平成19年八幡浜市議会9月定例会会議録第1号

公開日 2014年09月17日

 

議事日程 第1

平成19910() 午前10時開議

1

会議録署名議員の指名

2

会期の決定

3

常任委員会委員の選任

4

議会運営委員会委員の互選

5

八西衛生事務組合議会議員の補欠選挙

6

八幡浜地区施設事務組合議会議員の補欠選挙

7

南予水道企業団議会議員の補欠選挙

8

八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合議会議員の補欠選挙

9

報告第12号 専決処分の報告について(平成19年度八幡浜市一般会計補正予算(3))

報告第13八幡浜市土地開発公社の経営状況について

報告第14宇和海文化都市開発株式会社の経営状況について

認定第 1号 平成18年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について

認定第 2号 平成18年度八幡浜市水道事業会計決算の認定について

認定第 3号 平成18年度市立八幡浜総合病院事業会計決算の認定について

諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて

議案第54市道路線の認定について

議案第55八幡浜市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例の制定について

議案第56八幡浜市中小企業振興資金融資条例の一部を改正する条例の制定について

議案第57八幡浜市消防団条例の一部を改正する条例の制定について

議案第58平成19年度八幡浜市一般会計補正予算(4)

議案第59平成19年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(1)

議案第60平成19年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(2)

議案第61平成19年度八幡浜市日土財産区特別会計補正予算(1)

議案第62平成19年度八幡浜市簡易水道事業特別会計補正予算(1)

議案第63平成19年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(1)

議案第64神越第2ポンプ場電気・機械設備工事請負契約の締結について

議案第65八幡浜港緑地護岸及び浮桟橋取付護岸築造工事請負契約の締結について

議案第66八幡浜市水道事業に従事する企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について

       (提案者の説明)

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本日の会議に付した事件

日程第1

会議録署名議員の指名

日程第2

会期の決定

日程第3

常任委員会委員の選任

日程第4

議会運営委員会委員の互選

日程第5

八西衛生事務組合議会議員の補欠選挙

日程第6

八幡浜地区施設事務組合議会議員の補欠選挙

日程第7

南予水道企業団議会議員の補欠選挙

日程第8

八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合議会議員の補欠選挙

日程第9

報告第12号~報告第14号、認定第1号~認定第3号、諮問第2号、議案第54号~議案第66

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出席議員(23)   

  1番 新 宮 康 史  君

  2番 上 田 浩 志  君

  3番 大 城 一 郎  君

  4番 井 上 和 浩  君

  5番 上 脇 和 代  君

  6番 魚 崎 清 則  君

  7番 山 中 隆 徳  君

  8番 二 宮 雅 男  君

  9番 遠 藤 素 子  君

  10番 武 田 成 幸  君

  11番 清 水 正 治  君

  12番 宇都宮 富 夫  君

  13番 兵 頭 孝 健  君

  14番 上 田 竹 則  君

  15番 松 本 昭 子  君

  16番 都 築   旦  君

  17番 住   和 信  君

  18番 中 岡 庸 治  君

  19番 宮 本 明 裕  君

  20番 大 山 政 司  君

  21番 萩 森 良 房  君

  22番 舛 田 尚 鶴  君

  23番 山 本 儀 夫  君

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欠席議員(なし)

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説明のため出席した者の職氏名

 市長         高 橋 英 吾 君

 副市長        谷 口 治 正 君

 収入役        長 島   峻 君

 政策推進課長     田 中 正 憲 君

 危機管理室長     尾 﨑 政 利 君

 総務課長       山 本 一 夫 君

 財政課長       國 本   進 君

 税務課長       市 川 芳 和 君

 市民課長       中 榮 忠 敏 君

 生活環境課長     清 水 義 明 君

 福祉事務所長     水 野 省 三 君

 保健センター所長   松 本 常 美 君

 人権啓発課長     田 中 良 三 君

 水産港湾課長     上 甲 眞 喜 君

 建設課長       菊 池 賢 造 君

 監理開発課長     山 本 数 道 君

 農林課長       二 宮 嘉 彦 君

 商工観光課長     菊 池 正 康 君

 下水道課長      石 田   修 君

 保内庁舎管理課長   竹 内   茂 君

 水道課長       永 井 俊 明 君

 市立病院事務局長   柏 木 幸 雄 君

 会計課長       横 田 昌 弘 君

 教育委員会委員長   井 上   守 君

 教育長        井 上 傳一郎 君

 学校教育課長     三 堂 嗣 夫 君

 生涯学習課長     谷 口 光 一 君

 文化振興課長     松 本 俊 一 君

 代表監査委員     久保田 哲 弘 君

 監査事務局長     谷   明 則 君

 農業委員会事務局長  上 甲 康 薫 君

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会議に出席した議会事務局職員

 事務局長       菊 池 敏 和 君

 事務局次長兼議事係長 菊 池 和 弥 君

 調査係長       田 本 憲一郎 君

 書記         脇 野 和 仁 君

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午前1000分 開会

○議長(宮本明裕君)  ただいまより平成19年第4回八幡浜市議会定例会を開会いたします。

市長から今議会招集のあいさつがあります。

 市長。

〔市長 高橋英吾君登壇〕

○市長(高橋英吾君)  開会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。

 本日、平成19年第4回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、御多忙の中御参集を賜り、厚くお礼を申し上げます。

 さて、ことしの夏は記録的な猛暑に見舞われ、全国各地で最高気温や猛暑日の日数が更新されるなど厳しい暑さが続きました。このため、高齢者の熱中症を初め市民の健康維持には憂慮しておりましたが、9月に入りようやく朝夕は少し涼しさを感じられるようになり、一安心しているところであります。

 しかしながら、当地域においては台風4号の接近以降まとまった雨が降っておらず、水不足が心配されてきました。特に基幹産業であるかんきつ栽培等への影響が懸念されており、当市としても今後の気象状況には十分留意してまいりたいと考えております。

 それでは、定例会について申し上げます。

 本定例会におきましては、報告3件、認定3件、諮問1件、条例案3件、予算案6件、その他1件、合わせて17件の御審議をいただくものでございます。

 また、追加議案の提出についても予定をいたしております。

 諸議案の内容等につきましては、後ほど御説明させていただきたいと存じますが、何とぞ慎重審議を賜りまして、御賛同いただきますようお願いを申し上げます。

 なお、本日本会議終了後、市議会協議会を開催いただきまして、八幡浜市建設工事簡易型総合評価落札方式施行要領の制定について及び日土地区伊予鉄南予バス路線廃止に伴う通学支援策について御説明申し上げ、議員各位の御理解を賜りたいと存じますので、よろしくお願いをいたします。

 以上、申し述べまして、招集のごあいさつとさせていただきます。

○議長(宮本明裕君)  議長において、この際、諸般の報告を行います。

 6月定例会閉会後における諸般の報告については、お手元に配付しております報告書をもってこれにかえます。

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○議長(宮本明裕君)  これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。

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○議長(宮本明裕君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、議長において9番 遠藤素子君、16番 都築 旦君を指名いたします。

 萩森良房君。

○萩森良房君  議事の日程につきまして、また議事の進行上欠くことのできないことであると判断をいたしまして、議長の見解並びに関係者の見解を聞きたい、このように思います。

 以後、きょうの日程が順次上程されるわけでありますが、常任委員会委員の選任等あるいは議会運営委員会の委員の選任等々が予定されております。

 八幡浜市におきましては、旧保内町のことは余り深く存じませんけれども、何十年となく慣例といたしまして、法に抵触はしないとしても、臨時議会を招集いたしまして常任委員会委員の選任あるいは議会運営委員会の選任をしてまいりました。これは、本会議等々をよりスムーズに運営していくと同時に、重要施策案件が山積しております議会の事前に担当所属の委員会等々がわかることによりまして議員が十分対応できる、そういう点がございます。

 なぜ今回臨時議会を招集せずして、きょう常任委員会等々をやられるのか、あるいは議会の運営委員をきょう選任するようになるのか、議会運営あるいは進行上、また他の市、近隣諸市におきましてどういう方法をとっておられるのか、あわせてその点について確認と同時にその見解を聞きたいと思います。

○議長(宮本明裕君)  答弁をさせていただきます。

 現在定例会において常任委員会の選任につきまして実施している市は、松山市、宇和島市、伊予市でございます。

 ともう一つは、以前八幡浜市の場合には選挙がいつも統一選挙の場合は4月下旬だったと思います。そうした中で、6月議会までには非常に期間があるというような形の中で5月に従来はされてたように思います。今回の常任委員会につきましての選任につきましては、前回96日に常任委員会を選任をしております。96日でございますから、9月上旬に定例議会が開催されますので、定例議会で選任をお願いをしたわけでございます。

 以上でございます。

 萩森良房君。

○萩森良房君  平成17年は、96日に改選期でありましたので、96日に臨時議会を招集されました。そして、1週間後に9月定例議会を招集されたというふうに記憶をいたしております。あくまでも記憶でありますから、1日程度の相違があるかもわかりませんが、臨時議会を招集して編成をしたことは事実であります。

 また、以前いろいろ八幡浜市の議会に混乱が生じまして、前2年も4年目もその委員会どおり編成するということにした場合があるやに記憶をいたしております。

 今議長が申されました松山市近隣の市についてはすべて会派制をしいておりまして、会派の代表者等々と協議をすればすべてうまくいくことになっております。八幡浜市は過去何十年となく会派制をしいたことはございません。したがって、全議員を対象にしていかなければならないというところに大きな課題があろうかと思います。

 そのような観点から、私は少なくともいつ臨時議会を招集されるのかと、こういうふうに思っておったわけでありますが、議案等々の通知を受けましたときにきょう行うということでありましたので、非常に納得しがたい、議事進行上。

 そして、議員の皆さん方におかれましても、きょう委員会が決まり、そして3日後に一般質問、そして1週間後に委員会等々があるわけであります。少しでもやはり議会の長としてはより早く、2年ということが決められておるわけでありますから、早く、早い時点にそういう方策を講じるべきではなかったかということでありますが、もう一度その点について議長確認をしたいと。

 それから、事務局長ともそういった点について十分意見を交換されたのかどうであるか、差し支えなければ局長の方からも御答弁を願いたいと、こう思います。

○議長(宮本明裕君)  まず、会派制の問題でいろいろのお話がございましたが、会派制につきましては八幡浜市が今までそういった制定をしておりません。その問題につきましては、現在いろんな、新聞紙上等におきましても話題になっているところでございます。

 私も一番ここ最近の話、視察の中で、京都の八幡市だったと思うんですが、行きました。

(「関係のない話したらいけん」と呼ぶ者あり)

 いや、いたしません。そこには会派制が2人で1人、2人で1人の会派制になってます。本来の会派制というのは、そういうこともありまして八幡浜市ではそういうことがずっと問題になっとりますけども、今後皆さんによく熟慮をしていただきまして、検討をしていきたいと思います。

 その件につきましては以上です。

 そしてまた、先ほど議案書の件につきましては、議会運営委員会終了後、皆様のお手元に配付をしているわけでございます。我々は、市民の負託を受けながら議員活動をしておるわけでございますので、十二分にその間に勉強をされる方、中には議会運営委員会にお一人参加もしておられますけれども、以前議会運営委員会の中でいろんな方が傍聴したいという話がございましたが、現在1人でございます。そういったことの中で、議案書の送付につきましてはその後すぐ送付をしてるわけですから、その面につきましては御理解をしていただいたらと思います。

 本日のそういった日程につきましては事務局とも相談し、理事者とも相談して決断をしたわけでございますので、そのように御理解をしていただいたらと思います。

 宇都宮富夫君。

○宇都宮富夫君  従来八幡浜市では慣例として臨時議会を開催して各常任委員会等の議会構成を決めると。端的に言いまして、慣例というのはやっぱり理由があって慣例化しておるんです。ですから、その慣例をなぜ踏襲せずにこういう通常の議会のときにするのかというのが疑問です。

 ほいで、通常はいろいろ人事案件は紛糾することもありますし、理事者提案の議案の審議がスムーズに図れない場合あるんです。ということは、出席理事者は非常にいろんな場合見ますけど、理事者席に座ったまま、紛糾してそういう例が間々あるんです、人事案件がある場合は。ですから、先輩の知恵として臨時議会でそういう案件を処理してきたんです。だから、それをやっぱり変える合理的な理由がよくわからないと。なぜ慣例を破ってこのような議会運営の議事日程を案として決めたのかというのが私疑問です。

 それから、松山市の例、会派制があるんでそういうことをスムーズに調整できるという背景があるんですけども、萩森議員が議長にただしたのは、会派制を導入するかせんかという是非論じゃなくって、そういうとこはそういう会派制があるからもう臨時議会、仮にせなんでもすっといくんですよという事例で萩森議員は指摘したんであって、会派制を導入する、その是非についてどうかというような見解を求めたわけじゃない。

 ですから、そういうことで私も非常に疑問に思います。なぜ慣例を踏襲せずに、再々言いますが、このような議事日程を決めたのかと、その合理的な理由について説明を願いたいと思います。

○議長(宮本明裕君)  先ほど事務局長とも相談したかという話がありましたが、いいですか、事務局長の方からちょっと。

 休憩いたします。

午前1015分 休憩

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午前1016分 再開

○議長(宮本明裕君)  再開いたします。

 先ほど宇都宮富夫議員からの慣例につきまして、慣例は慣例でいろいろあると思います。また、先ほども私が言いましたように、以前の統一議員選挙と違いまして、そういったことの中で95日と申しますのは定例議会に近いというなことでございまして、私としては合理化をしたつもりでございます。

 慣例といいますのは確かにいろんな理由がつけられると思います。今まで、例えば特別委員会の設置につきましても御案内のとおり慣例ではなかなかできなかったのも、それも慣例ございます。慣例を破ることも、新しいことをすることも我々の立場で一つ一つ吟味してやらなければいけないと、私は思ってそういった話にしたわけです。

 この日程につきましては、理事者とも相談をしながら進めたわけでございますので、ぜひ御理解をしていただいたらと思います。

 宇都宮富夫君。

○宇都宮富夫君  特別委員会も慣例があってできなんで、慣例を破ってつくったようなことを言いますが、特別委員会は特別委員会の設置が目的でつくるわけで、慣例でつくらなんでつくってないというような、そんなことじゃないんです、今までの議会で。これは、私はそういうやりとりを聞きますと、何かやっぱり議長の議会運営のこの基本的な考え方、非常に合理的な説明がないんであって、私が聞いたのは慣例を破る合理的な理由がどこにあるんですかと、こう聞きよるわけです。全国議長会ではそれはもう臨時議会でやろうが構いませんよ、それは法的に問題ないでしょう。そういうことじゃなくって、やっぱりそういう慣例を破ってやることの合理性はどこにあるんですかということの説明がないから私は説明を求めよるんでね。

 だから、論より証拠、いろんな異論が出ておるじゃないですか、議員から。議員から異論が出ておるじゃないですか、その慣例を破ったことについて。皆さん、どうなんですか。

(「そのとおりです」と呼ぶ者あり)

 でしょ。やっぱり議員からそういうことについての説明が納得ができんという声があるんです。だから、そういうことでもっと的確にお答えいただけませんか。

○議長(宮本明裕君)  先ほども申しましたように、95日が2年の任期でございます。そういったことの中で定例会が910日に開催されるという形の中で、5日間しか違わないというようなことの中でこういった話、また合理化の面で私はそういった方向をしたわけでございますので、ぜひ御理解をしていただいたらと思います。

 大山政司君。

○大山政司君  まさかこういう議論が行われるとは、きょうここまで私はわかりませんでした。

 ただ、議長に私も一言言わせていただくと、合併したのは2年前なんですよね。今議員は1期から8期までおりますが、合併したということはみんな1年生なんです、1期なんです。その合併の効果をもうそろそろという市民の声もあるときに、この委員会がえのときに、保内町のことについては、失礼なけど、白石和太郎館どこにあるのというて質問する人さえおるんですから、十分そういう事前の所管説明なりして、委員会あるいは一般質問等々に臨むのが私筋やと思うんです。

 そこで、議長、これ先ほど宇都宮富夫議員も言われたように、理事者の人は議会運営そう発言もできんし、お忙しいのに大変だと思いますので、暫時休憩をとっていただいて、それからほかにも御意見言いたい人もおられるやに、きょうどうも顔見たらそがい思いますので、休憩とっていただいて、理事者にはまことに失礼ですが、一時待機していただいて、それから再開していただいたらと思います。

 以上です。

○議長(宮本明裕君)  休憩いたします。

午前1021分 休憩

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午前1023分 再開

○議長(宮本明裕君)  再開いたします。

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○議長(宮本明裕君)  日程第2 会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、本日から927日までの18日間にいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」「異議あり」「休憩」「事務局、委員会条例の3条の任期満了の60日以内に議会を開催して選任できるという条項があるんだけど、ここ平成18年の例規集しか持ってないんだがね、そこはどうなの、その条文は生きているんかな。改正されてなかろうかな、記憶してないんだけども」と呼ぶ者あり)

 休憩いたします。

午前1024分 休憩

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午前1118分 再開

○議長(宮本明裕君)  再開いたします。

 ただいま今会期等について協議をいただいておりますが、本会期中に所管事務の説明については常任委員会を開催するということでございます。その日にちにつきましては、一般質問終了後、常任委員会を開催するということでございます。

 会期の日程につきましては……

(「今の所管事務については、正式な常任委員会にするんですか。それとも、もうそれは説明会ということで委員会ではないということ」と呼ぶ者あり)

 いつも常任委員会協議会で開催をしておりますということでございます。

 じゃあ、議事に入ります。

 日程第2 会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、本日から927日までの18日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  御異議なしと認めます。よって、会期は18日間と決定をいたしました。

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○議長(宮本明裕君)  日程第3 常任委員会委員の選任を行います。

 常任委員会の委員の選任については、委員会条例第8条第1項の規定により、議長が会議に諮って指名することになっております。

 お諮りいたします。

 総務委員会委員に中岡庸治君、住 和信君、都築 旦君、清水正治君、魚崎清則君、上脇和代君、新宮康史君、宮本明裕の以上8名を、民生文教委員会委員に舛田尚鶴君、山本儀夫君、萩森良房君、上田竹則君、兵頭孝健君、宇都宮富夫君、遠藤素子君、井上和浩君の以上8名を、産業建設委員会委員に大山政司君、二宮雅男君、松本昭子君、武田成幸君、山中隆徳君、上田浩志君、大城一郎君、以上7名をそれぞれ指名いたします。

 ただいま指名いたしたとおり選任することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました諸君をそれぞれの常任委員会委員に選任することに決定いたしました。

 ただいまから各常任委員会開催のため休憩いたしますが、休憩中に各常任委員会におかれましては正・副委員長を互選し、その結果を議長まで御通知願います。

 各常任委員会の開催場所をお知らせいたします。総務委員会は第1委員会室、民生文教委員会は第2委員会室、産業建設委員会は第3委員会室、以上のとおりであります。

 各常任委員の諸君は直ちに各委員会室へ御参集願います。

 休憩いたします。

午前1122分 休憩

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午後 100分 再開

○議長(宮本明裕君)  再開いたします。

 この際、各常任委員会の正・副委員長の互選結果について報告いたします。

 総務委員会委員長、都築 旦君、副委員長、上脇和代君、民生文教委員会委員長、宇都宮富夫君、副委員長、遠藤素子君、産業建設委員会委員長、山中隆徳君、副委員長、上田浩志君、以上のとおりであります。

 ただいまの正・副委員長の諸君は前へ出ていただき、順次あいさつをお願いいたします。

 まず、総務委員長、都築 旦君。

〔総務委員長 都築 旦君登壇〕

○総務委員長(都築 旦君)  ただいま総務委員長に御推挙を受けました都築でございます。総務委員会というのは、皆様御案内のとおり八幡浜市の一般会計歳入すべてを扱う極めて重要な委員会だと思っております。私自身市議会の議員としては1年生ということでございますので、いろいろ皆さんにお助けをかりながらやってまいりたいと思いますので、これからもひとつ御指導の方お願いいたします。ありがとうございました。

○議長(宮本明裕君)  総務副委員長、上脇和代君。

〔総務副委員長 上脇和代君登壇〕

○総務副委員長(上脇和代君)  総務委員会の副委員長に選任されました上脇和代でございます。まだまだ勉強不足のところがたくさんありますが、皆様の御指導いただきながら、委員長とともども、また委員さんと一緒に務めていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

○議長(宮本明裕君)  民生文教委員長、宇都宮富夫君。

〔民生文教委員長 宇都宮富夫君登壇〕

○民生文教委員長(宇都宮富夫君)  宇都宮でございます。皆さんよろしくお願いします。

○議長(宮本明裕君)  民生文教副委員長、遠藤素子君。

〔民生文教副委員長 遠藤素子君登壇〕

○民生文教副委員長(遠藤素子君)  民生文教委員会の副委員長に任命されました遠藤でございます。委員長を助けて力いっぱい仕事をしたいと思います。どうかよろしくお願いいたします。

○議長(宮本明裕君)  産業建設委員長、山中隆徳君。

〔産業建設委員長 山中隆徳君登壇〕

○産業建設委員長(山中隆徳君)  産業建設委員長に推挙されました山中隆徳です。古い八幡浜市議会時代に1度この委員長を経験させていただきましたが、より一層勉強をさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

○議長(宮本明裕君)  産業建設副委員長、上田浩志君。

〔産業建設副委員長 上田浩志君登壇〕

○産業建設副委員長(上田浩志君)  産業建設委員会副委員長に選任されました上田浩志でございます。委員長とおり私も平成11年以来、間はあきましたけども、2度目の副委員長ということで、委員長のもと一生懸命頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

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○議長(宮本明裕君)  日程第4 議会運営委員会委員の互選の結果について報告に入ります。

 総務委員会から都築 旦君、住 和信君、民生文教委員会から宇都宮富夫君、上田竹則君、産業建設委員会から山中隆徳君、武田成幸君、これに副議長二宮雅男君の以上7名が選出されました。

 報告を終わります。

 これより暫時休憩いたしまして、休憩中に議会運営委員会を開催し、正・副委員長の互選を行いますので、委員の諸君は直ちに第1委員会室へ御参集願います。

 休憩いたします。

午後 106分 休憩

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午後 118分 再開

○議長(宮本明裕君)  再開いたします。

 この際、議会運営委員会の正・副委員長の互選について報告いたします。

 議会運営委員会委員長、武田成幸君、副委員長、山中隆徳君、以上のとおりであります。

 ただいまの正・副委員長の諸君は前に出ていただき、順次あいさつをお願いいたします。

 議会運営委員長、武田成幸君。

〔議会運営委員長 武田成幸君登壇〕

○議会運営委員長(武田成幸君)  ただいま議長の報告のとおり、議会運営委員会におきまして委員長に選出をされました武田でございます。住委員長という名委員長の後任でございますので、非常に肩の荷が重いという実感をしております。これからもひとつよろしくお願いします。ありがとうございました。

○議長(宮本明裕君)  議会運営副委員長、山中隆徳君。

〔議会運営副委員長 山中隆徳君登壇〕

○議会運営副委員長(山中隆徳君)  2回目のあいさつでございますが、失礼をいたします。議会運営副委員長を仰せつかりました山中と申します。どうぞ勉強させていただきますようよろしくお願いいたします。

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○議長(宮本明裕君)  日程第5 これより八西衛生事務組合議会議員の補欠選挙を行います。

 この選挙は、組合規約第5条の規定により7人を選挙するものであります。

 お諮りいたします。

 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  御異議なしと認めます。よって選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。

 お諮りいたします。

 指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  御異議なしと認めます。よって、指名の方法は議長において指名することに決定いたしました。

 井上和浩君、遠藤素子君、宇都宮富夫君、兵頭孝健君、上田竹則君、萩森良房君、舛田尚鶴君の7名を指名いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議長において指名いたしました井上和浩君、遠藤素子君、宇都宮富夫君、兵頭孝健君、上田竹則君、萩森良房君、舛田尚鶴君、以上7名の諸君を八西衛生事務組合議会議員の当選人と決定することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました7人の諸君が八西衛生事務組合議会議員に当選されました。

 ただいま八西衛生事務組合議会議員に当選されました諸君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項による告知をいたします。

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○議長(宮本明裕君)  日程第6 これより八幡浜地区施設事務組合議会議員の補欠選挙を行います。

 この選挙は、組合規約第5条の規定により7人の選挙をするものであります。

 お諮りいたします。

 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決定をいたしました。

 お諮りいたします。

 指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  異議なしと認めます。よって、指名の方法は議長において指名することに決定いたしました。

 都築 旦君、上脇和代君、魚崎清則君、中岡庸治君、遠藤素子君、宇都宮富夫君、山本儀夫君の7名を指名いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議長において指名いたしました都築 旦君、上脇和代君、魚崎清則君、中岡庸治君、遠藤素子君、宇都宮富夫君、山本儀夫君、以上7人の諸君を八幡浜地区施設事務組合議会議員の当選人と決定することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました7人の諸君が八幡浜地区施設事務組合議会議員に当選されました。

 ただいま八幡浜地区施設事務組合議会議員に当選されました諸君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項による告知をいたします。

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○議長(宮本明裕君)  日程第7 これより南予水道企業団議会議員の補欠選挙を行います。

 この選挙は、企業団規約第5条の規定により、当市議会議員のうちから3人を選挙するものであります。

 お諮りいたします。

 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。

 お諮りいたします。

 指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  御異議なしと認めます。よって、指名の方法は議長において指名することに決定いたしました。

 山中隆徳君、上田浩志君、宮本明裕の3名を指名いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議長において指名いたしました山中隆徳君、上田浩志君、宮本明裕を南予水道企業団議会議員の当選人と決定することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました3人の諸君が南予水道企業団議会議員に当選されました。

 ただいま南予水道企業団議会議員に当選されました諸君が議場におりますので、本席から会議規則第32条第2項による告知をいたします。

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○議長(宮本明裕君)  日程第8 これより八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合議会議員の補欠選挙を行います。

 この選挙は、組合規約第5条の規定により、当市議会議員のうちから1名を選挙するものであります。

 お諮りいたします。

 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。

 お諮りいたします。

 指名の方法については、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  御異議なしと認めます。よって、指名の方法は議長において指名することに決定いたしました。

 山中隆徳君を指名いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議長において指名いたしました山中隆徳君を八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合議会議員の当選人と決定することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました山中隆徳君が八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合議会議員に当選されました。

 ただいま八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合議会議員に当選されました山中隆徳君が議場におられますので、本席から会議規則第32条第2項により告知をいたします。

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○議長(宮本明裕君)  日程第9 報告第12号 専決処分の報告について(平成19年度八幡浜市一般会計補正予算(3))ないし報告第14号 宇和海文化都市開発株式会社の経営状況について、認定第1号 平成18年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定についてないし認定第3号 平成18年度市立八幡浜総合病院事業会計決算の認定について、諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて、議案第54号 市道路線の認定についてないし議案第66号 八幡浜市水道事業に従事する企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について、以上20件を一括議題といたします。

 初めに、市長より総括説明をお願いいたします。

 市長。

〔市長 高橋英吾君登壇〕

○市長(高橋英吾君)  本日ここに第4回市議会定例会を招集いたしまして、補正予算案を初め、当面する市政の重要案件の御審議をいただくわけでございます。

 各案件にわたります詳細な説明は、審議の過程で副市長並びに各課長から申し上げることといたしまして、私は概要を申し上げ、議員各位の御理解と御協力を賜りますようお願いを申し上げます。

 最初に、平成19年度の財政見通しについてであります。

 総務省が7月に公表した平成19年度普通交付税大綱では、総額142,903億円で前年度比6,624億円、4.4%の減となり、交付税の不足分を穴埋めする臨時財政対策債の発行可能額を加えた実質の交付税総額は178,327億円で、前年度比9,818億円、5.2%の減となっております。

 当市においても、731日に決定通知のありました平成19年度普通交付税額は614321,000円で、前年度比33,0905,000円、5.1%の減、臨時財政対策債発行可能額を加えると654,3021,000円で、前年度比37,5805,000円、5.4%の減で、平成19年度当初予算編成時点の見込み額を下回るという非常に厳しい結果となっております。

 今年度の交付税算定は、合併算定がえや合併補正による増額はあったものの、新型交付税制度の導入及び頑張る地方応援プログラムに対する措置などの交付税制度改革や国の交付税予算の財源不足による交付額の調整の影響を受け、減額となったものであります。当市のように財政力の弱い団体にとって交付税は基幹的収入であることから、その増減は財政運営に多大な影響を及ぼすものであります。今後も国の動きを注視するとともに、あらゆる機会を通じ交付税総額の安定的確保が図られるよう強く求めてまいりたいと思っております。

 次に、地方局の再編についてであります。

 87日、県が県議会行政改革特別委員会に提示された地方局再編整備計画案によりますと、現在の5地方局を3地方局に再編し、南予地域に関しては、八幡浜地方局と宇和島地方局を統合し、宇和島市に南予地方局を設置し、八幡浜市に南予地方局八幡浜支局を配置すると発表されております。再編整備計画案による八幡浜支局では納税証明や窓口収納などのサービス提供部門、現場対応が必要な保健所や土木事務所などの事業実施部門、災害対応などの危機管理部門は存続し、これまでどおり地域に密着した県民サービスを提供し、伊方原子力発電所の安全監視機能を一層強化するため、原子力安全室を設けるとなっております。

 地方局の再編につきましては、平成171226日付で八幡浜地方局管内の32町の首長、議長の連名で八幡浜地方局の存続に関する要望書を提出し、その必要性を訴えてきたところであり、当地域経済団体も同様の要望をしてきただけに、今回の計画案の発表は大変残念であります。

 次に、今月の2日に実施しました愛媛県総合防災訓練についてであります。

 地震、風水害及びこれに伴う火災により被害が発生したことを想定し、愛媛県防災会議と八幡浜地方局管内の各市町の防災会議主催で87の防災関係機関、約1,850人の参加を得まして実施したところであります。

 当日は、防災関係機関、民間協力団体、自主防災組織が一体となって総合的かつ有機的な防災訓練を行ったところでありますが、自主防災組織を初め多くの関係機関の皆様の御参加をいただき無事訓練が終了できたことにつきましては、心からお礼を申し上げたいと思います。

 もとより自然災害の発生は防ぐことはできませんが、対策を講じることにより災害による被害を軽減することは可能であります。近い将来発生が確実と言われております東南海・南海地震に備えた防災体制づくりを急がなければなりません。

 なお、当市の自主防災組織は92組織が結成し、95%の結成率となりました。今後自主防災組織の活動の中で、隣保協同の精神のもと、防災に強い地域づくりがなされるものと確信をいたしております。

 今後とも、市民の安心安全のために防災体制の充実強化、応急対策の機能向上及び防災意識の普及と高揚が図れるよう努力をしてまいる所存でありますので、御理解を賜りたいと存じます。

 それでは、今回の補正予算の主なものについて、順次御説明をいたします。

 最初に、地場産業の振興と町の活性化対策であります。

 まず、港湾・漁港振興ビジョン関連では、県営八幡浜漁港広域漁港整備事業負担金を初め、沖新田貨物上屋前面の物揚げ場の高潮対策、荷役作業及び施設の機能向上を図るためのエプロン舗装かさ上げ工事、衛生管理型荷さばき所等、市場関連施設建設に関する概要設計、委託料などの予算措置を講じております。

 八幡浜港振興ビジョンにおける港湾・漁港関連事業は、埋立前面閉め切りが順調に進み、平成201月ごろから埋立土砂の搬入を開始する予定であります。

 829日には八幡浜港振興ビジョン整備実行委員会の第1回委員会を開催し、フェリーターミナル関連施設のより現実的な事業推進に向けた検討を始めたところであります。

 次に、農業振興対策でありますが、県営農免農道整備事業負担金及び中山間地域総合整備事業負担金の計上を初め、個性化商品の確立と価格の安定を図り農業所得の向上を目指す産地ステップアップ事業補助金の助成措置を講じております。

 次に、福祉の充実であります。

 児童福祉施策として、児童遊園及び保育所に設置の遊具の修繕など、次代を担う子供たちが健やかに育つよう子育て支援に努めてまいります。

 また、老人福祉施策として、認知症地域支援体制構築等推進事業により認知症高齢者とその家族への支援体制を構築するモデル事業を推進するための予算措置を講じております。

 そのほか、コミュニケーション支援事業として、聴覚障害者が自由に安心して受診できるよう、県下では初めての試みでありますが、市立八幡浜総合病院内に手話通訳者を配置するため予算措置を講じております。

 次に、教育、文化の振興であります。

 学校教育につきましては、理科教育振興法に基づき教育環境の充実を図るため、各小学校の理科教育等備品購入費などの予算措置を講じております。

 文化振興につきましては、国指定の重要文化財である梅之堂三尊仏の台座を燻蒸するために要する費用の一部を補助する予算措置を講じたところであります。

 次に、八幡浜市地域振興基金の積み立てについてであります。

 この基金は、市民の一体感の醸成及び地域振興を図るためのもので、合併特例事業債を充当して平成19年度から平成21年度の3年間で毎年3億円程度を積み立て、基金による運用益は地域振興のための事業及び地域の一体性を図る行事等を実施する財源に充てる計画であります。

 次に、災害復旧費についてであります。

 7月の台風4号による市単独の災害復旧費として、農道梨尾線ほか15カ所の農業用施設災害復旧工事費、八幡浜漁港ほか7カ所の漁業施設災害復旧工事費及び八幡浜港2カ所の港湾施設災害復旧工事に必要な予算措置を講じております。

 以上、主要施策の概要を申し上げましたが、この結果今回の補正予算として、一般会計58,5124,000円、特別会計5会計で46,1922,000円、合計104,7046,000円を計上し、御提案申し上げます。

 これらの財源といたしましては、前年度繰越金を初め、国県支出金、市債等、それぞれの事業施策に対応する額を計上いたしております。

 以上、補正予算案等について御説明申し上げましたが、慎重審議賜りまして、御賛同いただきますようお願いを申し上げます。

○議長(宮本明裕君)  これより順次説明を求めます。

 財政課長。

○財政課長(國本 進君)  議案書1ページをお願いいたします。

 報告第12号 専決処分の報告について御説明いたします。

 平成19年度八幡浜市一般会計補正予算(3)を地方自治法第179条第1項の規定により専決処分いたしましたので、これを報告し、承認を求めるものであります。

 3ページをお願いいたします。

 第1条は、歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれ953万円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1753,9259,000円とするものであります。

 第2項の第1表歳入歳出予算補正の内容は、台風4号による被災箇所のうち復旧に緊急を要する箇所について、災害復旧関連の予算を補正する必要が生じたため補正を行ったものであります。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  監理開発課長。

○監理開発課長(山本数道君)  それでは、議案書15ページをお願いします。

 報告第13号 八幡浜市土地開発公社の経営状況につきまして、地方自治法第243条の32項の規定により御報告します。

 別冊になっております平成18年度八幡浜市土地開発公社決算書をお開き願います。

 目次をごらんいただきたいと思います。資料は平成18年度の事業報告書、収支決算報告書、収入明細書、財産目録、損益計算書、貸借対照表、決算附属明細表を作成しております。

 まず、1ページの事業報告書をお開き願います。

 (1)の土地造成事業の概要であります。

 ①番の元城団地は平成164月より第1期建て売り住宅15戸、一般宅地27区画を分譲開始し、建て売り住宅については15戸売却済みであります。また、平成187月より分譲価格を改定し、第2期建て売り住宅6戸、一般宅地17区画を分譲開始し、18年度中に建て売り住宅3戸、一般区画2区画の売却が終了しています。内容は2ページの事業内容で御参照ください。

 ②番の愛宕山開発事業でありますが、平成166月より27区画の分譲を開始し、12区画が売却済みでございますが、18年度中の販売実績は今のところございません。

 ③の夢永団地造成事業でありますが、平成17325日に保内町土地開発公社より譲り受け、9区画のうち2区画売却済みでございました。18年度中に1区画の売買契約を締結し、194月に入金済みであり、現在6区画残となっております。

 次に、代替地登録制度でありますが、平成18年度4件の取り下げがあり、平成19331日現在の登録件数は合計97件、39,394.6平米の登録がございます。

 次に、2ページをお開き願います。

 平成18年度に実施しました事業の内容、役員に関する事項、理事会の開催状況、職員に関する事項を記載しておりますので、御参照をお願いいたします。

 次に、3ページをお開きください。

 収支決算書でございます。

 収益的収入の決算額6,8019,959円で、主な収益といたしまして、元城団地建て売り3戸、土地2区画の売却収益及び病院横の駐車場代、舌間、池の奥の土地使用料、また公社所有地の電柱敷設地の収益でございます。

 収益的支出の決算は6,3618,800円で、内訳は主に土地造成事業でございます。

 収入から支出を差し引いた額4041,159円が当期純利益でございます。

 なお、収益的収入及び支出の決算額の明細は5ページに記載しておりますので、御参照をお願いいたします。

 次に、4ページをお開きください。

 資本的収入及び支出でございます。

 まず、収入でございますが、決算額は88,000万円で、これは元井、愛宕の事業に対する借り入れであります。

 次に、支出でございますが、決算額は88,9015,088円で、主に借入金の元金償還及び借り入れ利息の支出でございます。

 その結果、支出が収入を上回ることとなったため、その不足額9015,088円を当年度分損益勘定留保資金及び過年度準備金で補てんを行いました。

 なお、資本的収入及び支出の明細は6ページに記載しておりますので、御参照をお願いいたします。

 また、7ページに公社の財産目録、8ページに損益計算書、9ページに貸借対照表、10ページ以降に附属明細表を添付しておりますので、あわせて御参照をお願いいたします。

 以上で平成18年度八幡浜市土地開発公社の決算報告を終わります。

 続きまして、別冊の平成19年度事業計画、事業収支予算計画に関する事項について御説明いたします。

 まず、1ページをお開き願います。

 第1表の事業計画でございますが、今年度も引き続き元城団地、愛宕山団地及び夢永団地の分譲事業を積極的に展開していきたいと考えております。

 なお、元城団地につきましては、今年度4月以降、建て売り3戸、一般区画、土地のみでありますが、3区画の売却があり、少し明るい兆候が見られております。8月末現在で元城団地の残区画は12区画となっております。

 2ページをお開き願います。

 予算事項別明細書の収益的収入及び支出でございます。

 まず、収入の部でございますが、土地売却収益及び駐車場収益等を含め59,436万円を計上しております。

 次に、支出の部でございますが、土地造成事業原価及び一般管理費を合わせ59,0067,000円を計上しております。

 この収益的収入額から支出を差し引いた4293,000円が4ページの予定損益計算書の下段にあります当期純利益として計上しております。

 次に、3ページをお開き願います。

 資本的収入及び支出でございます。

 まず収入の部でございますが、元城団地、愛宕山団地造成事業借入金、合わせて88,000万円を計上しております。

 次に、支出の部でございますが、土地造成事業費、借入金償還及び予備費を合わせまして96872,000円を計上しております。

 資本的収入が資本的支出に対する不足する額2,6872,000円は、借入金の借りかえ及び当年度損益勘定留保資金で補てんを行います。

 なお、4ページ以降に19年度の予定損益計算書、予定貸借対照表を添付しておりますので、御参照をお願いいたします。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  水産港湾課長。

○水産港湾課長(上甲眞喜君)  議案書17ページでございます。

 報告第14号 宇和海文化都市開発株式会社の平成18年度決算報告及び平成19年度の事業計画、事業収支予算計画につきまして御報告いたします。

 それでは、別冊となっております平成18年度決算報告書1ページをお願いいたします。

 株主の状況は前年度と変更がございませんので、説明を省略させていただきます。

 次に、2ページをお願いいたします。

 役員の状況でございますが、取締役が見乗英明氏より井上幸信氏に交代しております。

 職員の状況と会社の機構、施設の状況につきましては前年度と変更がありませんので、説明を省略させていただきます。

 次に、4ページをお願いいたします。

 貸借対照表について御説明いたします。

 資産の部のうち流動資産が5,009433円、固定資産が3,3379,904円、資産合計8,347337円となっております。

 負債の部の純資産の部でございますが、負債合計3205,624円、純資産の部のうち資本金8,000万円、利益剰余金264,713円、資本合計8,0264,713円、負債・純資産の合計は8,347337円となっております。

 5ページの損益計算書について御説明いたします。

 売上高4,0926,008円に対しまして売上原価1,0966,123円、販売費及び一般管理費2,995428円で営業利益9,457円となっております。営業外収益は15,732円でございますので、合計いたしますと、当期純利益は25,189円となっております。

 6ページをお願いいたします。

 損益計算書で説明いたしました販売費及び一般管理費2,995428円の内訳でございますので、御参照をお願いいたします。

 7ページに利益処分、8ページに決算審査意見書を記載しておりますので、御参照をお願いいたします。

 続きまして、平成19年度事業計画、事業収支予算計画について御説明をいたします。

 間もなく開業から丸8年が経過しようといたしております。オープンからの来場者数も18年度末で約185,000人に達し、今年度には20万人を突破する見込みでありますが、ここ二、三年来場者数はほぼ横ばいであるものの、売上金額は毎年厳しい状況が続いております。観光事業、特に釣り堀の売り上げが中心であることは変わりありませんが、今年度はビアガーデンの内容を一新して実施するなど、レストラン事業にも力を入れてまいります。

 事業計画につきましては、事業部門別に詳細を記載しておりますので、御参照をお願いいたします。

 3ページをお願いいたします。

 事業収支予算計画について御説明いたします。

 収入といたしまして、観光事業で2,1445,000円、直販事業230万円、レストラン事業612万円、管理事業1,4147,000円で、収益合計4,4012,000円。支出は、観光事業1,6465,000円、直販事業152万円、レストラン事業4375,000円、管理事業2,1565,000円で、支出合計4,3955,000円。差し引き収支金額57,000円と見込んでおります。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  財政課長。

○財政課長(國本 進君)  議案書19ページをお願いいたします。

 認定第1号 平成18年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について御説明いたします。

 別冊でお配りをいたしております平成18年度主要な施策の成果説明書の4ページをお願いいたします。

 まず、第2表、平成18年度各会計決算額のうち、一般会計は、一番上の行でございますが、予算額1881,929万円に対して、歳入総額1863,7726,000円、執行率99.0%、歳出総額1817587,000円、執行率96.2%で、収支差し引き53,0139,000円の黒字決算であります。

 下の第3表実質収支と単年度収支、上段に記載しておりますように、翌年度へ繰り越すべき財源、Bの欄、5,1102,000円を差し引いた実質収支、C欄は47,9037,000円の黒字であります。

 次に、特別会計12会計は、第2表下から2行目の特別会計小計欄に記載しておりますように、予算額1743,4337,000円に対して、歳入総額1674,8196,000円、執行率96.1%、歳出総額1651211,000円、執行率94.6%であります。

 特別会計のうち収支差し引きはD欄にありますように、国民健康保険事業2978万円、介護保険1,5989,000円、日土財産区1218,000円、公共下水道事業1,4214,000円、水産物地方卸売市場事業4534,000円、港湾整備事業125万円であります。また、備考欄に記載しておりますように、国民健康保険事業会計を初め9の特別会計に対しまして総額269129,000円を一般会計から繰り出し、補てんを行っております。

 なお、詳細な決算内容につきましては、別冊でお配りをいたしております平成18年度歳入歳出決算書、主要な施策の成果説明書及び決算審査意見書を御参照いただきたいと存じます。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  休憩いたします。

午後 158分 休憩

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午後 209分 再開

○議長(宮本明裕君)  再開いたします。

 水道課長。

○水道課長(永井俊明君)  それでは、議案書21ページをお願いいたします。

 認定第2号 平成18年度八幡浜市水道事業会計決算の認定について御説明をいたします。

 別冊になっております水道事業会計決算書の1ページをお開き願いたいと思います。

 最初に、収益的収入及び支出でございます。

 水道事業収益の決算額は8625,148円、前年度に比べて1.6%の減でございます。内訳でございますが、第1項営業収益で74,8233,180円、第2項営業外収益5,2332,768円、第3項特別利益59,200円。減収の主な要因でございますが、給水人口の減少及び節水意識の向上と市販の飲料水の利用等、飲料水に対する考え方の変化によるものと考えており、この結果水道料金につきまして1,3182,594円減少いたしております。

 次に、支出でございます。水道事業費用の決算額は82,6565,138円、前年度に比べて0.6%の減でございます。内訳ですが、第1項営業費用73,5592,364円、第2項営業外費用8,8743,664円、第3項で特別損失2229,110円でございます。減少した主な費用につきましては、第2項の営業外費用で企業債利息の減によるものでございます。

 次に、2ページをお開き願います。

 資本的収入及び支出でございます。

 資本的収入の決算額は1,9255,498円で、内訳としまして第1項補助金4041,748円、これは大島海底送水管の起債償還に伴う一般会計からの補助金でございます。第2項固定資産売却代金20万円、第3項短期貸付金返還金50万円、市生協からの返還金でございます。第4項負担金1,4513,750円、下水道関連工事に伴う負担金でございます。

 資本的支出の決算額は26,6681,016円、内訳でございますが、第1項の建設改良費で14,6027,610円、主な工事は保内給水区電気計装設備更新工事で11,5564,000円でございます。その他の工事の概要につきましては、19ページ、20ページに記載をしておりますので、御参照願います。第2項の企業債償還金は12,0153,406円、第3項の短期貸付金は50万円でございます。

 この結果、欄外に記載しておりますとおり、資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額24,7425,518円は消費税資本的収支調整額、過年度分損益勘定留保資金で補てんをいたしております。

 3ページでございますが、損益計算書でございます。

 損益計算書は、収益的収入及び支出から消費税を整理した数字でございまして、この結果、一番右の欄の下から3行目でございますが、当年度純損失は3,0811,520円、前年度までの繰越欠損金7,4547,886円を合わせますと、未処理欠損金は15359,406円となります。依然として単年度赤字という厳しい状況でございます。

 以下、4ページ以降に剰余金計算書、欠損金処理計算書()、貸借対照表、事業報告等の資料を添付しておりますので、決算審査意見書とあわせて御参照願います。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  市立病院事務局長。

○市立病院事務局長(柏木幸雄君)  議案書23ページでございます。

 認定第3号 平成18年度市立八幡浜総合病院事業会計決算の認定について御説明いたします。

 別冊の平成18年度市立八幡浜総合病院事業会計決算報告書の1ページをお開き願います。

 まず、1、収益的収入及び支出でございます。

 病院事業収益の決算額は488,4507,800円、前年度に比べ1.5%の減となっております。内訳では、医業収益453,4895,808円、医業外収益34,9611,992円であります。医業収益では、前年度比較15,8731,701円の減収となっております。この主な要因といたしましては、新臨床研修制度の創設による医師不足を初め、医療圏域人口の減少及び高齢化の進展などによる入院患者及び外来患者数の減少によるものでございます。また、医業外収益では救急医療等に対する一般会計からの補助金が、前年度に比べ38.2%の伸びとなっております。

 次に、病院事業費用の決算額は513,3182,837円、前年度に比べ0.6%の増となっております。内訳では、医業費用501,6568,297円、医業外費用11,6614,540円であります。医業費用が前年度比で3,0099,967円の増となっております。主な要因といたしましては、退職金の増加を含めた人件費で0.6%の減少、患者減少に伴う材料費が3.2%と減少した反面、高度医療機器の償却に伴う減価償却費が23.8%増額したことが影響いたしております。

 次に、2ページでございます。

 2の資本的収入及び支出について御説明をいたします。

 まず、資本的収入でありますが、決算額は12,5883,000円であり、主なものは1項出資金11,6782,000円、2項負担金7941,000円で、負担区分に基づく一般会計からの繰入金などであります。

 次に、資本的支出でございます。決算額は24864,530円であります。主なものは1項病院整備事業費1,5881,145円で、超音波診断装置などの医療機器購入費であります。2項企業債償還金18,8483,385円、3項短期貸付金50万円であります。

 なお、資本的収入額が支出額に不足する額7,8981,530円は、欄外に記載のとおり、過年度分損益勘定留保資金などで補てんをいたしております。

 次に、3ページでございます。

 平成18年度の損益計算書でありますが、先ほど御説明いたしました病院事業収益から病院事業費用を差し引いた消費税処理後の単年度収支は、右端の下から3行目に記載のとおり24,8718,144円の単年度純損失を計上、前年度繰越欠損金を加えた当年度未処理欠損金76,8192,040円を19年度に繰り越すという大変厳しい経営状況となっております。

 現在の医療環境につきましては、国の医療費抑制策に伴う医療費改正及び診療報酬の大幅マイナス改定が実施されるなど、厳しさが増しております。さらに、新臨床研修制度に伴う地域診療科偏在などの影響を受け、特に公立病院の過重勤務による医師不足が顕著となりまして、当院でも脳外科、内科医などが減少し、救急医療を初め診療制限などを余儀なくされております。今後の医療制度などの動向を見きわめながら、中核病院としての役割が果たせるよう、地域医療機関との連携強化を初め市民の御理解、御協力を得ながら、安全で良質な医療の提供に努める所存でございます。

 なお、8ページ以降に事業報告書、収益費用明細書等を添付いたしておりますので、決算審査意見書とあわせて御参照いただきたいと存じます。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  人権啓発課長。

○人権啓発課長(田中良三君)  議案書25ページをお願いいたします。

 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて御説明いたします。

 本市の人権擁護委員柴田瀧義氏は平成191231日をもって任期満了となるため、松山地方法務局長から後任の候補者について推薦依頼がありました。八幡浜市保内町宮内6番耕地98番地二宮吉人氏を新任の候補者として推薦したいので、人権擁護委員法第6条第3項の規定により議会の意見を求めるものでございます。

 二宮吉人氏は、八幡浜市の基幹産業であるミカン農家であります。経歴といたしましては、宮内小学校のPTA会長、保内町連合PTA会長のほか、スポーツ関係では合併前の保内町体育協会の会長を2年務められました。現在は八幡浜市ソフトボール協会副会長、保内町ソフトボール連盟会長として活躍されております。また、平成1710月までの3年間、保内町民生児童委員として社会福祉活動に尽力されております。

 温厚で気さくな人柄は、この長年の経験を生かし、幅広く市民のよき相談役として人権擁護委員活動をしていただけるものと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  建設課長。

○建設課長(菊池賢造君)  議案書の27ページをお願いします。

 議案第54号 市道路線の認定についてでございます。

 29ページと31ページの位置図、平面図をあわせて御参照ください。

 本年度末に暫定供用開始が予定されております名坂道路の建設に伴い、神越地区に自動車専用道路に並行して側道ができ上がっております。この側道は、良好な住居環境の保全を主な目的として建設されたもので、愛媛県と協議の結果、道路法第3条に基づく市道として管理するもので、名坂道路の東側側道、延長230メートル、幅員5から12メートルを神越横断1号線として、西側側道延長340メートル、幅員5から20メートルを神越横断2号線として新たに認定するものでございます。

 以上です。

○議長(宮本明裕君)  総務課長。

○総務課長(山本一夫君)  それでは、議案書33ページ、議案第55号 八幡浜市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例の制定について御説明をいたします。

 今回の改正は、国家公務員退職手当法の一部を改正する雇用保険法等の一部を改正する法律附則の規定が施行されることに伴い、八幡浜市職員退職手当支給条例第10条失業者の退職手当について所要の改正を行うものであります。

 なお、改正の趣旨といたしましては、雇用保険の受給資格要件の改正に伴い、失業者の退職手当について原則として勤続期間が12月以上あることを受給要件としたこと、及び船員保険の失業部門が雇用保険に統合されたことによるものであります。

 第1条において、第10条第1項中「6月以上」を「12月以上」に改め、同条第3項中「6月以上」を「12月以上」に改めるものであります。

 第2条においては、第10条第17項中「又は船員保険法」を削除するものであります。

 なお、附則では、第1条において施行期日を、附則第2条及び第3条において経過措置をそれぞれ定めております。

 以上であります。

○議長(宮本明裕君)  商工観光課長。

○商工観光課長(菊池正康君)  35ページをお開きください。

 議案第56号 八幡浜市中小企業振興資金融資条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。

 今回の改正は、融資の際、第三者の保証人をとらないとする非徴求と責任共有制度の導入に伴うものであります。

 主な趣旨は、国から信用補完制度において経営に関与していない者に連帯保証人を課すことは好ましくないということで、早期の見直しが求められていることに伴う改正であります。

 次に、責任共有制度ですが、本年101日から導入されるもので、保証協会と金融機関とが責任分担を図り、金融機関の貸し手責任を明確にし、保証に依存することなく融資実行及びその後の中小企業者への経営支援の充実を促す制度で、貸し倒れによる代位弁済が発生した場合、8割を保証協会が負担し、残りは金融機関が負担をすることになります。

 また、市は保証協会との新たな覚書に基づき保証負担はなくなります。

 具体的な改正の内容ですが、第132項の改正は、第三者の保証人を原則求めないとする保証人の範囲を改正するものであります。

 次に、第17条を削る改正は、責任共有制度導入等に伴う所要の改正であります。

 なお、この条例は、責任共有制度が導入される平成19101日から施行するものであります。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  危機管理室長。

○危機管理室長(尾﨑政利君)  議案書37ページをお願いいたします。

 議案第57号 八幡浜市消防団条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。

 行政の合併によりまして、消防団組織も合併を行い、八幡浜市消防団として25カ月が経過しております。火災、災害等の対応及び各種訓練等も円滑に運営されています。

 今回の改正は、第3条中の団長以下「805人」と定めております消防団員の定数を、現団員数に合わせ「765人」とするものでございます。

 附則において、この条例は公布の日から施行するものでございます。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  財政課長。

○財政課長(國本 進君)  議案書39ページから159ページの平成19年度八幡浜市一般会計及び特別会計補正予算案、議案第58号から議案第63号までを一括して、お手元に配付をいたしております平成19年度9月補正予算資料で御説明をいたします。

 資料1ページをお願いいたします。

 一般会計では、真ん中にあります今回補正額欄のとおり58,5124,000円を補正し、予算総額は1812,4383,000円となり、前年度同期に比べ1.8%の増であります。

 次に、特別会計は国民健康保険事業会計を初め5会計の補正で、この5会計で小計欄にありますように46,1922,000円の補正で、一般会計、特別会計を合わせますと今回補正額は104,7046,000円、累計では合計欄3604,2265,000円で、前年度同期と比べ1.1%の増であります。

 なお、企業会計を含めた総予算額は4259,3745,000円で、前年度同期に比べ0.8%の増であります。

 それでは、一般会計から概要について御説明いたします。

 2ページをお願いいたします。

 各経費の内訳でありますが、まず人件費58,000円は英語指導助手報酬であります。

 物件費8818,000円は、コミュニケーション支援事業委託料153,000円、認知症地域支援体制構築等推進事業事務費1703,000円、改良住宅シロアリ駆除手数料1049,000円、理科教育振興備品購入費1976,000円が主なものであります。

 次、維持補修費1,2564,000円は、児童遊園遊具修繕料2015,000円、保育所遊具修繕料2513,000円、火葬場修繕料2125,000円、改良住宅修繕料175万円、防火水槽修繕料1546,000円などであります。

 次、補助費等3,0849,000円は、南予水道企業団水源広域化対策事業負担金2,5179,000円、やんちゃ祭り補助金270万円が主なものであります。

 次に、投資的事業は16,7943,000円で、今回補正額の28.7%を占めております。事業の主な内容につきましては後ほど御説明いたします。

 次、積立金320万円は、地域振興基金への積立金3億円、地域福祉基金への積み立てが20万円であります。

 次、出資金5,5386,000円は、南予水道企業団への出資金であります。

 最後の繰出金9306,000円は、介護保険特別会計を初め3つの特別会計への繰出金であります。

 次に、4ページをお願いいたします。

 投資的事業でありますが、まず港湾関係は向灘係船護岸タラップ取りかえ工事費80万円、マイナス4.0メートル物揚げ場エプロン舗装かさ上げ工事費1,760万円は、新設中の沖新田貨物上屋前面の物揚げ場の高潮対策、荷役作業及び施設の機能向上を図るための工事であります。そのほか、県営川之石港湾局部改良事業負担金100万円であります。

 次、漁港関係は、漁港振興ビジョンにおける市場関連概要設計委託料230万円、県営八幡浜漁港広域漁港整備事業負担金2,500万円であります。

 次、道路橋梁関係は、市道宮内川西線舗装工事費350万円、大島三王島橋台補強工事費350万円であります。

 次、5ページになりますが、住宅、集会所関係は、公営住宅改修工事費310万円、改良住宅改修工事費66万円であります。

 次、地域改善関係は、徳雲防集会所横排水路復旧工事費507,000円であります。

 次、農林水産関係は、県営農免農道整備事業負担金4,4793,000円、県営中山間地域総合整備事業負担金3,8112,000円、産地ステップアップ支援事業補助金5416,000円であります。

 次、6ページに参りますが、社会教育関係は、鼓尾自治公民館地盤復旧工事費400万円であります。

 次、その他の関係では、二宮敬作記念公園駐車場整備工事費2115,000円、保育所補修工事費174万円であります。

 次、災害復旧費は、台風4号で被災した箇所の市単独災害復旧として、農業用施設災害復旧工事費600万円、漁業施設災害復旧工事費390万円及び港湾施設災害復旧工事費390万円であります。

 以上が一般会計の概要であります。

 なお、歳入では国県支出金、前年度繰越金、市債等を充当いたしております。

 次に、特別会計補正予算を御説明いたします。

 前に戻っていただきまして3ページをお願いいたします。

 まず、国民健康保険事業会計21,2004,000円は、保健事業費として特定健診等実施計画策定業務委託等で2223,000円、財政調整基金積立金29781,000円であります。歳入は国民健康保険税、前年度繰越金を充当しております。

 介護保険会計28069,000円は、保険給付費として地域密着型介護サービス給付費及び介護予防サービス給付費等を今年度実績による所要額の調整で17,5808,000円、諸支出金として介護給付費負担金、過年度分返還金2,9001,000円などであります。歳入では国庫負担金と支払基金交付金、基金繰入金、前年度繰越金を充当し、一般会計繰入金で収支の均衡を図っております。

 日土財産区会計319,000円は、財産区基金への積み立てが主なものであります。歳入は前年度繰越金を充当し、基金繰入金を減額措置をいたしております。

 簡易水道事業会計3,9431,000円は、中山間地域総合整備事業負担金であります。歳入では市債、一般会計繰入金で対応するものであります。

 公共下水道事業会計2099,000円は、台風4号による被害復旧工事費が主なものであります。歳入は一般会計繰入金を充当しております。

 なお、8ページ以降に一般会計歳入歳出の状況を添付いたしておりますので、御参照いただきたいと思います。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  監理開発課長。

○監理開発課長(山本数道君)  それでは、別紙議案第64号をお願いします。

 議案第64号 神越第2ポンプ場電気・機械設備工事請負契約の締結について御説明をいたします。

 去る94日、神越第2ポンプ場電気・機械設備工事の一般競争入札を執行し、その結果、16,443万円で株式会社デンカが落札しましたので、次のとおり請負契約を締結するため、地方自治法第96条第1項第5号の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。

 概要としましては、本工事は保内町神越地区における浸水対策事業の一環として実施するもので、神越地区を縦断して流れるどんどん川が増水した場合に排水ポンプで喜木川に強制排水するために必要な電気・機械設備の設置工事であります。

 完成は、平成20319日を予定しております。

 なお、お手元に参考資料として入札結果調書を配付しておりますので、御参照ください。

 以上でございます。

 引き続きまして、別紙議案第65号をお願いいたします。

 議案第65号 八幡浜港緑地護岸及び浮桟橋取付護岸築造工事請負契約の締結について御説明いたします。

 去る94日、八幡浜港緑地護岸及び浮桟橋取付護岸築造工事の一般競争入札を執行し、その結果、16,199万円で堀田建設株式会社が落札しましたので、次のとおり請負契約の締結のため、地方自治法第96条第1項第5号の規定に基づき議会の議決を求めるものでございます。

 概要としましては、平成20228日の完成を目標に、緑地護岸工L139.7メーター、浮桟橋取付護岸工L35メーターのケーソンの据えつけ及び裏込石の投入を行い、来年2月以降の埋立土砂の搬入に向け、埋立用閉め切り護岸の暫定完成を図るものであります。

 なお、お手元に参考資料として入札結果調書を配付しておりますので、御参照ください。

 その前に、契約の金額が議案には税抜きで書いてございますが、私は税込みで報告いたしました。その点了解願います。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  水道課長。

○水道課長(永井俊明君)  それでは、別紙になっております議案第66号をお願いいたします。

 一応この議案につきましては、企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部改正に関する通知文書が94日に届いておりますので、本日の提案となったものでございます。

 議案第66号 八幡浜市水道事業に従事する企業職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。

 今回の改正は、雇用保険法等の一部を改正する法律が公布され、平成19101日から施行されるのに伴い、八幡浜市水道事業に従事する企業職員の給与の種類及び基準を定める条例第17条について所要の改正を行うものでございます。

 なお、改正の趣旨としましては、雇用保険の受給支給要件の改正に伴い、失業者の退職手当について原則として勤続12月以上であることを受給要件としたことによるものであります。

 第17条中第4項「6月以上」を「12月以上(特定退職者(雇用保険法第23条第2項に規定する特定受給者に相当するものとして管理者が定めるものをいう。以下この条において同じ)にあっては6月以上)」に、「雇用保険法」を「同法」に改めるものでございます。

 附則では、施行期日及び経過措置を定めております。

 以上でございます。

○議長(宮本明裕君)  ただいま議題となっております20件についての本日の審議はこの程度にとどめます。

 お諮りいたします。

 議事の都合により、明11日及び12日の2日間は休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宮本明裕君)  御異議なしと認めます。よって、明11日及び12日の2日間は休会することに決しました。

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○議長(宮本明裕君)  これにて本日の会議を閉じます。

 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 明11日及び12日の2日間は休会であります。13日は午前10時から会議を開き、一般質問を行います。

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○議長(宮本明裕君)  本日はこれにて散会いたします。

午後 244分 散会

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地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

 八幡浜市議会 議長 宮 本 明 裕

        議員 遠 藤 素 子

        議員 都 築   旦

 

 

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