平成21年八幡浜市議会6月定例会会議録第4号

公開日 2014年09月18日

 

議事日程 第4

平成21623() 午前10時開議

1

会議録署名議員の指名

2

議案第49号 八幡浜市公共下水道八幡浜浄化センターの建設(改築)工事委託に関する協定について

議案第50号 八幡浜市土地開発公社定款の変更について

議案第53号 八幡浜市火葬場条例の制定について

議案第54号 八幡浜市企業等誘致促進条例の一部を改正する条例の制定について

議案第55号 八幡浜市改良住宅条例の一部を改正する条例の制定について

議案第56号 市立八幡浜総合病院職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第57号 平成21年度八幡浜市一般会計補正予算(2)

議案第58号 平成21年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(1)

議案第59号 平成21年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(1)

        委員長報告

        (質疑、討論、採決)

3

議案第60号 公有水面埋立ての意見答申について

議案第61号 平成21年度八幡浜市一般会計補正予算(3)

議案第62号 平成21年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(1)

4

同意案第1号 副市長の選任について

(提案者の説明、質疑、討論、採決)

5

同意案第2号 固定資産評価員の選任について

(提案者の説明、質疑、討論、採決)

6

同意案第3号 監査委員の選任について

(提案者の説明、質疑、討論、採決)

7

同意案第4号 教育委員会委員の任命について

(提案者の説明、質疑、討論、採決)

8

同意案第5号 教育委員会委員の任命について

(提案者の説明、質疑、討論、採決)

9

同意案第6号 公平委員会委員の選任について

同意案第7号 公平委員会委員の選任について

同意案第8号 公平委員会委員の選任について

(提案者の説明、質疑、討論、採決)

10

選挙第3号 八幡浜市選挙管理委員及び同補充員の選挙

11

選挙第4号 愛媛県後期高齢者医療広域連合議員の選挙

12

議会閉会中における継続審査について

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本日の会議に付した事件

日程第1

会議録署名議員の指名

日程第2

議案第49号及び議案第50号、議案第53号~議案第59

日程第3

議案第60号~議案第62

日程第4

同意案第1

日程第6

同意案第3

日程第7

同意案第4

日程第8

同意案第5

日程第9

同意案第6

同意案第7

同意案第8

日程第10

選挙第3

日程第11

選挙第4

日程第12

議会閉会中における継続審査について

日程追加

総務委員会に付託された議案第51号及び議案第52号の審査につき期限を付して審査終了をされるよう求める動議

日程追加

議案第51号及び議案第52号委員長報告

日程追加

議員提出議案第4号 市長大城一郎君に対する辞職勧告決議について

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出席議員(21)   

1番  新 宮 康 史  君

2番  上 田 浩 志  君

3番    欠  番

4番  井 上 和 浩  君

5番  上 脇 和 代  君

6番  魚 崎 清 則  君

7番  山 中 隆 徳  君

8番  二 宮 雅 男  君

9番  遠 藤 素 子  君

10番  武 田 成 幸  君

11番  清 水 正 治  君

12番  宇都宮 富 夫  君

13番  兵 頭 孝 健  君

14番  上 田 竹 則  君

15番  松 本 昭 子  君

16番  都 築   旦  君

17番  住   和 信  君

18番  中 岡 庸 治  君

19番  宮 本 明 裕  君

20番  大 山 政 司  君

21番  萩 森 良 房  君

22番  舛 田 尚 鶴  君

23番    欠  番

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欠席議員(なし)

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説明のため出席した者の職氏名

 市長        大 城 一 郎 君

 政策推進課長    中 榮 忠 敏 君

 危機管理室長    尾 﨑 政 利 君

 総務課長      都 築 眞 一 君

 財政課長      國 本   進 君

 税務課長      清 水 義 明 君

 市民課長      柏 木 幸 雄 君

 生活環境課長    大 森 幸 二 君

 福祉事務所長    水 野 省 三 君

 保健センター所長  松 本 常 美 君

 人権啓発課長    森 岡 雅 司 君

 水産港湾課長    大 西   力 君

 建設課長      菊 池 賢 造 君

 監理開発課長    中 岡   勲 君

 農林課長      二 宮 嘉 彦 君

 商工観光課長    菊 池 正 康 君

 下水道課長     宮 本 雅 三 君

 保内庁舎管理課長  松 本   強 君

 水道課長      永 井 俊 明 君

 市立病院事務局長  田 中 正 憲 君

 会計管理者     元 田 博 之 君

 教育委員会委員長  松 浦 直 児 君

 教育長       井 上 傳一郎 君

 学校教育課長    三 堂 嗣 夫 君

 生涯学習課長    大 本 孝 志 君

 文化振興課長    山 本 数 道 君

 監査事務局長    山 本 一 夫 君

 農業委員会事務局長 山 下   裕 君

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会議に出席した議会事務局職員

 

 事務局長       菊 池 敏 和 君

 事務局次長兼議事係長 菊 池 和 弥 君

 調査係長       髙 岡 哲 也 君

 書記         脇 野 和 仁 君

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午前1000分 開議

○議長(上田竹則君)  これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。

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○議長(上田竹則君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、議長において11番 清水正治君、16番 都築 旦君を指名いたします。

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○議長(上田竹則君)  日程第2 議案第49号 八幡浜市公共下水道八幡浜浄化センターの建設(改築)工事委託に関する協定について及び議案第50号 八幡浜市土地開発公社定款の変更について、議案第53号 八幡浜市火葬場条例の制定についてないし議案第59号 平成21年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(1)、以上9件を一括議題といたします。

 これらの案件に関し、順次各委員長の報告を求めます。

 まず、総務委員長、都築 旦君。

〔総務委員長 都築 旦君登壇〕

○総務委員長(都築 旦君)  総務委員会の報告を申し上げます。

 当委員会に付託されました案件は、条例案2件、予算案1件であります。審査の結果につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりであり、議案第57号 平成21年度八幡浜市一般会計補正予算(2)については全会一致で可決した次第であります。

 なお、議案第51号 八幡浜市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第52号 八幡浜市市長の退職手当の特例に関する条例の制定については継続審査となり、閉会中の継続審査の申し出を議長にしております。

 以下、審査の過程において論議されました主な項目について、その概要を申し上げます。

 議案第51号 八幡浜市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。

 委員より、市長の給料の改正については、八幡浜市特別職報酬等審議会に諮問をし審議をしていただいた上で提案すべきではなかったのかとただしたのに対し、理事者より、特別職報酬等審議会については市長の諮問にこたえて、特別職の給料等の額について、社会情勢、地域の実情、賃金、物価の変動、他市、近隣、類似団体の状況等を勘案し、その額の水準が適正かどうかを審議し、市長に答申するものである。現在の八幡浜市長の給料の額は特別職報酬等審議会で審議決定された額であり、今回の改正についてはその額を変更するものではなく、附則において、大城市長の間、条例で定めている金額の1割を減じて支給するというものであり、そのような意味合いからして特別職報酬等審議会で審議する必要はないと考えているとの答弁でありました。また、他市においても市長独自の考え方、判断による給料の減額については特別職報酬等審議会は開催していない市がほとんどであるとの答弁もありました。

 また、委員より、今回の条例改正を新市長のパフォーマンスと市民の方にもとられないためにも、また他の特別職とのバランスの面から見ても手順を踏んで提案すべきではなかったのかとただしたのに対し、市長より、今回提案した理由の一つとして、自分ができることは少しでも早く1つずつやっていきたいという思いがあり提案をした。また、パフォーマンスという点については、現在のどこの首長選挙においても市長の給料カットあるいは退職金の減額については公約に上がってきており、もはやパフォーマンス的意識ではなく、そこは確実な財源になり、市民にも行き届いた政策の一部として受けとめられているのではないかとの答弁がありました。

 また、委員より、市長の給料を減額するとなると、当然副市長等他の特別職の給料にまで波及すると考えるが、その点についてどのように考えているのかとただしたのに対し、市長より、まずは隗より始めよということで自分からやっていきたいと考えている。他の特別職の給料については、今後特別職報酬等審議会のほうで審議され適正な金額が出てくるのではないかと思っている。そして、あえて他の特別職にまで言及しなかったのは、新たなる特別職を選任する上でそういった方のことまで言及するのはおかしいと思い、今定められている給料で適材適所、適正な人材を選任したいとの思いがあり、他の特別職にまでは言及していないとの答弁がありました。

 また、委員より、八幡浜市特別職の職員の給与に関する条例というのは特定の個人を対象にした条例ではない。条例の性格上、特定の個人に限定した形の条例というのはあっていいのか。また、給料の10%減額ということであるが、なぜ10%なのか。さらに、他の特別職の選任についての提案権は市長にあり、市長がみずからの給料を10%減額するということであれば、当然他の特別職の方についても減給するのが当たり前であり、本来特別職の給料について条例を変更するのであれば、本則そのものについて論議をして行うのが筋ではないかとただしたのに対し、理事者より、条例の件については市長のことについて定めるので何ら問題はないと考えている。県内には市長だけというところはないが、市長を含めて副市長等給料を減額されているところがあるとの答弁がありました。

 そして、市長より、給料10%削減の根拠については、全体を通して人件費で3億円の削減を目指しており、その積算をしていく上で市のトップとして10%が妥当だというところが結果として見えてきたので10%としたところである。他の特別職の減給については、例えば副市長の選任を行うとき、市長の腹心だからということで選任するのではない。八幡浜市をよくするため、一番よくしてもらいたい人を副市長に据えるわけで、その人にはその人の人格があり、八幡浜市をどうしていきたいかということがあると思う。それで、あえてそこまで踏み込んでいくのは侵害になっていくのではないかと思い、自分のところでとどめているとの答弁がありました。

 それに対して委員より、市長個人の給料を特例をつくって改正するということは、法令違反とは言わないが、条例の改正になじまないものではないか。また、その人にはその人の人格があると言われるが、市長と一緒に八幡浜市の活性化に向けて努力していただく副市長には、市長が10%減額するのであれば、副市長にも減額してくれというのは人格否定でも何でもないとの意見がありました。

 また、委員より、今回市長みずからの給料の10%削減であるが、今後他の特別職の方に対しても10%削減の考え方について理解を求めていく考えがあるのかとただしたのに対し、市長より、その点については同じ市を運営していくサイドとして、こちらから相談をしていく気持ちはあるとの答弁がありました。

 その他、議案第57号 平成21年度八幡浜市一般会計補正予算(2)に関し、離島航路整備事業補助金、防災スクールモデル事業等々についても種々論議がされました。

 以上、審査の主な概要を申し上げまして、総務委員会の報告を終わります。

○議長(上田竹則君)  次、民生文教委員長、宇都宮富夫君。

〔民生文教委員長 宇都宮富夫君登壇〕

○民生文教委員長(宇都宮富夫君)  民生文教委員会の報告をいたします。

 当委員会に付託されました議案の審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告のとおりでございます。議案第57号については賛成多数で、その他の案件につきましては全会一致で原案のとおり可決となりました。

 以下、審査の過程において議論されました主な事項について、その概要を申し上げたいと思います。

 まず、議案第56号 市立八幡浜総合病院職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員より、研究手当を100分の100から100分の120に引き上げるということであるが、このことによる医師確保の見通しはどうなっているかとただしたのに対し、理事者より、基本的には過重労働から解放され、医師本人が健康で患者を診察できる勤務体制づくりが重要と考えており、研究手当を2割引き上げたとしても抜本的な医師確保につながるとは考えていない。しかしながら、当院の報酬を民間ベースで比較したときには、過重労働の割には低いのではないかと判断しており、今頑張っていただいている医師のモチベーションを保つための一助になればとのことで今回上程した次第であるとの答弁でありました。

 次に、議案第57号 平成21年度八幡浜市一般会計補正予算(2)のうち、10款教育費、54目公民館費における15節大平自治公民館新築工事費について、委員より、現在の自治公民館数及びその施設整備等についてはどのようになっているのかとただしたのに対し、理事者より、当市では地区公民館17館、分館1館、自治公民館49館の体制で公民館活動を行っている。自治公民館というのは公民館類似施設ということで各地区公民館の公民館活動の基盤となっており、非常に重要なものと認識しているが、社会教育法上の位置づけにおいてまず地区公民館があるため、整備方針としてはどうしても地区公民館が優先的になり、現在のところ、自治公民館の具体的な整備方針は持っていない。ただし、整備負担方針については要綱を定めており、地域の皆さんの御理解を得ながら基準額の2割及び基準額を超える部分の負担をお願いしたいと考えている。現在の大平自治公民館建設に伴う負担金額は約800万円程度を予定しているとの答弁でありました。

 さらに委員より、今回の建設に伴う負担金について地元の了解は得ているのかとただしたのに対し、理事者より、集会所の整備要綱等を含め地元負担の必要性及び設計規模による負担額の増減についても十分説明を行っているとの答弁でありました。

 同じく、10款教育費、62目市民スポーツセンター運営費における18節備品購入費について、委員より、現在スポーツセンターは指定管理者により運営されているが、備品購入についてはどのようになっているのかとただしたのに対し、理事者より、指定管理者とのリスク負担の原則は、10万円未満のものは指定管理者負担で、10万円以上については協議の上決定することになっている。今回、愛媛県高等学校の柔道新人大会がスポーツセンターで開催されるに当たり、不足する畳13枚の購入については、金額が164,000円であるため、市が負担をすることで予算計上を行ったとの答弁でありました。

 その他の案件につきましても種々論議された結果、原案のとおり可決決定された次第でございます。

 以上、審査の主な概要を申し上げまして、民生文教委員会の報告を終わります。

○議長(上田竹則君)  次、産業建設委員長、山中隆徳君。

〔産業建設委員長 山中隆徳君登壇〕

○産業建設委員長(山中隆徳君)  産業建設委員会の報告を申し上げます。

 当委員会に付託されました議案の審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりであり、すべての議案について全会一致で原案のとおり可決された次第であります。

 以下、審査の過程において論議されました主な事項について、その概要を申し上げます。

 初めに、議案第49号 八幡浜市公共下水道八幡浜浄化センターの建設(改築)工事委託に関する協定についてであります。

 委員より、この件については松山市のみ随意契約によらない方法で行っているとの説明であったが、職員は何人いるのかとただしたのに対し、理事者より、松山市の場合、下水道施設課があり、技術職として土木技師が4人、建築技師が1人、電気機械技師が5人ですとの答弁でした。

 さらに委員より、委託料が高額であるため、今後何らかの方法を考える必要があるのではないかとただしたのに対し、理事者より、浄化センター建設については管渠建設のように20年、30年と長く続くものではなく、4年、5年で施設が完了し、その後約20年後に新たに改築が発生します。その間の人件費と事業団への委託料を比較した場合、やはり事業団へ委託するほうが経済的であると判断できることから、今後も事業団へ委託して浄化センターの整備を進めたいとの答弁でした。

 続きまして、議案第54号 八幡浜市企業等誘致促進条例の一部を改正する条例の制定についてであります。

 委員より、今回の改正に伴い申請の見通しはとただしたのに対し、理事者より、間もなく1件出る予定であり、それは旧磯崎小学校跡地に進出する企業ですとの答弁でした。

 また、委員より、今回は学校施設であるが、目的外使用の件はクリアできているのかとただしたのに対し、理事者より、旧磯崎小学校は当時電源立地交付金で建設された施設であり、県と協議した結果、まだ校舎の残存額が残っているが、それを毎年の賃貸料相当額を返還するということであれば目的外使用を認めるとのことなので、申請して承諾を得ましたとの答弁でした。

 続きまして、議案第57号 平成21年度八幡浜市一般会計補正予算(2)についてであります。

 8款土木費、2項道路橋梁費、3目道路新設改良費、17節公有財産購入費、市道大谷口舌間線用地購入費及び22節補償補填及び賠償金、市道大谷口舌間線建物補償金について、委員より、市道大谷口舌間線の道路拡張についてはもっと早く対応すべきではなかったのか、また市営住宅までの拡張の見通しはあるのかとただしたのに対し、理事者より、早い段階で地元からの要望もあり、また市としても拡張していきたいと考えていたが、法務局の地図が混乱していることなど解決する点があり、それが解決できたため、時期は遅くなったが、今回行う。また、市営住宅までの見通しについては、今後地元の協力が得られれば行っていきたいとの答弁でありました。

 そのほかの議案につきましても種々論議された結果、原案のとおり可決された次第であります。

 以上、審査の主な概要を申し上げまして、産業建設委員会の報告を終わります。

○議長(上田竹則君)  以上で各委員長の報告は終わりました。

 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。

 まず、総務委員長の報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 大山政司君。

○大山政司君  総務委員長に1点だけお尋ねをいたします。

 議案第51号 八幡浜市特別職の給与に関する条例の一部改正と議案第52号 八幡浜市市長の退職手当特例に関する条例の制定について、ただいま委員長のほうから継続審議という報告をなされましたが、考えてみますと私たちの任期も827日までだと私は認識しているわけなんですが、その間継続審議といいましても、総務委員会で、さあ、どれだけの十分な審議ができるのかできないのか、私は不穏に思いますし、むしろこの際反対か賛成かをちゃんとしたけじめをつけて委員会でおられたほうがよかったんじゃないかというような気もしますが、なぜ継続審査という決定がなされたのか、その経過について1点だけお尋ねをいたします。

○議長(上田竹則君)  都築 旦君。

○総務委員長(都築 旦君)  今大山議員のほうからお尋ねがあったんですが、先ほど来、私のほうから総務委員会の報告という形の中で議案第51号をめぐる論議というのは御報告したとおりでございます。その中で、最終的に質問があり、理事者のほうから、特に今市長にもおいでいただいて公約の関係ということもございましたので御答弁いただいていろいろやったんですが、最終的に採決の段階になって委員会の委員のほうから、この際この案件については継続審査という形でどうですかという提案がございまして、採決の結果、民主主義ですから多数決ということで、継続審査という形の方向でじゃあ集約ということになったように私は記憶しております。

 恐らく委員会の論議の中身では、市長といいますか、理事者と委員との答弁のやりとりの中で結論がすぐに出るような形の十分なかみ合いがなかったように私も判断をしましたから、継続審査という形で御提案があったから、最終的にそういう形で集約したように思っております。

 あと日程の関係ですが、これは基本的には今の八幡浜市議会の場合は本会議中心主義でございますので、委員会でたとえ継続という形に決定しても、最終的には本会議で、全体で御判断されたらいいんじゃないかと思うし、私はそういうふうにすべきだと思っております。

 以上です。

○議長(上田竹則君)  次、民生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  次、産業建設委員長の報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  これをもって委員長の報告に対する質疑を終結いたします。

 これより適宜分割して討論、採決に入ります。

 念のため申し上げます。

 各委員会の審査の結果は、お手元に配付いたしております委員会審査報告書のとおりであります。

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○議長(上田竹則君)  まず、議案第49号 八幡浜市公共下水道八幡浜浄化センターの建設(改築)工事委託に関する協定についての討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第49号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(上田竹則君)  御着席願います。

 起立多数であります。よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。

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○議長(上田竹則君)  次、議案第50号 八幡浜市土地開発公社定款の変更についての討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第50号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(上田竹則君)  御着席願います。

 起立全員であります。よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。

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○議長(上田竹則君)  次、議案第53号 八幡浜市火葬場条例の制定についての討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第53号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(上田竹則君)  御着席願います。

 起立多数であります。よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。

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○議長(上田竹則君)  次、議案第54号 八幡浜市企業等誘致促進条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第54号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(上田竹則君)  御着席願います。

 起立全員であります。よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。

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○議長(上田竹則君)  次、議案第55号 八幡浜市改良住宅条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第55号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(上田竹則君)  御着席願います。

 起立全員であります。よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。

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○議長(上田竹則君)  次、議案第56号 市立八幡浜総合病院職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第56号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(上田竹則君)  御着席願います。

 起立全員であります。よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。

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○議長(上田竹則君)  次、議案第57号 平成21年度八幡浜市一般会計補正予算(2)の討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第57号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(上田竹則君)  御着席願います。

 起立多数であります。よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。

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○議長(上田竹則君)  次、議案第58号 平成21年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(1)の討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第58号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(上田竹則君)  御着席願います。

 起立全員であります。よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。

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○議長(上田竹則君)  次、議案第59号 平成21年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(1)の討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第59号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(上田竹則君)  御着席願います。

 起立全員であります。よって、議案第59号は原案のとおり可決されました。

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○議長(上田竹則君)  日程第3 議案第60号 公有水面埋立ての意見答申についてないし議案第62号 平成21年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(1)、以上3件を一括議題といたします。

 これより順次説明を願います。

 建設課長。

○建設課長(菊池賢造君)  追加議案書1ページをお願いいたします。

 議案第60号 公有水面埋立ての意見答申について御説明いたします。

 公有水面埋立法第3条第1項の規定に基づき、愛媛県知事から諮問がありましたので、同法第3条第4項の規定により議会の意見を聞くものであります。

 埋め立て施行者は愛媛県でございます。

 事業内容でございますが、5ページ位置図、6ページ平面図のとおり、国道378号真網代地区の道路未改良区間の埋立事業でございます。

 道路幅員といたしましては、2車線片側歩道つきでありまして、埋め立て総面積は1,764.82平方メートルで、道路用地約1,400平方メートル、護岸用地約360平方メートルであります。

 工期といたしましては、着手の日より3年以内の完成を見込んでおります。

 以上です。

○議長(上田竹則君)  財政課長。

○財政課長(國本 進君)  議案書9ページから37ページの議案第61号 平成21年度八幡浜市一般会計補正予算(3)について、お手元に配付しております平成21年度補正予算(平成216月追加)資料で御説明をいたします。

 資料1ページをお開き願います。

 今回の補正額は、一般会計は今回補正額欄にありますように52,5818,000円を補正し、予算総額は1808,3957,000円となり、前年度同期に比べ5.8%の減であります。

 今回は特別会計の補正はございません。

 企業会計は、病院会計で3,700万円を補正し、予算総額は464143,000円となり、前年度同期に比べ11.3%の減であります。

 企業会計を合わせました予算総額は3732,7407,000円で、前年度同期に比べ5.0%の減であります。

 それでは、一般会計の概要について御説明をいたします。

 今回の補正は、国の平成21年度第1次補正予算に対応した地域活性化・経済危機対策臨時交付金等による事業であります。地域活性化・経済危機対策臨時交付金は、地方公共団体が独自に地球温暖化対策、少子・高齢化社会への対応、安全・安心の実現、その他将来に向けた地域の実情に応じた地域活性化等に資する事業を積極的に実施できるように地方公共団体に配慮された財政支援として創設された総額1兆円の交付金で、529日に国の平成21年度第1次補正予算が成立し、当市への交付限度額は43,8891,000円であります。

 今回の地域活性化・経済危機対策臨時交付金事業の総額は56,8436,000円を計画いたしております。この交付金は、本年411日以降に予算化した事業に充当できることから、6月補正予算(2)に計上の4,2618,000円の事業についてもこの交付金対象事業とする計画で財源振り替えをいたしております。今回の追加補正で計上しております事業費は52,5818,000円であります。

 なお、入札減少などの事業費の変動にも対応できるように、一般財源を4,360万円加えた事業費として計上をいたしております。

 資料2ページをお開き願います。

 一般会計補正額の内訳でありますが、物件費の18,1974,000円の内訳は、公有財産管理システム整備事業6932,000円、これは公会計制度改革に伴い必要となった公有財産管理システムを整備するものであります。家屋管理システム構築業務委託料9975,000円は、固定資産税の家屋評価業務においてデータの整備と管理をシステム化し、業務の効率化を図るものであります。地上デジタル放送対応テレビ購入費5,896万円は、幼稚園、各小・中学校、各地区公民館の地上デジタル放送対応テレビ購入費であります。校務用パソコン購入費7,3198,000円は、各小・中学校の校務用パソコン購入費であります。電子黒板購入費1,7388,000円は、次世代学習に対応したデジタル教材を活用したわかりやすい授業を実現するため、各小・中学校に電子黒板を整備するものであります。以上の地上デジタル放送対応テレビ購入、校務用パソコン購入及び電子黒板購入につきましては、学校情報通信技術環境整備事業として国庫補助2分の1、残り2分の1に経済危機対策臨時交付金を充当した事業となっております。AED購入費441万円は、各地区公民館にAEDを配置するものであります。バレーボール備品購入費1,1111,000円は、各小・中学校及び社会体育施設のバレーボールの支柱等の備品を整備するものであります。

 次に、維持補修費1,359万円の内訳は、公民館修繕料6318,000円、これは松蔭地区公民館、栗野浦自治公民館等の修繕料であります。もっきんロードメンテナンス工事費1616,000円は、木製遊歩道の安全性と耐久性の確保のため、塗装等のメンテナンスを実施するものであります。保内中央体育館修繕工事費616,000円は、バスケットゴールの改造及び壁の補修を行うものであります。開渠水路清掃工事費504万円は、保内処理区内の開渠の清掃を行うものであります。

 次に、補助費等9341,000円の内訳は、施設事務組合消防署の新型インフルエンザ感染防止対策事業負担金として2564,000円、真網代区への公共的医療施設整備事業補助金3777,000円、真網代地区コミュニティー交流館整備事業補助金300万円であります。

 次に、投資的事業は32413,000円であります。主な事業の内容は、後ほど御説明いたします。

 次に、繰出金1,850万円は病院事業会計への繰出金であります。この繰出金は、市立八幡浜総合病院の老朽化した空調設備を更新する事業費3,700万円の2分の1を繰り出し基準により補助するものであります。

 次、3ページをお開き願います。

 投資的事業実施計画でありますが、まず港湾関係は、港湾臨港道路改修事業に7,500万円、八幡浜港マイナス5.5メートル桟橋附帯設備改修工事費に2,300万円であります。

 次に、漁港関係は、舌田漁港海岸施設改修工事費600万円であります。

 次に、道路関係は市道舗装等道路改修工事費3,900万円、その他4件の工事については財源組み替えであります。

 次、4ページになりますが、住宅関係は、公営住宅改修工事費5,2748,000円は外壁改修及び屋上防水改修等の工事を行うものであります。改良住宅改修工事費4,5209,000円は外壁改修及び屋上防水改修等の工事を行うものであります。

 次に、衛生関係は、日土町の冶部井出排水路整備工事費450万円であります。

 次に、学校関係は、旧磯崎小学校プール解体工事費5973,000円であります。

 次に、5ページになりますが、社会教育関係は、大内浦自治公民館消防設備設置工事費104,000円、愛宕山庭球場全天候コート改修整備工事費3,800万円であります。市民スポーツセンタープール可動式屋根改修工事費については財源組み替えであります。

 次に、その他として、湯島の里ショートステイ、スプリンクラー設備設置事業5488,000円、湯島デイサービスセンター、スプリンクラー設備設置事業4891,000円、観光魚釣り施設シーロード八幡浜の連絡橋の舗装改修工事費250万円であります。農林道整備、管理委託料及び中津川公衆便所新築工事については財源組み替えであります。

 次、6ページになりますが、災害復旧費は財源組み替えであります。

 次に、7ページをお開き願います。

 一般会計の歳入の状況でありますが、今回補正額の財源は、一般財源として地方交付税を1,1494,000円、国庫支出金として51,4324,000円を充当しております。なお、国庫支出金の内訳は、地域活性化・経済危機対策臨時交付金43,8891,000円、学校情報通信技術環境整備事業国庫補助金7,5433,000円であります。

 8ページに一般会計の歳出の状況を添付しておりますので、御参照いただきたいと思います。

 以上であります。

○議長(上田竹則君)  市立病院事務局長。

○市立病院事務局長(田中正憲君)  追加議案書の39ページをお願いいたします。

 議案第62号 平成21年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(1)につきまして御説明をいたします。

 今回の補正の要因は、昭和58年度に設置しております外来診療棟用の空調機が製造後26年経過し、各部の劣化によりふぐあいが生じております。現在2系統ある熱交換ユニットの1系統が使用不能となり、1系統での運転を行っております。しかし、圧縮機の異音などが見られ、安全な運転の保障の確保が困難となっております。そのため、26年経過した空調機を更新し、患者様のアメニティーの確保を図るものでございます。

 それでは、予算の内容につきまして御説明いたします。

 まず、第2条資本的収入及び支出につきましては、第1項資本的収入を3,700万円増額し、合計で26095,000円とするものです。その内訳としましては、第1項企業債及び第2項負担金をそれぞれ1,850万円増額するものでございます。また、資本的支出を3,700万円増額し、合計で36,4428,000円とするものです。その内訳は、第1項病院整備事業費を3,700万円増額するものです。

 次に、第3条企業債は、議案書の41ページ、別表1のとおり企業債の追加補正を行うものです。

 次に、第4条、他会計からの繰入金及び補助金につきましては、地方公営企業法に基づく繰入基準により一般会計から(12)建設改良費に充てるものとして1,850万円の繰り入れ及び補助を受けるもので、市の経済危機対策臨時交付金事業の一つとして実施されるものでございます。

 なお、43ページ以降に予算実施計画書、資金計画書、貸借対照表及び予算明細書を添付いたしておりますので、御参照を願います。

 以上でございます。

○議長(上田竹則君)  これより質疑に入ります。

 質疑は適宜区切って行います。

 まず、議案第60号 公有水面埋立ての意見答申について、追加議案書1ページから7ページ。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  次、議案第61号 平成21年度八幡浜市一般会計補正予算(3)、追加議案書9ページから37ページ。

 質疑はありませんか。

 都築 旦君。

○都築 旦君  私この提案の中身の問題よりも、1つこの審議のあり方について若干お尋ねしたいと思うんです。

 というのは、今回の追加の提案というのは、6月の当初の段階では29,300万円余りの一般会計に対しての補正ということやったんですが、今回、二、三日前に届いた資料によりますと、今回の追加分だけで52,500万円余りの追加という提案で、この中で臨時の経済的な活性化対策ということでいろんな分野にその予算づけがされてるわけなんですが、委員会審議っていうのは、本来からいいますとこれ委員会で十分審議をして、ここで一発できょうの質疑をやって、すぐ討論、採決っていうのは私は本来的なあり方として、議案の審議のあり方としておかしいんじゃないかと思うんです。

 だから、その辺のところ、私も議会運営委員会の委員なんですが、少なくともこの審議の諮り方については私はもうちょっと工夫をされたほうがいいんじゃないかと思うんですが、その辺のところは、これはどういう形で提案からを決めてなったのか、ちょっと経過をお知らせ願いたいと思うんですが。

○議長(上田竹則君)  財政課長。

○財政課長(國本 進君)  都築議員さんの御質問にお答えをいたしますが、ただいまの提案いたしております補正予算につきましては、平成21年度の国の第1次補正予算、今いろんな国の施策がせられておりまして、これは先ほど説明の中に入れましたように、地方への配慮ということで1兆円の枠を設けられておるその事業でございますが、国においては427日に国会へ提出され、審議されまして、補正予算成立が529日でございました。そういう関係でありまして、当市におきましてもこの事業を各課から募集をいたしたりしておりまして、準備をする時間が必要でありまして、6月の補正予算の策定時には間に合っておりませんのでこういう形になったわけで、まことに申しわけなく思っておりますが、できる限り見ていただきたいということで事前に資料をお配りをしてお許しをいただいたらと思っておりますが。

 県内各市の提案の仕方でございますけども、6月議会に提案をしておるところも、御指摘のようにあります、7市町あります。それから、7月、8月の臨時議会にというところが5市町予定をされておるようであります。そのほかはまだ若干事業内容が固まっていないというような状況でありまして、当市の場合も私のほうも臨時議会も考えましたけども、いろいろ諸般の事情もありまして、できる限り早く事業を実施したいということでこういう形になりました。

 以上であります。

○議長(上田竹則君)  都築 旦君。

○都築 旦君  私はこの問題というのは、八幡浜市の、今財政課長からの答弁があったんですが、ただ問題は国の段階でも国会の段階でもかなり論議はあったわけなんですよね、ばらまきじゃないかとかいろんな話がありました。その結果を受けて、予算が通ってこちらへ来たということなんですが、少なくとも私はこの種のやつっていうのはただ金をというか、予算づけしたらもうそれでいいっていうもんじゃない、少なくともやっぱり私は市議会の段階では一つ一つの事業について精査をしていかないかんし、ただ金額を消化すりゃあいいという問題じゃないと思うんですよ。私もお配りされてきた資料を見まして、ああ、ここどういうとこかな、これが本当に急いで対応せないかん問題かっていうようなところ何カ所か気になりました。そういう面で、本来的に言いますと、5億円からの金を予算するのに、その日に提案をして、その日に質疑をして、その日に採決なんかっていうのは私はちょっと無理があるんじゃないかと思うんです。

 そういう面からいいますと、私はじっくり、これ日程的にとれんのだったら、その日程のことを含めては、私は議会の運営委員会なりにも相談もされるし、議会のあり方として私はこれ問題残すんじゃないかと思うんですよ。日程がない、急いでいる、だからこういう形で対応してくれっていうんだったら、本来的な意味での議会としてのチェック機能が果たせるかどうか、この辺のところも私は問題として出てくるんじゃないかと思いますので、いま一度、これは財政課長がこの担当みたいですけども、理事者としてどのようにお考えなのか、ちょっとお聞かせ願ったらと思います。

○議長(上田竹則君)  市長。

○市長(大城一郎君)  都築議員御指摘のとおり、私も今回の補正予算に対しまして全部含めてこの今議会で3億円の補正を組むと、そして追加といたしまして最後に5億円の追加予算を提案するということで、私もできる限り議員の皆様にはその内容を事前に知らせてくれということを各担当に申したところであります。そして、できれば委員会に付託するようにと考えを申し上げたところでありますが、委員会までにはその予算が間に合わないということで、いろいろと内容も精査したあげく、臨時議会ということも考えましたが、当市におきまして臨時議会を開く日程等も考えたわけでありますが、諸般の関係でちょっと難しいんじゃないかというようなことになりまして、それならいち早く内容を議員さんにお知らせしてくださいということで、今回内容が取りまとめでき次第、紙資料でございましたが、議員さんに配付をさせていただいて、今回委員会にはなりませんでしたが、最終の本日議案が通った後で、財源の組み替え措置等もありますので、通った後での提案ということにさせていただきました。

○議長(上田竹則君)  新宮康史君。

○新宮康史君  先ほど都築議員が言われたとおりだと思うんですけど、私委員会が、内容的に物すごくあるのでいろんなことでありがたいんですけど、今こういう状況なんで、本当に費用対効果をきちっと考えてやっていただかないと、無駄にお金が、結局最後は自分たちに返ってきますので、その辺は十分考慮していただきたいと思うんですけど、まず1つはここまで急いでどうしてもやらないといけない理由というのがもう一つつかめないのと、あと重箱の隅をつつくような形で悪いんですけど、例えば愛宕山の庭球場の全天候コートなんですけど、これ3,800万円もかけるわけですけど、今こんなお金があったら、市内の道路の舗装とか、傷んどるところとか、ごみの不法廃棄の廃止とかということで、例えば公共のごみ捨て、その辺がもう全然なかった、いろんなことで使えると思うんです。あと福祉にも使えると思うんですけど、例えばこの辺の内容的にはいろんなことがあるんですけど、どういう基準で、どういう根拠でこういうものをざっと羅列というか、上げてきたのか、ちょっとその辺説明を理事者のほうにしていただきたいと思います。

○議長(上田竹則君)  財政課長。

○財政課長(國本 進君)  新宮議員の御質問でありますが、今回の事業は、先ほどの説明の中にも申し上げましたように地域の実情に応じた地域活性化に資する事業ということで、国のほうでは地方再生戦略であるとか、または経済危機対策、その中には適用できる交付金事業というのが定められておりまして、それに適用できる事業を各課から募集をして今回取りまとめたわけであります。

 以上です。

○議長(上田竹則君)  宇都宮富夫君。

○宇都宮富夫君  1点確認しておきたいんですが、都築議員からも指摘がございましたが、私はやはり6月補正、前回3500万円余り、今回が52,500万円ということで、当初の提案よりずっと規模も大きいんですね。それから、ちょっと都築議員の質疑とダブるわけですが、この追加提案の取り扱いについては、やはり議運に諮って議会の意向を私は聞くという手順が必要ではなかったかと。もうその議運の中で、本議会で、6月でいいぞということであれば手続的にはそれで結構だと思うんですが、そういう手順、議会に対するこの対応の仕方、これをちょっとやっぱり指摘をしておかなければならないというふうに思います。そういう意味で、議運に諮ろうと、議運とも協議してみようというようなことはされたんですか、その点ちょっとお聞きしたらと思います。

○議長(上田竹則君)  財政課長。

○財政課長(國本 進君)  宇都宮議員さんのお尋ねでありますが、議会の前の打合会、その後の議会運営委員会の中でも今回提案させていただく旨はお知らせをいたしております。

○議長(上田竹則君)  宇都宮富夫君。

○宇都宮富夫君  お知らせというのはちょっと抽象的でよくわからんのですが、この議案の中身について、そのときそしたらでき上がっていたということですか、そういう答弁だったら。でき上がっていたんであれば、なおさら。やから、この中身について、でき上がっていてしますよと言ったわけじゃないんでしょ、中身はまだでき上がってないけど、提案しますよという話をしただけで、やはりこの中身ができてから、こういう中身のものを諮りたいというような手続を踏んだのかということなんですよ、私の言いたいのは、はい。

○議長(上田竹則君)  財政課長。

○財政課長(國本 進君)  議案を提出する予定であるということでお願いをいたしました。その段階ではまだ予算取りまとめ中でありましたので、提案する予定であるということでお願いをしただけであります。

○議長(上田竹則君)  宇都宮富夫君。

○宇都宮富夫君  その説明じゃなくて、私の言うのは、こういう議案ができた段階で、改めて議運にこういう中身ですよと、そういう手続を踏むようなことをしていただかないと、やはり議員の中から十分な審議ができんのじゃないかという疑問点が当然出てくると思うんですよ。ですから、そういうことはやっぱり大事にしていただきたいというのが私の指摘事項です。その点受けとめてもらえますか。

○議長(上田竹則君)  市長。

○市長(大城一郎君)  今回の宇都宮議員の御指摘は、私十分受けとめさせていただきます。そして、今回このような提案になりましたのも、先ほどから言っておりますが、この補正予算案を通してからでないと追加の議案書がかけられないといった財源組み替えの部分がありまして、私も両方一度に委員会にかけれないのかということを申したんですが、それができないということで今回のような結果になったわけでございます。

 そして、予算ができたところで議運に対すると申されましたが、私は予算といいますか、予算案ができたところで議員全員にお配りしてくださいということで担当には申しつけております。

○議長(上田竹則君)  大山政司君。

○大山政司君  基本的な分は同僚議員が質問したとおりでございますが、その中身について1点、34ページ、教育費の中の中学校教育振興費、この中で電子黒板購入費が計上されています。私もテレビで見ましたが、非常に便利な黒板となっているわけなんですが、そこで教育費ですが、これ契約するのは恐らく監理開発課でやると思うんですが、項目では地域活性化とか緊急経済対策ということになってるんですが、監理開発課長、これは国や県が中学校の数を、電子黒板を購入して、八幡浜へして、この予算そのものはつけかえということだけに終わっているんじゃないかと思うんですが、この電子黒板購入で八幡浜地域の経済活性化がどれほど潤うような状況になってるのか。国からの支給で終わってるんじゃないですか、そこら辺具体的に御説明願えたらと思います。

 以上です。

(「休憩願います」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  休憩いたします。

午前1104分 休憩

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午前1104分 再開

○議長(上田竹則君)  再開いたします。

 監理開発課長。

○監理開発課長(中岡 勲君)  議員の御質問にお答えいたします。

 今回5億円のうち、工事等で3億円程度と、もう一つ備品購入等で18,000万円程度ということで、投資的事業につきまして3億円がございますので、このうちの利益率というのがどういうのかわかりませんが、基本的に今言われよるのは10%以内ぐらいの利益が出てくるというふうには言われてます。事業の規模についても、ちっちゃい規模は少なくて、大きい事業はパーセンテージが高くなるというふうになってますので、全体的にはどんなもんかという、入札してみないとわかりませんが、今国のほうも金額的に低入札を余りさせないような基準づくりということで、パーセントを上げてくださいというふうなことがありますので、電子黒板等の金額が1,700万円程度ありますので、通常であれば、普通の家電業者とかそういうところについては大体半分まではいかんとは思うんですけども、30%程度は利益が出ると思っております。

 以上です。

○議長(上田竹則君)  大山政司君。

○大山政司君  そういう大きな問題じゃなくて、各中学校に電子黒板を購入費を上げてます、ここで。その電子黒板というのは八幡浜市で直接契約するのか、それとも国や県が電子黒板なるものを一括契約して、市のほうへ中学校の数だけ回してくるのか。本当にそういうことであれば、地域の経済活性化のためにどれだけ役に立つのかということを聞きよるんです。

 以上です。

○議長(上田竹則君)  監理開発課長。

○監理開発課長(中岡 勲君)  監理開発課としては、基本的に予算がついてますので、八幡浜市の予算でございますので、監理開発課として発注をいたすつもりでございます。

○議長(上田竹則君)  教育長。

○教育長(井上傳一郎君)  門外かもしれませんが、教育委員会の関係もあると思いますので、済みませんが、説明。

 今の質問には答えにならないかもしれませんですが、ここに出ておりますコンピューター、それから地上デジタル放送のテレビ、それから電子黒板等、実を言いますと先日の教育長会全国大会がございましたが、そのときに文部省のほうから説明がございまして、この機会に学校へこういったものをとにかく購入できるようにしたいと、そういった予算を出すから、それぞれの市で計画をしてくれというようなことがございました。

 2分の1の初め予算ということでございましたので、それでは高額になるからと思って私も年々少しずつお願いするような形でいかなければならないかなという感じでおったんですが、今回その説明を聞いておりますと、2分の1の補助を出すと、あとの2分の1はということでしたが、それも文部省のほうからほかのほうで出せる予算がついたと、ですからこの機会にせなんだら市町は損、損言うたらおかしいですけれども、大切ですよと。ですから、この機会に出しなさいということで教育委員会のほうも果敢に言いまして、財政課のほうへもお願いいたしまして、一般財源の形に入れてもらうということですから、できましたら、このことにつきましては、必要なテレビもこれから見えなくなりますので、絶対公民館やそれから学校なども入れていただかないけん。電子黒板も、先ほど言われましたように本当に便利なものですので、各学校に1台ずつということを文部省が計画しましたので、できたらそういうことを早く、これ予算出さなかったら向こうはもうそれで終わりですよということでしたので、係のほうに私も、今回大津であったんですが、大津からすぐ電話を入れて、計画をしてみなさいというようなことを申しました。

 どれだけの活性化に役立つか、そういうことについてはちょっと私のほう理解ができませんけれども、今課長さんの答えたような形かなと思いながら聞いておりましたけども、一応そういう経緯があるということで、少なくとも今回これを通していただかなければ、今後市のほうで必要経費になってくると思いますので、よろしくお願いしたらと思っております。流れだけ説明させていただきました。

○議長(上田竹則君)  都築 旦君。

○都築 旦君  ちょっと議事の整理をしていただきたいと思うんですが、先ほど私も申しましたし、宇都宮議員からもお話があったんですが、議会のその審議のあり方ですよね。委員会等本会議の審議のあり方の問題で、私自身はかなりこれ大きい問題だと思ってるんですよ。5億円からの予算がわずか1時間か30分かの論議で、通るか否決されるかは別にして、そういう論議をやるのに、少なくともわざわざ委員会審議を、この6月の補正の段階で委員会審議をやってて、委員会審議の後、委員長報告もやってるわけなんですよ。その後、きょうの段階になって5億円からの予算で追加が来ると、これについては委員会のその審査というか審議を要するに除いたか省略して討論、採決、私は余りにもこれちょっと、ある面で言うんなら議会軽視だし、ある面で言うんなら本当に精査されない未了のままやっぱりこれ通っていくような形になるような気がするんですよ。

 だから、そういう面で、先ほど財政課長のほうから議運に何か話があったやなかったやらようわからんようなお話があったんですが、私も議会の運営委員の一員ですけども、具体的に追加があるらしいという話は聞いておりましたが、こういう金額で、こういう形でという具体的な私はお話はなかったんじゃないかと思います。これは議運の委員長のところにはあったかもわかりませんけども、いずれにしても私はこの種の審議というのは、論議というのはやはり議会運営委員会に諮って、委員会審査が必要かどうかということも含めて論議をしていかないと、なし崩しでやっぱり私はこれ委員会審議を省略っていうことになったら、これから先の論議の問題を含めて、議会と提案する理事者側との間でも私はスムーズな形でのいかない要素があるんじゃないかと思います。

 だから、その辺のところもいま一度、これ財政課長といいますか、財政課長はさっきと同じでしょうけん、市長のほうでひとつ、どういうふうに今後やっていかれるのか、お聞かせを願いたいと思います。

○議長(上田竹則君)  市長。

○市長(大城一郎君)  都築議員の御指摘十分承っております。今回のこの臨時の交付金の流れでありますが、本当に今回国の流れと市議会の流れがうまくリンクしなかったところがありまして、今回特別にこういった形をとらせていただきましたが、以後こういった問題に対しましては、議会並びに議会運営委員会と十分に協議をして提案していきたい思います。今回につきましては、それができなかったという、時期的にできなかったし、先ほど教育長も答弁しましたが、できるだけ早い時期に今緊急であります経済対策、八幡浜市内の小中企業並びに小学校の子供たちの教育に対する面もありますし、いち早く事業に取りかかりたいということで今回はこういった上程の仕方になりましたことを御理解していただきたいと思います。

○議長(上田竹則君)  ほかありませんか。

 清水正治君。

○清水正治君  今いろいろと議論をされておりますが、この多額の金額について、国、県のほうからいつごろ通知が来たのか、ちょっとお知らせいただきたいと思います。

○議長(上田竹則君)  休憩いたします。

午前1114分 休憩

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午前1129分 再開

○議長(上田竹則君)  再開いたします。

 財政課長。

○財政課長(國本 進君)  清水議員さんの正式に通知があった日はいつかというお尋ねでありますが、国の補正予算成立が529日でありまして、それを受けまして愛媛県市町振興課より63日付で第1次計画書を提出せよということで通知を受けております。

 以上です。

○議長(上田竹則君)  ほかありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  次、議案第62号 平成21年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(1)、追加議案書39ページから49ページであります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま一括議題となっております3件については、委員会付託を省略し、適宜分割の上、討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  御異議なしと認めます。よって、ただいま一括議題となっております3件については、委員会付託を省略し、適宜分割の上、討論、採決に入ることに決しました。

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○議長(上田竹則君)  まず、議案第60号 公有水面埋立ての意見答申についての討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第60号を採決いたします。

 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(上田竹則君)  御着席願います。

 起立全員であります。よって、議案第60号は原案のとおり可決されました。

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○議長(上田竹則君)  次、議案第61号 平成21年度八幡浜市一般会計補正予算(3)の討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第61号を採決いたします。

 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(上田竹則君)  御着席願います。

 起立多数であります。よって、議案第61号は原案のとおり可決されました。

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○議長(上田竹則君)  次、議案第62号 平成21年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(1)の討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第62号を採決いたします。

 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(上田竹則君)  御着席願います。

 起立全員であります。よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。

 休憩いたします。

午前1133分 休憩

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午後 102分 再開

○議長(上田竹則君)  再開いたします。

(「議長、休憩」と呼ぶ者あり)

 暫時休憩いたします。

午後 102分 休憩

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午後 122分 再開

○議長(上田竹則君)  再開いたします。

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○議長(上田竹則君)  日程第4 同意案第1号 副市長の選任についてを議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 市長。

○市長(大城一郎君)  議案書51ページ、同意案第1号 副市長の選任について提案理由の説明を申し上げます。

 八幡浜市副市長として橋本顯治氏、58歳、八幡浜市若山1番耕地245番地1を選任いたしたく提案し、議会の御同意を求めるものでございます。

 同氏は、昭和513月、京都大学を卒業、翌524月、愛媛県職員として奉職されて以来、宇和島地方局建設部用地課長、八幡浜地方局建設部管理課長、同局総務県民部総務調整課長、八幡浜支局長等を歴任され、行政経験も豊富で信頼も厚く、判断力、折衝力にすぐれ、本市の主要施策の推進と課題解決を図る上で当市の副市長として最適任者であると考えております。

 現在、八幡浜市は地場産業の低迷、財政の健全化対策、八幡浜港振興ビジョンの見直し、市立病院の再生、救急医療の問題、地域高規格道路の整備など喫緊の課題が山積しており、広域的な考え方が必要となっております。重要課題解決への取り組みは市民の積極的な参加が不可欠であるとともに、議決機関と執行機関の両輪が一つに機能することが重要であり、その役割を担うべき副市長の存在は大変重要であると認識しております。

 また、これらの主要施策推進において、今後一層県の支援をいただき、さらに連携を深めていくことが重要な課題であると考えます。

 こうしたことから、八幡浜市の現状を熟知し、かつすぐれた人材であります橋本氏の招聘を愛媛県に要請したところであります。

 その結果、交渉がまとまりましたことから、橋本氏の副市長選任について御提案いたすわけであります。

 出向等においては、一度退職し、他の自治体に就職し、定年退職時等には復職して職員の身分で定年退職する制度があります。今回はこの制度を利用し、副市長に御同意いただければ、橋本氏は今月末に愛媛県を退職し、71日から副市長に就任となり、愛媛県での定年退職日であります平成233月末には副市長を辞職し、愛媛県に復職して、県職員として定年退職を迎えることになります。

 以上のことから、八幡浜市の副市長として適任であると考えて御提案申し上げるものであります。よろしく御同意賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明といたします。

○議長(上田竹則君)  これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 遠藤素子君。

○遠藤素子君  2点お聞きしたいと思います。

 まず1点は、市の実情がよくわかっている市の職員の中からなぜ副市長が選ばれなかったのかという点です。

 それからもう一点は、副市長というのは本当にただいま御説明がありましたように非常に重要な職だと思います。市長とともに全身全霊を傾けて市の発展に尽くしていただかなければならないと思うんです。今回県の職員を辞職して副市長になられますが、2年たったらまた副市長をやめて県に帰って、県の職員として退職される。なぜ今回退職されて、4年間市長とともに市のために働く決意をしていただけないのか、何かしら腰かけ的な、そういう感じがするんです。そこのところをお聞かせください。

○議長(上田竹則君)  市長。

○市長(大城一郎君)  私といたしましても、大切な市の副市長でありますので、まずは八幡浜市庁内の人選も考えました。すべてを考えた上で、今の喫緊の課題である八幡浜市の問題解決に当たる、そして私の掲げました公約の推進、いろいろ精査した結果、橋本氏が一番最適任と考えましたので、今回御提案したわけであります。

 それと、制度については担当のほうから申させますが、今回愛媛県に対して最適任者として橋本氏の要請をしましたところ、県の制度でこういった形の採用となりました。そして、19カ月後には一度退職するというわけになりますが、その間の橋本氏の副市長の仕事を皆さんが評価していただきまして、その後4月には皆様の、新しい議会になろうかと思いますが、御同意をいただければ、続けて副市長として御尽力をいただければと私は思っております。

○議長(上田竹則君)  総務課長。

○総務課長(都築眞一君)  議員の御質問の件なんですけども、県との話し合いの中で、出向等では一度県を退職して他の自治体の副市長等を務め、任期満了、また定年退職時に復職して県職員の身分で定年退職をする割愛という制度を今回用いております。今回につきましても、それに準じた取り扱いとして行っていこうという考えであります。

 以上です。

○議長(上田竹則君)  遠藤素子君。

○遠藤素子君  県の職員の期間が4年以上残っているとかという場合ならある程度理解もできるんですね。ですが、2年しか残ってないのにその職をやめられないで、ちょっと腰かけ的に副市長をやって、また県の職員に帰ってという、どうも市民としても納得いかないという声をたくさん聞いています。私もそうです。本当に副市長として市長とともにその片腕となってやろうということならば、潔く退職されて、そして4年間ともに頑張っていただくというのが普通ではないかと思いますが、その点いかがでしょうか。

○議長(上田竹則君)  市長。

○市長(大城一郎君)  今回は私どもといたしましては、県のほうに橋本氏の要請をした結果、県の回答がこういった形で来ましたので、それを採用させていただいております。

○議長(上田竹則君)  それでいいですか。

(遠藤素子君「納得はできませんけど、はい」と呼ぶ)

(「休憩」と呼ぶ者あり)

 これをもって質疑を終結いたします。

 休憩いたします。

午後 130分 休憩

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午後 144分 再開

○議長(上田竹則君)  再開いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております同意案第1号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  御異議なしと認めます。よって、同意案第1号は、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより同意案第1号を採決いたします。

 この採決は無記名投票をもって行います。

 議場の閉鎖を命じます。

(議場閉鎖)

○議長(上田竹則君)  ただいまの出席議員数は19人であります。

 投票用紙を配付いたさせます。

(投票用紙配付)

○議長(上田竹則君)  投票用紙の配付漏れはありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  配付漏れなしと認めます。

 投票箱を改めさせます。

(投票箱点検)

○議長(上田竹則君)  異状なしと認めます。

 念のため申し上げます。本案に同意する諸君は賛成と、同意しない諸君は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票を願います。

 なお、重ねて申し上げます。投票中賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第73条第2項の規定により不同意とみなします。

 点呼を命じます。

(点呼・投票)

○議長(上田竹則君)  投票漏れはありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  投票漏れなしと認めます。

 投票を終了いたします。

 議場の閉鎖を解きます。

(議場開鎖)

○議長(上田竹則君)  開票を行います。

 会議規則第31条第2項により、立会人に二宮雅男君、遠藤素子君を指名いたします。

(開  票)

○議長(上田竹則君)  投票の結果を報告いたします。

 投票総数 19

 これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。

 そのうち

 賛成 8

 反対 11

 以上のとおり反対が多数であります。よって、同意案第1号は不同意となりました。

 休憩いたします。

午後 153分 休憩

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午後 154分 再開

○議長(上田竹則君)  再開いたします。

 市長。

○市長(大城一郎君)  同意案第2号の取り下げについて申し上げます。

 同意案第2号は、固定資産評価委員の選任についてでありますが、固定資産評価委員は慣例として副市長が当たることになっておりますので、ただいまの同意案第1号で副市長の選任についてが否決となりましたので、同意案第2号を取り下げたいと存じますので、御審議の上、御承認いただきますようお願い申し上げます。

○議長(上田竹則君)  ただいま同意案第2号につきましては、提案者から取り下げの申し出がありましたので、議長においてこれを許可いたします。

 そこで、日程第5につきましては、本日の議事日程から削除いたします。

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○議長(上田竹則君)  日程第6 同意案第3号 監査委員の選任についてを議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 市長。

○市長(大城一郎君)  議案書55ページ、同意案第3号 監査委員の選任について御説明申し上げます。

 監査委員は地方公共団体の財務に関する事務の執行及び経営に係る事業の管理を監査するものであり、公共団体に必置される独任制の執行機関であり、本定例市議会におきましても識見を有する者の委員として選任をいたしたく、議会の同意を求めるものでございます。

 市川芳和氏は、現住所が八幡浜市保内町宮内2番耕地9番地1、昭和2396日生まれで60歳でございます。昭和423月、県立八幡浜高等学校を卒業後、昭和492月に保内町に奉職され、定年退職されました平成213月末までの間、総務課財政係長、企画財政課長補佐、保健環境課長、企画財政課長、税務課長等を歴任されております。定年退職後、八幡浜市社会福祉協議会に勤務されております。

 その間の行政経験、管理職としての行政手腕もすぐれ、また市民、職員から信頼され、温厚で公平な人柄は監査委員として最適任者であると考えておりますので、よろしくお願い申し上げまして、提案の説明といたします。

○議長(上田竹則君)  これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております同意案第3号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  御異議なしと認めます。よって、同意案第3号は、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより同意案第3号を採決いたします。

 この採決は無記名投票をもって行います。

 議場の閉鎖を命じます。

(議場閉鎖)

○議長(上田竹則君)  ただいまの出席議員数は20人であります。

 投票用紙を配付いたさせます。

(投票用紙配付)

○議長(上田竹則君)  投票用紙の配付漏れはありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  配付漏れなしと認めます。

 投票箱を改めさせます。

(投票箱点検)

○議長(上田竹則君)  異状なしと認めます。

 念のため申し上げます。本案に同意する諸君は賛成と、同意しない諸君は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票願います。

 なお、重ねて申し上げます。投票中賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第73条第2項の規定により不同意とみなします。

 点呼を命じます。

(点呼・投票)

○議長(上田竹則君)  投票漏れはありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  投票漏れなしと認めます。

 投票を終了いたします。

 議場の閉鎖を解きます。

(議場開鎖)

○議長(上田竹則君)  開票を行います。

 会議規則第31条第2項により、立会人に武田成幸君、清水正治君を指名いたします。

(開  票)

○議長(上田竹則君)  投票の結果を報告いたします。

 投票総数 20

 これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。

 そのうち

 賛成 10

 反対 10

 以上のとおり同数であります。

 ただいま報告いたしましたとおり可否同数であります。よって、地方自治法第116条の規定により、議長において本案に対する賛否を裁決いたします。

 本案については議長は反対と裁決いたします。よって、同意案第3号は不同意となりました。

(「休憩」と呼ぶ者あり)

 休憩いたします。

午後 208分 休憩

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午後 228分 再開

○議長(上田竹則君)  再開いたします。

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○議長(上田竹則君)  日程第7 同意案第4号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 市長。

○市長(大城一郎君)  議案書57ページ、同意案第4号の教育委員会委員の任命について、提案説明いたします。

 今回、教育委員の松浦直児氏は平成21628日に任期が満了するため、新たな教育委員を任命したく、議会の御同意をお願いするものでございます。

 藤原大志氏は、現住所が八幡浜市真網代丙649番地、昭和3226日生まれで52歳でございます。昭和543月に東京農業大学農業経済学科を卒業後、同年4月、西宇和農協へ入組し、平成元年8月退職後、就農され、現在に至っております。その間、真穴果樹同志会長、真穴スポーツ少年団監督、真穴中学校PTA会長、真網代区長を歴任し、農業後継者団体や地元中学校のPTA活動等地域のリーダーとして御活躍され、熱心に取り組んでいただいております。

 以上申し上げましたとおり、人格、識見ともに教育委員会委員として適任者であると考え、御推薦申し上げ、議会の同意を求めるものであります。

○議長(上田竹則君)  これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 遠藤素子君。

○遠藤素子君  教育は公平でなければならないと思うんですが、党籍はおありですか。次の方も含めてお聞きします。

○議長(上田竹則君)  一つ一つやっていきます。

 総務課長。

○総務課長(都築眞一君)  党籍のほうは無所属になっております。

○議長(上田竹則君)  これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております同意案第4号は、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  御異議なしと認めます。よって、同意案第4号は、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより同意案第4号を採決いたします。

 この採決は無記名投票をもって行います。

 議場の閉鎖を命じます。

(議場閉鎖)

○議長(上田竹則君)  ただいまの出席議員数は20人であります。

 投票用紙を配付いたさせます。

(投票用紙配付)

○議長(上田竹則君)  投票用紙の配付漏れはありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  配付漏れなしと認めます。

 投票箱を改めさせます。

(投票箱点検)

○議長(上田竹則君)  異状なしと認めます。

 念のため申し上げます。本案に同意する諸君は賛成と、同意しない諸君は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票願います。

 なお、重ねて申し上げます。投票中賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第73条第2項の規定により不同意とみなします。

 点呼を命じます。

(点呼・投票)

○議長(上田竹則君)  投票漏れはありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  投票漏れなしと認めます。

 投票を終了いたします。

 議場の閉鎖を解きます。

(議場開鎖)

○議長(上田竹則君)  開票を行います。

 会議規則第31条第2項により、立会人に兵頭孝健君、松本昭子君を指名いたします。

(開  票)

○議長(上田竹則君)  投票の結果を報告いたします。

 投票総数 20

 これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。

 そのうち

 賛成 13

 反対 7

 以上のとおり賛成が多数であります。よって、同意案第4号は原案のとおり同意することに決しました。

 休憩いたします。

午後 240分 休憩

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午後 240分 再開

○議長(上田竹則君)  再開いたします。

 ただいま教育委員会委員に同意されました藤原大志君からごあいさつがあります。

〔教育委員会委員 藤原大志君登壇〕

○教育委員会委員(藤原大志君)  ただいま御紹介いただきました藤原大志でございます。

 このたび私の同意案件に関しまして、議会の皆様方の御同意をいただきましてまことにありがとうございました。

 ごらんのとおりの無骨者ではございますが、皆様方のお力添えをいただきながら、自分なりに精いっぱい任務を全うする所存でございます。

 今後とも、なお一層の御支援、御鞭撻を賜りますよう、高いところからではございますが、よろしくお願い申し上げまして、簡単ではございますが、あいさつといたします。本日はまことにありがとうございました。

(拍 手)

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○議長(上田竹則君)  日程第8 同意案第5号 教育委員会委員の任命についてを議題とします。

 提出者の説明を求めます。

 市長。

○市長(大城一郎君)  議案書59ページ、同意案第5号の教育委員会委員の任命について提案説明いたします。

 今回、教育委員の井上傳一郎氏は平成21628日に任期が満了するため、新たな教育委員を任命したく、議会の御同意をお願いするものでございます。

 増池武雄氏は、現住所が八幡浜市保内町川之石1番耕地237番地21、昭和17624日生まれで67歳でございます。昭和403月に愛媛大学教育学部を卒業後、平成7年に伊方町立町見中学校校長、その後八幡浜教育事務所長、川之石小学校長などを経て、平成154月に保内中央公民館長に就任され、現在市の社会教育指導員として御活躍いただいております。

 長年培われた教育行政経験による豊富な識見と卓越した手腕を発揮され、市の教育行政の発展に御尽力いただいております。

 以上申し上げましたとおり、人格、識見ともに教育委員会委員として適任者であると考え、御推薦申し上げ、議会の同意を求めるものであります。

 以上、よろしくお願い申し上げまして、提案の説明といたします。

○議長(上田竹則君)  これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております同意案第5号は、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  御異議なしと認めます。よって、同意案第5号は、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより同意案第5号を採決いたします。

 この採決は無記名投票をもって行います。

 議場の閉鎖を命じます。

(議場閉鎖)

○議長(上田竹則君)  ただいまの出席議員は20人です。

 投票用紙を配付いたさせます。

(投票用紙配付)

○議長(上田竹則君)  投票用紙の配付漏れはありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  配付漏れなしと認めます。

 投票箱を改めさせます。

(投票箱点検)

○議長(上田竹則君)  異状なしと認めます。

 念のため申し上げます。本案に同意する諸君は賛成と、同意しない諸君は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票願います。

 なお、重ねて申し上げます。投票中賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第73条第2項の規定により不同意とみなします。

 点呼を命じます。

(点呼・投票)

○議長(上田竹則君)  投票漏れはありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  投票漏れなしと認めます。

 投票を終了いたします。

 議場の閉鎖を解きます。

(議場開鎖)

○議長(上田竹則君)  開票を行います。

 会議規則第31条第2項により、立会人に住 和信君、中岡庸治君を指名いたします。

(開  票)

○議長(上田竹則君)  投票の結果を報告いたします。

 投票総数 20

 これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。

 そのうち

 賛成 11

 反対 9

 以上のとおり賛成が多数であります。よって、同意案第5号は原案のとおり同意することに決しました。

 休憩いたします。

午後 254分 休憩

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午後 254分 再開

○議長(上田竹則君)  再開いたします。

 ただいま教育委員会委員に同意されました増池武雄君からごあいさつがあります。

〔教育委員会委員 増池武雄君登壇〕

○教育委員会委員(増池武雄君)  ただいま御紹介いただきました増池武雄でございます。

 このたびは私の同意案件に関しまして、議会の皆様の御同意をいただきましてまことにありがとうございました。

 浅学非才、未熟者でございますし、井上教育長の後任は大変でございます。大役でございますが、頑張っていきたいと思います。そして、きょうは控室で聞いておりまして、全員の同意ということではございませんので、何か私も複雑な気持ちでございます。それは別にしまして、私も長と名のつく仕事は何度かしたことがございますけれども、超能力があるわけではございませんので、ひとつよろしくお願いしたらと思います。議会の皆様方の御協力によりまして頑張っていきます。よろしくお願いいたします。

 まことに高いところからではございますが、皆様方の今後の御支援、御鞭撻をいただきまして頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。本日はどうもありがとうございました。

(拍 手)

○議長(上田竹則君)  628日をもって退任されます松浦直児君、井上傳一郎君からあいさつがあります。

 松浦直児君。

〔教育委員会委員長 松浦直児君登壇〕

○教育委員会委員長(松浦直児君)  このたび628日、任期満了に伴いまして退職いたします松浦でございます。

 在任期間中は皆様方から多大な御厚情を賜りまして、まことにありがとうございました。職務を遂行できましたことは皆様方のおかげと深く感謝をいたしております。今後私はこの職を離れましても、八幡浜市の教育のために微力ながら力を注いでまいりたいと思っております。

 議員各位、そして市長様初め理事者の皆さん、今後とも八幡浜市発展のために御活躍していただきまして、八幡浜教育行政の発展のためにさらなる御支援、御協力をお願いいたしまして、退任のあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。

(拍 手)

○議長(上田竹則君)  井上傳一郎君。

〔教育長 井上傳一郎君登壇〕

○教育長(井上傳一郎君)  一言ごあいさつを述べさせていただきます。

 このたび今月28日をもちまして、教育長としての任期満了に伴い退任させていただくことになりました。教育長在任中におきましては議員各位からいろいろと御指導、また御厚情いただきましたこと、心からお礼申し上げます。本当にありがとうございました。

 八幡浜市も合併して4年が過ぎましたが、教育界におきましても、おかげさまで学校教育はもとより、社会教育におきましても不易と流行を大切にした八幡浜市の新しい教育が着々と定着し、そして充実されつつあるんではなかろうかなと思っております。今後とも議員各位の御指導のもと、教育界が発展いたしますことをよろしくお願いする次第でございます。

 終わりに、議員各位の御健勝、御活躍、あわせて市政の進展を祈念いたしまして、お礼のあいさつにさせていただきます。本当にお世話になりました。ありがとうございました。

(拍 手)

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○議長(上田竹則君)  日程第9 同意案第6号 公平委員会委員の選任についてないし同意案第8号 公平委員会委員の選任について、以上3件を一括議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 市長。

○市長(大城一郎君)  同意案第6号から同意案第8号 公平委員会委員の選任について提案理由の説明を申し上げます。

 現在の公平委員会委員3名の方々は本年627日をもって4年間の任期が満了となりますことから、新たに選任いたしたく、議会の同意をお願いするものであります。

 それでは、3名の方々の提案理由を御説明申し上げます。

 議案書61ページの同意案第6号、渡辺喜和氏は、現住所が八幡浜市五反田1番耕地515番地19、昭和2144日生まれで63歳でございます。昭和443月、関西大学を卒業後、昭和46年、千丈小学校教諭、平成4年、川上小学校教頭、平成9年、長谷小学校校長、平成17年、白浜小学校校長を歴任され、平成193月、定年退職後、本年3月まで青石中学校相談員として御活躍されておられました。

 温厚で明朗、かつ調整力にたけた人柄は公平委員会委員として適任であると考え、浅野美杉氏の後任として御推薦申し上げ、議会の同意を求めるものであります。

 次、議案書63ページの同意案第7号、河野 央氏は、現住所が八幡浜市保内町須川210番地1、昭和17622日生まれで67歳でございます。昭和363月、県立川之石高等学校を卒業後、昭和45年、保内町に奉職され、平成2年、養護老人ホームあけぼの荘寮長、以後同和対策課長、学校教育課長、八幡浜地区施設事務組合青石寮長、税務課長を歴任され、平成153月、定年退職、その後平成173月まで保内町社会福祉協議会事務局長の職にあり、平成17628日から八幡浜市公平委員会委員としてお務めいただいております。

 その篤実な人柄と公正な職務執行は公平委員会委員として適任と考え、御推薦申し上げ、議会の同意を得るものであります。

 次、議案書65ページ、同意案第8号、岡部久美子氏は、現住所が八幡浜市松柏乙573番地8、昭和15119日生まれで68歳でございます。昭和343月、県立八幡浜高等学校を卒業後、昭和35年、八幡浜市に奉職され、平成9年、福祉事務所長補佐、平成11年、文化振興課長兼市民図書館長を歴任され、平成133月、定年退職、平成17628日から八幡浜市公平委員会委員としてお務めいただいております。

 その誠実な人柄と公正な職務執行は公平委員会委員として適任と考え、御推薦申し上げ、議会の同意を得るものであります。

 以上、よろしくお願いいたします。

○議長(上田竹則君)  これより質疑に入ります。

 質疑は議案つづりの順序に従い、適宜区切って行います。

 まず、同意案第6号 公平委員会委員の選任について、追加議案書つづりの61ページであります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  次、同意案第7号 公平委員会委員の選任について、追加議案書つづりの63ページであります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  次、同意案第8号 公平委員会委員の選任について、追加議案書つづりの65ページであります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま一括議題となっております3件については、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  御異議なしと認めます。よって、ただいま一括議題となっております3件については、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。

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○議長(上田竹則君)  まず、同意案第6号を採決いたします。

 本件は原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(上田竹則君)  御着席願います。

 起立多数であります。よって、同意案第6号は原案のとおり同意することに決しました。

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○議長(上田竹則君)  次、同意案第7号を採決いたします。

 本件は原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(上田竹則君)  御着席願います。

 起立多数であります。よって、同意案第7号は原案のとおり同意することに決しました。

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○議長(上田竹則君)  次、同意案第8号を採決いたします。

 本件は原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(上田竹則君)  御着席願います。

 起立多数であります。よって、同意案第8号は原案のとおり同意することに決しました。

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○議長(上田竹則君)  日程第10 選挙第3号 八幡浜市選挙管理委員及び同補充員の選挙を行います。

 念のため申し上げます。

 この選挙は、地方自治法第181条第2項及び同法第182条第1項、同条第2項の規定により、委員4名と同補充員4名を選挙するものであります。

 お諮りいたします。

 選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。

 お諮りいたします。

 選挙の方法については、選考委員において指名することにし、選考委員は6名とし、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は選考委員において指名することに決定いたしました。

 選考委員に、都築 旦君、上脇和代君、宇都宮富夫君、遠藤素子君、山中隆徳君、上田浩志君を指名いたします。

 選考委員が別室において選考する間、暫時休憩いたします。

午後 307分 休憩

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午後 317分 再開

○議長(上田竹則君)  再開いたします。

 選考委員長都築 旦君から選考結果の報告を求めます。

 都築 旦君。

〔選考委員長 都築 旦君登壇〕

○選考委員長(都築 旦君)  選考委員長の都築でございます。ただいま別室で選挙管理委員及び補充員の選考委員会を開いたわけでございますが、その結果について御報告をいたします。

 選挙管理委員には、菊池省三君、菊池功三君、谷 明則君、西村 修君の4名を選考いたしました。この方々のうち、菊池省三君、菊池功三君の2人が選挙管理委員経験者ということになっております。

 次に、同補充員でございますが、順位をつけておかなければならないということになっておりますので、1番、河野寛一君、2番、竹内 茂君、3番、清家一朗君、4番、平家祐志君の4名を選考いたしました。この方々のうち、清家一朗君、平家祐志君の2人が補充員経験者であります。

 以上で選考委員会の報告を終わります。

○議長(上田竹則君)  お諮りいたします。

 ただいま選考委員において指名いたしました菊池省三君、菊池功三君、谷 明則君、西村 修君の4名を選挙管理委員に、河野寛一君、竹内 茂君、清家一朗君、平家祐志君、この4名を同補充員の当選人に決定することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名されました菊池省三君、菊池功三君、谷 明則君、西村 修君の4名が選挙管理委員に、河野寛一君、竹内 茂君、清家一朗君、平家祐志君、この4名が同補充員にそれぞれ当選されました。

 なお、補充員の委員への補充の順位は、先ほどの選考委員長の報告にありましたとおり、当選順位をもってその順位で決めたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  御異議なしと認めます。よって、補充の順位はただいま当選の順位とすることに決定いたしました。

 休憩いたします。

午後 320分 休憩

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午後 343分 再開

○議長(上田竹則君)  再開いたします。

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○議長(上田竹則君)  日程第11 選挙第4号 愛媛県後期高齢者医療広域連合議員の選挙を行います。

 この選挙は、地方自治法第291条の51項及び広域連合規約第8条の規定により、当市市長もしくは副市長、または議会の議員のうちから1名を選挙するものであります。

 お諮りいたします。

 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。

 お諮りいたします。

 指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は議長において指名することに決定いたしました。

 私上田竹則を指名いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議長において指名いたしました私上田竹則を愛媛県後期高齢者医療広域連合議員の当選人と決定することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました私上田竹則が愛媛県後期高齢者医療広域連合議員に当選いたしました。

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○議長(上田竹則君)  日程第12 議会閉会中における継続審査についてを議題といたします。

 萩森良房君。

○萩森良房君  動議を提出いたします。

(「賛成」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  何の動議ですか。

○萩森良房君  動議の提案説明をいたします。

 615日の本会議におきまして……

○議長(上田竹則君)  ちょっと待ってください。

(萩森良房君「議長が先やらないけんがよ、動議が」と呼ぶ)

 何の動議か、はい。

○萩森良房君  615日の本会議において総務委員会に付託されました審査中の議案第51号及び議案第52号については、会議規則第44条第1項の規定により、今6月定例会最終日であります本日中に審査を終わられるよう期限をつけられんことを望みます。

 以上、動議の提出理由であります。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  休憩いたします。

午後 347分 休憩

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午後 348分 再開

○議長(上田竹則君)  再開いたします。

 ただいま、萩森良房君から、総務委員会に付託され審査中の議案第51号及び議案第52号については、今6月議会定例会最終日であります本日中に審査を終わるよう期限をつけられたいとの動議が提出され、所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。

 お諮りいたします。

 この際、動議を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  御異議なしと認めます。よって、本動議を議題といたします。

 お諮りいたします。

 本動議のとおり決することに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  御異議なしと認めます。よって、総務委員会に付託され審査中の議案第51号及び議案第52号については、今6月議会定例会最終日であります本日中に審査を終わるよう期限をつけられたいとの動議は可決されました。

 休憩いたします。

午後 349分 休憩

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午後 414分 再開

○議長(上田竹則君)  再開いたします。

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○議長(上田竹則君)  日程追加 議案第51号 八幡浜市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第52号 八幡浜市市長の退職手当の特例に関する条例の制定についてを議題といたします。

 総務委員長の報告を求めます。

 都築 旦君。

〔総務委員長 都築 旦君登壇〕

○総務委員長(都築 旦君)  ただいま別室において総務委員会を開きまして、その結果報告についてやっていきたいと思います。

 ただいま議長のほうからもお話があったんですが、議案第51号 八幡浜市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について、同じく議案第52号 八幡浜市市長の退職手当の特例に関する条例の制定について、委員の皆さんで御意見を伺ったわけなんですが、最終的には先ほど本会議からの要請もございましたように採決をとれということでございますので、採決をした結果、賛成多数ということで原案可決された、この51号、52号についても原案可決ということになったということを御報告しておきたいと思います。

 以上です。

○議長(上田竹則君)  総務委員長の報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  これをもって質疑を終結いたします。

 これより適宜分割して討論、採決に入ります。

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○議長(上田竹則君)  まず、議案第51号 八幡浜市特別職の職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第51号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(上田竹則君)  御着席願います。

 起立少数であります。よって、議案第51号は否決されました。

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○議長(上田竹則君)  次、議案第52号 八幡浜市市長の退職手当の特例に関する条例の制定についての討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第52号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(上田竹則君)  御着席願います。

 起立少数であります。よって、議案第52号は否決されました。

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○議長(上田竹則君)  日程第12 議会閉会中における継続審査については、継続審査の申し出のあった議案第51号及び第52号は既に議決しておりますので、議決不要といたします。

 都築 旦君。

○都築 旦君  動議を提出したいと思います。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

 これは市長大城一郎君に対する辞職勧告決議についてであります。

 この件につきまして私が提案ということなんですが、あと賛同者として、兵頭孝健議員、宮本明裕議員が賛同していただいております。

 具体的には、この提案の理由でございますが市長大城一郎君に対する辞職勧告決議。

 市長大城一郎君は八幡浜市長選挙に際しまして……

(「演台でやったほうが」と呼ぶ者あり)

 ここで、ここでする。いや、議長に言われんとやるわけにいかんけん。

(「議長、あなたが主導しなはらんか。大事なことやから演台でやらんと」

「今の動議の成立かどうかもやらないけんよ」

「そうそう、成立要件をちゃんとやらないけんのよ」

「成立要件を先」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  ただいま、都築 旦君外3名から、市長大城一郎君に対する辞職勧告決議についてが提出されました。

 所定の賛成者がありますので、動議は成立いたしました。

 お諮りいたします。

 この際、本決議案を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  御異議なしと認めます。よって、この際市長大城一郎君に対する辞職勧告決議についてを日程に追加し、議題とすることに決しました。

 休憩いたします。

午後 420分 休憩

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午後 422分 再開

○議長(上田竹則君)  再開いたします。

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○議長(上田竹則君)  日程追加 市長大城一郎君に対する辞職勧告決議についてを議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 都築 旦君。

〔都築 旦君登壇〕

○都築 旦君  それでは、先ほどちょっと言いかけたんですが、市長大城一郎君に対する辞職勧告決議について御提案をしたいと思います。

 市長大城一郎君に対する辞職勧告決議。

 市長大城一郎君は、八幡浜市長選挙に際しまして、第1に市立八幡浜総合病院問題を取り上げられ、まずは病院再生に向けて直ちに医師を3名確保します、そして第2に八幡浜港湾ビジョンについてはゼロからの再スタートを選挙公約として掲げられ当選された。特に、市民の多くは直ちに医師3名を確保しますという公約を信じて市長大城一郎君に清き一票を投じたものであると確信をしております。

 しかし、当選後の市長大城一郎君の態度は、現段階では医師確保にめどは立っていない、認識が甘かった、これから努力する、陳謝はするが公約違反という認識はない等々、到底容認することはできません。

 日増しに大きくなる市民の声に謙虚に耳を傾ける気持ちがあるならば、公約違反を認めた上で今後の市政運営に全力をもって推進されたいとの市民の願望に反して、選挙公約違反を認めないかたくなな姿勢をとり続ける市長大城一郎君の責任は重大であり、遺憾のきわみであります。

 よって、本議会は市長大城一郎君に対し辞職を勧告する。

 以上、決議する。

 平成21623日。八幡浜市議会。

 以上でございます。よろしくお願いをいたします。

○議長(上田竹則君)  これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております市長大城一郎君に対する辞職勧告決議については、委員会付託を省略し、討論に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  御異議なしと認めます。よって、本件については、委員会付託を省略し、討論に入ることに決しました。

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

 遠藤素子君。

○遠藤素子君  ただいまの辞職勧告決議案に私は反対の立場で討論に参加します。

 市長は、今議会冒頭において直ちに3名の医師確保はできない、見通しが甘かったと陳謝されました。しかし、私は一般質問で事はおわびでは済まされない重大な公約違反であり、実現できない場合は責任をとるとの御自身の言葉どおり、みずから身を引かれることを提言いたしました。事は医師の確保と緊急医療体制の確立という市民全体の生命にかかわり、かつだれが市長になっても大変困難な課題であるだけに、市立病院のスタッフ、民間医療関係者の協力、何よりも市民の協力が求められる課題での公約違反だからです。市民の信頼が得られなければ事態は解決できないと考えたからです。

 しかし、市長は目標が高過ぎただけとして公約違反をお認めになりませんでした。私は、この点ではただいまの提案のとおり公約違反であると今も思っています。同時に、一般質問を通じて、だれがなっても直ちに医師3名確保は困難であることもはっきりしてきました。

 そこで、私は再質問で、責任をとるというのは辞職することだと受け取ったけれども、医師3人の確保に匹敵するような責任のとり方もあるのではないかとただしました。それに対して市長は、当面は現状を維持しながら、脳外科は愛媛大学の医師が週1回ヘルプに訪れるし、市内の開業医にも協力してもらうことになっている。また、西予、大洲などの医師の協力を呼びかけるなどの努力を尽くしたいと述べられました。

 私は、市長の公約違反を許すわけではありませんが、市政が混乱することによって医師確保の取り組みがここで停滞することは、市民の一刻も早く安心してかかることのできる病院の確立を求める声に逆行することにもなりかねません。

 よって、今すぐに議会が市長に辞職を勧告するというのではなく、市長の全身全霊を傾けて医師確保のために努力するという言葉をいま少し見守るしかないのではないかと、熟慮の結果、痛苦の結論に達しました。

 以上の理由により、この辞職勧告決議に反対いたします。

○議長(上田竹則君)  住 和信君。

○住 和信君  私も市長大城一郎君に対する辞職勧告決議に反対をいたします。

 市長は、419日に当選以来、まだ2カ月しかたっておりません。いろいろと公約違反というような市民の声も聞こえてきますが、かなり市長については努力をされておると私は思っております。そこの中で、もうしばらく余裕を持って市民も温かい目で見ていただきたいと思って、この決議案には反対をいたします。

○議長(上田竹則君)  井上和浩君。

○井上和浩君  私は、医療という現場の中に働いておりまして、事情というのは大変よくわかっておるつもりでおるわけなんですが、確かに市長の申されました直ちに3名ということに対しては公約違反ということになろうかというふうに考えます。

 しかしながら、現在の医療情勢等を勘案しますと、大変だれがやっても困難であるというようなことは想定ができます。私どもも医師会という組織の中において、医師1名を確保する上においても大変この苦労が要るというような状況でありますので、いましばらくの間の市長の努力を見てみたいという気持ちでおりますので、私も今すぐの辞職勧告案に対しては反対をとらせていただきます。

○議長(上田竹則君)  中岡庸治君。

○中岡庸治君  確かに市長のこの直ちに3人確保するということについてはいろいろと議論があるわけでございますが、自分の思いと違っておったというようなことも言われております。ただし、これからの問題として一生懸命取り組んでいきたいと。もう少し市長の医師の確保、市立病院の整備等について見守っていくべきだと私は思っておりますので、この大城一郎君に対する辞職勧告決議には反対をいたします。

○議長(上田竹則君)  宮本明裕君。

○宮本明裕君  私は、辞職勧告決議案には賛成であります。

 と申しますのは、あの選挙戦を通じて他の政治団体を含めて宣伝カーで医師3人を確保します、医師不足はほっとけないんですという形の中で市民の選挙活動というんですか、選挙心理というんですか、そういったものを非常に惑わせたんではなかろうかなと。そういった宣伝活動の中で公平な本当の市民の気持ちが投票の中にあらわれたのかどうか。ここ最近では私もいろんな方々に聞いておりますけれども、確かにもう少し時間を置いて見守ってあげたらどうかという発言も聞いております。がしかし、彼はいろんな発言の中で実現をできない場合には政治的な責任をとるということも明言もしております。また、土下座をしてでも医師を連れてくるべきだということも明言もしております。これは新聞の記事も出ておりますし、松山に行って彼がどういった医師のお願いを言ったか私は知りませんけれども、聞いたところによりますと、土下座はしているようでもございません。

 私も正副議長のときに愛大に行った経緯がございます。そのときに、八幡浜と大洲の市立病院は補完的な機能を持った病院に県としては考えてると、愛大としては考えてる、これは副議長も私と一緒に行きましたから知っているはずでございます。そういったことの中で、私は同級生もしくは支持者の中の女性の医師の方々につきましてもいろいろ頼んだ経緯はございます。

 そういったことの中で、彼は軽々しく、直ちに医師を3名確保するんだということの確信の中で投票された方は多々いるということも私は知っております。そういったことの中で、本人のためにも、本人の長いこれからの人生のためにも、やはり我々先輩議員としてはこういった決議を出して、本人の猛省を促したいと私は思ってます。私は賛成でございます。

 私は議長を続けているときに、港湾振興ビジョンに出席をしておりました。山中議員も委員長として出席をしておりましたけれども、今のままの港湾振興ビジョンではだめだと、道路をつけかえろということは再三再四私は話しております。委員会では私も山中議員も退席をいたしました。最後の最後の港湾振興ビジョンです。八幡浜の最後のチャンスです。その振興ビジョンを彼はゼロから出発をする、委員会をやりかえると、私はその件については本当に大賛成です、大賛成です。

 当選後、県のほうに行ったはずです、県のほうの知事のところに陳情に行ったはずです。そのときに、知事答弁の中で、新聞に出ましたが、道路等につきましては、そういったものについては変更は可能でしょうという話が新聞の記事に出ております。その程度のものでこの八幡浜が活性化するんですか、再生するんですか。そういうことも含めて本当に真剣にやっていただきたい。ゼロからの再スタート、これもかなり公約違反に近いんではなかろうかと私は思っております。ぜひそういったことを真剣に僕は考えるためにも、本人に猛省を促すためにも、先輩議員として私はこの勧告には賛成でございます。

○議長(上田竹則君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより本件を採決いたします。

 この採決は無記名投票をもって行います。

 議場の閉鎖を命じます。

(議場閉鎖)

○議長(上田竹則君)  ただいまの出席議員数は19人であります。

 投票用紙を配付いたさせます。

(投票用紙配付)

○議長(上田竹則君)  投票用紙の配付漏れはありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  配付漏れなしと認めます。

 投票箱を改めさせます。

(投票箱点検)

○議長(上田竹則君)  異状なしと認めます。

 念のため申し上げます。本案に賛成の諸君は賛成と、反対の諸君は反対と記載の上、点呼に応じて投票願います。

 なお、重ねて申し上げます。投票中賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第73条第2項の規定により反対とみなします。

 点呼に応じて順次投票を願います。

 点呼を命じます。

(点呼・投票)

○議長(上田竹則君)  投票漏れはありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(上田竹則君)  投票漏れなしと認めます。

 投票を終了いたします。

 議場の閉鎖を解きます。

(議場開鎖)

○議長(上田竹則君)  開票を行います。

 会議規則第31条第2項により、立会人に宮本明裕君、大山政司君を指名いたします。

(開  票)

○議長(上田竹則君)  投票の結果を報告いたします。

 投票総数 19

 これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。

 そのうち

 賛成 13

 反対 6

 以上のとおり賛成が多数であります。よって、市長大城一郎君に対する辞職勧告決議については可決されました。

 休憩いたします。

午後 445分 休憩

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午後 446分 再開

○議長(上田竹則君)  再開いたします。

 本日の会議時間は議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。

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○議長(上田竹則君)  これにて本日の会議を閉じます。

 閉会に当たり、市長からあいさつがあります。

 市長。

〔市長 大城一郎君登壇〕

○市長(大城一郎君)  閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 去る68日から開会をいたしました本会議におきまして、御提案申し上げました議案のうち、議案第51号、第52号及び副市長、監査委員の選任につきましては、議長を初め議員皆様方の御賛同を得ることができませず、まことに残念であります。なお、その他の議案につきましては、原案どおりそれぞれ適切なる御決定、御承認をいただき、お礼を申し上げる次第であります。

 会期中に議員各位から賜りました御意見、御要望につきましては、率直に受けとめ、予算の執行等につきましても慎重を期してまいりたいと考えております。

 なお、先ほどの私に対します辞職勧告決議案につきましては、私なりに真摯に受けとめつつ、今後の市政運営に一生懸命邁進してまいりたいと思っております。

 さて、時の流れはまことに早いもので、任期満了に伴う市議会議員選挙が8月に予定されており、定例会としては今議会が最後となります。今期限りで勇退される議員各位の長年にわたります市政への御厚情と御労苦に対しまして敬意と感謝の意を表しますとともに、引き続き御出馬される議員各位の御健勝、御活躍を衷心より御祈念申し上げる次第であります。

 終わりに、今月9日の梅雨入り後、降雨量が極端に少なく、かんきつ栽培を初めとした農作物に与える影響を懸念しているところであります。また、梅雨が明けますと、その後は大変暑い日が続くわけでありますが、どうぞ健康に十分御留意され、市政発展のため、なお一層の御尽力をいただきますよう心よりお願い申し上げます。本日、大変長い時間になりましたが、本当に御苦労さまでした。

○議長(上田竹則君)  以上をもって今議会の日程は全部終了いたしました。

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○議長(上田竹則君)  これをもって平成21年第4回八幡浜市議会定例会を閉会いたします。

午後 449分 閉会

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地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。

 

 八幡浜市議会 議長 上 田 竹 則

        議員 清 水 正 治

        議員 都 築   旦

 

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