一般質問(一問一答方式) R3.6 樋田都 議員

公開日 2022年01月13日

〔樋田 都君質問席へ移動〕

 

○樋田 都君  よろしくお願いいたします。
 わくわくする八幡浜応援団の樋田 都でございますと、この言葉は4期目を目指す市長選で街頭演説の機会をいただいたときの私の第一声でありました。今まさに八幡浜丸は大城キャプテンの下、多くの市民の声を積み込み、荒波に船出いたしました。
 そこで、私は期待を込め、コロナ禍を生き切るためにをテーマに、実体験を基に質問させていただきます。市長並びに副市長、担当部課長のきらりを痛感させていただきたいと前置きしておきます。
 まず、大綱1は、ミカン産地を支えるアルバイター確保緊急支援事業についてであります。
 昨年新しい年を迎え、ミカン出荷も終え、やれやれと一息をついた頃、テレビには雄大な豪華客船プリンセスダイヤモンド号が映し出されました。乗客の感染症陽性、それが新型コロナウイルスであると。下船許可停止、事実上乗客は軟禁状況でありました。そのときまだ私たちは危機感もなく、人ごとかのようにいつもの日常を過ごしていました。
 あれから500日がたった今では、世界中で猛威を振るう目に見えないウイルスに、生から死への恐ろしさを毎日感じさせられています。
 さて、まず1点目は、令和2年度アルバイター確保支援事業の予算計上における決算状況をお伺いいたします。
○議長(石崎久次君)  産業建設部長。
○産業建設部長(菊池司郎君)  収穫期における労働力確保対策として、令和2年度は新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用し、八幡浜市みかんアルバイター確保緊急支援事業を実施しました。
 予算総額9,474万2,000円についての市の決算状況ですが、1つ目の感染症予防対策として、消毒液、マスク、非接触型体温計等、物品等の整備に係る経費に87万7,000円、2つ目、施設等飛沫感染予防対策として、宿泊施設確保のための空き家改修、施設の個室化の改修、整備に係る経費に526万1,000円、3つ目として、みかんアルバイター雇用支援として、アルバイター募集、宿泊施設確保、通勤等に要する経費、PCR検査に係る経費、検査待機期間の宿舎に係る経費、休業補償、検査のための移動に係る経費に3,894万4,000円、合計4,508万2,000円を市は事業主体であるJAにしうわに支出しました。
 これにより、新型コロナウイルス感染防止対策を徹底した県外、県内からのみかんアルバイターによる労働力確保並びに農業従事者の負担軽減について支援を図ったところであります。
 なお、予算的には不足が出ないよう十分確保しておりましたので、逆に半分程度の執行率となりましたが、必要なものについては十分手当てできたものと考えています。
 以上です。
○議長(石崎久次君)  樋田 都議員。
○樋田 都君  ただいまの答弁の中にありましたように、9,500万円余りの予算計画の詳細を説明いただきました。
 最初に説明を聞いたときに、私はこれでアルバイターは心配なく来ていただけるものと安堵いたしました。
 農家とアルバイターとの巡り会いは、各共撰ごとに歴史は異なっていますが、コロナは当たり前だった募集、施設の改修、管理内容等に難題を突きつけてきました。
 PCR検査の実施や3密回避のため、検査期間の3泊4日はホテルでの待機、その間の休業補償、陰性が確定したならば八幡浜市への移動等、アルバイターの誘導はJAの手厚い指導の下、遂行いたしました。
 そこで、我が家の例を紹介させていただきます。我が家も1名の募集を決め、農家のおしごとというサイトからプロフィールを発信し、各地から7名もの希望のメッセージが届きました。履歴書の紙面のみで決めなければならないことに少々不安はありましたが、知床半島斜里町で昆布のお仕事をしている方に巡り会うことができました。八幡浜駅でいざ対面の際、履歴書の顔写真を手に握手ができたとき、アルバイターも私も笑顔の中に大丈夫を隠し切れなかったことを思い出されます。
 また、昨年2年目を迎えたシェアハウス長谷の宿泊所は、カーテンのみの仕切りでありましたので、3密回避の手段には、ビフォーアフターが必要となりました。雇用促進協議会の皆さんとアイデアを出し合い、移動のできる大きな箱を作り、収納可能な壁として間仕切りを作り、出入口は1枚の大型のれんをかけることといたしました。このときに協力していただきました大勢の方々には、とても感謝しております。
 また、施設等の改修・整備に係る費用にも多くの支援をいただきました。アルバイターの気持ちに寄り添えるシェアハウスとよみがえることができましたことに、改めまして感謝を申し上げます。
 それでは、2点目になります。令和3年度のアルバイター確保支援事業の取組と、県との連携についてであります。
 コロナ感染症の終息が遠い今、昨年度よりも今年度はもっと厳しい状況だとJA幹部の皆さんと協議させていただいた際に痛感させられました。
 まず1つ目は、PCR検査の変更と実施内容についてであります。
 PCR検査は3回実施し、1回目は農家からアルバイターへ検査キットを送付し、陰性証明後、直接八幡浜市へ移動、2回目は到着後に検査し、検査結果が出るまで宿泊所等で待機し、その後3回目は10日から2週間後に検査を受ける方法を取りたいとのことでありました。
 費用は1回1万円程度であり、農家が1万円、JAが5,000円、市へ1万5,000円の補助をお願いしたいとの要望であります。PCR検査へのお考えをお聞かせください。
○議長(石崎久次君)  農林課長。
○農林課長(宇都宮久昭君)  JAにしうわでは、今年度のアルバイター受入れに係るPCR検査の実施について、来県前、来県直後、来県1週間後と、合計3回のPCR検査を実施することにより、農業者及び援農者、地域住民の不安を少しでも軽減したいと計画をされております。
 市としては、コロナ感染防止対策、みかんアルバイターによる労働力確保の支援を図るため、愛媛県、JAにしうわ等と協議し、関係必要経費の助成を講じてまいります。
 また、市として愛媛県に関係予算の確保を要望していきたいと考えています。
 以上です。
○議長(石崎久次君)  樋田 都議員。
○樋田 都君  ただいまPCR検査のお考えをお聞かせいただきました。昨年と同様の方法を取りますと多額のお金がかかるのは理解しております。まして私が思うには、やはり農家としてもアルバイターと真剣に向かい合いながらこのコロナ対策ということをしていかねばならないと、他力では駄目だということも今回の経験でつくづく思わせていただきました。しっかりと農家といたしましても、このアルバイターを雇用するに当たり、真剣に取り組むということで、他力でないということを私も伝えていかなければならないと痛感しておりますので、その旨を徹底していきたいと思います。
 それでは、2点目に参ります。2点目は、アルバイター宿泊施設支援についてであります。
 今年度も昨年同様、宿泊・合宿施設マンダリンは使用できないとのことであります。民間ホテルやアパート等を利用せざるを得なかった農家も引き続き今年もと考えているに違いありません。アルバイター宿泊施設支援に手を差し伸べていただきたいのでありますが、どのようなお考えかお聞かせください。
○議長(石崎久次君)  農林課長。
○農林課長(宇都宮久昭君)  JAにしうわでは、今年度のアルバイターの宿泊施設等の飛沫感染予防対策について、昨年同様、宿泊施設確保のための空き家改修、施設の個室化の改修・整備に係る経費、またアルバイターの宿泊先としてホテル、旅館、空き家、アパート等を借り上げた場合の経費を支援する予定とのことです。
 市としては、先ほどと同様に、愛媛県、JAにしうわ等と協議し、関係必要経費の助成を講じてまいります。
 また、市として愛媛県に関係予算の確保を要望していきたいと考えています。
 以上です。
○議長(石崎久次君)  樋田 都議員。
○樋田 都君  それでは、3つ目、施設等における飛沫感染予防対策であります。
 先ほど述べましたように、コロナ対策は急遽模索の中から知恵を出し合いましたが、今の対応が十分とは思っておりません。
 施設に住み、生活していく中で、不便さは出てくるものです。2か月余りの共同生活を快適に過ごしていただき、また来年もここに来ようと思っていただくリピーターであってほしいものです。
 だからこそ、女性目線で働きやすい環境づくり、感染予防対策の徹底に努めなければならないと考えています。
 今年度も市独自の補助の上に、県との連携に期待して予算の確保を要望したいのでありますが、お伺いいたします。
 今言っていただいたのとかぶさったかと思いますが、2つとも言っていただきましたので、その旨よろしくお願いいたします。
○議長(石崎久次君)  農林課長。
○農林課長(宇都宮久昭君)  今年度の施設等における飛沫感染予防対策についてでございます。
 JAにしうわでは、今年度のみかんアルバイターを受け入れる際の感染症予防対策について、昨年同様、消毒液、マスク及び非接触型体温計等の購入に要する経費を支援する予定とのことです。
 先ほど来繰り返しになります。市としては、愛媛県、JAにしうわ等と協議し、関係必要経費の助成を講じてまいります。
 また、市として愛媛県に関係予算の確保を要望していきたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(石崎久次君)  樋田 都議員。
○樋田 都君  それでは、続きまして3点目に入ります。八幡浜市の施設とJAとのコラボに期待を込めてであります。
 保育所、小・中学校の再編は、子供たちの望ましい姿とは、をモットーに事業の展開が行われています。
 統廃合にはPTAや地元住民等と会話を重ね合いながらエネルギーを費やしておられると思います。
 その結果、廃校となった施設は、少しずつ用途を変更し、再びよみがえっていますが、跡地利用には問題点が多く、ハードルが高いようです。
 ここでお聞きいたします。
 JA事業の一つである農繁期の共同炊事を喜須来保育所跡地を利用したいとする場合の打開策があるかどうかお伺いいたします。
 共同炊事は、農繁期における女性の労働負担の軽減のため、JAから組合員家庭への贈物として今から35年前に私が開始した事業であります。今、庁舎の隣のJA建物3階を利用してきましたが、老朽化が進み、どこか代替えの施設がないものかと模索し、昨年は双岩中学校校舎を生活指導員の皆さんとともに見学させていただきましたが、スペースの広さに問題があり、断念せざるを得ませんでした。
 喜須来保育所跡地を利用するために、どのような問題点を抱えているのかお伺いいたします。
○議長(石崎久次君)  子育て支援課長。
○子育て支援課長(岡本正洋君)  お答えします。
 保内地区の旧宮内、喜須来、川之石の3保育所は、平成31年の統合により同年3月に廃所となり、以降跡地の有効活用を検討しています。
 そのうち旧喜須来保育所は、昭和54年度に建設されました。鉄筋コンクリート造2階建てで、延べ床面積は652.86平米です。1階にある厨房は、幼児食と職員分合わせて1日約100食の給食提供を想定して整備し、運営していました。
 現在、跡地利用の予定はありません。ただし、建物の建設には電源立地交付金を活用しており、財産の処分制限期間における目的外使用については国との協議が必要となります。
 また、旧喜須来保育所は県が指定する喜木川流域の土砂災害警戒区域及び家屋倒壊等氾濫想定区域にあります。出水期や台風シーズンではなく、農繁期に限った利用ではあるものの、県との協議が必要となります。
 以上です。
○議長(石崎久次君)  樋田 都議員。
○樋田 都君  やはり問題点が多く、ハードルが高いことを切実に感じました。
 やはり八幡浜市の建物がやはりあのままに残っていることこそ何となくむなしく、寂しい思いでありますので、いろんな考え方からいろんなアイデアをいただきながら、何かに使っていかなければ、保育所も小学校も中学校も声のない寂しい姿で残っていくのではないかなと切実に感じますので、もう少し私も検討する必要があるかなと思っております。
 共同炊事は、ミカン産地を守る食の提供が導く健康維持であると私は思います。本事業を利用している農家やアルバイターたちのためにも継続していかねばならない事業でありますので、JAとのコラボができないか提案させていただきました。ぜひ前向きに検討していただきたいので、強く要望しておきますが、現時点でのアドバイスがあればお聞きしたいのでありますが、いかがでしょうか。
○議長(石崎久次君)  副市長。
○副市長(橋本顯治君)  お答えをします。
 共同炊飯事業は、農繁期における農家女性の労働負担軽減のため、今お話のあったように、35年前に樋田議員の発案でJAにしうわが開始された事業であります。
 収穫期における農家女性の労働力負担の軽減を図る観点から、JAにしうわが実施されている共同炊飯事業を継続していくことは、大変大切なことで、今後とも市としても支援をしていくとともに、JAにしうわから現施設の老朽化等による代替施設の要望等があれば、市も一緒になって検討させていただきたいと思います。
○議長(石崎久次君)  樋田 都議員。
○樋田 都君  前向きに検討していただくアドバイスをいただきました。
 やはり女性をいかに軽減させてあげたいかということの贈物でありますので、これをやめるわけにはならないと思うんです。やはりいろんな知恵を結集しながら農家の女性のために皆さんの力でいいミカンを出荷していただいて、健康で一年一年、今年こそは今年こそはという思いで作っていっていただきたいと思いますので、ぜひ私も何回も陳情に行かせていただくかもしれませんので、その際にはいい御提案をお願いいたします。
 それでは、続きまして大綱2に移らせていただきます。にぎわう町をもう一度であります。
 コロナは、にぎわいの町を飲み込み、経済の疲弊に歯止めが立たない状況をつくりました。
 昨年の緊急事態宣言後は、飲食店等からにぎわう声をかき消し、商業関係者の状況はひどいものでありました。
 しかし、さすが八幡浜市は、プレミアム商品券第1弾・第2弾の配付並びにやわたはま食うぽん券をいち早く推し進め、市民に納得いく形で喜びを与えていただきました。
 そこでお聞きいたします。
 1点目、プレミアム商品券・やわたはま食うぽん券の引換え率と利用状況、そして今後の取組をお伺いいたします。
○議長(石崎久次君)  商工観光課長。
○商工観光課長(松良喜郎君)  お答えします。
 昨年9月1日から実施したスーパープレミアム付商品券は、全市民3万2,760人のうち2万8,972人、88.4%の方が購入引換えし、市内501の登録店舗で5億7,768万1,000円、99.7%が使用されました。
 現在実施中であるスーパープレミアム付商品券第2弾は、全市民3万2,515人のうち2万9,184人、89.8%の方が購入引換えし、6月1日現在で市内524の登録店舗で4億6,947万7,000円、80.4%が使用されており、6月30日が使用期限となっています。
 また、プレミアム付飲食券やわたはま食うぽん券は、6月2日発行部数3万冊を完売しました。5月31日現在、市内110の登録店舗で1億6,378万円、74.6%が使用されています。
 なお、やわたはま食うぽん券については、本議会の補正予算案として5,000冊増刷するための予算を上程しております。
 使用期限である8月31日まで引き続き市内の飲食店及び仕入先や生産者への新型コロナウイルスの影響を緩和するとともに、地域における消費を喚起、下支えしたいと考えています。
 以上です。
○議長(石崎久次君)  樋田 都議員。
○樋田 都君  ただいまの数字を聞かせていただきますと、確かに疲弊していました町にもにぎわいが戻ってきたのではないかと私も感じています。
 やはり店の経営者の皆さんからそれぞれお話をお聞きいたしますと、これがなかったら大変なことになっていっただろうと。八幡浜市は本当に飲食店のことをよく考えてやってきてくれたという感謝の思いをいただきました。やはり私もそう聞かせていただきますときに、やっぱり第1弾、第2弾、そして併せてやわたはま食うぽん券は市民のために、市民の思う形の中で販売させていただいたり、引き換えていかさせていただいたり、そして飲食店の皆さんが店の名前を書きながら1枚ずつ丁寧に、一枚一枚クーポンの裏に書いておられる姿を見るときに、これが全てお金だといって感謝しておりましたので、代わりましてここでお礼申し上げておきます。どうもありがとうございましたとのことでありました。
 2点目ですが、営業時間短縮要請における経営者の苦悩の歩みと八幡浜市の取組についてであります。
 感染拡大から我慢の日が続き、飲食店は時短営業となり、時間の制約の上にお客のモラルも問われる事態となりました。
 しかし、酒類を提供する飲食店等には、協力金1日2万5,000円が支払われることとなり、経営者の顔にも安堵の笑みが見受けられました。
 4月26日から24日間の協力金の申請状況や払込状況をお聞かせください。
 そしてまた、この間所管の職員の皆さんが、時短が守られているか1軒ずつ見回られていた姿には、私は頭が下がりました。市民みんなで守り合ってほしいと心配していましたが、いかがでしたでしょうか、お伺いいたします。
○議長(石崎久次君)  商工観光課長。
○商工観光課長(松良喜郎君)  お答えします。
 愛媛県からの要請に伴う4月26日から5月19日までの営業時間短縮第1弾については、市内飲食店のうち150店舗に御協力いただきました。
 その間、市役所をはじめ八幡浜商工会議所、保内町商工会、八幡浜支局に協力いただき協力店舗の見回りを行ったところ、1店舗のみが21時以降の営業を行っていたため、協力金の対象外となりました。
 また、松山市のまん延防止等重点措置等の実施期間が5月31日まで延長されたことに伴う5月20日から5月31日までの営業時間短縮第2弾については、151店舗に御協力いただきました。
 第1弾と同じく見回りを行いましたが、今回は21時以降に営業している店舗はありませんでした。
 なお、営業時間短縮第1弾に伴う協力金の支払いについては、5月31日時点で協力金の支給対象となる149店舗のうち96店舗から申請があり、この分については明日6月8日までに全て支給することにしています。
 以上です。
○議長(石崎久次君)  樋田 都議員。
○樋田 都君  それでは、ただいま説明いただきましたように、協力の申請は酒類を提供する飲食店がそれぞれが申請しておられるということも聞いております。もうまさに早く振り込まれていたということも聞かせていただいております。
 あとの十何日分かな、その分に対してはその24日の分と一緒に申請したいとか、いろいろな思いは皆さん語っておられますので、これは確かに安心した純利益を提供するということでありますが、やはり店の電気をつけることのできなかったこの間の店の方々は、どんな思いであったかという気持ちも私は感じさせてもらったことかなと思いますが、6月1日から元気にその店の明かりをつけてられますことに安堵させていただいております。
 それでは、続きまして、この36日間には多くの市民が努力を続け、囲い込みの徹底へとスピードをもって徹底していただき、市民は守られてきましたが、私たちの町にも陽性と確認された方の軽率な行動で濃厚接触者ではないかと自らPCR検査を受け、2週間の休業を決め、店の明かりを消したと聞かされました。
 ウイルスは人の行動に伴って広がります。感染自体は罪ではありませんが、目の当たりにした憤りの持って行き先が保健所だけでしょうか。それを聞かせていただきました私には、対応策を答えることができませんでしたが、行政として町を守る手段はないものでしょうか、お願いいたします。
○議長(石崎久次君)  副市長。
○副市長(橋本顯治君)  営業時間短縮要請により対象となる飲食店の中には、経済活動に一定の制限を加えるという厳しい状況をお願いしていた中で、対象となる飲食店にこのようなモラルのない利用者がいたとすれば、非常に残念に思います。
 陽性者であることが判明した時点で保健所からは日常生活での指導を受けているはずであり、感染対策期の中での軽率な行動と言わざるを得ません。
 連日知事の会見の中で、うつらないよう自己防衛、うつさないよう周りに配慮とお願いしており、県民総ぐるみの感染対策徹底が必要です。
 なお、陽性と判明し、隔離を求められている患者が、これを隠して飲食店を利用し、実際に飲食店側に被害が発生した場合は、全国の事例を見ると、民事上の損害賠償また何らかの刑事事件として対応している例もありますので、もしそのようなことがあれば、該当機関もしくは弁護士に相談することも可能ではないかと思います。
○議長(石崎久次君)  樋田 都議員。
○樋田 都君  どうもありがとうございました。
 対応策を答えることのできなかった私は、今の答えをもってその関係者の皆さんにもう一度声をかけてまいりますが、もう二度とこういうことのないようにということで、これからワクチン接種も始まりますが、やはりモラルのない方はどうしようもないことだけは今回のこの話を聞かせてもらってよく理解しました。やっぱりあってはならないことを自分の軽率な行動にていろんな皆さんのお店が被害を被っていたことを知らされたときには、やはり何か打開策はという思いはありましたので、またそういうことがありましたならば御相談させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
 大綱3に行きます。市営納骨堂の進捗状況についてであります。
 人は誰しもがいつ死ぬか分からないことを、新型コロナウイルスは私たちにそんな現実を思い出させました。
 そうした中で、私たち一人一人が自分は何を大切に生きていくかという究極的な問いにも直面させられました。
 老いる中で最期を八幡浜で迎えたいと思っている市民は大勢おられると思います。災害の少ない町で、風光明媚な場所で、八幡浜を見守っていたいとの声は、市長にも届いているはずです。
 平成29年3月定例会にて同僚議員とともに質問させていただきました提案でありました。その後市営納骨堂の整備についての進捗状況がありましたならばよろしくお願いいたします。
○議長(石崎久次君)  市長。
○市長(大城一郎君)  平成29年3月議会で市営納骨堂建設の提案があって以降、新居浜市への先進地視察を行い、設置場所の基準があるため、愛宕山を含め海が見える納骨堂をキーワードに、市所有の土地の中から建設候補地を検討しています。
 現時点では市営納骨堂の整備については、令和4年度に市所有の土地の中から設置場所の基準に合った建設地を選定し、おおむね5年度に設計、そして6年度に建築を予定をしております。
○議長(石崎久次君)  樋田 都議員。
○樋田 都君  この平成29年3月には、海の見える明るくてというイメージの中から、私は愛宕山ということでここで発表させていただきました。それから4年間がたつ中で、愛宕山、ずっと風光明媚でいいとこだと思っていましたが、今回の定例会のときに、初日に市長の総括説明で、愛宕山プロジェクトと、お考えを聞かせていただきました。
 愛宕山での納骨堂の建設は難しいのではないかと私は考えています。
 そうすると、市民の望む納骨堂の場所としては、どこが最適なのかを思い浮かべました。いつも愛宕山と思っておりましたので、どこがいいものかと。
 そこで、私の意見ではありますが、提案ではありますが、お聞きください。
 やすらぎ聖苑はどんなもんなんだろうかと。あの隣に納骨堂をつくればいいんではないかな。しかし、私の思う海は見えないかもしれないというようなものを考えたり、そして管理の面から考えましても、指定管理委託がありますので、管理をともにしていただくところではないかなというような考えを思い浮かべましたので、ぜひ検討していただければと思いますが、いかがですか。提案です。
○議長(石崎久次君)  市長。
○市長(大城一郎君)  私もやすらぎ聖苑という言葉を今聞きましたので、やすらぎ聖苑の隣に市営の納骨堂ができるのかどうか。隣には市のフラワーパーク等もありまして、非常に風光明媚なところではあります。やすらぎ聖苑の隣接地に市営納骨堂ができるかどうかも踏まえて市の選考を進めていきたいというふうに思っております。
○議長(石崎久次君)  樋田 都議員。
○樋田 都君  ぜひ一日も早く検討していただきまして市営の納骨堂、市民が望んでいる姿であってほしいと思っておりますので、なかなか投げかけた石はなかなか拾うときに時間がかかってまいりますが、もうまさに4年たちましたので、もうそろそろここでしっかりとした提案の下、実行していただきたいと思いますので、整備につきましては前向きに現実になりますことを望んでおきます。
 最後になりましたが、これで私の質問は終わります。一日も早く皆さんのマスクの下の笑顔に出会える日を楽しみに私の質問を終わらせていただきます。どうもありがとうございました。

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