平成24年八幡浜市議会6月定例会会議録第4号

公開日 2014年09月24日

 

議事日程 第4

平成24621() 午前10時開議

1

会議録署名議員の指名

2

報告第 3号 専決処分の報告について(八幡浜市市税条例の一部を改正する条例の制定について)

報告第 4号 専決処分の報告について(八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)

報告第 5号 専決処分の報告について(八幡浜市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について)

議案第47号 愛媛県後期高齢者医療広域連合規約の変更について

議案第48号 八幡浜市寝たきり老人等介護慰労金支給条例の一部を改正する条例の制定について

議案第49号 八幡浜市印鑑条例の一部を改正する条例の制定について

議案第50号 八幡浜市火葬場条例の一部を改正する条例の制定について

議案第51号 八幡浜市下水道条例の一部を改正する条例の制定について

議案第52号 八幡浜港港湾施設の管理及び利用に関する条例の一部を改正する条例の制定について

議案第53号 八幡浜市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について

議案第54号 平成24年度八幡浜市一般会計補正予算(1)

議案第55号 平成24年度八幡浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(1)

議案第56号 平成24年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(1)

議案第57号 平成24年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(1)

議案第58号 平成24年度八幡浜市港湾整備事業特別会計補正予算(1)

請願第15号 伊方原発の再稼働を認めないよう求める請願書

請願第18号 「子ども・子育て新システム」の法制化に反対の意思を表明し、法案撤回を政府に求める意見書提出についての請願書

委員長報告

(質疑、討論、採決)

3

議員提出議案第1号 北朝鮮による拉致問題の早期解決に向けた積極的で強力な行動を求める意見書の提出について

  (提出者の説明、質疑、討論、採決)

4

議員提出議案第2号 八幡浜市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について

  (提出者の説明、質疑、討論、採決)

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本日の会議に付した事件

日程第1

会議録署名議員の指名

日程第2

報告第3号~報告第5号、議案第47号~議案第58号、請願第15号、請願第18

日程第3

議員提出議案第1

日程第4

議員提出議案第2

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出席議員(19)   

1番  岩 田 功 次  君

2番  石 崎 久 次  君

3番  樋 田   都  君

4番  新 宮 康 史  君

5番  上 田 浩 志  君

6番  井 上 和 浩  君

7番  魚 崎 清 則  君

8番  二 宮 雅 男  君

9番  遠 藤 素 子  君

10番  清 水 正 治  君

11番  宇都宮 富 夫  君

12番  兵 頭 孝 健  君

13番  上 田 竹 則  君

14番  松 本 昭 子  君

15番  住   和 信  君

16番  中 岡 庸 治  君

17番  宮 本 明 裕  君

18番  大 山 政 司  君

19番  萩 森 良 房  君

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欠席議員(なし)

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説明のため出席した者の職氏名

 市長        大 城 一 郎 君

 副市長       橋 本 顯 治 君

 総務企画部長    中 榮 忠 敏 君

 市民福祉部長    本 橋 祐 一 君

 産業建設部長    菊 池 賢 造 君

 政策推進課長    大 本 孝 志 君

 総務課長      中 岡   勲 君

 財政課長      藤 原 賢 一 君

 税務課長      山 本 数 道 君

 市民課長      菊 池 正 康 君

 保内庁舎管理課長  元 田 博 之 君

 生活環境課長    大 森 幸 二 君

 社会福祉課長    二 宮 嘉 彦 君

 保健センター所長  松 本 常 美 君

 医療対策課長    新 田 幸 一 君

 人権啓発課長    清 水 由 章 君

 水産港湾課長    滝 本 真 一 君

 建設課長      矢 野   武 君

 農林課長()

農業委員会事務局長 山 本 健 二 君

 商工観光課長    菊 池 誠 一 君

 下水道課長     大 西   力 君

 水道課長      宮 本 雅 三 君

 市立病院事務局長  河 野 謙 二 君

 会計管理者     都 築 眞 一 君

 教育委員会委員長  井 上   守 君

 教育長       増 池 武 雄 君

 学校教育課長    若 宮 髙 治 君

 生涯学習課長    菊 池 司 郎 君

 代表監査委員    市 川 芳 和 君

 監査事務局長    阿 部   孝 君

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会議に出席した議会事務局職員

 事務局長       二 宮 貴 生 君

 事務局次長兼議事係長 米 子 仁 司 君

 調査係長       髙 岡 哲 也 君

 書記         阿 部 真 士 君

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午前1000分 開議

○議長(宇都宮富夫君)  これより本日の会議を開きます。

 本日の議事日程は、お手元に配付してあるとおりであります。

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○議長(宇都宮富夫君)  日程第1 会議録署名議員の指名を行います。

 会議録署名議員は、議長において8番 二宮雅男君、17番 宮本明裕君を指名いたします。

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○議長(宇都宮富夫君)  日程第2 報告第3号 専決処分の報告について(八幡浜市市税条例の一部を改正する条例の制定について)ないし報告第5号 専決処分の報告について(八幡浜市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について)、議案第47号 愛媛県後期高齢者医療広域連合規約の変更についてないし議案第58号 平成24年度八幡浜市港湾整備事業特別会計補正予算(1)、請願第15号 伊方原発の再稼働を認めないよう求める請願書及び請願第18号 「子ども・子育て新システム」の法制化に反対の意思を表明し、法案撤回を政府に求める意見書提出についての請願書、以上17件を一括議題といたします。

 これらの案件に関し、順次各委員長の報告を求めます。

 まず、総務委員長、上田浩志君。

〔総務委員長 上田浩志君登壇〕

○総務委員長(上田浩志君)  皆さん、おはようございます。

 それでは、総務委員会の報告を申し上げます。

 当委員会に付託されております案件は、報告3件、予算案1件、そして継続審査となっています請願第15号の1件であります。これらの案件の審査結果につきましては、継続審査となっていました請願第15号が不採択となり、その他の案件につきましてはお手元に配付されております委員会審査報告書のとおりであり、原案のとおり承認、可決した次第であります。

 以下、審査の過程において論議されました主な項目について、その概要を申し上げます。

 報告第5号 専決処分の報告について(八幡浜市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について)、まず委員より、現在保内地区は都市計画税は課税されていないが、以前合併協議の中で将来的に八幡浜市の都市計画税については廃止の方向で検討するというような条項があったと思うが、合併して7年が経過し、都市計画税の廃止という考えはないのか、それとも将来的に保内の方も都市計画税を課税していくという考えがあるのかとただしたのに対し、理事者より、合併後都市計画事業の状況を見て、廃止も含め見直しを検討するとされていたことを受け、都市計画税の方向性等を検討するため、庁内関係課で組織する委員会を設置し協議をしているが、市税の減収や地方交付税に頼らざるを得ない財政体質の問題も含めた全体的な財源確保策のあり方、さらには国土調査地籍の固定資産税課税の問題等もあり、現時点で方向性についてはまだ出ていないという答弁がありました。

 次に、議案第54号 平成24年度八幡浜市一般会計補正予算(1)について、最初に、歳出のうち2款総務費、112目企画費、7節賃金の臨時雇い賃金に関し、委員より、臨時職員を雇用しなければ仕事が進まないということかとただしたのに対し、理事者より、今年度は新規事業として市民提案型まちづくり事業補助金業務、公共交通体系の策定業務等、地域交流拠点施設の25年度のオープンに向けての業務が密になってくる中で集中的に単純作業が発生してくることから、1人雇用をお願いしたいという答弁がありました。

 同じく12目企画費の1節備品購入費、地域交流拠点施設備品購入費の3,000万円の積算根拠はどのようなものかと説明を求めたのに対し、理事者より、まだ大枠ではあるが、観光案内・まちづくり交流拠点施設として必要ないすや机、演台、音響施設、作品展示用のショーケース等、また屋外用の組み立て式ステージの購入等を予定しているとの説明がありました。

 これに対し委員から、中途半端なものを買って後で使わなくなってしまうような無駄な備品購入とならないように十分な精査をお願いしたいとの指摘がありました。

 次に、委員より、2款総務費、2項徴税費、1目税務総務費、23節償還金、利子及び割引料のうち、過年度払戻金の1,3535,000円については、理事者から平成19年度から平成22年度までの市内の医療法人への固定資産税過誤納に伴う償還金であるとの説明があったが、なぜ過誤納が起きたのか、その原因をきちっと分析して、過誤納を起こさないということが大事である。税の制度は毎年変わり複雑であるが、税務職員が税の制度を勉強する機会は十分にあったのか、職員の能力アップの体制は十分にあるのか、今後過誤納が起きないような対応についてどう考えているのかとただしたのに対し、理事者より、過誤納が起きた原因は平成18930日に税制改正があり、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律が廃止されたことにより、ある一つの精神関係施設が課税対象となったという判断ミスが一つにあった。101日から新しく障害者自立支援法の中に新しい規定ができ、その法律のもとで非課税の対象であったという確認ミスもあった。当時としては精神云々という言葉はやめようということで社会福祉とか障害者自立支援法という法律にかわって、そこへ入り込んでいたのを見落としたというのが大きなポイントであった。税務課ではそういう間違いをなくすため、税制改正があれば担当者と課長を含めみんなで審議して二重にも三重にもチェックしていたが、結果として詳細チェックが不十分であったと言わざるを得ない。税務課としては再発防止のため、毎年11(課税基準日)に該当施設に文書で運営状況の確認をとることにした。職員の能力アップのための研修の機会については、予算の問題もあるが、機会あるごとに研修等に参加させ、スキルアップに努めるよう努力していきたいとの答弁がありました。

 次に、委員より、歳出、9款消防費、14目水防費、15節避難路整備工事に関し、津波の想定の見直しに伴い、既定の避難道の変更も考えられるが、津波の高さが2倍程度になると現在の計画と新しい想定に基づく計画に乖離はないかとただしたのに対し、理事者より、八幡浜市の一時避難場所については見直しを行い、避難場所が10メートル以下のところは10メートル以上のところに変更しており、その際なおかつさらに高いところへ避難できるような場所を指定している。基本的に一時避難場所は津波の高さが4.7メートルから7.9メートルと言われているが、7月中にははっきりしたものが出され、さらに変更なされてもなお上のところに逃げる場所を設定していることから、大きな変更はないであろうと考えているとの答弁がありました。

 次に、第2条地方債の補正に関し、委員より、今回地方債の補正に関し現在の借り入れを行っている地方債の中で最も高い利率は幾らか、また現在の利率はどの程度か、高い利率での借り入れがあれば早期に繰上償還するべきではないかとただしたのに対し、理事者より、現在借り入れで最も高い利率は5.5%であり、今年度繰上償還することとしており、5%を超える借り入れはなくなる。また、現在の借入利息は0.6%程度である。高い利率で借り入れをしているもので、補償金免除の償還が可能なものは順次繰上償還していきたいとの答弁がありました。 最後に、継続審査となっていました請願第15号 伊方原発の再稼働を認めないよう求める請願書について、委員から、福島の原発事故の状況は予断を許さない状況が続いており、国の安全調査委員会の結論も出ていない中、規制庁もできていない。もし伊方で事故が起こった場合には避難計画もできていない。ないない尽くしの状況の中で地震の脅威は伊方の真下まで来ているという内閣府の調査結果もある。今の段階で再稼働は認めるべきではないという意見がありました。

 一方で、この請願書については理解できるところがいっぱいあるが、現在特別委員会を設置し、いろんな議論をしているところであり、これについては特別委員会の意見を最重要視して行動したい。今回のこの請願については賛成しかねる状態にあるといった意見もありました。

 採決の結果、賛成少数となり、請願第15号については不採択となりました。

 そのほかの各案件につきましては、種々論議した結果、承認、可決決定した次第であります。

 以上、審査の主な概要を申し上げまして、総務委員会の報告を終わります。

○議長(宇都宮富夫君)  次、民生文教委員長、新宮康史君。

〔民生文教委員長 新宮康史君登壇〕

○民生文教委員長(新宮康史君)  それでは、民生文教委員会の報告を申し上げます。

 当委員会に付託されました議案の審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりでございます。請願については不採択、そのほかの案件については全会一致で原案可決となりました。

 以下、審査の過程において論議されました主な事項につきまして、その概要を申し上げます。

 まず、議案第54号 平成24年度八幡浜市一般会計補正予算(1)のうち、3款民生費、22目児童福祉施設費、8節報償費ほか、シニアによる子育て環境づくり事業についてであります。

 委員より、シニアによる子育て環境づくり事業とは具体的にどのようなことをするのかとただしたのに対し、理事者より、児童センターでは遠足やバザーなどさまざまな行事を行っているが、そこにシニアの方を招いて交流を深め、育児に関する指導をいただきたいと考えている。また、公民館にも出向き、いろいろな創作活動や体験活動を行っており、そうした行事にもシニアの方の参加をいただいて、行事の拡充をしていこうと考えている。具体的な事業内容についてはこれから詰めていくことにしているとの答弁でありました。

 また、委員より、児童センターでの行事の参加率及び周知方法はどのようになっているのかとただしたのに対し、理事者より、児童センターでの行事については毎月広報している。しかし、地理的な問題があり、参加率は余り向上していない。また、幼児の間はいつも参加していた子供が、小・中学校への入学を機に利用が少なくなるということもあり、常に新しい人たちの参加が必要になっている。そういった中で、今回のシニアによる子育て環境づくり事業は、未就園児親子の悩みを聞き、子育てについて経験豊富なシニアの方の御助言などを得るためにまず交流を深めてもらうことからスタートしたいと考えているとの答弁でありました。

 次に、同じく4款衛生費、11目保健衛生総務費、7節賃金ほか、糖尿病性疾患予防対策事業についてであります。

 糖尿病性疾患予防対策事業は、糖尿病患者や特定健診等のデータを集積することで病気等の緊急度、重症度を判定し、治療等の優先順位を決める、いわゆるトリアージを地域で行い、専門医の支援が必要であるか等を判断し、的確な医療につなげていくものであるとの説明を受け、委員より、健診受診者のトリアージを行うようだが、健診項目は今までの健診と変わるのか、トリアージを行うのは予算不足の問題かとただしたのに対し、理事者より、特定健診の検査結果をより糖尿病の状況判断をしやすいように検査項目を追加している。血液検査のクレアチニン(腎機能検査)や、血糖状況についてはグリコヘモグロビン(過去一、二カ月の血糖がうまくコントロールされているかを判定)のみから、さらに空腹時血糖検査も加えており、眼底検査においては全員実施することにした。指導していただく千葉の東金病院の実績をもとに開発したミニマムデータに近い状態にしている。トリアージをすることは予算面の問題ではない。この事業は既に糖尿病の治療をしている患者と健診受診者両方のトリアージを行い、適切な医療に結びつけ、悪化防止に努めていきたいと考えているとの答弁でありました。

 また、委員より、これからの病院経営というのは、弱みもあるが、これだけは強いといったある面では特化したことも必要だと考える。ぜひ市立病院の一つの目玉として力を入れてもらい、より推進をしていただくことが、市立病院のためにも八幡浜市のためにもよいと考える。しっかり頑張っていただきたいとの意見に対し、理事者より、糖尿病性疾患予防対策事業をきっかけにし八幡浜市の医療対策を発展させたい。今回は糖尿病対策ということで市を挙げて市立病院を核にして取り組むということになるが、これがほかの地域にも波及し、八幡浜市では糖尿病対策について先進的に取り組んでいるということで全国の医療関係者から注目され、医師確保にもつなげるきっかけにしていきたいと考えているとの答弁がありました。

 次に、同じく6目環境衛生費、13節委託料、温浴施設立地可能性調査事業委託料についてであります。

 委員より、八幡浜市には今回埋め立てで土地ができたが、総合的にその土地をうまく使っていくことを考えないといけない。例えば今温浴施設ができるとしたら、どーや市場を鉄骨にして2階に温浴施設をつくることはできないか。また、海水を使った塩湯の可能性を模索する等、各課縦割りではなく総合的にやっていかないといけない。温浴施設を別のあいた土地に持っていけば、人が集まるところが分散してしまう。可能な限り施設を集約して人を集めることを真剣に考えていただきたいとの要望がありました。

 次に、同じく10款教育費、42目中学校教育振興費、18節備品購入費、理科教育振興備品購入費についてであります。

 委員より、現在学校の統合について話し合われているが、今後統合問題と考え合わせた中で各学校に対して理科教育振興備品が無駄にならないように購入をどう計画しているのかとただしたのに対し、理事者より、学校の統合は学校統合として進めている。しかし、学校が統合されるまでは教育は各学校同じ教育水準を保たないといけない。耐震化工事等は学校統合のことも考えないといけないが、日常の教育における提供は学校が存続する限り平等にやっていくべきだと考えている。ただ、購入したものが無駄にならないように考えることは必要だと思うとの答弁でありました。

 そのほかの議案につきましても種々論議された結果、請願については不採択、そのほかの案件については原案のとおり可決決定された次第であります。

 以上、審査の主な概要を申し上げまして、民生文教委員会の報告を終わります。

○議長(宇都宮富夫君)  次、産業建設委員長、樋田 都君。

〔産業建設委員長 樋田 都君登壇〕

○産業建設委員長(樋田 都君)  続きまして、産業建設委員会の報告を申し上げます。

 当委員会に付託されました議案の審査結果につきましては、お手元に配付されております委員会審査報告書のとおりであり、すべての議案について全会一致で原案のとおり可決された次第であります。

 以下、審査の過程におきまして論議されました主な事項について、その概要を申し上げます。

 初めに、議案第52号 八幡浜港港湾施設の管理及び利用に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。

 理事者より、この条例は平成2491日に予定している大島行き旅客待合所の供用に伴い、港湾施設一覧表において新たに沖新田旅客待合所(大島行き)を追加し、従来の旅客待合所(大島行き)を北浜旅客待合所(大島行き)に変更するとの説明に対し、委員より、大島行きの待合所が沖新田旅客待合所と北浜旅客待合所と2カ所になるとのことであるが、我々は現在使用している大島行きの旅客待合所は仮設だと思っていた。今後はこの2カ所が大島行きの待合所になると理解してよいのかとただしたのに対し、理事者より、現在使用している大島行きの旅客待合所には旅客に関する会社と荷物を運搬する会社の2つの会社が入っている。そして、今後はスペースの関係で、当面旅客に関する会社が新設した沖新田旅客待合所を使用し、荷物を運搬する会社が現在使用している旅客待合所を使用することにしているとの答弁でありました。

 続きまして、議案第53号 八幡浜市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定についてであります。

 委員より、今回の水道料金の見直しにより一般的な家庭で1カ月どのくらいの値上げになるのかとただしたのに対し、理事者より、八幡浜市の一般的な家庭は大体20立米が基本であり、その場合現行の水道料金2,700円が今回の水道料金の見直しにより2,970円となり、1カ月270円の値上げとなるとの答弁がありました。

 なお、今回の水道料金の見直しについて、市民向けの広報を早目に行い、周知徹底をしてもらいたいとの要望もありました。

 続きまして、議案第54号 平成24年度八幡浜市一般会計補正予算(1)についてであります。

 歳出のうち、6款農林水産業費、32目水産業振興費、13節委託料、受託研究委託料、八幡浜市水産振興基本計画支援事業について、理事者より、この八幡浜市水産振興基本計画支援事業は、離島である大島における水産振興策及び水産加工業育成策の2つの取り組みとして高齢漁業者でも対応可能なもうかる水産業を検討するための大島水産業振興委員会と水産加工委員会を立ち上げ、研究を委託するものであるとの説明に対し、委員より、今回の受託研究委託料はそれぞれの委員会に研究を委託するものであるが、その金額の内訳はどのようになるのかとただしたのに対し、理事者より、今回の大島水産業振興委員会と水産加工委員会の委員には大学や研究機関として計5つの関係機関を予定しており、それぞれ大島の水産振興をどういう形でやっていくか、今後大島でアワビやナマコを飼育した際、どういう問題が発生するか、また今後整備する予定である水産加工施設はどういう内容の施設がいいかなど研究していただく予定にしており、1機関50万円を予定しているとの答弁でありました。

 さらに委員より、今回は離島振興ということで大島について取り組まれるが、それだけではなく、八幡浜市全体の水産業の活性化についてもさらに取り組んでもらいたいが、どうかとただしたのに対し、理事者より、今回あえて大島を選んだのは距離的なハンディなど大島が八幡浜市の中で一番不利な場所であると考えているからである。この不利な場所で、ある程度採算がとれるものができ成功すれば、ほかのところでも展開していきたいとの答弁でありました。

 続きまして、7款商工費、13目観光費、13節委託料、八幡浜&えひめ南予いやし博観光バスツアー委託料について、理事者より、この観光バスツアー委託料は、3月の宇和島道路開通を記念して422日から開催されているえひめ南予いやし博2012に来ていただくお客様に八幡浜市まで足を延ばしていただくきっかけをつくる事業として、初日の昼間にはいやし博を見学し、夕刻に八幡浜市に入り、会食、宿泊、翌日にはちゃんぽんの昼食、おさかな牧場、保内の町並みや蒲鉾工場の見学などを実施する12日のバスツアーを実施するための旅行業者に委託するための経費であるとの説明に対し、委員より、この観光バスツアーはいつごろの実施予定であるかとただしたのに対し、理事者より、この観光バスツアーは2回の実施を予定しており、できれば夏休み中と海鮮活しゃぶがおいしくなる11月ごろを予定しているとの答弁がありました。

 なお、以前海鮮朝市を実施したとき、11月ごろ、ミカン狩りを行い、大変喜んでいただいた。今回の観光バスツアーでもそういった内容を提案したいとの意見がありました。

 そのほかの議案につきましても種々論議された結果、原案のとおり可決された次第であります。

 また、委員より、今定例会の質疑において、水道料金の滞納に対し5,000件の督促状を出したということであるが、その内容について説明を求めたのに対し、理事者より、この5,000件は1年間、すなわち12カ月の数字であり、1カ月にすると400件から420件程度の督促状を出している。督促状を出した後、半分の200件程度はすぐに納付されているが、督促状を発送しても納付されない場合には催告、給水停止予告通知を行い、それでもなお納付されない場合には、水道法及び八幡浜市水道事業給水条例の規定により、本人立ち会いのもと、給水停止を行い、私債権である水道料金の徴収に努めているとの説明がありました。

 以上、審査の主な概要を申し上げまして、産業建設委員会の報告を終わります。

○議長(宇都宮富夫君)  以上で各委員長の報告は終わりました。

 これより委員長の報告に対する質疑に入ります。

 まず、総務委員長の報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、民生文教委員長の報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

 遠藤素子君。

○遠藤素子君  請願第18号、これについての審査の内容、そして不採択にされた理由についてお聞きします。

○議長(宇都宮富夫君)  新宮康史君。

○民生文教委員長(新宮康史君)  委員会では、出た意見は、まだ国会で審議している途中ということもあって、その意見は1つあったんですけど、ほかに意見がなかったんで、採決しましたら、全員不採択ということで決定しました。

 以上であります。

○議長(宇都宮富夫君)  ほかにございませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  次、産業建設委員長の報告に対する質疑に入ります。

 質疑はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  これをもって委員長の報告に対する質疑を終結いたします。

 これより適宜分割して討論、採決に入ります。

 念のため申し上げます。

 各委員会の審査の結果は、お手元に配付いたしております委員会審査報告書のとおりであります。

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○議長(宇都宮富夫君)  まず、報告第3号 専決処分の報告について(八幡浜市市税条例の一部を改正する条例の制定について)の討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより報告第3号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は承認であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(宇都宮富夫君)  御着席願います。

 起立全員であります。よって、報告第3号は原案のとおり承認されました。

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○議長(宇都宮富夫君)  次、報告第4号 専決処分の報告について(八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)の討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより報告第4号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は承認であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(宇都宮富夫君)  御着席願います。

 起立全員であります。よって、報告第4号は原案のとおり承認されました。

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○議長(宇都宮富夫君)  次、報告第5号 専決処分の報告について(八幡浜市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について)の討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより報告第5号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は承認であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(宇都宮富夫君)  御着席願います。

 起立多数であります。よって、報告第5号は原案のとおり承認されました。

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○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第47号 愛媛県後期高齢者医療広域連合規約の変更についての討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第47号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(宇都宮富夫君)  御着席願います。

 起立全員であります。よって、議案第47号は原案のとおり可決されました。

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○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第48号 八幡浜市寝たきり老人等介護慰労金支給条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第48号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(宇都宮富夫君)  御着席願います。

 起立全員であります。よって、議案第48号は原案のとおり可決されました。

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○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第49号 八幡浜市印鑑条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第49号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(宇都宮富夫君)  御着席願います。

 起立全員であります。よって、議案第49号は原案のとおり可決されました。

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○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第50号 八幡浜市火葬場条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第50号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(宇都宮富夫君)  御着席願います。

 起立全員であります。よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。

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○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第51号 八幡浜市下水道条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第51号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(宇都宮富夫君)  御着席願います。

 起立全員であります。よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。

————————————————————————————————————————

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第52号 八幡浜港港湾施設の管理及び利用に関する条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第52号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(宇都宮富夫君)  御着席願います。

 起立全員であります。よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。

————————————————————————————————————————

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第53号 八幡浜市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定についての討論に入ります。

 討論はありませんか。

 大山政司君。

○大山政司君  議案第53号 八幡浜市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定についてでございますが、先ほど常任委員長から滞納について5,000件、月大体四百数十件の督促状を出しているということですが、やはり水道料は完納してもらうということについて誠意を持った対応を私はすべきだと思います。滞納がこれだけあって、即水道料金値上げということに結びつけることについては、私いささかの疑問を持っておりますし、賛成いたしかねますので、発言させていただきました。

 以上です。

○議長(宇都宮富夫君)  ほかにありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第53号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(宇都宮富夫君)  御着席願います。

 起立多数であります。よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。

————————————————————————————————————————

○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第54号 平成24年度八幡浜市一般会計補正予算(1)の討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第54号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(宇都宮富夫君)  御着席願います。

 起立多数であります。よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。

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○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第55号 平成24年度八幡浜市後期高齢者医療特別会計補正予算(1)の討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第55号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(宇都宮富夫君)  御着席願います。

 起立全員であります。よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。

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○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第56号 平成24年度八幡浜市介護保険特別会計補正予算(1)の討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第56号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(宇都宮富夫君)  御着席願います。

 起立全員であります。よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。

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○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第57号 平成24年度八幡浜市公共下水道事業特別会計補正予算(1)の討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第57号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(宇都宮富夫君)  御着席願います。

 起立全員であります。よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。

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○議長(宇都宮富夫君)  次、議案第58号 平成24年度八幡浜市港湾整備事業特別会計補正予算(1)の討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより議案第58号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は可決であります。本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(宇都宮富夫君)  御着席願います。

 起立全員であります。よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。

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○議長(宇都宮富夫君)  次、請願第15号 伊方原発の再稼働を認めないよう求める請願書の討論に入ります。

 討論はありませんか。

 遠藤素子君。

○遠藤素子君  請願第15号 伊方原発の再稼働を認めないよう求める請願書について賛成討論をさせていただきます。

 昨年の311日以降、原発に関する安全神話が崩れ、一たび事故が起これば時間的、空間的に、そして社会的にも放射能の被害は拡散し続け、人間と核は共存できないことが明らかになりました。さらに、今日本列島は巨大地震の活動期に入り、地震学者が予知できないことが次々と起こっており、伊方原発もいつ想像を絶する地震に見舞われるかしれません。

 そのような中で、12号機は老朽原発であり、3号機はプルサーマルです。人間は思いがけないミスを犯すことも考えなければなりません。その上に、福島の事故の徹底した検証もされず、それに基づいた新しい安全基準もなく、もしもの事故が起こったときの避難計画もできておりません。推進側から完全に独立した規制機関もありません。

 福島の人たちは放射能に汚染された空気を今このときも吸い続け、食べるものが何ベクレルだから子供に食べさせてもいいかどうかと毎日迷い、子供たちを外で遊ばせることのできないつらさを抱えながら生活されている、この現実を私たちはしっかりと見る必要があると思います。

 政府は国策としてあれだけの事故を起こしておきながら、その反省も責任もとっておりません。そういう状態のまま、大飯原発の再稼働を認めるという暴挙を行いました。それを待っていたかのように愛媛県知事、そして伊方町長が多くの地域の住民の声を無視し、またまた安全神話を振りまきながら、伊方原発を動かすためにその役割を果たそうとしている。

 そういうときであるだけに、私たち地方議員の役割は本当に大きいと思います。地域住民の命と財産、暮らしを守るためのとりでにならなければならないと思います。ぜひともこの請願に御賛同いただき、意見書を上げていただきますようにお願いを申し上げまして、賛成討論といたします。

○議長(宇都宮富夫君)  岩田功次君。

○岩田功次君  まさに今の世の中の状況を見ると遠藤議員が言われたようなことではありますが、この請願がここにあるということは、総務委員会が総務委員会の中でこれをみんなで話し合うっていうことであります。ほかの委員は参加できないのであります。今原子力特別委員会が全体で立ち上がっております。そちらで今のような議論をどんどん上げていただき、話し合うべきだと思います。

 ですので、今回この伊方の再稼働を認めない請願は特別委員会で考えるべきであり、この場合は不採択で結構だと思います。

 以上。

○議長(宇都宮富夫君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより請願第15号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決いたします。本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(宇都宮富夫君)  御着席願います。

 起立少数であります。よって、請願第15号は不採択となりました。

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○議長(宇都宮富夫君)  次、請願第18号 「子ども・子育て新システム」の法制化に反対の意思を表明し、法案撤回を政府に求める意見書提出についての請願書の討論に入ります。

 討論はありませんか。

(「なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  これをもって討論を終結いたします。

 これより請願第18号を採決いたします。

 本件に対する委員長の報告は不採択でありますので、原案について採決いたします。本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(宇都宮富夫君)  御着席願います。

 起立少数であります。よって、請願第18号は不採択となりました。

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○議長(宇都宮富夫君)  日程第3 議員提出議案第1号 北朝鮮による拉致問題の早期解決に向けた積極的で強力な行動を求める意見書の提出についてを議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 新宮康史君。

〔新宮康史君登壇〕

○新宮康史君  ただいま提案されました議員提出議案第1号 北朝鮮による拉致問題の早期解決に向けた積極的で強力な行動を求める意見書の提出について提案説明をさせていただきます。

 お手元に配付してございます意見書の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。

 北朝鮮による拉致問題の早期解決に向けた積極的で強力な行動を求める意見書。

 北朝鮮による日本人拉致事件の発生から既に30年以上が経過し、平成149月の日朝首脳会談で北朝鮮が日本人の拉致を認めてからも10年近くの歳月が流れている。

 この間、我が国の拉致被害者5人とその家族が帰国した以外には特別な進展もない状況が続いており、北朝鮮は納得のいく説明をすることもなく、極めて不誠実な態度をとり続けた結果、いまだ政府認定の未帰国拉致被害者や拉致の可能性が疑われる方々の消息がつかめていない。

 政府から解決に向けた具体策が何ら示されることなく、拉致問題の進展が見られない中、平成231217日、金正日総書記が死去し、北朝鮮は金正恩を後継者とする新体制に移行することとなった。

 拉致被害者の御家族は、北朝鮮新体制において新たな交渉の窓口を見出せるのではないかと期待される一方、混乱状態になった際の拉致被害者の身辺の安全についても心配されており、再会を待ち続ける方々の心情は察するに余りあるものがある。

 北朝鮮による日本人拉致問題は重大な人権問題であるとともに、我が国に対する主権の侵害であり、国の責任において解決すべき喫緊の課題である。

 また、本県においても特定失踪者が3名おり、御家族を中心に活動を休みなく続けているものの、拉致被害者及び御家族は御高齢の方も多くなっており、被害者の一刻も早い帰国の実現が強く望まれる。

 よって、国においてはすべての拉致被害者の早期帰国の実現のため、北朝鮮政府に対し拉致被害者の再調査を強く求めるとともに、北朝鮮による人権の侵害をさらに一層広く世界に訴え、強固な国際連携のもとに拉致問題の全面解決に向け全力で取り組むよう強く要望する。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

 平成24621日。愛媛県八幡浜市議会。

 提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、拉致問題担当大臣、外務大臣、内閣官房長官となっております。

 よろしく御賛同のほどお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。

 以上であります。

○議長(宇都宮富夫君)  お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議員提出議案第1号は、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  御異議なしと認めます。よって、本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。

 これより議員提出議案第1号を採決いたします。

 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(宇都宮富夫君)  御着席願います。

 起立全員であります。よって、議員提出議案第1号は提出することに決しました。

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○議長(宇都宮富夫君)  日程第4 議員提出議案第2号 八幡浜市議会会議規則の一部を改正する規則の制定についてを議題といたします。

 提出者の説明を求めます。

 大山政司君。

〔大山政司君登壇〕

○大山政司君  ただいま提案されました議員提出議案第2号 八幡浜市議会会議規則の一部を改正する規則の制定について提案説明をさせていただきます。

 今回の改正は、地方自治法第100条第12項の規定による議案の審査または議会の運営に関し協議または調整を行うための場を設けるものでございます。

 具体的には、別表第159条、この159条は提出議案の裏側に載っています。今回、市議会協議会、各委員会協議会、議会だより編集委員会、各正副委員長事前協議を、協議または調整を行うための場として会議規則に定めることにより正規の議会活動として位置づけ、議会活動の範囲を明確化するため、所要の改正を行うものでございます。

 なお、この規則は公布の日から施行するものであります。

 よろしく御賛同のほどお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。

○議長(宇都宮富夫君)  お諮りいたします。

 ただいま議題となっております議員提出議案第2号は、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。

(「異議なし」と呼ぶ者あり)

○議長(宇都宮富夫君)  御異議なしと認めます。よって、本件については、質疑、委員会付託及び討論を省略し、直ちに採決に入ることに決しました。

 これより議員提出議案第2号を採決いたします。

 本件は原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

(賛成者起立)

○議長(宇都宮富夫君)  御着席願います。

 起立全員であります。よって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決されました。

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○議長(宇都宮富夫君)  これにて本日の会議を閉じます。

 閉会に当たり、市長からあいさつがあります。

 市長。

〔市長 大城一郎君登壇〕

○市長(大城一郎君)  閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

 去る65日から開会をいたしました本議会におきまして、御提案申し上げました全議案に対し適切なる御決定、御承認をいただきまして、まことにありがとうございました。

 会期中に議員各位から賜りました御意見、御要望等につきましては、率直に受けとめ、予算の執行等には慎重を期してまいる所存であります。

 さて、当市では昨年度から学校グラウンドの芝生化に取り組んでおりますが、先日、69日土曜日に宮内小学校において、児童、教職員、PTA、地元の皆さんなど総勢約500名が参加され芝生植栽作業が行われました。秋の運動会が芝生のグラウンドで行われることを楽しみにしております。

 次に、東日本大震災の被災地を前年度に視察しましたが、震災から13カ月余りが経過し、その後の被災地の現状を視察するため、現在当市から職員を派遣している岩手県陸前高田市を来月、711日から12日にかけて訪問する予定としております。今後とも引き続き被災地の復旧、復興に当市としてできる限りの人的、物的支援をしてまいりたいと存じます。

 終わりに、梅雨の大雨が続きますが、梅雨が明けるといよいよ暑さが厳しくなってまいります。議員各位におかれましては、健康に御留意いただき、市政発展のためなお一層の御尽力を賜りますようお願い申し上げまして、閉会のごあいさつといたします。ありがとうございました。

○議長(宇都宮富夫君)  以上をもって今議会の日程は全部終了いたしました。

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○議長(宇都宮富夫君)  これをもって平成24年第2回八幡浜市議会定例会を閉会いたします。

午前1104分 閉会

 

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住所:愛媛県八幡浜市北浜一丁目1番1号
TEL:0894-22-5998
FAX:0894-22-5963
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