 

 

 

 

 江戸岡小の校区は中学生になると、3校の中学校へ分かれて進学するなど校区が複雑に入り組んでおります。今回の実施計画では、児童の負担も考慮して、例えば現在の江戸岡小校区から千丈小校区への通学区域の見直しも含め検討する予定です。また、交通量の多いフジ交差点の通過もあることから、安全面・防犯面からも十分配慮いたします。

 

 ご意見の理想に近い児童数の学校とは、江戸岡小学校を指していると思われます。今回の統合計画は、江戸岡小学校を市の社会福祉関係の複合施設として有効活用を図りたいという計画からスタートしています。松蔭小学校への統合については、教室数や運動場の広さ、両校とも将来的に児童数が減少することも勘案し、計画を策定しています。
八幡浜市では、中学校区を中心にブロック別研究体制をとっており、今後も小学校間の合同授業、自然の家や修学旅行の合同実施など、交流を進めていきます。

 

 市内の3保育所(千丈、神山、愛宕)の建物の耐用年数が限界に近づいており、保育所の建替えは喫緊の課題です。将来的に市のビジョンを考えたときに保育所、幼稚園、児童センターが入る社会福祉関係の複合施設に集約した方が、乳幼児や保護者にとって有効な施設となると考えています。

○江戸岡小の松蔭小への統合について
 統合するのであれば、人数の多いほうを残すべきではないか。児童数の推移を鑑みて、ゆくゆくは千丈小も統合となることを考えたら、地理的にも江戸岡小を残すほうが妥当だと思う。どうしても江戸岡小より松蔭小を残したいのであれば、その理由を明確に示してほしい。

 

 現在の計画では千丈小は統合校(長谷小、川之内小)であり、2回の統合は児童・保護者に負担をかけますので、現段階では再度の統合は考えておりません。また、将来的に両校(江戸岡小、松蔭小)の児童数はかなりの減少が予想されますが、現段階で統合を考えた場合には、江戸岡小では教室数が不足します。松蔭小なら敷地も十分あり、校舎の建設もできますので、松蔭小への統合の結論になりました。

○「望ましい学校規模」について
(1) 「望ましい学校規模」を市が定めるのはまだ解ります。しかしそれはそれとして、そのために市内全ての小規模校を統廃合して消すというのはやりすぎです。小規模校には小規模校、そしてそこを取り巻く環境の良さがあり、それを求める人が、いわゆる山村留学として田舎の学校をわざわざ選ぶケースもあります。それだけの魅力が小規模校にあることを示す事例としては、島根県津和野町の左鐙小学校において、廃校寸前の同校を守ろうと、他ならぬ同校生徒の人がクラウドファンディングを立てあげて資金を募り、またそれに応じた多くの人々が資金を提供した例があります)。
そのような需要があるのならば、小規模校への通学を選択肢として残す必要があるのではないでしょうか。今年8月10日の市長を囲む会にて「日土小学校は国の重要文化財に指定されており統合する予定はない」とのご発言があったようですが、それならば、同校へ市内のどこからも通えるように「八幡浜市立学校の通学区域に関する規則」を早急に改正する旨を明文化すべきですので、ぜひそのようにお願いします。

 

(2) 「指定校に希望する部活動がない場合は、ある程度柔軟な対応を図ります」とありますが、部活動に関してまず対応すべき事柄は、本県南予地方に広く蔓延している生徒への部活加入の強制を、八幡浜市内の中学校だけでもまず取りやめさせることではありませんか。今後、本市内中学生の通学手段の多くが徒歩や自転車などでなく、生徒自分の都合で左右できないバス通学になってしまうからこそ、授業時間終了後の時間の使い方には生徒自身の裁量が広く許されるべきです。各学校校長に部活強制に係る校則などの改廃を任せていては、今後いつまで待ったところで部活加入の任意化はなされないでしょう。故に、この計画案の中において「従来の各中学校に残る、部活動加入の半強制性は確実に撤廃し、生徒の自由意思を尊重する」旨を入れるべきだと考えます。

 

(3) 将来的に中学校を一校にした場合、そこが生徒に合わなければもう在宅で学習を進める他ないわけですが、その場合に在宅で学習を進めるための制度の拡充を行う旨も明文化すべきです。

 

 

 小学校の統合を考えた場合、複式学級のある小規模校は統合の対象にしております。しかしながら、通学に時間がかかる等の地理的条件が不利なところは十分検討する必要があります。また、通学区域の緩和については教育委員会で議論し前期計画期間内に具体的な方向性を示す考えです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今回は学校の再編についての計画となっておりますので、部活動の在り方については、今後教育委員会で議論したいと考えております。
 なお、各校とも部活動については全員参加を原則としていますが、強制するものではなく、個人の身体的理由や様々な実態に応じて柔軟に対応すべきと考えています。また、学校の規模にもよりますが、運動部以外で生徒のニーズに応じた部を設置している学校もあります。
さらに、通学支援については部活動等に対応ができるよう復路は2便運行を予定しております。

 

 

 今回は学校の再編についての計画となっておりますので、統合によって生じると思われる課題については、今後教育委員会で議論したいと考えております。

 

  

 貴重なご意見、ありがとうございました。

 

 

お問い合わせ

学校教育課
庶務係
電話:0894-22-3111
ファクシミリ:0894-36-2922