一般質問(一問一答方式) R1.12 西山一規 議員

公開日 2022年01月12日

〔西山一規君質問席へ移動〕

 

○西山一規君  おはようございます。もうお昼ですから、こんにちはぐらいですけど。
 私も大綱2点につきまして質問させていただきます。
 1つ目が、大綱1がミュージックサイレンについてということです。
 市民の皆さんも、恐らく皆さんが知ってることじゃないんじゃないかなと思うんですが、私も実際この存在に気がついたのは2016年8月末です。岡山県庁の上についているミュージックサイレンをメーカーのサポートが終了することに伴い廃止するというのがテレビのニュースで流れておりました。そのときに聞こえた音が、あれ、どっかで聞いたことあるなと。よくよく考えると、お昼に鳴ってるみかんの花咲く丘のメロディー、あっ、これと音が似てるなと思って調べると、実は流れている音楽はミュージックサイレンから流れているということがわかって、それから興味を持ち出しました。
 普通に考えると、ミュージックサイレンという存在を知らない方は、防災行政無線のようなスピーカーから流れる音楽かなというふうに思ってらっしゃる方がほとんどじゃないかと思います。
 この特殊なミュージックサイレンについて簡単な概要と仕組みについて伺います。
○議長(石崎久次君)  財政課長。
○財政課長(福岡勝明君)  お答えします。
 愛宕山ミュージックサイレンは、平成5年2月に総工費1,534万7,000円で設置し、同年2月11日、当時の八幡浜市市制施行記念日に供用開始されました。
 愛宕山にミュージックサイレンが設置される前は、時報塔が設置されており、サイレンにより午前6時、正午、午後6時の時報を鳴らしていましたが、サイレンの音量が大きく、愛宕山周辺の方だけでなく、多くの市民から改善の要望がありました。そのため、市ではもっと耳に優しいものにできるよう検討し、音量、音質もソフトにメロディーを奏で和やかに聞けるミュージックサイレンを導入し、現在の場所に設置することとしました。
 曲目については、午前6時は古賀政男氏の作曲である八幡浜漁港の歌、正午はみかんの花咲く丘、午後6時は夕焼け小焼けのメロディーを流しています。
 ミュージックサイレンはハーモニカの原理で遠心力で空気を圧縮し、これを内部ドラムの窓の開閉によって断続的に外部に放出し、音を出す仕組みで、ドラムの回転数と窓の数で音の高さが決まるものです。
 以上です。
○議長(石崎久次君)  西山一規議員。
○西山一規君  わかりました。私も興味を持って、中身のほうを取説とかを見させていただいて、ああこうなっとるんかというのを確認させていただいたことがあります。要は、あれ自体が楽器ということです。あそこから音を出す仕組みがあって、音が出るということですから、ただスピーカーから出ているのとは全く違いますよということです。
 貴重なミュージックサイレンでございますが。貴重というのは、実は調べてみると、日本で5台しか今稼働してないというものです。もっと昔はたくさんあったんですけど、壊れてやめていったり。メーカーのサポートが終わっておりますので、基本的にはもう壊れたらおしまいですよという扱いのものでありますので、それだったらやめようかというのが岡山県庁の判断でございます。
 このようにサポートが終わってるにもかかわらず、修理をしながら稼働し続けられるというのは、どのような経緯で現在稼働が続いているのかということを伺います。
○議長(石崎久次君)  財政課長。
○財政課長(福岡勝明君)  お答えします。
 ミュージックサイレンが稼働して26年が経過し、老朽化が進み、空気漏れによる機械内部の圧力低下やコンプレッサーの異常により現在も音が出ない場合が時々あります。
 保守、修理については、今西山議員が言われましたように、メーカーであるヤマハファインテック株式会社の対応が平成28年度に終了したため、設置業者である南海放送音響照明株式会社に故障した部品の調達及び交換を依頼しています。
 最近の修理としては、平成29年7月にエアホースの劣化による空気漏れ及びサイレン発音部の調整弁の不良によりエアホース取りかえ及び調整弁の清掃、グリスアップ等、修繕を約170万円で行い、平成30年3月末に復旧しました。
 また、昨年は、7月豪雨により機械内部に雨が降り込んだため、圧力センサーに異常が発生し、エアフィルター等の関連部品の交換を約20万円で行いました。
 今後も各部品の劣化に伴う交換が必要となるため、今年度から、現在修理を依頼している南海放送音響照明株式会社と年2回の保守点検の契約を締結し、不良箇所の早期発見に努め、可能な限り維持していきたいと考えています。
 以上です。
○議長(石崎久次君)  西山一規議員。
○西山一規君  今、御説明ありましたが、これからメーカーが何もしてくれないという状況ですので、何とかほかの業者でという形でやるしかないという状況ですので、言葉は悪いですが、綱渡り的な運用ということにはなってくるかと思いますが。
 先ほども言いましたように、日本で5台しか動いていないということで、非常に希少価値の高いものになってくるかと思います。今の御説明の中にも入っていたと思いますが、聞き取りのときの順番で今後の維持についてはどのようにお考えになっているかお聞きします。
○議長(石崎久次君)  総務企画部長。
○総務企画部長(藤堂耕治君)  今、財政課長のほうからお答えをしたとおりでありますが、ミュージックサイレンの機器については保守点検により不良箇所を早期発見し、部品調達、交換を行い、可能な限り維持していきたいと考えております。
 しかし、保守点検業務を依頼する南海放送音響照明株式会社からは、ミュージックサイレンの機器の動作確認等の点検はできるが、制御部に関しては電子部品が故障した場合、修理対応ができないとの申し出を受けております。
 ミュージックサイレンは市民にとってなれ親しんだものであるため、仮に修理ができなくなった場合でも、現在と同様のミュージックサイレンの音を鳴らすことができるよう音源を録音しており、その際には防災行政無線を使用するなど、別の手段を検討してみたいと考えております。
 以上でございます。
○議長(石崎久次君)  西山一規議員。
○西山一規君  はい、わかりました。もし機械が動かなくなっても、同じ音を流し続ける計画があるということですね。
 これからは要望になるんですけども、先ほど日本で5台というふうに言いましたけれども、それの中でも観光資源としてもいけるんじゃないかなというふうに個人的には思っておりまして。
 その中の理由として、残りの4台、日本中にある4台は全部建物の屋上に置いてあります。ですから、近づくことができないんです。ところが、愛宕山のミュージックサイレンは真下まで車で行けると。道も愛宕中学校の脇からずうっと入っていって上っていくような感じですから、車で簡単に行ける。そして、一番近くで多分5メートルぐらいの距離になるかと思いますが、そういった間近で音が聞けるというのが日本で唯一ここだけなんです。
 私も、興味を持ってユーチューブに動画をアップしたりしております。現在、再生回数が個人なので大したことないですが、1万3,909回という再生回数を得ております。ほかにも、わざわざ遠くから来られて、愛宕山ミュージックサイレンの動画を投稿されている方は複数いらっしゃいます。
 そういったことで、どういった動きをしているのか、どんな音がするのかというのは、動画でも見れるんですが、実際にはかなり大きな音ですから、本当に近寄って音圧を感じると体で感じますので、非常に迫力があるわけです。御近所の方には迷惑な話ではあるんですけども。
 それで、そういった音を直接聞きたいという方がわざわざ訪れてきていると。ごく一部の方ではありますけれども、私の動画のほうにも、行ったけど鳴ってなかったです、残念でしたとかというコメントをいただいている方もいらっしゃいました。
 そういった感じでできるだけ音を体感していただきたいなと思っておりましたので、たまたま来られた某市議会議員さん、ほかのところの議員さんですけど、一緒にちょっと聞いてみるという形で連れていって、うわ、すごいなということで感動されていらっしゃいました。
 皆さん万人に受けるものではありませんけども、一部のそういった興味を持たれてる方がここに来られて、実際の音圧を体験して、お昼であればそのままちゃんぽんとか食べていただいて、観光資源としてアピールできるのではないかというふうに私は考えておりますが、その点についてはいかがでしょうか。
○議長(石崎久次君)  市長。
○市長(大城一郎君)  私も、議員のホームページでユーチューブで拝見をさせていただきましたが、確かに観光資源になり得るのかもしれません。音の風圧までは感じることができずに、大きな音が出るということで向かないのかもしれませんが、より文化財として残していくためには室内に保存するとか、音を小さくできるのであれば音を小さくして鳴ることも体験できるとか、そういったことを今後考えていくべきかなというふうにも今思っております。図書館とか新しくできる市民文化活動センター、旧図書館が移行するときに、いい場所があればもっと傷まないような、風雨にさらされないような形で間近で見ることができる、そのような文化財としての保存も視野に、今後取り組んでいきたいと思っております。
○議長(石崎久次君)  西山一規議員。
○西山一規君  非常に貴重なものですので、今後もいろんな活用をするように要望をしていきたいと思います。
 時間がないんですが、次の大綱2、八幡浜市のお金の流れについてであります。
 私は新居浜高専の電気工学科を出てまして、完全な理系の人間です。経済学とかは全く学んだことはありません。完全など素人ですので、そういった人間がわあわあ言いよるという感じで聞いていただければいいかなと思います。
 現在、興味を持って、まず思ったのが根本の部分です。お金って何だろうかという疑問から本を読んだりを始めております。
 それまでのお金の概念というのは、紙幣や貨幣で、銀行預金も一緒かなという程度の知識であったんですが、いろいろ本を読んでみると、大学とかで習う経済学のほうでは、お金は物ですよと、そしてその中に3つの機能があります。
 価値尺度、要は物と物とを比較するときの物差し、例えばこの牛乳1本が百何十円ですよと、キャベツが幾らですよというような、何円というようなお金の単位にすると、その物と物との価値を比較することができると、そういう物差しであるという機能。
 そして、流通の手段です。お金のない物々交換の時代では、お互いが相手の物を欲しいというときに初めて取引が成立するんですが、相手が幾ら欲しがっても、私は要らないですと言うと取引できませんので、そのときに間に立って、一旦お金というものを経由して、そのときは要らないんだけど、また要るときにほかのものを入手するというような手段です。
 価値の蓄蔵。例えば、トマトを持っていてもいずれ腐ってしまって物の価値はなくなってしまいますが、トマト1個と同じ価値の貨幣にかえれば、そのまま価値を保存することができるという3つのことが書かれております。
 それとはまた別の切り口で、一部の経済理論では、お金は負債ですよと。物を受け取って、借用書を渡すというのと同じものです。日銀のバランスシートを見ても、発行した銀行券は負債のほうに計上されているということのようでした。
 議員になる前の私のお金の感覚は、当然使えば減る、同じ物なら安いところで買うというのがいいことだというふうに認識をしておりました。ほとんどの皆さんもそういう感じじゃないかなと思います。
 その後、議員になってからですけれども、景気って何だろうなとかいろいろ考えていくうちに、これはできるだけ八幡浜市内でお金を回すべきだろうなということを漠然と感覚として感じるようにはなってきましたので、できるだけ買い物は市内でという意識を持ってやっておりました。当然、ないものもいっぱいありますので通販とかも利用はするんですけども、その前にも、近くに売ってれば探してみて買おうかなという形で考えながらやっております。
 そういった経済的な話の中で、八幡浜市という一くくりの全体として、入ってくるお金、出ていくお金、市内で動くお金というのはどのようになったら景気がよくなるのかなという疑問が湧きましたので、その点について伺います。
○議長(石崎久次君)  政策推進課長。
○政策推進課長(垣内千代紀君)  お答えします。
 市内の工場などで製造されたものが市外において高値で数多く販売され利益が従業員の給料となって配分されること、市内で生産された農産物や海産物が市外において高値で販売され農家や漁師に豊かな所得をもたらすこと、それから市外からの来訪者が市内で消費することなど、市へ入ってくるお金が多ければ、景気にとって好ましいことであります。
 一方、市から出ていくお金、これは生産に必要な資材などを市外で調達することやせっかくの所得が市外で消費されることなどで、景気には負の要因となります。
 市外から入ってくる市内のさまざまな企業や市民の収入がふえ、市内で投資、消費され、市内で循環するようになれば、景気の向上につながります。
 以上です。
○議長(石崎久次君)  西山一規議員。
○西山一規君  わかりやすい説明をありがとうございます。今の答弁でその後続いて質問したかったことも含まれてますので、時間もあれですので、まとめてこちらで一方的に言いたいと思いますが。
 市外で買い物をする、あと観光とか医療機関で受診する、例えば人間ドックをほかの市でやるとか、そういったことは景気にとっては悪くなってくる、お金が出ていくという話になってきます。
 考えたんですが、ガソリンも隣の市に行ったら安いよとかというのがあるかと思います。でも、よく考えたら、リッターたとえ10円安くても、満タンにしても300円か400円程度ですから、それだったら地元のせっかく経営しとる近所のガソリンスタンドを応援しようじゃないかというような考え方もあるかと思います。私も、実際、ほとんど近所の一番近くのガソリンスタンドで入れております。
 あともう一つ、遺産相続、これもある面を捉えると、市内で貯蓄した資産を人生を卒業されたと同時に親族の方が相続するということは、親族の方が市内にいないことが結構あるかと思いますので、丸ごと外に出ていっちゃうということになろうかと思いますので、できるだけ生きているうちに全部使い果たそうかなと自分では思っております。
 あと、入ってくるお金としては、観光とか工場を誘致したり、あるいは市で経営しない県立とか市立の公共施設があれば、市の中にお金は入ってくるということではないかと思います。
 同じように市をPRするということは、八幡浜市に興味を持っていただくということは、そこからお金が入ってくる可能性を高くするということですから、そういったことも大事な取り組みではないかと思います。
 次、問いになりますけども、市として景気がよくなるためにどのようなことに取り組んでいるか。今後取り組む予定にしているものはどういうものがあるか伺います。
○議長(石崎久次君)  副市長。
○副市長(橋本顯治君)  質問が想定外に行ってますので、2段に分けて御回答させていただきます。
 市内の観光客増加、工業誘致とか公共施設が市内の景気にどう影響するかといったポイントでの答弁をしたいと思いますけれども。
 かつて、八幡浜市内には7万人以上の人たちが居住をしていました。紡績、製材、練り製品などの工場が市内に数多く立地し、市民に雇用の場を提供していました。また、もともと八幡浜市は大きな観光地ということではありませんけれども、南予北部一帯での商業集積地として多くの卸小売の商店が立地して繁盛をしていました。
 しかし、工場や商店の立地のあり方が変化し、広い敷地や駐車場、安価な水資源などを求めて多くの企業が市外に移転し、また国の機関も専売公社、法務局、検察庁などが順次閉鎖、移転しました。この間、地価の高騰などの影響を受け、市民が職場と安価な住宅地のある市外に転出したこともあり、大きく人口が減少し、現在に至っているというところです。この時期で新規立地としては、公共施設としては県の原子力センターなどが数少ない例の一つだと思います。
 今お話があったみたいに、たくさんの観光客が来訪して、それから例えば市内に工場や公共施設などの雇用の場が再び立地すれば、市内の経済が活性化することは言うまでもありません。なかなか大変ですけれども。
 また、過去の例を踏まえれば、企業誘致だけではなしに、今八幡浜にある企業の留置に取り組むことも大切な課題であると思っています。
○議長(石崎久次君)  市長。
○市長(大城一郎君)  市として景気がよくなるための取り組みということで取り組んでいることは何か、今後に取り組む予定というような質問がありましたが、今副市長からもありました、企業誘致という言葉が出てまいりましたが、企業誘致につきましては企業誘致促進条例等に基づく各種支援措置を講じ、促進に努めているところであり、昨年10月にベネフィットワンのサテライトオフィス、これが当市に開設されたのも、その成果の一例であります。
 観光に関しては、昨年12月に一般社団法人八幡浜市ふるさと観光公社を設立し、地域資源を生かした魅力的な観光商品の造成に今取り組んでいるところであります。今後、修学旅行の誘致などを通じて観光消費額の増加を図りたいと考えています。
 また、市外からお金を稼ぐ方法として、市内事業者の販路開拓や市内産品のPR、これにも力を入れておりましてスーパーマーケット・トレードショー、沖縄大交易会などの商談会への出展支援、台湾での八幡浜フェアの開催、昨年度、件数、金額とも県内1位の実績を上げましたふるさと納税の推進、さらには本市で開催されるマーマレード大会や産業まつりなどもその取り組みであると思います。
 なお、産品のほとんどを市外へ向けて販売しているかんきつ産業や水産業を支えることも景気の浮揚につながるものであるため、これからも地場産業の基盤強化や6次産業の推進を初め、さまざまな形で努力をしていきたいと思います。
○議長(石崎久次君)  西山一規議員。
○西山一規君  ありがとうございます。順番を変えたので、御迷惑をおかけしました。
 私が個人的に考えたのは、先ほど同僚議員からもありましたけれども、住宅リフォーム補助制度、これも内需とか、市内でお金を回す大きな取り組みではないかと思います。5,000万円の支出で7億円お金が動いているという答弁があったと思いますが、そういったのもちょっとした入れたお金よりもたくさん回るというのは、景気にとって非常に大きいことではないかと思います。
 同様に、名前を忘れましたけど、スナックナビでしたっけ、夜のお店を紹介するというのも、観光でもあり、市内のお金の使い方でもあり、おもしろい取り組みかなというふうに感じております。
 これからは提案になりますけども、景気がよくなるためには、入ってくるお金と市内で動くお金をふやして、出ていくお金を減らすということが大事であろうかと思いますが、八幡浜市民全体ができるだけ市内でお金を回す意識を持つと、こういったことが大事なのではないかと思います。それぞれの市民もそうですが、行政職員、市議会議員など税金から報酬をいただく人は、特に市内でお金を回すことを意識して取り組むべきではないかと思います。
 場合によっては、案としてさらっとでいいんですけれども、無理やり強制するというのも方法ではないかと思います。例えば報酬の一部を市内限定の商品券として支給して、期限を設けて貯蓄に回さないようにするということです。きついなという人がおるかと思いますが、そういった制限を設けるんだからちょっと割り増しで支給しますよというと、うん、ちょっといいかなというような微妙なバランスで何か取り組んでいただくのもおもしろいんじゃないかと思います。
 当然、私自身の消費もそうですが、全ての消費を市内で行うということは、現実的に見ても不可能です。観光とかはギブ・アンド・テイクですから、観光来てね、うちは行かんよというわけにもいきませんので、そういったのはバランスが非常に大切ではないかと思いますが、このように市内でお金を使うということ、そういったことを強く意識を持つということは大事なのではないかと私は思っております。この点について何かありましたらお願いします。
○議長(石崎久次君)  市長。
○市長(大城一郎君)  場合によっては強制する方法も一つじゃないかというふうに言われました。その昔、市内の青年団体が地域通貨というのをつくって、地域の中で循環させるというようなことも実験されたやに聞いております。なかなか結果としてうまく反映しなかったというようなこともあるわけなんですが、非常に難しい取り組みだと思っております。
 強制が難しいというところもあるんですが、地方公務員法第25条第2項によりまして、職員の給与は法律または条例に特に設けられた場合を除き通貨で直接職員にその全額を支払わなければならないというふうに規定がありますので、これもなかなか難しいところであろうかなというふうに思います。
 そして、対策としては、議員さんがおっしゃっておられるとおり、市のPRをすること、これがやはり一番の現実的なことだと思っております。今、特に師走、12月で忘年会が各地で行われておりますが、私も市内でもよく忘年会に誘われて参加をします。市外でもあります。東京でも実際にあるわけなんですが、その料理を見てみますと、特に魚が多くなってまいります。八幡浜の魚は本当においしいです。ほかのところに比べて、やはり八幡浜の魚はおいしいなとつくづく感じるわけでありますが。ぜひそういった忘年会とかいろいろな会で、八幡浜は魚おいしいですよ、ミカンおいしいですよ、そういったところを十分にPRして八幡浜内で消費してもらう、あるいは外から八幡浜に来ておいしい魚を味わってもらう、そのようなPRを上手にしていくことで八幡浜でお金を回していきたいなというふうにも考えております。
○議長(石崎久次君)  西山一規議員。
○西山一規君  今のは通告してないやつでしたから、お答えいただきましてありがとうございます。
 まとめとして、ことわざというかこういった言葉があるかと思います。金は天下の回りものという言葉があります。本来の意味は、今回のやつと違いまして、お金は人から人へ回ってくるものだから、今貧乏でもいつか回ってくるから真面目に働こうよという慰めの言葉ではあるんですが、これを少し意味を変えて、回りものというか自分たちで回すものだという意識を持って、市内でお金を回すスローガンとしてこれを唱えるのがいいのかなと私は今思っておりまして、自分ではそうしていきたいと思います。
 以上で私の一般質問を終わります。

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