平成22年八幡浜市議会6月定例会会議録第4号

公開日 2014年09月19日

 

議事日程 第4

平成22621() 午前10時開議

1

会議録署名議員の指名

2

報告第 8号 平成21年度八幡浜市一般会計繰越明許費繰越計算書

報告第 9号 平成21年度八幡浜市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書

報告第10号 平成21年度八幡浜市一般会計事故繰越し繰越計算書

(質疑)

3

諮問第 2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて

(質疑、討論、採決)

4

同意案第1号 教育委員会委員の任命について

(質疑、討論、採決)

5

議案第54号 新たに生じた土地の確認について

議案第55号 字の区域の変更について

議案第56号 八幡浜市公共下水道八幡浜浄化センターの建設(汚泥再構築)工事委託に関する協定について

議案第57号 八幡浜市公共下水道保内浄化センターの建設工事委託に関する協定について

議案第58号 財産の取得について

議案第59号 八幡浜市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第60号 八幡浜市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第61号 八幡浜市職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第62号 八幡浜市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例の制定について

議案第63号 八幡浜市地域活性化基金条例を廃止する条例の制定について

議案第64号 八幡浜市火葬場条例の一部を改正する条例の制定について

議案第65号 平成22年度八幡浜市一般会計補正予算(2)

議案第66号 平成22年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(1)

議案第67号 平成22年度八幡浜市簡易水道事業特別会計補正予算(1)

議案第68号 平成22年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(1)

(質疑、委員会付託)

————————————————————————————————————————

本日の会議に付した事件

日程第1

会議録署名議員の指名

日程第2

報告第8号~報告第10

日程第3

諮問第2

日程第4

同意案第1

日程第5

議案第54号~議案第68

————————————————————————————————————————

出席議員(19)   

1番  岩 田 功 次  君

2番  石 崎 久 次  君

3番  樋 田   都  君

4番  新 宮 康 史  君

5番  上 田 浩 志  君

6番  井 上 和 浩  君

7番  魚 崎 清 則  君

8番  二 宮 雅 男  君

9番  遠 藤 素 子  君

10番  清 水 正 治  君

11番  宇都宮 富 夫  君

12番  兵 頭 孝 健  君

13番  上 田 竹 則  君

14番  松 本 昭 子  君

15番  住   和 信  君

16番  中 岡 庸 治  君

17番  宮 本 明 裕  君

18番  大 山 政 司  君

19番  萩 森 良 房  君

————————————————————————————————————————

欠席議員(なし)

————————————————————————————————————————

説明のため出席した者の職氏名

 市長        大 城 一 郎 君

 副市長       橋 本 顯 治 君

 政策推進課長    中 榮 忠 敏 君

 総務課長      都 築 眞 一 君

 財政課長      藤 原 賢 一 君

 税務課長      清 水 義 明 君

 市民課長      山 下   裕 君

 生活環境課長    大 森 幸 二 君

 福祉事務所長    横 田 昌 弘 君

 保健センター所長  松 本 常 美 君

 医療対策課長    河 野 謙 二 君

 人権啓発課長    山 本 数 道 君

 水産港湾課長    大 西   力 君

 建設課長      菊 池 賢 造 君

 監理開発課長    中 岡   勲 君

 農林課長()

農業委員会事務局長 二 宮 嘉 彦 君

 商工観光課長    菊 池 誠 一 君

 下水道課長     宮 本 雅 三 君

 保内庁舎管理課長  三 堂 嗣 夫 君

 水道課長      菊 池 正 康 君

 市立病院事務局長  田 中 正 憲 君

 会計管理者     元 田 博 之 君

 教育委員会委員長  井 上   守 君

 教育長       増 池 武 雄 君

 学校教育課長    若 宮 髙 治 君

 生涯学習課長    大 本 孝 志 君

 代表監査委員    市 川 芳 和 君

 監査事務局長    山 本 一 夫 君

————————————————————————————————————————

会議に出席した議会事務局職員

 事務局長       二 宮 貴 生 君

 事務局次長兼議事係長 菊 池 和 弥 君

 調査係長       髙 岡 哲 也 君

 書記         阿 部 真 士 君

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

午前1000分 開議

○議長(萩森良房君)  これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。

————————————————————————————————————————

○議長(萩森良房君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、議長において6番 井上和浩君、15番 住 和信君を指名いたします。

————————————————————————————————————————

○議長(萩森良房君)  日程第2 報告第8号 平成21年度八幡浜市一般会計繰越明許費繰越計算書ないし報告第10号 平成21年度八幡浜市一般会計事故繰越し繰越計算書、以上3件を一括議題といたします。

 これより質疑に入ります。

 質疑は議案つづりの順序に従い、分割して行います。

 まず、報告第8号 平成21年度八幡浜市一般会計繰越明許費繰越計算書、1ページから2ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、報告第9号 平成21年度八幡浜市公共下水道事業特別会計繰越明許費繰越計算書、3ページであります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、報告第10号 平成21年度八幡浜市一般会計事故繰越し繰越計算書、5ページであります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております3件については承認を要しない報告でありますから、この程度で審議を終わります。

————————————————————————————————————————

○議長(萩森良房君)  日程第3 諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについてを議題といたします。

 議案書7ページであります。

 これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  これをもって質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております諮問第2号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  御異議なしと認めます。よって、諮問第2号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより諮問第2号を採決いたします。

 本件について異議のない旨答申することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(萩森良房君)  御着席願います。

 起立全員であります。よって、諮問第2号について異議のない旨答申することは可決されました。

————————————————————————————————————————

○議長(萩森良房君)  日程第4 同意案第1号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。

 議案書9ページであります。

 これより質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  これをもって質疑を終結します。

 お諮りいたします。

 ただいま議題となっております同意案第1号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  御異議なしと認めます。よって、同意案第1号については、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決に入ることに決しました。

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより同意案第1号を採決いたします。

 本件は原案のとおり同意することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(萩森良房君)  御着席願います。

 起立全員であります。よって、同意案第1号は原案のとおり同意することに決しました。

————————————————————————————————————————

○議長(萩森良房君)  日程第5 議案第54号 新たに生じた土地の確認についてないし議案第68号 平成22年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(1)、以上15件を一括議題といたします。

 これより質疑に入ります。

 質疑は議案つづりの順序に従い、適宜区切って行います。

 まず、議案第54号 新たに生じた土地の確認について、11ページから13ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、議案第55号 字の区域の変更について、15ページから17ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、議案第56号 八幡浜市公共下水道八幡浜浄化センターの建設(汚泥再構築)工事委託に関する協定について、19ページであります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、議案第57号 八幡浜市公共下水道保内浄化センターの建設工事委託に関する協定について、21ページであります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、議案第58号 財産の取得について、23ページであります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、議案第59号 八幡浜市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、25ページであります。

 質疑はありませんか。

 住 和信君。

○住 和信君  この条例自体には異存はございませんが、これに関連いたしまして、職員の服務規程の問題について、議長、関連質問よろしいでしょうか。

○議長(萩森良房君)  はい。

○住 和信君  12月の時点にも石崎議員さんのほうの一般質問の中で職員のいろんなあいさつが悪いとか、名札をつけてないというようなことを言われたときがあったと思いますが、私もけさ、1階から2階まで上がる間に、1階の市民課の職員の方でもはや二人、三人が名札をつけてない、ほかの課についても名札をつけてないというような状況を目にしております。私再々近ごろ監査でこの市役所のほうに来る機会がございまして、いろんなところでチェックをするわけですけど、恐らく3分の1ぐらいの職員の方がつけてないんではないかというようなことを目にします。つけない方はもうずうっと常時つけないでおられるというようなことでございます。

 八幡浜市職員の名札の着用に関する規則というものがはっきりとここでうたわれておりますので、総務課長さんでも構いません、市長でも構いませんが、なぜできないのか、この点について御答弁をいただきたいと思います。

○議長(萩森良房君)  市長。

○市長(大城一郎君)  今ほど住議員から御指摘をいただきました。これは職員として名札をつけることは当然のことであります。私もかねがねその名札をつけることについては徹底する指導をしております。総務課長を通じてより徹底さすように注意を促します。

○議長(萩森良房君)  住 和信君。

○住 和信君  今市長のほうから答弁がありましたが、各課で朝、朝礼を恐らくやられると思います。朝礼の中で名札をつけてない職員はわかると思うんですよ。それがなぜできないのか、総務課長、もう一回答弁お願いします。

○議長(萩森良房君)  総務課長。

○総務課長(都築眞一君)  名札をつけてない職員についてなんですけども、やはり職員としてきちっと名札をつけてることによって自分自身しっかりやらなければならないと、自分の名前を表に出して自分が対応していくというふうな意識を持ってやっていただきたいというふうに思ってます。朝礼の中で、確かにつけてない職員がおるから常につけてないというふうな状況になってくると思います。また、外出先から帰ってきたり、出先から帰ってきたりというふうな中でつけてない場合も、現場から帰ってくる間につけてないという場合もあるとは思いますが、紛失しないできちっと常時つけていただくようにこれからも指導をしていきたいというふうに思っております。

 以上です。

○議長(萩森良房君)  住 和信君。

○住 和信君  厳しく対応すると言われましたので、あすからは恐らくないと思いますが、もしこれで例えばこの規則を守らない職員が出た場合どのような処罰をされるのか、その点についてもお聞きいたしたいと思います。

○議長(萩森良房君)  総務課長。

○総務課長(都築眞一君)  まずは、厳しく口頭注意から始めていきたいというふうに思っております。

 以上です。

○議長(萩森良房君)  次、議案第60号 八幡浜市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、27ページから28ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、議案第61号 八幡浜市職員団体のための職員の行為の制限の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について、29ページであります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、議案第62号 八幡浜市職員退職手当支給条例の一部を改正する条例の制定について、31ページであります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、議案第63号 八幡浜市地域活性化基金条例を廃止する条例の制定について、33ページであります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、議案第64号 八幡浜市火葬場条例の一部を改正する条例の制定について、35ページから36ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、議案第65号 平成22年度八幡浜市一般会計補正予算(2)1条のうち、まず歳出の2款総務費から4款衛生費、61ページから65ページまで。

 質疑はありませんか。

 宇都宮富夫君。

○宇都宮富夫君  61ページの一般管理費の補助金検討委員会の件でございますが、これは所管の総務委員会ですが、総務委員会は市長、副市長が出席しませんので、市長、副市長に姿勢をお聞きしたいというふうに思います。今回私もこれ一般質問で補助金の見直しを取り上げましたが、補助金検討委員会委員報償金を計上しておりますが、この補助金検討委員会設置に当たって、市長、副市長、補助金のこの見直しについての基本的な姿勢ですね。私はこの際やっぱりタブーをつくらずにゼロベースで補助金のあり方を見直す必要があるというふうに考えているんです。わざわざ今回検討委員会を設置するということですが、その基本的な理事者の姿勢について、まずお聞きをしたらと思います。

○議長(萩森良房君)  副市長。

○副市長(橋本顯治君)  今指摘のあった点についてお答えをします。

 この補助金検討委員会を立ち上げる趣旨としましては、すべての補助金を一遍にやるわけにいきませんのである程度の金額を切ってやるようになりますけれども、補助金それぞれについて、その設けられた趣旨、その趣旨が現代の状況に合っているか、かつその金額は適当かどうか、そんなことを含めて全面的にそれぞれの補助金について見直しをしていくと、そういうふうに思っています。

○議長(萩森良房君)  宇都宮富夫君。

○宇都宮富夫君  各担当課では事業を抱えて、その担当課が持つ補助団体についてはなかなか担当課では整理できにくいんですよね、今までそれができなかったと。そういうことで、今回検討委員会をつくるということは評価するんですが、ちょっと副市長の答弁は一般的なんで、こっちから具体的に質問を投げかけたいと思いますが、補助金の補助団体で大体500万円以上とか多額の補助金の支出先は今どういう団体ですか。それについて、そういう団体について前例主義というのが大体今まで一般的な傾向で、前年度これだれやったからということで前例主義でそのまま継続するというのが通例ですが、そのことはいいですが、500万円とか大口の補助先は大体どういう団体ですかね。

○議長(萩森良房君)  政策推進課長。

○政策推進課長(中榮忠敏君)  先ほど副市長が概略申し上げましたが、今年度から補助金の見直しについての検討委員会設置をして、数年かけて全体に見直しをかけていこうということで、今年度につきましては団体の運営補助金を対象として検討するという方針で今のところ進めております。

 今ほど質問がありました団体運営の補助金の500万円以上の件数につきましては6件ございます。具体的には、一番大きな額、これ平成22年度の通年の予算額でございますが、一番大きな額が社会福祉協議会への補助金、これが3,100万円でございます。次が人権啓発課の関連します人権対策協議会の八幡浜支部の補助金、これが700万円、保内商工会の補助金、これが680万円で、以下市の老人クラブ連合会の補助金、人権教育協議会の補助金、八幡浜地区防犯協会補助金、以上が500万円以上の額でございます。

 以上です。

○議長(萩森良房君)  宇都宮富夫君。

○宇都宮富夫君  副市長から一般的な見直しの姿勢をお聞きしましたが、重ねて姿勢をただしたいと思いますが、非常に公益性の名のもとに、具体的な公益性の根拠が示されないまま補助金支出が続けられてきたと、私はそういうふうに見ておるんですが、やはり厳格に補助の公益性、これは自治法の公益性というものを根拠に補助金支出ができるんですよね。ですから、補助金支出については、その公益性の具体的な、どういうところが補助金として根拠づける公益性があるか、やはりわかりやすく説明できるように補助金の位置づけをすべきだと思うんです。基本的にはやっぱり公益性ですよね。公益性の議論はこの場ではしませんが、ゼロベースできっちり見直すと、この点について大城市長、市長の姿勢を確認したらと思います。やはり今までのような前例主義にとらわれずにゼロベースで見直すということが大事だと思いますので、重ねてその点お聞きします。

 それから、検討委員会の委員構成ですが、外部委員も入れるということを聞いておりますが、外部委員も当然入っておると思いますが、ちなみに委員会構成についてもゼロベースで見直す姿勢があるかどうかと、それから委員会の外部委員も入れた委員会構成について確認をしておきたいと思います。

○議長(萩森良房君)  市長。

○市長(大城一郎君)  今ほど宇都宮議員が御指摘いただいたとおり、公益性のあり方を含めまして、補助金のあり方をこれから委員会の中で議論していただきまして、見直していきたいと思うところであります。

○議長(萩森良房君)  政策推進課長。

○政策推進課長(中榮忠敏君)  委員会の構成につきましては、当初はボランティア団体とかまちづくり団体とか女性団体とか幅広く選出をしようと思っておりましたが、今回その補助金の見直しという、こういう案件でございますので、やはりどうしても多少なりともかかわりのある方を選ばざるを得ないという反面、多少御苦労をかけるような要素が多分にございますので、今回は極力そういう考え方ではなしに、有識者を中心に選考するという考え方で現在委員の候補の方に当たっているところでございまして、予算上では7人の委員さんを予定しておりますが、現在そういう形で委員の候補を探っておりますが、全員外部委員でお願いをしたいというふうな考え方でございまして、市の職員はその中には参加をしないという考え方で進めていこうと思っております。

○議長(萩森良房君)  次、6款農林水産業費から8款土木費、66ページから72ページまで。

 質疑はありませんか。

 大山政司君。

○大山政司君  68ページ、商工振興費の中の21区分貸付金についてですが、19,000万円ですか、非常にこれ多額なんですが、この内訳についてまずお尋ねをいたします。

 もう一点、素朴な質問になろうかと思いますが、貸し付けということは返ってくると一般常識には思うんですが、本当に貸し付けて返ってくるのか、それとももう補助金みたいにもう渡しっ放しになるのか、それについて、まず2点についてお尋ねをいたします。

○議長(萩森良房君)  商工観光課長。

○商工観光課長(菊池誠一君)  貸付金19,000万円は、旧磯崎小学校を利用し、歯ブラシ等の製造販売を行います株式会社UFCプロダクツ社と千代田町中央マーケット跡地にホテルを建設中の株式会社ステップコミュニケーション、両社の企業立地に係る八幡浜市地域総合整備資金貸付要綱に基づく財団法人地域総合整備財団のふるさと融資制度による無利子融資でございます。利用額は、UFCプロダクツ社が9,000万円、株式会社ステップコミュニケーションが1億円でございまして、財源は全額起債、縁故債、今までは縁故債でございます。そのうちの利息は75%が交付税で措置されるというシステムになっておりまして、現在までの貸付業者に対する返納の未済はございません。

 以上でございます。

○議長(萩森良房君)  大山政司君。

○大山政司君  市内の商工団体の方からよく耳にするわけなんですが、その一例を申しますと、八幡浜市の活性化のためには、市役所の入札についてはまず市内業者を優先ということをよく団体の方から言われると耳にしますが、これだけの多額の貸付金を今度2業者に行うわけなんですが、やはり役所も言われるばかりじゃなくて、貴重な公金を貸し付ける場合はなるべくその業者が建築なりいろいろする場合は市内の業者を優先してくださいというぐらいの要望なり指摘なりぐらいは私はしていいんじゃないかと思うんですが、ただ貸し付けっ放しで、あとはあなたたちどうぞということなのか、私そこら辺は重要なと思うんですが、今日まで、今回2業者に対してそういう貸し付けを行ったんですが、商工団体に言われるばっかりじゃなくて、市としても地元業者が大事ですよというぐらいのことは指摘しながら貸し付けを行うということをされているのかいないのか、その点についてお尋ねいたします。

○議長(萩森良房君)  商工観光課長。

○商工観光課長(菊池誠一君)  この融資制度とは別に、私ども商工観光課では商工振興を目的とした企業の融資も行っておりまして、その分についても議員御指摘のように市内の業者に対する配慮を含めて制度を運営しております。

 以上でございます。

○議長(萩森良房君)  大山政司君。

○大山政司君  それでは、歯ブラシとホテル建てよる今の貸し付けの対象の業者が市内の業者を利用して今建築しているのか、していないのか、把握していれば今明らかにしていただきたい。

○議長(萩森良房君)  商工観光課長。

○商工観光課長(菊池誠一君)  磯崎小学校の改修に伴う工事は地元の業者が請け負っております。一方、ホテルは大手の業者というふうに聞いておりますが、その下請関係についてまでは調査をしておりません。

 以上です。

○議長(萩森良房君)  宮本明裕君。

○宮本明裕君  67ページの港湾建設費ですが、港湾建設費の中の荷さばき所実施設計業務委託料2,900万円の件でございますが、先般も全員協議会の中で我々にこのような大体平面図の見取りになっとりますよというのが発表されましたが、こういった事前に委員会等で話される場合に、特にこの魚市場に関しては従来の利用者、恐らく組合、仲買人、仲卸しの方が中心になったと思うんです、また市役所の職員さんも含めてだと思うんですが、利用者だけの検討委員会であれば、だれが考えても安くて、広くて、できるだけそういった形の設計に僕はなると思います。外部の委員を入れて、やはり現在のいろいろな社会情勢、漁業にまつわるいろんな諸問題も含めて、そういった委員会でやらないと、土地ができたからできるだけ使ったらいいと、広くできるだけ使ったらいいということの中で事が進まれたんではないかと思うんですが、その点について1点。

 以前、我々が委員になって不思議だと思ったのは、漁業の魚市場があって、その横に新しい魚市場が建設をされて、その魚市場跡地はずっと海鮮朝市に使っていたと思います。あの魚市場は全然使われてなかったんですよ。私は、本当民間では考えられないことが起こってるんですね、起こってたんですね。やはり外部の委員を入れて慎重に、これは皆さんも、議員もそうだし、市部局もこれ八幡浜市再生の、魚市場も含めて考えると、特に市長、選挙においても市長はとにかくいろんな人の意見を聞いてゼロベースで検討するということだったと思います。

 現在の設計、この前協議会で発表された魚市場の駐車場の面積、荷さばき所と魚市場の競りをする面積、現在の、以前使われていた市場との面積の比較をまず提示していただきたいと思います。これは、こういった形で設計がぽっと出て、委託しましたよ、こういった設計になりましたよ、このような予算で業者に委託されましたよということになりますと、従来いろんな形の中で問題になってるのは、いろんな審議の段階で議員は全然中にタッチできない、結果の図面と予算書を見ただけで判断をしてくださいよということでは、なかなか議会としてもいろんな形の中で研究もできませんし、いろんな意見も言えません。

 そういったこともございますので、そういったことの中で再度質問をいたしますが、外部委員がその中でいたのかどうか、以前使われていた旧魚市場と比較して、荷さばき所と魚市場の面積の比較、駐車場の比較、それはどのようになっているのか、御質問をしたいと思います。

 そしてもう一つは、いろんな形の中であの周辺の整備も含めていろいろ検討していると思いますけれども、魚市場に関係をするような資材置き場がいろんなところに散在してるわけですね。例えば、6階建て駐車場の横の2,000坪の空き地の中で、いわゆる業者の方々の駐車場、またトロ箱の置いてるところもございますし、今度そういった魚市場が建設される場合には、そういった資材が全部その中で収納できるのかどうか、そういうスペースを十分とってるのかどうか、そういった点について御質問いたしたいと思います。

○議長(萩森良房君)  水産港湾課長。

○水産港湾課長(大西 力君)  まず、新魚市場の広さについてでございますが、議員御指摘のとおり、中心は市場使用者の方を中心に整備実行委員会を開きまして決定しております。しかし、この市場建設に当たりましてはすべて水産庁の補助事業で実施するものでございますので、適正な広さでないと補助事業として採択を受けません。だから、市場関係者の要望も取り入れておりますが、私ども適正な広さを考えまして決定をしたという状況で、市場の使用者の皆さんの意見をすべて取り入れた広さにはなっておりません。

 それと、旧の魚市場施設との広さの比較でございますが、まず荷さばき所スペースにつきましては、フラットなスペース、これにつきましては新魚市場でございますが、4,900平方メートルでございます。そして、仮設魚市場、これにつきましてフラットな広さは4,500平方メートルでございます。そして、旧魚市場、この広さでございますが、議員御指摘のとおり、一部漁獲量が多いときには使用してきた場所、海鮮朝市を開催していた場所も含めまして約7,500平方メートルございました。

 続きまして、委員のメンバーでございますが、整備実行委員会の委員長は私どもの副市長になっていただいております。あと、学識経験者といたしまして、県議会議員お二人、あとみなとまちづくり協議会の会長等に入っていただいております。その他につきましては市場関係者の構成になっております。

(宮本明裕君「何%広くなってるのか狭くなってるのか、旧市場との比較ですよ」と呼ぶ)

 旧魚市場と今荷さばき所スペース……

(宮本明裕君「市場での面積の比較、荷さばき所の比較、駐車場の比較」と呼ぶ)

 荷さばき所につきましての比較は、先ほど申しましたものでございます。

 あと、駐車場につきましては、現在の新市場での駐車場につきましては8,100平方メートルでございます。仮設魚市場につきましては、出島地区の仮設魚市場駐車場プラス北浜立体駐車場等を入れまして約6,400平方メートルでございます。旧魚市場につきましては、これにつきましては余り駐車場整備しておりませんので、約4,000平方メートルございました。

 あと、資材置き場と立駐の横に置いてあるものを確保できるスペースがあるのかどうかという御質問でございますが、立駐の横にございますトロ箱置き場と駐車場等、それにつきましてはすべて新魚市場内に配置できるようなスペースをとっております。

 以上でございます。

○議長(萩森良房君)  休憩いたします。

午前1035分 休憩

————————————————————————————————————————

午前1037分 再開

○議長(萩森良房君)  再開いたします。

 水産港湾課長。

○水産港湾課長(大西 力君)  全体の市場関係の敷地の面積の比較を申し上げます。

 今回の新魚市場の面積は、現在の出島に建てております仮設魚市場につきまして約2倍、200%の面積でございます。あと、旧の魚市場につきましては約1.8倍の広さになっております。

 以上でございます。

○議長(萩森良房君)  宮本明裕君。

○宮本明裕君  確かにHACCP対応の魚市場を建設するという場合、当然荷さばき所のその魚市場の面積が広くなるのはわかりますけれども、以前市長も含めてみんなゼロからの、そういったベースでいろんな考えるだとかということは、現在の魚市場の漁獲高だとか将来の推移、また現在の仮設魚市場でいいじゃないかという話もかなり出てたと思うんです。そういったことの中で、売り上げは下がる、漁獲高が下がるの中で、そういった魚市場と荷さばき所が倍になるというのは、非常にそこらが適切なのかどうか、本当に私は疑問だと思いますし、よく大西課長、いろんなところで港湾のいろんなビジョンの関係でもいろんな発言もされてましたけども、補助事業にのってるから、補助事業の適性があるからということでいろいろ発言をされますけど、地域主権だとか地域主義っていうのは、実情に合うた形の需要をどういった形で市が立案して県や国に持っていくかっていうのはこれが一番なんですよ。そうしないと変わらないんですよ。地域主義っていうのは地域がしっかりしないとだめなんですよ。私はそう思います。

 特に港湾の振興ビジョンのいろいろな会議もございますけれども、ややもすると利害関係者がその中に入っていろんなことを審議すること自体がこういった魚市場もそうですけれども、利用者はできるだけ広いほうがいいですよ。今後問題になるのは、恐らく利用者の方々が利用するランニングコストの問題が出てくると思います。そしたら、倍恐らく、業者の方は倍利用するわけだから、広さが倍に広くなるんだから倍の経費を見てくださいということにならないと思うんですよ、売り上げが減る、漁獲量が減るわけですから。そういったことも含めて、本当に従来型のやり方ではなしに、やはりそこは八幡浜市をどういった形で再生をするかということが大きな埋立地のテーマだと思うんです。面積が広くなれば、新しい素材のものをそこで扱う、僕はそれで海産、例えば今副市長さん中心で新しい加工技術の開発だとかいろいろなことを言っておられますが、検討されておりますけれども、例えば海産物の加工品をつくるんであれば、そういったものを即売できるような市場機能があれば、広くなるんだから、そういう機能も当然つくるべきですよ。普通の民間だったら、売り場面積が広くなったらどういった扱い商品をふやしていくかっていうのが基本になると思うんですよ。そういったことも含めて従来型の考え方では、僕は港湾振興ビジョンもそうですし、特にこの魚市場の問題でもそうだと思うんですが、そういった件について、市長、再度、図面が出てからでは我々はそれを賛成するか反対するかだけですから、予算もそうなんですよ、その前にやはりもう一度、市長何度もゼロベースで検討する新しい委員会を立ち上げてやろうということは僕は慎重にやっていただきたいと思いますし、その考え方は通していただきたいと思います。その件について市長にお伺いしたいと思います。

○議長(萩森良房君)  市長。

○市長(大城一郎君)  宮本議員の質疑に対してお答えをいたします。

 魚市場の件につきまして、観光魚市場の併設なども提案をされましたが、今回の魚市場については高度衛生管理型の魚市場を目指しておりますので、その外的要因といいますか、ほかの人が簡単に入れないようなとこになろうかと思います。そして、加工場につきましても、加工場のほうはHACCP対応というようなことも念頭に入れながら考えていっておりますので、余計その場での直売所みたいなところは設けれないと思いますので、そういった直売所なり直産魚市場は今度できます交流施設内にあわせてつくっていく、そういった考えでおります。

 最初から言われておりますとおり、ゼロベースと言われますが、ゼロベースで考えたつもりでございます。その中でもこの魚市場に関して高度衛生管理型にしていく上で市場関係者の方々、そして外部委員の方々とこういうふうな形が一番いいんじゃないかというような形でできたのがこの案だと私なりに認識をしております。

○議長(萩森良房君)  宮本明裕君。

○宮本明裕君  私はそこで直売所を設けろっていうんじゃないんですよ。あそこは市場ですから、市場機能ですから、魚市場の生魚を扱う、活魚を扱う、加工品、いわゆる海産物を扱う、そういう市場があれば、その中で市場機能があれば、例えば生産者の方々が安い、魚が安く買われるから大変なのよという話があります。それで、加工品を加工するという話があると思うんですが、その加工品を市場機能、いわゆる今明浜だとか、恐らく上灘のほうにあると思うんですけども、ちりめんも含めて、そういったアジあたりの加工品をそこらで販売をして、卸屋さんが買っていくという市場機能、そういったものを八幡浜でも、面積が広くなるわけですから、そういうことも考えたらどうかなと。以前も私一般質問をしたと思いますけれども、広くなるわけですから、何かを新しい機能をつけてやはり市場機能を充実をしていくということを考えないと、量が減る、売上高が減るよりは、そういったことも含めてやはり考えていただきたいなと私は思いますが、その点について副市長、御答弁願います。

○議長(萩森良房君)  副市長。

○副市長(橋本顯治君)  現在の魚市場で魚の加工品というのは扱い量非常に少ないと思います。今言われたように生魚の漁獲量が非常に少なくなっている中で、魚市場として加工品も含めた扱いをしてはどうかという御意見であります。検討に値すると思います。どういうふうにやっていくかということは、大規模に扱うということになりますと初めてのことですので、いろいろ検討させていただきたいと思います。

 ありがとうございます。

○議長(萩森良房君)  中岡庸治君。

○中岡庸治君  66ページの8款農地費、19節の負担金補助及び交付金について質問をさせていただきます。

 耕作放棄地発生防止緊急整備事業補助金でありますが、この中にモノラックの本機、台車、いわゆる牽引車でございますが、そういったことや園内道も入っておると思うんですけど、この予算が通れば、この後県内の業者による入札になろうかと思うわけでございますが、この県内の中に八幡浜市内の業者も当然入ると思うんですけど、やはりできるだけ八幡浜市内の業者もかれこれそれぞれに農業支援をやっておるわけでございますけど、そういった農機会社によっても加えて入札をするようにひとつ言っておきたいというように思います。

 それと、68ページの商工振興費でございますけど、この中に新ふるさとづくり総合支援事業といったことでちゃんぽんによるまちおこし、いわゆる商工会議所青年部が立ち上げた八幡浜ちゃんぽんプロジェクトでございますけど、こういった中で、これからミカンと魚のまち八幡浜に加えまして、またちゃんぽんのまち八幡浜というようなことで八幡浜の知名度アップを図りたいというなことでございますけど、41日付で商工観光課にちゃんぽん係長というようなことで任命をいたしておるわけでございますが、5月の連休あたり、まだわからんと思うんですけど、かなり県内はもちろん全国へも発信をしておるようでございます。現状でどのぐらいふえておるのか、ふえておるのかといいますか、ちゃんぽんを食べにこの八幡浜へおいでいただいておるのか、わかっておればお知らせ願いたい、現状でよろしゅうございます。

 以上でございます。

○議長(萩森良房君)  農林課長。

○農林課長(二宮嘉彦君)  耕作放棄地発生防止緊急整備事業補助金につきましては、今回はモノレールの台車と動力車だけの対応になっております。事業主体はJAにしうわでございますので、先ほど言われた業者等については市内の業者をできるだけという形で要望をかけてまいりたいと思います。

 以上です。

○議長(萩森良房君)  商工観光課長。

○商工観光課長(菊池誠一君)  5月の連休中の数字の把握ということでございましたが、現在私どもでは前回の商工会議所さん青年部の取り組みと、私どもの今回の取り組みにつきまして、いわゆる提供店に対してアンケートを行う予定でおります。そのアンケートの中で、会議所さんの取り組みによってどういう売上増があったか、それから我々の4月からの取り組みでどういった反響があるかということを調査する予定でございます。現在のところ、総じて、連休中は私も町に出ておりましたが、にぎわっておるという印象は持っておりますが、細かな売り上げの増については今のところ把握しておりません。アンケート調査で結果を出したいというふうに考えております。

 以上です。

○議長(萩森良房君)  宇都宮富夫君。

○宇都宮富夫君  69ページ、土木費の県営事業負担金の問題ですが、これは御承知のように国の直轄事業負担金と同様の問題が県と市町村の間にあります。これ担当課というより財政的な問題、財政の負担金のあり方について、非常に政治的な問題なので、市長、副市長のおる席でただしたいと思いますが、この県営事業負担金のあり方ですね、今回提案されておるのはこれ負担金が8%か7%、負担割合が、そういう事業だったと思うんですけど、今国の直轄事業負担金のあり方についてはもうそれを全廃してくれと、全国知事会ですね、愛媛県知事も含めて、全国知事会が国交省と国に対して要望してますよね。その結果、維持管理費とか地方の負担になじまないものは縮減、廃止しようと、こういう方向性が出ております。このことについては、県と市町村の間にも同じようなことが言えると、それは具体的にはこの県営事業負担金ですよね。

 この負担金のあり方について、市長、県に対して負担金のあり方どうするか、これについては愛媛県下の市長会やったら市長会でそういう話し合いを持ったんですかね、持ってますか。ちなみにもっと詳しく説明しますと、直轄事業負担金の問題は事業費の情報開示ですよね、透明性をもっと透明化してくれと、地方負担になじむかなじまないかはその事業費のやっぱり明細とか見積もりを見んと判断ができないので、地方側は国に対して、そういう透明化の要求をしてます。そしてまた、さらにその負担が地方が負担すべき問題かどうか、負担のあり方ですね、大体大まかにはこの2つのその論点で今協議が進められてます。さらには、やっぱりそういうことを議論する場を、国と地方の議論の場を設けようと、こういうふうな方向になってます。そして、これは県と市町村にも言える負担金の問題があるんで、それはもう県と市町村で話し合うべきだというふうなことが言われておるわけですよね。

 そこで、市長、副市長、負担金のあり方について、そういう話、県としておりますか。例えば具体的に今回の道路の負担金は8%あるいは7%ですけれども、その負担割合が適正なのかどうか、適正な根拠は何か。改良事業のやっぱり明細を見んとわかりませんよね。そういうことを含めて、そういう議論をしておりますか。これは今地方主権が問題になっておりますが、やはり地方のことは地方で決めようという国の行政の流れもそうなんですが、やはり基礎自治体と県の事務のあり方も含めて見直すというのは地方主権のあり方ですよね。そういうふうな流れに敏感になって、今市長、副市長、そういうあり方についての議論をしておるかどうか、まずそのことをお聞きしたいと思います。

○議長(萩森良房君)  市長。

○市長(大城一郎君)  この負担金のことですが、愛媛の市長会の中でも表立って議論にはなってないんですが、その市長会の中で議論は今現在しておりますんで、今後表に出てくる可能性があると思います。

○議長(萩森良房君)  宇都宮富夫君。

○宇都宮富夫君  状況の説明は大城市長からいただきましたが、八幡浜市としてこういうあり方について問題提起をして、やっぱりそういう県営事業負担金の透明化、事業の明細を情報開示を、これはもう国と県の段階でどんどん進みよるんですよ。そういう情報開示をしてもらった上で、これはやはり県が負担するのが適当やないか、そういう議論が始まるんです、その負担が果たして市として適正な負担かどうかも含めて。それは副市長、あなたは支局長しよったから県に余り物を言いにくいというようなことがあるかもわかりませんが、やっぱりそういう地域主権をにらんだ仕事の割り振りの問題、費用負担の問題、これは国、県、市町村通じた問題なんですよ。これについてもっと主体的にやはり言うべきことは言うという姿勢が大事ではないかと思うんですが、副市長、どうですか。

○議長(萩森良房君)  副市長。

○副市長(橋本顯治君)  国の直轄負担金、それから県が市町村に基づく負担金それぞれあります。国の直轄負担金につきましては、今お話にありましたように、維持費的な経費については都道府県に求めないというな話になっていると思います。

 ただし、この中で少し問題がありまして、じゃあ国につきましては収入が減るわけですから、収入の減った分をどうしようかと、そのような中で、実際の国の補助事業のうち事務費的な部分はカットしようではないかというふうな話になっております。こうなった場合に、直轄負担金を払うのは県、ただし事務費的なものをカットされるのは県も市町村も一緒だと、だから市町村にとってはそれでいいのかなという、そういう個別の議論はあります。

 一般的に負担金がどうのという基準ですけれども、仮に負担金そのものが結局国の大きい直轄道路事業なり直轄河川事業の財源になっているわけですから、それは県の場合も同じです。市町村の負担金を含めて道路改良事業の財源になってるわけです。過去からずうっとおおむね6%から1割ぐらいの範囲でそれぞれ事業費の中でとっていったという経過があります。市町村も県も今お金がありません。そのような中でそういう県の負担金をどうすべきかということにつきましては、八幡浜市にとっても大事なことですし、さらに県のこれから事業をいっぱいやっていただきたい、例えば海岸線の378号線なんかまだ改良できておりません、これからどんどんやっていただきたい、そういうな中で県との関係をどうしていくかということにつきましては、やはり八幡浜市だけの問題ではなしに、今市長返事しましたけれども、市長会の中で少し議論すべきかなと、八幡浜市単独で声を上げるべき問題ではないのかなと、そのような感じをしております。

 以上です。

○議長(萩森良房君)  宇都宮富夫君。

○宇都宮富夫君  現段階での状況とか現段階での考えはわかりましたが、そういう今地方主権ということで、国と地方の仕事の割り振り、それに伴うて財源をどうするか、そういう方向でどんどん進んでいってますよね。ですから、そういうことに敏感になって、それはもう正当な負担すべきものは当然負担せんといけませんけども、これまでの歴史から見ると不透明で、何でこれ市町村が負担せんといかん、あるいは県が、国の直轄事業負担金なのに何でここまで負担せんといかんかというような問題意識から今こう大きい問題になっておるわけですよね。

 ですから、そういうことにはもっと積極的に、僕のこれ主観ですが、愛媛県はまだ中央集権的な体質が残って、県には物申すというか、意見が言いにくいのかなと。まだそういう意味では本当の対等の関係、国、県、市町村、今対等の関係と言われておりますけれども、そういう物の言いやすいような状況づくりも、これは橋本副市長、あなたはもう県におられた方ですから、そういう風通しのいい県と市町村の関係、これは要望で答弁は要りませんが、そういうふうな市町村と県との関係について、私が質問したのは道路のこの負担金の問題ですが、これに類するような負担金やいろんな問題がいっぱいあるんです、地域医療の再生計画でもあります、県が負担すべきもんなんか、市町村が負担すべき、いろんな類似の問題がありますので、あえて提起したわけですが、そのことを、これ既に議論はしておると思いますが、一層そういうふうな負担の問題については市は市の立場から問題提起をしていただきたいと、これ議長、要望ですので答弁は要りません。

○議長(萩森良房君)  清水正治君。

○清水正治君  ちょっとお尋ねをいたします。

 67ページ、先ほど宮本議員から質問がありました次の荷さばき所の地質調査業務委託料1,900万円が出ております。この件については、私も以前埋め立ての段階で質問をした経緯があると思うんですが、横浜の港から積んで、そして八幡浜へ持ってきていただいて埋め立てをした、その経緯の中で、この地質調査については質問をして安全だと、心配ございませんという答弁をいただいたことがあるんです。さらに、今回この埋立地に1,900万円という多額の金をかけて再度調査をなさるのか、その根拠は何なのかとお伺いしたいと思います。お答え願います。

○議長(萩森良房君)  水産港湾課長。

○水産港湾課長(大西 力君)  今回のこの地質調査費1,900万円につきましては、荷さばき所建設に先立ちまして、地盤の建設建物の基礎ぐいが建物につきましては要りますもので、それの地盤の地層の調査でございます。

○議長(萩森良房君)  清水正治君。

○清水正治君  地盤の調査とおっしゃいましたけれども、もう既にやっておるんじゃないんですか、この地質については。そういう答弁が前回いただいたはずなんですが、再度おやりになるんですか。安全だという答弁をいただいとるんですよ。

○議長(萩森良房君)  水産港湾課長。

○水産港湾課長(大西 力君)  これはボーリング調査でございます。基礎地盤のボーリング調査を6本予定しております。この地質調査につきましては、土が安全かどうかの調査ではございませんで、ボーリング調査、基礎地盤の建物のくいを打つための必要基礎くいの長さを決定するためのボーリング調査でございます。

○議長(萩森良房君)  魚崎清則君。

○魚崎清則君  67ページ、今の関連でございますが、当然埋め立てに際しましては海底の地質調査を行って埋め立ての工法をやった経緯もあるわけでございます。それにつきまして、今回埋立地であるということで、そういった海底の岩盤の調査もやっておりますし、それに対しての今回の地質調査の中で勘案されているのか、そしてまたどれぐらいの深さで地質調査を行うのか、お尋ねをしたいというふうに思います。

○議長(萩森良房君)  水産港湾課長。

○水産港湾課長(大西 力君)  今回のボーリング調査につきましては、前回岸壁の設計委託、設計する場合に岸壁法線につきましての地質調査は行っております。今回のボーリング調査につきましては、建物用のボーリング調査でございます。だから、位置的には違うところをボーリングして、建物のボーリング基礎ぐいの長さを検討するものでございます。

 深さにつきましては、今回支持層につきまして、八幡浜30メーターほどのヘドロ層がございますので、建築に当たりましては岩盤の確認をする必要がございますので、マイナス35メーターほどまでのボーリング調査を行う予定でございます。

 以上でございます。

○議長(萩森良房君)  魚崎清則君。

○魚崎清則君  今答弁があったわけなんですが、末端の岸壁までと今回荷さばき所の建てる位置につきましてさほど大した差はないのではなかろうかというふうに思います。なぜいいますかといいますと、埋め立てに建物を建てると何ぼいい設計あるいは地質調査をしておっても狂いが生じて、現在にどの埋め立てで建物を建てた事例を見てみますと、狂いができて補正を組んでいるのが実態なのであります。当然保内も見てください。あわしま堂付近を埋め立てました。そこに建てた公民館につきましては相当な狂いが生じておりますし、またあわしま堂につきましてもある程度のひずみなりはたっておるということで、建てる段階においてはある程度土地を寝かせて、それから建てるのが通常ではありますが、今回の場合は補助事業でもありますし、そういった時間的余裕がないというふうなことで、地質調査につきましてこういった予算を組んでおりますので、正確な地質調査、そして設計段階におきましては、何年たってもひずみがない、狂いがないというふうな設計をお願いをしておき、今後建物に対して補正を組まないような方向に進んでいきたいというふうに要望をしておきます。

○議長(萩森良房君)  宮本明裕君。

○宮本明裕君  67ページの水産振興費の中の委託料、水産振興計画策定調査研究委託費ですが、これはどういった水産振興の目的でこのような委託料が計上されているのか、御説明願います。

○議長(萩森良房君)  水産港湾課長。

○水産港湾課長(大西 力君)  これにつきましては、531日に愛媛大学と市との間で相互の連携を強化するということで、官学連携協定を提携いたしました。そこで、平成25年の高度衛生管理型魚市場と港湾交流施設を有効活用するために愛媛大学等の関係機関と連携して、低迷する市水産業の再構築を目的に、加工業、流通業の分野を含めた水産業が発展していくための指針となる八幡浜水産振興基本計画を策定するということで、愛媛大学との研究委託費を計上しております。

 以上でございます。

○議長(萩森良房君)  宮本明裕君。

○宮本明裕君  水産業者の方も含めて水産業界でよくいろいろな話をお聞きするんですけども、魚が、本当に自然の魚がいなくなったと。これは本当小トロも大きなトロも将来量が少なくなるというような危惧されるいろんな意見がございますが、以前は豊後水道に魚をできるだけ自然の魚をふやすために魚礁をつくったり、魚を放流をしたりした話をたくさん以前よく聞いておりました。最近は養殖業あたりが非常に盛んになっておりまして、その当時と比べるといろんな養殖魚がいろいろ扱ってきております、ふえてきてると思います。もう一つは、輸入魚が多いと思いますが、輸入される魚が日本の魚の全体の中では、水産量の中では50%程度を占めてるという話も聞きますが、そういったことの中で、八幡浜のそういった自然の漁協が扱う魚っていうのは自然の魚が多いと思うんですが、例えば今話に出てるのは、利害関係が発生はしますけれども、ちりめんの魚を非常に需要が多くなって食べてると、すごく需要が多くなってる、そういったことの中で、自然の魚が非常に少なくなったという話もございます。

 以前、私も委員会の中で話したことございますが、ハタハタという魚が秋田県で非常に量が少なくなって、非常に名物の魚が少なくなったということの中で、秋田県がハタハタ漁については二年、三年休漁をしたという話も聞きまして、復活をしたような話も聞きます。そういったことの中で、どのような形で自然の魚をふやしていくかということも大切なテーマだと思うんですよ。休漁期間を、例えばちりめんの魚の休漁期間を長くして、そういったことが防止できるのかどうか。また、魚礁あたりを非常にどんどんどんどん、そういったことも含めて、いろんな計画について、ただ単なる水産、魚市場は立派なやつができても、そういった扱い高が少なくなるようでは困るわけですから、そこらの点も含めて検討もしていただいたらと思いますが、その点についてお伺いいたしたいと思います。

○議長(萩森良房君)  副市長。

○副市長(橋本顯治君)  これは一般質問の中で石崎議員の再質問のときにもお答えをさせていただきました。宇和海の資源は非常に少なくなっているということをよく言われております。どういう理由がそこにあるのか、どういうふうに休漁、もしすれば回復するのか、その辺のところは八幡浜市単独の知見だけではまだ足りませんので、やっぱり愛媛大学、それから県の水産試験場、その辺のところの力もいただきながら一緒に考えていくべきことかなと思っておりますので、よろしくお願いします。

○議長(萩森良房君)  次、9款消防費から12款公債費、73ページから82ページまで。

 質疑はありませんか。

 住 和信君。

○住 和信君  79ページの公債費についてお伺いをいたします。

 今回8726,000円の財源組み替えをやられておりますが、この財源組み替えの一番もとになった特定財源のその他から一般財源に組み替えをされております。その他の財源が何やったのかということをお教えいただきたいと思います。

○議長(萩森良房君)  休憩いたします。

午前1112分 休憩

————————————————————————————————————————

午前1112分 再開

○議長(萩森良房君)  再開いたします。

 休憩をいたします。

午前1112分 休憩

————————————————————————————————————————

午前1120分 再開

○議長(萩森良房君)  再開いたします。

 財政課長。

○財政課長(藤原賢一君)  先ほどお尋ねの公債費の財源振り替えについてお答えいたします。

 フェリーの港湾使用料の減免による財源振り替えでございます。

○議長(萩森良房君)  住 和信君。

○住 和信君  フェリーの使用料の減免と言われましたが、これいつからやっておれますか。これ3回までの質問なんで、できたら、去年から恐らく減免やっておられると思いますが、なぜそのときに、例えば予算が3月に組まれるわけでしょ、3月のときに大体はこういう財源の内訳はわかるでしょう、それが大体3カ月ぐらいの間で財源の組み替えをするということ自体がおかしいんじゃないですか。これ、例えば港湾の使用料が入る予定でその他の財源の中へ入れとったんでしょ、ええ、わかりますかね、この意味が。それを一般財源から出さんといけんことになるということは、一般財源の市税とかいろんな歳入のものを圧迫するわけですよ。それを、最初のときに、例えば3月のときにこういう予算の組み方をなぜしたんですか。

○議長(萩森良房君)  政策推進課長。

○政策推進課長(中榮忠敏君)  ちょっと職は違いますが、私お答えさせていただきます。

 フェリーの減免につきましては昨年の9月から3月までということで一たん21年度でそれは落着しております、1件。今回新たに22年度についても再度要請がございましたので、今回こういう歳入の減、4分の19月までするということの決定を今回上げさせていただいております。

 予算上で問題があるんではないかという御質問でございますけど、当初予算編成の段階では22年度をどうするかという判断は当然まだ未定でございますので、当初の22年度として年間確保されるであろう、使用料としていただける額であろうというものを歳入に全額上げておったということでございますので、決して今回のやり方がどうのこうのという批判は当たらないのではないかなというふうに私は思っております。

○議長(萩森良房君)  住 和信君。

○住 和信君  今の財源組み替えですけど、当初にそら1年間の、例えば減免ということを予定してなかったので今回上げたということで組み替えをしたということなんですけど、もう少し様子を見て、例えばこの使用料がふえる可能性も出てくるんでしょ。例えば9月の補正にかけるとか、そういうことで様子を、今の使用状況を見ながら組み替えをかけることもできるんじゃないですか。

 これはまた後やりますのでいいですけど、このやはり財源組み替えというのは余り安易にやるべきではないと私は思うんですけど、この点どうでしょう。

○議長(萩森良房君)  政策推進課長。

○政策推進課長(中榮忠敏君)  御趣旨の御質問よく理解できました。年間の使用料の額、あくまで歳入でございますので、決算の額とは幾らかは当然差が出てまいりますので、今回計上したことが数字的に最終の決算とどうなるかというのは確かに議員御指摘のとおりになろうかと思いますが、やはり政策としてフェリー事業所に対してのそういう措置をとるということも市としても重要な今回の補正の大きな要因の一つであったということでございますので、御理解をいただきたいと思います。

○議長(萩森良房君)  遠藤素子君。

○遠藤素子君  76ページですが、教育費の中で環境教育推進事業というのが、わずかな金額ですが組まれております。これまでも環境教育なされていたと思うんですが、今回特に何かこういうことをやろうとしているということなのか、これまでと何か違うところがあるのか、そして子供のときから環境教育というのは本当に大切だと思うんですが、小学校のほうには組まれてないということなんですが、この点いかがでしょうか。

○議長(萩森良房君)  学校教育課長。

○学校教育課長(若宮髙治君)  お答えいたします。

 この事業につきましては、全額県補助事業で実施するものでありますが、具体的には環境を大切にする児童・生徒を育てるため、産業廃棄物に関する学習に取り組み、環境をテーマとした具体的な実践を行うものであります。平成22年度、23年度、双岩中学校が指定校となりまして研究課題に取り組むものでございます。環境教育講演会、それから旅費、消耗品を計上いたしております。

 以上でございます。

○議長(萩森良房君)  次、第2条地方債の補正並びに歳入の全部、43ページから59ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、議案第66号 平成22年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(1)83ページから92ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、議案第67号 平成22年度八幡浜市簡易水道事業特別会計補正予算(1)93ページから101ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  次、議案第68号 平成22年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(1)103ページから112ページまで。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  これをもって質疑を終結いたします。

 ただいま議題となっております15件については、お手元に配付しております議案付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたします。

 お諮りいたします。

 議事の都合により、明22日から28日までの7日間は休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(萩森良房君)  御異議なしと認めます。よって、明22日から28日までの7日間は休会することに決しました。

————————————————————————————————————————

○議長(萩森良房君)  これにて本日の会議を閉じます。

 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 明22日から28日までの7日間は休会であります。この休会中に各常任委員会を開き、先ほど付託いたしました案件の審査を行うことになっております。

 各常任委員会の開催日時と場所をお知らせいたします。

 総務委員会は22日午前10時から第1委員会室、民生文教委員会は22日午前10時から第2委員会室、産業建設委員会は22日午前10時から第3委員会室。

 29日は午前10時から会議を開き、委員長報告、報告に対する質疑、討論、採決等を行うことになっております。

————————————————————————————————————————

○議長(萩森良房君)  本日はこれにて散会いたします。

午前1129分 散会

お問い合わせ

議会事務局
住所:愛媛県八幡浜市北浜一丁目1番1号
TEL:0894-22-5998
FAX:0894-22-5963
このページの先頭へ戻る