令和4年八幡浜市議会6月定例会会議録第5号

公開日 2022年09月20日

令和4年八幡浜市議会6月定例会会議録第5号

 

議事日程 第5号

 

令和4年6月24日(金) 午前10時開議

 

第1

会議録署名議員の指名

 

第2

同意案第1号 教育委員会委員の任命について

       (討論、採決)

第3

議案第39号 喜須来小学校校舎長寿命化改良建築主体工事請負契約の締結について

議案第40号 八幡浜市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について

議案第41号 令和4年度八幡浜市一般会計補正予算(第2号)

議案第42号 八幡浜市民スポーツセンター地中熱システム導入工事請負契約の締結について

  (委員長報告(質疑)、討論、採決)

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本日の会議に付した事件

 

日程第1

会議録署名議員の指名

 

日程第2

同意案第1号

 

日程第3

議案第39号~議案第42号

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出席議員(16名)       

 

  1番  井  上     剛  君

  2番  攝  津  眞  澄  君

  3番  平  野  良  哉  君

  4番  田  中  繁  則  君

  5番  遠  藤     綾  君

  6番  菊  池     彰  君

  7番  西  山  一  規  君

  8番  佐 々 木  加 代 子  君

  9番  竹  内  秀  明  君

 10番  平  家  恭  治  君

 11番  石  崎  久  次  君

 12番  樋  田     都  君

 13番  新  宮  康  史  君

 14番  上  田  浩  志  君

 15番  宮  本  明  裕  君

 16番  山  本  儀  夫  君

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欠席議員(なし)

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説明のため出席した者の職氏名

 

 市長          大 城 一 郎 君

 副市長         菊 池 司 郎 君

 教育長         井 上   靖 君

 代表監査委員      中 島 和 久 君

 総務企画部長      藤 堂 耕 治 君

 市民福祉部長      二 宮 恭 子 君

 産業建設部長      垣 内 千代紀 君

 市立病院事務局長    福 岡 勝 明 君

 総務課長        宮 下 栄 司 君

 税務課長        河 野 久 志 君

 政策推進課長      松 良 喜 郎 君

 財政課長        明 礼 英 和 君

 社会福祉課長      松 本 有 加 君

 子育て支援課長     岡 本 正 洋 君

 市民課長        倭 村 祥 孝 君

 保内庁舎管理課長    二 宮 万裕美 君

 生活環境課長      菊 池 和 幸 君

 保健センター所長    小 野 嘉 彦 君

 人権啓発課長      山 本   真 君

 水産港湾課長      宇都宮 一 幸 君

 建設課長        宮 下 研 作 君

 農林課長        宇都宮 久 昭 君

 商工観光課長      萩 森 久 人 君

 下水道課長       菊 池 利 夫 君

 水道課長        山 本   覚 君

 会計管理者       坂 井 浩 二 君

 学校教育課長      梶 本 教 仁 君

 生涯学習課長      井 上 耕 二 君

 監査事務局長      菊 池 敏 秀 君

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会議に出席した議会事務局職員

 

 事務局長        田 本 憲一郎 君

 事務局次長兼議事係長  菊 池 文 孝 君

 調査係長        黒 田 昌 利 君

 書記          田 中   聡 君

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   午前10時00分 開議       

○議長(平家恭治君)  皆さん、おはようございます。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。

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○議長(平家恭治君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、議長において2番 攝津眞澄議員、15番 宮本明裕議員を指名いたします。

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○議長(平家恭治君)  日程第2 同意案第1号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(平家恭治君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより同意案第1号を採決いたします。

 この採決は無記名投票をもって行います。

 議場の閉鎖を命じます。

(議場閉鎖)

○議長(平家恭治君)  ただいまの出席議員数は15人であります。

 投票用紙を配付させます。

(投票用紙配付)

○議長(平家恭治君)  投票用紙の配付漏れはありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(平家恭治君)  配付漏れなしと認めます。

 投票箱を改めさせます。

(投票箱点検)

○議長(平家恭治君)  異状なしと認めます。

 念のため申し上げます。本案に同意する議員は賛成、同意しない議員は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票願います。

 なお、重ねて申し上げます。投票中賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は、会議規則第73条第2項の規定により不同意とみなします。

 点呼を命じます。

○議会事務局次長兼議事係長(菊池文孝君)

(点呼・投票)

○議長(平家恭治君)  投票漏れはありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(平家恭治君)  投票漏れなしと認めます。

 投票を終了いたします。

 議場の閉鎖を解きます。

(議場開鎖)

○議長(平家恭治君)  開票を行います。

 会議規則第31条第2項により、立会人に11番石崎久次議員、12番樋田 都議員を指名いたします。

(開  票)

○議長(平家恭治君)  投票の結果を報告いたします。

 投票総数 15票

 これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。

 そのうち

 賛成 15票

 反対 0票

 以上のとおり賛成が全員であります。よって、同意案第1号は原案のとおり同意することに決しました。

 休憩いたします。

   午前10時12分 休憩

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   午前10時12分 再開

○議長(平家恭治君)  再開いたします。

 ただいま教育委員会委員に同意されました成瀬いづみさんから御挨拶があります。

〔成瀬いづみ君登壇〕

○成瀬いづみ君  ただいま御紹介にあずかりました成瀬いづみと申します。

 このたびは私の同意案件につきまして議会の皆様方の御同意をいただきまして、誠にありがとうございました。大変未熟者ではございますが、皆様方からのお力添えをいただきながら、精いっぱい職務に励むつもりでおります。今後とも御指導、御鞭撻を賜りますよう、高いところからではございますが、よろしくお願い申し上げまして、大変簡単ではございますが、挨拶とさせていただきます。本日は誠にありがとうございました。

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○議長(平家恭治君)  日程第3 議案第39号 喜須来小学校校舎長寿命化改良建築主体工事請負契約の締結についてないし議案第42号 八幡浜市民スポーツセンター地中熱システム導入工事請負契約の締結について、以上4件を一括議題といたします。

 これらの案件に関し、順次各委員長の報告を求めます。

 まず、総務産業委員会、佐々木加代子委員長。

〔総務産業委員長 佐々木加代子君登壇〕

○総務産業委員長(佐々木加代子君)  それでは、総務産業委員会の報告を申し上げます。

 当委員会に付託されました議案の審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおり、全て全会一致で原案のとおり可決しております。

 以下、審査の過程において論議されました主な事項について、その概要を申し上げます。

 初めに、議案第39号 喜須来小学校校舎長寿命化改良建築主体工事請負契約の締結についてであります。

 委員より、電気設備工事と機械設備工事は別途発注ということであるが、このような発注の仕方はよくあることなのかとただしたのに対し、理事者より、基本的に市内登録業者に対する受注機会の拡大を図るため、分離発注については可能な限り前向きに推進しているとの答弁でありました。

 また、委員より、今年度学校の再編計画がまた新しく検討され、今年度で完成かと思うが、喜須来小学校は存続していくということで今回この工事をするのか。学校再編の中で後々閉校する学校にお金を入れるのはいかがなものかと心配する市民の方もいるため、分かる範囲でこの学校の存続についての方向性を伺いたいとただしたのに対し、理事者より、今回、喜須来小学校校舎の長寿命化改良工事の契約議案を出しているが、喜須来小学校は児童数が令和5年度から令和9年度に向けて増える見込みであり、今後も市として喜須来小学校は存続していくという方向性で今回工事を実施するものであるとの答弁でありました。

 続きまして、議案第42号 八幡浜市民スポーツセンター地中熱システム導入工事請負契約の締結についてであります。

 委員より、今回の一般競争入札において、管工事の特定建設業許可を受けている業者が市内には該当がなく、落札業者が伊方電気工事株式会社であるが、今回の入札参加者の資格について、この管工事業の許可を有する業者は県内には今回の1社だけかとただしたのに対し、理事者より、県内の応札可能な業者は全部で28業者である。そのうち、本市の調査では地中熱の実績がある業者は4業者であるとの答弁でありました。

 さらに、委員より、実績がある残りの3業者については入札に参加しなかったのかとただしたのに対し、理事者より、残りの3業者については入札参加がなかったとの答弁でありました。

 別の委員より、請負業者が伊方町の業者であるため、八幡浜市内の業者への恩恵がない。工事費の1割を市内業者へ下請に出すという話もあったが、この率を2割、3割に上げることはできないのかとただしたのに対し、理事者より、今回の工事は全体工事費2億1,230万円の約7割、1億5,000万円弱が地中熱交換器設置など地中熱を利用するための専門工事であり、これについては基本的には専門業者へ下請に出す必要がある。残りの部分の中で、地元業者への配慮として、地元業者への下請を全体工事費の1割以上とする条件設定は妥当だと考えているとの答弁でありました。

 また、別の委員より、今回例えばJVという請負のシステムを検討しなかったのか。JVにしたら、そのJV自体が総括的に責任を負う形を取れるだろうし、地元業者の知見を積む意味合いからも、今回のこの事業が一つの経験になって、今後八幡浜市内での民間企業の工事のときに役に立つと思うがいかがかとただしたのに対し、理事者より、JVについては検討したが、本市の建設工事共同企業体事務取扱要綱で、特定建設工事共同企業体の対象工事にできる設計金額が建築設備工事はおおむね5億円以上と定められた規定があり、今回の工事は対象外と判断した。今後、そのあたりも含めて検討していきたいとの答弁がありました。

 また、理事者より、この事業は、基本的にはスポーツセンターの地中熱の工事をやって終わりではなく、まずは地中熱利用の普及推進に努め、できれば地元業者でこういう施工技術を有する企業を育てていき、それによって新たな雇用やコストの削減も図っていきたいという大きな目的がある。今回の工事で4,000万円以上の下請に出すためには特定建設業の許可が必要であるが、地元業者にはその許可を得られている業者がなかったため申請できなかったとの説明に対し、委員より、そのような条件があるのであれば事前に知らせてほしいという声も聞いている。今後、再生可能エネルギーやカーボンニュートラルを推進していく上では地元業者への配慮も検討していただきたいとの要望がありました。

 その他につきましても、種々論議された結果、原案のとおり可決された次第であります。

 以上、審査の概要を申し上げまして、総務産業委員会の報告を終わります。

○議長(平家恭治君)  次、民生文教委員会、菊池 彰委員長。

〔民生文教委員長 菊池 彰君登壇〕

○民生文教委員長(菊池 彰君)  それでは、民生文教委員会の報告を申し上げます。

 当委員会に付託されました議案の審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりであり、審査案件について全会一致で原案のとおり可決した次第であります。

 以下、審査の過程において論議されました概要を申し上げます。

 議案第40号 八幡浜市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、理事者より、この条例は、特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の一部を改正する内閣府令の施行に伴い、所要の改正を行うものである。

 改正の概要については、子育てのための施設等利用給付制度では、これまで、特定子ども・子育て支援提供者が法定代理受領により施設等利用費の支払いを受ける場合には、施設等利用認定保護者と市町村に対して特定子ども・子育て支援提供証明書の交付を義務づけていたが、子ども・子育て支援新制度に移行していない幼稚園、国立、公立大学法人立の認定こども園、特別支援学校幼稚部及び預かり保育事業については、特定子ども・子育て支援提供者及び市町村の事務負担軽減のため、特定子ども・子育て支援提供証明書の交付を不要とするものである。

 本市では子ども・子育て支援新制度に移行していない幼稚園等はなく、今回の改正に該当する事業は幼稚園等で行っている預かり保育事業のみとなるとの説明があり、委員より、今回の改正について、もっと簡潔明瞭に説明できないかとただしたのに対し、理事者より、本改正は、八幡浜市立の幼稚園と認定こども園で実施している預かり保育事業において、市の担当者が行う事務の一部が簡素化され、負担軽減されるということだけの改正であり、施設を利用されている保護者への影響はないとの答弁がありました。

 委員より、今回のように、事務負担軽減につながるような部分があれば、職員のほうから積極的に声を上げて改正するように働きかけることが市のためになると思われる。今後も、積極的に事務の簡素化、負担軽減に努めるべきであるし、軽減された分は保育事業に注力していただきたいとの要望がありました。

 その他につきましても、種々論議された結果、原案のとおり可決された次第であります。

 以上、審査の主な概要を申し上げまして、民生文教委員会の報告を終わります。

○議長(平家恭治君)  次、予算委員会、上田浩志委員長。

〔予算委員長 上田浩志君登壇〕

○予算委員長(上田浩志君)  それでは、予算委員会の報告を申し上げます。

 当委員会に付託されました案件は、補正予算案1件についてであります。これらの案件の審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおり、賛成多数で原案のとおり可決した次第であります。

 以下、審査の過程において論議されました主な項目について、その概要を申し上げます。

 初めに、議案第41号 令和4年度八幡浜市一般会計補正予算(第2号)歳出、2款総務費、1項総務管理費、12目企画費のうち、マイナポイント申込支援事業関係予算について、委員より、八幡浜市のマイナンバーカードの交付率はどれくらいか。また、交付率に応じて普通交付税を優遇するという話があるが、交付率を上げるために何か啓発について考えているのかとただしたのに対し、理事者より、5月末現在の八幡浜市の交付率は39.5%である。普通交付税の優遇については、現段階で県などから詳細が来ていないが、非常に大事なことなので今後も注視していきたい。また、啓発については、国のマイナポイント事業や県独自のマイナポイント事業の周知を図り、会計年度任用職員を市民課等に配置し、少しでもマイナンバーカードの交付が進むよう努めてまいりたいとの答弁でありました。

 続きまして、歳出、7款商工費、1項商工費、2目商工振興費のうち、八幡浜ちゃんぽんを活用した誘客事業関係予算について、理事者より、御当地カップ麺の製造販売を行う企業の協力により誕生する八幡浜ちゃんぽん御当地カップ麺を活用して各種イベントに出展し、市内外に宣伝することにより、八幡浜の知名度向上を図りたい。

 また、国内線機内誌に八幡浜の記事を掲載する件について、旅行好きの方が空からの玄関口である松山空港に降り立ち、JRやレンタカーで海の玄関口である八幡浜へいらしてくだされば、空からの旅が海への旅に広がり、さらには九州の雄大な大地への旅と続くスケールの大きい旅行が楽しめるとの思いからの企画であるとの説明に対し、委員より、八幡浜ちゃんぽんの御当地カップ麺の発売予定時期や販売地域、販売数量や販売単価はどれくらいになるのかとただしたのに対し、理事者より、発売予定時期については11月の市内での様々なイベントに間に合わせるため、10月31日を目標としている。販売エリアは全国を対象としており、数量は20万個を目標としている。販売単価についてはまだ詰めていない。現行の御当地カップ麺は220円程度であり、内容を良くすることで少し上がっていくかもしれないとの答弁でありました。

 また、別の委員より、パッケージのデザイン、レイアウトは見た目が大事なので、八幡浜市からの要望が出せれるのかとただしたのに対し、理事者より、八幡浜らしさが出せれるように力を入れていきたいので、業者とお互い意見交換をしながら進めているとの答弁でありました。

 続きまして、歳出、10款教育費、4項中学校費、2目中学校教育振興費、1節報酬(会計年度任用職員報酬)について、委員より、最近の部活動に外部指導者を積極的に取り入れるといった流れについてどう考えているのかとただしたのに対し、理事者より、中学校部活動は、勉強とプラスして学校生活の大部分を占める大事なことであるので、地域や学校と話をしながら進めていきたいが、今後の見通しは現在のところ持っていないとの答弁でありました。

 また、別の委員より、生徒が減ってくる中で部活動が維持できなくなった場合に、他校と合同で部活動を行い、生徒を集めるという方法もあるがいかがかとただしたのに対し、理事者より、今後様々なケースが出てくると思うので、教育委員会として、できる範囲の中で検討していきたいとの答弁でありました。

 続きまして、財政課所管部分の審査に入る前に、本会議での質疑において石崎委員から質問のあった市債発行額に対する交付税措置と市の実質負担について、理事者より回答がありました。

 委員から、市の財政が今後どのように展開していくのかを議論していくために、市債の状況や将来への負担など、網羅的に分かるような資料を示していただきたいとの要望がありました。

 また、本会議での質疑において、山本委員から質問のあった議案第42号 八幡浜市民スポーツセンター地中熱システム導入工事請負契約の締結についてに関連して、理事者より、当該事業に関する財源内訳について、追加の説明がありました。

 質疑の中では、近隣での同種の事業の実施状況や費用対効果の試算、再生可能エネルギーに関する勉強会のことや今後の入札の在り方など、種々議論がありましたが、先ほど報告のあった総務産業委員会においても同様の議論があり、ここではこの報告は割愛させていただきます。

 以上、審査の主な概要を申し上げまして、予算委員会の報告を終わります。

○議長(平家恭治君)  以上で各委員長の報告は終わりました。

 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。

 まず、総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 山本儀夫議員。

○山本儀夫君  委員長にお尋ねをいたします。

 当委員会で、今回の議案第42号は、そっちじゃなかったな、後ろやったな。あなたのところやった、あなたのとこやね。

 八幡浜市民スポーツセンター地中熱システム導入請負工事契約の締結についてでありますが、先ほどの報告の中では1点だけ、ちょっと欠けとるかなと私、思ってお尋ねをいたしますが、なかったらなしで結構ですので、議論があったのか否かというだけを報告を願います。

 先ほどの報告の中では、伊方町観光交流拠点施設省エネ設備整備工事請負契約については、隣町において、県内では20市町が多分、導入されておるやに伺っております。今回、隣町で契約請負をしたのが、先ほど申し上げましたより簡単に言いますと、はなはなというところかな、あそこがどうも、八幡浜市が採用した今回の地中熱のエネルギーの分で伊方電気工事株式会社さんが請け負っております。

 うちの場合には2億1,230万円、2億円は補助金、そして先ほど委員長の報告の中にもありましたけれども、私の調べでは伊方町の場合には設計及び請負金額が、契約が3億4,650万円ということになっておるようです。上限が5億円という補助金対象になっておるというように伺っております。

 私どもの委員会の中では、隣町のことを、こちらの契約係のほうが調査研究をして報告がないということはいかがなものかなというのが私の率直な思いです。と申しますのも、地中熱について特化したデータが、令和3年4月分の、隣町の先ほど申し上げましたはなはなさんでは、太陽光とそして地中熱と2つ合わせた合算が出ております。地中熱分だけがまだ不具合があってデータが出てないと、データが取れてないんですと、令和3年と今回の令和4年の分がまだですので、1つ、太陽熱だけは出ますけれども、地中熱の分については比較対象になりませんので、データは少しお待ちくださいということで、私のほうに報告がありました。隣町のことですから、私あまり多く申し上げませんけれども、私は今回の議案第42号については、まず最初に申し上げておきますが、賛成であります。その賛成の立場の中で、今回、地中熱というのはあまり全国的にも、あるいは県内、四国、近隣においても、そうまだデータ上、取りそろっておる自治体が少ないのかなというふうには認識はしております。

 これによって、いろいろと中身の問題を申し上げますといささか長くなりますのでそれはさておきまして、できる限り、先ほど委員長も申し上げましたけれども、県内、あるいはそれよりも市内で、できるだけお金が落ちるように、ひとつ行政側のほうとしてはベストを尽くしていただきたいなというのが1点要望をしておきたい。

 それから、先ほど委員長にお尋ねしましたけれども、契約案件事案が令和元年8月15日なんです。契約は3億4,650万円です。5億円以内ですから。多分こちらはセーフだろうなと、上限の額までは行っていないということですので、そこは問題外でありますが、議論が本委員会であったのか否かだけをお尋ねをいたします。

○議長(平家恭治君)  佐々木加代子委員長。

○総務産業委員長(佐々木加代子君)  お答えいたします。

 今回の総務産業委員会の議論の中で、伊方町のはなはなでの事業についての議論というのはなされませんでした。

 以上です。

○議長(平家恭治君)  ほかにありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(平家恭治君)  次、民生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(平家恭治君)  次、予算委員長の報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(平家恭治君)  以上で委員長の報告に対する質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。

 これより適宜分割して採決を行います。

 念のため申し上げます。

 各委員会の審査の結果は、お手元に配付しております委員会審査報告書のとおりであります。

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○議長(平家恭治君)  まず、議案第39号 喜須来小学校校舎長寿命化改良建築主体工事請負契約の締結についてを採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(平家恭治君)  御着席ください。

 起立全員であります。よって、議案第39号は原案のとおり可決されました。

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○議長(平家恭治君)  次、議案第40号 八幡浜市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(平家恭治君)  御着席ください。

 起立全員であります。よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。

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○議長(平家恭治君)  次、議案第41号 令和4年度八幡浜市一般会計補正予算(第2号)を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(平家恭治君)  御着席ください。

 起立多数であります。よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。

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○議長(平家恭治君)  次、議案第42号 八幡浜市民スポーツセンター地中熱システム導入工事請負契約の締結についてを採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(平家恭治君)  御着席ください。

 起立全員であります。よって、議案第42号は原案のとおり可決されました。

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○議長(平家恭治君)  これにて本日の会議を閉じます。

 閉会に当たり、市長から挨拶があります。

 なお、併せて八幡浜市ゼロカーボンシティ宣言の表明が行われます。

 市長。

〔市長 大城一郎君登壇〕

○市長(大城一郎君)  まず、6月7日の市議会協議会で説明したとおり、本日、災害に強く持続可能な地域社会の実現に向け、2050年までに本市において温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする八幡浜市ゼロカーボンシティを目指すことを、この場を借りて表明させていただきます。

 お手元に宣言書をお配りしておりますので、御覧ください。

 それでは、宣言を読み上げさせていただきます。

 八幡浜市ゼロカーボンシティ宣言。

 近年、国内外で地球温暖化に起因すると見られる豪雨や猛暑などの異常気象が頻発し、災害が多発しています。本市でも、平成30年7月豪雨災害では、人的な被害はなかったものの、甚大な被害を受けました。

 気候変動は、市民の生命や財産だけでなく、地域や企業の持続可能性を脅かすものです。第1次産業が盛んな本市においては、気温の上昇により温州ミカン等のかんきつ栽培の適地ではなくなり、海水温の上昇により、海洋環境の影響を受けやすい水産資源の減少につながるなど、地元の経済活動にも多大な影響を受けることが予想されます。

 これに対し、世界では、平成27年に採択されたパリ協定において、世界の平均気温の上昇を産業革命以前に比べて2度未満に抑制し、1.5度に抑える努力を追求する、今世紀後半には、温室効果ガスの排出量と吸収量のバランスを取るといった世界共通の長期目標が盛り込まれました。

 また、我が国では、一日も早い脱炭素社会の実現に向けて、令和2年10月26日の菅首相の所信表明演説において、令和32年までに温室効果ガスの排出量を全体として実質ゼロにするカーボンニュートラルを目指すことを表明しました。

 こうした中、本市では、災害に強く持続可能な地域社会の実現に向け、地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく実行計画の策定を進めています。今後、市民、事業者、行政が一体となって地球温暖化対策に取り組み、令和32年までに、本市での温室効果ガスの排出量を実質ゼロにすること目指すため、ここに八幡浜市ゼロカーボンシティを宣言します。

 それでは、閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。

 去る6月7日に開会をしました本議会におきまして御提案申し上げました全議案に対し、適切なる御決定、御承認をいただきまして誠にありがとうございました。

 会期中に議員各位から賜りました御意見、御要望等につきましては、真摯に受け止め、予算の執行等には慎重を期してまいる所存であります。

 さて、去る6月5日に八幡浜市消防操法大会を実施しました。今回は、コロナ禍により出場チームの縮小はありましたが、ポンプ車操法に4チーム、小型ポンプ操法に4チームが出場し、どのチームにおいても日頃の練習の成果を存分に発揮され、すばらしい大会となり、また大変頼もしく感じたところです。

 近年、豪雨災害は激甚化、頻発化しています。また、これから本格的な出水期を迎えます。このような中、やはり防災の原点は、それぞれの地域でのきめ細やかな対応が基本となるため、引き続き消防団をはじめとした関係諸団体との連携を密にし、市民の皆様の負託に応える防災・減災体制を構築してまいります。

 次に、5月臨時会において議決を受けた第3弾となるスーパープレミアム付商品券の販売開始が7月15日と近づいてまいりました。市民の皆様には積極的に活用いただき、地域経済の活性化、また生活支援の一助としていただきたいと思います。

 なお、去る6月21日、愛媛県議会6月定例会が閉会し、その中で、市長が主体的に行う消費喚起策を県市町連携事業に位置づけ、県が強力にバックアップするえひめ消費活性化支援事業の予算が議決されました。当市への配分は5,830万円ありますので、この商品券事業の財源に充当する予定です。

 また、一昨日には、参議院議員通常選挙の選挙期日が7月10日と公示されました。現在、市役所八幡浜庁舎、保内庁舎にて期日前投票を実施しており、7月9日土曜日まで、午前8時30分から午後8時まで受け付けているところです。市民の皆様におかれましては、未来に続く歴史を刻む選挙となるよう投票をしていただきたいと思います。

 結びに、今年の四国地方の梅雨入りは1951年の統計開始以降、5番目に遅い時期となりました。じめじめとした梅雨空の下、気温、湿度とも安定しない日が続き、体調を崩しやすい時期となります。議員各位におかれましては、健康に十分御留意いただき、市政発展のため、なお一層の御尽力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会の挨拶とします。誠にありがとうございました。

○議長(平家恭治君)  以上をもって今議会の日程は全部終了いたしました。

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○議長(平家恭治君)  これをもって令和4年第3回八幡浜市議会定例会を閉会いたします。

   午前10時51分 閉会

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議会事務局
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