公開日 2025年07月18日
※これは速報版で、校正前原稿のため、正式な会議録ではありません。
令和7年八幡浜市議会6月定例会会議録第5号【速報版】
議事日程 第5号
令和7年6月27日(金) 午前10時開議
第1
会議録署名議員の指名
第2
同意案第1号 教育委員会委員の任命について
(討論、採決)
第3
同意案第2号 公平委員会委員の選任について
同意案第3号 公平委員会委員の選任について
同意案第4号 公平委員会委員の選任について
(討論、採決)
第4
報告第 3号 専決処分の報告について(八幡浜市市税条例の一部を改正する条例の制定について)
報告第 4号 専決処分の報告について(八幡浜市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について)
報告第 5号 専決処分の報告について(八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)
報告第 6号 専決処分の報告について(令和7年度八幡浜市下水道事業会計補正予算(第1号))
議案第50号 八幡浜市文化会館大規模改修工事(建築主体工事)請負契約の締結について
議案第51号 八幡浜市文化会館大規模改修工事(機械設備工事)請負契約の締結について
議案第52号 財産の取得について
議案第53号 八幡浜市職員の育児休業等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について
議案第54号 八幡浜市手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について
議案第55号 八幡浜市企業等誘致促進条例の一部を改正する条例の制定について
議案第56号 八幡浜市下水道条例の一部を改正する条例の制定について
議案第57号 八幡浜市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定について
議案第58号 八幡浜市水道法施行条例の一部を改正する条例の制定について
議案第59号 八幡浜市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第60号 八幡浜市簡易水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第61号 八幡浜市簡易水道条例の一部を改正する条例の制定について
議案第62号 令和7年度八幡浜市一般会計補正予算(第1号)
議案第63号 八幡浜中学校武道場新築建築主体工事請負契約の締結について
議案第64号 八幡浜市議会議員及び八幡浜市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定について
議案第65号 八幡浜市報酬及び費用弁償等支給条例の一部を改正する条例の制定について
(委員長報告(質疑)、討論、採決)
第5
選挙第 1号 八幡浜市選挙管理委員及び同補充員の選挙
―――――――――――――――――――――
本日の会議に付した事件
日程第1
会議録署名議員の指名
日程第2
同意案第1号
日程第3
同意案第2号~同意案第4号
日程第4
報告第3号~報告第6号、議案第50号~議案第65号
日程第5
選挙第1号
―――――――――――――――――――――
出席議員(15名)
1番 井 上 剛 君
2番 攝 津 眞 澄 君
3番 平 野 良 哉 君
4番 田 中 繁 則 君
5番 遠 藤 綾 君
6番 菊 池 彰 君
7番 西 山 一 規 君
8番 佐 々 木 加 代 子 君
9番 竹 内 秀 明 君
10番 平 家 恭 治 君
11番 石 崎 久 次 君
12番 欠 番
13番 新 宮 康 史 君
14番 上 田 浩 志 君
15番 宮 本 明 裕 君
16番 山 本 儀 夫 君
―――――――――――――――――――――
欠席議員(なし)
―――――――――――――――――――――
説明のため出席した者の職氏名
市長 大 城 一 郎 君
副市長 菊 池 司 郎 君
教育長 井 上 靖 君
代表監査委員 若 宮 髙 治 君
総務企画部長 藤 堂 耕 治 君
市民福祉部長 宮 下 栄 司 君
産業建設部長 垣 内 千代紀 君
市立病院事務局長 井 上 耕 二 君
総務課長 河 野 光 徳 君
税務課長 二 宮 万裕美 君
政策推進課長 松 良 喜 郎 君
財政課長 松 野 好 眞 君
社会福祉課長 河 野 洋 三 君
子育て支援課長 梶 本 敎 仁 君
市民課長 六 條 公 治 君
保内庁舎管理課長 清 水 秀 樹 君
生活環境課長 岡 本 正 洋 君
保健センター所長 明 禮 英 和 君
人権啓発課長 菊 池 和 幸 君
水産港湾課長 宮 岡 昭 彰 君
建設課長 上 甲 立 志 君
農林課長 松 本 有 加 君
商工観光課長 宇都宮 久 昭 君
下水道課長 菊 池 利 夫 君
水道課長 山 本 覚 君
会計管理者 田 本 憲一郎 君
学校教育課長 萩 森 久 人 君
生涯学習課長 山 中 貞 則 君
監査事務局長 菊 地 栄 治 君
―――――――――――――――――――――
会議に出席した議会事務局職員
事務局長 水 岡 能 成 君
事務局次長兼議事係長 窪 田 安 真 君
事務局次長兼調査係長 黒 田 昌 利 君
書記 北 本 真紗美 君
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
午前10時00分 開議
○議長(佐々木加代子君) おはようございます。
これより本日の会議を開きます。
本日の議事日程は、タブレットで配付してあるとおりであります。
―――――――――――――――――――――
○議長(佐々木加代子君) 日程第1 会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員は、議長において1番 井上 剛議員、15番 宮本明裕議員を指名いたします。
―――――――――――――――――――――
○議長(佐々木加代子君) 日程第2 同意案第1号教育委員会委員の任命についてを議題といたします。
これより討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐々木加代子君) これをもって討論を終結いたします。
これより同意案第1号を採決いたします。
この採決は無記名投票をもって行います。
議場の閉鎖を命じます。
(議場閉鎖)
○議長(佐々木加代子君) ただいまの出席議員は14人であります。
投票用紙を配付させます。
(投票用紙配付)
○議長(佐々木加代子君) 投票用紙の配付漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐々木加代子君) 配付漏れなしと認めます。
投票箱を改めさせます。
(投票箱点検)
○議長(佐々木加代子君) 異状なしと認めます。
念のため申し上げます。本案に同意する議員は賛成、同意しない議員は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票をお願いいたします。
なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否が明らかでない投票は、会議規則第73条第2項の規定により、不同意とみなします。
点呼を命じます。
○議会事務局次長兼議事係長(窪田安真君)
(点呼・投票)
○議長(佐々木加代子君) 投票漏れはありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐々木加代子君) 投票漏れなしと認めます。
投票を終了いたします。
議場の閉鎖を解きます。
(議場開鎖)
○議長(佐々木加代子君) 開票を行います。
会議規則第31条第2項により、立会人に14番 上田浩志議員、15番 宮本明裕議員を指名いたします。
(開 票)
○議長(佐々木加代子君) 投票の結果を報告いたします。
投票総数 14票
これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。
そのうち
賛成 13票
反対 1票
以上のとおり、賛成が多数であります。よって、同意案第1号は、原案のとおり同意することに決しました。
休憩いたします。
午前10時10分 休憩
―――――――――――――――――――――
午前10時11分 再開
○議長(佐々木加代子君) 再開いたします。
ただいま教育委員会委員に同意されました菊池繁人さんから御挨拶があります。
〔菊池繁人君登壇〕
○菊池繁人君 ただいま御紹介いただきました菊池繁人と申します。
このたびは私の同意案件に関しまして、議会の皆様の御同意をいただき、誠にありがとうございます。
教育委員として子供たちと学校現場と教育行政の三方よしの委員会としていきますので、今後とも皆様の御支援をいただきますことをお願い申し上げて私の挨拶にさせていただきます。
以上です。(拍手)
―――――――――――――――――――――
○議長(佐々木加代子君) 日程第3 同意案第2号公平委員会委員の選任についてないし同意案第4号公平委員会委員の選任について、以上3件を一括議題といたします。
これより適宜分割して討論、採決に入ります。
―――――――――――――――――――――
○議長(佐々木加代子君) まず、同意案第2号公平委員会委員の選任についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐々木加代子君) これをもって討論を終結いたします。
これより同意案第2号を採決いたします。
本件は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(佐々木加代子君) 御着席ください。
起立全員であります。よって、同意案第2号は、原案のとおり同意することに決しました。
―――――――――――――――――――――
○議長(佐々木加代子君) 次、同意案第3号公平委員会委員の選任についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐々木加代子君) これをもって討論を終結いたします。
これより同意案第3号を採決いたします。
本件は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(佐々木加代子君) 御着席ください。
起立全員であります。
よって、同意案第3号は原案のとおり同意することに決しました。
―――――――――――――――――――――
○議長(佐々木加代子君) 次、同意案第4号公平委員会委員の選任についての討論に入ります。
討論はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐々木加代子君) これをもって討論を終結いたします。
これより同意案第4号を採決いたします。
本件は原案のとおり同意することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(佐々木加代子君) 御着席ください。
起立全員であります。
よって、同意案第4号は原案のとおり同意することに決しました。
―――――――――――――――――――――
○議長(佐々木加代子君) 日程第4 報告第3号専決処分の報告について(八幡浜市市税条例の一部を改正する条例の制定について)ないし報告第6号専決処分の報告について(令和7年度八幡浜市下水道事業会計補正予算(第1号))、議案第50号八幡浜市文化会館大規模改修工事(建築主体工事)請負契約の締結についてないし議案第65号八幡浜市報酬及び費用弁償等の支給条例の一部を改正する条例の制定について、以上20件を一括議題といたします。
これらの案件に関し、順次各委員長の報告を求めます。
まず、総務産業委員会、井上 剛委員長。
〔総務産業委員長 井上 剛君登壇〕
○総務産業委員長(井上 剛君) それでは、総務産業委員会の報告を申し上げます。
当委員会に付託されました議案等の審査結果につきましては、タブレットで配付されております委員会審査報告書のとおり、全て全会一致で原案のとおり可決、承認しております。
以下、審査の過程において論議されました主な事項について、その概要を申し上げます。
初めに、議案第50号八幡浜市文化会館大規模改修工事(建築主体工事)請負契約の締結についてであります。
委員より、八幡浜市文化会館は平成10年の建設当時は24億円で建設し、今回の改修費用の総額が11億7,000万円であるが、今回建て替えより改修を選んだことが妥当と考えるのかとただしたのに対し、理事者より、近年の他市の文化会館建設の事例では、当市の文化会館大ホールと同等の800席くらいの建設費が、当初は67億円であったが、その後見直し、約600席に縮小した形でも62億円かかっている。今回の大規模改修は、音響、照明も含めた全体的な更新工事であり、今後も20年、30年これまでどおり市民の皆さんが安心してこの施設を使っていくためには必要であり、改修を選んだ判断は妥当と考えるとの答弁でありました。
また、別の委員より、今回2階のサブホールと研修室の改修は行うのかとただしたのに対し、理事者より、今回の改修工事にサブホールと研修室も全て入っており、空調を全て改修する予定である。また、現在のサブホールの照明設備は、小劇場の用途として少し薄暗い雰囲気のものになっている。しかし、これまでサブホールで実施されていた200人程度のイベントの多くはComican(コミカン)で開催されており、会議での利用が多くなっている。そこで、サブホールは今よりも明るいLED照明に更新するなど、会議室仕様に変える予定としているとの答弁でありました。
続きまして、議案第53号八幡浜市職員の育児休業等に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてであります。
委員より、第4条は水道事業に従事する企業職員の規定であるが、他の公営企業の職員についての規定は必要ないのかとただしたのに対し、理事者より、本市の公営企業には水道事業、下水道事業、病院事業等があるが、その中で地方公営企業法の全てを適用する公営企業は水道事業のみである。例えば病院事業は、財務規定についてのみ地方公営企業法を適用しており、それ以外のものは適用していないため、水道事業とは地方公営企業法上の形が異なっているとの答弁でありました。
続きまして、議案第55号八幡浜市企業等誘致促進条例の一部を改正する条例の制定についてであります。
委員より、企業誘致促進条例は旧吉見市政において制定され、当時は1億円が立地促進奨励金の限度額であったが、今回は5億円という非常に大きな額に引き上げることになっている。限度額を5億円にした目的、また誘致予定の企業はあるのかとただしたのに対し、理事者より、現在具体的に企業誘致を進めている案件は、回転ずし店、ホテルであり、今後旧愛宕中学校の校舎への誘致も進めたいと考えている。また、そのほかに大型投資の相談もいただいている。今回1億円から5億円へとかなり思い切った引上げになっているが、企業が10億円、20億円を超えるような投資を検討する中で、限度額が1億円ではメリットを感じてもらえず、誘致の話をまとめることは難しい状況である。企業の投資額に見合った支援を行いたいというのが今回の改正の趣旨である。なお、大きい投資があった場合には、それだけ固定資産税の増収、地域経済の活性化、雇用の場の拡大につながるため、何とか今ある案件を実現するとともに、さらなる企業立地の呼び水にもしていきたい。また、既存の事業者も支援の対象となるため、市内企業の市外流出を防止することにもつながると考えているとの答弁でありました。
続きまして、議案第63号八幡浜中学校武道場新築建築主体工事請負契約の締結についてであります。
委員より、八幡浜中学校は子供たちが日々通学して運動場を使っていると思うが、工事の際に機械掘削で出た271立米の土はどこに置くのかとただしたのに対し、理事者より、仮設計画として、プール、申請建物付近の運動場側を約4メーター程度広げたところに仮囲いをして、そこで土を受ける形で検討はしているが、あくまでもこちらの計画であるため、現場へ入った後に施工業者、学校と協議して決定したいとの答弁でありました。
さらに、委員より、271立米の土はかなり場所を取るため、まずは子供たちの活動自体に制約が出ないか心配している。また、現場に埋め戻す162立米の土も適切な管理が行われなかったならば水分を含んだ土となり、埋め戻しに使えないと思うが、どう考えるかとただしたのに対し、理事者より、現場においての地盤調査では、1メートル付近までは砂質土及び礫で、少し硬めか砂交じりの土の層である。その層を埋め戻し材として利用するため、多少は水分を含んだ土となるが、砂質土は基本的には埋め戻しに使えるため、そこまで養生は必要ないと考えているとの答弁でありました。
さらに、委員より、雨は定期的にある程度降るものだが、埋め戻しする土はシートを貼るなどきちっとした管理はしていくのかとただしたのに対し、理事者より、施工管理は市が行うため、現場で業者を指導し、工程会議等でしっかり管理方法について議論していきたいとの答弁でありました。
その他の議案等につきましても種々論議された結果、原案のとおり可決、承認された次第であります。
以上、審査の概要を申し上げまして総務産業委員会の報告を終わります。
○議長(佐々木加代子君) 次、予算委員会、平野良哉委員長。
〔予算委員長 平野良哉君登壇〕
○予算委員長(平野良哉君) それでは、予算委員会の報告を申し上げます。
当委員会に付託されました案件は、報告第6号専決処分の報告について(令和7年度八幡浜市下水道事業会計補正予算(第1号))、議案第62号令和7年度八幡浜市一般会計補正予算(第1号)、計2件であります。
議案審査におきましては、去る6月23日に委員会を開催し、担当理事者から詳細なる説明を受け、慎重に審査を行いました。
審査結果につきましては、委員会審査報告書のとおりであり、報告第6号につきましては全会一致で原案のとおり承認、議案第62号につきましては賛成多数で可決した次第であります。
以下、審査の過程において論議されました主な項目について、その概要を申し上げます。
初めに、議案第62号令和7年度八幡浜市一般会計補正予算(第1号)歳出4款衛生費、1項保健衛生費、4目母子保健事業費、出産子育て通院交通費助成事業について、理事者より、市内に産科がない状況を鑑み、少子化対策のさらなる推進を図るよう助成の内容を拡充するものである。拡充の内容としては、南予圏域を除くという条件を撤廃し、新たに市内500円、南予圏域1,000円の助成枠を新設し、他市町との差別化を図るため、市外での里帰り出産を予定する方が里帰り先で健診を受ける場合も市内と同額の500円の助成を適用することとした。
さらに、妊娠期から出産後における経済的負担の軽減を図るため、14回の妊婦健診だけでなく、出産後の2回の産婦健診も追加することで基本合計16回分を対象とするよう変更する。
補正予算の議決後、4月1日に遡って適用できるよう要綱を改正し、速やかに施行したいと考えているとの説明があり、さらに別の理事者より、4月からスタートしている不妊治療等交通費助成制度についても、同様の拡充を図ることとしているとの説明があった。
委員より、既に出産が終わった方への周知はどのように行うのかとただしたのに対し、理事者より、既に出産が終わった方には個別で案内する予定である。今後出産された方には、出産後全数把握するために、赤ちゃん訪問という形で保健師が対象宅を訪問し、そのときに案内する予定であるとの答弁でありました。
さらに、別の委員より、申請期限が最終通院日より6か月以内となっているが、1回1回の申請ではなく、全健診分をまとめて一括で申請することも可能かとただしたのに対し、理事者より、保健師による訪問の際に、全健診分を申請していただくよう案内する予定であるとの答弁でありました。
続きまして、歳出8款土木費、4項港湾費、1目港湾管理費、クルーズ船寄港関連事業について、理事者より、11月24日と12月20日に八幡浜港に寄港するクルーズ船・三井オーシャンフジの受入れと今後のクルーズ船誘致に向け、合計270万円の予算を計上している。この予算は、初寄港となる三井オーシャンフジに対し、和太鼓演奏や記念プレート制作などの歓迎セレモニー、乗船客への八幡浜産ミカンの配付やミカンジュース提供による地域PR、さらに寄港日に開催されるみなっと市・健康フェスタやクリスマスオレンジフェスティバルのイベント開催補助金、そして今後のクルーズ船誘致を目的としたクルーズ船社関係者向け視察ツアー費用として計上しているものであり、これらの費用はクルーズ船の誘致による観光客増加と地域経済の活性化を目指した取組の一環であるとの説明があり、委員より、クルーズ船寄港による経済効果はどの程度と考えているかとただしたのに対し、理事者より、当市へのクルーズ船の寄港は約10年ぶりで、市としても大いに期待しており、今回寄港する三井オーシャンフジは、乗客定員が460名ほどである。国のアンケート調査によると、1寄港地につき乗船客1人当たりの消費額は7,000円から1万5,000円程度と想定されているとの答弁でありました。
また、別の委員より、乗客は国内客だけとなるのかとただしたのに対し、理事者より、今回寄港する際の乗船客については、クルーズ船主からまだ連絡をいただいてはいないが、過去の状況では、外国人が1割程度であると聞いているとの答弁がありました。
続きまして、歳出10款教育費、3項小学校費、1目小学校管理費及び4項中学校費、1目中学校管理費、スクールバス購入事業について、理事者より、令和8年度の神山・川上・双岩小学校の統合に伴い、川上・双岩地区の児童の八幡浜南小学校への通学支援用として33人乗りマイクロバスを2台購入し、運転業務をバス会社に委託する。さらに、高野地・古谷地区から千丈小学校への通学支援と川之内・末広地区から八幡浜中学校への通学支援のため、8人乗りミニバンを2台購入し、運転業務をシルバー人材センターへ委託する。これは、現在行っている千丈小学校へのタクシー送迎が今年度で終了すること、また河之内・末広地区から八幡浜中学への通学が現在1路線40分かかっているものを、2路線20分となるよう車両台数を増やすことで送迎の効率化を図ることを目的としているとの説明があり、委員より、シルバー人材センターへ運転業務を委託するに当たり、過去に運転業務をされていた方が運転いただくのであれば安心であるが、そういった人材の確保はできているのかとただしたのに対し、理事者より、有資格者が適任ではあるが、そういった方はあまりいらっしゃらない。現在宮内小、保内中、八幡浜中の運転業務をシルバー人材センターに委託しており、安全を最優先事項としてお願いしている。事故があってはならないため、安全運転の徹底を常々お願いしているところであるとの答弁でありました。
また、別の委員より、購入する車両は通学以外にも使用できるのかとただしたのに対し、理事者より、基本的には通学用ではあるが、部活動の地域展開であるといったような教育の一環とした場面でも使えるよう検討しているとの答弁でありました。
歳出10款教育費、5項社会教育費、7目文化振興費、旧八幡浜市立図書館●移築●再生事業について、委員より、旧図書館の移築はどのような経緯で移築することになったのかとただしたのに対し、理事者より、平成27年10月に八幡浜市新市建設計画等を踏まえた市民会館跡地等の活用を検討するために、市民会館跡地等検討委員会が発足した。検討委員会の報告では、旧図書館を八幡浜市民文化センターComican(コミカン)前に移設・再築し、松村正恒建築のよさを広く伝えるものとすること、活用に当たっては、1階をカフェ、2階を大人・子供のための自習室や読書室にする提案がなされた。その後の保存委員会では、みなと交流館、八幡濱みてみん會、八幡浜青年会議所、コダテル会員など、各種団体の代表者を新たに加え、利活用の在り方について議論を深めた。今回の移築再生事業は、建物の専門家による貴重な松村建築を次の世代につなぎたいという思いだけでなく、市民の代表者からの利活用の意見も踏まえたものであるとの答弁でありました。
さらに、委員より、現在の場所で既存の建物を生かした再生はできないのかとただしたのに対し、理事者より、市民の皆さんが集い、学び、憩う場として、あるいは八幡浜市の歴史や偉人、文化を市内外に発信していくといった新しい役割をこの旧図書館に求めるには、現在の場所よりも八幡神社、Comican(コミカン)、市民図書館、菊池清治邸から成る文化ゾーンの中心部に移築することが必要であると考えている。また、移築・再生することで現在の建築基準法が適用されるため、松村正恒建築の建築様式、風情を保ちながらも、防災性、耐震性、利便性、安全性が確保された建物になる。そのほか、副次的な理由として、移築・再生を行うことによって国の交付金を活用することが可能となり、その結果、市の実質負担額は3,745万円程度になる。さらに、消防団の再編整備が進められており、旧東分団、旧松蔭分団1部、旧白浜分団1部が統合され、新たな消防団詰所を旧図書館の場所に建築することが検討されている。そのような要素を総合的に考慮した上での移築・再生事業であるとの答弁でありました。
さらに、委員より、市の事業として2億5,000万円近いお金をかけ移築・再生をすることが必要なのか、市全体で考えることであるが、一度立ち止まって、今年絶対にする必要があるのか、今の状況であれば3年後でも5年後でもいいのではないか、財政的に余裕ができたときに実施するといった発想を持つべきではないか、いま一度考えていただきたいとの意見が出されました。
続きまして、歳出10款教育費、6項保健体育費、1目保健体育総務費、中学校部活動地域展開検討委員会報償費について、理事者より、今年度当市では中学校部活動の地域展開を推進するため、専属の職員を配置し、部活動やスポーツ競技団体の活動状況を把握するためのヒアリングを行っており、次のステップとして、委員15名による八幡浜市中学校部活動地域展開検討委員会を設置し、必要な事項の検討、部活動改革を実行するための協議を進めていくとの説明がありました。
委員より、以前は部活動地域移行であったが、いつ地域展開ということになったのかとただしたのに対し、理事者より、令和6年12月の国の検討委員会で地域展開という言葉に変わっている。これは教職員の負担軽減のため、部活動の指導を地域指導員に委託するといった狭い意味ではなく、スポーツや文化活動を含む幅広い地域活動を促進し、地域全体で子供たちの育成を担うというより広範な視点によるものである。当初部活動問題解決といった誤解があったため、国は地域展開に変更することでその意図を明確にするものであるとの答弁でありました。
さらに、委員より、市はどういった方向性を持って地域展開を行っていくのかとただしたのに対し、理事者より、地域展開の取組に合わせて行政主導で総合型地域スポーツクラブを設立していく必要がある。総合型地域スポーツクラブの設立によって多種多様なクラブ活動の提供が可能となり、部活動による人間形成を含む継続的な活動が行える体制の構築を目指していく。第1回の検討委員会では、その方向性を明確にしていきたいとの答弁でありました。
さらに別の委員より、総合型地域スポーツクラブ設立の進捗状況はとただしたのに対し、理事者より、市が主体となって立ち上げる総合型地域スポーツクラブは、NPO法人なりの法人格を持ったものとしたい。現在設立に必要な定款等の原案を作成しており、来年度の設立を目標に、検討委員会の中で意見を伺いながら、年度内には形を固めていきたいとの答弁でありました。
以上、審査の主な概要を申し上げまして予算委員会の報告を終わります。
○議長(佐々木加代子君) 以上で各委員長の報告は終わりました。
これより委員長の報告に対する質疑に入ります。
まず、総務産業委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐々木加代子君) 次、予算委員長の報告に対する質疑に入ります。
質疑はありませんか。
(「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐々木加代子君) 以上で委員長の報告に対する質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
討論の通告がありませんので、討論を終結いたします。
これより適宜分割して採決を行います。
念のため申し上げます。各委員会の審査結果は、タブレットで配付しております委員会審査報告書のとおりであります。
―――――――――――――――――――――
○議長(佐々木加代子君) まず、報告第3号専決処分の報告について(八幡浜市市税条例の一部を改正する条例の制定について)を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は承認であります。
本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(佐々木加代子君) 御着席ください。
起立全員であります。
よって、報告第3号は原案のとおり承認されました。
―――――――――――――――――――――
○議長(佐々木加代子君) 次、報告第4号専決処分の報告について(八幡浜市都市計画税条例の一部を改正する条例の制定について)を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は承認であります。
本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(佐々木加代子君) 御着席ください。
起立全員であります。
よって、報告第4号は原案のとおり承認されました。
―――――――――――――――――――――
○議長(佐々木加代子君) 次、報告第5号専決処分の報告について(八幡浜市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について)を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は承認であります。
本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(佐々木加代子君) 御着席ください。
起立全員であります。
よって、報告第5号は原案のとおり承認されました。
―――――――――――――――――――――
○議長(佐々木加代子君) 次、報告第6号専決処分の報告について(令和7年度八幡浜市下水道事業会計補正予算(第1号))を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は承認であります。
本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(佐々木加代子君) 御着席ください。
起立全員であります。
よって、報告第6号は原案のとおり承認されました。
―――――――――――――――――――――
○議長(佐々木加代子君) 次、議案第50号八幡浜市文化会館大規模改修工事(建築主体工事)請負契約の締結についてを採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(佐々木加代子君) 御着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第50号は原案のとおり可決されました。
―――――――――――――――――――――
○議長(佐々木加代子君) 次、議案第51号八幡浜市文化会館大規模改修工事(機械設備工事)請負契約の締結についてを採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(佐々木加代子君) 御着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第51号は原案のとおり可決されました。
―――――――――――――――――――――
○議長(佐々木加代子君) 次、議案第52号財産の取得についてを採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(佐々木加代子君) 御着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第52号は原案のとおり可決されました。
―――――――――――――――――――――
○議長(佐々木加代子君) 次、議案第53号八幡浜市職員の育児休業等に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(佐々木加代子君) 御着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第53号は原案のとおり可決されました。
―――――――――――――――――――――
○議長(佐々木加代子君) 次、議案第54号八幡浜市手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(佐々木加代子君) 御着席ください。
起立多数であります。
よって、議案第54号は原案のとおり可決されました。
―――――――――――――――――――――
○議長(佐々木加代子君) 次、議案第55号八幡浜市企業等誘致促進条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(佐々木加代子君) 御着席ください。
起立多数であります。
よって、議案第55号は原案のとおり可決されました。
―――――――――――――――――――――
○議長(佐々木加代子君) 次、議案第56号八幡浜市下水道条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(佐々木加代子君) 御着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第56号は原案のとおり可決されました。
―――――――――――――――――――――
○議長(佐々木加代子君) 次、議案第57号八幡浜市水道事業給水条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(佐々木加代子君) 御着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第57号は原案のとおり可決されました。
―――――――――――――――――――――
○議長(佐々木加代子君) 次、議案第58号八幡浜市水道法施行条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(佐々木加代子君) 御着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第58号は原案のとおり可決されました。
―――――――――――――――――――――
○議長(佐々木加代子君) 次、議案第59号八幡浜市水道事業の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてないし議案第61号八幡浜市簡易水道条例の一部を改正する条例の制定について、以上3件を一括して採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(佐々木加代子君) 御着席ください。
起立全員であります。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
―――――――――――――――――――――
○議長(佐々木加代子君) 次、議案第62号令和7年度八幡浜市一般会計補正予算(第1号)を採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(佐々木加代子君) 御着席ください。
起立多数であります。
よって、議案第62号は原案のとおり可決されました。
―――――――――――――――――――――
○議長(佐々木加代子君) 次、議案第63号八幡浜中学校武道場新築建築主体工事請負契約の締結についてを採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(佐々木加代子君) 御着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第63号は原案のとおり可決されました。
―――――――――――――――――――――
○議長(佐々木加代子君) 次、議案第64号八幡浜市議会議員及び八幡浜市長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(佐々木加代子君) 御着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第64号は原案のとおり可決されました。
―――――――――――――――――――――
○議長(佐々木加代子君) 次、議案第65号八幡浜市報酬及び費用弁償等支給条例の一部を改正する条例の制定についてを採決いたします。
本件に対する委員長の報告は可決であります。
本件は委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
○議長(佐々木加代子君) 御着席ください。
起立全員であります。
よって、議案第65号は原案のとおり可決されました。
―――――――――――――――――――――
○議長(佐々木加代子君) 日程第5 選挙第2号八幡浜市選挙管理委員及び同補充員の選挙を行います。
念のため申し上げます。この選挙は、地方自治法第181条第2項及び同法第182条第1項、同条第2項の規定により、委員4人と同補充員4人を選挙するものであります。
まず、選挙管理委員の選挙を行います。
お諮りいたします。
この選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐々木加代子君) 御異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
お諮りいたします。
指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐々木加代子君) 御異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は、議長において指名することに決定いたしました。
それでは、選挙管理委員に、ただいまタブレットで配付いたしました候補者名簿のとおり、中榮忠敏さん、宮本雅三さん、二宮政明さん、日野文惠さんの4名を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま議長において指名いたしました4名を選挙管理委員の当選人と決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐々木加代子君) 御異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしましたとおり、中榮忠敏さん、宮本雅三さん、二宮政明さん、日野文惠さんの4名が選挙管理委員に当選されました。
続いて、選挙管理委員の補充員の選挙を行います。
お諮りいたします。
この選挙の方法については、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐々木加代子君) 御異議なしと認めます。
よって、選挙の方法は指名推選によることに決しました。
お諮りいたします。
指名の方法につきましては、議長において指名することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐々木加代子君) 御異議なしと認めます。
よって、指名の方法は議長において指名することに決定いたしました。
それでは、選挙管理委員の補充員に、ただいまタブレットで配付いたしました候補者名簿のとおり、第1順位土井 洋さん、第2順位魚﨑祿三さん、第3順位舛田昭彦さん、第4順位新田幸一さんの4名を指名いたします。
お諮りいたします。
ただいま議長において指名いたしました4名を選挙管理委員の補充員の当選人と決定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(佐々木加代子君) 御異議なしと認めます。
よって、ただいま指名いたしましたとおり、第1順位土井 洋さん、第2順位魚﨑祿三さん、第3順位舛田昭彦さん、第4順位新田幸一さんの4名が選挙管理委員の補充員に当選されました。
―――――――――――――――――――――
○議長(佐々木加代子君) これにて、本日の会議を閉じます。
閉会に当たり、市長から挨拶があります。
市長。
〔市長 大城一郎君登壇〕
○市長(大城一郎君) 閉会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。
去る6月9日に開会しました本会議におきまして、御提案申し上げました全議案に対し、適切なる御決定、御承認をいただきまして誠にありがとうございました。
会期中に議員各位から賜りました御意見、御要望等につきましては、真摯に受け止め、予算の執行等には慎重を期してまいる所存であります。
初めに、八幡浜港みらいプロジェクトの目玉の一つ、市民待望の回転ずし店の誘致について御報告申し上げます。
本議会開会日の総括説明におきまして、回転ずし店の誘致に向けた交渉は大詰めを迎えている旨申し上げたところですが、つい先日事業者と合意に至り、来月中にも予約契約を交わす運びとなりました。
出店いただくこととなったのは、東京都に本社を置き、首都圏ですし店や居酒屋など複数ブランドの飲食チェーンを展開しておられる株式会社サンコー・マーケティング・フーズ様で、近年は自ら水産事業にも乗り出し、また東京豊洲市場で卸売業を営む会社をグループ会社に持ち、八幡浜の水産物の取扱実績もあるなど、水産の1次産業から飲食や小売の3次産業まで手がける水産6次産業化の推進に取り組んでおられる会社です。
この飲食業と水産業を両輪とする独自の事業戦略は、昨年の秋、テレビ東京の人気番組ガイアの夜明けで紹介されるなど、注目を浴びている会社です。
サンコー・マーケティング・フーズ様にとりまして、回転ずし店の出店は初めてということで、新たなチャレンジとなりますが、そのチャレンジの舞台として本市を選んでいただきました。市としましても、市民の皆さんはもちろん、市外客の方々にも喜ばれる八幡浜らしい回転ずし店が誕生するようしっかりとバックアップしていきたいと考えています。
なお、現時点で店舗のオープンは来年11月の予定と聞いております。具体的な店舗内容や運営方法などが決まりましたら、改めまして議員各位へ御説明申し上げますとともに、市民の皆様へもお知らせしたいと考えていますので、ぜひ楽しみにお待ちいただければと思います。
また、今議会におきまして企業等誘致促進条例の改正案に御同意をいただきました。これにより、大型投資の呼び込みにも弾みがつくものと期待しているところです。
皆様に回転ずし店に続く朗報を届けられるよう、より一層企業立地の推進に努めてまいりたいと考えております。引き続き御理解、御支援をよろしくお願い申し上げます。
次に、市内高校生の活躍について御紹介します。
去る4月26日から27日にかけて神奈川県で開催されたJOCジュニアオリンピックカップ全日本ジュニアレスリング選手権大会U17グレコローマンレスリング51キロ級において、八幡浜工業高校レスリング部の阿逹日煌選手が見事優勝を果たしました。
また、阿逹選手は今回の優勝という結果を受け、7月28日からギリシャ・アテネで開催される世界選手権への出場権を獲得しています。世界選手権まで1か月となりました。万全の準備を整え本番に臨み、大舞台で活躍いただくことを大いに期待しております。
結びに、議員各位におかれましては、本議会が現任期中の最終議会となりました。任期中、八幡浜市政の発展に御尽力いただき、誠にありがとうございました。
この夏、8月10日には任期満了に伴う市議会議員選挙が予定されております。厳しい暑さが見込まれる中での選挙戦となりますので、くれぐれも健康に御留意いただき、御検討されますよう心から御祈念申し上げまして、閉会の挨拶といたします。
誠にありがとうございました。
○議長(佐々木加代子君) 以上をもって今議会の日程は全部終了いたしました。
―――――――――――――――――――――
○議長(佐々木加代子君) これをもって令和7年第3回八幡浜市議会定例会を閉会いたします。
午前11時04分 閉会