平成21年八幡浜市議会6月定例会会議録第1号

公開日 2014年09月18日

 

議事日程 第1

平成2168() 午前10時開議

1

会議録署名議員の指名

2

会期の決定

3

報告第 6号 平成20年度八幡浜市一般会計繰越明許費繰越計算書

報告第 7号 平成20年度八幡浜市後期高齢者医療特別会計繰越明許費繰越計算書

報告第 8号 平成20年度八幡浜市駐車場事業特別会計繰越明許費繰越計算書

報告第 9号 平成20年度八幡浜市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書

報告第10号 平成20年度八幡浜市港湾整備事業特別会計繰越明許費繰越計算書

議案第49号 八幡浜市公共下水道八幡浜浄化センターの建設(改築)工事委託に関する協定について

議案第50号 八幡浜市土地開発公社定款の変更について

議案第51号 八幡浜市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第52号 八幡浜市市長の退職手当の特例に関する条例の制定について

議案第53号 八幡浜市火葬場条例の制定について

議案第54号 八幡浜市企業等誘致促進条例の一部を改正する条例の制定について

議案第55号 八幡浜市改良住宅条例の一部を改正する条例の制定について

議案第56号 市立八幡浜総合病院職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第57号 平成21年度八幡浜市一般会計補正予算(2)

議案第58号 平成21年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(1)

議案第59号 平成21年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(1)

       (提案者の説明)

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本日の会議に付した事件

日程第1

会議録署名議員の指名

日程第2

会期の決定

日程第3

報告第6号~報告第10号、議案第49号~議案第59

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出席議員(21)   

1番  新 宮 康 史  君

2番  上 田 浩 志  君

3番    欠  番

4番  井 上 和 浩  君

5番  上 脇 和 代  君

6番  魚 崎 清 則  君

7番  山 中 隆 徳  君

8番  二 宮 雅 男  君

9番  遠 藤 素 子  君

10番  武 田 成 幸  君

11番  清 水 正 治  君

12番  宇都宮 富 夫  君

13番  兵 頭 孝 健  君

14番  上 田 竹 則  君

15番  松 本 昭 子  君

16番  都 築   旦  君

17番  住   和 信  君

18番  中 岡 庸 治  君

19番  宮 本 明 裕  君

20番  大 山 政 司  君

21番  萩 森 良 房  君

22番  舛 田 尚 鶴  君

23番    欠  番

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欠席議員(なし)

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説明のため出席した者の職氏名

 市長        大 城 一 郎 君

 政策推進課長    中 榮 忠 敏 君

 危機管理室長    尾 﨑 政 利 君

 総務課長      都 築 眞 一 君

 財政課長      國 本   進 君

 税務課長      清 水 義 明 君

 市民課長      柏 木 幸 雄 君

 生活環境課長    大 森 幸 二 君

 福祉事務所長    水 野 省 三 君

 保健センター所長  松 本 常 美 君

 人権啓発課長    森 岡 雅 司 君

 水産港湾課長    大 西   力 君

 建設課長      菊 池 賢 造 君

 監理開発課長    中 岡   勲 君

 農林課長      二 宮 嘉 彦 君

 商工観光課長    菊 池 正 康 君

 下水道課長     宮 本 雅 三 君

 保内庁舎管理課長  松 本   強 君

 水道課長      永 井 俊 明 君

 市立病院事務局長  田 中 正 憲 君

 会計管理者     元 田 博 之 君

 教育委員会委員長  松 浦 直 児 君

 教育長       井 上 傳一郎 君

 学校教育課長    三 堂 嗣 夫 君

 生涯学習課長    大 本 孝 志 君

 文化振興課長    山 本 数 道 君

 監査事務局長    山 本 一 夫 君

 農業委員会事務局長 山 下   裕 君

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会議に出席した議会事務局職員

 事務局長       菊 池 敏 和 君

 事務局次長兼議事係長 菊 池 和 弥 君

 調査係長       髙 岡 哲 也 君

 書記         脇 野 和 仁 君

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午前1000分 開会

○議長(上田竹則君)  ただいまより平成21年第4回八幡浜市議会定例会を開会いたします。

 市長から今議会招集のあいさつがあります。

 市長。

〔市長 大城一郎君登壇〕

○市長(大城一郎君)  開会に当たりまして一言ごあいさつを申し上げます。

 本日、平成21年第4回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、先月の臨時会に引き続き御多忙のところ御参集を賜り、厚くお礼申し上げます。

 さきの臨時会でも申し述べましたが、私のモットーであります元気、勇気、根気の精神のもと、一層の決意と信念を持って、市民の皆さんが誇れるふるさと八幡浜の創造に向け努力をしてまいる所存でありますので、議員各位には何とぞ御理解、御協力をいただきますようお願いを申し上げる次第でございます。

 それでは、定例会について申し上げます。

 本定例会におきましては、報告5件、条例案6件、予算案3件、その他2件、合わせて16件の御審議をいただくものでございます。また、最終日には人事案件等の提出を予定いたしております。

 諸議案の内容等につきましては後ほど御説明いたしますが、何とぞ慎重審議賜りまして、御賛同いただきますようお願い申し上げます。

 なお、本日、本会議終了後、市議会協議会を開催いただきまして、人事案件ほか4件について御説明申し上げ、議員各位の御理解を賜りたいと存じますので、よろしくお願いをいたします。

 以上、申し述べまして、招集のごあいさつといたします。

○議長(上田竹則君)  議長において、この際、諸般の報告を行います。

 5月臨時議会閉会後における諸般の報告については、お手元に配付いたしております報告書をもってこれにかえます。

 会議に先立ち、去る527日に開催されました第85回全国市議会議長会定期総会において表彰を受けられました宇都宮富夫君外3名に対し、表彰状の伝達を行います。

○議会事務局長(菊池敏和君)  第85回全国市議会議長会定期総会において表彰を受けられました方々を表彰区分に従いましてお名前を申し上げますので、自席で御起立をお願いいたします。

 議員在職15年以上で表彰を受けられました宇都宮富夫議員。議員在職10年以上で表彰を受けられました武田成幸議員、遠藤素子議員、山中隆徳議員。

 以上4名を代表して、宇都宮富夫議員に御受領をお願いいたします。

○議長(上田竹則君)

   表彰状

 八幡浜市 宇都宮富夫 殿

 あなたは市議会議員として15年、市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第85回定期総会に当たり、本会表彰規程により表彰いたします。

 平成21527

     全国市議会議長会会長 五本幸正

(表 彰 状 授 与)

(拍 手)

○議会事務局長(菊池敏和君)  御着席願います。

○議長(上田竹則君)  ただいまの表彰に対し、市長から祝辞があります。

 市長。

〔市長 大城一郎君登壇〕

○市長(大城一郎君)  ただいま表彰されました議員各位に対しまして、一言お祝いを申し上げます。

 去る527日、東京都で開催されました全国市議会議長会において、宇都宮富夫議員に市議会議員在職15年以上、武田成幸議員、遠藤素子議員、山中隆徳議員に市議会議員在職10年以上の表彰がございました。

 宇都宮富夫議員におかれましては、平成35月より市議会議員の職につかれ、総務常任委員会副委員長等を歴任された後、現在では民生文教委員会委員長として御活躍をいただいております。

 また、武田成幸議員におかれましては、平成115月より市議会議員の職につかれ、民生文教委員会委員長等を歴任された後、現在では議会運営委員会委員長として御活躍をいただいております。

 また、遠藤素子議員におかれましても、同じく平成115月より市議会議員の職につかれ、決算審査特別委員会副委員長等を歴任された後、現在では民生文教委員会副委員長として御活躍をいただいております。

 また、山中隆徳議員におかれましても、同じく平成115月より市議会議員の職につかれ、総務委員会委員長等を歴任された後、現在では産業建設委員会委員長として御活躍をいただいております。

 ここに市民を代表いたしまして心から感謝を申し上げますとともに、このたびの受賞を心よりお祝い申し上げる次第でございます。どうか4名の方におかれましては、今後とも御自愛の上、これまでの豊かな経験をもとに、さらなる市政の進展と市民福祉増進のため、一層の御活躍を賜りますよう切にお願い申し上げまして、お祝いの言葉にかえさせていただきます。まことにおめでとうございました。

○議長(上田竹則君)  被表彰者を代表して宇都宮富夫君から謝辞があります。

 宇都宮富夫君。

〔宇都宮富夫君登壇〕

○宇都宮富夫君  僣越ではございますが、市長からの御指名でございますので、受賞に際しまして一言ごあいさつを申し上げたいと思います。

 15年以上ということで振り返ってみますと、この間、3人の市長あるいはさまざまな議会で出来事がございました。これまでの議員活動を支えていただきました市民の皆さんを初め先輩、同僚議員、私の場合は友情に恵まれて本当によかったなあというふうに思います。

 そしてまたさらに、立場は違いますけれども、市理事者の緊張関係を持った御協力をいただき、これまでの議員活動が曲がりなりにも続けてこられたものと心より感謝を申し上げたいと思います。

 この受賞を機会に、大変八幡浜市の現下の状況は厳しいわけでございますけれども、経験と知識を生かして、さらなる八幡浜市の市政進展に向けて全力を尽くす決意を改めてしたところでございます。市民の皆さん、今後とも受賞者を初め議員各位に対する御支援、御鞭撻をよろしくお願い申し上げまして、簡単ではございますが、謝辞といたしたいと思います。どうもありがとうございました。

○議長(上田竹則君)  以上で表彰状の伝達を終わります。

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○議長(上田竹則君)  これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。

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○議長(上田竹則君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、議長において8番 二宮雅男君、12番 宇都宮富夫君を指名いたします。

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○議長(上田竹則君)  日程第2 会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、本日から623日までの16日間といたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  御異議なしと認めます。よって、会期は16日間と決定いたしました。

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○議長(上田竹則君)  日程第3 報告第6号 平成20年度八幡浜市一般会計繰越明許費繰越計算書ないし報告第10号 平成20年度八幡浜市港湾整備事業特別会計繰越明許費繰越計算書、議案第49号 八幡浜市公共下水道八幡浜浄化センターの建設(改築)工事委託に関する協定についてないし議案第59号 平成21年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(1)、以上16件を一括議題といたします。

 初めに、市長より総括説明を願います。

 市長。

〔市長 大城一郎君登壇〕

○市長(大城一郎君)  本日ここに第4回市議会定例会を招集いたしまして、補正予算案を初め、当面する市政の重要案件の御審議をいただくわけであります。

 各案件にわたります詳細な説明は、審議の過程で各担当課長から申し上げることといたしまして、私は今後の市政運営に臨む所信の一端を申し述べ、議員各位の御理解と御協賛を賜りますようお願いを申し上げる次第であります。

 さて、私は去る419日の八幡浜市長選挙におきまして、多くの市民の皆様方からの温かい御支援を賜りまして、はえある第2代八幡浜市長に就任し、これから4年間市政を担当させていただくこととなりました。まことに光栄に存じますとともに、心から感謝を申し上げる次第でございます。

 市長に就任して1月半が経過したところでありますが、この間、市政の実態把握と現状理解に精力的に取り組んでまいりました。各般にわたります実情がわかるにつれ、今さらながら市政の重みと私に課せられました大きな使命と責任の重大さに思いを新たにしているところでございます。

 今日の経済社会環境は、100年に一度と言われる厳しい経済不況、地球規模の環境問題、少子・高齢化の進行、国際化、情報化の進展などさまざまな課題が浮かび上がり、まさに急激な時代の変化に直面していると言っても過言ではありません。

 八幡浜市におきましても、ミカンと魚に代表される地場産業の低迷、中心商店街の衰退、さらには若年層を中心とする人口流出及び急速な高齢化の進展などから地域社会の活力低下が懸念される状態となっております。また、市立病院の医師不足に起因する救急医療の制約など喫緊の課題も浮上してきております。こうした山積する諸課題に真摯に向き合い、市民の声が届きやすい市政運営の実践とさらなる行財政改革を推進するとともに、人材育成に力を注ぎ、市民の皆さんが誇れるふるさと八幡浜をつくり上げたい、これが私の基本目標であります。

 また、私は今まで八幡浜市を元気にしたい気持ちで、元気、勇気、根気をモットーに活動してまいりました。元気と笑顔のもとはあいさつであると思っております。あいさつで人と人がつながり、会話が生まれ、心と心が結び合い、笑顔が生まれます。笑顔を市内に広げ、笑顔であふれる町をつくっていきたいと思っております。

 それでは、政策に対する基本姿勢につきまして所信を述べてみたいと思います。

 まず、市政は常に市民の参加を得て、その意思を十分に反映し、深い理解と協力のもと推進されるべきであります。対話を重んじ、思いやりの心を持ちつつ、公平公正な開かれた市政の推進を心がけ、市民が主役のまちづくりを主眼に置き、市民の思いをみずからの思いととらえ、活力ある行政運営を目指してまいりたいと考えております。

 政策の基本理念として、1つは安全・安心なまちづくり、2つに行財政改革の推進、3つに産業振興の取り組み、この3点を政策の柱としてその実行に全力を挙げて取り組んでまいります。

 それでは、個別の施策について主なものを申し上げます。

 初めに、安全・安心なまちづくりへの対応であります。

 まず1点目は、地域医療の確保として、市民が安心して日常生活を送れるという医療上の安心感を保障し、良質で安全な医療を継続的に提供するため、救急患者受け入れ体制の整備、強化、関連大学病院との連携を密に図り、医師の確保、市内の診療所、近隣の市町との連携、協力体制の再整備を行うとともに、医療施設の動向を的確に見きわめながら、現在の医師不足対策を緊急かつ最大の課題とし、医師、看護師確保に全力を尽くす所存であります。また、勤務医を支え、勤務医に来ていただきやすいような体制づくりに取り組んでいきたいと考えております。さらに、老朽化の著しい病院改築を視野に入れた検討も引き続き進めてまいります。

 2点目は、地域防災力の向上を図り、災害に強いまちづくりを推進してまいります。また、義務教育施設を中心に耐震化工事を今後も推進してまいります。

 3点目は、国道197(大洲・八幡浜間)地域高規格道路の整備促進についてであります。中心部の慢性的な交通渋滞の解消のみならず、経済効果、福祉、防災、2次救急の広域連携等さまざまな効果が期待できることから、その早期完成に向けて、国、県に対し引き続き要望をしてまいります。

 4点目は、環境問題への対応として、21町によるごみ処理施設の検討、ごみ減量化、資源化の推進を図ってまいります。また、完成間近な新火葬場の適切な管理運営に努めてまいります。

 5点目は、子育てしやすいまちづくりを推進するために、放課後児童クラブ及び乳幼児医療制度の拡充などを検討してまいります。

 6点目は、高齢化社会への対応として、介護保険制度及び後期高齢者医療制度の円滑な運営等を通じて、介護、医療が必要になったとき、安心して暮らせるような体制づくりに努めます。また、高齢者に生きがいを与えることができるよう、温かいまちづくりのため、高齢者の交通手段としての足の確保、高齢者の交流拠点づくり、高齢者と子供たちとの交流の場づくりを図ってまいりたいと考えております。

 7点目は、障害者福祉への対応として、八幡浜市障害福祉計画の理念に掲げるだれもが安心して充実した生活を送れるまちづくりを現実のものとできるよう障害福祉サービス充実のため各種施策に取り組むとともに、障害のある方と子供たちを初めとする市民が互いに活動することによるノーマライゼーションの普及啓発などに努めてまいります。

 次に、行財政改革の推進への対応であります。

 まず1点目は、市行政についてでありますが、市が将来にわたり発展し続けるためにも、これまで以上の徹底した行財政改革は不可欠であり、無理、無駄、むらのない行政サービスの確立を実現させます。また、情報公開の徹底を図り、開かれた市政推進に努めます。

 2点目は、人件費の削減であります。今議会に御提案申し上げております市長退職金制度の廃止及び市長給料10%カットを初めとした総人件費の見直しや適正な人事評価制度導入のほか、定員管理の適正化にも引き続き努めてまいります。

 3点目は、人材の育成であります。具体的には、あいさつ運動の徹底、親切丁寧な窓口対応、さわやか少数精鋭主義行政の推進、職場外研修や自己啓発の支援に取り組んでまいります。

 4点目は、小・中学校、保育所の適正配置、いわゆる統廃合についてであります。少子化の進展による児童・生徒数の減少が今後も続くことが予想される中、児童・生徒にとってより適正な教育を確保するため、小規模校の統廃合や校区の見直しについて具体的に検討する体制を整備するとともに、保育所においても統廃合、さらには民間委託も視野に入れた取り組みを進めてまいります。

 次に、産業振興の取り組みについてであります。

 まず1点目は、第1次産業の再生であります。八幡浜市は、うまいミカンと新鮮な魚に代表される生鮮食料品の供給基地という位置づけのもと、産地間競争に打ち勝つため、生産、流通基盤の整備を初め、とことんこだわった施策の検討を進めるほか、関連産業としての水産練り製品、果樹加工品、食肉などの食品加工業などの育成にも力を入れてまいります。

 2点目は、八幡浜港振興ビジョンの見直しであります。8月には八幡浜港振興ビジョン整備実行委員会の答申が出されることから、この内容を踏まえ、さらに必要最小限でかつ市民も外来者もともに楽しめるようなにぎわいの創出できる市民の声を反映した施設としたいと考えております。

 3点目は、商店街の活性化であります。定着している旬菜市や八日市、さらに先月第1回が開催されたてやてやよろずマーケットなどへの支援や地域通貨制度の検討、さらには空洞化が顕著な中心商店街の空き店舗の有効活用の方策について検討を進めてまいりたいと思っております。

 4点目は、地域ブランドの確立についてであります。農商工連携によりそれぞれの得意分野を組み合わせた新しい地域ブランドを育成し、安全・安心な地域ブランドの地産地消はもちろん、他地域に売り込む地産他消を推進し、農林水産業の活性化と空洞化が進む商店街の活性化を図るため、官民で連携、一体となって振興策を考えてまいります。

 以上、各種施策について申し上げましたが、今後議員各位を初め幅広い市民の皆様方からの御意見、御提言を十分参酌しながら、的確な問題把握に努め、具体的な施策としての肉づけを行い、順次実現に向け、全職員ともども一丸となって取り組み、市民の信頼と負託にこたえてまいりたいと考えております。議員各位の一層の御協力、御支援を賜りたいと存じます。

 さて、市民の皆様に多大の御心配、御不便をおかけしている状況が続いております市立病院の医師確保対策の現状について御報告させていただきたいと存じます。

 私は、さきの市長選挙において、直ちに3名の医師の確保を公約とし選挙戦に臨んだところであります。市民の声をお聞きし、熟慮した結果、私としては到達できる目標設定であるとして臨んだわけでありますが、市長就任後きょうまで結果を出せていない状況にあります。3名は確保したいという私の強い思いから目標を高く掲げ過ぎ、結果として十分な詰めができていなかったこと、さらには医師の異動ということが簡単ではないということに対する認識の甘さがあったことは否めず、大変申しわけなく思っております。

 市議会議員の皆様を初め市民の皆様方の御期待に現時点ではおこたえできていない厳しい状況ではありますが、就任後、市立病院での院内会議に出席し、一所懸命機能維持に励んでおられる先生方との懇談を持ち、実情把握、意思疎通、コミュニケーションの構築に努めており、また愛大医局、県庁を訪ね、医師派遣要請活動を行っており、さらにこれに努めるとともに、今後国、県の御協力もいただきながら医師の確保を最優先に取り組んでまいる所存でありますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。

 次に、我が国の経済見通しでありますが、内閣府発表の5月月例経済報告で、景気は厳しい状況にあるものの、このところ悪化のテンポが緩やかになっている。先行きについては、当面雇用情勢が悪化する中で厳しい状況が続くと見られるものの、対外経済環境における改善の動きや在庫調整圧力の低下、経済対策の効果が景気を下支えすることが期待される。一方、生産活動が極めて低い水準にあることなどから、雇用情勢の一層の悪化が懸念される。加えて、世界的な金融危機の影響や世界景気の下振れ懸念など、景気をさらに下押しするリスクが存在することに留意する必要があるとされております。

 政府は、当面は景気対策、中期的には財政再建、中・長期的には改革による経済成長という3段階で経済財政政策を進める。当面、景気対策を最優先で進めるため、総額75兆円程度の経済対策を着実に実施する。加えて、経済危機対策を実施するため、平成21年度第1次補正予算及び関連法案の早期成立に努め、これらの対策により景気を下支えする効果が期待されるとしております。

 次に、本市の財政状況でありますが、歳入の根幹となる市税は人口減少と景気悪化等により市税収入は減少の見込みであります。地方財政計画による地方交付税は、地域雇用創出推進費が創設され、臨時財政対策債を含む実質的な地方交付税の増額により一般財源総額は若干の増加が見込まれるものの、一般財源の確保が困難な状況は続いております。一方、歳出では、義務的経費の歳出に占める割合は依然として高く、予断を許さない状況であり、非常に厳しい財政環境であります。こうした中、さまざまな市民ニーズに即した行政サービスを提供していくためには、八幡浜市総合計画、行政改革大綱により、市議会を初め市民の皆様方、関係各位の御理解と御協力をいただきながら、事務事業の見直し、経費の節減、財政運営の健全化に全力で取り組んでまいる所存であります。

 次に、本市の平成20年度の決算の概要でありますが、一般会計では厳しい財政環境の中、実質収支は約17,000万円の黒字計上の見込みであります。今後もなお一層の行財政改革を推進し、財政健全化に努めてまいります。

 病院事業会計につきましては、国の医療制度改革を初め、医療の高度化、専門化、細分化に伴う医師絶対数の不足、新臨床研修制度創設以来、研修医の都市部への集中など大学医局離れが顕著となり、関連病院に対する医師の不補充などの影響を受け、全国的に医療崩壊の危機にさらされております。当市においても、眼科、脳外科の常勤医師不在、内科医師の減少に伴い内科外来の予約診療制の導入、救急受け入れの週2日停止の措置、さらに看護師の減少に伴う病棟再編成などにより入院外来患者が減少し、病院経営はますます厳しくなっております。

 このような病院経営環境の中、最新鋭のCT診断装置などの高度医療機器の更新を初めとした医療の高度化、医事会計システムの稼働による外来待ち時間の短縮などの患者サービス向上に努めるとともに、高齢者を中心とした退院時指導などの充実を図ってまいりましたが、当年度純損失は35,3578,000円となり、112995,000円の大幅な未処理欠損金を次年度に繰り越すという非常に厳しい経営環境であります。

 水道事業会計につきましては、人口減少及び節水意識の向上などに伴い給水収益は減少しましたが、経費の節減による費用の減少により当年度黒字4,5925,000円となり、当年度末の未処理欠損額は1,2834,000円に減少いたしました。今後とも、経営努力を重ね、独立採算制の持つ経済性を発揮するとともに、市民の日常生活に密着した最良の水道サービスを提供し、企業感覚で水道事業の経営に努めてまいります。

 なお、その他特別会計につきましては、順調な決算を迎えることができました。議員各位を初め、市民の皆様の御協力に感謝申し上げます。

 次に、今回提案の6月補正予算案の編成でありますが、市長に就任してから日も浅く、行政の継続性を重視し、国県補助事業の内示及び緊急性を要する施策を重点的に計上し、私の政治公約につきましては9月補正以降で対応してまいりたいと考えております。

 以下、その概要につきまして御説明を申し上げます。

 最初に、地場産業の振興と町の活性化対策であります。

 まず、農業の振興でありますが、果樹産地体質強化推進事業補助金及び果樹経営支援対策事業補助金の予算措置を講じ、経営基盤の強化を図ってまいります。

 次に、商工業の振興として、市のイメージアップ、人的交流の活性化及び地元産品の販売促進を図っていくため、JR八幡浜駅からの観光、物産情報発信事業の予算措置を講じております。

 次に、安全で快適な生活環境、都市基盤整備であります。

 まず、道路の整備につきましては、市単独事業として、市道大谷口舌間線改良工事、市道広瀬本町築港線道路舗装工事を初め県営道路整備及び急傾斜地崩壊対策事業負担金等の予算措置を講じて、地域の生活基盤の確立と要望にこたえてまいります。

 次に、公営住宅の整備につきましては、八幡浜市地域住宅計画に基づき、地域住宅交付金事業を活用した耐震診断、耐震補強設計業務委託及び地上デジタル放送に対応するための改修工事の予算措置を講じております。

 次に、防災対策として、地域防災スクールモデル事業による防災訓練用資機材の購入、新ふるさとづくり総合支援事業による津波防災用海抜表示板設置などの予算措置を講じ、地域の防災対策の充実を図ってまいります。

 次に、教育、文化、スポーツの振興であります。

 まず、学校教育の充実として、青少年のための科学の祭典補助等の予算措置を講じております。

 次に、社会教育関係では、大平自治公民館新築及び各地区公民館等の修繕、備品整備等の予算措置を講じ、地域コミュニティー施設の充実を図ってまいりたいと考えております。

 また、生涯スポーツの振興として、8回目を迎えます「大学女子学生ソフトボール大会in八幡浜」大会を支援するための補助及び市民スポーツセンターのプール可動式屋根改修工事等の予算措置を講じたところであります。

 以上、主要施策の概要を申し上げましたが、この結果、今回の補正予算として、一般会計29,3239,000円、特別会計2会計1,2422,000円、合計35661,000円を計上、御提案申し上げます。

 これらの財源といたしましては、市税を初め国県支出金、市債等、それぞれの事業施策に対応する額を計上いたしております。

 以上、補正予算案等について御説明申し上げましたが、慎重審議賜りまして、御賛同いただきますようお願い申し上げます。

○議長(上田竹則君)  これより報告第6号から順次説明を求めます。

 財政課長。

○財政課長(國本 進君)  議案書1ページをお開き願います。

 報告第6号 平成20年度八幡浜市一般会計繰越明許費繰越計算書について御説明いたします。

 本案は、去る3月議会において繰越明許費の予算議決をいただいております八幡浜庁舎修繕等事業ほか32件について繰越明許費の額が決定いたしましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、それぞれ翌年度繰越額及び財源内訳等記載しております内容で繰越計算書を報告するものであります。

 続きまして、5ページをお開きを願います。

 報告第7号 平成20年度八幡浜市後期高齢者医療特別会計繰越明許費繰越計算書について御説明いたします。

 本案は、去る3月議会において繰越明許費の予算議決をいただいております後期高齢者医療市町村システム改修事業の繰越明許費の額が決定いたしましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、翌年度繰越額及び財源内訳等記載しております内容で繰越計算書を報告するものであります。

 続きまして、7ページをお開きを願います。

 報告第8号 平成20年度八幡浜市駐車場事業特別会計繰越明許費繰越計算書について御説明いたします。

 本案は、去る3月議会において繰越明許費の予算議決をいただいております新川駐車場補修事業の繰越明許費の額が決定いたしましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、翌年度繰越額及び財源内訳等記載しております内容で繰越計算書を報告するものであります。

 続きまして、9ページをお開き願います。

 報告第9号 平成20年度八幡浜市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書について御説明いたします。

 本案は、去る3月議会において繰越明許費の予算議決をいただいております未普及解消下水道事業ほか3件の繰越明許費の額が決定いたしましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、それぞれ翌年度繰越額及び財源内訳等記載しております内容で繰越計算書を報告するものであります。

 続きまして、11ページをお開き願います。

 報告第10号 平成20年度八幡浜市港湾整備事業特別会計繰越明許費繰越計算書について御説明いたします。

 本案は、去る3月議会において繰越明許費の予算議決をいただいておりますフェリーターミナル関連施設、エリア施設基本設計策定業務の繰越明許費の額が決定いたしましたので、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、翌年度繰越額及び財源内訳等記載しております内容で繰越計算書を報告するものであります。

 以上でございます。

○議長(上田竹則君)  下水道課長。

○下水道課長(宮本雅三君)  議案書13ページをお願いいたします。

 議案第49号 八幡浜市公共下水道八幡浜浄化センターの建設(改築)工事委託に関する協定について御説明いたします。

 同協定は、平成21520日付にて随意契約により仮協定を結んだものでございます。協定額は46,790万円で、委託先は東京都新宿区四谷3丁目31号、日本下水道事業団、代表者理事長澤井英一と工事委託協定を締結するもので、地方自治法第96条第1項第5号の規定により議会の議決を求めるものでございます。

 主な事業は、八幡浜浄化センターの施設設備のうち、雨水ポンプ場の更新工事で、工期は2カ年でございます。

 以上でございます。

○議長(上田竹則君)  監理開発課長。

○監理開発課長(中岡 勲君)  議案書15ページ、16ページをお願いいたします。

 議案第50号 八幡浜市土地開発公社定款の変更について御説明いたします。

 この議案は、公有地の拡大の推進に関する法律第14条第2項の規定により議会の議決を求めるものでございます。

 内容につきましては、土地開発公社定款第7条第5号により、監事は民法第59条の職を行うと規定されていますが、民法改正により第59条が削除されたことによる監事の職についての規定を、公有地の拡大の推進に関する法律第16条第8項に改めるものでございます。

 次に、第24条における余裕金の運用に関しましての変更でございますが、第1項第2号に関しまして、郵政民営化法等の施行に関する関係法律の整備等に関する法律により郵便貯金銀行は民間銀行となり、銀行、金融機関等の用語に含まれることとなりますので、これを規定する必要がなくなったため、「郵便貯金又は」との文言を削除するものでございます。

 以上でございます。

○議長(上田竹則君)  総務課長。

○総務課長(都築眞一君)  議案書19ページをお願いいたします。

 議案第51号 八幡浜市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。

 今回の改正につきましては、八幡浜市長大城一郎が在職の間、みずからの報酬を1割削減することとするために条例改正するものであります。

 この条例は、平成2171日から施行し、同日において市長の職に在職する者に限り適用するものであります。

 続きまして、議案書21ページをお願いいたします。

 議案第52号 八幡浜市市長の退職手当の特例に関する条例の制定について御説明いたします。

 この特例に関する条例の制定につきましては、八幡浜市長大城一郎の在職の間は退職手当を支給しないこととするために条例を制定するものであります。

 この条例は公布の日から施行し、同日において市長の職に在職する者に限り適用するものであります。

 以上でございます。

○議長(上田竹則君)  生活環境課長。

○生活環境課長(大森幸二君)  23ページをお願いいたします。

 議案第53号 八幡浜市火葬場条例の制定について御説明いたします。

 新設の火葬場を本年9月より供用開始するに当たり所要の改正を行うものでございます。

 第1条には趣旨を、第2条には設置について規定しており、名称をやすらぎ聖苑、位置を八幡浜市若山9番耕地49番地1と定めるものであります。

 第3条と第4条において使用の許可等について規定し、第5条に使用料と使用料の減額免除について定めております。使用料につきましては、別表1のとおりとなっておりますが、市内在住者と市外在住者において使用料に大きく差を設けたこと、待合室、霊安室等の使用料を別途徴収することが主な改正点となっております。

 ちなみに、市内在住者で12歳以上の者は、待合室1室については無料とし、火葬場使用料を1万円とするものでございます。市外在住者におきましても、待合室1室は無料とし、火葬場使用料を45,000円とするものでございます。なお、待合室の追加につきましては、市内在住者は13,000円、市外在住者は11万円を別途徴収するものでございます。

 第6条には火葬場等の施設の損傷、滅失に対する損害賠償の義務、第7条には使用または使用の不許可に基づく市の面積について規定しており、第8条には規則への委任を定めております。

 附則において、1で施行期日、2で経過措置を定めております。

 以上でございます。

○議長(上田竹則君)  商工観光課長。

○商工観光課長(菊池正康君)  27ページをお願いいたします。

 議案第54号 八幡浜市企業等誘致促進条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。

 今回の改正は、第5条の企業等立地促進奨励金の額について、従来の土地を対象にする奨励金だけでなく、土地を除いた投下固定資産、いわゆる建物、設備、機械等を対象とした新しい奨励金を設け、そのどちらか一方を選択するものでございます。

 土地については、周辺地域と比べ狭隘で地価が高い当市においては、現状では土地を購入して進出しようとする企業はなかなかありません。そのような中、土地を借りまして企業進出する動きなどがあり、市といたしましても地場産業の振興及び雇用の促進を図るため、新たな支援策を設け、さらに企業立地を進めていきたいと今回御提案いたしました。

 具体的な改正の内容ですが、5条第1項の改正は、次の2つの企業等立地促進奨励金の額のうち、どちらか一方を選ぶ選択制にするというものです。第1号は、従来どおりの土地の奨励金で、土地の価格の100分の40以内で限度額1億円です。第2号が、新たな建物、設備、機械等の奨励金で投下固定資産額、いわゆる建物、設備、機械等の価格の100分の5以内で限度額5,000万円とするものです。

 第5条第2項中の改正は、第2号が新たに加わったための改正です。

 なお、この条例は公布の日から施行し、改正後の5条の規定は平成2141日以降に申請のあったものから適用いたします。

 以上です。

○議長(上田竹則君)  監理開発課長。

○監理開発課長(中岡 勲君)  議案書29ページをお願いいたします。

 議案第55号 八幡浜市改良住宅条例の一部を改正する条例について御説明いたします。

 これは、国土交通省の改良住宅等管理要領の一部改正により条例改正するものでございます。

 内容につきましては、八幡浜市改良住宅条例第8条で規定しています家賃の決定について、家賃の決定算出方法を規定している改良住宅等管理要領「第3」が「第4」に改められたため、条例を改正するものでございます。

 次に、八幡浜市改良住宅条例第12条で規定している家賃の割り増し賃料についての改正でございます。これは、収入超過者に対する処置等の規定をしている改良住宅等管理要領「第7」が「第8」に改められたことと、算出方法において基準額の変更に伴い条例改正を行うものでございます。

 なお、この基準額の変更については、平成2641日より適用するものでございます。

 以上でございます。

○議長(上田竹則君)  市立病院事務局長。

○市立病院事務局長(田中正憲君)  議案書の31ページをお願いします。

 議案第56号 市立八幡浜総合病院職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明をいたします。

 医師確保には大学医局から医師派遣ができやすい環境づくりも重要な要素であり、医師の勤務環境整備が必要不可欠なものでございます。今回の改正は、その一つの方策として、条例第6条第2項、研究手当の上限を現行の100分の100以内から100分の120以内に改正し、医師の待遇改善を行うことにより医師確保を図るものでございます。

 なお、附則におきまして、この条例は平成2171日から施行するものでございます。

 以上でございます。

○議長(上田竹則君)  財政課長。

○財政課長(國本 進君)  議案書33ページから93ページの平成21年度一般会計及び特別会計補正予算案、議案第57号から議案第59号までを一括してお手元に配付しております平成21年度6月補正予算資料で御説明をいたします。

 資料1ページをお開き願います。

 今回の補正は、一般会計では、今回補正額欄にありますように29,3239,000円を補正し、予算総額は1755,8139,000円となり、前年度同期に比べ8.6%の減であります。

 次に、特別会計は、介護保険及び公共下水道事業の2会計の補正で、この2会計で、小計欄にありますように1,2422,000円の補正であります。

 一般会計、特別会計を合わせますと、今回補正額は35661,000円、累計では合計欄3115458,000円で、前年度同期に比べ5.7%の減であります。

 なお、今回は企業会計の補正はございません。

 企業会計を合わせました予算総額は3676,4589,000円で、前年度同期に比べ6.4%の減であります。

 それでは、一般会計から概要について御説明をいたします。

 2ページをお開き願います。

 各経費の内訳でありますが、まず人件費115,000円は、英語指導助手報酬86,000円及び教育委員会事務事業点検評価委員報酬29,000円であります。

 次に、物件費2,5782,000円は、防災スクールモデル事業経費250万円、新火葬場運営経費697万円、妊婦一般健康診査事業経費3147,000円、八幡浜市都市計画マスタープラン策定業務委託料1901,000円、ふるさと雇用再生事業委託料2106,000円、ふるさと生活体験推進事業経費1055,000円、三井住友海上文化財団派遣コンサート経費411,000円などであります。

 次に、維持補修費1668,000円は、日土出張所エアコンの修繕料、双岩地区公民館浄化槽修繕料、スポーツセンターエアコン修繕料などが主なものであります。

 次に、補助費等2,5342,000円は、離島航路整備事業補助金1,037万円、子どもチャレンジ支援事業補助金457,000円、果樹産地体質強化促進事業補助金5728,000円、果樹経営支援対策事業補助金3379,000円、青少年のための科学の祭典開催補助金100万円、大学女子学生ソフトボール大会補助金120万円などであります。

 次に、投資的事業は22,2545,000円で、今回の補正額の72.8%を占めております。事業内容につきましては後ほど御説明をいたします。

 積立金6万円は、介護従事者処遇改善等臨時特例基金運用利子積立金であります。

 次に、繰出金1,7727,000円は、介護保険特別会計への繰出金であります。

 次に、4ページをお開き願います。

 投資的事業の主な内容として、まず道路橋梁関係は、市道大谷口舌間線道路改良事業7,5579,000円、これの内訳は、改良工事費400万円、用地購入費1,4579,000円、物件補償費5,700万円であります。市道広瀬本町築港線道路舗装工事費530万円、県営事業として、県営道路整備事業負担金2,5812,000円、駄場地区がけ崩れ防災工事1,512万円、県営急傾斜地崩壊対策事業負担金3285,000円などであります。

 住宅、集会所関係は、公営住宅耐震診断事業6396,000円、公営住宅地上デジタル放送対応工事4128,000円、改良住宅地上デジタル放送対応改修工事8448,000円、栗野浦改良住宅受水槽改修工事2207,000円であります。

 次、5ページでありますが、社会教育関係は、大平自治公民館新築工事3,2384,000円、市民スポーツセンタープール可動式屋根改修工事6038,000円であります。

 次、その他として、真網代地区避難所防護さく設置工事321,000円、ごみ処理広域化対策費として農林道整備管理委託料2,500万円、中津川公衆便所新築工事504万円であります。

 次、災害復旧費でありますが、若山水ノ元地区赤道路側復旧事業3557,000円であります。

 以上が一般会計の概要であります。

 次に、特別会計補正予算を御説明いたします。

 前に戻りまして、3ページをお開き願います。

 まず、介護保険特別会計の歳出、総務費171万円は制度周知用パンフレットの印刷費及び発送料であります。諸支出金1,0712,000円は、平成20年度地域支援事業交付金の精算に伴う返還金を計上し、歳入は一般会計繰入金1,7727,000円、介護給付費準備基金繰入金5305,000円を減額充当しております。

 次に、公共下水道事業特別会計は、下水道建設事業の委託料を2,000万円増額し、工事請負費を2,000万円減額の組み替えであります。

 なお、7ページ以降に一般会計歳入歳出の状況を添付しておりますので、後ほど御参照いただきたいと思います。

 以上でございます。

○議長(上田竹則君)  ただいま議題となっております16件についての本日の審議はこの程度にとどめます。

 お諮りいたします。

 議事の都合により、明9日及び10日の2日間は休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  御異議なしと認めます。よって、明9日及び10日の2日間は休会することに決しました。

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○議長(上田竹則君)  これにて本日の会議を閉じます。

 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 明9日及び10日の2日間は休会であります。11日は午前10時から会議を開き、一般質問を行います。

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○議長(上田竹則君)  本日はこれにて散会いたします。

午前1102分 散会

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地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

 

 八幡浜市議会 議長 上 田 竹 則

        議員 二 宮 雅 男

        議員 宇都宮 富 夫

 

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