下水道使用上の注意と維持管理について

記事番号: 1-215

公開日 2014年08月08日

 下水道は、家庭から出る汚水をそのまま流せる便利な施設ですが、何でも流していいというわけではありません。ルールを守り大切に使用しなければ、下水管がつまったり、悪臭が発生したりといろいろな故障の原因となります。次のことに注意し、正しく下水道を使用しましょう。

1 水洗トイレは

トイレットペーパー以外のものは流さないでください。

 ティッシュペーパーなど水に溶けない紙、タバコの吸殻、綿、ゴム製品、ビニール製品などは、汚水管をつまらせる原因となります。また、清掃する際は強力なトイレ洗浄剤及び塩酸・クレゾール等の劇薬は使用しないで、中性洗剤等をご使用ください。

 

2 台所は

残飯、野菜クズ等の固形物、油、酸性・アルカリ性の強いものは流さないでください。

 固形物や油を流しますと、宅内の汚水管がつまるだけでなく、多くの皆さんが使用している下水管をつまらせる原因となります。処理場においても汚水処理機能に支障をきたします。

 

 3 浴室・洗面所は

毛髪、石鹸の包装紙・シャンプー等のフタなどは流さないでください。

下水管がつまる原因となります。

 

4 トラップます・ますトラップの清掃を 

 家庭の下水がつまって流れない原因のほとんどが防臭装置(トラップます・ますトラップ)の清掃を行っていない場合です。
 防臭装置とは、台所・風呂場等の近くにある汚水ますの中にあり、常に水が溜まっているものです。各家庭で防臭装置の場所を確認し、月に1度くらいの割合で清掃を行ってください。

 

5 ニオイがでたら

 ニオイがでる原因として、トラップ内に水が溜まっていないことが考えられます。トラップは、洗面所・台所・風呂場などの排水口の下についています。

 もしニオイがでたら水を流してください。自然にトラップ内に水が溜まりニオイが出なくなります。それでもニオイが治まらない場合は配水管の継ぎ目などから水が漏れている可能性があります。施工した排水設備工事店にご相談ください。

 

6 その他

 各家庭から排出される下水は、処理場において微生物の働きにより、無害できれいな水となります。したがって、微生物の働きに有害となる農薬、鉱物油、ペンキその他の有害物は絶対に流さないでください。処理場の浄化機能が停止します。また、管路の材質や排水能力にも重大な障害を与えます。

※下水管や水洗便所が故障したときの問い合せ先(故障の箇所を確認して、下記に連絡して下さい)

☆宅内の下水管や水洗便所、排水設備の場合
施工した市指定下水道工事店
または、八幡浜市管工事業協同組合  tel23−0784

☆公共汚水ますから取付管、本管、道路上の雨水ますの場合
八幡浜市役所下水道課 保内庁舎2階  tel22−3111㈹

 

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この記事に関するお問い合わせ

産業建設部 下水道課
郵便番号:796-0292
住所:愛媛県八幡浜市保内町宮内1番耕地260番地
TEL:0894-36-0574
FAX:0894-36-2201

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