令和4年八幡浜市議会9月定例会会議録第5号

公開日 2022年12月20日

令和4年八幡浜市議会9月定例会会議録第5号

 

議事日程 第5号

 

令和4年9月26日(月) 午前10時開議

 

第1

会議録署名議員の指名

 

第2

諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて

諮問第 3号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて

諮問第 4号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて

  (討論、採決)

第3

議案第44号 八幡浜市議会議員及び八幡浜市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第45号 八幡浜市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第46号 八幡浜市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例の制定について

議案第47号 八幡浜市総合福祉文化センターの解体に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について

議案第48号 令和4年度八幡浜市一般会計補正予算(第4号)

議案第49号 令和4年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)

議案第50号 令和4年度八幡浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1号)

議案第51号 令和4年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(第1号)

議案第52号 令和4年度八幡浜市下水道事業会計補正予算(第1号)

  (委員長報告(質疑)、討論、採決)

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本日の会議に付した事件

 

日程第1

会議録署名議員の指名

 

日程第2

諮問第2号~諮問第4号

 

日程第3

議案第44号~議案第52号

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出席議員(16名)       

 

  1番  井  上     剛  君

  2番  攝  津  眞  澄  君

  3番  平  野  良  哉  君

  4番  田  中  繁  則  君

  5番  遠  藤     綾  君

  6番  菊  池     彰  君

  7番  西  山  一  規  君

  8番  佐 々 木  加 代 子  君

  9番  竹  内  秀  明  君

 10番  平  家  恭  治  君

 11番  石  崎  久  次  君

 12番  樋  田     都  君

 13番  新  宮  康  史  君

 14番  上  田  浩  志  君

 15番  宮  本  明  裕  君

 16番  山  本  儀  夫  君

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欠席議員(なし)

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説明のため出席した者の職氏名

 

 市長          大 城 一 郎 君

 副市長         菊 池 司 郎 君

 教育長         井 上   靖 君

 代表監査委員      中 島 和 久 君

 総務企画部長      藤 堂 耕 治 君

 市民福祉部長      二 宮 恭 子 君

 産業建設部長      垣 内 千代紀 君

 市立病院事務局長    福 岡 勝 明 君

 総務課長        宮 下 栄 司 君

 税務課長        河 野 久 志 君

 政策推進課長      松 良 喜 郎 君

 財政課長        明 礼 英 和 君

 社会福祉課長      松 本 有 加 君

 子育て支援課長     岡 本 正 洋 君

 市民課長        倭 村 祥 孝 君

 保内庁舎管理課長    二 宮 万裕美 君

 生活環境課長      菊 池 和 幸 君

 保健センター所長    小 野 嘉 彦 君

 人権啓発課長      山 本   真 君

 水産港湾課長      宇都宮 一 幸 君

 建設課長        宮 下 研 作 君

 農林課長        宇都宮 久 昭 君

 商工観光課長      萩 森 久 人 君

 下水道課長       菊 池 利 夫 君

 水道課長        山 本   覚 君

 会計管理者       坂 井 浩 二 君

 学校教育課長      梶 本 教 仁 君

 生涯学習課長      井 上 耕 二 君

 監査事務局長      菊 池 敏 秀 君

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会議に出席した議会事務局職員

 

 事務局長        田 本 憲一郎 君

 事務局次長兼議事係長  菊 池 文 孝 君

 調査係長        黒 田 昌 利 君

 書記          田 中   聡 君

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   午前10時00分 開議       

○議長(平家恭治君)  皆さん、おはようございます。

 これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。

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○議長(平家恭治君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、議長において1番 井上 剛議員、16番 山本儀夫議員を指名いたします。

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○議長(平家恭治君)  日程第2 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてないし諮問第4号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、以上3件を一括議題といたします。

 これより適宜分割して討論、採決に入ります。

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○議長(平家恭治君)  まず、諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(平家恭治君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより諮問第2号を採決いたします。

 本件について異議のない旨答申することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(平家恭治君)  御着席ください。

 起立全員であります。よって、諮問第2号について異議のない旨答申することは可決されました。

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○議長(平家恭治君)  次、諮問第3号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(平家恭治君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより諮問第3号を採決いたします。

 本件について異議のない旨答申することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(平家恭治君)  御着席ください。

 起立全員であります。よって、諮問第3号について異議のない旨答申することは可決されました。

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○議長(平家恭治君)  次、諮問第4号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについての討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(平家恭治君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより諮問第4号を採決いたします。

 本件について異議のない旨答申することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(平家恭治君)  御着席ください。

 起立全員であります。よって、諮問第4号について異議のない旨答申することは可決されました。

 休憩いたします。

   午前10時03分 休憩

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   午前10時21分 再開

○議長(平家恭治君)  再開いたします。

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○議長(平家恭治君)  日程第3 議案第44号 八幡浜市議会議員及び八幡浜市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定についてないし議案第52号 令和4年度八幡浜市下水道事業会計補正予算(第1号)、以上9件を一括議題といたします。

 これらの案件に関し、順次各委員長の報告を求めます。

 まず、総務産業委員会、佐々木加代子委員長。

〔総務産業委員長 佐々木加代子君登壇〕

○総務産業委員長(佐々木加代子君)  おはようございます。

 それでは、総務産業委員会の報告を申し上げます。

 当委員会に付託されました議案の審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおり、全て全会一致での原案のとおり可決をしております。

 以下、審査の過程において論議されました主な事項について、その概要を申し上げます。

 議案第44号 八幡浜市議会議員及び八幡浜市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。

 委員より、条例にそれぞれの改正の金額が具体的に書かれており、金額が変更されるたびに条例改正という形になるが施行規則等で金額を定めることはできないのかとただしたのに対し、理事者より、金額については条例に記載することが公職選挙法で定められているため、その都度、条例改正を行うことが必要であるとの答弁でありました。

 次に、議案第45号 八幡浜市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。

 委員より、実際にこのパパ休暇を取得いている職員はいるのかとただしたのに対し、理事者より、男性職員の育児休業取得については、平成29年以降で8件の取得実績がある。第1子、第2子と2回取得している職員が2人いるため、人数では6人の男性職員が取得している。内訳として、市役所職員で1件、市立病院職員で7件であるとの答弁でありました。

 さらに、委員より、このように実際に取得している人がいると今後の対象者も取得しやすくなると思うが、休業の間の仕事やほかの職員への負担を思えば、本当に取得しやすいパパ休暇になっているのか心配である。取得についてどう考えるかとただしたのに対し、理事者より、男性職員が育児休業を取得するには職場の理解が一番大切であり、管理職が対象職員に取得を促すなど積極的に推進する姿勢が大事である。ただし、育児休業を取得すると1人職員が抜けるというのは事実であるため、人員配置については会計年度任用職員を配置するという形の対応となる。また、4月に法改正があり、相談体制の充実のため、育児休業の取得対象となる職員との面談が義務づけられており、面談の中でも制度の周知を図り、男性の育児休業取得促進に向けて対策を取っていきたいとの答弁でありました。

 また、別の委員より、職員の人員に育児休業の取得者を補うことができるくらいのゆとりがあるのかとただしたのに対し、理事者より、基本的にはゆとりを含んだ人員配置にはなっていない。職員には、現在日本は人口減少、少子化が大きな問題となっており、それをとめるためには女性が安心して妊娠、出産、育児ができ、男性もその育児に加わること、また女性が普通にキャリア形成し、元の状態で戻れる社会をつくっていかなければならないということを十分に説明し、納得していただきたいと考えている。ただし、今回の育児休業の問題が職場の理解だけでは今後難しくなってくるため、雇用の問題、採用の問題、配置の問題を含めて考えていかなければならないとの認識を持っているとの答弁でありました。

 また、別の委員より、平成29年以降の取得者の6名の中で、専門的な部署におり、その職員しか行うことができない仕事をしていて、代替えがきかない職員も含まれているのかとただしたのに対し、理事者より、市立病院の看護師のケースではシフトを組んで勤務しており、男性職員の育児休業取得期間中に他の看護師の勤務日数が増えることで、きつくなることがあると思うが、6名の中に代替えがきかない職員のケースはなかったと考えるとの答弁でありました。

 さらに、委員より、専門的な部署で代替えのきかない職員にも、育児休業を取得することが可能となるような形の取組をぜひお願いしたいとの要望がありました。

 また、別の委員より、条例が改正された場合に職員、会計年度任用職員に具体的にどのように周知するのかとただしたのに対し、理事者より、グループウエアの掲示板に八幡浜市妊娠・出産・子育て・介護のためのガイドブックを載せる形で周知を図っており、今回の改正についても、このガイドブックの中で制度改正の趣旨等を分かりやすくまとめた形で周知していきたい。また、実際に妊娠を把握したときには、事前の面談を行うため、そこで育児休業取得の意向確認や何か困ったことがないか確認するという形でサポートしていきたいとの答弁でありました。

 その他につきましても、種々論議された結果、原案のとおり可決された次第であります。

 以上、審査の概要を申し上げまして、総務産業委員会の報告を終わります。

○議長(平家恭治君)  次、民生文教委員会、菊池 彰委員長。

〔民生文教委員長 菊池 彰君登壇〕

○民生文教委員長(菊池 彰君)  それでは、民生文教委員会の報告を申し上げます。

 当委員会に付託されました議案の審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりであり、全会一致で原案のとおり可決した次第であります。

 以下、審査の過程において論議されました項目について、その概要を申し上げます。

 議案第47号 八幡浜市総合福祉文化センターの解体に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について、理事者より、この改正は総合福祉文化センターの解体に伴い、令和4年10月31日で使用を終了することから、関係する3つの条例について所要の改正及び廃止を行うものであるとの説明があり、委員より、中央公民館という名称は残すことになるかとただしたのに対し、理事者より、中央公民館の名称についてはコミカンの中に事務所を置くので、名称を残すよう条例を改正しているとの答弁がありました。

 また、別の委員より、解体される総合福祉文化センターは築後何年たっているのか、またアスベストの使用はあるのか、耐震工事を行っているのかとただしたのに対し、理事者より、総合福祉文化センターは昭和51年に建設されており、築後46年経過している。また、アスベストについては調査の結果、複数箇所で確認されているため、解体費用にアスベスト除去費も計上している。耐震については、耐震基準を満たしていない建物であるが、これまで耐震工事は実施していないとの答弁がありました。

 また、別の委員より、今回改正される条例の施行は11月1日になっているが、実際の解体の予定はどのようになるのかとただしたのに対し、理事者より、総合福祉文化センターの使用は10月末で終了となり、その後、解体の入札を12月か1月ぐらいに行いたいと考えている。できれば、年度内に解体を済ませたいが、来年度に繰り越す可能性もあるとの答弁がありました。

 委員より、今回の解体に関して、施設利用者等への周知はできているのかとただしたのに対し、理事者より、施設の使用終了については、令和4年に利用者に対して通知している。また、体育室を利用している団体については、市の社会体育施設の利用についての詳細をお知らせしている。現在のところ、それらに関しての苦情はないとの答弁がありました。

 委員より、近くの公民館には将棋を置いていないため、今まで中央公民館を利用して将棋をしていた人で、特に高齢者については地区公民館等の別会場で将棋ができるよう対応、案内していただきたいがどうかとただしたのに対し、理事者より、解体する中央公民館には将棋盤と駒が多数あるが、コミカンには憩いの家が併設されてないので、希望する地区館があれば移動してもよいと考えている。また、地区館の了承があれば将棋盤等がある旨、案内することも可能である。今後、主事会等において協議したいとの答弁がありました。

 また、委員より、総合福祉文化センターの解体後、新たに松蔭地区公民館が建設されるとのことであるが、既存の松蔭地区公民館はどうするのかとただしたのに対し、理事者より、移設後、既存の松蔭地区公民館については、再利用するかも含めて、まだ何も決まっていないとの答弁があり、委員より、耐震化して利用するのか、もしくは解体してそこを何かに利用をするのか、なるべく早めに方針を決定していただきたいとただしたのに対し、理事者より、方針の決定には時間が必要となるが、できる限り早く新しい事業が実施できるよう検討したいとの答弁がありました。

 種々論議された結果、原案のとおり可決された次第であります。

 以上、審査の主な概要を申し上げまして、民生文教委員会の報告を終わります。

○議長(平家恭治君)  次、予算委員会、上田浩志委員長。

〔予算委員長 上田浩志君登壇〕

○予算委員長(上田浩志君)  それでは、予算委員会の報告を申し上げます。

 当委員会に付託されました案件は、補正予算案5件についてであります。これらの案件の審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおり、議案第48号は賛成多数で可決、その他の案件は全会一致で原案のとおり可決した次第であります。

 以下、審査の過程において論議されました主な項目について、その概要を申し上げます。

 議案第48号 令和4年度八幡浜市一般会計補正予算(第4号)歳出、4款衛生費、1項保健衛生費、6目環境衛生費のうち、猫繁殖制限措置推進事業費補助金について、委員より、6月末で当初予算が終了しているが、6月以降、本件に対する問合せ件数及び個人と団体との割合はどうかとただしたのに対し、理事者より、当初予算30万円分の受付終了後に問合せは3件あり、申請はほとんどが個人であるとの答弁でありました。

 また、別の委員より、猫の繁殖制限について、餌だけ置いて後は何もしないという人がいるが、これを指導し、猫の繁殖を防ぐための方法が必要ではないかと思うがどうかとただしたのに対し、理事者より、無責任な餌やりが横行しているという情報を受けることがあり、市の担当者と保健所の獣医師が連携して注意している。次号の広報に啓発記事を掲載する予定であり、今後も地道に注意や啓発活動を続けていくとの答弁でありました。

 また、別の委員より、猫への無責任な餌やりについては、罰則規定を設けた条例を制定して対応してはどうかとただしたのに対し、理事者より、生活環境課で研究していきたいとの答弁でありました。

 続きまして、歳出、7款商工費、1項商工費、2目商工振興費のうち、てやてや踊り競演大会補助金について、理事者より、秋の恒例行事として多くの市民に親しまれてきたてやてや踊りを踊りたい、歴史と伝統を守り次世代に伝えていきたいとの市民有志からの要望に応え、新たな実施団体となるてやてや踊り共演大会実行委員会へ補助し、大会を継続するものである。なお、この補助金の執行や支出負担行為となる費用を伴う業務の発注については、予算の承認を得た後に行うこととしているが、10月18日の開催に合わせるため、実行委員会を立ち上げるなどの準備作業は既に進めている。本来であれば準備作業も含め、予算の承認後に着手すべきものであるが、特に急を要する参加団体の募集には、実施要項など具体的な内容を決定しておく必要があり、9月14日に実行委員会を開催しているとの説明がありました。

 委員より、てやてや踊りを文化の継承として実施することには反対ではないが、実行委員会の業務は、議案を採決してからスタートすべきである。また、踊りは競演の形式でなく、市民誰もが参加できる形にするべきであり、賞金の支出は適切でないと考えるがどうかとただしたのに対し、理事者より、今回、議会にもてやてや踊りについての陳情があったことから、予算の承認をいただけると思い込み、手続の順序をおろそかにしてしまい反省している。今後は判断ややり方が正しいかどうか、しっかりと確認しながら進めていきたい。また、一部の市民が行う行事ではなく、どなたでも参加しやすい形にしたいとの思いはある。競演形式や賞金の扱いについて再考したいとの答弁でありました。

 さらに、委員より、なぜ実行委員会を市が主体となって行うのかとただしたのに対し、理事者より、理想は保存会や市民団体が主体的な運営を行い、市がバックアップする形である。実際にそのようにできないか保存会と相談したが運営する能力がないということで、結果として市がこれまでいろんな役割を担って一定のノウハウを持っているため、市が事務局としての業務を担うこととなった。ただし、保存会には表彰式の段取りや踊りの進行に関することなど、できる範囲で主体になっていただく。また、来年度以降も継続するならば、役割分担を見直しながら、市民が主体となり、市が支援とするような形に近づけていきたいとの答弁でありました。

 また、委員より、てやてや踊りを実施したい人たちの気持ちは構わないが、運営資金については、まず実施したい団体が自分たちの努力での調達が必要であり、足りない部分について市の援助を求めるのが適切と考える。市へ陳情して後は任せるとなると、今後ほかの団体にも同様の対応が必要となる。また、補助金は150万円であるが、職員がその業務に従事すると人件費や経費もかかる。これには、市民のために使う一般財源からの支出であるため、市民に完全に納得していただけるものであるべきであるとの指摘に対し、理事者より、この指摘のとおり、150万円の予算は税金なので効果的に使い、踊り手の皆さんや観客の皆さんから実施してよかったと言われるように努めたいとの答弁でありました。

 また、別の委員より、スポンサー料については、もっと事前に協力依頼をする活動があって、そこにプラスで市が補助する形が理想と考える。このままであると、企業の協賛がない中での小数団体でのお祭りとなり、市のお祭りなのか疑問である。今回は実施を見送り、次回からしっかり頑張るべきではないかとの意見がありました。

 また、別の委員より、てやてや踊りを存続するということは大切であり、祭りは市民、各種団体が一緒になって楽しむというのが基本である。将来できるだけ前向きになるよう、進めていただきたいとの要望がありました。

 以上のように、てやてや踊り競演大会を開催したいという市民の思いには共感し、その経費を支援するための予算措置については、原案のとおり賛成多数で可決された次第であります。

 一方、コロナ禍の社会情勢や十分な準備期間がないことを踏まえながらも、実行委員会の組織体制や運営方法等に改善を求め、真の意味で市民による、市民のための行事となるよう努力すべきとの意見もあり、併せて報告いたします。

 以上、審査の主な概要を申し上げまして、予算委員会の報告を終わります。

○議長(平家恭治君)  以上で各委員長の報告は終わりました。

 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。

 まず、総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(平家恭治君)  次、民生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(平家恭治君)  次、予算委員長の報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(平家恭治君)  以上で委員長の報告に対する質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。

 これより適宜分割して採決を行います。

 念のため申し上げます。

 各委員会の審査の結果は、お手元に配付しております委員会審査報告書のとおりであります。

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○議長(平家恭治君)  次、議案第44号 八幡浜市議会議員及び八幡浜市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(平家恭治君)  御着席ください。

 起立全員であります。よって、議案第44号は原案のとおり可決されました。

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○議長(平家恭治君)  次、議案第45号 八幡浜市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(平家恭治君)  御着席ください。

 起立全員であります。よって、議案第45号は原案のとおり可決されました。

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○議長(平家恭治君)  次、議案第46号 八幡浜市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(平家恭治君)  御着席ください。

 起立全員であります。よって、議案第46号は原案のとおり可決されました。

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○議長(平家恭治君)  次、議案第47号 八幡浜市総合福祉文化センターの解体に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてを採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(平家恭治君)  御着席ください。

 起立全員であります。よって、議案第47号は原案のとおり可決されました。

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○議長(平家恭治君)  次、議案第48号 令和4年度八幡浜市一般会計補正予算(第4号)を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(平家恭治君)  御着席ください。

 起立多数であります。よって、議案第48号は可決されました。

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○議長(平家恭治君)  次、議案第49号 令和4年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)ないし議案第52号 令和4年度八幡浜市下水道事業会計補正予算(第1号)、以上4件を一括して採決いたします。

 本件に対する委員長の報告はいずれも可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(平家恭治君)  御着席ください。

 起立全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。

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○議長(平家恭治君)  これにて本日の会議を閉じます。

 閉会に当たり、市長から挨拶があります。

 市長。

〔市長 大城一郎君登壇〕

○市長(大城一郎君)  閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。

 去る9月6日に開会をしました本議会におきまして御提案申し上げました全議案に対し、適切なる御決定、御承認をいただきまして誠にありがとうございました。

 会期中に議員各位から賜りました御意見、御要望等につきましては、真摯に受け止め、予算の執行等には慎重を期してまいる所存であります。

 初めに、今月18日から20日かけて、日本列島を縦断した大型の台風第14号につきまして、この災害によりお亡くなりになられた方々に深く哀悼の意を表し、また被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。

 本市においては、18日に警戒レベル3に相当する高齢者等避難を発令し、避難所を開設しましたが、人命に関わる大きな被害はなく、心配された農作物への被害も大きなものではないと聞いており、安堵したところです。

 しかしながら、強風などにより一部の浮き桟橋や道路等の被害があり、速やかに対応したいと考えています。一昨日にも台風第15号が日本に接近するなど、台風の上陸の多い時期を迎えています。今後も関係機関と連携を図り、防災・減災対策にしっかりと取り組んでまいります。

 次に、本年は八幡浜市出身の柔道家道上 伯氏の生誕110年に当たり、市では郷土の先駆者顕彰事業として、去る7月24日から8月21日にかけて、八幡浜市民文化活動センターコミカンにおいて、企画展や道上 伯氏の御子息道上雄峰氏を講師にお招きし、記念講演会を開催したところです。

 道上 伯氏は昭和28年にフランス柔道連盟の要請を受け渡仏し、以後ヨーロッパ、アフリカ、アメリカ等、54の国と地域の最高技術顧問として指導に当たり、東京オリンピック金メダリストのアントン・ヘーシンクをはじめ、多くの弟子を育てました。武士道精神にのっとる柔道を広く世界に広めた道上 伯氏ですが、特にフランスでは長くボルドーに拠点を置き、昭和59年には道上柔道アカデミーを設立するなど、偉大な功績を残しています。

 そして、フランスにおいても道上 伯氏の生誕110年を記念し、来月22日にボルドーにおいてシンポジウムが開催されます。今回、出身地の市長として、フランス柔道連盟からこのシンポジウムに招待を受けました。県、道上家並びに道上 伯氏の立ち上げた八西柔道会とも協議をし、出席することにしました。

 参加するに当たり、フランス柔道連盟をはじめ、道上 伯氏の顕彰に努められた方々に感謝の意を表するとともに、道上 伯氏をきっかけとした交流を図りたいと考えています。

 また、県では新型コロナウイルス感染者数や病床使用率が改善傾向にあるとして、今月16日にBA.5医療危機宣言を終了しました。

 しかし、第6波のピーク時より高い水準の感染状況にあるため、県独自警戒レベルである感染警戒期の特別警戒期間は、当面継続することとしています。10月になれば、それぞれの地域で秋祭りが開催されます。オミクロン株の新たな派生型BA.5は非常に感染力が強いため、気を緩めることなく、改めて一人一人が自分が感染しない、ほかの人に感染させない、感染を広げないを常に意識してください。重症化リスクの高い方を守るため、また医療危機を回避するためにも、引き続き感染回避行動の徹底をお願いします。

 結びに、夏の終わりを告げるトロール船が先月末に出港し、海にも山にも肌にも秋を感じる季節となりました。八幡浜が誇る基幹産業である海の幸の豊漁、そしてミカンをはじめとする山の幸の豊作を心から願うとともに、議員各位におかれましては、季節の変わり目となることからくれぐれも健康には御留意をいただき、市政発展のため、なお一層の御尽力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会の挨拶とします。誠にありがとうございました。

○議長(平家恭治君)  以上をもって今議会の日程は全部終了いたしました。

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○議長(平家恭治君)  これをもって令和4年第5回八幡浜市議会定例会を閉会いたします。

   午前10時55分 閉会

お問い合わせ

議会事務局
住所:愛媛県八幡浜市北浜一丁目1番1号
TEL:0894-22-5998
FAX:0894-22-5963

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