一般質問(一問一答方式) R3.9 菊池彰 議員

公開日 2022年01月13日

〔菊池 彰君質問席へ移動〕

 

○菊池 彰君  2期目を迎えての初めての一般質問になります。1期目は市民の皆様、地域の方々が安心して安全に暮らすことができるように、防災力の向上や豊かで住みよいまちづくりなど、各種産業の発展を願って11回の一般質問を行いました。提言が形になったもの、計画中のもの、時間が必要なものなど様々ですが、これからも市の活性化のため、地域の発展のために粉骨砕身努力する覚悟です。
 それでは、一般質問通告書に従い、大綱3点についてお伺いします。理事者の皆様には誠意ある御答弁をお願いいたします。
 まず1点目は、公共施設のトイレの洋式化についてであります。
 本年3月議会において、市長・市議同日選挙実施の議案が提出され、議会最終日には女性団体の方はじめ多くの方が傍聴されました。
 後日傍聴された女性より、残念な結果に終わったと失望の連絡とともに、議場のある6階のトイレが和式で使いづらかった、洋式トイレがあってもいいのではないかと御意見がありました。
 また、今年度小学校1年生になった保護者の方からは、子供が和式トイレを使うのを嫌がっており、洋式トイレが空くのを我慢して待っていることもある、もっと洋式トイレを増やせないかという要望もありました。
 このほかにも、体調不良になって名坂トンネル近くの公衆トイレを利用した方からは、トイレが清潔ではなかったことと洋式トイレへの改修の要望がありました。
 洋式トイレは、1959年に日本住宅公団が採用したことがきっかけとなり全国的に普及し始めたと言われています。1976年には、洋式便器と和式便器の出荷数がほぼ同数になり、その後急速に洋式化が進み、2015年には和式便器の出荷数が1%を切るまでになっているようです。
 平成20年、少し古いデータになりますけれども、総務省統計局によると、全国で住宅の水洗化率は90.7%、洋式トイレ保有率は89.6%となっています。
 ここで質問ですが、公共施設全体の水洗トイレの個数とその洋式化率について伺います。
○議長(平家恭治君)  財政課長。
○財政課長(明礼英和君)  お答えいたします。
 まず、公共施設全体の水洗トイレの個数については、閉校となった学校や閉所後の保育所等の普通財産や市営住宅を除いた主要な行政財産や教育財産等の施設、具体的には市庁舎、小・中学校、幼稚園・保育所、社会体育施設、公民館、市立八幡浜総合病院、図書館、公園等で全部で1,443個です。このうち980個が洋式であり、洋式化率は67.9%です。
 以上でございます。
○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  ただいま御報告いただきまして、個数の多さと、あと正直洋式化率がもっと低いかと正直思っておりましたので、この数字には驚いているわけですけど、この公共施設の中にも建築後数十年がたったものと直近、新しい建物の中で、川之石の交流拠点みなせ、市文化活動センター、この2つを新しいと思っておるわけですけど、この2つの建物の中での洋式化率についてお伺いいたします。
○議長(平家恭治君)  生涯学習課長。
○生涯学習課長(井上耕二君)  お答えします。
 まず、川之石地区交流拠点施設みなせですが、トイレは総数で8個あります。それは全て洋式トイレとなっております。
 あと市民文化活動センターにつきましては、トイレの総数27個あり、全てこちらも洋式トイレとなっております。
 以上です。
○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  やはり新しい建物であると100%洋式化にするのがもう今は当たり前の時代かなということを再確認したわけですが、次に八幡浜の庁舎、保内庁舎の個数と洋式化率、これまでの改修工事の実績について伺います。
○議長(平家恭治君)  財政課長。
○財政課長(明礼英和君)  お答えいたします。
 八幡浜庁舎内には全部で61個のトイレがあり、そのうち30個が洋式で、洋式化率は49.2%となっています。
 また、保内庁舎内には全部で19個のトイレがあり、そのうち8個が洋式で、洋式化率は42.1%です。
 近年の改修工事については、八幡浜庁舎では平成25年度に6階西側の議会事務局横の男女1か所ずつを洋式化しています。この際、女子トイレについては、広さの問題があったため、3つあった個室を2つにしています。
 さらに、平成29年度には、前年の市政懇談会等での要望を踏まえ、多数の市民が使用する大会議室のある5階の男女トイレ計6個を洋式化したほか、平成30年度には3階と4階トイレ計8個を洋式化する改修工事を実施しています。
 保内庁舎は、令和元年度、市民が利用する西側各階のトイレについて、少なくとも1個は洋式となるよう改修工事を実施しています。
 説明は以上です。
○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  ただいま説明のございました改修に関しまして、職員の方へのアンケート、こういったものは取られたのか。
 また、3階を例にしまして、どういったトイレの配置になっているかということについてお伺いいたします。
○議長(平家恭治君)  財政課長。
○財政課長(明礼英和君)  お答えいたします。
 まず、八幡浜庁舎のトイレの洋式化に当たりまして職員の要望を聞くアンケート等は実施しておりません。
 近年の洋式化につきましては、市民の方からの要望に加え、毎年各所属において実施している職場環境改善のための話合いの場において、職員から洋式化を望む声があったことも踏まえ改修工事を実施したものです。
 続きまして、八幡浜庁舎3階のトイレの配置状況ですが、八幡浜庁舎3階の共用トイレには東西2か所に男女それぞれ1か所ずつ計4か所のトイレがあります。エレベーターが1基ある東側は、男女とも和式1個、洋式1個の計2個ずつの設置となっています。また、エレベーターが2基ある西側は、男子トイレが和式1個、洋式1個の計2個、女子トイレが和式2個、洋式1個の計3個の設置となっております。
 以上でございます。
○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  ただいまの3階の配置の関係なんですが、今女性トイレの中で和式が2個、洋式が1個という説明でございましたが、私としてはこれは逆、洋式を2個にして和式を1個にするべきじゃないかなという気がいたしておりますし、実はこの質問をするに当たりまして、私恥ずかしながら初めて1階の男子トイレの洋式と6階、座らせてもらいました。私は基本的に日本人の成人男性の平均的な体つきでございますけれども、案外狭いなと。身動きが取りにくいということを感じました。
 それで、ほかの自治体で和式トイレを改善するに当たり何かいい形で改善できてないかなと思って調べましたら、ある自治体においては、半円形で上にレールをつけましてドア自体がぐるっと回転する、座って閉めるとある程度のスペースができるということで、これであれば少し窮屈なとこも解消されるかなということを感じた次第です。
 まず私お聞きしたいのは、和式を2つにして洋式を1つというのは、これは改善するべきではないかなという気がするんですけど、この点についてお伺いいたします。
○議長(平家恭治君)  副市長。
○副市長(橋本顯治君)  一部の職員には和式が好きだという職員もいることはいるわけですけれども、やはり世の中の流れが洋式ということで、今議員言われたとおりであります。
 和式が2個で洋式1個というのは、他のフロアと比べても少し逆かなという感じは言われるとおりでありますので、今言われた6階の東ですかね、の改善も含めてこれから少しずつやっていきますので、その中で含めて検討していきたいと思います。
○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  この後の質問と今ちょっと関連があったわけですけど、生活様式の変化に伴う洋式トイレ利用者の増加に対応して、既存の和式トイレを洋式トイレに改修することが、高齢者や膝の悪い方への市民サービスにつながり、両庁舎で働く職員の方の労働環境整備にもつながると思います。
 しかし、洋式トイレにおいては、直接肌が便器に接触することに抵抗を感じる方が少なからずおられることも事実であります。
 基本的な考え方として、トイレ1か所に和式トイレを1つ、1基程度残して、他の全ての便器を洋式化してはどうかということについて、また同じ返事となるかもしれませんが、考えを伺いたいとも思います。
○議長(平家恭治君)  市長。
○市長(大城一郎君)  八幡浜庁舎内で市民の方も利用するトイレのうち、和式のみとなっているのは6階東側、議場横の男女トイレであります。
 トイレについては、洋式化を望む声があると同時に、先ほど副市長からもありましたが、和式をどうしても残してほしいという声も若干ですがあります。これまでの改修工事においては、一部を除き和式と洋式の両方を残すことを基本として改修をしてきたところです。また、予算の都合上全てを同時に改修できない状況ですが、残る6階東側のトイレの洋式化については、来年度に実施をしていきたいと考えております。
 そのときに、先ほども例があったんですが、和式を洋式に替える場合にどうしても空間取りますんで、その数が減ってしまう、そういったこともありますんで、そういったことも考えながら改修していけたらなというふうに思っております。
 なお、トイレは今洋式化ということを言われておりますが、先般オリンピック・パラリンピックが開催されまして、パラリンピックにおいては非常に感銘を受けたところでもあります。障害のある方への対応も重要であり、今八幡浜庁舎におきましては、1階西側にオストメイト対応のトイレが設置されておりますが、今後はそういった視点でのトイレの在り方も様々に検討していくことが大切であると思っておりますので、それを踏まえて庁舎内のトイレについては今後検討していきたいと思っております。
○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  私も、答弁いただいた後に、市庁舎、保内庁舎の多目的トイレの状況はどうなっているか聞きたいと思っておりました。
 ここで西予市の例なんですが、西予市の庁舎がちょうど10年前、2011年に完成しておりまして、洋式化率は100%となっております。大洲市については59.6%。大洲の場合はまだ高齢化率が本年の4月1日現在で36.55%、西予は43.53%、この八幡浜が40.79%ということで、まだ大洲には若い方が多くおられて困っておられない面もあるのかなというような気もいたしておりますけど、それも毎年着実に洋式化が進むものと感じております。
 先ほど申しました八幡浜庁舎、保内庁舎内の多目的トイレの設置場所、また庁舎に入ればすぐ分かるような案内板、案内標識、こういったものがあるのかどうかについてお伺いいたします。
○議長(平家恭治君)  財政課長。
○財政課長(明礼英和君)  お答えいたします。
 八幡浜庁舎の身障者用トイレは、1階西側と6階東側にあります。どちらも広いスペースで、手すりや温水洗浄機能がついているほか、1階についてはオストメイト対応の設備を備えております。
 また、気分が悪くなった場合等にその旨を知らせるボタンを設置しており、1階の場合は市民課、6階の場合は議会事務局でブザーが鳴る仕組みとなっております。
 案内表示につきましては、両トイレの入り口に車椅子のマークいわゆるピクトグラムを設置しているほか、1階はオストメイト対応の設備がある旨のピクトグラムを取り付けています。
 また、1階ロビーからエレベーター方向へ向かう壁にも、身障者用トイレ及びオストメイト対応のピクトグラムを設置しているほか、1階ロビーに設置している広告つき案内表示板の庁舎案内図にも、1階、6階に身障者用トイレがあることを示すピクトグラムを記載しています。
 保内庁舎1階は多目的トイレとなっており、広いスペースに手すりや気分が悪くなった旨を知らせるスイッチのほか、用を足す際に小さな子供を座らせておくための椅子と折り畳み式のおむつ交換台を設置しています。また、トイレ入り口には車椅子とおむつ交換台のピクトグラムを設置しています。
 以上でございます。
○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  ただいま課長の説明で懇切丁寧な標識と案内があるということで安心をいたしました。あとはこの八幡浜庁舎で1階に1つだけ、6階もあるわけですけど、なかなか6階で利用される方は少ないと感じております。これを3階とか、もう一つ西側ですか、に設置とかの必要は、利用の状況にもよるわけですけど、考えておられるかどうかについてお伺いいたします。
○議長(平家恭治君)  市長。
○市長(大城一郎君)  先ほどの質問に対して私のほうからも答弁させていただきましたが、今後必要に応じて検討させていただきます。
○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  それではこれからも洋式化率の向上についてよろしくお願いいたします。
 次に、小学校・中学校のトイレの整備についてであります。
 文部科学省の令和2年9月1日発表の統計調査によると、全国小・中学校のトイレの個数が135万個、洋式が77万、和式58万、洋式化率57%となっております。
 日本教育新聞の記事によると、高度成長期に建てられた校舎では、和式便器が占める割合が高く、時代にマッチしていない。臭い、汚い、暗いといった声も多くなっている。学校施設の性能向上として、子供たちが伸び伸びと学校生活を送り、今の時代にふさわしい明るくて楽しくなるようなトイレ環境を整備するために、トイレの洋式化、併せて床の乾式化を加速する自治体が増えていると紹介されています。
 ここで質問ですが、小・中学校の個数と洋式化率、また学校によって設備の差があるのか、併せて伺います。
○議長(平家恭治君)  学校教育課長。
○学校教育課長(菊池和幸君)  お答えします。
 トイレの数は、小学校で348個、うち洋式トイレが174個で、洋式化率は50%となっており、中学校では162個、うち洋式トイレが129個で、80%となっております。小・中学校合わせると510個、うち洋式トイレが303個で、59%となっています。
 学校別の洋式化の進捗状況につきましては、近年耐震化と併せて大規模改修を行った愛宕中学校と八代中学校で全て洋式トイレとなっており、白浜小学校と日土小学校では、校舎内において全て洋式トイレとなっております。
 一方で、双岩小学校は洋式化率13%、川上小学校は14%、真穴小学校は29%と低い状況であり、中学校では松柏中学校が52%、保内中学校が53%となっております。
 以上でございます。
○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  ただいま課長よりそれぞれの100%から十数%、そういった報告を受けましたが、改修工事の計画があれば、これについてお伺いいたします。
○議長(平家恭治君)  学校教育課長。
○学校教育課長(菊池和幸君)  学校におけるトイレの洋式化及び床の乾式化につきましては、施設全体を改修するときに実施しております。
 今年度は、喜須来小学校の体育館を大規模改修事業で、来年度は喜須来小学校の校舎、宮内小学校の体育館、愛宕中学校の体育館を長寿命化改修事業で整備する計画となっております。
 施設全体を改修するとき以外については、毎年小学校は2校、中学校は1校に2個ずつ和式トイレを洋式トイレに取り替えております。費用につきましては、1個につき約35万円となっておりますので、1校につき70万円程度となります。
 長寿命化改良事業の要件は、築40年以上の施設で、1校につき事業費400万円以上のものが対象となりますので、これらの取替え工事につきましては市単独事業で実施しております。
○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  大規模に改修できるところはまた別の予算を使ってということなんですが、例年であれば2個ぐらいの予算、合計70万円、これは学校教育課内の配分予算の中で対応されて、別枠での予算ではないという理解でよろしいんでしょうか。
○議長(平家恭治君)  学校教育課長。
○学校教育課長(菊池和幸君)  そのとおりで、各学校に配分している予算ではなく、学校教育課が管理しておる予算になります。
○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  なかなか1校なり2校では改修が進まないわけですけど、この予算の中で順次改修をお願いしたらと思っております。
 次ですが、本年7月21日、熊本日日新聞に掲載された記事によりますと、玉名郡南関町立南関第4小学校6年生13名が、学校内のトイレの洋式化を求めて町の教育委員会に現状を訴えるとともに、改善をアピールしたとのことであります。
 社会科の授業で政治の仕組みを学んだことを生かそうと、総合学習の時間を使って町に要望し、蓋があるので菌が飛ばない、座れるのでゆっくりできるなどの利点を述べた上で、体育館を除き全ての便器が和式のままで簡易洋式便座を導入しているが、衛生面で問題があると指摘をしたとのことです。この思いが市の幹部の方にどう伝わるか注目をしているところでございます。
 さて、国から感染症対策としてトイレの水洗時に便器の蓋を閉めてから流すという事例が示されています。また、現代の我が国においてトイレの洋式化が進み、和式トイレを使用した経験のない児童が入学時に戸惑う事例も報告されています。
 学校は災害時の避難場所となっていることも多く、一般市民の方が利用することも考えられます。
 学校施設の長寿命化改修の一つとして、文部科学省の大規模改修トイレ改修事業学校施設環境改善交付金があります。これはトイレ環境を改善するため、全体的に改修を行う工事に対し下限400万円、上限2億円、補助率3分の1の国庫補助を行うものであります。これを活用して学校に快適なトイレ環境を加速して整備してはどうかと思いますが、考えを伺います。
○議長(平家恭治君)  学校教育課長。
○学校教育課長(菊池和幸君)  令和3年3月末現在の県下11市の洋式のトイレ化の進捗状況につきましては、平均で46%です。
 それに対して八幡浜市は59%で、一番高い進捗状況になっております。
 今後も他市の状況を見まして、適宜洋式トイレ化を推進してまいる予定でございます。
○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  八幡浜市内は59%で、県内では高いほうだということで今報告をいただきました。
 私もこの質問をする中で、やっぱり100%できている自治体かなりあるだろうなと思って調べておりましたが、やはりございます。4つだけ言いますけど、神奈川県川崎市は来年度までに、2022年度までに100%を目指すと。埼玉県の加須市、静岡県藤枝市、町でもありますが、広島県安芸郡熊野町、その辺も全部100%を目指して予算化をしておりますので、愛媛県が46%、かなり低いわけですけど、これはもう少し加速度的に進めるべき案件だと思いますけれども、やはり市単独でもなかなか難しいことですので、こういった数値をよその自治体を把握しながらまた前向きな対応をお願いしたらとこの場ではここまで言わせていただきます。
 次に、地区公民館、自治公民館も含むわけですが、警報発令時に開所される指定避難所24か所の洋式化率を伺います。併せて多目的トイレの設置状況についてもお伺いします。
○議長(平家恭治君)  生涯学習課長。
○生涯学習課長(井上耕二君)  それでは説明します。
 初動で開設する指定避難所、これは地区公民館が15か所、それ以外で学校、青石体育館などの社会体育施設、これが9か所、合計24か所となっており、トイレ総数は合計で154個に対し、洋式トイレは75個、洋式化率は48.7%になっております。
 まず、内訳としまして、地区公民館15か所はトイレ総数120個に対し、洋式トイレ67個、洋式化率は55.8%となっております。
 学校・社会体育施設の指定避難所9か所は、トイレ総数34個に対し、洋式トイレ8個、洋式化率は23.5%となっています。学校・社会体育施設の避難所は全て体育館で数字を計上しております。
 また、多目的トイレについては、神山地区公民館と宮内地区公民館が2か所ずつ、福祉文化センター、松蔭地区公民館、舌田地区公民館に1か所ずつ設置されております。
 なお、地区公民館及び自治公民館のトイレの洋式化につきましては、各地区からの要望に基づき、平成23年度地域支え合い体制づくり事業で20か所の自治公民館で改修を実施しております。
 さらに、令和2年度八幡浜市避難施設感染防止対策支援事業で2か所の自治公民館を改修し、自治公民館の洋式化率につきましては、トイレ総数96個に対し、洋式トイレ84個、87.5%の洋式化率となっております。
 そして、地区公民館及び自治公民館合わせた洋式化率につきましては、トイレ総数221個に対し、洋式トイレ158個で、71.5%となっております。
 以上です。
○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  やはりこの24か所、体育館以外はかなり高い洋式化率であると感じております。
 2016年に発生しました熊本地震、そのときの避難所で生活された方からの要望として、やはり高齢者また足腰の悪い方等は和式トイレで大変であったと。やはりこの意見がこの後、洋式化率に拍車をかけていると思っておりますが、100%まではいかなくても、こういった低い洋式化率の施設につきまして、また前向きな検討をお願いしたいと思っております。
 続きまして、公衆トイレの設置場所、管理状況、洋式化率についてお伺いします。
○議長(平家恭治君)  生活環境課長。
○生活環境課長(小野嘉彦君)  お答えします。
 現在生活環境課が所管している公衆トイレは、八幡浜駅、千丈駅、名坂、舌間宮島様、穴井、中津川の6か所です。
 管理状況、清掃状況としましては、八幡浜駅は毎日2回、千丈駅、名坂は毎日1回、舌間宮島様は月1回、シルバー人材センターに委託しています。また、穴井、中津川は地元に管理を委託しています。
 トイレの数は、洋式トイレが7個、和式トイレが8個、合計で15個、洋式化率は46.7%になります。
 以上です。
○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  今回私に情報をいただいた方が、名坂トイレでございまして、私もその後行ってみまして、やはり小便器と手洗い場のつい立てがあるんですが、もうベニヤの下のほうが朽ちておりまして骨組みが出ていると、こういった状況でありましたので、清掃を委託されている業者に対して施設の現況というのも、ここまで傷むのもちょっとひどいなという感じがしたんで、その辺を求めたらどうかと思います。
 洋式化率が50%弱であったと思いますけれども、この公衆トイレで便器が1つだけのところというのは何か所あるんでしょうか。
○議長(平家恭治君)  生活環境課長。
○生活環境課長(小野嘉彦君)  便器が1つというのであれば、宮島様が和式が1つだけです。男子が1つ、女子が1つのであれば千丈駅が洋式の男子1、女子1、八幡浜駅が洋式1は多目的で、男子が和式1つ、女子が和式2個。あと真穴のほうは、洋式が2で、女子1、多目的1、和式が2、男子1、女子1というふうになっております。
 以上です。
○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  公衆トイレにおきまして男女のトイレで便器が1つずつであるというところについては、積極的な洋式化を進めるべきと思いますが、考えを伺います。
○議長(平家恭治君)  生活環境課長。
○生活環境課長(小野嘉彦君)  利用の多い八幡浜駅や洋式トイレのない名坂トイレについては、今後改善していきたいと考えております。
○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  鳥取県の倉吉市の例でございます。倉吉市、この市の由来は暮らしやすい暮らしよいから来ていると聞いておりますが、やはりここはトイレは町の玄関であり顔である、これをコンセプトとして市長がトイレからのまちづくりを提案をされておりまして、小学校にはトイレ教育として、トイレを清潔にして心を磨こう、こういった呼びかけをしていると。やはりトイレづくりはいい環境づくりの実践である。いい環境というのは、自然環境はもとより、生活環境、人と人との触れ合い、つながりなどのあらゆることを含み、そういう環境を見直していく一つのきっかけとしてトイレ整備を心がけておられるということでございます。
 やはり八幡浜市、立派なトイレもございますけど、どの公衆トイレを使っても気持ちよかったなと、こういった感想をいただけるような整備に努めていただきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いをいたします。
 大綱2点目に移りますが、子供の命を守る通学路の安全対策についてであります。
 6月28日千葉県八街市におきまして、下校中の小学生の列にトラックが突っ込み、5人が死傷する痛ましい交通事故が発生しました。飲酒居眠り運転が事故原因と考えられています。
 7月9日文部科学省、国土交通省、警察庁より、通学路における交通安全を一層確実に確保することが重要であることから、通学路における合同点検を各都道府県の教育委員会に依頼したとの新聞報道があったところです。
 早速文部科学省のホームページで確認しますと、これまでも合同点検等を積み重ねてきていることから、全ての通学路に対する一斉再点検を改めて求めるものではなく、地域の実情を踏まえた効率的・効果的な対応をお願いしたいと明記してありました。
 今回教育委員会ではどういった対応をされたか、お伺いします。
○議長(平家恭治君)  教育長。
○教育長(井上 靖君)  お答えします。
 御指摘にありました通知については、各校へ配付しております。
 また、教育委員会は毎年通学路安全対策連絡協議会を行っておりまして、今年は7月6日にそれを行い、この事件を受けて、次の4点を踏まえた危険箇所の抽出を行いました。
 1つ目は、見通しのよい道路や幹線道路の抜け道となっていて車のスピードが上がりやすい場所、大型車の進入が多い場所、過去に事故に至らなくてもヒヤリ・ハット事例があった場所、保護者見守り活動者地域住民等から改善要請があった場所の4点です。
 令和3年度は24か所の危険箇所を抽出し、8月上旬に合同点検を実施し、現在対策を進めているところです。
○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  今教育長から答弁いただきましたが、こういった危険箇所またこういったことを点検しましたよというようなことについては、ホームページや学校だよりで保護者の方に通知をしてるのかについてお伺いします。
○議長(平家恭治君)  教育長。
○教育長(井上 靖君)  教育委員会としましては、関係機関、学校関係者で認識を共有するため、市のホームページへ掲載しております。
 また、合同点検の実施につきましては、各校学校だよりや学校のホームページ、学校関係者評価委員会で紹介している学校も多くあります。
 以上です。
○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  西予市におきましては、平成27年に県より通学路安全アドバイザーの派遣を受け、通学路安全対策プログラムを策定しております。このプログラムでは、通学路の安全の確保に向けて関係機関が連携して着実かつ効果的な取組の推進が行えるように、本プログラムを継続し、新たに認識された危険箇所について随時点検や協議を行っていくとされております。
 ここで質問ですが、当市の取組方、並びに令和2年度の危険箇所の数と具体的な対策は講じられたのか、先ほど教育長答弁で、24か所そういったことを確認されたという報告がありましたが、もう少し詳しく答弁をいただいたらと思います。よろしくお願いします。
○議長(平家恭治君)  教育長。
○教育長(井上 靖君)  先ほども申しましたが、通学路安全対策協議会は平成26年度に設置しております。通学路の安全確保に向けて関係機関が連携した取組を実施するという趣旨です。
 協議会のメンバーを言いますと、小・中学校校長会、八幡浜市交通安全協会、八幡浜警察署交通課、八幡浜土木事務所、総務課危機管理室、建設課、そして私を含む教育委員会事務局3名、合計9名で構成し、会議を開き、各校から出された危険箇所について協議し、現場に行ってどの部署ができるか協議するようにしております。
 先ほど24か所の危険箇所があったと言いましたが、令和3年度の先ほどの数字ですけども、令和2年度も偶然ですけど24か所でした。
 その結果、合同点検を行い、外側線や横断歩道の白線の引き直し、グリーンベルトの設置、注意喚起の看板の設置などを行っております。
 この対策につきましては、年度末に予算がついて、結果的に年度をまたぐように対策が終了したという事例もございます。
 以上です。
○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  教育長の答弁で、各関係機関が集まって綿密な協議を行っている。そして通学路の安心・安全に結びつけているという答弁をいただきまして、安心をしております。
 続きまして、御記憶の方も多いと思いますが、平成24年4月には京都府亀岡市において、登校中の児童、引率の保護者の列に無免許居眠り運転の軽自動車が突っ込み、10名が死傷する痛ましい事故が発生しました。
 その後、小学校は事故発生を受けて、事故現場を迂回する通学路に変更し、亀岡市は歩行者の通行部分を色分けしてゾーン30の設置拡大の対応をされています。
 また、最近対応をされたということで、6月に発生しました八街市では、事故発生現場から両方2キロずつをゾーン30に設定をして、また国も本腰を入れたということで、どういったことかなと思いましたら、そういった通学路に関しましては、スピードが出ないように、出にくいように、路面をこぶ状にする、また自動的にポールが上がった下がったりするというスピードバンプという名称ですが、こういった施設を国が本腰を入れて始めてきているという情報が入っております。
 やはりハード面の整備とともに、交通安全指導のソフト面も重要であると思いますが、当市では各小・中学校でどういった指導を実施しているのか伺います。
 また、8月30日には、兵庫県丹波市で通学中の中学校3年生の女子生徒が自転車で交差点を直進中、左折してきた大型トラックにはねられて死亡する痛ましい事故が発生しました。
 このような事故を防ぐために、自転車の交通指導の現状についてもお伺いします。
○議長(平家恭治君)  教育長。
○教育長(井上 靖君)  今年度はコロナの関係で外部の方をなかなか呼べない状況なんですけども、毎年4月に交通安全協会や八幡浜警察署の方を講師に招いて、交通安全教室、自転車教室を各校単位で実施しております。
 交通安全教室では、主に小学校の低学年を対象にビデオや講話による交通安全ルールの学習を行った後、校区に出て歩行訓練を行うなどしております。
 自転車教室では、自転車のルールとマナー、点検方法の説明を受けた後、運動場につくった模擬道路を使用し、安全な走行方法を学びます。
 中学校でも、小学校と同様の自転車教室を実施しますが、交通事故の事例を基に事故の原因や危険の回避方法をグループで話し合い、交通ルールを守ることの大切さ、他の人々への配慮の大切さなどを学んでいます。
 実際に路上に出て自転車教室を行う学校もあり、併せて業者の方にお願いして自転車点検を一斉に行うようにしております。
 以上です。
○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  細かい交通指導ができておりますこと、安心をした次第です。
 9月2日、県紙の報道なんですが、ちょうど9月1日には県内16か所で県警が通学を見守ったという記事がございました。その中で、本年1月から8月30日までに愛媛県の中で小・中学生が関係する交通事故が25件発生したと。通学中の交通事故でございます。こういった報道ございまして、もしかすれば八幡浜市にもあったのかなと思うわけですが、もしあれば報告をお願いしたいと思います。
○議長(平家恭治君)  教育長。
○教育長(井上 靖君)  4月からこれまでに登下校中の事故は1件、4月に小学生女子児童が下校する際、青信号で横断歩道を渡っていたときに車と接触と。軽く接触しただけなんですけど、もちろん青信号で横断歩道ですから、子供に悪いところは一切ないんですけど、そういう事案がありました。
 ただ、それがその件数に入ってるかどうかは分かりません。
 以上です。
○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  この25件、詳しいこれ以上の件数だけでありませんでしたので、今の事案が入っているかどうか分かりませんけれども、やはり引き続き交通指導をよろしくお願いします。
 先ほど教育長の言われたこととダブる面が多いんですが、やはり肝心なことは道路が狭い、見通しが悪い、こういった場所に加えて、見通しがよく車の速度が上がりやすい道路、大型車の進入が多い箇所、保護者、地域住民から改善要請があった場所等の声を重視して、通学路の危険箇所を徹底的に洗い出して安心・安全な通学路を確保していただきますようにお願いいたしまして次の質問に移ります。
 大綱3点目は、コロナ禍での施策についてであります。
 世界中で猛威を振るい、収まる気配のない新型コロナウイルス、インド由来のデルタ株などの変異株で感染者が急増しております。
 愛媛県におきましても、まん延防止等重点措置が昨日まで適用されており、本日やっと解除になるとはいえ、今後も安心できない毎日が続いていくものと考えているところであります。
 まん延防止等重点措置は昨日で終わりましたけれども、26日まで引き続き感染対策をするようにということで知事のほうから発言が昨日ございました。
 歴史学者の磯田道史氏は、人間の歴史は、災いの間、疫病の間という災害の間、災間を生きている。今回の新型コロナウイルス感染拡大についても、終わらなかったパンデミックはない。苦しくても、経済的に大変でも、ある程度の期間はウイルス側に事情を合わせざるを得ないというのが歴史の教訓のような気がすると説いておられます。
 さて、まだまだ厳しい残暑が続いておりますけれども、朝晩は大分涼しくなってまいりました。季節の移ろいを肌で感じるとともに、自然の摂理の正確さに驚き、感心をしているところです。
 今月6日には吉田町で極早生の品種N1の収穫が始まったとテレビ放映があり、実りの秋が訪れてきたと感じる今日この頃であります。
 八幡浜管内も今月中旬から極早生ミカンの収穫が始まり、年末まで収穫作業が続きます。
 収穫作業には欠かせないみかんアルバイターの宿泊施設として利用しているみかんの里宿泊・合宿施設、愛称マンダリンは、農繁期におけるミカン農家の働き手の確保や新規就農希望者の長期研修、外国人技能実習生の研修、さらには農村と都市の交流推進など、今では八幡浜市にとってなくてはならない施設であります。
 平成30年度の宿泊利用者は延べ人数で7,270人、内訳として、みかんアルバイター2,774人、外国人技能実習生2,143人、研修生711人、農業体験者252人、学生の合宿や災害時の避難1,390人であると聞いております。
 しかし、コロナ禍で昨年に引き続き今年度も使用が難しい状況ではなかろうかと心配をしています。
 ここで質問ですが、令和元年度、2年度の利用者数について伺います。
○議長(平家恭治君)  農林課長。
○農林課長(宇都宮久昭君)  お答えします。
 マンダリンの利用実績ですが、令和元年度の宿泊利用実人数は631人で、延べ5,449人の利用がありました。延べ人数の内訳ですが、アルバイター3,399人、外国人技能実習生838人、研修生69人、農業体験者349人、マウンテンバイクをはじめ中学校、高校の部活動の合宿などその他794人となっております。
 令和2年度の宿泊利用実人数は5人で、延べ706人の利用でありました。延べ人数の内訳ですが、研修生636人、アルバイター60人、その他10人となっております。
 令和2年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、収穫期におけるみかんアルバイターの宿泊施設としてマンダリンを使用しなかったため、宿泊者数は他の年に比べ激減しております。
 以上でございます。
○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  やはりみかんアルバイターが収穫時に使用できなかったということで、それに合わせて利用者数も減っているわけですけど、やはりその対策として、各個人でみかんアルバイターのための改修をされたわけですけど、こういった昨年度の申請の人数、またそれに併せて全て申請を受理されたのか、そして本年度令和3年につきまして、こういったリフォームの要望が来ているのか、その件数についてお伺いいたします。
○議長(平家恭治君)  農林課長。
○農林課長(宇都宮久昭君)  お答えします。
 みかんアルバイター用空き家修繕に関する補助金の令和2年度実績と令和3年度の申請状況についてでございますが、令和2年度実績は29件で、市は877万8,000円の補助をいたしました。
 令和3年度の申請状況は、現在12件となっております。
 以上です。
○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  やはり29件が多いのか少ないか分かりませんけれども、なかなかリフォームしたくてもやりにくいという、そういった状況もありますので、申請された方に対して全て受理してリフォームが進むように行政としてバックアップをお願いしたいと考えております。
 それから、今後マンダリンをみかんアルバイターが以前のように利用できるようになるには、どういった状況になったときなのか、判断基準があるのか、お伺いします。
○議長(平家恭治君)  産業建設部長。
○産業建設部長(菊池司郎君)  現在、全国の自治体でワクチン接種が実施されています。新型コロナウイルス感染者数が全国的に減少し、マンダリン近隣の地域住民の理解がいただけるようになったときにみかんアルバイターの宿泊施設としてマンダリンが利用できるようになると考えています。
 今後とも管理運営をしているJAにしうわと連携し、マンダリンの利用について検討してまいりたいと考えております。
 以上です。
○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  まだコロナの終息が見通すこと全くできない状況で、こういった条件であればというのはなかなか難しいわけですけど、今部長言われましたように、地域の理解、これが一番だろうと感じております。
 これから先、新型コロナウイルスの発症者が減ってきたとしましても、コロナ禍で生活スタイルはがらりと変わり、3密を回避することが日常となるのではないかと思っております。
 マンダリンにおいても、3密回避のため、またプライバシー保持のためにも、4人部屋から個室に改修するべきではないでしょうか。ワクチン接種が進む中、利用できる日が来ることを想定して早い準備が必要と思いますが、考えをお伺いします。
○議長(平家恭治君)  副市長。
○副市長(橋本顯治君)  マンダリンの個室化というちょっと前段から入りますけれども、収穫期における労働力不足は農家が共通して抱える悩みになっており、この問題を解消、改善するためには、地域外からの労働力を呼び込む必要があり、県外からのみかんアルバイターの宿泊施設として、平成25年度末に閉校となった旧舌田小学校を改修し、平成27年11月12日にみかんの里宿泊合宿施設マンダリンとして活用を開始し、現在に至っています。
 しかしながら、多数の県外からのアルバイターを長時間にわたって宿泊させるということから、感染症の懸念がある時期において、先ほどの農林課長からの答弁にもありましたとおり、地元の理解を十分いただく必要があり、その点から管理運営をしているJAにしうわでは、アルバイターの利用を控えるというとても苦しい決断をされたところであります。
 個室化ということにつきましては、感染症対策だけでなしに、従来から宿泊環境をもう少しよくしてほしいという声も受けていますので、今後JAにしうわと協議してまいりたいと考えています。
 ただし、あまり個室化を進めると泊まる人の数が少なくなってきますので、その辺どういう個室化がいいのかと。今は薄いカーテンだけですので、その辺をどう改修するのかを含めて検討させていただきたいと思います。
○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  今副市長答弁いただきましたが、個室化を進めるとともに、やはり同じ場所で働くアルバイター同士が何の会話もなく過ごすという大変な状況ですし、あまり談話室に多くの方が入るとまたいろんなことが心配されますので、難しい面ではありますけれども、バランスよく個室化に向けて計画をしていただいたらと思いますので、よろしくお願いいたします。
 次に、食うぽん券の事業についてであります。
 長引く経済不況、個人消費の低迷、飲食店への時短要請や不要不急の外出自粛等、終息のめどが立たない不安の中で、生活は人々の心身のみならず社会全体をさらに疲弊させる感じがあります。
 飲食店を支えるための八幡浜市プレミアム付飲食券やわたはま食うぽん券を第1弾3万冊、追加として5,000冊が販売されて、8月末まで使用することができました。使う側にもお得感があり、飲食店の方からもありがたい事業である、助かりますという声をお聞きしました。
 八幡浜市が近隣自治体の中で一番プレミア率が高い市民に寄り添う施策ではなかろうかと感じております。
 現在までに使用されたやわたはま食うぽん券はどれくらいか、お伺いします。
○議長(平家恭治君)  商工観光課長。
○商工観光課長(松良喜郎君)  お答えします。
 やわたはま食うぽん券の実績について、9月17日今週の金曜日が換金期限となっていますが、9月10日現在、市内111の登録店舗で約2億6,030万円、99.2%が換金済みとなっております。
 以上です。
○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  ほぼ100%近い換金ができ、9月17日もうすぐですが、これだけのお金が市中に入った、飲食店に入ったということは大変ありがたい事業であると思いますが、私は情報としては持ってないんですが、このコロナの影響を受けて店を閉められたこういった情報というのは、商工観光課はつかんでおられるんでしょうか。
○議長(平家恭治君)  商工観光課長。
○商工観光課長(松良喜郎君)  お答えします。
 コロナの影響でというのは聞いてないんですけれども、タイミングで閉めた店はあると聞いております。
○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  ありがとうございます。
 私は、8月下旬にある飲食店に行きましたが、店主がお盆の帰省客は皆無に等しく、売上げは伸びず、食うぽん券の事業も8月末で終わるので、9月になればまた客足は遠のき、厳しい状況になるだろうとため息交じりで話をされておりました。
 市民からまだまだ救済措置を求める声を多く聞きます。食うぽん券事業第2弾が必要と思いますが、考えを伺います。
○議長(平家恭治君)  市長。
○市長(大城一郎君)  今回のプレミアム付飲食券事業やわたはま食うぽん券事業につきましては、飲食店をはじめ市民の皆様にも大変好評であったと認識をしております。
 第2弾につきましては、ワクチン接種の状況やコロナの感染状況等を踏まえて、少し市中の様子も見ながら、ある段階で実施をしていきたいと考えております。
○議長(平家恭治君)  菊池 彰議員。
○菊池 彰君  市長の答弁の中で、未定ではあるけれども、確率としては高いということで受け止めをさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。
 支え合い、助け合い、寄り添いながら市民の方々の期待にこれからもしっかりと答えを出してコロナ禍の日々を笑顔で振り返る日々が来ることを一日も早く願いまして私の一般質問を終わります。
 以上でございます。

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