平成31年八幡浜市議会2月臨時会会議録第1号

公開日 2019年04月26日

平成31年八幡浜市議会2月臨時会会議録第1号

 

議事日程 第1号

 

平成31年2月6日(水) 午前10時開議

第1
会議録署名議員の指名

第2
会期の決定

第3
報告第1号 専決処分の報告について(市道四国山参道線において発生した車両破損事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)
      (提出者の説明、質疑)
第4
議案第1号 (仮称)文化活動センター建設工事(設計・施工)請負契約の締結について
  (提出者の説明、質疑、討論、採決)
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本日の会議に付した事件

日程第1
会議録署名議員の指名

日程第2
会期の決定

日程第3
報告第1号

日程第4
議案第1号
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出席議員(15名)       

  1番  高  橋  時  英  君
  2番  遠  藤     綾  君
  3番  菊  池     彰  君
  4番  西  山  一  規  君
  5番  佐 々 木  加 代 子  君
  6番  竹  内  秀  明  君
  7番  平  家  恭  治  君
  9番  石  崎  久  次  君
 10番  樋  田     都  君
 11番  新  宮  康  史  君
 12番  上  田  浩  志  君
 13番  井  上  和  浩  君
 14番  宮  本  明  裕  君
 15番  山  本  儀  夫  君
 16番  大  山  政  司  君
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欠席議員(1名)

  8番  河  野  裕  保  君
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説明のため出席した者の職氏名

 市長          大 城 一 郎 君
 副市長         橋 本 顯 治 君
 教育長         井 上   靖 君
 総務部長        新 田 幸 一 君
 企画財政部長      今 岡   植 君
 市民福祉部長      舛 田 昭 彦 君
 産業建設部長      菊 池 司 郎 君
 総務課長        藤 堂 耕 治 君
 政策推進課長      垣 内 千代紀 君
 財政課長        井 上 耕 二 君
 建設課長        宮 下 研 作 君
 生涯学習課長      小 野 嘉 彦 君
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会議に出席した議会事務局職員

 事務局長        菊 池 和 弥 君
 事務局次長兼議事係長  田 本 憲一郎 君
 調査係長        堀 口 貴 史 君
 書記          楠   政 道 君
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   午前10時00分 開会       
○議長(新宮康史君)  それでは、皆さん、おはようございます。
 ただいまより平成31年第1回八幡浜市議会臨時会を開会いたします。
 市長から今議会招集の挨拶があります。
 市長。
〔市長 大城一郎君登壇〕
○市長(大城一郎君)  開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 本日、平成31年第1回市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御多忙のところ御参集賜り、厚くお礼を申し上げます。
 本臨時会におきましては、(仮称)文化活動センター建設工事(設計・施工)請負契約の締結についての1議案のほか報告1件について御審議をいただくものでございます。
 議案の内容につきましては、後ほど御説明いたしますが、何とぞ慎重審議賜りまして、御賛同いただきますようお願い申し上げます。
 なお、本会議終了後、市議会協議会を開催いただきまして、給食の異物混入の分析結果と今後の対応についての1件について御説明申し上げ、議員の皆様の御理解を賜りたいと存じますので、よろしくお願いいたします。
 以上、申し述べまして、招集の御挨拶とします。
○議長(新宮康史君)  それでは、議長において、この際、諸般の報告を行います。
 12月定例会閉会後における諸般の報告については、お手元に配付いたしております報告書をもってこれにかえます。
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○議長(新宮康史君)  これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
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○議長(新宮康史君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、議長において2番 遠藤 綾議員、15番 山本儀夫議員を指名いたします。
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○議長(新宮康史君)  日程第2 会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 今期臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君)  御異議なしと認めます。よって、会期は本日1日と決定いたしました。
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○議長(新宮康史君)  日程第3 報告第1号 専決処分の報告について(市道四国山参道線において発生した車両破損事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について)を議題といたします。
 提出者の説明を求めます。
 産業建設部長。
○産業建設部長(菊池司郎君)  議案書1ページをお願いします。
 報告第1号 専決処分の報告について御説明します。
 3ページをお願いします。
 専決第1号 市道四国山参道線において発生した車両破損事故に係る相手方との和解及び損害賠償の額の決定について、地方自治法第180条第1項の規定により平成31年1月21日に専決処分しましたので、同条第2項の規定によりこれを報告するものです。
 今回の専決処分は、平成30年11月30日午前10時ごろ、八幡浜市広瀬4丁目1291番地1地先の市道四国山参道線において、道路路面上に発生していた陥没穴に、走行していた相手方車両の右前輪が落下し、同車両に損害を与えたため、国家賠償法第2条第1項の規定に基づきその損害を賠償するもので、相手方車両の修理損害額のうち8万4,497円を市の負担として示談書の締結を行い、損害賠償額が決定したものです。この事故における過失割合は、相手方が5割、市が5割です。
 なお、この損害賠償は道路賠償責任保険で全額補填をされます。
 以上でございます。
○議長(新宮康史君)  それでは、これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
 山本儀夫議員。
○山本儀夫君  1点だけ確認をしておきます。
 ただいま専決第1号、相手方は富士タクシー、こちらのほうの市のほうの状況はいかがであったのかを確認しておきたいと思います。
○議長(新宮康史君)  建設課長。
○建設課長(宮下研作君)  市のほうの対応としまして、安全処置をするまでのへこみがなかったというところで、安全処置をしておりませんでした。その後、状況を見ながら修理補修をしていかなければいけないところを放置していたために、被害の穴が大きくなって事故が生じたというところです。
○議長(新宮康史君)  山本儀夫議員。
○山本儀夫君  わかるようなわからんような話のがやが、もう少し説明を正しくしていただけないかなと。こちらのほうの市のほうのドライバーは男性、女性。
   (「違うで」と呼ぶ者あり)
 関係ないとや、陥没ということではあるんですけれども、状況下において、事故の状況が頭の中で整理ができづらいんですけれども、もう少しあなたの説明と、私の理解が少しできないので、恐らく副市長が手を挙げるやろうと思うんですけど、詳しく説明いただきたいと思います。
○議長(新宮康史君)  副市長。
○副市長(橋本顯治君)  簡単に申し上げると、市道に穴があいていて、そこに相手方の車がその穴ぼこに入って、車が損傷したということで、市の道路管理……
   (「相手方が」と呼ぶ者あり)
 相手方、ここに言う和解の相手方の車がその市道の陥没に入って、その車が損傷したということで、市の道路管理に瑕疵があったということで、その瑕疵割合が5割5割ということなんで、相手もある程度避けられる余地もあったのではないかというところで5割5割の責任になって、その分を見たということです。
○議長(新宮康史君)  山本儀夫議員。
○山本儀夫君  市道であるがゆえに市の管理上の問題が生じておるという理解でよろしいんでしょうか。
   (「そのとおりです」「で、よろしいですか」「はい」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君)  いいですか。
 ほかに。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君)  これをもって質疑を終結いたします。
 ただいま議題となっております報告第1号は承認を要しない報告でありますから、この程度で審議を終わります。
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○議長(新宮康史君)  日程第4 議案第1号 (仮称)文化活動センター建設工事(設計・施工)請負契約の締結についてを議題といたします。
 提出者の説明を求めます。
 生涯学習課長。
○生涯学習課長(小野嘉彦君)  議案書5ページをお願いします。
 議案第1号 (仮称)文化活動センター建設工事(設計・施工)請負契約の締結について御説明いたします。
 本件は、堀田建設グループ、建設構成員が堀田建設株式会社、設計構成員が新企画設計株式会社と、大任建設グループ、建設構成員が株式会社大任建設、設計構成員が株式会社鳳建築設計事務所の2者が入札に応募し、1月15日に入札提案書が提出され、1月23日にプレゼンテーションを行い、総合評価落札方式により落札者を決定しました。その結果、11億3,292万円で堀田建設グループが落札しましたので、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決を求めるものです。
 本日、参考資料としましてお手元に議案説明資料を配付しておりますので、そちらをお願いします。
 1ページに入札結果調書を載せております。一番下の入札価格の表をごらんください。
 予定価格は税抜きで10億5,000万円。入札価格は、堀田建設グループが予定価格より100万円安い10億4,900万円、大任建設グループが予定価格と同額の10億5,000万円、入札価格の差はほとんどなく、落札率は99.9%でした。
 中ほどの入札価格審査及び提案内容審査結果の表をごらんください。
 堀田建設グループが価格点400点中の400点、提案内容が600点中の482.3点、合計で882.3点。大任建設グループが価格点が399.6点、提案内容425点、合計で824.6点。入札の結果、堀田建設グループが落札者に決定しました。
 2ページをお願いします。
 工事概要です。
 2、工事期間は平成32年2月29日を完成予定にしています。
 6、工事概要の構造規模としまして、鉄骨鉄筋コンクリート造4階建て、延べ床面積2,499.96平米です。
 3ページに外観透視図、5ページ、6ページ、7ページに各階の平面図、8ページが配置図。
 9ページをお願いします。
 こちらが断面構成図です。
 2階、3階に中ホール、それ以外の施設は全て1階に配置されています。
 なお、本図面については業者からの提案であり、今後の協議により変更になる場合があります。
 続きまして、別にお配りしたA4の用紙をごらんください。
 文化活動センター建設事業審査委員会からの審査結果の報告書です。こちらをごらんください。
 中ほどに両グループの提案について審査内容が記載されています。
 堀田建設グループの評価された点は、ホール以外の全ての機能を1階に配置しているが、それぞれが非常にバランスよくまとめられ、わかりやすく使い勝手のよい設計となっている。3、利用者の利便性、親近感等の観点から1階にあることのメリットが認められた。4、建物全体がシンプルにまとめられている。
 懸念された点は、1、中ホールの座席と通路の配置について、さらに改善を要すると認められた。2、昨年の豪雨を踏まえ、実施設計に当たっては、浸水レベルを適切に想定することが必要であるとの見解が示されました。
 大任建設グループの評価された点は、1、2階に全ての機能を集中したことに独自性と工夫がうかがわれた。
 裏面をお願いします。
 2、上記と関連して、浸水被害に対して余裕のある設計となっている。
 懸念された点は、1、2階の各室の配置について、連続性、統一性、使い勝手等の観点からさまざまな懸念が示され、2、1階が事務所で、ほかの全ての機能が2階にあることについて、管理連絡上の懸念、3、2階に上がることを前提とすることから、使いやすさ、親しみやすさの点で懸念が示されました。
 以上、審査委員会の結果報告書の主な内容です。
 審査委員の採点結果は先ほど申し上げたとおりであり、6名の審査委員のうち5名の審査委員が堀田建設グループをよしとしております。報告の下に審査委員の名簿を載せております。
 最後に、非常に厳しい日程にもかかわらず、応募していただいた大任建設グループ並びに堀田建設グループに対しまして、心より感謝申し上げます。
 以上、説明を終わります。
○議長(新宮康史君)  それでは、これより質疑に入ります。
 質疑はありませんか。
 山本儀夫議員。
○山本儀夫君  若干お尋ねをいたします。
 (仮称)文化活動センター建設工事(設計・施工)概要を今、小野課長のほうから御案内がございました。
 まず1点目、3期目に大城市政が突入する前に、市長のほうはできるだけ市民会館の後を早く、ここを取り壊して次のステップに行きたいという御抱負が公約の中にもあったかのように記憶をいたしております。その際、私ども全員協議会のときにも、議事録には多分載っていないと思いますけれども、六、七億円あるいは五、六億円ぐらいでできるかなというような雑談的な話がありましたけれども、今回11億円という、この本市で10億円ということになりますと、大変多額なお金であるなと私は少なくとも感じております。
 そこで、お尋ねいたしますが、ここ数年2020によって人件費等々が高騰しておるというような話も伺っておりますし、当初の思いとどのくらい高額になったのかなという感想をお聞かせいただきたいのが1点。
 そして、教育長にお尋ねをいたします。
 委員の中に井上 靖教育長とあります。今回の建設工事(設計・施工)の委員のメンバーのお一人でありますし、これは教育行政の大きな館の拠点になるかなというふうに感じております。
 堀田建設グループが落札をされましたけれども、この原案図を見て感想をまずお聞かせいただきたいなと、このように思います。
○議長(新宮康史君)  市長。
○市長(大城一郎君)  市民の本当に期待を一身に背負った施設の建設がいよいよ始まろうとしておりますが、私も3期目スタートのときから市民会館の跡地を有効利用、有効活用して市民の方々、お子様からお年寄りまで誰もが集えるような場所にしたいという思いで、今回の市民会館跡地建設には携わってきたつもりであります。
 当初、金額のほうは明確には述べてなかったと思いますが、いろいろな施設、類似施設を全国でも視察をしてまいりました。そこで、八幡浜市にもこんないい施設があったらいいなというような施設もあったわけなんですが、そこで価格のほうを聞いてみますと、やはり10億円以上、15億円あるいは20億円といったような価格が聞かされたところでありまして、本当にそれだけするんだなという改めて自分で感じたところでもありました。
 今回、設計、施工ということで、設計を進めていく上で、やはり東京オリンピック2020、オリ・パラの時期も重なってきましたし、なかなか単価が上がってきた。それとともに、今回11億円という値段で落札がありましたが、今回のような図面を見て、皆さんおわかりになろうと思いますが、本当にすばらしい提案をしてもらったと思っております。この11億円にしましてもなかなか厳しい、業者としては厳しいというような意見もあるほどでありまして、この施設をつくる上ではこの値段、当初の思いからすれば若干上がったところがありますが、この値段でこれだけの施設ができるのなら、市民にとって喜ばれる施設になるんじゃないかなというふうに私は思っております。
○議長(新宮康史君)  教育長。
○教育長(井上 靖君)  審査委員にかかわらせていただきました。どちらのグループの設計も大変創意工夫に富んだものであったと思いますけども、堀田建設グループさんの案につきましては、1階に管理事務室、そして音楽練習室とか和室とかギャラリーとか、本当に使いやすい、わかりやすいような配置になっておりました。ただ、2階、3階のホールにつきましては、座席について先ほども課長が申しましたけども、若干修正をお願いすべきかなという点もありました。
 以上です。
   (山本儀夫君「簡単やのう」と呼ぶ)
○議長(新宮康史君)  山本儀夫議員。
○山本儀夫君  首長さんにお尋ねします。
 ちょっと角度を変えまして、現在八幡浜市が合併をいたしまして約13年余りになります。旧保内町にはゆめみかんという会館がございます。今回の文化活動センターという呼称は呼称として、それぞれの使い勝手と中身は少し違うのかなとは私も感じますけれども、果たして2つ要るのかどうかという原点からスタートいたしますと、市民の方々からも、なぜ八幡浜市に2つ要るのと、似たような施設が2つ要るのかというのが、非常に声なき声が上がってきたのも事実であります。
 当初、先ほどあなたが申し上げたような、これでできるのかなというのが、私の記憶では五、六億円から六、七億円程度かなというのが私の耳の中に残っておりまして、この値段でできるという、この価格でこれだけのものができればいいなと。いずれにいたしましても、要は市民が使いやすく、そして速やかに行ける、そして和みができる、いい形で早くあそこに足を運びたいな、こういった施設ができたなというのが、周知が、これから次々と恐らく姿があらわれてくると、市民も関心が深くなるのかなという感覚は私も受けております。
 そこで、先ほど11億円が高い安いは別といたしまして、この金額まで到達した、そして起債における、全額生銭ではありませんので、起債内容、いわゆる財源内容を、内訳をお示しいただきたい。そして、そのときに、あなたが報告する前に、利率が、いわゆる金利が幾らかかっとるのかも同時にお示しをいただきたい。そして、この施設の償還はいつまでというのがおおよそ出とると思いますので、そこの部分もあわせてお答えをいただきたい。
○議長(新宮康史君)  財政課長。
○財政課長(井上耕二君)  まず、財源のほうなんですけれども、国庫補助金が4億7,800万円。
   (山本儀夫君「ちょっと待って、ちょっとゆっくり言うて」と呼ぶ)
 事業費の……
   (「4億円」と呼ぶ者あり)
 済みません。
   (山本儀夫君「4億円なん」と呼ぶ)
 4億7,800万円。よろしいですか。
   (山本儀夫君「ああ、ええよ」と呼ぶ)
 起債のほうが6億3,370万円。これは合併特例債。
   (山本儀夫君「特例債」と呼ぶ)
 はい。こちらにつきましては充当率が95%で、交付税措置率が70%。
   (山本儀夫君「70」と呼ぶ)
 はい。そうです、はい。70%あります。それで、差し引きの一般財源が約4,000万円弱になります。
 それで、金利につきましては、まだこちらにつきましては金融機関、銀行に借り入れをするような形になると思いますので、確定ではないんですけども、大体0.3%。
   (山本儀夫君「0.3」と呼ぶ)
 程度を考えております。
   (山本儀夫君「6億円に対するやつやろう、その償還のやつは」と呼ぶ)
 それで、起債の交付税で充当されない部分と一般財源を含めた市の持ち出し分につきましては、大体2億円強。正式な数字じゃ出してないんですけれども、2億円を超える額になると思います。
   (山本儀夫君「生銭が2億円強ということやね」と呼ぶ)
 そうです、はい。
 期間につきましては、15年、3年据え置きの15年の償還期間で……
   (山本儀夫君「15年償還」と呼ぶ)
 はい、そうです。
   (「平均的な償還する率」と呼ぶ者あり)
 が0.3ぐらいです。金利は大体平均で0.3ぐらいで借り入れしておりますので、恐らくそのぐらいの金利になるんではないかとは思います。確定ではありません。
 以上です。
○議長(新宮康史君)  大山政司議員。
○大山政司君  1件お尋ねをいたします。
 予定価格が1億5,000万円、それから……
   (「10億円」と呼ぶ者あり)
 10億5,000万円、ほして大任建設が同じ10億5,000万円。億の金の入札で、入札と予定価格が同じような結果が今までに出たことがあるのかないのかをお尋ねいたします。
○議長(新宮康史君)  財政課長。
○財政課長(井上耕二君)  今回の入札につきましては、プロポーザル方式でされてますが、一般的な指名競争入札でありましたら、現在災害によって土木業者等が手いっぱいになっている状況で、落札した分につきまして100%に近い……
   (「100%もあるやろ」と呼ぶ者あり)
 100%もありますし、それに近い落札率99.5とかそういう高い落札率というのもございます。
 以上です。
○議長(新宮康史君)  大山政司議員。
○大山政司君  そこで、プロポーザル方式というのを簡単に説明をお願いいたします。
○議長(新宮康史君)  副市長。
○副市長(橋本顯治君)  非常に一般論で説明しますと、普通の入札でありましたら設計単価というのがあって、それが直接の工事費と間接の経費を足して全体の工事費をはじきます。その中で決められた予定価格があって、業者はその中で自分のところで積算して、その金額の範囲内でどのくらいでとるかということをやる。これが通例95とか96とか、場合によって100というそういうことがあります。
 今回はそういう設計書に基づいて積算した予定価格があるわけではありません。設計・施工プロポーザルは設計会社と施工会社がセットになって応募をしてきます。そして、市役所で示すのは、こんな建物でこういう機能のあるものをつくってください、おおむねの面積はこのくらいと、こんなことは9月議会の全協で御説明したんですけれども、それで上限の金額はこの程度ですということをお示しします。今回示したのが税抜きであれば10億5,000万円というのが市役所で示した、この金額以内で設計、積算してくださいねと、設計費も入れてというのが市役所の示した金額。ですから、先ほど市長もお答えしたように、今はとても建設状況が厳しい中で、両者ともに10億5,000万円ぎりぎりのところで応募してきたと、そういう状況であります。
○議長(新宮康史君)  大山政司議員。
○大山政司君  3回目でございますので。
 今までに入札価格と業者の入札が同じ金額があったということなんですが、具体的に何年何月、どこの工事が入札のあれと一緒やったのか、明らかにしていただきたい。
○議長(新宮康史君)  財政課長。
○財政課長(井上耕二君)  現在、資料を持っておりませんので……
   (大山政司君「何」と呼ぶ)
 後ほど資料を提供させていただきます。
   (大山政司君「資料ないのにどうしてあったやなんな言えるのよ。おかしいやねえか」と呼ぶ)
○議長(新宮康史君)  財政課長。
○財政課長(井上耕二君)  結果を見ておりますので、今資料にはありませんけれども、そういうことがあったということをお伝えしたということです。
 以上です。
○議長(新宮康史君)  ほかに。
 高橋時英議員。
○高橋時英君  済みません。4点ほど質問をしたいと思います。
 総合評価落札方式におきましては、平成17年4月、公共工事の品質確保の促進に関する法律の基本理念に基づきまして、透明性の確保、技術競争促進等への改善の効果を期待して適用拡大を図ってきたという歴史があります。
 しかしながら、総合評価の再点検ということで、国は何点か課題を上げました。その課題というのが、本質的な課題設定がされているかどうか、過度な技術提案が行われていないか、恣意的な評価は行っていないか、受発注者への負担が大きいのではないか、以上ですが、本件におきまして、今回市がこういった点の改善のための取り組み、気をつけた点があればお伺いをしたいと思います。これが1点目。
 2点目につきましては、稚拙な質問になるかもしれないんですが、設計業者につきましては、市内業者ではなく、松山の業者となっております。この点について、なぜ市外の業者なのかお伺いをします。
 3点目についてです。
 外構工事の中の駐車場につきまして、42台というふうに示されていますが、整備方針だったと思うんですけれども、50台から80台というふうな方針が出されていました。実際に42台で足りるのかどうか、その点のお考えをお伺いをします。
 最後、4点目でございます。
 追加工事の懸念についてなんですが、別紙の報告を見ますと、堀田建設グループさんのほう、懸念された点が中ホールの座席と通路の配置であるとか、昨年の豪雨を踏まえて、実施設計に当たっては浸水レベルを適切に想定することが必要であるというふうに書かれております。イコール、これを改善していくということは、今後工事費の増加につながるんではないかというふうなことを思う次第です。
 以上、4点について御説明をお願いします。
○議長(新宮康史君)  副市長。
○副市長(橋本顯治君)  先に私から答えられるところだけお答えをします。
 まず、駐車場につきましては、いろんな思いがあったんですけれども、建物に要求する基準と施設の面積、敷地の面積から言いまして、最終的な文化活動センター建設事業仕様書の中では、駐車場については40台から50台程度を確保すること、原則として平面駐車場とするが、これ以外の提案も可能であるというようなことで出しております。
 それから、市内の設計業者が入ってないということですけれども、これは10億円程度の仕事ということですので、40億円、50億円になると市の建設業者ではできませんけれども、議会の思いも踏まえて、市内の建築のA級の業者であればできるだろうということで、実際の募集に当たっては、市内のA級業者が中心になって、どこか別の設計会社とセットになって組んで、それで申し込んでくださいという条件設定にしました。だから、その設計会社をどこにするかについては、市内の基本的には建築のA級の業者がどこを選ぶのかということにかかわってくると思います。実際に設計するに当たっては、過去にこの程度のホールの設計実績があるとかというような条件もありますので、なかなか市内の設計業者ではこれは基本的に困難だということがあって、A級の業者が市外の方を選ばれたのかなという気がします。
 それから、1点目のところ、課題設定、過度な負担、それから何やったですかね……
   (「恣意的な評価」と呼ぶ者あり)
 恣意的な評価。
   (「あと、負担」と呼ぶ者あり)
 負担。
 この条件設定に当たっては、いろいろ議論をしまして、工期が短いことと、先ほどお話に出た2020年問題などで鉄骨なんかが非常に上がっているという状況を踏まえたときに、これできるかみたいな議論をして、その点が応募する業者にとって過度な負担にならないかと議論しましたけれども、一応応募していただける、この金額でやれるのかなみたいなところで、特に今言われた中では過度な負担というところを一番気にしたところであります。
 それ以外のところにつきましては、おおむねやれる範囲での課題設定とかというようなことで理解をしております。
○議長(新宮康史君)  生涯学習課長。
○生涯学習課長(小野嘉彦君)  最後の質問のこれからの金額がふえるのではないかという話ですが、ホールについては、審査委員の中で、今現在通路が2本しかないから、両サイドも要るんじゃないかということになると、かえって椅子をのけたり、壁を薄くしたりする方法があるかもしれませんので、それはふえる要素ではないのかなというのはあります。
 浸水についてもどこまでの浸水なのか、南海トラフの9メーターはクリアできないと思いますので、この前の7月豪雨の災害に対しては、市民図書館のあたりは浸水しませんでしたので、その辺も含めてなんですけども、これからはどういうふうに変わっていくかいけませんので、その辺はこれから詰めて、なるべく金額が上がらない範囲内で建物を浸水から守る方法を業者と協議していきたいと思ってます。
 以上です。
○議長(新宮康史君)  副市長。
○副市長(橋本顯治君)  今、生涯学習課長がお話ししたように、まず採用されたグループの設計で一番気になったのが、ホールの通路が2列しかなくて両側に通路がないと、これはちょっと使い勝手が悪いなと指摘がありました。このことについて、さらに中ホールの面積を両側に広げて通路をとると余分なお金が要ると思います。そんな中で、座席数が350席程度としてるんですけれども、経費の中でその部分を少し削るか、もしくはほかのところを削るか、いろんな中でできるだけこの金額の中でやっていきたいというようなところがあります。
 ただ、いろいろこれから使い勝手というのも含めて議論をしていきます。例えば、和室の面積がこの程度だけれども、ちょうど同じぐらいで割ってあるけども、少しどっちかを広くしたらどういうふうになるか、使い勝手の点からいろんな議論が出てくると思いますので、これからの議論の中で、もし余分なお金が要るということになれば、それはまた議会に御説明をして、いいものになるように、しかし過度なお金は要らないように、その辺のところを十分注意していきたいと思います。
○議長(新宮康史君)  高橋時英議員。
○高橋時英君  再質問します。
 1点目の負担の絡みの話なんですけれども、今後、先ほど始まる前にも話したんですが、工期がちょっとタイトになりそうだというようなお話がありました。これがイコール業者、当然市の担当者にも負担がかかってくるとは思うんですが、この点についてどのように対策を考えていくかというのが1点。
 次は、設計業者の話なんですけれども、十何億円という額ですから、それなりの事情もあるかとは思うんですが、やはり地元業者を育成するっていうことも大事になると思います。ですので、今後、この点に関して地元業者を育成するためにどのようなことを考えていかれるのか、そういうことをお伺いをしたいと思います。
 あともう一つ、駐車場です。
 移動手段のない方っていうのは、例えば旧保内町から臨時でバスを出しますよとか、それに乗って来られるとは思うんですが、そのときにバスがとまるような駐車スペース、これをとるとまた42台が減っていくのかなっていうふうにも思いますし、路上駐車ということもあるんでしょうけど、この点についてどのように対策を考えられておるか、それを伺います。
○議長(新宮康史君)  副市長。
○副市長(橋本顯治君)  工期につきましては、実際プレゼンテーションの中で工期についての感想をそれぞれの提案者から求めたんですけれども、やはり2月の末というのは厳しいという感想がありました。ただ、一応この条件で応募していただいてるので、基本的にやってもらわないといけませんよと話をしました。ただし、これは実際の現場のいろんな条件が出てきますので、もし出てこない、いけないときがあれば、またそれはその段階で相談したいし、工期に限らずこの工事に皆さん関心を持っておられるので、ある程度の時期にきちんと議会にはこんなふうに進捗してるんだということは報告させていただきたい。特に実際にこの工事をやる中では、市側と施工者側とで何回も何回も検討委員会を重ねて、実際の形に持っていく手続きがとれたらいいと思いますので、適宜議会には報告をさせていただきたいと思います。工期についてはそういうこと。
 それから、地元の設計業者の育成ということですけれども、今回のホールとそれからいろんなギャラリーが、施設につきましては、ホールの音響とかになるともう専門業者でないと太刀打ちできないのかとかありますので、ただ規模が大きいけれども、そんなに難しくないもの、例えば10億円とか15億円でも地元で設計できるようなものはありますので、こんなんは地元の、ただ地元の設計されるところはほとんど設計士1人でやっておられるところが多いので、地元でグループをつくって請けられないかみたいなことは過去にも1回試したことがありますけども、これは今の御意見を踏まえて検討していきたいと思います。
 それから、駐車場はとても悩ましいところですので、今の敷地の中で全てではなしに、バスもとめたいので、少し駐車場を拡張できないかということも検討していきたいと思います。
○議長(新宮康史君)  高橋時英議員。
○高橋時英君  3回目です。
 最後に、ここまで来たら、本件につきましては契約の締結に関する議決でもありますので、内容云々はとやかくは申し上げないんですけれども、同僚議員からも話があったんですが、市民にとって使いやすい、よりよい施設となりますよう祈念申し上げまして、私の質疑を終わります。
 以上です。
○議長(新宮康史君)  ほかに。
 西山一規議員。
○西山一規君  他の議員から質問がありましたので、質問したかったことがちょっと減るんですけれども、まず今回2者が応募されて堀田建設に決まったということでありますが、この2者になったという理由が今回いただいた資料からは読めないんですけども、その理由をお伺いします。
 あともう一つ、追加の見込みとして、先ほど懸念された点に対して、できるだけこの予算でという、余りふえないかもしれないということではありますが、これから建設するに当たって、またいろんな検討をした上で変更点がいろいろ出てくるという可能性は当然あると思います。前回の保内のだんだんでもそういったことがあったように思います。それを雪だるま式に全部やっていくということはまず無理だとは思いますけれども、ある程度の見込みとしては持っておられるのかと思いますので、この金額、もし何かあったときに大体どれぐらいまでは許容されるべきものというふうに思われてるのか、それを伺います。
○議長(新宮康史君)  副市長。
○副市長(橋本顯治君)  まず、2者になった理由ですけど、これは市内に建築のA級の業者が3社しかありません。御存じと思いますけれど、3社の名前は。ほれで、もう応募できるのはその3社だけなんです。その3社の方がAという設計グループ、例えばA社が別の設計グループと組んでということで、設計グループは入れかえてもいいんですよと、主体が地元のA級業者であればということで応募の条件を決めたんですけれども、結局1社は応募されないで、残りの2社もほかの設計業者と組んで別の案を出す、ほかの設計業者があればそれで、メーンは1つですから、そういう提案も可能だったんですけど、それもなしで、1つの建築業者と1つの設計業者がセットになって、結局2者になったというような経過であります。もともと地元は3社しかないという制約の中での条件ということが一番大きかったと思います。
 それから、変更の金額の許容の範囲ですけれども、基本的にはこの金額でやりたいと、財源の問題も出てくると思いますので。ただし、これから東京2020年問題に向けて、実際のヒアリングの席でも、鉄鋼がまだまだ上がるんじゃないかみたいな話も出てましたので、その辺を含めて何ぼまでなんかなというのは言えないんですけども、市況の様子を見ながら、また必要になれば御報告させていただきたいというようなことで答弁させていただきたいと思います。
○議長(新宮康史君)  ほかに。
 遠藤 綾議員。
○遠藤 綾君  この構想の段階で、市民の、商店街にお買い物に行った方が休めるようなスペースをぜひつくってくださいというようなことも私も言ったと思うんですけれども、そういうスペースとすると、この1階のロビーに少しソファー的なものが置いてあるので、そこで休むのかなという感じなんですが、カフェスペースをつくると言ってたのはここじゃなくて、古い図書館のほうに予定されてるんですか。
○議長(新宮康史君)  副市長。
○副市長(橋本顯治君)  資料の8ページをごらんいただいたら、議案説明書の8ページを。
 プロポーザルの提案の中に、今回建てる本体建物とその敷地の中に古い図書館、松村正恒建築図書館を再築する場所を平面図で示しなさいという課題がありました。ほいで、この8ページの図面の中で、建築建物はこの黄色のところですけれども、その左側のところに図書館移設予定地というのがあります。ここに旧の図書館を解体移設して、ここが前からお話ししているような障害者が中心になって営むカフェにしたいという思いがありまして、ここが基本的には言われたようなこのエリアにおける憩い、安らぎのスペースになるのかなと思ってます。
○議長(新宮康史君)  遠藤 綾議員。
○遠藤 綾君  それは、じゃあ今回の予算には含まれてないということですよね。
 そして、それに加えまして懸念された点として、浸水レベルを適切にということが書かれております。7月の豪雨災害では、この辺は水が来てたというのは余り聞かないんですけども、さらにそういうレベルのが来たときに、どういうふうに防ぐ、少し高くしてスロープにするとか、何かそこら辺はあるんでしょうか。
○議長(新宮康史君)  副市長。
○副市長(橋本顯治君)  去年の7月の豪雨でびっくりしたのは、今まで私らが生まれてからつかったことのなかった昭和通、それから矢野町まで水が来たということにびっくりしました。ほいで、あの矢野町の水がもう少し下がってくれば、今ある図書館とか市民会館にえれえのが来ますので、少なくとも今の図書館のレベル、階段が上がっていきますけれども、ぐらいまでは上げんといけないのかなみたいなところが今思ってるところですけれども、これは設計者がどう考えるというのがありますので、設計者と相談しながら、去年の7月レベルぐらいの水害にはもちろん十分耐えるようなものにしていかんといけんように思っています。
○議長(新宮康史君)  よろしいですか。
   (遠藤 綾君「はい」と呼ぶ)
 宮本明裕議員。
○宮本明裕君  行政のいろんな施設をどう使うかというのが一番大切だと思うんですよ。この300席、そういった席に、今大洲も映画館が閉鎖もされましたし、ぜひそのホールを映画を上映できるような施設が装備されるのかどうか。また、大洲も近々改築するんじゃないかという話も聞いております、市民会館をね、そこらの点。
 また、西予市については、八幡浜と同じゆめみかんのような800席ぐらいの施設で、いろんな芸能イベント等を積極的に誘致をしております。宇和島は2,000席の市民会館を構えております。今度、これは300から350になると思うんですが、小規模なもしくは中規模な、今でもゆめみかんで開催をされても後ろの座席がもう全然座ってないような席もたくさんありましたし、有効に活用できる、また有効に活用する、ゆめみかんと今度の新しい市民会館と有効に活用できるような有効な組織、積極的にそういった施設を誘致できるような団体を僕は要請するのが一番大切なんじゃないか。つくるのはお金をかけて予算をつくれば、財政は予算があるわけですから、日本全国そういう施設はどこでもあると思います。それをどういった形で誘致するかっていうのは、団体、要は市民が喜ぶかということが大切だと思いますので、そういった計画についてお伺いをしたいと思います。
○議長(新宮康史君)  副市長。
○副市長(橋本顯治君)  映画の部分については、小野課長に答えさせていただきます。
 それで、この組織を民間に任せて運営するかどうかという1点があると思います。ほいで、今お話のあったように、西予と宇和島ではそれぞれいろんな芸能とか文化活動をやっておられて、特に西予の文化会館は演歌関係の歌手の方がたくさん来られて、割かし積極的な印象があります。
 ここの施設につきましては、民営化するかどうかはまだ少し先の課題として、たちまちできた当初の段階では、一定の方針で市のほうで責任持って運営しながらやっていきたいと思います。
○議長(新宮康史君)  生涯学習課長。
○生涯学習課長(小野嘉彦君)  ホールにつきましては、スクリーンを準備しようと思ってますので、放映できるような環境にはしたいと思ってます。
 以上です。
○議長(新宮康史君)  副市長。
○副市長(橋本顯治君)  スクリーンだけではなしに、映写機をどの程度のレベルのものを置けば十分映写にたえるんか、スクリーンの品質も含めて少し検討していきたいと。その辺のところがあるいは増額要因になる可能性も映写機次第ではなるんですけれども、どの程度のものが要るんかというのと、今映画のお話が出ましたけれども、大洲の映画館でやってたような最新作を商業ベースでやるような映画と、もしくはローマの休日とか椿三十郎とか、そういうのを家庭のテレビでなしに会場のスクリーンで見られる選択肢もありますし、いろいろ含めながら映画がまた市民のものになるようなことも含めて考えていきたいと思います。
○議長(新宮康史君)  宮本明裕議員。
○宮本明裕君  八幡浜の若い団体がぜひ八幡浜でもそういう映画が上映できるような会館にしてくれという要望が来てるという話も聞いておりますし、そういうことも含めて熟慮していただきながら対応していただいたらと思います。
 以上です。
○議長(新宮康史君)  山本儀夫議員。
○山本儀夫君  あえて大事なことを忘れておりましたので、議長の御許可をいただきまして、今指名をいただきましたので、あえて発言させていただきます。
○議長(新宮康史君)  山本議員、今の質問の内容を聞かせていただけませんか、許可を与えますから。
○山本儀夫君  中身は、市民総参加型の旧市民会館跡地利用という観点からして、どこに市民が参加できる、この施設の中にあるのか否か。ですので、観点が全く違いますので、あえて市長と副市長にお尋ねをしたい件がございます。
○議長(新宮康史君)  質問を許可します。
○山本儀夫君  ありがとう。
 1点だけ。昭和46年に市民会館が建設をされ、そして半世紀近く経過をして、今回このたびの名前、呼称は違いますけれども、文化活動センター建設工事、同僚議員も申し上げましたが、市民が使いやすくということで一致はしておると思います。
 しかしながら、我が市の人口の減り方が急激に減っているのも御案内のとおりであります。3万3,000しか今おりません。旧八幡浜市と旧保内町を合わせますと当時約4万3,000人で、旧保内町と旧八幡浜市が平成17年にスタートをいたしました。そして、それ以来約13年経過をいたしまして、その間急激な人口が愛媛県内でもトップクラスのというよりもトップの市としては、東温市にいつ抜かれるかなと思って私は冷や冷やしております。
 そこで、お尋ねをするんですけれども、恐らく首長も副市長も同じ思いであろうかと思いますが、図面の4ページを見ていただきたいのと、3ページと4ページ、これが絡んでくるとは思いますが、今現在、熊本城があれだけの災害に遭われて、瓦1枚から市民から浄財を募って熊本城の建設を再興しておるところであります。市民がどこに、私は瓦でもあればなという思いがありましたけれども、この図面を見ますと、どこに市民が参加できる浄財があるのかなと思うのが1点。正直、気持ちの中で、市民総参加型のという形を、思いを恐らくとっておられたことであろうというふうに思いますが、何か秘めたるものがあるとすれば、1点だけお尋ねをして御回答を願いたい。あなたのほうがいいよ、副市長はいかんよ。
○議長(新宮康史君)  市長。
○市長(大城一郎君)  この市民総参加型といった観点では、今まで山本議員のほうから再三意見をいただいたところであります。
 市民総参加型ということで、私の頭の中で、何が一番いいのかなというふうに考えた場合に、やはりできた施設が市民にとって活用されること、いい形で活用されること、それがやはり市民総参加型につながるんではないかなというふうに思いました。今回はあえて市民から浄財を集めるといったようなことにはしませんでした。これは時代の流れかもしれません。今は地区公民館、市内各地区の地区公民館でも、昔は地域の寄附金を集めてというようなところもあったんですが、今、地区公民館においては全て市が建てて、市民の方に使ってもらう。その使い方によって市民総参加型ということを私は心に秘めて実行してきたところであります。
○議長(新宮康史君)  山本儀夫議員。
○山本儀夫君  何か、ええです。
○議長(新宮康史君)  ほかにありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君)  それでは、これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま議題となっております議案第1号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君)  御異議なしと認めます。よって、議案第1号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。
 これより討論に入ります。
 討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(新宮康史君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより議案第1号を採決いたします。
 本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(新宮康史君)  御着席ください。
 起立全員であります。よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。
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○議長(新宮康史君)  これにて本日の会議を閉じます。
 閉会に当たり、市長から挨拶があります。
 市長。
〔市長 大城一郎君登壇〕
○市長(大城一郎君)  閉会に当たりまして、一言御挨拶申し上げます。
 本臨時会で御提案いたしました(仮称)文化活動センター建設工事(設計・施工)請負契約の締結の議案につきまして、適切なる御決定をいただき、まことにありがとうございました。工事の執行に当たりましては、万全を期してまいりますので、引き続き議員の皆様方の御協力を賜りますようお願い申し上げます。
 結びに、今月末には定例会も控えており、議員各位におかれましては、お忙しい日々が続くことと存じますが、健康には十分御留意され、ますます御活躍されますようお願い申し上げまして、閉会の挨拶といたします。本日はまことにありがとうございました。
○議長(新宮康史君)  以上をもって今議会の日程は全部終了いたしました。
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○議長(新宮康史君)  これをもって平成31年第1回八幡浜市議会臨時会を閉会いたします。
   午前10時59分 閉会

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