平成25年八幡浜市議会12月定例会会議録第1号

公開日 2014年09月24日

平成25年八幡浜市議会12月定例会会議録第1号

 

 

議事日程 第1

平成25123() 午前10時開議

1

会議録署名議員の指名

2

会期の決定

3

認定第  1号 平成24年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について

        決算審査特別委員長報告

        (質疑、討論、採決)

4

認定第  2号 平成24年度八幡浜市水道事業会計決算の認定について

        産業建設委員長報告

        (質疑、討論、採決)

5

認定第  3号 平成24年度市立八幡浜総合病院事業会計決算の認定について

        民生文教委員長報告

        (質疑、討論、採決)

6

議案第 80号 権利の放棄について

議案第 81号 八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合の共同処理する事務の変更及び規約の変更について

議案第 82号 八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合の財産処分に関する協議について

議案第 83号 指定管理者の指定について

議案第 84号 指定管理者の指定について

議案第 85号 指定管理者の指定について

議案第 86号 指定管理者の指定について

議案第 87号 指定管理者の指定について

議案第 88号 指定管理者の指定について

議案第 89号 指定管理者の指定について

議案第 90号 八幡浜市都市計画マスタープランの策定について

議案第 91号 八幡浜市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について

議案第 92号 八幡浜市立保育所条例の一部を改正する条例の制定について

議案第 93号 八幡浜市海産物直売所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第 94号 八幡浜市立幼稚園条例の一部を改正する条例の制定について

議案第 95号 八幡浜市社会教育委員に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第 96号 平成25年度八幡浜市一般会計補正予算(3)

議案第 97号 平成25年度八幡浜市国民健康保険事業特別会計補正予算(2)

議案第 98号 平成25年度八幡浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(1)

議案第 99号 平成25年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(3)

議案第100号 平成25年度八幡浜市介護サービス事業特別会計補正予算(1)

議案第101号 平成25年度八幡浜市簡易水道事業特別会計補正予算(2)

議案第102号 平成25年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(3)

議案第103号 平成25年度八幡浜市戸別合併処理浄化槽整備事業特別会計補正予算(1)

議案第104号 平成25年度八幡浜市水産物地方卸売市場事業特別会計補正予算(1)

議案第105号 平成25年度八幡浜市水道事業会計補正予算(2)

議案第106号 平成25年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(3)

        (提出者の説明)

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本日の会議に付した事件

日程第1

会議録署名議員の指名

日程第2

会期の決定

日程第3

認定第1

日程第4

認定第2

日程第5

認定第3

日程第6

議案第80号~議案第106

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出席議員(16)   

  1番  西 山 一 規  君

  2番  佐々木 加代子  君

  3番  竹 内 秀 明  君

  4番  岩 渕 治 樹  君

  5番  平 家 恭 治  君

  6番  河 野 裕 保  君

  7番  石 崎 久 次  君

  8番  樋 田   都  君

  9番  新 宮 康 史  君

10番  上 田 浩 志  君

11番  井 上 和 浩  君

12番  遠 藤 素 子  君

13番  宮 本 明 裕  君

14番  山 本 儀 夫  君

15番  大 山 政 司  君

16番  萩 森 良 房  君

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欠席議員(なし)

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説明のため出席した者の職氏名

 市長          大 城 一 郎 君

 副市長         橋 本 顯 治 君

 総務企画部長      中 榮 忠 敏 君

 市民福祉部長      中 岡   勲 君

 産業建設部長      菊 池 賢 造 君

 政策推進課長      大 本 孝 志 君

 総務課長        菊 池 司 郎 君

 財政課長        藤 原 賢 一 君

 税務課長        大 森 幸 二 君

 市民課長        菊 池 正 康 君

 保内庁舎管理課長    元 田 博 之 君

 生活環境課長      菊 池 和 弥 君

 社会福祉課長      二 宮 貴 生 君

 保健センター所長    松 本 常 美 君

 医療対策課長()

市立病院新病院整備課長 新 田 幸 一 君

 人権啓発課長      山 﨑 利 夫 君

 水産港湾課長      滝 本 真 一 君

 建設課長        矢 野   武 君

 農林課長()

農業委員会事務局長   山 本 健 二 君

 商工観光課長      菊 池 誠 一 君

 下水道課長       大 西   力 君

 水道課長        宮 本 雅 三 君

 市立病院事務局長    河 野 謙 二 君

 会計管理者       都 築 眞 一 君

 教育委員会委員長    藤 原 大 志 君

 教育長         増 池 武 雄 君

 学校教育課長      若 宮 髙 治 君

 生涯学習課長      舛 田 昭 彦 君

 代表監査委員      市 川 芳 和 君

 監査事務局長      阿 部   孝 君

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会議に出席した議会事務局職員

 事務局長       原 田 磯 志 君

 事務局次長兼議事係長 米 子 仁 司 君

 調査係長       松 本 克 之 君

 書記         阿 部 真 士 君

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午前1000分 開会

○議長(大山政司君)  ただいまより平成25年第6回八幡浜市議会定例会を開会いたします。

 市長から今議会招集の挨拶があります。

 市長。

〔市長 大城一郎君登壇〕

○市長(大城一郎君)  開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。

 本日、平成25年第6回市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、年末を控え大変御多忙のところ御参集を賜り、厚くお礼を申し上げます。

 さて、今山々を見渡しますと、段々畑にひときわ輝くオレンジ色が映え、当市の基幹産業であります温州ミカンの収穫最盛期を実感しているところです。ことしは、夏の干ばつ、その後の相次ぐ台風などにより幾分心配をいたしましたが、117日に大田市場で行われた初競りにおいては7年ぶりに1キロ当たり300円を超す高値で取引され、過酷な自然環境の中、すばらしい精品に仕上げられた農家の皆様の並々ならぬ御努力に敬意を表するとともに、今後の価格の推移に対して大いに期待をしたいと思います。

 次に、この場をおかりして3点ばかり御報告いたします。

 1点目は、全国高校駅伝についてであります。

 113日に行われました愛媛県予選において、八幡浜高校陸上部の女子が見事7連覇を達成しました。今月22日に京都市で行われる全国大会では最高の笑顔で都大路を駆け抜け、八幡浜の名を全国にとどろかせてくれるものと期待するところであります。

 2点目は、ブラジル愛媛県人会60周年記念式典についてであります。

 117日から37日の日程で、中村県知事を代表とする訪問団に大山議長ともども参加し、在伯県人の皆様のこれまでの御労苦をねぎらい、友好を深めてまいりました。特に八幡浜出身の方々には喜んでいただき、世界各地で活躍されている当市関係者との交流の重要性を改めて認識したところです。

 3点目は、1116日、17日に開催しました地域ブランドサミットinやわたはまについてであります。

 シンポジウムや講演会、イベントを通して地域が保有しているブランドの価値を高め、情報を発信することで地域ブランドに対するイメージを向上させていこうという趣旨のもと、北は北海道から南は熊本までの自治体の皆様に御参加いただきました。みなっとで開催した2日目の野外イベント時には、小雨まじりの天候でありましたが、関係各位の皆様の御尽力のおかげで市内外から2万人を超す皆様にお越しいただき、元気と笑顔をお届けできたことと思います。今後も八幡浜産、八幡浜発の地域ブランドの魅力を全国に発信することで地域経済の活性化につなげ、地域が、この八幡浜が元気になる施策に取り組んでまいりたいと思っています。

 それでは、定例会について申し上げます。

 本定例会におきましては、条例案5件、予算案11件、その他11件、合わせて27件の御審議をいただくものでございます。

 諸議案の内容等につきましては後ほど御説明いたしますが、何とぞ慎重審議賜りまして、御賛同いただきますようお願い申し上げます。

 なお、本日、本会議終了後、市議会協議会を開催いただきまして、市立病院改築事業の進捗状況についてほか2件について御説明申し上げ、議員各位の御理解を賜りたいと存じますので、よろしくお願いいたします。

 以上、申し述べまして、招集の御挨拶といたします。

○議長(大山政司君)  議長において、この際、諸般の報告を行います。

 9月定例会閉会後における諸般の報告については、お手元に配付しております報告書をもってこれにかえます。

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○議長(大山政司君)  これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。

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○議長(大山政司君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、議長において6番 河野裕保議員、14番 山本儀夫議員を指名いたします。

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○議長(大山政司君)  日程第2 会期の決定を議題といたします。

 お諮りいたします。

 今期定例会の会期は、本日から1220日までの18日間といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(大山政司君)  御異議なしと認めます。よって、会期は18日間と決定いたしました。

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○議長(大山政司君)  日程第3 認定第1号 平成24年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定についてを議題といたします。

 本件に関し、決算審査特別委員長の報告を求めます。

 樋田 都委員長。

〔決算審査特別委員長 樋田 都君登壇〕

○決算審査特別委員長(樋田 都君)  決算審査特別委員会の報告を申し上げます。

 認定第1号 平成24年度八幡浜市一般会計及び特別会計歳入歳出決算の認定について付託されておりました当委員会は、107日、8日の2日間にわたり、市理事者の出席を求め、慎重に審査を行いました。その結果、当委員会は認定第1号を賛成多数で認定することに決しました。その審査の概要について御報告いたします。

 平成24年度の一般会計及び特別会計の決算は、予算現額3572,8992,500円、歳入決算額3416,7093,612円、歳出決算額3352,95757円であり、決算額の形式収支は63,7523,555円の黒字であります。これから翌年度へ繰り越すべき財源15,009万円を差し引いた実質収支は48,7433,555円の黒字であります。

 なお、歳入決算の執行率は95.6%、歳出決算については93.8%となっております。

 基金の状況は、平成24年度末現在高は、一般会計の基金として財政調整基金255,5477,191円を初めとした16基金、計563,4857,221円、そのほかの基金として土地開発基金ほか4基金で計62,4074,019円となっております。

 財政状況につきましては、財政基盤の強弱を示す財政力指数が3カ年平均0.345で県下11市中8位であり、依然として国、県に依存する財政体質であります。

 実質公債費比率は11.7%で県下11市中5位、将来負担比率は64.2%で県下11市中6位となっております。また、財政構造の弾力性を示す経常収支比率は93.7%で県下11市中最下位であり、依然として標準的と言われる80%を上回っており、硬直化した財政構造が続いております。

 以下、審査の過程において論議されました主な事項について申し上げます。

 最初に、八幡浜市一般会計、歳出のうち、2款総務費、12目人事管理費、3節職員手当等のうち、時間外勤務手当に関し、理事者より、昨年度、監査委員からの特定の部署、係において長時間の時間外勤務が集中しているので、適正な人員配置の取り組みを検討することとの指摘について精査、検証を行った結果、時間外勤務についてはどうしても業務量や特殊性において集中する部署があり、直ちに改善することは難しいが、人事異動の際にはより適正な人員配置に努めたいとの報告がありました。

 これについて委員より、職員の時間外勤務は部署によっては新しい事業や緊急な事業がある場合には時間外をしなければ対応できないということも考えられるが、平成24年度の状況はどうであったか、また時間外勤務を減らす上で管理職は職員から時間外勤務の申請の段階で職員の能力と仕事量を勘案し、指導しているかとただしたのに対し、理事者より、平成24年度の時間外勤務が年間360時間を超える時間外勤務のあった職員は、平成24年度は33名であった。職員には特定業務の従事に当たり、厳しい中でも一生懸命やっていただいている。時間外勤務の必要性については職員から申請が出た段階で管理職のほうでしっかり判断して対応しているとの答弁がありました。

 次に、同じく一般会計、歳出のうち、2款総務費、112目企画費、15節工事請負費のうち、みなと交流館の建築主体工事費について、委員より、みなと交流館の建築主体工事は11,078万円であるが、この建物は坪単価からすると100万円を超えており、民間の建物に比べて高過ぎるのではないか。これらの設計について市のチェックは誰が行っているのか。市の厳しい財政状況を考えると、市内にも設計業者がたくさんあり、公共施設についてはそういうところに設計のチェック機能を持っていただくことも必要ではないかとただしたのに対し、理事者より、設計については業者に外注しており、その内容については建設課の建築士が審査に当たっている。担当課で施設の内容を決定し、建設課へ設計委託業務の依頼をかけているが、その中で木材を多く使った仕様でお願いしたため、建設単価が少し上がったのではないかと考えている。設計のチェック機能については現在でも建設課の建築士が審査に当たっているが、どのような方向があるのか、庁内で持ち帰り、建設課とも相談してみたいとの答弁がありました。

 次に、同じく一般会計、歳出のうち、8款土木費、2項道路橋梁費、2目道路維持費に対し、理事者より、この費目はいわゆるすぐやる土木と言われるもので、主なものは修繕料10万円以下の簡単な工事と舗装の補修などの現状を変えない維持修繕的な工事に関するものであるとの説明があったのに対し、委員より、この事業は周辺の地区において非常に役立つ事業だと考えている。いつまた災害が起きるかわからない状況のとき、迅速で素早い対応をしていただくことは地区民にとっても大変ありがたいものと考えている。今後はより多くの予算を組んで対応していただきたいと思うがどうかとただしたのに対し、理事者より、すぐやる土木を含めた建設課に係る事業要望調査では、平成23年度で609件、平成24年が約500件の要望が出ている。そのうち、すぐやる土木で対応できたものは昨年で105件ほどとなっている。原課の希望としてももっと予算をつけてほしいと考えているところであるとの答弁がありました。

 次に、同じく一般会計、歳出のうち、9款消防費、1項消防費、4目水防費、13節委託料のうち、原子力講演会講師派遣業務委託料に関し、委員より、原子力講演会は何回開催し、参加者はどれぐらいいたのか、また参加者は原子力講演会をどのように評価していたのかとただしたのに対し、理事者より、原子力講演会は平成24年度に3回開催し、参加者は延べ500人程度であった。参加者からのアンケートでは放射線や放射性廃棄物について、また新しいエネルギーについて非常に勉強になったという意見が大半を占めていたという答弁がありました。

 これに対し委員より、この講演会に2回ほど参加したが、講演会講師の選び方に問題を感じた。講演の内容を聞くと、原発を推進する側の講師だったのではないかと感じている。今後は反対意見を持つ講師も呼ぶことを検討してほしいとの意見がありました。

 次に、同じく一般会計、歳出のうち、10款教育費、5項社会教育費、12目市民会館費に関し、委員より、市民会館は老朽化して、利用人数も年々減少している。文化会館ゆめみかんもあり、イベント的なものは文化会館へ移行するなどして、市民会館のあり方をそろそろ検討すべき時期に来ているのではないかとただしたのに対し、理事者より、市民会館については確かに利用率が減っており、特に大ホールの使用は随分減っている。会議室や中ホールあたりの利用は結構あるが、市民会館に運営審議会があることから、まずは審議会に現状を知っていただくこととしたい。また、利用者は市民会館をどのように考えているのかを知るため、アンケートなどをとることも考慮していきたいとの答弁がありました。

 次に、八幡浜市介護保険特別会計に関し、委員より、介護保険事業のうち、地域密着型サービスの事業については対前年比14,000万円ほど増加しているとのことであるが、この事業による在宅サービスや施設サービス利用者は今後ますますふえていくことが予想される。介護保険行政は、介護サービス事業の拡大とともに利用者から保険料の応分負担などの問題も考慮すると、今後ますます厳しくなると思うがどうかとただしたのに対し、理事者より、介護保険事業については新たに介護サービスを必要とする方、あるいはより一層介護保険サービスを希望される方がおられる。しかし、サービスを拡充すると、それにより給付費が増加することになり、介護保険料にはね返るシステムとなっている。介護給付費は国、県、市で2分の1を負担し、40歳以上の皆さんの保険料で残りの50%を負担することとなっており、そのうちの21%は65歳以上の高齢者の保険料で賄うこととなっている。介護サービスをどれほど提供し、保険料をどの程度に設定するかが介護保険事業計画の基本である。市は小規模で家庭的な施設として八幡浜市民が入所できる地域密着型の特別養護老人ホームを平成23年度に1カ所、またデイサービスやホームヘルパー派遣、ショートステイを利用して在宅支援を行う小規模多機能型居宅介護事業所1カ所を新たに指定した。こういった地域密着型のサービスの需要は今後もふえていくと考えている。愛媛県では広域で他市町の人の利用できる施設、いわゆる広域型の施設は今のところ新しくふやさないという意向もあることから、今後第6期の介護保険事業についてはひとり暮らしや高齢者世帯、在宅で限界を迎えている方などの情報を十分検討しながら、平成26年度に策定する第6期介護保険事業計画に反映させていきたいと考えているとの答弁がありました。

 以上、審査の概要を申し上げましたが、理事者におかれましては、ただいま報告いたしました事項並びに審査の経過において指摘、要望のありました事項については、今後の行財政運営、とりわけ平成26年度の予算編成に速やかに反映され、財政の健全化、予算の効率的な配分など積極的な行財政改革に取り組まれ、市の活性化を図られるよう、なお一層の御努力を要望するものであります。

 最後に、年間を通じて市政の発展のため、積極的に取り組まれました理事者の熱意と、審査に当たられました監査委員の努力に対し衷心より敬意を表するものであります。

 以上で決算審査特別委員会の報告を終わります。

○議長(大山政司君)  ただいまの決算審査特別委員長の報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(大山政司君)  これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(大山政司君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより認定第1号を採決いたします。

 本件に対する特別委員長の報告は認定であります。本件は特別委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(大山政司君)  御着席ください。

 起立多数であります。よって、認定第1号は認定することに決しました。

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○議長(大山政司君)  日程第4 認定第2号 平成24年度八幡浜市水道事業会計決算の認定についてを議題といたします。

 本件に関し、委員長の報告を求めます。

 遠藤素子委員長。

〔産業建設委員長 遠藤素子君登壇〕

○産業建設委員長(遠藤素子君)  9月市議会定例会におきまして、産業建設委員会に付託され、閉会中の継続審査となっておりました認定第2号 平成24年度八幡浜市水道事業会計決算の認定についての審査が終了いたしましたので、その結果並びに概要を御報告申し上げます。

 去る1015日、産業建設委員会を開催し、担当理事者から詳細なる説明を受け、慎重に審査を行いました。その結果、本決算は全員一致をもって認定することに決しました。

 以下、審査の概要について申し上げます。

 初めに、需給の状況でありますが、平成24年度は降雨量が1,759ミリで昨年度比16%の減となり、自己水源と南予水道企業団の受水を合わせ安定した水の供給を行っております。

 有収率につきましては、漏水調査により200件の漏水を発見し、速やかに修繕を行ったことにより、配水量4416,000立方メートルに対し給水量3802,000立方メートルで86.1%となり、前年度85.2%と比較しまして0.9%の増加でありました。

 次に、事業内容でありますが、平成24年度は、臨港道路1号線配水管改良工事、合田地区配水管改良工事、松柏第1補助水源・神山水源地水中ポンプ更新工事など24件の水道施設更新工事を実施いたしております。

 次に、決算の状況であります。

 収益的収支につきましては、事業収入75,6828,705円に対し、事業費用71,5137,505円で、収支差し引き4,1691,200円のプラスとなり、単年度黒字となりました。その結果、前年度繰越利益剰余金5,7113,145円を加えて、当年度末処分利益剰余金は9,8804,345円となりました。

 なお、この剰余金につきましては、八幡浜市水道事業の剰余金の処分等に関する条例第2条の規定により、平成24年度の純利益4,1691,200円の20分の1、すなわち5%を下らない金額210万円を減債積立金に、そして3,800万円を建設改良積立金に、そしてそれらを引いた残金1591,200円を利益積立金に積み立て、残り5,7113,145円を繰越利益剰余金として繰り越しすることになります。

 資本的収支につきましては、建設改良費16289,087円、企業債償還金14,1358,313円等により21,9323,800円の資金不足となりましたが、過年度分損益勘定留保資金等で補填しております。

 次に、審査の過程において論議をされました主な事項について御報告申し上げます。

 委員より、水道事業は全国的にも企業債に頼る率が非常に高いと聞いているが、当市においても企業債の本年度末残高が約174,400万円となっており、本年度分の利息が約4,400万円とのことであるが、企業債がここまでふえた要因は何か、またどのような事業を行った年の企業債が残っているのかとただしたのに対し、理事者より、水道事業については補助率が事業費の3分の1程度と低いため、どうしても企業債に頼らなければならない。企業債がふえた要因については、平成8年から平成12年に第7次上水道拡張事業を行っており、その際に発行した企業債が主なものであるとの答弁でありました。

 さらに理事者より、第7次上水道拡張事業はごみの広域化に伴う環境センターの工事で、環境センターに水道を引くだけでは事業認可がとれないため、その区域にある未給水区域、簡易水道等全体を含めて上水化したため事業費が膨らんだとの説明もありました。

 また、委員より、八幡浜市より九州のほうが水道料金が安いと聞くが、八幡浜市に拠点を置くフェリー会社は八幡浜市の水をフェリーに使用しているのか。もし使用していないのであれば、特例で九州よりも安い料金設定にして水をたくさん使ってもらうことはできないかとただしたのに対し、理事者より、船舶給水は臨時用として高い料金設定にしていたが、平成24年度に用途別を廃止し、口径別にしたことにより一般と同じ料金体系となり以前よりは安くなっている。しかし、フェリーは使用していないため、そのような特例が可能かどうかは検討してみたい。また、現在の料金体系はたくさん使えば急に高くなる体系となっているため、今後料金改定の時期に新たな料金体系も考えてみたいとの答弁でありました。

 また、委員より、有収率について、前年度85.2%から今年度86.1%に増加し、漏水調査により漏水も200件発見したとのことであるが、今までと違った技術で発見したのか、それとも人的労力をふやしたのか。また、漏水の可能性がある家庭に対しては何かお知らせをしているのかとただしたのに対し、理事者より、漏水調査の方法は以前と変わっておらず、水道課の職員と管工事組合の職員による人海戦術で行っている。あとは市民からの通報により修繕を行っている。漏水の可能性がある家庭については、検針員が検針時に漏水の可能性があるとのお知らせ票を入れて周知しているとの答弁でありました。

 以上、審査の概要を申し上げましたが、水道事業会計については人口の減少等により給水収益が減少する中、10月の水道料金の改定により昨年度に比べ給水収益は366,000円の減少にとどめることができ、また施設維持管理費等の水道事業費用の減少により、昨年度に引き続き黒字決算となりました。

 しかし、今後も少子・高齢化の進行、節水型社会への移行等により使用水量の大幅な伸びは期待できず、また良質で安全な水の確保、危機管理体制の強化、簡易水道事業との統合や老朽施設の更新により機能アップを図ることなど多くの課題を抱えている。

 今後は、今日の経済社会状況が急速に変化していることを踏まえ、これまで以上に需要者側の視点に重点を置いて、市民が安心して水の使用ができるよう水道事業の経営の健全化と効率化に一層努力し、安定供給に努められることを強く要望して、産業建設委員会の報告を終わります。

○議長(大山政司君)  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(大山政司君)  これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(大山政司君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより認定第2号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(大山政司君)  御着席ください。

 起立全員であります。よって、認定第2号は認定することに決しました。

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○議長(大山政司君)  日程第5 認定第3号 平成24年度市立八幡浜総合病院事業会計決算の認定についてを議題といたします。

 本件に関し、委員長の報告を求めます。

 石崎久次委員長。

〔民生文教委員長 石崎久次君登壇〕

○民生文教委員長(石崎久次君)  9月市議会定例会におきまして、当民生文教委員会に付託され、閉会中の継続審査となっておりました認定第3号 平成24年度市立八幡浜総合病院事業会計決算の認定についての審査が終了しましたので、その結果並びに概要を御報告申し上げます。

 去る103日、市立八幡浜総合病院事業会計の決算を審査するため民生文教委員会を開催し、慎重に審査を行った結果、本決算は全員一致をもって認定することに決しました。

 以下、審査の概要を申し上げます。

 まず、病院事業活動による経営状況の収支についてであります。

 医業収益は、対前年度比4.8%の減になっております。内訳として、入院収益が4.3%の減、外来収益6.3%の減、その他医業収益5.0%の減となっております。主な要因は、内科医等の減少に伴う患者数の減によるものであると説明がありました。また、補助金などの医業外収益は12.8%の減となっており、主な要因は、患者減に伴う室料差額等の減、周産期医療に対する一般会計補助金の減額等であるとの説明でありました。病院事業収益全体では5.7%の減となっております。

 一方、支出であります病院事業費用につきましては、対前年度比5.5%の増となっております。内訳として、給与費が12.6%の増、うち退職給与金が898.3%の増、減価償却費が5.8%の増、その他が24.8%の減となっており、主な要因は、退職者がふえたことによる退職金の増であるとの説明でありました。

 この結果、収支差し引きでは8,5891,386円の単年度赤字となり、前年度までの繰越欠損金81,4731,343円と合わせて、平成25年度に繰り越す額は、未処理欠損金として9622,729円となっております。

 次に、業務内容についてでありますが、外来患者数は92,662人、前年度に比べ7,597人、7.58%の減、入院患者数は64,154人、前年度に比べ7,994人、11.08%の減となっております。

 以上、決算の概要について申し述べましたが、次に審査の過程におきまして論議されました主な事項について報告いたします。

 まず、委員より、病院の健全な経営をしていくには未収金がなるべく発生しないようにしなければならないが、平成24年度の未収金は幾らかとただしたのに対し、理事者より、未収金は平成23年度までの合計で約8,500万円である。平成24年度は現在1,000万円程度が未納となっているが、そのうちの1件は交通事故による約500万円であり、実際の未収金は残りの500万円程度の見込みであるとの答弁でありました。

 さらに委員より、未収金の回収は2年、3年経過すると回収不能になると思うが、早期の未収金回収に向けてどういう具体的な対策を講じているのかとただしたのに対し、理事者より、日がたつと未収金の回収は難しいので、その日のうち、あるいは翌日には対応のとれる方に連絡をするといった対策をとっている。それにより、以前よりは徴収率が上がっている。また、平成24年度は14件、2389,800円を税務課の債権管理室に移管し、法的措置を含め対処している。成果としては約20%、40万円ほどが回収できるなど、徴収率を上げる対策を講じているとの答弁でありました。

 また、委員より、医師並びに看護師の給料と手当の比率はどうなっているのかとただしたのに対し、理事者より、医師については給料が11,000万円、手当が約27,000万円である。また、看護師は給料が約56,000万円、手当が約37,000万円という状況であるとの答弁がありました。

 さらに委員より、医師手当と看護師手当の内容はどういったものかとただしたのに対し、理事者より、主な手当の内容としては、医師の場合には研究手当が勤務年数、職務に応じて本俸の100から120%支給される。若い医師で100%、管理職クラスで120%である。それと、地域手当として本俸の15%、そのほか管理職手当等が経常的に加算される手当である。それとは別に、当直等による救急手当、また呼び出しに対する救急特別手当等がある。看護師も同じように特殊勤務手当あるいは時間外勤務手当ということで夜勤等の勤務あるいは時間外の時間に応じて支給している。また、医師、看護師とも期末勤勉手当が出ているとの答弁でありました。

 また、委員より、以前は病院の体質の改善に向けて第三者による評価に取り組んでいたが、まだ継続しているのかとただしたのに対し、理事者より、平成21年度に総務省の経営アドバイザー事業により指摘を受けた改善項目に基づき種々実施している。また、平成21年度に策定した改革プランは平成21年度から平成23年度の計画を立てているが、平成22年、23年度が黒字となったので、見直しはせず、そのまま同じ流れで経営改善に努めている。経営評価委員会は改革プランに伴い設置していたが、平成24年度において平成23年度分を見ていただいた後、今年度は設置していないとの答弁でありました。

 さらに委員より、医師あるいは看護師の対応で患者が減り、あるいは病院の評価を落とすことがないようにする努力が必要ではないかとただしたのに対し、理事者より、医師、看護師の対応については接遇委員会において患者への対応をどうするか、満足度調査ということでアンケート調査をして、患者の意見を反映させるシステムを設けている。また、接遇研修ということで年に2回、全職員を対象として研修会を開催しており、今後もよりよい接遇が実践できるよう継続していきたいとの答弁でありました。

 なお、そのほか、病院改築、地方交付税措置、地方公営企業法の全部適用などについても種々論議されました。

 以上、審査の主な概要を申し上げまして、民生文教委員会の報告を終わります。

○議長(大山政司君)  ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(大山政司君)  これをもって質疑を終結いたします。

 これより討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(大山政司君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより認定第3号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は認定であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(大山政司君)  御着席ください。

 起立全員であります。よって、認定第3号は認定することに決しました。

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○議長(大山政司君)  日程第6 議案第80号 権利の放棄についてないし議案第106号 平成25年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(3)、以上27件を一括議題といたします。

 初めに、市長より総括説明を願います。

 市長。

〔市長 大城一郎君登壇〕

○市長(大城一郎君)  本日ここに第6回市議会定例会を招集いたしまして、補正予算案を初め、当面する市政の重要案件について御審議をいただくわけでございます。

 各案件の詳細につきましては、審議の過程で副市長並びに各担当部課長から申し上げることといたしまして、私は概要を申し上げ、議員各位並びに市民の皆様の御理解と御協力をお願いする次第であります。

 まず、去る1116日、17日の2日間にわたり開催した全国各地の特産品や観光資源などをPRする地域ブランドサミットinやわたはま2013についてであります。

 16日は、地域に根差した資源の価値を見直し、宝に変えていく取り組みについて各視点から3本のシンポジウムがあり、八幡浜市にとりましても大変有意義な研修となりました。翌17日はあいにくの小雨まじりの天気ではありましたが、八幡浜みなっとを主会場に富士宮やきそば、津山ホルモンうどん、今治焼き豚玉子飯に加え、八幡浜ちゃんぽん、じゃこてんなど全国各地の御当地グルメのおいしさ香る中、早見 優さんのトークショーやくまモンやはまぽんなど全国のゆるキャラ24体の参加もあり、市内外から家族連れ等多数の御来場をいただき、大いに盛り上がりました。八幡浜のよさを全国に発信するまたとない機会になったと思っており、今回のイベントを十分検証し、来年度以降につなげていきたいと思っております。

 次に、普通交付税の合併市町村に対する特例の終了についてであります。

 合併市町村においては、普通交付税の算定の特例となる合併算定がえの措置等により、厳しい財政状況の中、住民サービスを一定程度維持しているものの、合併算定がえは合併後10年間の特例期間に続き5年間の激変緩和措置を経て段階的に減額され、最終的にその総額は全市町村で約9,300億円に上り、平成27年度及び平成28年度に全国的な移行年度のピークを迎える状況にあります。

 交付税の減額は5年間で段階的に実施され、広域合併である今治市では約74億円、西予市24億円、宇和島市は21億円、また別子山村との小規模な合併であった新居浜市は5,000万円の減額となります。

 八幡浜市は平成27年度から5年間が移行期間となり、約6億円減額されることとなります。

 合併市は、これまで職員数の削減、組織や公共施設の統廃合などさまざまな行政改革に取り組み、合併による効果を生んできたところでありますが、その一方で合併により広域化した行政区域にあって支所機能を含めた地域コミュニティーの維持、消防や災害対策を初めとした安全・安心の確保、幼稚園や保育所などの子育て環境の整備、高齢者支援などの地域福祉の充実など、合併後も削減できない経費や合併に伴い新たに生じた経費など多額の財政需要がある中で、今後大幅な財源不足を生じることが危惧されております。

 本来、普通交付税は地方固有の財源であり、地方公共団体間の財源の不均衡を調整し、全ての地方公共団体が一定の水準を維持し得るよう財源を保障するものであります。しかし、普通交付税の算定額とそれに対応する実質の決算額とでは大きな乖離があるのが現状であります。

 八幡浜市としましても、全国の合併自治体で組織される合併算定がえ終了に伴う財政対策連絡協議会を通し、国に対し平成の大合併の総括的な検証を行うとともに、喫緊の課題として今後も合併市がきめ細やかな住民サービスを維持し、将来のまちづくりが力強く推進できるよう、合併市特有の財政需要の実態を十分に踏まえた普通交付税の算定方法の見直しを行うことにより新たな財政支援措置を早急に講じるよう強く要望しているところであります。

 次に、市立病院の経営状況についてであります。

 御案内のとおり、八西地域における基幹的中核病院として医療上の安心保障という役割を担っており、医療の質、医療サービスの向上及び病院経営の効率化の3項目を基本理念に掲げ、地域住民に信頼される病院に向けて鋭意努力しております。

 上半期の業務状況によりますと、診療単価などで医師、看護師を初め診療スタッフ全員の協力、努力のもと、退院時指導の徹底や病診連携により当初の目標を上回っている状況にありますが、病院改築事業に伴う特別損失などを含めると厳しい経営状況にあります。

 また、医師、看護師等を初めとした人員確保については、医療の確保、経営健全化のための最優先課題と捉え、関係機関への招致活動、PR活動の継続強化、看護師等修学資金貸付制度の推進等に取り組んでいるところであります。

 これまでのところ、医師、看護師いずれについても新規の雇用が厳しい状況でありますが、これまで培ってきた大学病院との信頼関係を継続し、また院内託児所を備えた新病院の魅力などを訴えて確保に努めてまいりたいと考えております。

 なお、病院改築事業につきましては、昨年9月に着工し、平成26年度末の一部供用開始、平成2811月末の完成に向けて事業が進捗しており、本日の市議会協議会におきまして現在の進捗状況を説明させていただくこととしております。

 それでは、今回の補正予算の主なものについて順次御説明いたします。

 最初に、安全・安心なまちづくりであります。

 八幡浜市南環境センターを安全に稼働させていくために必要な施設及び設備の定期修繕整備事業、矢野町五反田線等の市道改良事業、災害復旧事業として、台風により山側が崩落した磯崎喜木津線、小網代地区における農業用排水路の復旧工事を実施し、車両の安全通行、近隣住民の安全・安心を確保することとしております。

 次に、行財政改革の推進といたしまして、現在学校再編整備実施計画に基づき市内小・中学校の統廃合を進めているところでありますが、来年度から日土東小学校が日土小学校に、舌田小学校が神山小学校に統合されることから、廃校となる日土東小学校及び舌田小学校の廃校記念式典等の経費及び記念誌発行等に対する助成を行うこととしております。

 また、園児数の減少や施設の老朽化、耐震性の問題などから本年度末をもって閉園する松蔭幼稚園についても閉園記念式典等の経費のほか、松蔭幼稚園の閉園に伴い神山小学校敷地内に保護者送迎駐車場の整備等受け入れ施設、設備の整備についても実施することとしております。

 このほか、人件費では、当初予算と比較し、退職、採用等の差額、本年7月から実施している給与減額などにより年間所要額が大幅に減少したことから、当該分について減額の予算を計上しております。

 次に、産業振興の取り組みであります。

 経営再建を目指している八幡浜漁業協同組合は5年間での繰越欠損金の解消及び10年間で経営再建するための八幡浜漁業協同組合財務改善計画を策定し、近日中に国の承認を得る見込みとなっております。財務改善計画の実施には、組合の自助努力に加え、国、県、市町、関係団体が連携、協力することが必要であることから、八幡浜漁協の組合員が属する八幡浜市、西予市、伊方町の21町も国、県等と歩調を合わせて漁協の経営健全化のための支援をしていくこととしております。

 農業面では、県営かんがい排水事業において、これまでは配水槽から制御施設までについてのみの長寿命化対策事業計画でありましたが、同様に老朽化が進んでいる末端部分の施設についても対策を講じる必要があり、まず八幡浜北地区の一部、日土地区から事業計画を作成し、整備していくこととしているほか、国営南予用水土地改良事業負担金等について予算措置をしております。

 以上が主要施策及び補正予算案の概要であります。

 この結果、一般会計1651,000円の減額、特別会計8会計で168,000円の減額、企業会計、水道・病院事業会計5,3909,000円の追加、合計5,209万円の追加を御提案申し上げるものであります。

 これらの財源といたしましては、分担金及び負担金、国県支出金、市債等、それぞれの事業施策に対応する額を計上しております。

 以上、御説明いたしました補正予算案につきまして慎重審議を賜りまして、御賛同いただきますようお願い申し上げます。

○議長(大山政司君)  休憩いたします。

午前1057分 休憩

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午前1110分 再開

○議長(大山政司君)  再開いたします。

 これより順次説明を求めます。

 総務企画部長。

○総務企画部長(中榮忠敏君)  議案書の1ページをお願いいたします。

 議案第80号 権利の放棄について御説明をいたします。

 本年3月議会において八幡浜市土地開発公社の解散について議決をいただいたところですが、土地開発公社解散に当たりその債務を整理する必要があるため、権利を放棄することについて、地方自治法第96条第1項第10号の規定により議会の議決を求めるものであります。

 具体的には、市が土地開発公社の債務を代位弁済した民間金融機関からの借入金8,800万円と八幡浜市土地開発基金からの借入金19,422807円、合計28,222807円のうち、土地開発公社から代物弁済として取得した土地の時価額22,6749,778円を控除した5,5471,029円の求償権を放棄するものでございます。

 次に、議案書3ページをお願いいたします。

 議案第81号 八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合の共同処理する事務の変更及び規約の変更について御説明いたします。

 八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合観光センターは、八幡浜・大洲圏域全体の活性化及び観光振興に寄与することを目的に昭和4910月に整備されたものでありますが、建設から40年近くが経過し、建物の老朽化が進み、耐震性も危惧されており、耐震改修または建てかえ等の判断を迫られている状況にあります。

 このような中、市として今後フェリーターミナルを含めた八幡浜港の一体的整備の必要性を踏まえ、観光センターの八幡浜市への移管を広域組合に対し要望していたところであります。このたび、組合構成市町の合意が調いましたことから、観光センターに関する事務を組合の共同処理事務から除き、組合規約を変更することについて、地方自治法第290条の規定により議会の議決を求めるものであります。

 具体的には、5ページになりますが、組合規約第3条中、組合の共同処理する事務から八幡浜・大洲地区観光センターの設置、管理及び運営に関する事務を削除し、組合の経費の支弁方法を定めている第12条第2項第4号を第3条の改正に伴い所要の改正を行うものであります。

 附則として、この規約は平成2641日から施行するものでございます。

 続きまして、議案書7ページになります。

 議案第82号 八幡浜・大洲地区広域市町村圏組合の財産処分に関する協議について御説明をいたします。

 先ほどの議案第81号で御説明申し上げた理由により、八幡浜・大洲地区観光センターを八幡浜市へ移管することに伴い、同センターに係る財産処分として、9ページ、11ページの協議書のとおり、八幡浜市に財産を帰属させるべく協議を行うもので、地方自治法第289条及び第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。

○議長(大山政司君)  市民福祉部長。

○市民福祉部長(中岡 勲君)  それでは、議案書13ページをお願いいたします。

 議案第83号 指定管理者の指定について御説明いたします。

 現在指定管理を行っております八幡浜市湯島デイサービスセンターの指定期間5年が平成26331日で満了するため、地方自治法第244条の26項の規定により指定管理者を指定することについて議会の議決を求めるものでございます。

 指定管理者となる団体は、八幡浜市松柏乙1101番地、社会福祉法人八幡浜市社会福祉協議会、会長菊池清之であります。指定期間は、平成2641日から平成31331日までの5年間であります。

 次に、議案書15ページをお願いいたします。

 議案第84号 指定管理者の指定について御説明いたします。

 現在指定管理を行っております八幡浜市養護老人ホーム湯島の里の指定期間5年が平成26331日で満了するため、地方自治法第244条の26項の規定により指定管理者を指定することについて議会の議決を求めるものでございます。

 指定管理者となる団体は、八幡浜市松柏乙1101番地、社会福祉法人八幡浜市社会福祉協議会、会長菊池清之であります。指定期間は、平成2641日から平成31331日までの5年間であります。

 次に、議案書17ページをお願いいたします。

 議案第85号 指定管理者の指定について御説明いたします。

 現在指定管理を行っております八幡浜市障害者施設いきいきプチファームの指定期間5年が平成26331日で満了するため、地方自治法第244条の26項の規定により指定管理者を指定することについて議会の議決を求めるものでございます。

 指定管理者となる団体は、松山市和泉北1丁目2018号、社会福祉法人和泉蓮華会、理事長宇都宮一泰であります。指定期間は、平成2641日から平成31331日までの5年間であります。

 次に、議案書19ページをお願いいたします。

 議案第86号 指定管理者の指定について御説明いたします。

 現在指定管理を行っております八幡浜市火葬場やすらぎ聖苑の指定期間3年が平成26331日で満了するため、地方自治法第244条の26項の規定により指定管理者を指定することについて議会の議決を求めるものでございます。

 指定管理者となる団体は、富山県富山市奥田新町123号、株式会社五輪、代表取締役宮本幸司朗であります。今回の指定の期間は、平成2641日から平成31331日までの5年間であります。

 以上でございます。

○議長(大山政司君)  産業建設部長。

○産業建設部長(菊池賢造君)  議案書21ページをお願いいたします。

 議案第87号 指定管理者の指定について御説明申し上げます。

 現在管理を行っております新川駐車場の指定期間が平成26331日で満了するため、地方自治法第244条の26項の規定により指定管理者を指定することについて議会の議決を求めるものであります。

 指定管理者に管理を行わせる施設の名称は八幡浜市新川駐車場で、指定管理者となる団体は、八幡浜市北浜1丁目325号、八幡浜商工会議所、会頭鈴木欽次郎です。指定期間は、平成2641日から平成31331日までの5カ年であります。

 次に、議案書23ページをお願いいたします。

 議案第88号 指定管理者の指定について御説明申し上げます。

 現在管理を行っております駅前駐車場、中央駐車場、北浜立体駐車場、新町角駐車場の指定期間が平成26331日で満了するため、地方自治法第244条の26項の規定により指定管理者を指定することについて議会の議決を求めるものでございます。

 指定管理者に管理を行わせる施設の名称は八幡浜市駅前駐車場、八幡浜市中央駐車場、八幡浜市北浜立体駐車場、八幡浜市新町角駐車場で、指定管理者となる団体は、八幡浜市産業通1011号、アトムタクシー株式会社、代表取締役橋本龍司です。指定期間は、平成2641日から平成31331日までの5カ年であります。

 次に、議案書25ページをお願いいたします。

 議案第89号 指定管理者の指定について御説明申し上げます。

 現在管理を行っておりますお魚牧場シーロード八幡浜の指定期間が平成26331日で満了するため、地方自治法第244条の26項の規定により指定管理者を指定することについて議会の議決を求めるものでございます。

 指定管理者に管理を行わせる施設の名称は八幡浜市カルチャーアイランド21(お魚牧場「シーロード八幡浜」)で、指定管理者となる団体は、八幡浜市向灘2935番地、宇和海文化都市開発株式会社、代表取締役大城一郎です。指定期間は、平成2641日から平成29331日までの3カ年であります。

 次に、議案書27ページをお願いいたします。

 議案第90号 八幡浜市都市計画マスタープランの策定について、八幡浜市議会基本条例第9条の規定により議会の議決を求めるものでございます。

 別冊になっております八幡浜市都市計画マスタープランをあわせて御参照ください。

 都市計画マスタープランは、都市計画法第18条の2において市町村が定めるようになっている市町村の都市計画に関する基本的な方針であり、八幡浜市総合計画及び愛媛県が策定した八幡浜都市計画区域マスタープランに即し、都市づくりの方向や地域づくりの方向性を定めるものです。国土交通省の都市計画運用指針資料において、都市計画マスタープランはおおむね10年を目標とすることが望ましいとされていますが、現在は平成9年に作成し、目標年次を平成22年とした合併前の八幡浜市都市計画マスタープランと、平成5年に策定し、目標年次を平成27年とした保内町都市マスタープランが最新のマスタープランであり、合併後の八幡浜市では策定されておりませんでした。

 822日から920日の約1カ月間、作成した素案をもとにパブリックコメントを実施し、917日と920日に住民説明及び意見陳述会を開催し、市民の皆様からの意見を反映した原案を作成しました。その後、案の縦覧を行い、都市計画審議会の議を経た計画となっております。

 まず、1ページ、序章では、この計画の目的や位置づけ、役割を示しています。

 3ページ、第1章では、現在の八幡浜市の概要や動向を示しています。

 22ページ、第2章では、この計画の上位計画や関連計画の概要を示し、現在の都市整備の方向性を示しています。

 42ページ、第3章では、市の現状や動向をもとに都市づくりの課題を示しています。

 45ページ、第4章では、都市づくりの目標を示しています。

 都市計画運用指針では、おおむね10年を目標年次に設定することとされていることから、本計画ではおおむね10年後に近い平成37年を計画目標年次に設定しています。計画目標年次における将来人口は、日本市町村別将来推計人口をもとに29,300人から29,400人に想定しています。

 48ページ、第5章では、都市づくりの方針を示しています。地域条件、土地利用等の現状と特性、関連開発、整備プロジェクト等の動向を踏まえて市全域をゾーニングし、市域全体及び各地域に効率的、効果的な都市サービスを分担、提供する拠点として、旧八幡浜中心部を都市中心、旧保内中心部を副中心、各拠点集落を生活中心として各拠点ごとに整備方針を定めています。また、都市施設、都市防災、都市景観形成、都市環境形成の整備方針も示しています。今後は、この計画に沿って各種都市計画の決定や都市計画事業等が実施されることとなります。

 以上です。

○議長(大山政司君)  総務企画部長。

○総務企画部長(中榮忠敏君)  議案書の29ページをお願いいたします。

 議案第91号 八幡浜市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について御説明をいたします。

 今回の改正は、配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律の一部を改正する法律が平成2573日に公布されたこと、及び市営住宅への入居者募集について住民への啓発を図ることに伴い所要の改正を行うものであります。

 具体的には、第4条で入居者の公募の方法について、既に行っていますホームページによる募集方法を加え、入居者の資格について規定をしております第6条第2項第8号では、配偶者からの暴力及びその被害者に加え、生活の本拠をともにする交際相手からの暴力及びその被害者についても対象となることに伴い条文の改正を行うものであります。

 なお、附則において、条例の施行日を配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護等に関する法律の施行日であります平成2613日とするものでございます。

○議長(大山政司君)  市民福祉部長。

○市民福祉部長(中岡 勲君)  それでは、議案書31ページをお願いいたします。

 議案第92号 八幡浜市立保育所条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。

 本年41日から市立真網代保育所と統合し休所としておりました市立穴井保育所を、地域の子供や高齢者などが交流のできる施設として活用するため、廃止するものでございます。

 なお、附則において、この条例は平成2641日から施行するものでございます。

 以上でございます。

○議長(大山政司君)  産業建設部長。

○産業建設部長(菊池賢造君)  議案書33ページをお願いいたします。

 議案第93号 八幡浜市海産物直売所の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。

 海産物直売所に飲食施設(以下どーや食堂と言う)が併設されることに伴い、設置及び使用料に関する事項を定める必要があるため、条例の一部を改正するものであります。

 まず、海産物直売所の施設の内容として、従来の海産物直売施設に加え、どーや食堂の設置を定めるため、第3条を追加しております。また、それに伴いまして、条文を1条ずつ繰り下げ、必要な改正をしております。

 次に、どーや食堂の使用料を定めるため、別表を追加しております。使用料の積算は、厨房部分については整備費用を耐用年数相当期間で償還することを基本とし、食事スペースとなるアーケード部分については現行の海産物直売施設の使用料と同じ平米当たり単価を貸付面積に乗じて得た額とし、その合算額である月額85,720円としております。

 この条例は公布の日から施行することとしております。

 以上であります。

○議長(大山政司君)  学校教育課長。

○学校教育課長(若宮髙治君)  議案書35ページをお願いします。

 議案第94号 八幡浜市立幼稚園条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。

 園児数の減少や施設の老朽化と耐震性の問題から平成25年度をもって八幡浜市立松蔭幼稚園を閉園することとなりました。このため、八幡浜市立幼稚園条例の一部改正を行うものです。

 具体的には、別表第1八幡浜市立松蔭幼稚園の項を削る。別表第2中松蔭幼稚園を削るものです。

 なお、附則において、この条例は平成2641日から施行いたします。

 これにより、八幡浜市の公立幼稚園は3園から2園となります。

 以上であります。

○議長(大山政司君)  生涯学習課長。

○生涯学習課長(舛田昭彦君)  議案書37ページをお願いいたします。

 議案第95号 八幡浜市社会教育委員に関する条例の一部を改正する条例の制定について御説明いたします。

 地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、社会教育法の一部改正が行われ、これまで法律で定めていた社会教育委員の委嘱の基準が削除されるとともに、当該委嘱の基準は文部科学省令で定める基準を参酌して条例で定めることとされたため、必要な改正を行うものであります。

 具体的には、第1条の次に「第2条、委員は、学校教育及び社会教育の関係者、家庭教育の向上に資する行動を行う者、ボランティア活動を行う者並びに学識経験のある者の中から、教育委員会が委嘱することとする」を加えるものであります。

 なお、附則において、この条例は平成2641日から施行するものでございます。

 以上でございます。

○議長(大山政司君)  財政課長。

○財政課長(藤原賢一君)  議案書39ページから241ページ、平成25年度八幡浜市一般会計補正予算(3)及び各特別会計補正予算案、議案第96号から議案第104号までを一括してお手元に配付しております平成25年度12月補正予算資料で御説明をいたします。

 それでは、資料の1ページをお願いいたします。

 今回の補正は、一般会計では、一番上の行の今回補正額の欄にありますように1651,000円を減額し、予算総額を189679万円とするもので、前年度同期に比べ8.5%の減でございます。

 次に、特別会計は、国民健康保険事業特別会計を初め8会計の補正で168,000円を減額するものでございます。

 また、企業会計は、水道事業会計及び病院事業会計で5,3909,000円を追加するものでございます。

 なお、企業会計を含めた全ての会計における今回補正額は5,209万円を追加し、予算総額は3926,6762,000円、前年度同期に比べ2.0%の減額となるものでございます。

 それでは、一般会計から概要について御説明をいたします。

 2ページをお願いいたします。

 各経費の内訳でございます。

 まず、安全・安心なまちづくりでは、南環境センターを安全に稼働させていくために必要な施設及び設備の定期修繕整備事業5,0295,000円のほか、矢野町五反田線等の市道改良事業4161,000円、台風により山側が崩落した磯崎喜木津線の道路災害復旧、小網代地区における農業用施設の復旧工事など災害復旧事業2,1206,000円などでございます。

 次の行財政改革の推進は、人件費の年間所要額調整で、当初予算計上は前年度121日現在での人員、部署で算定するため、退職、採用等の差額及び本年7月から実施しております給与削減措置による15,514万円の減、舌田小学校、日土東小学校閉校関連経費及び松蔭幼稚園閉園記念式典関連経費3403,000円でございます。

 産業振興の取り組みといたしましては、八幡浜漁協財務改善計画支援事業に1,5327,000円、日土地区における農業水利施設保全合理化事業計画書作成業務500万円、国営南予用水土地改良事業負担金6,4636,000円、みなと交流館指定管理料の追加774,000円でございます。

 その他の取り組みといたしましては、八幡浜高校陸上部女子の全国高等学校駅伝競走大会への出場補助金50万円でございます。

 次に、特別会計補正予算を御説明いたします。

 3ページをお願いいたします。

 まず、国民健康保険事業1283,000円の減額は、総務費の人件費等の減額、過誤納還付金の増で、歳入は一般会計繰入金の減及び基金繰入金を増額しております。

 後期高齢者医療2417,000円の追加は、総務費の人件費による増額で、歳入は一般会計繰入金を増額しております。

 次に、介護保険6213,000円の減額は、総務費の人件費の減、介護保険事業計画等策定経費の追加及び地域支援事業費の人件費を減額するものでございます。歳入は一般会計繰入金を減額しております。

 介護サービス事業208,000円の減額は、人件費の減額で、歳入は一般会計繰入金を減額しております。

 簡易水道事業627,000円の追加は、総務費の人件費の減額、簡易水道建設費で鼓尾水源地屋根設置工事の増額によるもので、歳入は一般会計繰入金を増額しております。

 次に、4ページをお願いいたします。

 公共下水道事業1584,000円の減額は、総務費の人件費の減及び受益者負担金前納報奨金の増、光熱水費を増額するもので、歳入は下水道受益者負担金を増、市債を減、一般会計繰入金を増額しております。

 戸別合併処理浄化槽整備事業1198,000円の減額は、総務費の人件費による減額で、歳入は一般会計繰入金を減額しております。

 水産物地方卸売市場事業7274,000円の追加は、総務費の光熱水費及び市場運営管理委託業務の増額で、歳入は魚市場電気水道料金利用者負担金の増及び一般会計繰入金を増額しております。

 次に、5ページをお願いいたします。

 債務負担行為の追加でございます。

 まず、漁協経営改革支援資金保証料補助金の債務負担行為の追加でございます。平成26年度から29年度までの4カ年で798万円を限度に債務負担を行うものでございます。

 次は、介護保険特別会計の債務負担行為の追加でございます。平成25年度、26年度の2カ年で介護保険事業計画等策定支援業務を委託するため、1188,000円を限度に債務負担を行うものでございます。

 なお、6ページ以降に投資的事業実施計画、一般会計歳入歳出の状況を添付しておりますので、後ほど御参照いただきたいと思います。

 以上でございます。

○議長(大山政司君)  水道課長。

○水道課長(宮本雅三君)  それでは、議案書243ページをお願いいたします。

 議案第105号 平成25年度八幡浜市水道事業会計補正予算(2)について御説明をいたします。

 今回の主な補正は、人件費の減額及び営業費用等を追加するものでございます。

 それでは、各条項に従って御説明をいたします。

 第2条収益的支出でございます。

 第1款水道事業費用1283,000円を減額し、合計78,4894,000円とするものでございます。

 第3条議会の議決を経なければ流用することができない経費でございます。

 (1)職員給与費328万円を減額し、合計11,0971,000円とするものでございます。

 251ページをお開きください。

 補正予算明細書により内容を御説明いたします。

 1款水道事業費用1283,000円を減額するものでございます。

 内容は、1項営業費用、1目原水及び浄水費299,000円の減額で、内訳は1節給料、2節手当等、4節法定福利費で、補正額は記載のとおりで、減額理由は説明欄のとおり給与減額支給措置に伴うものでございます。

 2目配水及び給水費682,000円を追加するもので、内訳は1節給料、2節手当等、4節法定福利費の補正額は記載のとおりで、合計868,000円の減額、減額理由はさきのとおりでございます。14節動力費155万円の追加は、説明欄のとおり電気料金の値上げに伴うものでございます。

 次に、3目総係費1566,000円の減額で、内訳は1節給料、2節手当等、4節法定福利費、18節厚生費で、補正額は記載のとおりで、合計2118,000円の減額、減額理由はさきのとおりでございます。15節手数料552,000円の増額は、説明欄のとおり公営企業会計システム更新手数料でございます。

 次に、2項営業外費用、21節消費税及び地方消費税10万円の減額、減額理由は説明欄記載のとおり、今回追加補正した課税仕入れに係る電気代、手数料の消費税相当分を減額するものでございます。

 なお、補正予算実施計画書、資金計画書、給与費明細書、予定貸借対照表を添付しておりますので、後ほど御参照ください。

 以上でございます。

○議長(大山政司君)  市立病院事務局長。

○市立病院事務局長(河野謙二君)  それでは、議案書253ページをお願いいたします。

 議案第106号 平成25年度市立八幡浜総合病院事業会計補正予算(3)について御説明をいたします。

 今回の補正予算は、平成25年度の上半期の業務実績及び下半期の業務予定決算見込みによる補正措置でございます。

 まず、第2条業務の予定量につきましては、(2)の年間患者数のうち入院患者数を2,094人減員し年間61,051人に、外来患者数を463人減員し年間91,769人といたします。(3)1日平均患者数は年間患者数の減に伴い入院患者数を5.7人減員し167.3人、外来患者数を1.9人減員し376.1人といたします。

 次に、第3条収益的収入及び支出につきましては、まず収入でございますが、第1款の病院事業収益を17,129万円増額し、総額426,9148,000円といたします。内訳として、第1項医業収益を16,9361,000円増額し、総額382,9597,000円といたします。患者数は若干減少いたしますが、診療単価が大幅に伸びていることにより増額をしております。

 次の第2項医業外収益は1929,000円増額し、総額43,9551,000円といたします。医師の負担軽減のため、医師が行う事務的作業を補佐する医療クラーク等を養成しておりますが、この費用に対する県補助金200万円などでございます。

 次に、支出でございますが、第1款の病院事業費用を5,6669,000円増額し、総額を432,3943,000円といたします。内訳として、第1項医業費用を4,6255,000円増額し、総額412,8734,000円、第2項医業外費用を1,0414,000円増額し、総額18664,000円といたします。

 補正の主なものにつきましては、264ページをお願いいたします。

 まず、1目の給与費につきまして4119,000円の減額でございます。正職員の減少等により給料、手当等は減額しておりますが、定年退職者以外の退職者がふえる見込みであることから、退職給与金を増額しております。

 次に、2目の材料費が6,3827,000円の増額でございますが、主に医業収益の増に伴う医療診療に係る費用の増額でございます。

 266ページ、5目の減価償却費の減額及び2項医業外費用につきましては、24年度事業費の確定に伴う補正等でございます。

 253ページに戻っていただいて、これらの補正の結果、収益的収支につきましては、病院事業収益426,9148,000円から病院事業費用432,3943,000円を差し引いた12月補正後の収支は5,4795,000円の赤字予算ということになります。

 ただし、第2病棟解体に伴う特別損失が8,6545,000円ございますので、これを差し引くと経常収支は3,175万円の黒字予算ということでございます。

 254ページをお願いいたします。

 第4条資本的収入及び支出につきましては、予算第4条の本文括弧書きを「(資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額8,4492,000円は、当年度分消費税資本的収支調整額1857,000円及び過年度分損益勘定留保資金8,2635,000円で補てんするものとする。)」に改め、第1款の資本的収入を2,2565,000円増額し、総額を175,7084,000円といたします。内訳として、第5項国県補助金を2,2565,000円増額いたします。9月補正で歳出だけ計上しておりました医療機器の購入につきまして、県の医療施設整備事業費補助金が予算化されたことに伴いまして今回計上したものでございます。

 次に、支出でございますが、第1款の資本的支出を1477,000円減額し、総額を181,7534,000円といたします。内訳として、第2項企業債償還金1477,000円を減額いたします。24年度事業費の確定に伴う補正でございます。

 次に、第5条議会の議決を経なければ流用することのできない経費として、職員給与費を4119,000円減額し、総額237,1695,000円といたします。

 次に、第6条でございますが、たな卸資産購入限度額を13,7128,000円増額し、99,4191,000円といたします。

 なお、255ページ以降に予算実施計画、資金計画、給与費明細書、予定貸借対照表及び予算明細書を添付いたしておりますので、御参照を願います。

 以上でございます。

○議長(大山政司君)  ただいま議題となっております27件についての本日の審議はこの程度にとどめます。

 お諮りいたします。

 議事の都合により、明4日から8日までの5日間は休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(大山政司君)  御異議なしと認めます。よって、明4日から8日までの5日間は休会することに決しました。

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○議長(大山政司君)  これにて本日の会議を閉じます。

 以上で本日の日程は全部終了いたしました。

 明4日から8日までの5日間は休会であります。9日は午前10時から会議を開き、一般質問を行います。

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○議長(大山政司君)  本日はこれにて散会いたします。

午前1149分 散会

 

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