市長新年のあいさつ

公開日 2023年01月01日

更新日 2023年01月05日

 新年あけましておめでとうございます。旧年中は市政各般にわたり格別のご理解とご協力を賜り厚くお礼申し上げます。

 新型コロナウイルス感染症が世界規模で拡大し、約3年が経過しました。爆発的感染となった「第7波」では、県内でも連日3千人を超える感染者が発生し、「BA.5医療危機宣言」が発出されました。全国的に「第7波」が落ち着きを見せてからは、政府の対策も「隔離前提」だった従来の方針から、「感染症対策」と「社会経済活動」の両立を目指したものへと転換しました。本市においても4年ぶりに開催した「八幡浜みなと花火大会」、市民主体で復活した「てやてや踊り共演大会」、「みなとオアシスSea級グルメ全国大会」など感染症対策を行った上でイベントが再開され、徐々に賑わいを取り戻してきています。また、これまで、感染拡大により中止を余儀なくされてきた市長をかこむ会も開催でき、皆様の声を聴くことができたことを大変うれしく思います。ただし、長期にわたり流行の波を繰り返す感染症に対しては、常に警戒を怠ることなく、感染回避行動の継続をお願いします。

 また、昨年は、世界規模の経済情勢の変化もありました。混乱するウクライナ情勢に端を発した原油価格や物価高騰は、現在も市民生活や事業者の活動に大きな影響を及ぼしています。時機を逸することなく、スーパープレミアム付商品券第3弾事業や八幡浜くらし応援マイナ商品券事業などさまざまな支援事業を実施してきたところですが、今後も社会情勢をしっかりとらえながら、スピード感のある市政を推進します。

 昨年4月にはフェリーターミナルが供用を開始し、いよいよ、今年4月には、大洲・八幡浜自動車道「八幡浜道路」が開通します。今後も、フェリーターミナル跡地を活用した「八幡浜港みらいプロジェクト」により、九州と京阪神を結ぶフェリーを活用した新たなハブ港として、賑わい創出を図り、魅力ある港づくりを推進します。また、四国電力関連会社の移転後、利便性の高い土地を有効活用するための「四国電力跡地プロジェクト」については、市長をかこむ会や各種団体との意見交換などを通じ、皆様の意見を聴きながら検討したいと考えています。その他のプロジェクトも順次推進していきますが、これからは、特にデジタル技術を活用しながら、市民が使いやすい納得のいくサービスの提供に努めます。マイナンバーカードを活用したコンビニでの各種証明書の交付やスマートフォンによるオンラインでの行政手続きなど、誰でもどこでもデジタルを活用して一歩先の暮らしを実感できるよう取り組んでいきます。

 結びに、皆様のご多幸とご健勝、内外の平和と繁栄をご祈念申し上げまして年頭のご挨拶といたします。

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