令和2年八幡浜市議会4月臨時会会議録第1号

公開日 2020年05月29日

令和2年八幡浜市議会4月臨時会会議録第1号

 

議事日程 第1号

 

令和2年4月13日(月) 午後1時開議

第1
会議録署名議員の指名

第2
会期の決定

第3
報告第 3号 専決処分の報告について(令和元年度八幡浜市一般会計補正予算(第6号))
報告第 4号 専決処分の報告について(八幡浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について)
報告第 5号 専決処分の報告について(八幡浜市市税条例等の一部を改正する条例の制定について)
報告第 6号 専決処分の報告について(八幡浜市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について)
報告第 7号 専決処分の報告について(八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)
  (提出者の説明、質疑、討論、採決)
第4
議案第53号 八幡浜市障害者施設いきいきプチファーム設置条例の一部を改正する条例の制定について
議案第54号 八幡浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について
議案第55号 令和2年度八幡浜市一般会計補正予算(第1号)
議案第56号 令和2年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)
  (提出者の説明、質疑、討論、採決)
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本日の会議に付した事件

日程第1
会議録署名議員の指名

日程第2
会期の決定

日程第3
報告第3号~報告第7号

日程第4
議案第53号~議案第56号
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出席議員(16名)       

  1番  高  橋  時  英  君
  2番  遠  藤     綾  君
  3番  菊  池     彰  君
  4番  西  山  一  規  君
  5番  佐 々 木  加 代 子  君
  6番  竹  内  秀  明  君
  7番  平  家  恭  治  君
  8番  河  野  裕  保  君
  9番  石  崎  久  次  君
 10番  樋  田     都  君
 11番  新  宮  康  史  君
 12番  上  田  浩  志  君
 13番  井  上  和  浩  君
 14番  宮  本  明  裕  君
 15番  山  本  儀  夫  君
 16番  大  山  政  司  君
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欠席議員(なし)
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説明のため出席した者の職氏名

 市長          大 城 一 郎 君
 副市長         橋 本 顯 治 君
 教育長         井 上   靖 君
 総務企画部長      藤 堂 耕 治 君
 市民福祉部長      二 宮 恭 子 君
 産業建設部長      菊 池 司 郎 君
 市立病院事務局長    山 﨑 利 夫 君
 総務課長        井 上 耕 二 君
 税務課長        井 上 慶 司 君
 政策推進課長      垣 内 千代紀 君
 財政課長        福 岡 勝 明 君
 社会福祉課長      河 野 久 志 君
 市民課長        坂 井 浩 二 君
 保健センター所長    久保田 豊 人 君
 商工観光課長      松 良 喜 郎 君
 学校教育課長      菊 池 和 幸 君
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会議に出席した議会事務局職員

 事務局長        田 本 憲一郎 君
 事務局次長兼議事係長  河 野 光 孝 君
 調査係長        堀 口 貴 史 君
 書記          浅 田 翔 吾 君
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   午後 1時00分 開会       
○議長(石崎久次君)  去る4月1日付で人事異動がありましたので、この際、本日出席の新任部課長等の自己紹介をいたします。
(新任部課長等の自己紹介)
○議長(石崎久次君)  以上で新任部課長等の自己紹介を終わります。
 本日の会議に直接関係のない理事者の方は退席を願います。
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○議長(石崎久次君)  ただいまより令和2年第2回八幡浜市議会臨時会を開会いたします。
 市長から今議会招集の挨拶があります。
 市長。
〔市長 大城一郎君登壇〕
○市長(大城一郎君)  開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 本日、令和2年第2回市議会臨時会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御多忙のところ御参集賜り、厚くお礼申し上げます。
 さて、安倍総理は、今月7日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく初の緊急事態宣言を東京や大阪など7都府県を対象に発出しました。
 また、日本経済は戦後最大の危機に直面しているとし、事業規模108兆2,000億円、過去最大の緊急経済対策を閣議決定したところです。
 中村知事は、緊急事態宣言を踏まえ、県民に向け、対象地域にいる家族や友人らの帰県、来県をできるだけ控えてもらうよう呼びかけるとともに、一人一人の日常生活の行動が拡大防止につながると強調し、極力外出や不特定多数との接触を避けるといった対策をとるよう重ねて求めたところです。
 本市では、県内で初めての感染者が確認された3月2日に、私市長を本部長とし、課長以上全員のメンバーによる八幡浜市新型コロナウイルス感染症対策本部を設置し、市内で感染者が出た場合の対応、市職員に感染者が出た場合の対応などについて協議を進めてきたところですが、緊急事態宣言が発出されたことを受け、今月8日、4回目の対策本部会議を開催し、特別措置法に基づく対策本部に移行したところです。
 3月4日から休校していた小・中学校については、今月8日、予定どおり再開したところでありますが、保護者の方々から心配の声も届いておりますので、児童・生徒、教職員の感染防止に最大限努める一方、日々変わる状況に応じて、必要があれば再度の休校を含む適切な措置を迅速にとれるよう、常に準備を整えておきたいと考えています。
 本市では、まだ感染者は出ておりませんが、県内での感染者は30人(4月12日現在)となり、市民の皆様の感染防止、安全を第一に考え、第2回ダルメイン世界マーマレードアワード&フェスティバル日本大会を初め、やわたはま国際マウンテンバイクレース2020、さくら祭り、二宮忠八翁飛行記念大会、消防操法大会、中学校の修学旅行など、各種イベントの中止や延期の措置をとることとしました。
 また、消費の落ち込みも、市内業者やそこで働く方々にとって大変厳しいものとなっております。鉄道、バス、タクシーなどの旅客運送業及び旅行取扱業を初め、ホテル、旅館、飲食関連などのサービス業は、旅行のキャンセルや利用客の減少などにより売り上げの大幅な減少が続き、製造業や建設業等では原材料、建設資材等の入手が困難なことから、業務に支障を来す事態となっており、今やほとんどの業種において先の見通しが立たない厳しい状況に追い込まれています。
 市としましては、市内事業者の皆様に何とかこの難局を乗り越えていただくための経営支援策として、総額1億円の新たな補助金と新たな利子補給制度を創設するための債務負担行為を設定することとしています。
 また、国民健康保険事業においても、被用者本人が感染した場合、またはその疑いがある場合に休みやすい環境を整えるため、新たに傷病手当金を支給する制度を設けることとし、今臨時会に提案させていただいております。
 さらに、税制においても、新型コロナウイルス感染症及びその蔓延防止策等の影響により厳しい状況に置かれている納税者の皆様を対象に、今年度の市税の納税を1年間猶予することとしております。
 次に、会計年度任用職員を含む市職員への感染予防対策です。
 職員から感染者が出た場合、市民への窓口サービスの停滞や、最悪の場合には市役所の機能停止など大きなダメージとなり、多くの人に迷惑をかけることになります。そのような事態とならないよう、職員にはこれまで以上に緊張感、切迫感を持って仕事や日常生活に当たるよう徹底したところです。
 また、職員は、滞在地を問わず、いわゆる三密、密閉、密集、密接の場を避け、手洗い、うがいの励行等感染予防に努めるとともに、公務出張については緊急事態宣言が出された地域への出張は原則禁止、それ以外の地域への出張についても必要最低限とすることとしました。
 さらに、私的な旅行についても、冠婚葬祭等真にやむを得ない場合を除き同様とします。
 新型コロナウイルスの感染拡大を一刻も早く終息させるためには、一人一人の日々の行動や心がけが大切です。
 知事からは、県民に向けて3つのお願い事項が示されています。
 まず1点目は、首都圏や関西圏等への出張や旅行を自粛すること、2点目は、これらの地域へのやむを得ない訪問の場合は、不特定多数との接触を控え、愛媛に戻ったときの基本的な感染予防と体調不良時には外出を自粛すること、そして3点目は、感染拡大地域からの転入者、帰省者との接触時の諸注意など、感染予防のための意識を強く持ち、日常生活においては3つの密、密閉空間、密集場所、密接場面を避けることです。
 市民の皆様におかれましても、いつ、どこで感染してもおかしくない状況になっています。日常生活のあらゆる場面において、自分が感染を防ぐ行動をとることはもちろん、場合によってはもしかしたら感染しているかもしれないとの考えで感染予防対策の徹底をお願いします。
 市としても、新型コロナウイルス感染症に対する市民向けの問い合わせ窓口を保健センターに開設しているところですが、感染が疑われる症状が出た場合には、その症状や懸念の程度に応じて、かかりつけの医師、保健所の一般相談窓口、帰国者・接触者相談センターなどへ御相談いただければと思います。
 また、市役所におきましては、新型コロナウイルス対策の一環として、事業者支援の相談窓口を商工観光課内に、生活者支援のための窓口を社会福祉課内にそれぞれ設置しましたので、お困りの事業者の皆様、市民の皆様は遠慮なく御相談いただきますよう御案内申し上げます。
 最後に、新型コロナウイルスは未知のウイルスで、姿が見えないため、市民の皆様にとって不安やおそれの気持ちはあろうかと思いますが、ネットやSNS等で誤った情報、デマ、事実でないうわさが流れており、中には誹謗中傷、場合によっては風評被害につながるようなものもあります。市民の皆様におかれましては、こうした誤った情報に惑わされず、正確な情報に基づき慎重な行動をお願いします。これはまさにコロナウイルスとの戦いです。このようなときこそ、市民の心を一つにして、この難局を乗り越えていきましょう。
 それでは、臨時会について申し上げます。
 本臨時会におきましては、先ほど申し上げました条例案、予算案を含め、報告5件、条例案2件、予算案2件、合わせて9件の御審議をいただくものでございます。
 諸議案の内容等につきましては後ほど説明いたしますが、何とぞ慎重審議賜りまして、御賛同いただきますようお願い申し上げます。
 以上、申し述べまして、招集の御挨拶といたします。
○議長(石崎久次君)  議長において、この際、諸般の報告を行います。
 3月定例会閉会後における諸般の報告については、お手元に配付いたしております報告書をもってこれにかえます。
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○議長(石崎久次君)  これより本日の会議を開きます。
 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。
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○議長(石崎久次君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員は、議長において4番 西山一規議員、13番 井上和浩議員を指名いたします。
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○議長(石崎久次君)  日程第2 会期の決定を議題といたします。
 お諮りいたします。
 今期臨時会の会期は、本日1日といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  御異議なしと認めます。よって、今期臨時会の会期は本日1日と決定いたしました。
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○議長(石崎久次君)  日程第3 報告第3号 専決処分の報告について(令和元年度八幡浜市一般会計補正予算(第6号))ないし報告第7号 専決処分の報告について(八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)、以上5件を一括議題といたします。
 提出者の説明を求めます。
 総務企画部長。
○総務企画部長(藤堂耕治君)  報告第3号から報告第7号まで、一括して提案をさせていただきます。
 なお、説明に当たりましては、議案書と別冊でお配りしております議案説明資料で説明いたしますので、御準備をお願いします。
 議案書のほうの1ページをお開き願います。
 報告第3号 専決処分の報告について説明します。
 本件は、光ケーブル移設に伴う保守委託事業について、年度内の完了が困難となったことに伴い、繰越明許費を追加する必要が生じましたが、市議会を招集する時間的余裕がないため、地方自治法第179条第1項の規定により3月31日に専決処分しましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものです。
 3ページをお願いします。
 専決第2号 令和元年度八幡浜市一般会計補正予算(第6号)について説明します。
 第1条は繰越明許費の補正で、次のページの第1表繰越明許費補正のとおり、繰越事業を1件追加するもので、2款総務費、1項総務管理費、光ケーブル移設に伴う保守委託事業について、10万9,000円を限度に令和2年度へ繰り越すものです。
 なお、この事業は、県の砂防施設防災・減災対策工事の支障となっている光ケーブルの移設について、地権者の特定に時間を要し、日土町梶谷岡のNTT柱移設工事の着手がおくれたことから、光ケーブル移設工事の年度内完了が見込めなくなったものです。
 続きまして、議案書7ページをお開き願います。
 報告第4号 専決処分の報告について説明します。
 9ページをお願いします。
 専決第3号 八幡浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について説明します。
 非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令が令和2年3月27日に公布され、4月1日から施行されることに伴い、八幡浜市消防団員等公務災害補償条例を改正する必要が生じたため、地方自治法第179条第1項の規定により3月31日に専決処分しましたので、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものです。
 別冊でお配りしております議案説明資料の1ページをお開き願います。
 この条例は、消防団員等が出動現場、訓練中など公務により死亡、負傷などによる損害補償を受ける際の補償額について定めておりますが、この損害補償の額の算定の基礎となる補償基礎額については、国家公務員を対象とした一般職の職員の給与に関する法律、いわゆる給与法や一般職の地方公務員の補償制度等を参考に定めております。
 今回の改正は、その給与法が令和元年11月に一部改正され、俸給月額が改定されたことに伴い、本条例に定める損害補償の額の算定の基礎となる補償基礎額について改正を行ったものです。
 また、民法の一部改正により、法定利率が改正されたことに伴い、障害補償年金前払一時金が支給される場合における障害補償年金等の支給停止期間の算定に用いる利率についても改正を行ったものです。
 改正の概要としましては、この1ページの中段の(1)①の補償基礎額の改定については、条例第5条第2項第1号に定めておりますが、階級別、勤務年数別に定めている消防団員に係る補償基礎額をこの別表のとおり改正し、次に②第5条第2項第2号に定めている消防作業従事者等の補償基礎額の最低額を8,800円から8,900円に引き上げるものです。
 次に、一番下の(2)法定利率の改正について説明します。
 民法には契約の当事者間に貸し金等の利率や遅延損害金に関する合意がない場合に適用される利率が定められており、これを法定利率と言います。例えば、交通事故などを原因とする不法行為に基づく損害賠償における遅延損害金は法定利率によって算出されます。
 この法定利率は、これまで100分の5、いわゆる5%と長年定められていましたが、低金利の状態が続いている現状に照らし高過ぎることから、年3%に引き下げられ、さらに3年ごとに見直すこととなりました。
 それを受け、今回の条例改正においては、障害補償年金前払一時金等が支給された場合における障害補償年金等の支給停止期間等の算定に用いる利率を100分の5から、事故発生日における法定利率に改めるものです。
 なお、この条例は令和2年4月1日から施行し、附則第2項において経過措置を定めております。
 続きまして、議案書のほうの13ページをお開き願います。
 これから説明します報告第5号から報告第7号までの3件につきましては、いずれも税制改正に関するものです。
 税制改正につきましてはほぼ毎年行われており、年度初めの4月1日から施行となりますが、改正となる地方税法等が公布されるのが年度末の3月31日などぎりぎりで、議会を招集する時間的余裕がないため、県内他市同様、例年専決処分で対応している状況です。
 それでは、報告第5号 専決処分の報告について、15ページの専決第4号をお願いします。
 地方税法等の一部を改正する法律が令和2年3月31日に公布されたことに伴い、八幡浜市市税条例等の一部を改正する条例を専決処分しましたので、地方自治法第179条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものです。
 また、別冊で配付しております議案説明資料をお願いします。
 資料の2ページをお開き願います。
 今回の改正は、改正の概要のところにありますように、1点目は個人住民税の見直しで、未婚のひとり親に対する税制上の措置と寡婦(寡夫)控除の見直しに伴う関連規定の整備です。
 2点目は、固定資産税の見直しで、所有者不明土地等に係る固定資産税の課税上の課題に対応するための改正です。
 3点目は、たばこ税についてで、葉巻たばこの課税方式を見直すものです。
 それでは、改正の内容について順次説明します。
 なお、条ずれ、項ずれによる修正や単なる用語の改正、平成を令和に改める改元対応については省いて説明をいたします。
 まず、市民税についてです。
 この2ページの表になりますが、未婚のひとり親に対する税制上の措置と寡婦(寡夫)控除の見直しを行うもので、一番下の図に示すように、婚姻歴の有無や性別にかかわらず、生計を一にする子を有する単身者についてもひとり親控除、控除額30万円を適用するものです。
 この見直しで新たにひとり親控除の対象となる方は、左の円グラフの未婚のひとり親と表記のある白色の部分となり、本市では15人程度が見込まれています。
 ただし、改正後の右の図に示すように、ひとり親、扶養する子のない寡婦ともに控除の適用に当たっては所得500万円以下という制限を設けます。
 3ページは、法人税における連結納税の廃止、長期譲渡所得に係る課税の特例等の見直しに伴う規定の整備などです。
 4ページをお願いします。
 次に、固定資産税についてです。
 近年、所有者不明土地や空き家等が全国的に増加しており、公共事業の推進や生活環境面においてさまざまな課題となっており、所有者不明土地などに係る固定資産税の課税上の課題に対応するため、所有者情報の円滑な把握や課税の公平性の確保の観点から必要な措置を講ずるものです。戸籍など公簿上の調査を尽くしても、なお固定資産の所有者が一人も明らかとならない場合、使用者を所有者とみなして固定資産課税台帳に登録し、固定資産税を課すことができる措置などを講ずるものです。
 上から3段目の附則第10条の2の改正は、わがまち特例として浸水被害軽減地区の指定を受けた土地に係る課税標準の特例を追加するものですが、現在、愛媛県下で同指定を受けた地区はありません。
 続いて、その下の段はたばこ税についてです。
 リトルシガーと呼ばれる1本当たりの重量が1グラム未満の軽量な葉巻たばこについて、令和2年10月から2回に分けて段階的に税率を引き上げ、令和3年10月に紙巻きたばこ1本と同等の税率にする改正です。
 なお、議案書44ページからの附則において、施行期日、経過措置を定めております。
 続きまして、議案書のほうの55ページをお開き願います。
 報告第6号 専決処分の報告について、57ページの専決第5号をお願いします。
 地方税法等の一部を改正する法律が令和2年3月31日に公布されたことに伴い、八幡浜市都市計画税条例の一部を改正する条例を専決処分しましたので、地方自治法第179条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものです。
 今回の改正は、先ほどの市税条例における固定資産税についての改正を都市計画税においても適用しようとするものです。
 なお、議案書60ページ、附則において、施行期日と経過措置を定めております。
 続きまして、議案書61ページをお願いします。
 報告第7号 専決処分の報告について、63ページの専決第6号をお願いします。
 地方税法等の一部を改正する法律が令和2年3月31日に公布されたことに伴い、八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例を専決処分しましたので、地方自治法第179条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものです。
 また、議案説明資料のほうの8ページをお願いします。
 今回の改正は、中低所得層の被保険者の負担に配慮するため、国保税の課税限度額の見直しと減額措置に係る軽減判定の基準額を見直すものです。
 第2条の改正は、中間所得層の被保険者の負担に配慮するため、基礎課税額に係る課税限度額を61万円から63万円に、介護納付金課税額に係る課税限度額を16万円から17万円に引き上げるものです。
 次の第23条の改正は、国保税の軽減判定所得の基準を見直し、5割軽減対象世帯の世帯員数に乗ずる額を1人当たり28万円から5,000円引き上げ28万5,000円に、同じく2割軽減対象世帯については51万円から1万円引き上げ52万円に、軽減対象者を拡大する措置を講ずるものです。
 具体的な例で申し上げますと、3人世帯で給与収入の場合、5割軽減に該当する収入は、現行の年額193万円未満から令和2年度は195万円未満まで対象者が拡大します。また、2割軽減に該当する場合の給与収入は、現行の年額291万円未満から令和2年度は296万円未満まで対象者が拡大します。
 なお、議案書65ページ、附則において、施行期日と適用区分を定めております。
 以上でございます。
○議長(石崎久次君)  これより質疑に入ります。
 質疑は適宜区切って行います。
 まず、報告第3号 専決処分の報告について(令和元年度八幡浜市一般会計補正予算(第6号))、議案書1ページから5ページまでであります。
 質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  次、報告第4号 専決処分の報告について(八幡浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について)、議案書7ページから12ページであります。
 質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  次、報告第5号 専決処分の報告について(八幡浜市市税条例等の一部を改正する条例の制定について)、議案書13ページから53ページまでであります。
 質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  次、報告第6号 専決処分の報告について(八幡浜市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について)、議案書55ページから60ページまでであります。
 質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  次、報告第7号 専決処分の報告について(八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)、議案書61ページから65ページまでであります。
 質疑はありませんか。
 山本儀夫議員。
○山本儀夫君  1点だけお尋ねをいたします。
 ただいま議長のほうから報告第7号 専決処分の報告について、八幡浜市国民健康保険税条例の一部改正ということであります。
 そこでお尋ねするわけですが、御案内のとおり、国民健康保険税につきましては、限度額の今回61万円から63万円と、次の下段の22条で一応バランスはとっておられるように思われます。
 そこで、アイウエオということでお話しさせていただきますが、所得割、資産割、均等割、平等割とございます。それで、愛媛県内あるいは自治体において、限度額の63万円は税法上やむなしというところであろうと思いますし、私も理解はしております。
 専決処分は2種類ありますけれども、承認を得ずして生きておるということでありますので、反対をしても賛成をしても、このまま通るということでございます。承認が得られなくても専決処分の効力は失われないという法律が地方自治法の中にうたわれております。
 それで、中身についてですが、先ほどアイウエオと言いましたが、アが所得割、イが資産割、ウが均等割、エが平等割と、こうなっております。
 そこで、私の調べた範囲で、備考欄に固定資産税のイの資産割という欄がございます。この資産割を適用、組み込んでおるところの市は何市あるのか。県内であるのか、ないのか。それと、類似市、つまり3万人の程度のところでどのくらいあるのかなと。全国720余りの市がございます。同規模程度といいますのは、3万から5万程度になるのかなと、その中で導入しておる、組み込んでおるところがあるのかないのか。
 それとあわせて、限度額の63というのはもうこのまま現行制度ということに相なろうかと思います。先ほど申し上げましたようにもう一度言います。資産割の導入がある市というのを県内でお示しをいただきたい。
○議長(石崎久次君)  税務課長。
○税務課長(井上慶司君)  お答えします。
 まず、1点目、県内の資産割の状況ですが、資産割を設定していない市が何市かありますが、今手元のほうに資料がありませんので、後ほどお答えします。
 資産割で言いますと、資産割を設定している市の中で八幡浜市の資産割の割合は一番低い設定になっております。
   (山本儀夫君「金額、どの程度ひっかかる、どの程度の資産割額になるの、仮に外したとした場合」と呼ぶ)
 これそれぞれの割合で金額というのは設定しておりますので、仮に外したらほかの部分が、例えば所得割とかが上がってくると思いますので、それについては今現在、簡単に数字というのはお答えはできないんですが、後でお答えするようにいたします。
 以上です。
○議長(石崎久次君)  よろしいですか。
   (山本儀夫君「よろしくはないけど、お答えができんのでしょ、後でということでしょ」と呼ぶ)
 結構ですか。
 それでは、税務課長、後で資料等をそろえて提出願うようにしておきます。
 ほかに。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま一括議題となっております報告第3号ないし報告第7号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  御異議なしと認めます。よって、報告第3号ないし報告第7号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。
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○議長(石崎久次君)  まず、報告第3号 専決処分の報告について(令和元年度八幡浜市一般会計補正予算(第6号))の討論に入ります。
 討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより報告第3号を採決いたします。
 本件は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(石崎久次君)  御着席ください。
 起立全員であります。よって、報告第3号は原案のとおり承認することに決しました。
—————————————————————
○議長(石崎久次君)  次、報告第4号 専決処分の報告について(八幡浜市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について)の討論に入ります。
 討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより報告第4号を採決いたします。
 本件は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(石崎久次君)  御着席ください。
 起立全員であります。よって、報告第4号は原案のとおり承認することに決しました。
—————————————————————
○議長(石崎久次君)  次、報告第5号 専決処分の報告について(八幡浜市市税条例等の一部を改正する条例の制定について)の討論に入ります。
 討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより報告第5号を採決いたします。
 本件は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(石崎久次君)  御着席ください。
 起立全員であります。よって、報告第5号は原案のとおり承認することに決しました。
—————————————————————
○議長(石崎久次君)  次、報告第6号 専決処分の報告について(八幡浜市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について)の討論に入ります。
 討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより報告第6号を採決いたします。
 本件は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(石崎久次君)  御着席ください。
 起立全員であります。よって、報告第6号は原案のとおり承認することに決しました。
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○議長(石崎久次君)  次、報告第7号 専決処分の報告について(八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)の討論に入ります。
 討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより報告第7号を採決いたします。
 本件は原案のとおり承認することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(石崎久次君)  御着席ください。
 起立全員であります。よって、報告第7号は原案のとおり承認することに決しました。
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○議長(石崎久次君)  日程第4 議案第53号 八幡浜市障害者施設いきいきプチファーム設置条例の一部を改正する条例の制定についてないし議案第56号 令和2年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、以上4件を一括議題といたします。
 提出者の説明を求めます。
 市民福祉部長。
○市民福祉部長(二宮恭子君)  議案書67ページをお願いします。
 議案第53号 八幡浜市障害者施設いきいきプチファーム設置条例の一部を改正する条例の制定について御説明をいたします。
 議案説明資料9ページをお願いします。
 現在、八幡浜市障害者施設いきいきプチファームにおいて提供しております生活介護サービスの需要が高まっていることから、迅速かつ柔軟に利用者からの要望や地域ニーズに応えるため、条例改正を行うものであります。
 資料1、概要の上側がいきいきプチファーム設置条例、下側に同施設の管理運営規則案の改正箇所を載せております。
 まず、障害福祉サービス事業の利用定員の変更について、(1)の生活介護事業は、介護保険でいうデイサービスに当たり、障害者本人及び家族の高齢化が進む中、本サービスの利用が増加していることから、近々の実績を考慮して、定員上限を10人から16人へ引き上げるものです。
 また、(4)地域活動支援センター事業は、障害者等に軽作業や日中活動の場を提供することで地域での生活支援を行うもので、実施事業や配置職員、利用者数に応じて、Ⅰ型、Ⅱ型、Ⅲ型に分類されています。Ⅲ型類型の目安である1日当たりの実利用人数がおおむね10人以上を定員として規定しておりましたが、定員の表現としてはふさわしくないことから、他のサービスと同様に上限人数を設定することといたしました。この利用定員については、利用者からの要望や地域ニーズを踏まえ、迅速かつ柔軟に対応できるよう、同施設の設置条例第5条のとおり、規則へ委任することとしました。
 そのほか、関係法令の改正による条ずれや不適当な表現の字句を修正しております。
 なお、附則において、この条例は公布の日から施行します。
 続きまして、議案第54号 八幡浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、議案書69ページをお願いします。
 御説明をいたします。
 新型コロナウイルス感染症に感染した国民健康保険被保険者等に対して傷病手当金を支給するため、条例の一部を改正するものです。
 別冊でお配りしています議案説明資料の10ページをお願いします。
 傷病手当金の概要について、対象者は給与等の支払いを受けている被保険者で、新型コロナウイルス感染症に感染し、または感染が疑われ、療養のため労務に服することができない者です。
 支給期間は、労務に服することができなくなった日から起算して3日を経過した日から労務に服することができない期間です。
 支給額は、直近の継続した3カ月の給与収入の合計額を就業日数で除した金額の3分の2の額の日数分です。
 適用期間は、令和2年1月1日から9月30日までの間で、療養のため労務に服することができない期間です。
 ただし、入院が継続する場合は、最長1年6カ月までとします。
 なお、この条例は公布の日から施行するものです。
○議長(石崎久次君)  財政課長。
○財政課長(福岡勝明君)  議案書71ページをお願いします。
 議案第55号 令和2年度八幡浜市一般会計補正予算(第1号)について説明します。
 今回の補正額は、第1条に記載のとおり、歳入歳出それぞれ1億円を追加し、補正後の予算額を213億4,801万1,000円とするものでございます。
 今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症の影響により事業活動の継続が困難な中小企業者等に対し、補助金の支給及び利子補給を行うことにより事業の安定化を図り、もって地域経済の活性化に寄与するため追加計上するものです。
 83ページです。
 7款1項商工費、2目商工振興費、18節負担金、補助及び交付金1億円の追加は、新型コロナウイルス感染症対策中小企業者等支援事業補助金で、緊急経営資金の融資の決定を受けた者のうち、特に売上高の減少が著しい事業者に対し補助金を交付するものです。
 具体的には、八幡浜市中小企業振興資金の緊急経営資金の融資決定を受けた者のうち、特に売上高の減少が著しい事業者等に対し、融資額の5分の1、70万円を交付限度額として補助するものです。
 財源は、全額財政調整基金を取り崩すこととしています。
 前に戻りますが、75ページです。
 債務負担行為補正6,100万円の追加は、新型コロナウイルス感染症対策中小企業者等支援事業特別貸付等利子補給金で、日本政策金融公庫が実施する新型コロナウイルス感染症特別貸付、新型コロナウイルス対策マル経融資、もしくは商工組合中央金庫が実施する危機対応融資により借り入れを行った事業者等に対し利子補給するものです。
 具体的には、融資の決定を受けた事業者に対し、交付期間は借り入れ後、当初3年間の実質無利子期間を経過した4年目から最大7年間の10年目まで、補給対象上限を3,000万円として、貸付金利のうち0.9%を利子補給するものです。これは、国が3年目まで0.9%を利子補給しますので、4年目以降について、市独自で国と同率の利子補給をし、借り入れに伴う利子負担の軽減を図るものです。
 続きまして、議案書89ページをお願いします。
 議案第56号 令和2年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)について説明します。
 今回の補正額は、第1条に記載のとおり、歳入歳出それぞれ432万円を追加し、補正後の予算額を50億3,566万7,000円とするものです。
 今回の補正予算は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防止するには、被用者本人が感染等した場合に休みやすい環境を整備することが重要であることから、傷病手当金を支給するため、追加計上するものです。
 99ページです。
 2款保険給付費、6項1目傷病手当金、18節負担金、補助及び交付金432万円の追加は、新型コロナウイルス感染症に感染した国民健康保険の被保険者である被用者等に対する傷病手当金です。
 具体的には、療養のため、労務に服することができなくなった日から起算して3日を経過した日から労務に服することができない期間に直近の継続した3月間の給与収入の合計額を就労日数で除した金額の3分の2の額を支給します。財源は、全額国から傷病手当金特別調整交付金が交付予定となっています。
 以上です。
○議長(石崎久次君)  これより質疑に入ります。
 質疑は適宜区切って行います。
 まず、議案第53号 八幡浜市障害者施設いきいきプチファーム設置条例の一部を改正する条例の制定について、議案書67ページから68ページまでであります。
 質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  次、議案第54号 八幡浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定について、議案書69ページから70ページであります。
 質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  次、議案第55号 令和2年度八幡浜市一般会計補正予算(第1号)、議案書71ページから88ページまでであります。
 質疑はありませんか。
 竹内秀明議員。
○竹内秀明君  まず初めに、このたびの新型コロナウイルスの感染拡大により亡くなられた方に哀悼の意を表するとともに、罹患されている方、また不安でつらい日々を過ごされている方、生活に影響を受けられ、御苦労されている全ての皆様に心よりお見舞い申し上げます。一日も早くこの事態が収束し、平穏な生活を取り戻せるよう心から願っております。
 去る4月9日の愛媛新聞7面に関し、お店独自で進めているが、この「コロナに負けんなや!つながる八幡浜プロジェクト」の前払い制チケットには補助金等が入っておらず、業界等への広がり、市民の協力の広がりが少ないと考えられます。
 そこで、今回成立するであろう補正予算の臨時交付金等を利用して、今すぐ店に足を運ぶのは無理でも、感染終結後、この事業に賛同いただき、景気回復につなげていくためにも補助金を助成すべきであると考えます。
 また、例えば市は民間の企業に市の土地及び建物等を貸し出して使用料をいただいておりますが、この使用料を一部、または全部売り上げの減少に合わせて減免するなどの措置、対応もできるかと考えられます。また、給付的措置も必要かと考えますが、そういったお考えはお持ちでしょうか。
○議長(石崎久次君)  商工観光課長。
○商工観光課長(松良喜郎君)  景気回復につなげていくためには補助金を助成すべきと考えますについてお答えいたします。
 「コロナに負けんなや!つながる八幡浜プロジェクト」は、新型コロナウイルス感染拡大で業績が落ち込む八幡浜市内の事業者や個人店を支援しようと、地元の会社経営者等のグループが半年間有効の前払い制チケットを発行し、その売り上げを事業者や個人店の当面の運転資金に充ててもらうものです。4月10日現在で15店舗が参加しており、市としても庁内掲示板及び市のホームページに掲載し、PRに協力しているところです。
 なお、本プロジェクトにつきましては、現段階では既にスタートしておられますので、今後、この事業を実施する上で何らかの補助が必要になれば検討していきたいと思います。
○議長(石崎久次君)  副市長。
○副市長(橋本顯治君)  それでは、御質問のあった後段の部分についてお答えをします。
 公有財産貸し付けに係る使用料の減免等についてのお伺いであります。
 現在、庁内各課がそれぞれ所管する土地、建物を民間企業等へ貸し出している例は多くありまして、八幡浜庁舎のわくわく食堂、フジグラン北浜の店舗、それから栗之浦ドックの造船所敷地や魚市場の駐車場、その他周辺の公共事業を含む工事等に係る資材置き場等としての貸し付けなどがあります。
 今後、コロナウイルスによる広がりが不透明であり、影響拡大を見きわめる必要はありますが、経営が苦しくなる中で、使用料の支払いも困難となるような状況があれば、減免についても検討していきたいと思います。
 最後に、御質問のあった給付的措置に関しては、今回、補助金を予算化しましたが、今後も国の動向を踏まえながら、適宜変化に応じて対応していきたいと思います。
○議長(石崎久次君)  竹内秀明議員。
○竹内秀明君  今回、国は大型の緊急補正予算を20日提出、24日成立を目指しておりますが、まだまだ詳細を詰めていない部分もあり、また今回の新型コロナウイルス感染症の影響で売り上げ及び収入が減少した方は数多く多業種にわたっております。
 その中で、商工会議所さん、商工会さんに加盟されておられる方は相談窓口がはっきりしていますが、多数の未加入の方はどこに相談に行き、どのような手続でお金を支給していただけるのか不安に思っておられます。
 そこで、提案ですが、4月12日の愛媛新聞にも記載されていますが、宇和島市が生活相談の窓口設置を1階に設けたように、八幡浜市もその方々のために相談手続をワンストップで可能とする窓口、相談場所を、以前プレミアム商品券を販売した1階フロアに開設することがベストであろうと思いますが、いかがでしょうか。
○議長(石崎久次君)  総務企画部長。
○総務企画部長(藤堂耕治君)  お答えします。
 どこに相談、手続に行ったらいいのかわからない市民のために、ワンストップ窓口相談場所を開設したらどうかという御提案ですが、市としましても、不安を抱えた市民が迷うことのないような体制を整備することが重要であると考えております。
 4月7日に閣議決定されました新型コロナウイルス感染症緊急経済対策では、感染症拡大の終息にめどがつくまでの、いわゆる緊急支援フェーズ段階として雇用の維持、企業等の資金繰り対策、事業継続に困っている中小・小規模事業者等への支援、生活に困っている世帯や個人への支援、税制措置について実施するものとなっております。
 相談や手続が1カ所で完結するワンストップ窓口を開設することが理想ではありますが、今申し上げた支援の対象項目を大別しますと、事業者支援と生活者支援の2つとなっておりますので、当面はそれぞれの担当する部署で対応させていただくこととしました。
 事業継続に困っておられる中小・小規模事業者等の事業者支援については、4階の商工観光課内に、休業等により収入が減少し、生活に困っておられる世帯に対して1世帯当たり30万円を交付する生活支援臨時給付金(仮称)などの生活者支援については、1階の社会福祉課内にそれぞれ相談窓口を設置いたしました。
 先週金曜日にこの八幡浜庁舎1階の総合案内横に担当部署を記した案内板を設置したところであり、さらに総合案内には職員を配置しておりますので、お問い合わせをいただきましたら、相談内容に応じて関係窓口へ御案内できるような体制を整えております。
 なお、現時点での対応は以上としますが、今後の状況の中で特別の窓口が必要と判断した際には直ちに開設するなど、臨機応変に対応し、市民の方が安心できるような対応をとってまいりたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(石崎久次君)  竹内秀明議員。
○竹内秀明君  これで最後にいたしますが、今回の新型コロナウイルス感染症拡大に伴う中小企業支援対策に対しては賛成の立場をとらせていただきますが、私はこれは緊急支援策の第一弾と捉えたいと思います。なぜなら、松山市の補正予算などを検証しますと、雇用調整助成金についても1割の補助を出すとか、市民にとって何が本当に必要な下支えとなるのかは今後もアンテナを広く張ってスピーディーに対応していく必要があると思っています。
 また、企業や事業所を守ることは、雇用を守り、生活を守るということであります。私はこの思いから、今回の補正外にも私が御提案申し上げたことなど、市として6月議会までの間にも市民に安心していただく施策を次々と打ち出していくべきと考えますが、御所見をお伺いします。
○議長(石崎久次君)  市長。
○市長(大城一郎君)  市にとりまして、企業が存続し、雇用が維持されるということは市の存続にとって何より必要なことであり、市としては一心同体の気持ちで取り組んでいきたいと考えております。
 本日の臨時会で提案しております中小企業者等への利子補給や補助金の制度設計で終わりとするのではなく、新型コロナウイルスの終息が見えない中、引き続き日々変わる状況や国、県などの動向を注視するとともに、何より市民や中小企業者等の雇用をしっかりと受けとめ、商工会議所や商工会と連携しながら、スピード感を持って必要な支援策を講じていきたいと思っております。私もやはり市民の声が市政に反映するまちづくり、これをモットーにしておりますので、市民の声、企業の声をしっかりと聞いていきたいと思っております。
○議長(石崎久次君)  次、高橋時英議員。
○高橋時英君  今同僚議員のほうから大体聞きたいことっていうのはかぶっているので、その点は避けたいと思います。
 とりあえず言いたいのは、今回の補正予算につきましては経営支援策が大体のメーンで、次が生活支援というか、生活困窮支援みたいな、そういったものが必要になってくると思います。市議会としても一生懸命知恵を絞ってまいりますので、ともに頑張っていけたらなと思います。これは、済みません、意見です。
 質疑のほうに入ります。
 1週間前にいただきました議案説明資料案の中では、この利子補給の事業1及び補助金の事業2については、併用は不可であるというふうに記載がありました。しかしながら、きょう、机上のほうでいただきました資料を見ますと、その事業1と事業2の併用について可なのか不可なのか書かれておりません。その点について、確認の意味を込めまして質問をしたいと思います。
○議長(石崎久次君)  商工観光課長。
○商工観光課長(松良喜郎君)  確かに当初の案の段階では併用不可としておりました。ただ、検討の中で、利子補給と補助金は別物でありますし、制度を広く利用していただきたいという考えから、要件をのけております。
○議長(石崎久次君)  次、大山政司議員。
○大山政司君  質問させていただきます。
 初めに、市長の令和2年第2回八幡浜市議会臨時会招集挨拶の中でされました、ただ1点私が触れてほしかったのは、愛媛県内における新型コロナウイルスの感染拡大については、愛南町、松山市、新居浜市、松前町、砥部町、内子町となっており、八幡浜市にだんだん近づいてきておると、こういうことを一言つけ加えていただいたら、きょうの議論も前に進むんじゃなかろうかと思うんですが、これは私の思いだけでございます。
 ただ、これから議長にお願いします。
 今議会はウイルス特別の議会でありますので、質問が一問一答になったり、一括になったりするかと思いますが、ぜひともそこら辺の御配慮を議長さん、お願いいたします。
 それでは、昨年12月、中国の武漢で発生し、瞬く間に全世界へと広まったこの新型コロナウイルス感染症は、今日本で戦後初となる緊急事態宣言の発出という状況にあります。新型コロナウイルス感染症の影響は、社会全体に大変な恐怖と不安を与えています。その影響により、人と人との接触を極力なくすことが一番の予防策であると言われております。その結果、多方面、多業種の産業に暗く重い影を落とし、売り上げの減少という現実をもたらしています。
 そこで、お尋ねをいたします。
 この八幡浜市での新型コロナウイルス感染症によりどのような業種の方々に大きな影響を与えているのか、具体的に説明をお願いいたします。
○議長(石崎久次君)  副市長。
○副市長(橋本顯治君)  具体的にという御質問でした。今回支援策を企画する段階で、市の商工観光課としては市中の銀行のほうへ出向きまして、実際にどういう事情になっているのか等々いろいろヒアリングをいたしました。
 ほんな中で、やはり一番は直接的に影響するような飲食とか交通とかというとこですけれども、それ以外にも、飲食、交通で言えばタクシー、団体バス、それから広く言えばJRなんかもそうですけれども、そんなところも非常に打撃を受けておりますし、市内でいけば接触を伴う、接待を伴う飲食の事業、それから当たり前でいうような大きい宴会とかというのはなくなってますので、そういうスペースを持っているとこ、さらにそういう直接的なところだけでなしに、魚市場の魚が高級なのを含めて余り売れなくなってきた、そういう周辺への波及の影響もあります。ひいては市内のほとんどの業種で、日常生活に使う食料とか、そういう一部の例外を除けばほとんど影響していると、そういうふうに考えております。
 以上です。
○議長(石崎久次君)  大山政司議員。
○大山政司君  ただいま副市長も言われましたが、それを私は聞こうかと思っておったんです。
 といいますのは、先日、地方紙によりますと、八幡浜漁協がアマダイをとるのを4月13日から1週間休むということです、かなりの影響だと思います、八幡浜漁協としたら。1週間休んだその金額等々は国に申請するのか、漁協が八幡浜市にこれだけ補助してくれというのか、そこら辺はどんなんですか、お尋ねいたします。
○議長(石崎久次君)  副市長。
○副市長(橋本顯治君)  アマダイをとらなくなった結果、アマダイを売ることができませんので、そのお金は最終的には漁師の手元に入らないわけですけれども、それは誰にも請求することはできません。
 ただし、それができないかわりに、例えば金融的な支援とか、利子補給とか、市で言えば補助金があるということであります。
 以上です。
○議長(石崎久次君)  大山政司議員。
○大山政司君  八幡浜市の今議会でいろいろそういう産業や家庭に補助として出すということはやったんですが、それはないんですか、あるんですか。
○議長(石崎久次君)  副市長。
○副市長(橋本顯治君)  減少した売り上げを全て補填できるような補助金はどの自治体でも出すことはできないと思います。
 ただ、売り上げが減少していく中で、運転資金ができない、会社が運営していけない、そういったようないろんな経費に充てるために利子補給とか補助金を出すということでありまして、その中で何とかこの苦しい時期を切り抜けていただきたいと思っています。
 以上です。
○議長(石崎久次君)  大山政司議員。
○大山政司君  次の項目に移らさせていただきます。
 八幡浜市も今議会にて支援策を発表されましたが、これまでにどのような問い合わせが来ているのか、それは何件ほどなのか、お尋ねをいたします。
○議長(石崎久次君)  商工観光課長。
○商工観光課長(松良喜郎君)  お答えします。
 市のほうに具体的に連絡があったのはまだありません。商工観光課のほうにはございません。
   (大山政司君「ない、ないことなかろう。どこの課になるん、どこの課に」と呼ぶ)
○議長(石崎久次君)  社会福祉課長。
○社会福祉課長(河野久志君)  お答えします。
 3月25日から社会福祉協議会のほうで個人向けの生活資金等の貸し付けを行っております。3月25日から4月9日までの間に、緊急小口資金といって最大20万円貸していただけるものなんですけれども、それが13件、それから総合支援資金といいまして、失業とかされたときの当面の生活費に充てるものなんですけども、それが1件、それぞれ問い合わせといいますか、申し込みがあったということです。
 これにつきましては、県社協のほうで審査をいたしまして、大体1週間以内ぐらいには個人の口座に振り込まれるということのようでございます。
○議長(石崎久次君)  大山政司議員。
○大山政司君  1つ例を申し上げますと、宇和島市では4月10日に各種支援制度の案内などを行う新型コロナウイルス生活環境総合相談窓口ということで、市役所の1階に設置して、市民の方がどこに行ったらとかやなしに、ああ、あそこへ行けば悩みや問題が相談できるとすぐわかるんですが、八幡浜市の窓口へそういう困った市民の人が行っても、どこへ行ってええのかわからんのんですよ。そういう現状は一日でも早く解決すべき、対策すべきやないですか。
○議長(石崎久次君)  副市長。
○副市長(橋本顯治君)  御提言ありがとうございます。
 先ほど同様に竹内議員からも御質問いただいて、市としては金曜日に大きな看板を出して、今大山議員が特に言われているのは生活支援の意味合いでの相談のことやと思うんですけれども、その方につきましては、1階の社会福祉課において全て御相談いただけるようなことで、大きな看板を出して、来たらすぐわかっていただけるようにしております。
 なお、それで足りませんなんだらまた今後も考えていきたいと思います。
○議長(石崎久次君)  大山政司議員。
○大山政司君  3点目についてお尋ねいたします。
 八幡浜市として今回の支援策が終わりなのか、また今後、感染状況、それから負債状況でいろんな対策というのが考えられるのか、あわせてお尋ねをいたします。
○議長(石崎久次君)  市長。
○市長(大城一郎君)  先ほど竹内議員にも答弁をしましたが、今後、コロナウイルスの状況によりまして、追加の支援策を考えていかなければならないと思っておりますので、市民の声、企業の声、そして商工会議所、商工会との連携を密にしながら、第二弾、第三弾をやっていかなければならないと思っております。
○議長(石崎久次君)  大山政司議員。
○大山政司君  4点目、これで終わりますが、新型コロナウイルス感染者がこの八幡浜市で発生した場合の受け入れ態勢、別の病棟で入院させるという患者診察への距離方法で万全の準備が市立八幡浜総合病院ではできているのでしょうか。
 現在、愛媛県内には感染病床が26床あり、八幡浜市立病院には2病床があります。これも先ほど市長からも挨拶がありましたが、しかし愛媛県内では4月11日に30名のコロナウイルス感染者となっており、感染症病床の対応に苦慮されている現状であることはおわかりのとおりだと思います。
 そこで、八幡浜市民から3名以上のコロナ感染者が発生した場合の受け入れ態勢についてどのような対応、対策がなされるのか、具体的にお示しをお願いいたします。
○議長(石崎久次君)  市立病院事務局長。
○市立病院事務局長(山﨑利夫君)  市立八幡浜総合病院では、第2種感染症指定医療機関の指定を受けておりまして、現在、感染症病床が2床ございます。現在も市内でもしも大量にコロナウイルス患者が発生したときのために、感染10床を陰圧できるように改修をいたしまして、受け入れできる体制を整備をしております。
 以上でございます。
○議長(石崎久次君)  大山政司議員。
○大山政司君  その10床というのはいつごろできるんですか。ここで言葉で10床って言ったって、3名から上の患者さんは困るんですよ。我々も市民の皆さんにこういうことができますということを周知せないけんのですが、具体的にいつごろできるのか。
○議長(石崎久次君)  市立病院事務局長。
○市立病院事務局長(山﨑利夫君)  陰圧につきましては、もう既に整備は完了いたしました。あと微妙なカーテンであるとか、それらについては今取りつけをできない部分もありますけれども、受け入れ自体は今も受け入れできる状態でございます。
 以上でございます。
○議長(石崎久次君)  大山政司議員。
○大山政司君  10床受け入れできるんですね、今すぐ。
○議長(石崎久次君)  市立病院事務局長。
○市立病院事務局長(山﨑利夫君)  今の感染症病床が2床ございます。それに合わせて10床の陰圧できる体制を整えましたので、合計では12床は可能でございます。
○議長(石崎久次君)  大山政司議員。
○大山政司君  実は私は4月8日、市立病院へ行きました。そして、1階の売店がありますし、患者さんが知っとる人がおられたので2階へ行きました。2階から4階へ行こうと思うて、エレベーターの前のとこへ行ったら、エレベーターのとこへ入れんのですよ、こう。市立病院へ行った方は御存じだと思います。なぜそういう状況になっているんですか、市立病院は、体制ができとるんやったらそんなの要らんのよ。
○議長(石崎久次君)  市立病院事務局長。
○市立病院事務局長(山﨑利夫君)  市立病院では、1月にインフルエンザ対策としまして面会禁止、また院内のマスクの着用等を義務づけております。
 また、その後、2月26日からは、やむを得ない場合の面会はナースセンター等で体温測定、また面会簿の記入等を義務づけておりました。コロナウイルスがどんどん発生がふえていく状態の中で、市立病院も面会等によって患者様等に感染が拡大するのを防ぐために、今市立病院ではエレベーター前において入院患者への面会等については厳しくチェックをさせていただきまして、感染等の防止をしております。
 また、夜間、土日についても、以前は急患窓口のところである程度フリーで入れる状態でございましたけれども、一応扉は閉めさせていただいて、インターホンで会話ができるような形をとって、どうしても必要な方については入所をできるような形をとっております。これは外からの患者様に感染を防ぐための措置として行わさせていただいております。
 以上でございます。
○議長(石崎久次君)  大山政司議員。
○大山政司君  これは要望になると思いますが、新型コロナウイルス感染の今日の状況で、患者さんに対応するのは大変難しいと思いますし、今までもなかったことでございますので、ぜひそこら辺は市民の健康のために頑張っていただくことを要望して終わります。
 以上です。
○議長(石崎久次君)  新宮康史議員。
○新宮康史君  議案第55号関連で、先ほどの竹内議員の関連になるかもわかりませんけども、先ほど市長から雇用を守る、まずそれが大事だということで大変心強い答弁がございましたが、私は雇用調整助成金についてお伺いしたいんですけども、これは先ほど国が5分の4、残りもとうとう市のほうで補正するというか、助成するということがありまして、竹内議員のほうから残り5分の1も松山と同じように市が助成してやったらどうかというような意見があったんですが、私は大賛成でありますけども。少し意見を申し上げますと、雇用を守るということが企業を守るということで、まず八幡浜にとって基本的な一番大事なことであろうということは私もそれに同感であります。
 この雇用調整助成金というものは、もともと雇用主が申請しないと成立しません。今までは非常にたくさんの書くことがありまして、今回、非常に簡単になったということですけども、実際はどのように簡単になったかはわかりませんけども、企業主にとって、今コロナのせいで会社の運転資金等々の資金繰りがもう目いっぱいでなかなかそこまで気が回らないというか、手もとれないとは思うんですけども、まず雇用を守るということでそれをやっていただかないと困るし、この助成金がおりるまで2カ月から3カ月かかるということで、先ほどから出てますけども、国の公的資金、日本政策金融公庫とか、また商業関係の資金を借り入れてやるということで、その辺は意外とタイムリーに出ると思います。
 雇用主の皆さんに言いたいことは、そういうことをしていきながら、利子のほうは国とか市、そのほかのところで補填できるわけですから、うまいこと回していって、要するに雇用者を守る、市民を守るということでやっていただきたいんですけど、市のほう、行政としてもその辺のことについて指導なり強いそういうからくりがわからないところもあると思うんで、そういう指導をしていただいたらと思うんですけど、その辺については市のほうは何か考えがありますでしょうか。
○議長(石崎久次君)  副市長。
○副市長(橋本顯治君)  雇用調整助成金のほうは、労働基準監督署が窓口になっておりまして、市で基準監督署に指導するというのはなかなか立場的にそういう位置にないと思いますけれども、市の新しい補助制度とか利子補給の制度をつくりましたんで、せっかくつくった制度が手続が煩わしくってそんなん嫌だ、そんなことになったらどうしようもありませんので、そういう思いを持って、市としてはできるだけスムーズに運営できるように考えていきたいと思います。
 市の制度で一番ネックになるのは、多分売り上げが20%減った、15%減った、あるいは40%、そんなとこの確認が一番ポイントになってくると思いますので、その辺がスムーズに確認できるようにやりたいと思います。
 なお、労働基準監督署に対しましては、市のほうからもこういう要望があるということでお話をしたいと思います。
○議長(石崎久次君)  新宮康史議員。
○新宮康史君  そういうことで、今回のことを言うのは、今世紀最大の危機だとも受け取れるわけであります。この後ずっと尾を引くかもわかりませんので、思い切った政策が必要じゃないかと思いますので、余り垣根をつくらず、私たちも協力しますから、市民が安心して生活できるために、できるだけのことはみんなが協力しながらやっていきたいと思いますので、よろしく協力をお願いしたいと思います。私のほうからは要望にしときます。
○議長(石崎久次君)  副市長。
○副市長(橋本顯治君)  要望ということですけれども、コロナウイルスが死んでしまっていなくなったけれども、会社もなくなっちゃったということになるとどうしようもないんで、コロナウイルスはいずれ対応できると思いますけど、その終わった、その段階で八幡浜の事業、いろんな会社が生き残っていって、再びもう一回できることが大切ですので、市長ともよくお話しするんですけども、今こそ財政調整基金の、余りありませんけど、使いどころかなという感じもありますので、また皆さんの御指導をいただきながらやっていきたいと思います。
○議長(石崎久次君)  遠藤 綾議員。
○遠藤 綾君  同僚議員がさまざま質問されておりまして、ちょっと関連になるんですが、2点お伺いします。
 市立病院の体制です。
 1点は、減圧の施設ができてるということですが、これによってどの程度ほかの病棟に感染するものが防げるのか。市民の方にとっては、市立病院に感染病棟があるということで安心する方とちょっと不安に思う方がおられるかと思いますので、そのような不安を払拭するようにしていただくということで、その減圧設備について御説明をいただきたいのと。
 あと、マスク、アルコール、そして防護服、人工呼吸器や人工肺などのECMOと呼ばれる機器、そういったものは十分に足りているのか、数とか、その点についてお伺いします。
 もう一つは、マスクが市内に、民間の看護ステーションの方がマスクがもう全然ないというふうにたびたびおっしゃっております。そういう民間の看護ステーションのようなところに、要望があったら6,000枚ですか、確保したとありましたが、そういうものを少し融通していただくとか、そういうことはできないものかとお聞きします。
○議長(石崎久次君)  市立病院事務局長。
○市立病院事務局長(山﨑利夫君)  病院のその10床の病棟関係でございますけれども、陰圧については、2床の感染症病床については完全な個室になっておりまして、中でお風呂、トイレ等完全になっております。あとの10床につきましては、それぞれの個室で陰圧になっておりますけれども、感染症病床に比べれば陰圧は少し弱い程度でございます。ただし、そのフロアを完全に隔離しておりますので、安心していただいたらと思います。
 もう一つ、マスク、あとECMO等のことについてでございますけれども、マスク等についてはある程度は在庫がございますけれども、不足する可能性がございますので、今現在、保健所のほうに要望を出して、不足する場合には保健所等から補充をしていただくような形になっております。
 ECMOにつきましては、現在、市立病院には装備をされておりません。
 ただし、人工呼吸器については装備されておりますので、それでの対応は……
   (「何台ある」と呼ぶ者あり)
 今使用可能な分は、コロナ対応については3台使用可能ということで設備はございます。ほかにもあるんですけど、一般の方にも対応が必要ですので、3台使用可能ということで準備はしております。
 以上でございます。
○議長(石崎久次君)  保健センター所長。
○保健センター所長(久保田豊人君)  マスクについてお答えしたいと思います。
 まず、基本的に介護施設等につきましては国から実は今2回直接送られてきました。市のほうに第1回目が3月25日付で2,040個、それから第2回目が4月6日ということで1,000個配布しておりまして、それぞれの事業所の中で要望があったところについては基本的にはその枚数、全部が全部ではないんですけれども、案分いたしまして、割り振っております。
 それから、先ほど言われました医療関係とか薬局等に関しましては、基本的に保健所のほうが窓口になっておりまして、いわゆる医療機関については優先度に従いまして来るような形となっております。
 それから、市が持っている在庫につきましては、現在、学校ですとか、行政機関の中で配っております。それから、一部、今ほど病院事務局長からも答弁ございましたが、万が一市立病院が間に合わない場合についてはどうしてもそこら辺も関係しなければなりませんので、現在のところ、医療関係については配る余裕がないといいますか、現状そういう形で予定しております。
 以上でございます。
○議長(石崎久次君)  遠藤 綾議員。
○遠藤 綾君  ちょっとよくわからなかったんですが、要望があればある程度はお売りするとか、そういうことはできるということですか。それとも余裕がない。
○議長(石崎久次君)  保健センター所長。
○保健センター所長(久保田豊人君)  国から来ました2回分につきましては、介護保険の事業所、例えばヘルパーステーションだとかそういうところがありますので、うちのほうから調査をいたしまして、その部分に関し、要望があったところに関しては国から来た分を配ったということでございます。
   (遠藤 綾君「民間は、民間の介護」と呼ぶ)
 民間の介護事業所です、ヘルパーだとか、デイサービスとか、いろんな施設があるかと思います。そういうところです。
 先ほど言いましたように、それ以外の一般の病院ですとか、薬局とかに関しましては、県のほう、保健所のほうが担当しております。
 以上でございます。
○議長(石崎久次君)  次、議案第56号 令和2年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案書89ページから99ページまでであります。
 質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  これをもって質疑を終結いたします。
 お諮りいたします。
 ただいま一括議題となっております議案第53号ないし議案第56号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  御異議なしと認めます。よって、議案第53号ないし議案第56号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。
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○議長(石崎久次君)  まず、議案第53号 八幡浜市障害者施設いきいきプチファーム設置条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。
 討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより議案第53号を採決いたします。
 本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(石崎久次君)  御着席ください。
 起立全員であります。よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。
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○議長(石崎久次君)  次、議案第54号 八幡浜市国民健康保険条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。
 討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより議案第54号を採決いたします。
 本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(石崎久次君)  御着席ください。
 起立全員であります。よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。
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○議長(石崎久次君)  次、議案第55号 令和2年度八幡浜市一般会計補正予算(第1号)の討論に入ります。
 討論はありませんか。
 上田浩志議員。
○上田浩志君  議案第55号に関して賛成の立場で意見を述べさせていただきます。
 先ほど同僚議員から新型コロナウイルスの感染拡大で業績が落ち込んだ市内の業者を支援する事業が紹介をされました。その発起人の一人の方が、大事なことはお金を流して経済をとめないこと、そしてスピード感であるというふうに言っておられました。
 今回の補正予算関連について、他市は専決処分で対応しておりますが、本市においては市民の皆様に不安の解消、安心感を届けることができたと思っております。
 ただ、感染が広がる中、先ほど議論がなされましたが、漁業者においては競り値が急落して、自分たちの努力だけではどうにもならない状態が続いております。今後においては、ぜひ新型コロナウイルス感染の拡大に伴う影響で経営環境が悪化している中、先ほど市長、課長の発言にもありましたように、追加支援があるようですので、スピード感を持って対応することを要望して、賛成討論といたします。
○議長(石崎久次君)  ほかに。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより議案第55号を採決いたします。
 本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(石崎久次君)  御着席ください。
 起立全員であります。よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。
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○議長(石崎久次君)  次、議案第56号 令和2年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)の討論に入ります。
 討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(石崎久次君)  これをもって討論を終結いたします。
 これより議案第56号を採決いたします。
 本件は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(石崎久次君)  御着席ください。
 起立全員であります。よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。
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○議長(石崎久次君)  これにて本日の会議を閉じます。
 閉会に当たり、市長から挨拶があります。
 市長。
〔市長 大城一郎君登壇〕
○市長(大城一郎君)  閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
 御提案申し上げました全議案に対し適切なる御決定、御承認をいただきまして、まことにありがとうございました。
 特に、新型コロナウイルス感染症の拡大に対する中小企業等への支援策に係る予算の執行につきましては、議員各位からの御意見、御要望を踏まえながら、市民の方々に対し速やかに周知し、手続を行ってまいります。
 また、今後も市民の不安を少しでも和らげることができるよう、効果的な対策をスピード感を持って検討し、実行に移していきたいと考えております。
 国が一丸となって取り組んでいるウイルスとの戦いのために、市といたしましても全力を挙げて対応してまいりますので、議員各位におかれましても御協力をよろしくお願い申し上げます。
 さて、先月末には、今年度から令和6年度までの5年間を計画期間とする第2期八幡浜市まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定しました。これまでの地方創生に向けた取り組みの成果や第1期総合戦略の評価、検証で明らかになった課題等を踏まえ、新型コロナウイルス対策と並行し、引き続き地方創生に向けた各種施策に取り組んでいきたいと考えております。
 結びに、議員各位におかれましても、健康に十分御留意いただき、市政発展のため引き続き御活躍いただきますようお願い申し上げまして、閉会の御挨拶といたします。ありがとうございました。
○議長(石崎久次君)  以上をもって今議会の日程は全部終了いたしました。
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○議長(石崎久次君)  これをもって令和2年第2回八幡浜市議会臨時会を閉会いたします。
   午後 2時36分 閉会

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