記事番号: 1-4275
公開日 2025年12月24日
求人サイトで「完全在宅ワーク」、「未経験OK」といった条件に合う「データ入力」の求人情報を見つけ、面接を受けるも、求人情報とは異なる「WEBマーケティング」と称する業務を勧められ、そのために必要とされる高額なコンサルティング契約をしてしまった、といった相談が各地の消費生活センター等に数多く寄せられています。
消費者庁が調査を行ったところ、合同会社オアシスら(以下「本件事業者」という。)が、消費者の利益を不当に害するおそれのある行為(断定的判断の提供)を行っていたことを確認したため、消費者安全法(平成21年法律第50号)第38条第1項の規定に基づき、消費者被害の発生又は拡大の防止に資する情報を公表し、消費者の皆様に注意を呼びかけます。
消費者の皆様へのアドバイス
「うまい話」はありません。簡単に稼げるというような勧誘をうのみにしないようにしましょう。
本件は、在宅ワークの求人情報をきっかけに、求人情報とは異なる業務の説明がされ、本件事業者が行うコンサルティングの内容に従って作業を行えば、コンサルティング費用を超える収入が得られるなどと勧誘されています。
「簡単に稼げる」ような「うまい話」はありませんので、そのような話をうのみにしないようにしましょう。
高額なお金を支払うことには慎重になりましょう。
本件では、消費者は、クレジットカードを使用するなどして本件事業者に支払を行っていました。お金を稼ぐための面接に行ったはずが、高額なお金を要求された場合、お金を支払うことには、慎重になりましょう。
被害に遭ったら諦めずに「188(いやや!)」へ相談しましょう
消費者を欺く手口は多様になっています。少しでも変だなと思ったら迷わず、お近くの消費生活センター等に相談しましょう。
- 本件の概要等については、消費者庁公表資料[PDF:3.3MB] を確認ください。
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